JP3721926B2 - Gas flow enhancement device for internal combustion engine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内燃機関のガス流動つまりシリンダ内の乱れを強化するためのガス流動強化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
火花点火式内燃機関においては、シリンダ内の乱れは、良く知られているように、火炎伝播を促進して燃焼速度を早めるとともに、混合気の均質化を促進し、燃焼を安定かつ良好なものとする。このシリンダ内の乱れとなるガス流動を強化するために、従来から、吸気弁上流の吸気通路に、バタフライバルブ型の吸気流制御弁を設け、この吸気流制御弁の弁体の一部に切欠形成した開口部から片寄った高速流としてシリンダ内に吸気を導入するようにしたガス流動強化装置が用いられている。
【0003】
このようなバタフライバルブ型の弁体を用いたガス流動強化装置では、ガス流動を強化すべき運転条件のときには、上記弁体が最も閉じた状態つまり全閉状態となるのが一般的であり、このときに、実質的な流路は、弁体に切欠形成された開口部のみとなり、該開口部を通して流れる吸気流によって、シリンダ内に乱れが生成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように、吸気流制御弁を全閉状態とすることは、当然のことながら吸気通路面積を大きく制限することになるので、吸気通路面積の確保あるいはポンピングロスの抑制という観点からは好ましくない。換言すれば、吸気流制御弁により制約されることなく残存する吸気通路面積をより大きく確保しつつ、より強いガス流動を得られることが望ましい。より大きな吸気通路面積を確保しつつ強いガス流動を得ることができれば、より負荷の大きな領域まで、ガス流動を強化することが可能となる。
【0005】
なお、本発明に類似した中間開度を与える先行技術として、特開平6−101484号公報および特開平8−109836号公報があるが、前者は、シリンダ内にスワールを生成するために、吸気通路にスワール制御弁を設け、一方に片寄った形で吸気流を導入するようにしたものであり、必要吸入空気量との妥協点として中速中負荷域でスワール制御弁が半開となるに過ぎない。また後者は、吸気流制御弁の連通孔を通して噴出する吸気流を燃料噴射弁からの燃料噴霧に衝突させて微粒化促進を図ったものであって、やはり、必要吸入空気量との妥協点として、ある程度負荷が大きくなるまでは、吸気流制御弁を半開状態とするに過ぎない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、一方に開口部を備えた吸気流制御弁を用いてガス流動の強化を図る際に、この吸気流制御弁を全閉状態として開口部のみから吸気流を流すのではなく、開口部と反対側となる吸気流制御弁の端縁側から少量の吸気流を分流させることがガス流動を強化する上で非常に有効である、という新たな知見に基づくものである。
【0007】
すなわち、請求項4のように、内燃機関の吸気弁上流の吸気通路に、弁体の一方の端縁に開口部を設けてなるバタフライバルブ型の吸気流制御弁を備え、この吸気流制御弁の開閉によってシリンダ内のガス流動を可変的に制御する内燃機関のガス流動強化装置において、ガス流動を最も強化すべきときに、上記吸気流制御弁が、上記全閉位置から所定角度開いた状態に制御されるとともに、上記弁体の回転軸を挟んで上記開口部に対し反対側となる弁体端縁と吸気通路内壁面との間から、上記開口部を通る流量よりも少ない一部の吸気流を分流させるようにしたことを特徴としている。
【0008】
より具体的には、請求項1のように、内燃機関の吸気弁上流の吸気通路に、弁体の一方の端縁に開口部を設けてなるバタフライバルブ型の吸気流制御弁を備え、この吸気流制御弁の開閉によってシリンダ内のガス流動を可変的に制御する内燃機関のガス流動強化装置において、上記弁体の回転軸を挟んで上記開口部と反対側の端縁の形状が、該弁体の全閉位置において吸気通路内壁面との間で所定の間隙が残存するように形成されており、かつ、ガス流動を最も強化すべきときに、上記吸気流制御弁が、上記全閉位置から所定角度開いた状態に制御されることを特徴としている。
【0010】
上記所定角度は、望ましくは、請求項2のように、10度〜25度の範囲にある。
【0011】
また上記間隙は、望ましくは、0.3mm〜1.0mm、さらに望ましくは、請求項3のように、0.3mm〜0.5mmの範囲にある。
【0012】
図1は、本発明のメカニズムを説明するもので、シリンダヘッド1における吸気ポート2の上流側に、一般に吸気マニホルドとして構成される吸気通路3が接続されており、かつ、この吸気通路3に、バタフライバルブ型の吸気流制御弁4が介装されている。この吸気流制御弁4は、適宜なアクチュエータに連結される回転軸5に板状の弁体6が取り付けられたもので、回転軸5を中心にして一方の端縁に、開口部7が切欠形成されている。この吸気流制御弁4は、図示せぬ吸気弁から適当な距離に配置されており、吸気ポート2内に配置される場合もある。なお、図では、吸気流制御弁4の下流側位置に燃料噴射弁8が配置されているが、吸気流制御弁4の上流側で燃料供給される場合もあり、またシリンダ内に供給される場合もある。
【0013】
上記の吸気流制御弁4が閉位置にあるとすると、上流側から矢印Gで示すように流れてきた吸気流は、該吸気流制御弁4において絞られ、開口部7を通して高速流となって流れる。この流れは、矢印G1で示すように、吸気通路3の一方の壁面つまり開口部7側の壁面に沿って流れ、図示せぬ吸気弁から片寄った形で高速のままシリンダ内へ流入するので、シリンダ内にガス流動つまり乱れを発生させる。
【0014】
ここで、上記回転軸5を挟んで上記開口部7と反対側となる吸気流制御弁4の端縁6aの側から、少量の吸気を分流させると、この吸気流が高速ジェット流として矢印G2のように直進しようとし、開口部7を通った主流G1を吸気通路3の一方の壁面に押し付けて該壁面から剥離しないように作用するとともに、この主流G1と合流して該主流G1を強化する働きをする。この結果、開口部7からの流れG1のみの場合よりも、シリンダ内の乱れが強化され、かつ吸気流制御弁4部分での実質的な吸気通路面積が大となる。
【0015】
上記のようなジェット流G2を得るために、上記端縁6aは、仮想線で示す弁体6の全閉位置において吸気通路3内壁面との間で所定の間隙Δが残存するように形成される。そして、この弁体6が、実線で示すように、全閉位置から所定角度θだけ開いた状態で使用される。
【0016】
図2は、上記の間隙Δの大小とシリンダ内の乱れとの関係を示している。この図では、各クランク角での乱れの強さを連続的に示しているが、燃焼に寄与する乱れの強さは、一般に、圧縮上死点(クランク角360度)前の領域での最大値、あるいは、点火時期(例えば圧縮上死点前5度)における値、によって評価される。図2では、間隙Δが、0.3mm、0.5mm、1.0mmの場合(これらの場合は弁体6は全閉位置である)、さらには、吸気流制御弁4を全開とした場合の4種のデータを対比している。この図2から明らかなように、全開、1.0mm、0.5mm、0.3mmの順に、乱れの強さが大きくなる。
【0017】
また、図3は、弁体6の開き角度θとシリンダ内の乱れとの関係を示している。なお、これは、全閉状態での間隙Δが0.5mmの場合のデータであるが、間隙Δが多少異なっていても概ね同様の傾向となる。図3では、開き角度θが、0度、5度、10度、15度、20度、25度および90度の場合のデータを対比している。この図3から明らかなように、全閉状態(0度)に比べて、5度〜25度の開き角度θを与えた方が、シリンダ内の乱れが強化される。これは、圧縮上死点前の領域での最大値あるいは点火時期(例えば圧縮上死点前5度)の値のいずれについてみても同様である。すなわち、従前の一般的な考えでは、全閉状態が最も乱れが強くなると思われていたのであるが、実際には、僅かに開いた状態の方が、乱れが強化されるのである。
【0018】
さらに、図4は、間隙Δと開き角度θとによる乱れの強さを示している。この図4において、縦軸は端縁6aと吸気通路3壁面との間に生じる隙間、横軸は開き角度θを示しており、図中の右上がりに緩やかに変化する曲線は、全閉時の初期間隙Δが0.3mm、0.5mm、1.0mmの場合の角度θに伴う隙間の変化をそれぞれ示し、かつ、各交点に添えた数字(2.799等)が乱れ(点火時期に相当する上死点前5度の値)の大きさである。そして、等高線状の2本の曲線は、乱れが2.5m/sおよび2.6m/sの領域を示している。この図から明らかなように、開き角度θが、10度〜25度の範囲において、強いガス流動が得られ、特に、10度〜20度付近が最も乱れが強くなる。換言すれば、吸気流制御弁4により残存する吸気通路面積を全閉状態より大きく確保しつつ、乱れをより大きくすることができる。図中のA点は、隙間側からの流れが全体に占める割合つまり分流比が10%の点を示しているが、この付近で、特に強いガス流動が得られている。
【0019】
なお、上記の各データは、図1に示したように、弁体6を、その端縁6aが全閉位置よりも相対的に下流側に移動する方向に開いた場合のものである。弁体6を逆方向に開いた場合の具体的なデータはないが、同様の作用が得られるものと推定される。
【0020】
次に、請求項1〜請求項4に従属する請求項5の発明では、シリンダ内のガス流動を検出する手段と、検出されたガス流動が、運転条件に応じたガス流動要求値を満たすように、上記吸気流制御弁の開度を制御する手段と、をさらに備えている。
【0021】
すなわち、図3で説明したように吸気流制御弁の開度を変化させることにより乱れの強さを変化させることができるので、実際のシリンダ内のガス流動の大きさを検出し、これが要求値を満たすように、吸気流制御弁の開度をフィードバック制御すれば、例えば弁体の端縁付近でのデポジットの堆積による影響等を回避して、確実に所望のガス流動を維持することができる。
【0022】
上記ガス流動検出手段は、例えば請求項6のように、点火プラグに一体化されたレーザドップラ流速計から構成される。
【0023】
そして、請求項7の発明では、レーザドップラ流速計のトレーサとして、シリンダ内の燃料噴霧が用いられる。請求項9の発明では、レーザドップラ流速計のトレーサとして、吸気通路に供給した可燃性粒子が用いられる。
【0024】
また請求項8の発明では、シリンダ内の流速が、上記ガス流動の大小を示すパラメータとして用いられる。
【0025】
すなわち、シリンダ内の流速は、乱れの強さに相関する。シリンダ内の乱れを直接検出することは、その測定精度の点から困難な場合もあるが、流速の計測は比較的容易であり、実用的なものとなる。
【0026】
【発明の効果】
この発明に係る内燃機関のガス流動強化装置によれば、弁体の開口部と反対側から吸気流の一部を噴出させてガス流動を一層強化することができるので、吸気流制御弁により制約されることなく残存する吸気通路面積をより大きく確保しつつ、より強いガス流動を得ることができる。従って、ポンピングロスを抑制できるとともに、より負荷の大きな領域まで、ガス流動を強化して燃焼を改善することが可能となる。
【0027】
また、請求項5のように吸気流制御弁の開度をフィードバック制御することにより、弁体や吸気通路のデポジットの堆積や内燃機関の個体差等に影響されずに、実際のガス流動を運転条件に応じた最適なものとすることができ、燃焼の改善が図れる。
【0028】
特に、請求項6のようにガス流動検出手段として点火プラグに一体化したレーザドップラ流速計を用い、さらにそのトレーサとして請求項7のようにシリンダ内の燃料噴霧を利用するようにすれば、車両用内燃機関等の実用機関に容易に適用することができる。あるいは、請求項9のように、吸気通路に供給した可燃性粒子をトレーサとして用いることもできる。また、請求項8のようにシリンダ内の流速をガス流動の大小を示すパラメータとして利用すれば、一層実用的なものとなる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0030】
図5は、この発明が適用された内燃機関の吸気系の構成を示している。図において、11はシリンダヘッドを示しており、このシリンダヘッド11における吸気ポート12の上流側に、吸気マニホルド21のブランチ部からなる吸気通路13が接続されている。上記吸気マニホルド21は上流側にコレクタ部22を有し、該コレクタ部22の上流側の通路に、スロットルバルブ23が介装されている。この実施例では、吸気弁24(図7参照)は各気筒に一対設けられており、吸気ポート12は、両吸気弁24へ吸気を導くように略Y字形に構成されている。そのため、シリンダヘッド11側面における吸気ポート12の開口形状ならびにこれに連なる吸気通路13は、左右に延びた偏平形状をなしている。
【0031】
そして、上記吸気通路13の比較的吸気ポート12寄りの位置に、バタフライバルブ型の吸気流制御弁14が介装されている。この吸気流制御弁14は、図6にも示すように、図示せぬアクチュエータに連結される回転軸15に板状の弁体16が取り付けられたもので、回転軸15を中心にして一方の端縁に、開口部17が切欠形成されている。具体的には、上記弁体16は吸気通路13の断面形状に応じて長円形状をなしているとともに、上記回転軸15がその長軸方向に沿って配置されており、かつこの回転軸15と平行に開口部17が形成されている。この開口部17は、弁体16が閉位置にあるときに、上方に位置している。また、この弁体16は、その全閉位置において、上記回転軸15を挟んで開口部17と反対側となる端縁16aと吸気通路13壁面との間に、僅かな間隙Δが残存するように、端縁16aの形状が形成されている。上記間隙Δは、0.3mm〜1.0mm、さらに望ましくは、0.3mm〜0.5mmである。なお、図6に示すように、全周に亘って一定の間隙Δが生じるように形成してもよい。
【0032】
また、上記吸気流制御弁14の下流側位置に、吸気ポート12へ向けて燃料を噴射する燃料噴射弁18が配置されている。
【0033】
上記吸気流制御弁14は、その全閉位置からの角度θが全閉以外の一定範囲、例えば5度〜25度の範囲で使用される。また、全負荷域では、吸気流制御弁14は全開状態となる。従って、図6では、間隙Δの説明のために全閉状態を描いているが、実際には全閉状態となり得ない構成であってもよい。
【0034】
また、この実施例では、シリンダ内に実際に生じるガス流動の大きさを検出する手段として、点火プラグ31(図8参照)に一体化されたレーザドップラ流速計32を備えている。図7は、このレーザドップラ流速計32の原理的な構成を示すもので、一対のコヒーレントなレーザビームBを送出する送光部33と、測定点Pで生じた干渉縞を受光するための受光部34と、受光レンズ35およびフロントレンズ36と、燃焼室に面して設けられた透明な観察窓37と、から大略構成されており、測定点Pにおけるガス流動ないしは流速を測定することができる。上記測定点Pは、点火プラグ31の電極近傍に位置し、吸気弁24から排気弁25へ向かう流れを計測している。ここで、この種のレーザドップラ流速計32においては、測定対象となる何らかの微粒子つまりトレーサが必要であるが、燃料噴射弁18から供給される燃料噴霧は、シリンダ内でもまだ十分に大きなものであるので、この燃料噴霧をトレーサとして利用することができる。なお、図5に示すように、吸気系にトレーサ供給部26を設け、ここから可燃性粒子、例えば固体樹脂粒子、あるいは、アトマイザや超音波振動子で微粒化したオイル等の液滴を供給するようにしてもよい。
【0035】
図8〜図10は、点火プラグ31と一体化されたレーザドップラ流速計32の具体的構成を示しており、シリンダヘッドに螺合する点火プラグ31のケーシング41内に、中心電極42を先端に有する電極体43が一方に偏心した状態に配置されており、かつこれと並列に、上述したレーザドップラ流速計32が配置されている。なお、図9において、44は側方電極を示し、また図10において、38はビームBの間隔を調整するためのプリズムである。
【0036】
図11は、上記ガス流動検出手段を備えた吸気流制御弁14の制御システムを示しており、レーザ発生装置51が上述したレーザドップラ流速計32の送光部33に接続されているとともに、ガス流動解析装置52がレーザドップラ流速計32の受光部34に接続されている。そして、このガス流動解析装置52からガス流動検出信号を受けるコントロールユニット53が、吸気流制御弁14のアクチュエータ54に制御信号を出力し、その開度をフィードバック制御している。
【0037】
図12は、上記コントロールユニット53において実行されるフィードバック制御の流れを示すフローチャートである。また、図13は、ガス流動つまり乱れの各運転条件での要求値を示す要求値マップであり、図14は、各運転条件に対応して吸気流制御弁14の開度を割り付けた開度制御マップである。図13および図14に示すように、要求乱れ強度は、低速低負荷側で大、高速高負荷側で小となり、吸気流制御弁14の基本的な開度は、これに応じて、低速低負荷側で小、高速高負荷側で大となる。
【0038】
上記のフィードバック制御を上記フローチャートに沿って説明すると、まず、ステップ1において、基本的な開度として、図14の開度制御マップから検索された開度を与え、その状態で内燃機関の運転を行う。次に、ステップ2において、レーザドップラ流速計32によりシリンダ内の実際の乱れを計測する。特に、圧縮上死点前40〜10度における乱れ、例えば、この期間の中の特定の時期における値、あるいはこの期間の中のピークの値、あるいはこの期間の平均値、を計測し、図13のマップから読み出される要求値が確保されているか否かを判定する。ここで要求値以上の強さの乱れが実際に生じていれば、そのままで運転を継続する。実際の乱れが要求値より低い場合は、ステップ3へ進み、吸気流制御弁14の開度を1度増加する。そして、ステップ5で、乱れの強さが増加したか判定する。ステップ5でYESであれば、ステップ4へ進み、今回の開度増加量が所定値(Y度)以内かを確認し、所定値(Y度)を越えたら開度増加を終了する。
【0039】
一方、開度増加によって乱れの強さが増加しない場合(ステップ5でNOの場合)は、ステップ6へ進み、逆に、吸気流制御弁14の開度を1度減少する。そして、ステップ8で、乱れの強さが増加したか判定する。ステップ8でYESであれば、ステップ7へ進み、今回の開度減少量が所定値(Y度)以内かを確認し、所定値(Y度)を越えたら開度減少を終了する。そして、ステップ9で、最終的な変化量(開度制御マップの値からの変化量)が所定値(X度)以内であるかを確認し、一連のルーチンが終了する。ステップ9で所定値(X度)を越えていれば、それ以上の開度増減変化を禁止し、エラー信号を出力する。
【0040】
すなわち、開度の増減のいずれの方向で乱れが強くなるか不明であるので、乱れが強くなる方向へ吸気流制御弁14をY度づつ動かすことになる。そして、X度増減させても必要な乱れが得られない場合は何らかの異常であると判定するのである。
【0041】
このように吸気流制御弁14の開度をフィードバック制御することにより、デポジットの付着等や個体差に影響されることなく、運転条件に対し必要な乱れを確実に与えることができる。
【0042】
図15および図16は、ある内燃機関においてレーザドップラ流速計32により計測される平均流速(図15)と乱れ(図16)とを示している。図15に示すように、圧縮行程における圧縮によって流速は増加し、その後、圧縮行程の後半で、流れエネルギの崩壊による流速低減が見られる。そして、図16に示すように、この流れエネルギが乱れに変換されるので、同時期に乱れが増加する。ここで、両図は、それぞれ対応する3つのデータを示しているが、流速の大きさ、特にそのピークの値の大きさは、乱れの大小(最大値もしくは点火時期における値)に相関がある。従って、上記のフィードバック制御における乱れの強さを示すパラメータとして、流速を用いることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のメカニズムを説明するための説明図。
【図2】間隙Δの大小とシリンダ内の乱れとの関係を示す特性図。
【図3】弁体の開き角度θとシリンダ内の乱れとの関係を示す特性図。
【図4】間隙Δと開き角度θとによる乱れの強さを示す特性図。
【図5】この発明の一実施例を示す吸気系の断面図。
【図6】吸気流制御弁の正面図。
【図7】レーザドップラ流速計の構成を示す説明図。
【図8】レーザドップラ流速計と一体化した点火プラグの一部切欠断面図。
【図9】同点火プラグの要部の断面図。
【図10】異なる方向からのレーザドップラ流速計の断面図。
【図11】ガス流動検出手段を備えた吸気流制御弁の制御システムを示す説明図。
【図12】制御の流れを示すフローチャート。
【図13】乱れの要求値を示すマップ。
【図14】吸気流制御弁の基本的開度を示す開度制御マップ。
【図15】シリンダ内の平均流速の特性を示す特性図。
【図16】シリンダ内の乱れの特性を示す特性図。
【符号の説明】
14…吸気流制御弁
17…開口部
32…レーザドップラ流速計[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gas flow enhancing device for enhancing gas flow of an internal combustion engine, that is, turbulence in a cylinder.
[0002]
[Prior art]
In a spark ignition type internal combustion engine, as is well known, turbulence in the cylinder promotes flame propagation to increase the combustion speed, promotes homogenization of the air-fuel mixture, and stabilizes and improves combustion. And In order to strengthen the turbulent gas flow in the cylinder, a butterfly valve type intake flow control valve has conventionally been provided in the intake passage upstream of the intake valve, and a part of the valve body of the intake flow control valve is notched. A gas flow strengthening device is used in which intake air is introduced into a cylinder as a high-speed flow that is offset from the formed opening.
[0003]
In the gas flow strengthening device using such a butterfly valve type valve body, it is general that the valve body is in the most closed state, i.e., the fully closed state, under the operating conditions where the gas flow should be strengthened. At this time, the substantial flow path is only an opening formed in the valve body, and turbulence is generated in the cylinder by the intake air flow flowing through the opening.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, when the intake flow control valve is in the fully closed state, as a matter of course, the intake passage area is largely limited, so from the viewpoint of securing the intake passage area or suppressing the pumping loss. It is not preferable. In other words, it is desirable to obtain a stronger gas flow while ensuring a larger remaining intake passage area without being restricted by the intake flow control valve. If a strong gas flow can be obtained while ensuring a larger intake passage area, the gas flow can be strengthened to a region with a larger load.
[0005]
As prior arts for providing an intermediate opening similar to the present invention, there are JP-A-6-101484 and JP-A-8-109836. The former is an intake passage for generating a swirl in a cylinder. A swirl control valve is installed on the other side, and the intake flow is introduced in a side-by-side manner, and the swirl control valve is only half-opened at the medium and medium load ranges as a compromise with the required intake air amount. . In the latter case, the intake flow jetted through the communication hole of the intake flow control valve collides with the fuel spray from the fuel injection valve to promote atomization, which is also a compromise with the necessary intake air amount. Until the load becomes large to some extent, the intake flow control valve is only partially opened.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, when the intake air flow control valve having an opening on one side is used to enhance gas flow, the intake air flow control valve is not fully closed and the intake air flow is flowed only from the opening. This is based on a new finding that diverting a small amount of intake air from the end of the intake air flow control valve on the side opposite to the part is very effective in enhancing gas flow.
[0007]
That is, as in
[0008]
More specifically, as in
[0010]
The predetermined angle is desirably as claimed in
[0011]
Also the gap desirably, 0.3 mm to 1.0 mm, more desirably, as claimed in
[0012]
FIG. 1 illustrates the mechanism of the present invention. An
[0013]
Assuming that the intake
[0014]
Here, when a small amount of intake air is diverted from the end edge 6a of the intake
[0015]
In order to obtain the jet flow G2 as described above, the end edge 6a is formed such that a predetermined gap Δ remains between the inner wall surface of the
[0016]
FIG. 2 shows the relationship between the size of the gap Δ and the turbulence in the cylinder. In this figure, the turbulence intensity at each crank angle is shown continuously, but the turbulence intensity contributing to combustion is generally the maximum in the region before compression top dead center (
[0017]
FIG. 3 shows the relationship between the opening angle θ of the valve body 6 and the turbulence in the cylinder. This is data in the case where the gap Δ in the fully closed state is 0.5 mm. However, even if the gap Δ is slightly different, the same tendency is observed. In FIG. 3, data when the opening angle θ is 0 degree, 5 degrees, 10 degrees, 15 degrees, 20 degrees, 25 degrees, and 90 degrees are compared. As is apparent from FIG. 3, the turbulence in the cylinder is strengthened by giving an opening angle θ of 5 degrees to 25 degrees as compared with the fully closed state (0 degrees). This is the same for any of the maximum value in the region before compression top dead center or the value of ignition timing (for example, 5 degrees before compression top dead center). That is, in the conventional general idea, the fully closed state was thought to be the most disturbed, but actually, the slightly open state is more turbulent.
[0018]
Further, FIG. 4 shows the strength of the disturbance due to the gap Δ and the opening angle θ. In FIG. 4, the vertical axis indicates the gap generated between the edge 6a and the wall surface of the
[0019]
Each of the above data is obtained when the valve body 6 is opened in a direction in which the edge 6a moves relatively downstream from the fully closed position, as shown in FIG. Although there is no specific data when the valve body 6 is opened in the reverse direction, it is estimated that the same action can be obtained.
[0020]
Next, in the invention of
[0021]
That is, as described with reference to FIG. 3, since the intensity of the turbulence can be changed by changing the opening of the intake flow control valve, the magnitude of the actual gas flow in the cylinder is detected, and this is the required value. If the opening degree of the intake flow control valve is feedback controlled so as to satisfy the condition, for example, the influence of deposit accumulation near the edge of the valve body can be avoided and the desired gas flow can be reliably maintained. .
[0022]
It said gas flow detecting means, for example as in claim 6, comprised of a laser Doppler velocimeter which is integrated in the spark plug.
[0023]
In the invention of claim 7 , fuel spray in the cylinder is used as a tracer of the laser Doppler velocimeter. In the invention of
[0024]
In the invention of
[0025]
That is, the flow velocity in the cylinder correlates with the strength of the turbulence. Although it may be difficult to directly detect the turbulence in the cylinder in terms of the measurement accuracy, the measurement of the flow velocity is relatively easy and practical.
[0026]
【The invention's effect】
According to the gas flow enhancement device for an internal combustion engine according to the present invention, a part of the intake air flow can be ejected from the side opposite to the opening of the valve body to further enhance the gas flow. Thus, a stronger gas flow can be obtained while securing a larger intake passage area remaining without being. Accordingly, it is possible to suppress the pumping loss and improve the combustion by enhancing the gas flow up to a region with a larger load.
[0027]
In addition, the feedback control of the opening degree of the intake flow control valve as in
[0028]
In particular, using a laser Doppler velocimeter which is integrated in the spark plug as a gas flow detecting means as claimed in claim 6, when to further utilize the fuel spray in the cylinder as claimed in claim 7 as a tracer, the vehicle It can be easily applied to a practical engine such as an internal combustion engine. Alternatively, as in
[0029]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0030]
FIG. 5 shows the configuration of an intake system of an internal combustion engine to which the present invention is applied. In the figure,
[0031]
A butterfly valve type intake
[0032]
A
[0033]
The intake
[0034]
In this embodiment, a
[0035]
8 to 10 show a specific configuration of the
[0036]
FIG. 11 shows a control system of the intake
[0037]
FIG. 12 is a flowchart showing the flow of feedback control executed in the
[0038]
The feedback control will be described with reference to the flowchart. First, in
[0039]
On the other hand, when the strength of the turbulence does not increase due to the increase in the opening degree (NO in step 5), the process proceeds to step 6, and conversely, the opening degree of the intake
[0040]
That is, since it is unclear in which direction the increase / decrease of the opening degree is the disturbance, the intake
[0041]
Thus, by performing feedback control of the opening degree of the intake
[0042]
15 and 16 show the average flow velocity (FIG. 15) and disturbance (FIG. 16) measured by the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram for explaining the mechanism of the present invention.
FIG. 2 is a characteristic diagram showing the relationship between the magnitude of the gap Δ and the turbulence in the cylinder.
FIG. 3 is a characteristic diagram showing the relationship between the opening angle θ of the valve body and the turbulence in the cylinder.
FIG. 4 is a characteristic diagram showing the intensity of disturbance due to a gap Δ and an opening angle θ.
FIG. 5 is a sectional view of an intake system showing one embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a front view of an intake flow control valve.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a configuration of a laser Doppler velocimeter.
FIG. 8 is a partially cutaway sectional view of a spark plug integrated with a laser Doppler velocimeter.
FIG. 9 is a cross-sectional view of the main part of the spark plug.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a laser Doppler velocimeter from different directions.
FIG. 11 is an explanatory diagram showing a control system for an intake flow control valve provided with gas flow detection means.
FIG. 12 is a flowchart showing a flow of control.
FIG. 13 is a map showing a required value of disturbance.
FIG. 14 is an opening degree control map showing the basic opening degree of the intake flow control valve.
FIG. 15 is a characteristic diagram showing characteristics of an average flow velocity in a cylinder.
FIG. 16 is a characteristic diagram showing characteristics of turbulence in the cylinder.
[Explanation of symbols]
14 ... Intake
Claims (9)
上記弁体の回転軸を挟んで上記開口部と反対側の端縁の形状が、該弁体の全閉位置において吸気通路内壁面との間で所定の間隙が残存するように形成されており、かつ、ガス流動を最も強化すべきときに、上記吸気流制御弁が、上記全閉位置から所定角度開いた状態に制御されることを特徴とする内燃機関のガス流動強化装置。An intake passage upstream of the intake valve of the internal combustion engine is provided with a butterfly valve type intake flow control valve having an opening at one end edge of the valve body, and gas flow in the cylinder is controlled by opening and closing the intake flow control valve. In the gas flow enhancement device for an internal combustion engine that is variably controlled,
The shape of the edge opposite to the opening portion across the rotation shaft of the valve body is formed such that a predetermined gap remains between the valve body and the inner wall surface of the intake passage at the fully closed position. In addition, when the gas flow is to be enhanced most, the intake flow control valve is controlled to be opened at a predetermined angle from the fully closed position.
ガス流動を最も強化すべきときに、上記吸気流制御弁が、上記全閉位置から所定角度開いた状態に制御されるとともに、上記弁体の回転軸を挟んで上記開口部に対し反対側となる弁体端縁と吸気通路内壁面との間から、上記開口部を通る流量よりも少ない一部の吸気流を分流させるようにしたことを特徴とする内燃機関のガス流動強化装置。An intake passage upstream of the intake valve of the internal combustion engine is provided with a butterfly valve type intake flow control valve having an opening at one end edge of the valve body, and gas flow in the cylinder is controlled by opening and closing the intake flow control valve. In the gas flow enhancement device for an internal combustion engine that is variably controlled,
When the gas flow is to be strengthened most, the intake flow control valve is controlled to be opened at a predetermined angle from the fully closed position, and on the opposite side of the opening with the rotation shaft of the valve body interposed therebetween. A gas flow intensifying device for an internal combustion engine, characterized in that a part of the intake air flow that is smaller than the flow rate passing through the opening is divided from between the valve body edge and the inner wall surface of the intake passage.
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