JP3722018B2 - 遮光反射型発光ダイオード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光素子を有する光源とそれと対向して設けられた反射鏡と遮光部材とを具備する遮光反射型発光ダイオード(以下、「遮光反射型LED」とも略する。)に関するものである。なお、本明細書中ではLEDチップそのものは「発光素子」と呼び、LEDチップを搭載したパッケージ樹脂またはレンズ系等の光学装置を含む発光体を「光源」と呼び、光源を搭載した発光装置全体を「発光ダイオード」または「LED」と呼ぶこととする。
【0002】
【従来の技術】
フルカラーディスプレイに用いられる発光ダイオードには、R,G,Bの光の三原色を発光する3つの発光素子が1つのリードフレーム上にマウントされて樹脂封止されたものがある。このような従来の多色LEDの一例について、図4を参照して説明する。図4(a)は従来の多色LEDの全体構成を示す平面図、(b)は縦断面図である。
【0003】
図4に示されるように、この多色LED21においては、一方のリード23a上に凹状の反射鏡23cが形成され、その底面に赤色発光素子22R,緑色発光素子22G,青色発光素子22Bがマウントされている。一方のリード23aの近傍には3本の他方のリード23R,23G,23Bが伸びており、3本のワイヤ24R,24G,24Bによってそれぞれ赤色発光素子22R,緑色発光素子22G,青色発光素子22Bとボンディングされて、電気的接続が取られている。そして、3つの発光素子22R,22G,22B、凹状の反射鏡23c、3本のワイヤ24R,24G,24B、及びリード23a,23R,23G,23Bの一部が透明エポキシ樹脂25によって封止されるとともに楕円状の凸レンズ26がモールドされている。この多色LED21の長径方向の長さは7.5mmであり、かかる多色LED21が複数個10mmピッチで基板に配列されて、フルカラーディスプレイが形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかる多色LED21を表面実装しようとすると、長径方向の長さが7.5mmと大型であるために、表面実装時の200℃近い高温における封止樹脂とリード部の金属の熱膨張率の差による熱歪の影響がより大きくなって、ワイヤ24R,24G,24Bの断線の確率が高くなり、不良品発生率が大きくなる。また、各発光素子22R,22G,22Bには光度及び色度のばらつきがあり、例えば緑色発光素子22Gにも青色がかった緑色や黄色がかった緑色を発するものがあるが、事前に選別し、かつ選別に基づきマウントするのは、光度ランク分け×色度ランク分けの組み合わせとなり、実施に手間がかかるばかりか歩留まりの低下も生じる。したがって、光度及び色度のばらつきを互いに相性の良い発光素子22R,22G,22Bを組み合わせることによって解消するということができず、フルカラーディスプレイに色や明るさの表示むらが発生してしまう。また、各発光素子22R,22G,22Bの配光特性が異なるため、各色の色バランスが方向によって異なり、異なる色に認識されるものとなる。さらに、1つの集光レンズに対し3色の3つの発光素子を有するため、多色LED21から放射される光に軸ずれが生じてしまうという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、表面実装することができ、ディスプレイの表示むらを低減することができるとともに、発光素子間の配光特性を均一化することができる遮光反射型発光ダイオードを提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、発光素子を有する光源と、前記光源に対向して設けられた反射鏡と、前記反射鏡に外部から入射する光を制限する遮光部材とを具備し、前記遮光部材は光学的開口部を有し、前記反射鏡は前記光源から発し、前記反射鏡で反射した光が線状に集光される柱面形状であり、線状に集光された光が前記遮光部材の前記光学的開口部を通して外部放射されるものである。
【0007】
ここで、「光学的開口部」は、貫通孔でも良いし、光透過性材料で塞がれた孔であっても良い。
【0008】
かかる構成の遮光反射型LEDにおいては、光源は1つの発光素子しか有さない小型のものであるので、樹脂封止されていたとしても樹脂と金属の熱膨張率の差による熱歪の影響を殆ど受けることなく、したがって極めて低い不良率で表面実装することができる。また、光源として作成された段階で発光素子の光度及び色度のばらつきを見ることができるので、遮光反射型LED内に複数の光源を実装する場合には、各発光素子の光度及び色度の特性をみた上で相性の良い光源を組み合わせることができ、したがってディスプレイとした場合の表示むらを著しく低減することができる。さらに、各光源の取り付け方を微調整することによって、各発光素子間の配光特性の違いを打ち消して均一化することができる。
【0009】
このようにして、表面実装することができ、ディスプレイの表示むらを低減することができるとともに、発光素子間の配光特性を均一化することができる遮光反射型発光ダイオードとなる。
【0010】
請求項2の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項1の構成において、前記光学的開口部は前記柱面形状の反射鏡による集光エリア相当の大きさと形状であるものである。
【0011】
これによって、光学的開口部は柱面形状の反射鏡による集光エリア相当の大きさと形状であることから、外部からの光の入射を遮光部材で防ぎつつ、外部放射効率を最大限に高くすることができる。
【0012】
請求項3の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項1または請求項2の構成において、前記光源は、前記発光素子の周囲に設けられた凹状の反射鏡を有するものである。
【0013】
したがって、発光素子の発光面から発せられた光は水平方向には拡散せず、発光面に垂直な軸から約70度の範囲内に集中して照射される。このため、光源に対向して設けられた反射鏡は、この発光面に垂直な軸から約70度の範囲内に照射される光を反射すれば良いので、反射鏡の端部を光源から離して配置することができ、また反射鏡の設計自由度が増す。さらに、反射鏡が柱面形状であることから、柱面の両端面に照射された光は反射されずに吸収されてしまうが、発光素子の周囲に凹状の反射鏡を設けることによって柱面の両端面には光は照射されず、発光素子から発せられた光を無駄に消費することがない。
【0014】
このようにして、反射鏡の配置と設計の自由度が増すとともに、発光素子から発せられた光を無駄に消費することがない遮光反射型発光ダイオードとなる。
【0015】
請求項4の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記光源は、前記発光素子と前記凹状の反射鏡を封止するとともに、前記発光素子の発光面側に光放射面を形成する光透過性材料を具備するものである。
【0016】
かかる構成の遮光反射型LEDにおいては、発光素子が光透過性材料で封止されていることによって発光素子から発せられる光量が封止されていない場合の約2倍になる。これによって、光源ひいては遮光反射型LEDの光度が大幅に増加する。そして、発光素子の発光面側に光放射面が形成されていることによって、発光素子の周囲に凹状の反射鏡が設けられている場合に照射範囲が制限される発光素子から発せられる光をさらに制御して照射範囲を制限することができる。これによって、光源と対向して設けられた反射鏡の配置と設計の自由度をさらに増すことができる。
【0017】
このようにして、光度が大幅に増加するとともに反射鏡の配置と設計の自由度をさらに増すことができる遮光反射型LEDとなる。
【0018】
請求項5の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項4の構成において、前記光放射面は凸レンズであるものである。
【0019】
かかる構成の遮光反射型LEDにおいては、発光素子の発光面側に凸レンズが形成されていることによって、発光素子から発せられる光をさらに集光して照射範囲をより狭めることができる。これによって、光源と対向して設けられた反射鏡の端部を発光素子の発光面からさらに離すことができるので、反射鏡の設計自由度をさらに増すことができる。
【0020】
このようにして、光源から照射される光の範囲をさらに狭めることによって反射鏡の配置と設計の自由度をさらに増すことができる遮光反射型LEDとなる。
【0021】
請求項6の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項4または請求項5の構成において、前記光放射面は柱面形状の反射鏡の長手方向に略垂直な方向に長径方向が向いた楕円体凸レンズの頂き部分を湾曲した柱面で前記長径方向にカットした形状であるものである。
【0022】
このため、発光素子から発せられた光は楕円体凸レンズの長径方向については全て斜め方向に光放射面から放射されることになり、光源の真下付近の反射鏡には光が放射されないことになる。これによって、スリット状の光学的開口部から放射される光は光学的開口部に対して垂直な方向に向かう光が多くなり、ディスプレイとした場合に垂直方向の光の拡がり角が狭くなってディスプレイとして好ましい光放射特性が得られる。これに対して、反射鏡の長手方向については楕円面の光放射面から発光素子の光が放射されるため、光が拡がって反射鏡で反射され光学的開口部の長さ一杯に反射光が放射される。これによって、ディスプレイとした場合に水平方向の光の拡がり角が広くなってディスプレイとして好ましい光放射特性が得られる。
【0023】
このようにして、ディスプレイとしたときに垂直方向、水平方向ともに好ましい光放射特性が得られる遮光反射型発光ダイオードとなる。
【0024】
請求項7の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項1乃至請求項6のいずれか1つの構成において、前記光源は複数個であり、該複数の光源は前記柱面形状の反射鏡の軸方向に沿って配列されているものである。
【0025】
このように複数の光源が柱面形状の反射鏡の軸方向に沿って配列されているため、これら複数の光源は互いに軸ずれを起こすことがない。
【0026】
このようにして、反射型発光ダイオードにおいて複数の光源を搭載しても互いに軸ずれを起こすことがない遮光反射型発光ダイオードとなる。
【0027】
請求項8の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項1乃至請求項7のいずれか1つの構成において、前記光源は複数個であり、異なる複数色の光を発する光源を備えるものである。
【0028】
かかる構成を有する遮光反射型LEDにおいては、異なる複数色の光を発する複数個の光源を備えているため、複数色が混色されて外部放射されることになる。この場合、軸ずれと配光特性の違いによる色むらが生ずる心配があるが、これら複数個の光源を柱面形状の反射鏡の軸方向に沿って配列することによって、軸ずれを起こすことがない。また、各光源の取り付け方を微調整することによって、各発光素子間の配光特性の違いを打ち消して配光特性を均一化することができるので、色むらが生ずることもない。
【0029】
このようにして、異なる複数色の光源を備える反射型発光ダイオードにおいても軸ずれと色むらを起こす心配のない遮光反射型発光ダイオードとなる。
【0030】
請求項9の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項1乃至請求項8のいずれか1つの構成において、前記光源は、赤色発光素子を有する赤色光源と、緑色発光素子を有する緑色光源と、青色発光素子を有する青色光源であるものである。
【0031】
かかる構成を有する遮光反射型LEDにおいては、光の三原色を発光する3つの光源を有しているため、各光源に供給する電力を変化させることによってあらゆる色の発光が可能な遮光反射型LEDとなり、これを複数個基板上に配置することによってフルカラーディスプレイを構成することができる。そして、光源は1つの発光素子しか有さない小型のものであるので、樹脂封止されていたとしても樹脂と金属の熱膨張率の差による熱歪の影響を殆ど受けることなく、極めて低い不良率で表面実装することができる。また、発光素子を樹脂封止した状態である光源として作成された段階では、それぞれに用いられている発光素子の光度及び色度のばらつき具合を、実装する前に予め調べて選別しておくことが容易であるため、3色の発光素子の光度及び色度の特性をみた上で相性の良い光源を組み合わせて実装することが実用的に可能であり、フルカラーディスプレイの表示むらを著しく低減することができる。さらに、各光源の取り付け方を微調整することによって、各発光素子間の配光特性の違いを打ち消して均一化することができる。
【0032】
このようにして、フルカラーディスプレイを構成することができて表面実装することができ、ディスプレイの表示むらを低減することができるとともに、発光素子間の配光特性を均一化することができる遮光反射型発光ダイオードとなる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0034】
実施の形態1
まず、本発明の実施の形態1について、図1及び図2を参照して説明する。図1(a)は本発明の実施の形態1にかかる遮光反射型発光ダイオードの構成を示す平面図、(b)はY方向に沿って破断した縦断面図、(c)はX方向に沿って破断した縦断面図である。図2(a)は本発明の実施の形態1にかかる遮光反射型発光ダイオードの光源の構成を示す平面図、(b)はY方向に沿って破断した縦断面図、(c)はX方向に沿って破断した縦断面図である。
【0035】
図1(a)に示されるように、本実施の形態1の遮光反射型LED1においては、実装基板を兼ねた遮光部材9にX方向に伸びた2本のスリット状の光学的開口部10a,10bが穿設されており、これらの光学的開口部10a,10bから外部にLED光が放射される。
【0036】
図1(b)に示されるように、遮光部材9の裏側には光学的開口部10a,10bの中間において、発光素子を有する光源2が表面実装されている。光源2は後述するように1つの発光素子のみを樹脂封止した小型のものであるため、表面実装時の200℃近い高温下においても樹脂と金属の熱膨張率の差による熱歪の影響を殆ど受けることなく、極めて低い不良率で表面実装することができる。
【0037】
この光源2と対向して、遮光部材9から離れた位置に、ポリカーボネート樹脂の凹状の表面にアルミニウム蒸着を施すことにより反射鏡8を形成した反射基板7が配置されている。反射鏡8のうち反射面8aは、光源2と光学的開口部10aとを2つの焦点とする楕円の一部を光学的開口部10aの長手方向(図1(a)のX方向)に延長した柱面形状を有している。また、反射面8bは、光源2と光学的開口部10bとを2つの焦点とする楕円の一部を光学的開口部10bの長手方向に延長した柱面形状を有している。したがって、光源2から放射されて反射面8aで反射された光は全て光学的開口部10aに集光され、光学的開口部10aから外部に放射される。また、光源2から放射されて反射面8bで反射された光は全て光学的開口部10bに集光され、光学的開口部10bから外部に放射される。
【0038】
さらに、図1(c)に示されるように、本実施の形態1の遮光反射型LED1においては、3つの光源2R,2G,2BがX方向に並んで遮光部材9の裏側に表面実装されている。即ち、光の三原色を発光する赤色光源2R,緑色光源2G,青色光源2BがX方向の中央に密に実装されている。これによって、遮光反射型LED1は、各光源2R,2G,2Bに供給する電力を制御することによって、あらゆる色の光を放射することができ、フルカラーディスプレイに用いることができる。
【0039】
また、発光素子を樹脂封止した状態である3色の光源2R,2G,2Bでは、それぞれに用いられている発光素子の光度及び色度のばらつき具合を、実装する前に予め調べて選別しておくことが容易であるため、相性の良い3色の光源2R,2G,2Bを組み合わせて実装することが実用的に可能であり、フルカラーディスプレイにおける表示むらを著しく低減することができる。さらに、反射鏡8は光源2と光学的開口部10a,10bとをそれぞれ焦点とする楕円の一部が光学的開口部10a,10bの長手方向に沿って伸びた柱面形状であるため、複数の光源2R,2G,2Bを長手方向に沿って配列することによって、軸ずれを起こすことがない。
【0040】
次に、本実施の形態1の遮光反射型LED1に用いられる光源2の構成について、図2を参照して説明する。図2(a),(b)に示されるように、光源2は発光素子3に電力を供給する1対のリード4a,4bのうち、一方のリード4aの先端を凹状の反射鏡4cとして、この反射鏡4cの底面に発光素子3を銀ペーストでマウントしている。そして、発光素子3と他方のリード4bとをワイヤ5でボンディングして電気的接続をとった後、発光素子3、反射鏡4c、ワイヤ5、及び1対のリード4a,4bの一部を光透過性材料としての透明エポキシ樹脂6で封止するとともに、発光素子3の発光面側に光放射面6aを形成している。その後、1対のリード4a,4bの透明エポキシ樹脂6から出ている部分を透明エポキシ樹脂6の側面に沿って略垂直に曲げ、さらに透明エポキシ樹脂6の背面に沿って略垂直に曲げることによって、表面実装が可能な光源2となる。
【0041】
かかる構成を有する光源2においては、発光素子3の周囲に凹状の反射鏡4cが設けられているために発光素子3の発光面から水平方向に出る光も凹状の反射鏡4cで反射されて、発光素子3から出る光は発光面に垂直な軸から約70度の範囲内に集中して照射される。これによって、図1(b)に示されるように、反射鏡8の端面が遮光部材9に接する位置まで届く必要がなく、反射鏡8を光源2及び遮光部材9から離して配置することができる。また、図1(c)に示される柱面形状の反射鏡8の両端面7aに照射された光は反射されることなく吸収されてしまうが、本実施の形態1の遮光反射型LED1においては、凹状の反射鏡4cによって光の照射される範囲を発光面に垂直な軸から約70度の範囲内に絞っているため、これらの両端面7aには光が照射されることはなく、発光素子3から発せられた光が無駄に消費されるのを防ぐことができる。さらには、柱面形状の反射鏡8だけでなく柱面に垂直な両端面7aにも反射鏡を備えたものとしても良い。
【0042】
また、図2(a)に示されるように、光源2の光放射面6aは、楕円体形状の凸レンズの頂部を湾曲した柱面で楕円体の長径方向にカットした形状を有している。このため、発光素子3から発せられ光放射面6aから放射される光のY方向成分については斜め方向に屈折されることになり、図1(b)に示されるように、光源2の真下付近の反射鏡8には光があまり放射されないことになる。これによって、スリット状の光学的開口部10a,10bから放射される光はZ方向成分が大きいものとなり、ディスプレイとした場合に垂直方向(Y方向)の光の拡がり角が狭くなってディスプレイとして好ましい光放射特性が得られる。これに対して、X方向については楕円面の光放射面6aから発光素子3の光が放射されるため、光が拡がって反射鏡8で反射され光学的開口部10a,10bのスリット長さ一杯に反射光が放射される。これによって、ディスプレイとした場合に水平方向(X方向)の光の拡がり角が広くなってディスプレイとして好ましい光放射特性が得られる。
【0043】
さらに、外部からの入射光は、大半が遮光部材9により吸収される。ごく一部光学的開口部10a,10bを通過して入射する光は、反射鏡8で反射されその後大半が吸収されるので外部反射光は僅かである。このため点灯時には発光素子3からの光を有効に外部放射できる。一方で、光源2の消灯時には擬似点灯や全体が白っぽく見えるダークノイズの問題が生ぜず、点灯時と消灯時のコントラストの高い遮光反射型LEDとなる。
【0044】
実施の形態2
次に、本発明の実施の形態2について、図3を参照して説明する。図3(a)は本発明の実施の形態2にかかる遮光反射型発光ダイオードの構成を示す平面図、(b)はY方向に沿って破断した縦断面図、(c)はX方向に沿って破断した縦断面図である。
【0045】
図3(a)に示されるように、本実施の形態2の遮光反射型LED11においては、実装基板を兼ねた遮光部材19にX方向に伸びた4本のスリット状の光学的開口部20a,20b,20c,20dが穿設されており、これらの光学的開口部20a,20b,20c,20dから外部にLED光が放射される。
【0046】
図3(b)に示されるように、遮光部材19の裏側には光学的開口部20b,20cの中間において、発光素子を有する光源2が表面実装されている。光源2の構成は実施の形態1と同様であり、1つの発光素子3のみを透明エポキシ樹脂6で封止した小型のものであるため、表面実装時の200℃近い高温下においても樹脂と金属の熱膨張率の差による熱歪の影響を殆ど受けることなく、極めて低い不良率で表面実装することができる。
【0047】
この光源2と対向して、遮光部材19から離れた位置に、ポリカーボネート樹脂の凹状の表面にアルミニウム蒸着を施すことにより反射鏡18を形成した反射基板17が配置されている。反射鏡18のうち反射面18aは、光源2と光学的開口部20aとを2つの焦点とする楕円の一部を光学的開口部20aの長手方向(図3(a)のX方向)に延長した柱面形状を有している。また、反射面18bは、光源2と光学的開口部20bとを2つの焦点とする楕円の一部を光学的開口部20bの長手方向に延長した柱面形状を有している。さらに、反射面18cは、光源2と光学的開口部20cとを2つの焦点とする楕円の一部を光学的開口部20cの長手方向に延長した柱面形状を有しており、反射面18dは、光源2と光学的開口部20dとを2つの焦点とする楕円の一部を光学的開口部20dの長手方向に延長した柱面形状を有している。
【0048】
したがって、光源2から放射されて反射面18aで反射された光は全て光学的開口部20aに集光され、光学的開口部20aから外部に放射される。また、光源2から放射されて反射面18bで反射された光は全て光学的開口部20bに集光され、光学的開口部20bから外部に放射される。さらに、光源2から放射されて反射面18cで反射された光は全て光学的開口部20cに集光されて光学的開口部20cから外部に放射され、光源2から放射されて反射面18dで反射された光は全て光学的開口部20dに集光されて光学的開口部20dから外部に放射される。
【0049】
ここで、光源2の光放射面6aは、実施の形態1と同様に、楕円体形状の凸レンズの頂部を湾曲した柱面で楕円体の長径方向にカットした形状を有している。このため、発光素子3から発せられ光放射面6aから放射される光のY方向成分については斜め方向に屈折されることになり、図3(b)に示されるように、光源2の真下付近の反射鏡18には光があまり放射されないことになる。これによって、スリット状の光学的開口部20a,20b,20c,20dから放射される光はZ方向成分が大きいものとなり、ディスプレイとした場合に垂直方向(Y方向)の光の拡がり角が狭くなってディスプレイとして好ましい光放射特性が得られる。
【0050】
これに対して、X方向については、実施の形態1と同様に楕円面の光放射面6aから発光素子3の光が放射されるため、光が拡がって反射鏡18で反射され光学的開口部20a,20b,20c,20dのスリット長さ一杯に反射光が放射される。これによって、ディスプレイとした場合に水平方向(X方向)の光の拡がり角が広くなってディスプレイとして好ましい光放射特性が得られる。
【0051】
さらに、外部からの入射光は、大半が遮光部材9により吸収される。ごく一部光学的開口部20a,20b,20c,20dを通過して入射する光は、反射鏡18で反射されその後大半が吸収されるので外部反射光は僅かである。このため点灯時には発光素子3からの光を有効に外部放射できる。一方で、光源2の消灯時には擬似点灯や全体が白っぽく見えるダークノイズの問題が生ぜず、点灯時と消灯時のコントラストの高い遮光反射型LEDとなる。
【0052】
また、図3(c)に示されるように、本実施の形態2の遮光反射型LED11においても、本実施の形態1と同様に3つの光源2R,2G,2BがX方向に並んで遮光部材9の裏側に表面実装されている。即ち、光の三原色を発光する赤色光源2R,緑色光源2G,青色光源2BがX方向の中央に密に実装されている。これによって、遮光反射型LED11は、各光源2R,2G,2Bに供給する電力を制御することによって、あらゆる色の光を放射することができ、フルカラーディスプレイに用いることができる。
【0053】
また、発光素子を樹脂封止した状態である3色の光源2R,2G,2Bでは、それぞれに用いられている発光素子の光度及び色度のばらつき具合を、実装する前に予め調べて選別しておくことが容易であるため、相性の良い3色の光源2R,2G,2Bを組み合わせて実装することが実用的に可能であり、フルカラーディスプレイにおける表示むらを著しく低減することができる。さらに、反射鏡18は光源2と光学的開口部20a,20b,20c,20dとをそれぞれ焦点とする楕円の一部が光学的開口部20a,20b,20c,20dの長手方向に沿って伸びた柱面形状であるため、複数の光源2R,2G,2Bを長手方向に沿って配列することによって、軸ずれを起こすことがない。
【0054】
さらに、図3(c)に示される柱面形状の反射鏡18の両端面17aに照射された光は反射されることなく吸収されてしまうが、本実施の形態2の遮光反射型LED11の光源2においても、凹状の反射鏡4cによって光の照射される範囲を発光面に垂直な軸から約70度の範囲内に絞っているため、これらの両端面17aには光が照射されることはなく、発光素子3から発せられた光が無駄に消費されるのを防ぐことができる。さらには、柱面形状の反射鏡18だけでなく、柱面に垂直な両端面17aにも反射鏡を備えたものとしても良い。
【0055】
上記各実施の形態においては、光源2について発光素子3及び凹状の反射鏡4c等を光透過性材料としての透明エポキシ樹脂6で封止した場合について説明したが、必ずしも樹脂封止しなくても良い。また、透明エポキシ樹脂6により形成される光放射面6aを楕円体形状の凸レンズの頂部を湾曲した柱面で楕円体の長径方向にカットした形状とした場合について説明したが、光放射面としては、平坦面、発光素子を原点とする半球面、楕円面を始めとして他にも種々の形状とすることができる。
【0056】
また、上記各実施の形態においては、光源2について発光素子3の周囲に凹状の反射鏡4cを設けた場合について説明したが、必ずしも凹状の反射鏡4cを設けなくても良い。
【0057】
さらに、上記各実施の形態においては、封止材料としての光透過性材料として透明エポキシ樹脂6を使用した例について説明したが、その他にも透明シリコン樹脂を始めとして、硬化前の流動性、充填性、硬化後の透明性、強度等の条件を満たすものであれば、どのような光透過性材料を用いても良い。
【0058】
また、上記各実施の形態においては、光学的開口部10a,10b,20a,20b,20c,20dをスリット状とした場合について説明したが、光学的開口部はスリット状に限られず、反射鏡で集光された光が通る形状とすれば良い。
【0059】
また、上記各実施の形態においては、光学的開口部10a,10b,20a,20b,20c,20dを貫通孔とした場合について説明したが、透明エポキシ樹脂やガラス等の光透過性材料で塞がれた孔とすることもできる。また、スリット状の光学的開口部をそれぞれ2本と4本設けた場合について説明したが、スリット状の光学的開口部の数は1本でも3本でも何本でも良い。
【0060】
さらに、上記各実施の形態においては、光源2を表面実装する実装基板にスリット状の光学的開口部を設けて遮光部材と兼用しているが、実装基板には光学的開口部より大きな孔を開けておいて、遮光部材は別に設ける構成とすることもできる。
【0061】
また、上記各実施の形態においては、光源2として光の三原色を発光する赤色光源2R,緑色光源2G,青色光源2Bを実装した場合について説明したが、光源の発光色はこれらの3色に限られず、また必ずしも複数の発光色の光源としなくても良い。光源の数も、1個でも何個でも構わない。
【0062】
遮光反射型発光ダイオードのその他の部分の構成、形状、数量、材質、大きさ、接続関係等についても、上記各実施の形態に限定されるものではない。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、発光素子を有する光源と、前記光源に対向して設けられた反射鏡と、前記反射鏡に外部から入射する光を制限する遮光部材とを具備し、前記遮光部材は光学的開口部を有し、前記反射鏡は前記光源から発し、前記反射鏡で反射した光が線状に集光される柱面形状であり、線状に集光された光が前記遮光部材の前記光学的開口部を通して外部放射されるものである。
【0064】
ここで、「光学的開口部」は、貫通孔でも良いし、光透過性材料で塞がれた孔であっても良い。
【0065】
かかる構成の遮光反射型LEDにおいては、光源は1つの発光素子しか有さない小型のものであるので、樹脂封止されていたとしても樹脂と金属の熱膨張率の差による熱歪の影響を殆ど受けることなく、したがって極めて低い不良率で表面実装することができる。また、光源として作成された段階で発光素子の光度及び色度のばらつきを見ることができるので、遮光反射型LED内に複数の光源を実装する場合には、各発光素子の光度及び色度の特性をみた上で相性の良い光源を組み合わせることができ、したがってディスプレイとした場合の表示むらを著しく低減することができる。さらに、各光源の取り付け方を微調整することによって、各発光素子間の配光特性の違いを打ち消して均一化することができる。
【0066】
このようにして、表面実装することができ、ディスプレイの表示むらを低減することができるとともに、発光素子間の配光特性を均一化することができる遮光反射型発光ダイオードとなる。
【0067】
請求項2の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項1の構成において、前記光学的開口部は前記柱面形状の反射鏡による集光エリア相当の大きさと形状であるものである。
【0068】
これによって、請求項1に記載の効果に加えて、光学的開口部は柱面形状の反射鏡による集光エリア相当の大きさと形状であることから、外部からの光の入射を遮光部材で防ぎつつ、外部放射効率を最大限に高くすることができる。
【0069】
請求項3の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項1または請求項2の構成において、前記光源は、前記発光素子の周囲に設けられた凹状の反射鏡を有するものである。
【0070】
したがって、請求項1または請求項2に記載の効果に加えて、発光素子の発光面から発せられた光は水平方向には拡散せず、発光面に垂直な軸から約70度の範囲内に集中して照射される。このため、光源に対向して設けられた反射鏡は、この発光面に垂直な軸から約70度の範囲内に照射される光を反射すれば良いので、反射鏡の端部を光源から離して配置することができ、また反射鏡の設計自由度が増す。さらに、反射鏡が柱面形状であることから、柱面の両端面に照射された光は反射されずに吸収されてしまうが、発光素子の周囲に凹状の反射鏡を設けることによって柱面の両端面には光は照射されず、発光素子から発せられた光を無駄に消費することがない。
【0071】
このようにして、反射鏡の配置と設計の自由度が増すとともに、発光素子から発せられた光を無駄に消費することがない遮光反射型発光ダイオードとなる。
【0072】
請求項4の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記光源は、前記発光素子と前記凹状の反射鏡を封止するとともに、前記発光素子の発光面側に光放射面を形成する光透過性材料を具備するものである。
【0073】
かかる構成の遮光反射型LEDにおいては、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の効果に加えて、発光素子が光透過性材料で封止されていることによって発光素子から発せられる光量が封止されていない場合の約2倍になる。これによって、光源ひいては遮光反射型LEDの光度が大幅に増加する。そして、発光素子の発光面側に光放射面が形成されていることによって、発光素子の周囲に凹状の反射鏡が設けられている場合に照射範囲が制限される発光素子から発せられる光をさらに制御して照射範囲を制限することができる。これによって、光源と対向して設けられた反射鏡の配置と設計の自由度をさらに増すことができる。
【0074】
このようにして、光度が大幅に増加するとともに反射鏡の配置と設計の自由度をさらに増すことができる遮光反射型LEDとなる。
【0075】
請求項5の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項4の構成において、前記光放射面は凸レンズであるものである。
【0076】
かかる構成の遮光反射型LEDにおいては、発光素子の発光面側に凸レンズが形成されていることによって、請求項4に記載の効果に加えて、発光素子から発せられる光をさらに集光して照射範囲をより狭めることができる。これによって、光源と対向して設けられた反射鏡の端部を発光素子の発光面からさらに離すことができるので、反射鏡の設計自由度をさらに増すことができる。
【0077】
このようにして、光源から照射される光の範囲をさらに狭めることによって反射鏡の配置と設計の自由度をさらに増すことができる遮光反射型LEDとなる。
【0078】
請求項6の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項4または請求項5の構成において、前記光放射面は柱面形状の反射鏡の長手方向に略垂直な方向に長径方向が向いた楕円体凸レンズの頂き部分を湾曲した柱面で前記長径方向にカットした形状であるものである。
【0079】
このため、請求項4または請求項5に記載の効果に加えて、発光素子から発せられた光は楕円体凸レンズの長径方向については全て斜め方向に光放射面から放射されることになり、光源の真下付近の反射鏡には光が放射されないことになる。これによって、スリット状の光学的開口部から放射される光は光学的開口部に対して垂直な方向に向かう光が多くなり、ディスプレイとした場合に垂直方向の光の拡がり角が狭くなってディスプレイとして好ましい光放射特性が得られる。これに対して、反射鏡の長手方向については楕円面の光放射面から発光素子の光が放射されるため、光が拡がって反射鏡で反射され光学的開口部の長さ一杯に反射光が放射される。これによって、ディスプレイとした場合に水平方向の光の拡がり角が広くなってディスプレイとして好ましい光放射特性が得られる。
【0080】
このようにして、ディスプレイとしたときに垂直方向、水平方向ともに好ましい光放射特性が得られる遮光反射型発光ダイオードとなる。
【0081】
請求項7の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項1乃至請求項6のいずれか1つの構成において、前記光源は複数個であり、該複数の光源は前記柱面形状の反射鏡の軸方向に沿って配列されているものである。
【0082】
請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の効果に加えて、このように複数の光源が柱面形状の反射鏡の軸方向に沿って配列されているため、これら複数の光源は互いに軸ずれを起こすことがない。
【0083】
このようにして、反射型発光ダイオードにおいて複数の光源を搭載しても互いに軸ずれを起こすことがない遮光反射型発光ダイオードとなる。
【0084】
請求項8の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項1乃至請求項7のいずれか1つの構成において、前記光源は複数個であり、異なる複数色の光を発する光源を備えるものである。
【0085】
かかる構成を有する遮光反射型LEDにおいては、請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の効果に加えて、異なる複数色の光を発する複数個の光源を備えているため、複数色が混色されて外部放射されることになる。この場合、軸ずれと配光特性の違いによる色むらが生ずる心配があるが、これら複数個の光源を柱面形状の反射鏡の軸方向に沿って配列することによって、軸ずれを起こすことがない。また、各光源の取り付け方を微調整することによって、各発光素子間の配光特性の違いを打ち消して配光特性を均一化することができるので、色むらが生ずることもない。
【0086】
このようにして、異なる複数色の光源を備える反射型発光ダイオードにおいても軸ずれと色むらを起こす心配のない遮光反射型発光ダイオードとなる。
【0087】
請求項9の発明にかかる遮光反射型発光ダイオードは、請求項1乃至請求項8のいずれか1つの構成において、前記光源は、赤色発光素子を有する赤色光源と、緑色発光素子を有する緑色光源と、青色発光素子を有する青色光源であるものである。
【0088】
かかる構成を有する遮光反射型LEDにおいては、請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の効果に加えて、光の三原色を発光する3つの光源を有しているため、各光源に供給する電力を変化させることによってあらゆる色の発光が可能な遮光反射型LEDとなり、これを複数個基板上に配置することによってフルカラーディスプレイを構成することができる。そして、光源は1つの発光素子しか有さない小型のものであるので、樹脂封止されていたとしても樹脂と金属の熱膨張率の差による熱歪の影響を殆ど受けることなく、極めて低い不良率で表面実装することができる。また、発光素子を樹脂封止した状態である光源として作成された段階では、それぞれに用いられている発光素子の光度及び色度のばらつき具合を、実装する前に予め調べて選別しておくことが容易であるため、3色の発光素子の光度及び色度の特性をみた上で相性の良い光源を組み合わせて実装することが実用的に可能であり、フルカラーディスプレイの表示むらを著しく低減することができる。さらに、各光源の取り付け方を微調整することによって、各発光素子間の配光特性の違いを打ち消して均一化することができる。
【0089】
このようにして、フルカラーディスプレイを構成することができて表面実装することができ、ディスプレイの表示むらを低減することができるとともに、発光素子間の配光特性を均一化することができる遮光反射型発光ダイオードとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)は本発明の実施の形態1にかかる遮光反射型発光ダイオードの構成を示す平面図、(b)はY方向に沿って破断した縦断面図、(c)はX方向に沿って破断した縦断面図である。
【図2】 図2(a)は本発明の実施の形態1にかかる遮光反射型発光ダイオードの光源の構成を示す平面図、(b)はY方向に沿って破断した縦断面図、(c)はX方向に沿って破断した縦断面図である。
【図3】 図3(a)は本発明の実施の形態2にかかる遮光反射型発光ダイオードの構成を示す平面図、(b)はY方向に沿って破断した縦断面図、(c)はX方向に沿って破断した縦断面図である。
【図4】 図4(a)は従来の多色LEDの全体構成を示す平面図、(b)は縦断面図である。
【符号の説明】
1,11 遮光反射型発光ダイオード
2 光源
2B 青色光源
2G 緑色光源
2R 赤色光源
3 発光素子
4c 凹状の反射鏡
6 光透過性材料
6a 光放射面
8,18 反射鏡
9,19 遮光部材
10a,10b,20a,20b,20c,20d 光学的開口部

Claims (9)

  1. 発光素子を有する光源と、前記光源に対向して設けられた反射鏡と、前記反射鏡に外部から入射する光を制限する遮光部材とを具備し、
    前記遮光部材は光学的開口部を有し、
    前記反射鏡は前記光源から発し、前記反射鏡で反射した光が線状に集光される柱面形状であり、線状に集光された光が前記遮光部材の前記光学的開口部を通して外部放射されることを特徴とする遮光反射型発光ダイオード。
  2. 前記光学的開口部は前記柱面形状の反射鏡による集光エリア相当の大きさと形状であることを特徴とする請求項1に記載の遮光反射型発光ダイオード。
  3. 前記光源は、前記発光素子の周囲に設けられた凹状の反射鏡を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遮光反射型発光ダイオード。
  4. 前記光源は、前記発光素子と前記凹状の反射鏡を封止するとともに、前記発光素子の発光面側に光放射面を形成する光透過性材料を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の遮光反射型発光ダイオード。
  5. 前記光放射面は凸レンズであることを特徴とする請求項4に記載の遮光反射型発光ダイオード。
  6. 前記光放射面は柱面形状の反射鏡の長手方向に略垂直な方向に長径方向が向いた楕円体凸レンズの頂き部分を湾曲した柱面で前記長径方向にカットした形状であることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の遮光反射型発光ダイオード。
  7. 前記光源は複数個であり、該複数の光源は前記柱面形状の反射鏡の軸方向に沿って配列されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の遮光反射型発光ダイオード。
  8. 前記光源は複数個であり、異なる複数色の光を発する光源を備えるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の遮光反射型発光ダイオード。
  9. 前記光源は、赤色発光素子を有する赤色光源と、緑色発光素子を有する緑色光源と、青色発光素子を有する青色光源であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の遮光反射型発光ダイオード。
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