JP3726362B2 - 洗濯機のポンプ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポンプケース内に呼び水を貯水し、ポンプケース内に設けた吸水口より自吸水可能な洗濯機のポンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のポンプ装置は、図7および図8に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図に示すように、ポンプケース1は、2個のボリュート2を設けて渦室3を形成し、吐出部4を気水分離室5に連通させている。渦室3の内部にランナー6を回転自在に設け、電動機7によりランナー6を駆動する。ボリュート2にボリュート2の内外を連通する戻り水用に穴8を設けている。吸水口9は、ホース(図示せず)などを連結し、風呂水などを吸入するもので、逆止弁10を介して渦室3に連通している。吐出口11は、気水分離室5に連通し、呼び水工程で気水分離した空気を排出するとともに、揚水工程で吸水口9から渦室3に吸入された水を吐出する。呼び水口12は、ポンプケース1内に呼び水を供給するものである。
【0004】
上記構成において動作を説明すると、吸水口9に接続したホースの先端を浴槽(図示せず)内の風呂水の中にいれ、呼び水口12よりポンプケース1内に呼び水を供給した後、電動機7によりランナー6を駆動すると、ランナー6の回転により、ホース内の空気とポンプケース1内の呼び水が渦室3内に吸入されて気水混合され、気泡を含んだ水が吐出部4より吐出される。
【0005】
気泡は気水分離室5を上昇するにしたがって水と分離されて吐出口11より排出される。気泡を分離した水は穴8を通って渦室3内に循環される。このようにして、ホース内の空気が順次排出され、ホース内の空気がなくなると、風呂水などがホースを通して吸入されて、吐出口11より吐出される。
【0006】
このような構成のポンプ装置を洗濯機に組み込み、たとえば、風呂水などで洗濯する場合に、風呂水を洗濯機に給水するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、寒冷地方などで屋外に設置した場合などに、ポンプケース1内の呼び水が凍結し、解凍するまでポンプが使用できなかったり、さらにはポンプケース1が凍結により、亀裂を生じたり、破壊することにより水漏れする恐れがあるなど、実用的に不具合を生じていた。さらに、凍結を未然に防止する手段として、洗濯機等のポンプ装置に毛布等にて覆うようにしているが、完全に凍結を防ぐことができないのが実状であった。
【0008】
本発明は上記課題を解決するもので、ポンプケース内の呼び水が凍結する恐れがあるときは、簡単な操作で排水し、凍結を未然に防止することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、洗濯機のボデー上枠部に配設されたポンプ装置であって、内部に気水分離室を設けその気水分離室内に呼び水を貯水可能なポンプケースと、ホースなどが連結され風呂水等を吸入するための吸水口と、前記吸水口に連通した渦室を形成するランナーケーシング前記ランナーケーシング内に回転自在にランナーを設けられたランナーと、前記ランナーケーシング内の水を前記ランナーの回転により前記気水分離室に吐出する吐出部と、前記気水分離室と連通し前記洗濯機の洗濯兼脱水槽内に注水するように設けられた吐出口とを備え前記ポンプケースの最下部には前記気水分離室と連通する水抜き穴を設け、前記水抜き穴には上下方向に摺動可能に操作軸を設け、前記操作軸は上端が前記水抜き穴を閉塞可能とし、前記ボデー上枠部の下面側より前記操作軸の下端が上方に押されることで前記気水分離室内の水が前記水抜き穴を通って排水されるように構成したものである。
【0010】
これにより、ポンプケース内の呼び水が凍結する恐れがあるときは、簡単な操作で確実に排水することができ、凍結を未然に防止でき、凍結により解凍するまでポンプ装置を使用できなかったり、ポンプケースの凍結による亀裂、破壊などを防止して水漏れの恐れを未然に防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、洗濯機のボデー上枠部に配設されたポンプ装置であって、内部に気水分離室を設けその気水分離室内に呼び水を貯水可能なポンプケースと、ホースなどが連結され風呂水等を吸入するための吸水口と、前記吸水口に連通した渦室を形成するランナーケーシングと、前記ランナーケーシング内に回転自在に設けられたランナーと、前記ランナーケーシング内の水を前記ランナーの回転により前記気水分離室に吐出する吐出部と、前記気水分離室と連通し前記洗濯機の洗濯兼脱水槽内に注水するように設けられた吐出口とを備え、前記ポンプケースの最下部には前記気水分離室と連通する水抜き穴を設け、前記水抜き穴には上下方向に摺動可能に操作軸を設け、前記操作軸は上端が前記水抜き穴を閉塞可能とし、前記ボデー上枠部の下面側より前記操作軸の下端が上方に押されることで前記気水分離室内の水が前記水抜き穴を通って排水されるように構成したものであり、水抜きの操作は、洗濯機の蓋を開けた状態にて、洗濯機本体の前方からボデー上枠部の下面側に手を入れ、指にて水抜きボタンを上方へ押すだけで水抜きが可能となり、機器として非常に簡単な操作で、ポンプケース内の呼び水を完全に排水することができ、凍結を未然に防止することができ、凍結により解凍するまでポンプ装置を使用できなかったり、ポンプケースの凍結による亀裂、破壊などを防止して水漏れの恐れを未然に防止することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、ポンプケースの最下部に設けた水抜き穴の対応位置には、一体に形成したL型状の排水案内ガイドを設け、前記水抜き穴からの排水が前記L型状の排水案内ガイド内を通過るとともに、操作軸の下端には水抜きボタンを設け、前記排水案内ガイドの排水端部は前記水抜きボタンの外寸より露出するように構成したものであり、水抜きボタンを押して排水操作する際、呼び水を効率的に排水する排水能力を最大限に高めることができるとともに、手指に直接排水が触れることを最小限に押さえることができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、ポンプケースの底部、凹状の水寄せ部を設け、水抜き穴は、前記凹状の水寄せ部に設けたものであり、ポンプケース内の水抜き時、ポンプケースの底部に設けた凹状の水寄せ部により、残水はすべて水寄せ部に集めることができ、確実に水抜きより排水処理を行うことができる。また、洗濯機の機器本体の設置状態によりポンプ装置の傾斜が発生しても、水寄せ部に残水が集められることにより、他の箇所に残水せず、確実に水抜きすることができる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、水抜き穴からの排水は、洗濯機の水受槽内に滴下するようにしたものであり、水抜きからの排水は、洗濯機の水受槽内に滴下するため、水受槽以外に滴下することはなく、床面を濡らす等の問題を未然に防止することができる
【0015】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0016】
(実施例1)
図1および図2に示すように、ポンプケース13は、呼び水を貯水可能で、ランナーケーシング14を設けて渦室15を形成し、その吐出部16を気水分離室17に連通させている。渦室15の内部にランナー18を回転自在に設け、電動機19によりランナー18を駆動する。電動機19は、回転子20を永久磁石で構成し、巻線(図示せず)に商用電源を接続することにより、商用電源の周波数により3000r/minまたは3600r/minで回転する。
【0017】
吸水口21は、ホースなどを連結し、風呂水などを吸入するもので、整流ガイド22を介して渦室15に連通している。整流ガイド22は、円筒状の整流筒部23を有し、整流筒部23の端部外周とランナーケーシング14との間にリング状の貫通口24を設けている。吐出口25は、気水分離室17に連通し、呼び水工程で気水分離した空気を排出するとともに、揚水工程で吸水口21から渦室15に吸入された水を吐出する。呼び水口26は、ポンプケース13内に呼び水を供給するものである。
【0018】
水抜き装置27は、ポンプケース13の最下部13aに配設している。この水抜き装置27は、図3に示すように、ポンプケース13の最下部13aに設けた水抜き穴13bに操作軸28を上下方向に摺動可能に設け、この操作軸28の一方にOリング29を嵌着して水抜き穴13bを塞ぐようにし、他方は、ゴム部材にて形成した水抜きボタン30を座金31に嵌着して挟合させている。
【0019】
座金31とポンプケース13と一体に形成したL型状の排水案内ガイド13cとの間にスプリング32を設け、水抜きボタン30を上方に押すことによって、図3に示すように、呼び水は、矢印のように排水するように構成している。通常は、Oリング29によって水抜き穴13bは塞がれ、スプリング32のばね力によって、水密されている。
【0020】
以上のように構成したポンプ装置33は、図4に示すように、洗濯機外枠34内に取着し、先端に吸水フィルター35を設けた吸水ホース36を吸水口21に連結し、吸水フィルター35を浴槽37内に入れている。給水弁38は、注水口39を通して、水受槽40内に配設した洗濯兼脱水槽41に給水するとともに、風呂水使用の場合は、所定時間(約20秒)動作して、洗濯兼脱水槽41内に注水すると同時に注水口39に設けた呼び水吐出口42から、呼び水口26に連結した呼び水パイプ43を通り、ポンプ装置33のポンプケース13内へ満水の状態に供給するようにしている。吐出口25は、吐出パイプ44を通して注水ガイド45に連結し、注水ガイド45に沿って洗濯兼脱水槽41内に注水するように構成している。
【0021】
洗濯兼脱水槽41の底面に回転翼46を回転自在に配設し、回転翼46と洗濯兼脱水槽41をモータ47の回転により、ベルト48を介して減速機49によ駆動し、洗濯、脱水を行うように構成している。
【0022】
上記構成において、洗濯機を風呂水を使用する場合の動作を説明する。まず、給水弁38より所定時間給水して、洗濯兼脱水槽41内に注水すると同時に、注水口39に設けた呼び水吐出口42から呼び水パイプ43を通り、ポンプ装置33のポンプケース13内へ満水の状態に供給される。その直後からポンプ装置33の電動機19を回転し、ランナー18が回転駆動される。
【0023】
ランナー18の回転により、吸水ホース36内の空気とポンプケース13内の呼び水が渦室15内に吸入されて気水混合され、気泡を含んだ水が吐出部16より吐出される。気泡は気水分離室17を上昇するにしたがって水と分離されて吐出口25より排出される。気泡を分離した水は貫通口24を通って渦室15内に循環される。
【0024】
このようにして、吸水ホース36内の空気が順次排出され、吸水ホース36内の空気がなくなると、風呂水が吸水ホース36を通して吸入されて、吐出口25より吐出され、注水ガイド45に沿って洗濯兼脱水槽41内に注水する。洗濯兼脱水槽41内に所定の水位まで給水されると、モータ47により回転翼46が回転し、洗濯兼脱水槽41内の洗濯物を洗濯する。
【0025】
洗濯行程終了後、すすぎ行程に入ると、再度洗濯兼脱水槽41内に給水するが、吸水ホース36内の空気は前行程で排出され、ランナー18が停止しても、吸水口21に設けた逆止弁(図示せず)によって、ポンプ装置33から吸水ホース36内に空気が入らないため、ランナー18の回転と同時に、即座に吸水ホース36より風呂水を吸水して洗濯兼脱水槽41に給水することができる。
【0026】
洗濯動作が終了したとき、ポンプケース13内には水がほぼ満水状態に入っている。冬期、特に寒冷地方などで屋外に設置した場合などでは、ポンプケース1内の呼び水が凍結する場合がある。このような場合は、水抜きボタン30を上方に押すことによって、図3に示すように、呼び水は、矢印のように排水することができ、凍結を未然に防止することができる。
【0027】
このように、水抜きボタン30の簡単な開閉操作で、ポンプケース13内の呼び水を完全に排水することができ、凍結を未然に防止することができ、凍結により解凍するまでポンプ装置33を使用できなかったり、ポンプケース13の凍結による亀裂、破壊などを防止して水漏れの恐れを未然に防止することができる。
【0028】
(実施例2)
に示すように、前記水抜き装置27は、ポンプケース13と一体にL型状に形成した排水案内ガイド13cを設け、呼び水は、水抜きボタン30の操作軸28の方向に対して、略直角方向(X方向)へ排水するように排水案内ガイド13c内を通過させるようにしている。また、排水案内ガイド13cの排水端部13dは、水抜きボタン30の外寸より、寸法Yだけ露出するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0029】
上記構成において作用を説明すると、水抜きボタン30を押して排水操作する際、呼び水を効率的に排水する排水能力を最大限に高めることができるとともに、排水案内ガイド13cの排水端部13dを水抜きボタン30の外寸より露出させているため、手指に直接排水が触れることを最小限に押さえることができる。
【0030】
(実施例3)
図2に示すように、水抜き装置27を配設するポンプケース13の底部形状は、ランナー18の水流を案内するランナーケーシング14の最下部形状と近似させ、凹状の水寄せ部50を設けている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0031】
上記構成において作用を説明すると、水抜き装置27によりポンプケース13内の水を排水するとき、水抜き時の残水は、すべて凹状の水寄せ部50に集められ、確実に排水処理をすることができる。また、洗濯機等の機器本体の設置状態により、ポンプ装置33が傾斜していても、水寄せ部50に残水が集められ、他の箇所に残水することなく水抜きをすることができる。
【0032】
(実施例4)
図5に示すように、ポンプ装置33の水抜き装置27の水抜き滴下位置51は、洗濯機の水受槽40内に滴下する位置に配設している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0033】
上記構成において作用を説明すると、水抜き装置27からの排水は、水受槽40内に滴下するため、水受槽40以外に滴下することはなく、床面を濡らすなどの問題を未然に防止することができる。さらに、万一、水抜き装置27の故障により水漏れが発生しても、水受槽40内に滴下させることにより、洗濯機の下面へ水漏れするのを防止できる。
【0034】
(実施例5)
図6に示すように、水抜き装置27の水抜きボタン(操作部)30は、洗濯機外枠34の上枠部52の下面側に配設し、水抜きボタン30を上下方向に操作し、水抜きできるようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0035】
上記構成において作用を説明すると、水抜き装置27の操作は、洗濯機の蓋53を開けた状態にて、洗濯機本体の前方から上枠部52の下面側に手を入れ、指にて水抜きボタン30を上方へ押すだけで水抜きが可能となり、機器として非常に簡単な操作で、水抜きをすることができる。
【0036】
なお、上記実施例では、ポンプ装置33を洗濯機に取着して風呂水を給水するように構成しているが、ポンプ装置33は洗濯機以外の水使用機器の給水手段として使用できる。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、洗濯機のボデー上枠部に配設されたポンプ装置であって、内部に気水分離室を設けその気水分離室内に呼び水を貯水可能なポンプケースと、ホースなどが連結され風呂水等を吸入するための吸水口と、前記吸水口に連通した渦室を形成するランナーケーシングと、前記ランナーケーシング内に回転自在に設けられたランナーと、前記ランナーケーシング内の水を前記ランナーの回転により 前記気水分離室に吐出する吐出部と、前記気水分離室と連通し前記洗濯機の洗濯兼脱水槽内に注水するように設けられた吐出口とを備え、前記ポンプケースの最下部には前記気水分離室と連通する水抜き穴を設け、前記水抜き穴には上下方向に摺動可能に操作軸を設け、前記操作軸は上端が前記水抜き穴を閉塞可能とし、前記ボデー上枠部の下面側より前記操作軸の下端が上方に押されることで前記気水分離室内の水が前記水抜き穴を通って排水されるようにしたから、水抜きの操作は、洗濯機の蓋を開けた状態にて、洗濯機本体の前方からボデー上枠部の下面側に手を入れ、指にて水抜きボタンを上方へ押すだけで水抜きが可能となり、機器として非常に簡単な操作で、ポンプケース内の呼び水を完全に排水することができ、凍結を未然に防止することができ、凍結により解凍するまでポンプ装置を使用できなかったり、ポンプケースの凍結による亀裂、破壊などを防止して水漏れの恐れを未然に防止することができる。
【0038】
また、請求項2に記載の発明によれば、ポンプケースの最下部に設けた水抜き穴の対応位置には、一体に形成したL型状の排水案内ガイドを設け、前記水抜き穴からの排水が前記L型状の排水案内ガイド内を通過るとともに、操作軸の下端には水抜きボタンを設け、前記排水案内ガイドの排水端部は前記水抜きボタンの外寸より露出するようにしたから、水抜きボタンを押して排水操作する際、呼び水を効率的に排水する排水能力を最大限に高めることができるとともに、手指に直接排水が触れることを最小限に押さえることができる。
【0039】
また、請求項3に記載の発明によれば、ポンプケースの底部、凹状の水寄せ部を設け、水抜き穴は、前記凹状の水寄せ部に設けたから、ポンプケース内の水抜き時、ポンプケースの底部に設けた凹状の水寄せ部により、残水はすべて水寄せ部に集めることができ、確実に水抜きより排水処理を行うことができる。また、洗濯機等の機器本体の設置状態によりポンプ装置の傾斜が発生しても、水寄せ部に残水が集められることにより、他の箇所に残水せず、確実に水抜きすることができる。
【0040】
また、請求項4に記載の発明によれば、水水抜き穴からの排水は、洗濯機の水受槽内に滴下するようにしたから、水抜きからの排水は、洗濯機の水受槽内に滴下するため、水受槽以外に滴下することはなく、床面を濡らす等の問題を未然に防止することができる
図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の洗濯機等のポンプ装置の断面図
【図2】 同洗濯機等のポンプ装置の一部切欠した側面図
【図3】 同洗濯機等のポンプ装置の要部拡大断面図
【図4】 同洗濯機等のポンプ装置を具備した洗濯機の断面図
【図5】 本発明の第4の実施例の洗濯機等のポンプ装置を具備した洗濯機の横断面図
【図6】 本発明の第5の実施例の洗濯機等のポンプ装置を具備した洗濯機の断面図
【図7】 従来の洗濯機等のポンプ装置の断面図
【図8】 同洗濯機等のポンプ装置の一部切欠した側面図
【符号の説明】
13 ポンプケース
14 ランナーケーシング
15 渦室
18 ランナー
21 吸水口
27 水抜き装置
30 水抜きボタン

Claims (4)

  1. 洗濯機のボデー上枠部に配設されたポンプ装置であって、内部に気水分離室を設けその気水分離室内に呼び水を貯水可能なポンプケースと、ホースなどが連結され風呂水等を吸入するための吸水口と、前記吸水口に連通した渦室を形成するランナーケーシングと、前記ランナーケーシング内に回転自在に設けられたランナーと、前記ランナーケーシング内の水を前記ランナーの回転により前記気水分離室に吐出する吐出部と、前記気水分離室と連通し前記洗濯機の洗濯兼脱水槽内に注水するように設けられた吐出口とを備え、前記ポンプケースの最下部には前記気水分離室と連通する水抜き穴を設け、前記水抜き穴には上下方向に摺動可能に操作軸を設け、前記操作軸は上端が前記水抜き穴を閉塞可能とし、前記ボデー上枠部の下面側より前記操作軸の下端が上方に押されることで前記気水分離室内の水が前記水抜き穴を通って排水されるようにした洗濯機のポンプ装置。
  2. ンプケースの最下部に設けた水抜き穴の対応位置には、一体に形成したL型状の排水案内ガイドを設け、前記水抜き穴からの排水が前記L型状の排水案内ガイド内を通過るとともに、操作軸の下端には水抜きボタンを設け、前記排水案内ガイドの排水端部は前記水抜きボタンの外寸より露出するようにした請求項1記載の洗濯機のポンプ装置。
  3. ンプケースの底部、凹状の水寄せ部を設け、水抜き穴は、前記凹状の水寄せ部に設けた請求項1記載の洗濯機のポンプ装置。
  4. 水抜き穴からの排水は、洗濯機の水受槽内に滴下するようにした請求項1記載の洗濯機のポンプ装置
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