JP3721209B2

JP3721209B2 - Toy fireworks

Info

Publication number: JP3721209B2
Application number: JP28257394A
Authority: JP
Inventors: 吉勝井上
Original assignee: Inoue Toy Fireworks Mfg Co Ltd
Current assignee: Inoue Toy Fireworks Mfg Co Ltd
Priority date: 1994-10-21
Filing date: 1994-10-21
Publication date: 2005-11-30
Anticipated expiration: 2020-11-30
Also published as: JPH08121997A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は軸に火薬を備えさせてなる玩具花火に関するものであり、特にこのような玩具花火における軸に係るものである。特許請求の範囲を含む本明細書における「軸に火薬を備えさせてなる玩具花火」には少なくとも軸に直接火薬を固着してなる玩具花火及び軸に筒状体を取り付け、該筒状体内に火薬を充填してなる玩具花火が含まれるものとする。
【０００２】
【従来の技術】
玩具花火の軸としては一般に木製の軸や針金製の軸が使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかして、木製の軸の場合には下記の如き問題がある。
（１）木製の軸は将来においては入手が困難になるおそれがある。
（２）木製の軸は曲げることができない。
（３）木製の軸は見栄えを良くするために軸の表面に色を付ける必要がある。
（４）木製の軸は虫食いやカビが発生するおそれがある。
（５）木製の軸は反りが生ずるおそれがある。
【０００４】
一方、針金製の軸の場合には下記の如き問題がある。
（１）針金は燃焼させることができないため、使用後の処理に困るだけでなく、使用後地上に放置されたようなときには非常に危険である。
（２）針金は曲げ加工が面倒であり、曲げ加工の能率が悪い。
（３）針金は細いため、火薬部を太く見せるためには針金の軸に火薬を多量に塗着しなければならないのであるが、玩具花火１本当りの火薬の使用可能量は法律により制限されている。従って、針金の軸を使用したときには火薬部を充分に大きく見せることができない。
【０００５】
本発明は以上の如き問題を解決しようとしてなされたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は下記の玩具花火を提供するものである。
【０００７】
軸に火薬を備えさせてなる玩具花火において、該軸を合成樹脂を主成分とする自己消火性を有する可燃性の混合物により形成したことを特徴とする玩具花火（請求項１）。なお、特許請求の範囲を含む本明細書において、「自己消火性」とは火源がある限り燃焼を続けるが火源がなくなると自ら消火する性質をいう。
【０００８】
軸に火薬を備えさせてなる玩具花火において、該軸を可燃性の合成樹脂と難燃材とよりなる自己消火性を有する可燃性の混合物により形成したことを特徴とする玩具花火（請求項２）。
【０００９】
軸に火薬を備えさせてなる玩具花火において、該軸を可燃性の合成樹脂と難燃材と無機質のフィラーとよりなる自己消火性を有する可燃性の混合物により形成したことを特徴とする玩具花火（請求項３）。
【００１０】
前記玩具花火には軸に直接火薬を固着してなるもの（請求項４）が含まれる。
【００１１】
【作用】
［請求項１の玩具花火］
請求項１の玩具花火においては、従来の玩具花火の場合と同様に、軸に備えさせた火薬の一端に点火すると、該火薬は燃焼する。しかして、該軸は自己消火性を有する可燃性の混合物により形成されているため、軸のうち火薬に近接する部分（図１におけるａ部、図２におけるａ’部）は火源たる火薬と共に燃焼するが、火源たる火薬が燃え尽きると軸のうち火薬に近接していない部分（図１におけるｂ部、図２におけるｂ’部）は火源を失って自ら消火する。換言すれば、玩具花火の使用者が火薬の燃焼完了後も軸を手で持ち続けたときでも軸の手元部まで火が移ることはない。一方、燃え残った軸は火源に近づければ燃焼するのであるから、玩具花火の使用後は燃え残った軸を焼却処分することができる。請求項１の玩具花火における軸は合成樹脂を主成分とする混合物により形成されるものであるため、所望の形状、色彩に効率良く形成することができ、大量生産に適している。
【００１２】
［請求項２の玩具花火］
請求項２の玩具花火においても、従来の玩具花火の場合と同様に、軸に備えさせた火薬の一端に点火すると、該火薬は燃焼する。しかして、該軸は可燃性の合成樹脂と難燃材とよりなる自己消火性を有する可燃性の混合物により形成されているため、請求項１の玩具花火の場合と同様に、軸のうち火薬に近接する部分（図１におけるａ部、図２におけるａ’部）は火源たる火薬と共に燃焼するが、火源たる火薬が燃え尽きると軸のうち火薬に近接していない部分（図１におけるｂ部、図２におけるｂ’部）は火源を失って自ら消火する。換言すれば、玩具花火の使用者が火薬の燃焼完了後も軸を手で持ち続けたときでも軸の手元部まで火が移ることはない。一方、燃え残った軸は火源に近づければ燃焼するのであるから、玩具花火の使用後は燃え残った軸を焼却処分することができる。請求項２の玩具花火における軸も合成樹脂を主成分とするものであるため、所望の形状、色彩に効率良く形成することができ、大量生産に適している。
【００１３】
［請求項３の玩具花火］
請求項３の玩具花火においても、従来の玩具花火の場合と同様に、軸に備えさせた火薬の一端に点火すると、該火薬は燃焼する。しかして、該軸は可燃性の合成樹脂と難燃材と無機質のフィラーとよりなる自己消火性を有する可燃性の混合物により形成されているため、請求項１、２の玩具花火の場合と同様に、軸のうち火薬に近接する部分（図１におけるａ部、図２におけるａ’部）は火源たる火薬と共に燃焼するが、火源たる火薬が燃え尽きると軸のうち火薬に近接していない部分（図１におけるｂ部、図２におけるｂ’部）は火源を失って自ら消火する。換言すれば、玩具花火の使用者が火薬の燃焼完了後も軸を手で持ち続けたときでも軸の手元部まで火が移ることはない。一方、燃え残った軸は火源に近づければ燃焼するのであるから、玩具花火の使用後は燃え残った軸を焼却処分することができる。請求項３の玩具花火における軸も合成樹脂を主成分とするものであるため、所望の形状、色彩に効率良く形成することができ、大量生産に適している。なお、請求項３の玩具花火における軸は無機質のフィラーを含有しているため、玩具花火の使用後、燃え残った軸を焼却処分する際に、軸の燃焼温度が低くなり焼却炉が保護される。
【００１４】
［請求項４の玩具花火］
請求項４の玩具花火は請求項１〜３の玩具花火と同様の作用をなす。
【００１５】
【実施例】
次に、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。図１に示す玩具花火は軸１に火薬３を直接固着してなるものである。符号５は点火部である。図２に示す玩具花火は軸１’に可燃性の筒状体７を取り付け、該筒状体７内に火薬９を充填してなるものである。符号１１に示すものは筒状体７を軸１’に固定する紙テープ等の可燃性の固定手段、符号１３は点火部である。
【００１６】
軸１、１’は可燃性の合成樹脂により形成する。可燃性の合成樹脂としては例えばポリプロピレンが用いられる。
【００１７】
軸１、１’はポリプロピレン等の合成樹脂を主成分とする自己消火性を有する可燃性の混合物により形成することが望ましい。
【００１８】
上記の自己消火性を有する可燃性の混合物としては、例えば可燃性の合成樹脂と難燃材とよりなる混合物を使用する。可燃性の合成樹脂は一例としてポリプロピレンとし、難燃材は一例として三酸化アンチモンとする。この場合、例えばポリプロピレン２０重量部に対し三酸化アンチモンを１０重量部程度使用することが好ましい。
【００１９】
また、上記の自己消火性を有する可燃性の混合物としては、例えば可燃性の合成樹脂と難燃材と無機質のフィラーとよりなる混合物を使用してもよい。可燃性の合成樹脂は一例としてポリプロピレンとし、難燃材は一例として三酸化アンチモンとし、無機質のフィラーは例えば炭酸カルシウム、鉄粉、砂等とする。この場合の配合割合は一例としてポリプロピレン２０重量部、三酸化アンチモン１０重量部、無機質のフィラー０．１５重量部とする。なお、この無機質のフィラーは、玩具花火の使用後、燃え残った軸を焼却処分する際に、軸の燃焼温度を下げることにより焼却炉を保護するために添加するものである。
【００２０】
上記いずれの場合にも、軸１、１’は合成樹脂又は合成樹脂を主成分とする混合物により形成されるものであるから、軸１、１’は所望の形状に形成することができる。即ち、軸１、１’の形状は図示のものに限定されるものではなく、例えば平板状のものや立体的な形状を有するものであっても差し支えない。また、軸１、１’は合成樹脂又は合成樹脂を主成分とする混合物により形成されるものであるから、所望の色彩に形成することが可能であり、効率良く大量生産することができる。
【００２１】
【発明の効果】
［請求項１の玩具花火］
請求項１の玩具花火における軸は自己消火性を有する可燃性の混合物により形成されているため、玩具花火の使用者が火薬の燃焼完了後も軸を手で持ち続けたときでも軸の手元部まで火が移ることはない。一方、燃え残った軸は火源に近づければ燃焼するのであるから、玩具花火の使用後は燃え残った軸を焼却処分することができる。請求項１の玩具花火における軸は合成樹脂を主成分とする混合物により形成されるものであるため、所望の形状、色彩に効率良く形成することができ、大量生産に適している。
【００２２】
［請求項２の玩具花火］
請求項２の玩具花火における軸は可燃性の合成樹脂と難燃材とよりなる自己消火性を有する可燃性の混合物により形成されているため、玩具花火の使用者が火薬の燃焼完了後も軸を手で持ち続けたときでも軸の手元部まで火が移ることはない。一方、燃え残った軸は火源に近づければ燃焼するのであるから、玩具花火の使用後は燃え残った軸を焼却処分することができる。請求項２の玩具花火における軸も合成樹脂を主成分とするものであるため、所望の形状、色彩に効率良く形成することができ、大量生産に適している。
【００２３】
［請求項３の玩具花火］
請求項３の玩具花火における軸は可燃性の合成樹脂と難燃材と無機質のフィラーとよりなる自己消火性を有する可燃性の混合物により形成されているため、玩具花火の使用者が火薬の燃焼完了後も軸を手で持ち続けたときでも軸の手元部まで火が移ることはない。一方、燃え残った軸は火源に近づければ燃焼するのであるから、玩具花火の使用後は燃え残った軸を焼却処分することができる。請求項３の玩具花火における軸も合成樹脂を主成分とするものであるため、所望の形状、色彩に効率良く形成することができ、大量生産に適している。なお、請求項３の玩具花火における軸は無機質のフィラーを含有しているため、玩具花火の使用後、燃え残った軸を焼却処分する際に、軸の燃焼温度が低くなり焼却炉が保護される。
【００２４】
［請求項４の玩具花火］
請求項４の玩具花火は上記請求項１〜３の玩具花火と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による玩具花火の一例を示す平面図である。
【図２】本発明による玩具花火の別の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
１軸
１’ 軸
３火薬
５点火部
ａ火薬に近接する部分
ａ’ 火薬に近接する部分
ｂ火薬に近接していない部分
ｂ’ 火薬に近接していない部分
７筒状体
９火薬
１１固定手段
１３点火部[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a toy firework having a shaft provided with explosives, and particularly relates to a shaft in such a toy firework. In the present specification including the claims, the “toy fireworks with explosives provided on the shaft” attach at least a toy firework in which explosives are directly fixed to the shaft and a cylindrical body attached to the shaft, Toy fireworks filled with explosives shall be included.
[0002]
[Prior art]
Generally, wooden shafts and wire shafts are used as toy fireworks.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of a wooden shaft, however, there are the following problems.
(1) The wooden shaft may be difficult to obtain in the future.
(2) The wooden shaft cannot be bent.
(3) In order to improve the appearance of the wooden shaft, it is necessary to color the surface of the shaft.
(4) The wooden shaft may cause worms and mold.
(5) The wooden shaft may be warped.
[0004]
On the other hand, the wire shaft has the following problems.
(1) Since the wire cannot be burned, it is not only troublesome for processing after use, but also very dangerous when left on the ground after use.
(2) The wire is troublesome to bend and the efficiency of the bend is poor.
(3) Because the wire is thin, it is necessary to apply a large amount of gunpowder to the wire shaft in order to make the gunpowder part thicker, but the amount of gunpowder per toy fireworks is limited by law. ing. Therefore, when the wire shaft is used, the explosive portion cannot be made sufficiently large.
[0005]
The present invention has been made in order to solve the above problems.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides the following toy fireworks.
[0007]
A toy firework comprising a shaft provided with explosives, wherein the shaft is formed of a combustible mixture having a self-extinguishing property, the main component of which is a synthetic resin ( Claim 1 ). In addition, in this specification including a claim, "self-extinguishing property" means the property of extinguishing itself as long as there is a fire source but extinguishing itself when there is no fire source.
[0008]
In the toy fireworks comprising let with gunpowder the axis, toy fireworks (claim 2, characterized in that formed by the mixture of combustible having become more self-extinguishing property and the synthetic resin and the flame retardant combustible a shaft ).
[0009]
A toy fireworks having a shaft provided with explosives, wherein the shaft is formed of a self-extinguishing flammable mixture comprising a flammable synthetic resin, a flame retardant, and an inorganic filler. ( Claim 3 ).
[0010]
The toy fireworks include those in which explosives are directly fixed to the shaft ( claim 4 ).
[0011]
[Action]
[Toy fireworks of claim 1 ]
In the toy fireworks claim 1, as in the case of conventional toy fireworks, when igniting the end of gunpowder which gave comprising the axis,該火agent burns. Since the shaft is formed of a flammable mixture having self-extinguishing properties, the portion of the shaft that is close to the gunpowder (a portion in FIG. 1 and a ′ portion in FIG. 2) together with the gunpowder as a fire source. When the gunpowder that is the source of fire burns out, the part of the shaft that is not close to the gunpowder (part b in FIG. 1, part b ′ in FIG. 2) loses the fire source and extinguishes itself. In other words, even if the user of the toy fireworks keeps holding the shaft by hand even after the combustion of the explosive, the fire does not move to the hand of the shaft. On the other hand, since the unburned shaft burns if it is close to the fire source, the unburned shaft can be incinerated after the toy fireworks are used. Since the shaft in the toy fireworks of claim 1 is formed of a mixture containing synthetic resin as a main component, it can be efficiently formed in a desired shape and color, and is suitable for mass production.
[0012]
[Toy fireworks of claim 2 ]
In the toy fireworks of claim 2 , as in the case of the conventional toy fireworks, when one end of the gunpowder provided on the shaft is ignited, the gunpowder burns. Since the shaft is formed of a combustible mixture having a self-extinguishing property composed of a combustible synthetic resin and a flame retardant, the explosive of the shaft is similar to the case of the toy fireworks of claim 1. 1 (part a in FIG. 1 and part a ′ in FIG. 2) combusts with the explosive as a fire source, but when the explosive as a fire source burns out, the part of the shaft that is not close to the explosive (b in FIG. 1) Part b ′ part in FIG. 2 loses its fire source and extinguishes itself. In other words, even if the user of the toy fireworks keeps holding the shaft by hand even after the combustion of the explosive, the fire does not move to the hand of the shaft. On the other hand, since the unburned shaft burns if it is close to the fire source, the unburned shaft can be incinerated after the toy fireworks are used. Since the shaft in the toy fireworks of claim 2 is also composed mainly of synthetic resin, it can be efficiently formed into a desired shape and color and is suitable for mass production.
[0013]
[Toy fireworks of claim 3 ]
In the toy fireworks of claim 3 , as in the case of conventional toy fireworks, when one end of the gunpowder provided on the shaft is ignited, the gunpowder burns. Thus, since the shaft is formed of a flammable mixture having a self-extinguishing property composed of a flammable synthetic resin, a flame retardant, and an inorganic filler, the same as in the case of the toy fireworks of claims 1 and 2 In addition, the portion of the shaft that is close to the gunpowder (a portion in FIG. 1 and a ′ portion in FIG. 2) burns together with the gunpowder that is the fire source, but if the gunpowder that is the fire source burns out, it is not close to the gunpowder of the shaft. The part (the part b in FIG. 1, the part b ′ in FIG. 2) loses its fire source and extinguishes itself. In other words, even if the user of the toy fireworks keeps holding the shaft by hand even after the combustion of the explosive, the fire does not move to the hand of the shaft. On the other hand, since the unburned shaft burns if it is close to the fire source, the unburned shaft can be incinerated after the toy fireworks are used. Since the shaft in the toy fireworks of claim 3 is also composed mainly of synthetic resin, it can be efficiently formed into a desired shape and color and is suitable for mass production. In addition, since the shaft in the toy fireworks of claim 3 contains an inorganic filler, when the unburned shaft is incinerated after use of the toy fireworks, the combustion temperature of the shaft is lowered and the incinerator is protected. The
[0014]
[Toy fireworks of claim 4 ]
The toy fireworks according to claim 4 has the same action as the toy fireworks according to claims 1 to 3 .
[0015]
【Example】
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. The toy fireworks shown in FIG. 1 are formed by directly adhering a gunpowder 3 to a shaft 1. Reference numeral 5 denotes an ignition unit. The toy fireworks shown in FIG. 2 are obtained by attaching a flammable cylindrical body 7 to a shaft 1 ′ and filling the cylindrical body 7 with an explosive 9. Reference numeral 11 denotes a combustible fixing means such as a paper tape for fixing the cylindrical body 7 to the shaft 1 ', and reference numeral 13 denotes an ignition part.
[0016]
The shafts 1 and 1 ′ are made of a combustible synthetic resin. For example, polypropylene is used as the combustible synthetic resin.
[0017]
The shafts 1 and 1 'are preferably formed of a combustible mixture having a self-extinguishing property mainly composed of a synthetic resin such as polypropylene.
[0018]
As the flammable mixture having self-extinguishing properties, for example, a mixture composed of a flammable synthetic resin and a flame retardant is used. An example of the flammable synthetic resin is polypropylene, and an example of the flame retardant is antimony trioxide. In this case, for example, it is preferable to use about 10 parts by weight of antimony trioxide with respect to 20 parts by weight of polypropylene.
[0019]
Moreover, as said combustible mixture which has said self-extinguishing property, you may use the mixture which consists of a combustible synthetic resin, a flame retardant, and an inorganic filler, for example. The combustible synthetic resin is, for example, polypropylene, the flame retardant is, for example, antimony trioxide, and the inorganic filler is, for example, calcium carbonate, iron powder, sand, or the like. As an example, the blending ratio in this case is 20 parts by weight of polypropylene, 10 parts by weight of antimony trioxide, and 0.15 parts by weight of an inorganic filler. This inorganic filler is added to protect the incinerator by lowering the combustion temperature of the shaft when the unburned shaft is incinerated after use of toy fireworks.
[0020]
In any of the above cases, since the shafts 1 and 1 ′ are formed of a synthetic resin or a mixture containing a synthetic resin as a main component, the shafts 1 and 1 ′ can be formed in a desired shape. That is, the shapes of the shafts 1 and 1 ′ are not limited to those shown in the drawings, and may be flat or three-dimensional, for example. Further, since the shafts 1 and 1 'are formed of a synthetic resin or a mixture containing a synthetic resin as a main component, they can be formed in a desired color and can be mass-produced efficiently.
[0021]
【The invention's effect】
[Toy fireworks of claim 1 ]
Since the shaft in the toy fireworks according to claim 1 is formed of a combustible mixture having self-extinguishing properties, even when the user of the toy fireworks keeps holding the shaft by hand even after the completion of combustion of the gunpowder, the hand portion of the shaft The fire will not move. On the other hand, the unburned shaft burns if it is close to the fire source, and therefore the unburned shaft can be incinerated after the toy fireworks are used. Since the shaft in the toy fireworks of claim 1 is formed of a mixture containing synthetic resin as a main component, it can be efficiently formed in a desired shape and color, and is suitable for mass production.
[0022]
[Toy fireworks of claim 2 ]
Since the shaft of the toy fireworks according to claim 2 is formed of a combustible mixture having a self-extinguishing property composed of a combustible synthetic resin and a flame retardant, the user of the toy fireworks can perform the shaft after the explosive combustion is completed. Even if you hold it by hand, the fire will not move to the hand of the shaft. On the other hand, since the unburned shaft burns if it is close to the fire source, the unburned shaft can be incinerated after the toy fireworks are used. Since the shaft in the toy fireworks of claim 2 is also composed mainly of synthetic resin, it can be efficiently formed into a desired shape and color, and is suitable for mass production.
[0023]
[Toy fireworks of claim 3 ]
The shaft of the toy fireworks according to claim 3 is formed of a combustible mixture having self-extinguishing properties composed of a combustible synthetic resin, a flame retardant, and an inorganic filler. Even if the shaft is held by hand even after completion, the fire will not move to the hand of the shaft. On the other hand, the unburned shaft burns if it is close to the fire source, and therefore the unburned shaft can be incinerated after the toy fireworks are used. Since the shaft in the toy fireworks of claim 3 is also composed mainly of synthetic resin, it can be efficiently formed in a desired shape and color, and is suitable for mass production. In addition, since the shaft in the toy fireworks of claim 3 contains an inorganic filler, when the unburned shaft is incinerated after use of the toy fireworks, the combustion temperature of the shaft is lowered and the incinerator is protected. The
[0024]
[Toy fireworks of claim 4 ]
The toy fireworks according to claim 4 has the same effects as the toy fireworks according to claims 1 to 3 .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing an example of toy fireworks according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing another example of toy fireworks according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 axis | shaft 1 'axis | shaft 3 gunpowder 5 ignition part a part a' proximity to gunpowder part b part not approaching gunpowder part b 'part not approaching gunpowder 7 tubular body 9 gunpowder 11 fixing means 13 Ignition part

Claims

A toy fireworks having a shaft provided with explosives, wherein the shaft is formed of a combustible mixture having a self-extinguishing property mainly composed of a synthetic resin.

A toy firework comprising a shaft provided with explosives, wherein the shaft is formed of a combustible mixture having a self-extinguishing property comprising a combustible synthetic resin and a flame retardant.

A toy fireworks having a shaft provided with explosives, wherein the shaft is formed of a flammable mixture having a self-extinguishing property comprising a flammable synthetic resin, a flame retardant, and an inorganic filler. .

The toy fireworks according to claim 1 , wherein the explosive is directly fixed to the shaft.