JP3719778B2

JP3719778B2 - Card-type game equipment

Info

Publication number: JP3719778B2
Application number: JP13895896A
Authority: JP
Inventors: 定男井置
Original assignee: 株式会社ソフィア
Priority date: 1996-05-31
Filing date: 1996-05-31
Publication date: 2005-11-24
Anticipated expiration: 2016-05-31
Also published as: JPH09313720A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、玉貸しスイッチの操作により、遊技カードに記録された有価価値情報を遊技媒体に変換して貸し出し前記遊技媒体貸出装置から前記貸し出しに関連した情報が送信され、該送信された貸出に関連した情報を外部装置に対して送信するカードデータ転送装置、及び貸し出された遊技媒体により遊技が可能であって各種遊技状態を発生可能な遊技機等からなるカード式遊技設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、遊技機の隣にカード式玉貸し装置を備え、該カード式玉貸し装置にプリペードカード（遊技カード）を挿入し、該遊技カードに記録されている有価価値情報を遊技媒体（例えば、遊技球やコイン）に変換して遊技を可能にするカード式遊技設備が知られている。
【０００３】
従来のカード式遊技設備においては、遊技機に設けられた玉排出装置と玉貸し操作部に対してカード式玉貸し装置が接続され、遊技者の玉貸し操作部の操作に基づき玉貸し操作等の信号がカード式玉貸し装置に入力され、その入力に基づいて、カード式玉貸し装置から遊技機の玉貸し装置に対し所定の遊技球の排出指令信号が送信されて、遊技球の排出が行われるようになっている。そして、その玉貸しを行った遊技球分の有価価値情報が減算され遊技カードの有価価値情報がその減算後のものに書き換えられて返却操作時に返却されるようになっている。
【０００４】
カード式玉貸し装置は、中継装置とカードデータ転送装置を介して遊技店外部のカード会社の管理装置と電話回線により接続されることにより、上記玉貸し情報等がカード会社の管理装置に対して送信可能となっている。
【０００５】
そして、遊技店はカード会社より遊技カードを購入し、遊技カードに書き込まれている有価価値情報に対応した金額（１０００円、３０００円等）及びカード自体の代金（例えば、１４円）を支払う。一方、遊技店は、当該遊技店において遊技カードを使用した玉貸し金額（有価価値情報金額）をカード会社に請求（送信）して支払いを受けるシステムになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
現在、遊技カードにおいても、テレホンカードと同様、改竄等が多く行われ、カード会社が多大な不利益を被っている。
【０００７】
カードの改竄等の例としては、帰零した遊技カードに、再度、不正に有価価値情報を書き込んでパンチ穴の閉塞を行ったもの、度数の減らない有価価値情報を書き込んだものなどがある他、物によっては使用済みの遊技カードを使用しないで、偽造遊技カードを作っている者もいるようである。
【０００８】
不正の手口としては、改竄遊技カード等により球を引き出して通常の遊技を行うことによって大当たり等を発生させることにより多くの賞球を得てそれを景品に交換する方法と、遊技を行わないか、或いは、形式的に遊技を行いながら、連続して玉を引き出しそれを景品に交換する方法などがある。しかし、遊技を行わないで改竄遊技カード等により玉を引き出す方法だと、大当たり等の発生無しに多量の遊技球を獲得した状態となって遊技店の店員に気づかれるため、最初は通常に遊技を行って大当たりや確率変動状態などを発生させることにより、或る程度遊技球を獲得した状態にしてから上記連続した玉の引き出しを行ってそれを景品に交換する方法も行われている。
【０００９】
このような不正行為の防止対策として、遊技店側では、遊技者の遊技状態を厳重に監視するか、或いは、遊技機の連続玉貸し状態を監視してその状態を報知する不正行為防止装置を設置することも考えられる。が、上記の様に係員に目立たないように、或いは監視装置に検出しないように、不正行為を行うことが考えられ、十分な対策にはならない。
【００１０】
また、従来のシステムにおいては、改竄カードの使用による玉貸しがあっても、カード会社のみが不利益を負い、遊技店においては改竄カードによる玉貸し額もカード会社に請求できて何等不利益を負うことが無いので、遊技店によっては、改竄カードの使用を見逃すこともある。そればかりでなく、遊技店も絡んでの不正行為がなされることも考えられる。例えば、遊技店側で改竄カード等を用意して玉貸しを行ったり、或いはその遊技店でその改竄カード等を用いて営業時間外に玉貸しを行って売上を伸ばしたりする等である。といった理由などにより、遊技店側で改竄カード等による不正行為を監視することでは、完全に問題を解消することは難しい。
【００１１】
この発明は上記課題を解決するためになされたもので、遊技状態に関連した玉貸し状態を遊技店側だけでなく遊技店の外部においても監視を可能にして玉貸し上の不正を可及的に防げるようにした遊技設備を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、
請求項１記載の発明は、玉貸しスイッチの操作により、挿入された遊技カードに記録されている有価価値情報を遊技媒体に変換して貸し出しするための遊技媒体貸出装置と、
前記遊技媒体貸出装置から前記貸し出しに関連した情報が送信され、該送信された貸出に関連した情報を外部装置に対して送信するカードデータ転送装置と、貸し出された遊技媒体により遊技が可能であって、各種遊技状態を発生可能な遊技機と、
からなるカード式遊技設備において、
前記遊技機は、複数種類の遊技状態に対応する遊技状態信号を外部に出力する遊技状態出力手段を備え、
前記遊技媒体貸出装置は、前記遊技状態出力手段から出力される遊技状態信号を受け入れる遊技状態信号入力手段を備え、
前記玉貸しスイッチの操作回数、及び各操作の操作時間と、
前記遊技機で発生した大当たり回数、及び各大当たりが発生した発生時間と、を前記遊技媒体貸出装置から前記カードデータ転送装置を介して前記外部装置に送信可能にしたことを特徴としている。
【００１３】
この請求項１記載の発明によれば、複数種類の遊技状態に対応した遊技状態信号を外部に出力する遊技機の遊技状態出力手段から出力された複数種類の遊技状態に対応した遊技状態信号を、遊技媒体貸出装置が遊技状態信号入力手段を介して受け入れ、玉貸しスイッチの操作回数、及び各操作の操作時間と、前記遊技機で発生した大当たり回数、及び各大当たりが発生した発生時間と、を前記遊技媒体貸出装置からカードデータ転送装置を介して外部装置（カード会社）に対し送信可能となり、その結果、外部装置により、遊技状態に関連した玉貸し情報の監視が可能となって、例えば、所定時間内或いは所定の打ち込み球内での連続玉貸し状態や、大当たり状態或いは確率変動状態中での玉貸し状態などを外部装置側で知ることができ、それによって、不正カードを使用した玉貸し状態を監視することができる。
【００１４】
ここで、遊技機は、パチンコ遊技機、パチコン機及び雀球遊技機などの弾球遊技機、パチスロ機、スロットマシーンなど、どのような遊技機であってもよい。有価価値情報は、例えば、金額などである。遊技媒体は、パチンコ遊技機などの弾球遊技機にあっては遊技球であり、パチスロ機などにあってはコインである。
【００１５】
外部装置は、例えば、カード会社（監視装置）などである。遊技状態とは、例えば、１種のパチンコ遊技機においては大当たり状態、確率変動状態、打ち込み球の発生状態、などである。
【００１６】
請求項２記載の発明は、前記外部装置は、
前記送信された前記玉貸しスイッチの操作回数、及び各操作の操作時間と、
前記遊技機で発生した大当たり回数及び各大当たりが発生した発生時間と、
に基づいて、
前記大当たり状態に対する玉貸し状態の監視を行う外部監視装置を備え、
前記大当たり中に玉貸しが行われた場合に、その玉貸しは不正なものと判定することを特徴としている。
【００１７】
この請求項２記載の発明によれば、外部装置が備える外部監視装置が、遊技媒体貸出装置から送信された玉貸しスイッチの操作回数、及び各操作の操作時間と、遊技機で発生した大当たり回数及び各大当たりが発生した発生時間と、に基づいて、大当たり状態に対する玉貸し状態の監視が行われ、大当たり中に玉貸しが行われた場合に、その玉貸しは不正なものと判定される結果、不正カードの使用による不正行為を確実に監視でき、また、外部装置（カード会社）でもって集中的に不正の監視ができる。
【００２４】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係わるカード式遊技設備の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【００２５】
図１はこの発明の実施の形態に係わるカード式遊技設備のシステム図であり、図２は主要なシステム構成設備の斜視図、図３はパチンコ遊技機とそれに付設されたカード式玉貸し機の前面斜視図、図４はパチンコ遊技機の遊技盤正面図である。
【００２６】
図１に示すように、遊技店側のカード式遊技設備（破線図内）のシステムは、大きく分けて、２系統からなっている。
【００２７】
１系統は、遊技機１０，１０，・・、計数機１１、景品交換ＰＯＳ１２、及び、それら装置から送られてくる遊技媒体に関する情報を店側が統括管理する管理装置４０などからなり、店全体の遊技球の流れや球数それに各遊技機の遊技状態を把握する系統である。
【００２８】
各遊技機１０，１０，・・からは、玉貸し数、打ち込み球数、及び各遊技機の遊技状態、などに関する情報が、球計数機１１からは、遊技者が持ち玉を球計数機で景品交換チケットと交換した球数に関する情報が、景品交換ＰＯＳ１２からは、遊技者が持ち玉を景品と交換した球数に関する情報が、それぞれ管理装置４０に対して送信され、これを店側が集中管理する。また、管理装置４０はカードデータ転送装置３０との間でデータのやりとりを行う。
【００２９】
もう１系統は、カード式（台間）玉貸し機２０，２０，・・、カード発行機２１、カード受付機２２、及び、それら装置からのデータを、副中継装置３２、主中継装置３１（以下、中継装置３１，３２と記す場合がある）を介して収集しカード会社に送信するカードデータ転送装置３０からなり、カード及びカードを使用した玉貸しに関する情報を把握する系統である。
【００３０】
カード式（台間）玉貸し機２０，２０，・・からは、玉貸しに関する情報とともに付設の各遊技機１０，１０，・・の遊技状態信号が、カード発行機２１からは、発行したカードの種類や枚数に関する情報が、カード受付機２２からは、受け付けたカードが正規のものかどうかに関する情報が、カードデータ転送装置３０に対して、副中継装置３２及び主中継装置３１を介して送信される。カードデータ転送装置は、前記の情報と、管理装置４０から送られてくる情報とを、電話回線などを通じて外部装置であるカード会社５０に送信する。そして、カード会社５０側は、その送られてきたデータを基にして、カード遊技に関する不正を監視することができる。
【００３１】
図２は、図１のカード式遊技設備における主要構成要素の斜視図である。
【００３２】
島設備６０には、遊技機１０，１０，・・、及び各遊技機に付設されたカード式（台間）玉貸し機２０，２０，・・、が設置され、また、カード式（台間）玉貸し機２０，２０，・・、カード発行機２１、並びにカード受付機２２などからのデータを、カードデータ転送装置３０に送信するための中継装置３１，３２が設置されている。
【００３３】
カード発行機２１は、遊技者が、遊技をするためのプリペイドカード（以下、遊技カード又はカード）を購入する装置で、また、発券したカードに関する情報（カード種別や枚数など）を、中継装置３１，３２を通してカードデータ転送装置３０に送信する。
【００３４】
カード受付機２２は、カードが正規のものか偽造されたものかを判定するため店内に設置された装置で、結果は中継装置３１，３２を通してカードデータ転送装置３０に送信する。
【００３５】
管理装置４０は、遊技機１０，１０，・・からは、玉貸し数、打ち込み球数、及び遊技状態に関する情報を、球計数機１１からは、景品交換チケットと交換された遊技球に関する情報を、景品交換ＰＯＳ１２からは、景品と交換された遊技球に関する情報を、受信し、また、それら装置に対してデータを送信して、店全体を統括管理及び運営する役割を果たしている。この他にも、カードデータ転送装置３０を介してカード会社５０と不正監視や運営に関した情報のやり取りを行っている。
【００３６】
カードデータ転送装置３０は、カード会社に、不正監視及び運営上必要な遊技店側の情報（玉貸し情報、遊技情報等）を送り、また、カード会社からの情報を遊技店側の各装置に転送する働きをする。詳細な情報のやり取りに関しては図１０カードデータ転送装置のメインフローの説明を参照のこと。
【００３７】
図３は、遊技機１０とそれに付設されたカード式玉貸し機２０を示す斜視図である。
【００３８】
遊技機１０は、いわゆる１種のもので、遊技カードによって玉貸しが行われ、確率変動状態、時間短縮状態、大当たり発生状態、などの複数種類の遊技状態の発生が可能である。そして、各遊技状態に対応した遊技状態信号を外部（カード式玉貸し機や管理装置）に出力する遊技状態出力手段を備えている。
【００３９】
カード式玉貸し機２０は、付設された遊技機１０からの遊技状態信号の入力手段を備え、また、該カード式玉貸し機２０の玉貸しに関する情報、及び付設遊技機１０から送られてくる遊技状態に関する情報を、赤外通信あるいはケーブル通信によって外部に出力する手段を備えている。
【００４０】
図３に示されているカード式玉貸し機２０は、赤外通信によって外部と通信を行うための通信部（通信制御装置２００）を備えた機種で、カードによる玉貸し情報と付設遊技機からの遊技状態に関する情報とは、通信部から副中継装置３２を介して主中継装置３１に赤外送信され、主中継装置３１からカードデータ転送装置３０にシールド線によってケーブル送信される。そして、カードデータ転送装置３０は、送られてきた情報をカード会社５０に対して電話回線を通じて送信する。
【００４１】
図４は、パチンコ遊技機１０の遊技盤正面図であり、いわゆる１種のパチンコ遊技機のものが例示されている。以下にこの遊技盤正面図の説明、及び大当たり発生状態、確率変動状態について述べる。
【００４２】
遊技盤７１のガイドレール７２で囲まれた遊技領域７３には、特別図柄の可変表示装置７４、特別変動入賞装置７５、普図始動ゲート７６，７６、普通図柄の可変表示器７７、一般入賞口７８，７８，・・・、特図始動口をかねた普通変動入賞装置７９、風車とよばれる方向変換部材８０，８０，・・・、サイドランプ８１，８１，・・・、障害釘などが配設されている。
【００４３】
そして、特別図柄の可変表示装置７４には例えば液晶表示画面などによって構成される可変表示部７４ａ、特図始動記憶表示器７４ｂ，７４ｂ，・・・等が設けられ、普図始動ゲート７６，７６の下方には普図始動記憶表示器７６ａ，７６ａ，・・・が配設されている。
【００４４】
普通変動入賞装置７９の左右一対の開閉部材７９ａ，７９ａは、常時は遊技球１個分受け入れうる間隔を開けた状態に閉じているが、普通図柄表示器７７の普図可変表示遊技の結果如何によって、逆「ハ」の字状に開いて遊技球を受け入れやすい状態に変化するようになっている。
【００４５】
特別変動入賞装置７５は開閉扉７５ａによって開閉される大入賞口７５ｂを備えている。開閉扉７５ａは常時は閉じているが、特別図柄の可変表示装置７４の特別図柄可変表示遊技（特図可変表示遊技）の結果如何によって、開放されるようになっている。
【００４６】
次に、大当たり発生状態、確率変動状態について説明する。
【００４７】
遊技領域７３中に打ち込まれた遊技球が普通変動入賞装置７９に入賞すると、その入賞が特図始動スイッチ７９ｂに検出されて、可変表示装置７４の可変表示部７４ａに特別図柄の変動表示がなされることにより、特別図柄の可変表示遊技が行われる。この特別図柄可変表示遊技において、左、中、右の図柄が順に停止される過程において、大当たりを発生させる可能性のある停止表示態様（例えば、「１，１，−」、「２，２，−」、「３，３，−」など）となった場合は、それらリーチの態様に応じてリーチ表示態様に変換される。
【００４８】
この特別図柄可変表示遊技の結果として、その停止図柄が大当たりを発生させる所定の停止表示態様（例えば、「１，１，１」、「２，２，２」、「３，３，３」などのぞろ目）となった場合、大当たりと呼ばれる特別遊技が発生される。
【００４９】
この特別遊技は、特別変動入賞装置７５の開閉扉７５ａが所定時間開放されて閉じるサイクルを１サイクルとし、各サイクル中遊技者が大入賞口７５ｂ中の継続入賞領域の継続スイッチに検出されることを条件に所定サイクル（例えば、１６サイクル）まで継続される遊技である。ただし、各サイクル中、大入賞口７５ｂに遊技球が所定個数（例えば、１０個）入賞したときはその時点でそのサイクルを終了する。
【００５０】
また、この特別変動遊技が大当たり発生の所定の停止図柄態様（例えば、「１」，「３」，「５」，「７」，「９」など、特別図柄が３個揃ったぞろ目、確率変動図柄と言う）で発生したときには、その大当たりの特別遊技の終了後、例えば、その後に大当たりが２回発生するまで大当たりの発生確率が高確率となる確率変動状態が発生する。この確率変動状態中は、普通図柄の可変表示図柄でのあたりの発生確率も高くなる、普通図柄の確率変動状態となる。確率変動状態は特別遊技中は中断された状態となる。確率変動中に再度所定の停止図柄態様（例えば、「１」，「３」，「５」，「７」，「９」などの確率変動図柄が３個揃ったぞろ目）で大当たりが発生したときには、所定の制限の下で確率変動状態が継続して発生される。
【００５１】
大当たり発生状態中には大量に出玉が出て、確率変動状態中にも遊技者の持ち玉は減りにくく（場合によれば微増していく）、これら状態中には不正遊技カードを使用した不正な玉出しが行われやすくなる。
【００５２】
図５は、図３で図示した遊技機１０とそれに付設したカード式玉貸し機２０の間の、玉貸し情報及び遊技機の遊技情報に関する信号のやりとりの詳細を示したブロック図である。
【００５３】
遊技機１０の内部装置には、玉貸しスイッチ１００、返却スイッチ１０１、カード残額表示器１０２、玉貸し有効表示器１０３、排出制御装置（玉貸し情報を受け、玉貸し完了情報を送る）１０４、役物制御装置（遊技情報を送る）１０５、等がある。
【００５４】
カード式玉貸し機２０の内部装置には、通信制御装置２００、カードＲ／Ｗ装置２０１、外部記憶装置２０２、リセットスイッチ２０３、玉貸し額設定スイッチ２０４、報知ランプ２０５、Ｉ／Ｏインターフェース２０６、ＣＰＵ２０７、ＲＯＭ２０８、ＲＡＭ２０９、クロック２１０、等がある。
【００５５】
遊技機１０とカード式玉貸し機２０間のデータの受け渡しは、カード式玉貸し機内に備わったＩ／Ｏインターフェース２０６を通じて行われる。
【００５６】
遊技機１０からカード式玉貸し機２０へ送られる情報には、遊技者の玉貸しスイッチ１００の操作による玉貸し要求の情報、遊技者の返却スイッチ１０１の操作によるカード返却要求の情報、排出制御装置１０４が玉貸しを完了したことを知らせる玉貸完了情報、役物制御装置１０５が発生する遊技情報（大当たり情報、確率変動情報、普図時短情報、打ち込み球情報など）、などがある。
【００５７】
カード式玉貸し機２０から遊技機１０へ送られる情報には、カード残額表示器１０２に対する遊技カードの残度数に関する情報、玉貸有効表示器１０３に対する玉の貸出が有効状態であるかどうかに関する情報、排出制御装置１０４に対する玉貸しのための玉排出命令情報、などがある。
【００５８】
通信制御装置２００は、カード式玉貸し機２０が中継装置を介してカードデータ転送装置３０と赤外通信を行う為の通信部である。
【００５９】
カードＲ／Ｗ装置２０１は、残度数情報、セキュリティー情報、当店情報などをカードから読み取り、また、玉貸しによる残度数情報などをカードに書き込む装置である。
【００６０】
外部記憶装置２０２は、中央演算処理装置ＣＰＵ２０７、ＲＯＭ２０８、ＲＡＭ２０９、クロック２１０からなるカード式玉貸し機２０の内部コンピュータ部のデータ記憶装置であり、Ｉ／Ｏインターフェース２０６を通じて読み込み書き込みが行われる。
【００６１】
リセットスイッチ２０３は、不正が行われたと判定され遊技機が遊技不能状態になった場合に、このリセットスイッチの操作により、遊技可能状態に復帰する。
【００６２】
玉貸し額設定スイッチ２０４は、遊技機の玉貸しスイッチ一回の操作によって貸し出される遊技球の額を設定するスイッチである。
【００６３】
報知ランプ２０５は、遊技状態に異常が起こったり、不正が行われたときに、外部（店側）に知らせるためのランプである。
【００６４】
また、カード式玉貸し機２０は内部に、Ｉ／Ｏインターフェース２０６、中央演算処理装置ＣＰＵ２０７、リードオンリーメモリＲＯＭ２０８、ランダムアクセスメモリＲＡＭ２０９、クロックジェネレータクロック２１０、を備え、自身で演算処理する能力を有する。
【００６５】
図６は、カード式玉貸し機２０によって行われる制御処理のメインフローを示す図である。
【００６６】
電源が投入されると、先ず、ステップＳ１で自己診断処理が行われる。この処理では、玉貸し装置内の各装置間のＩ／Ｏインターフェースのチェック及びメモリのチェック等を行い、次のステップＳ２に移行する。
【００６７】
ステップＳ２の開店処理では、通信回線のテスト、初期化処理、玉貸しＳＷ１回の入力での玉貸し額の設定等の設定処理等を行い、また、遊技機との通信の状態を監視して、遊技データの受信が正常でないと起動しないよう設定されている。各項目に異常がなければ装置が起動し、ステップＳ３に移行する。
【００６８】
ステップＳ３のカードプレイ処理では、カード式玉貸し機２０に遊技カードを挿入するとカード情報を読み込んで改竄や偽造がないかチェックし、遊技の玉貸し情報の読み書き処理をカードに行う。また、カードに関するエラー情報、及び玉貸し情報を通信メモリにセットし次のステップＳ４通信処理に移行する。なお、カードプレイ処理の詳細（サブルーチン）については図７で説明する。
【００６９】
ステップＳ４の通信処理では、ステップＳ３のカードプレイ処理によって得られた、遊技カードに関するエラー情報及び玉貸し情報をＴ−ＢＯＸ（カードデータ転送装置２０）へデータ送信し、次のステップ５に移行する。
【００７０】
ステップ５の不正監視処理では、ステップＳ４の通信処理によって収集された玉貸しに関するデータを基に、不正の監視を行う。そして、ステップＳ５からステップＳ３にリターンされ、以降この間の処理を繰り返す。
【００７１】
ステップＳ５における、収集データの処理の仕方及び不正の監視方法には幾つかあり、図８、図９、図１０のところで各監視方法の詳細について述べる。
【００７２】
次に、図７には、カートプレイ処理のサブルーチンを示すフローチャートが図示してある。
【００７３】
ステップＳ１０では、カード式玉貸し機２０に遊技カードの挿入があれば、ステップＳ１１に移り、挿入がなければリターンされる。
【００７４】
ステップＳ１１では、挿入された遊技カードのカード情報の読み込み処理を行いステップＳ１２に移行する。
【００７５】
ステップＳ１２では、ステップＳ１１でのカード情報読み込み時にセキュリティ情報の正誤を判別し、正しければステップＳ１５へ移り、間違った情報であればステップＳ１３に移ってエラー情報を通信メモリにセットし、カードはステップＳ１４排出処理（挿入口から排出）される。
【００７６】
ステップＳ１５では、ステップＳ１１で読み込んだカード情報に、当店情報（該遊技店発行カードで有るとの情報、或いはカード受付機を通したかの情報）が有る場合はステップＳ１６に移り、無い場合、カードはステップＳ１４排出処理される。
【００７７】
ステップＳ１６では、ステップＳ１５でカードに当店情報が有った場合にその情報の正誤を判別し、正しければステップＳ１７に移り、間違った情報であればステップＳ１３に移ってエラー情報を通信メモリにセットし通信処理を行い、カードはステップＳ１４排出処理される。
【００７８】
ステップＳ１７では、挿入カードのカードデータ（カードの残度数など）を遊技機が７セグメント表示して、外部（遊技者）に知らせる。
【００７９】
ステップＳ１８では、表示されたカードデータを視認した遊技者が、返却スイッチを押さなかった（ＯＮにしなかった）場合は次のステップＳ１９に移り、押した（ＯＮにした）場合はステップＳ２４に移ってカード排出を行う。
【００８０】
ステップＳ１９では、前記遊技者が、玉貸しスイッチを押した（ＯＮにした）場合ステップＳ２０に移り、押さなかった（ＯＮにしなかった）場合はステップＳ２３に移る。
【００８１】
ステップＳ２０では、玉貸しスイッチがＯＮにされた場合、遊技機の玉排出装置に玉の排出命令を出すための通信処理を行い、玉排出命令を受けた遊技機は玉の排出（玉貸し）を行う。
【００８２】
ステップＳ２１では、ステップＳ２０で行われた玉貸し情報を通信メモリにセットし、通信処理によって外部装置に送信できるようにする。
【００８３】
ステップＳ２２では、ステップＳ２０で行われた玉貸し情報をカードに書き込みステップＳ２３に移る。
【００８４】
ステップＳ２３では、カード残度数が０になっていればステップＳ２４カード排出を行い、そうでなければリターンされる。以上でこのサブルーチンは終了する。
【００８５】
次に、カード式玉貸し機２０のメインフローのステップＳ５不正監視処理方法についてその詳細を説明する。ここでは３つの不正遊技の監視処理方法（但し、内１つは不正防止処理の方法をとる）について、それぞれ図８、図９、図１０の説明とともに述べる。
【００８６】
図８はステップＳ５のサブルーチン不正監視処理のフローチャートである。図８の不正監視処理では、カード式玉貸し機２０から、玉貸し情報と遊技状態情報とを、カード会社（外部装置）５０に送信し、カード会社５０がその情報を基にして不正遊技の有る無しを判定する。以下に、このサブルーチンを説明する。
【００８７】
ステップＲ１０では、玉貸し機が玉貸し有効状態であれば次のステップＲ１１に移り、なければステップＲ１３に移る。
【００８８】
ステップＲ１１では、遊技者が玉貸しスイッチを押した（ＯＮにした）場合は、次のステップＲ１２に移り、押さない（ＯＮにしない）場合は、ステップＲ１３に移る。
【００８９】
ステップＲ１２では、遊技者が行った玉貸しスイッチの操作回数及び各操作に対応した操作時間を通信メモリにセットし、次のステップＲ１３に移る。そして、セットされた情報は、カード会社５０に送信される。
【００９０】
ステップＲ１３では、遊技者が遊技中にその遊技状態が大当たり発生状態になった場合は、次のステップＲ１４に移り、そうでない場合は、ステップＲ１５に移る。
【００９１】
ステップＲ１４では、ステップＲ１３で発生した大当たりの発生回数及び各大当たりに対応した発生時間を通信メモリにセットし、次のステップＲ１５に移る。そして、セットされた情報は、カード会社５０に送信される。
【００９２】
ステップＲ１５では、ステップＲ１３での大当たり発生の有無に係わらず、打ち込み球数を計数し、ステップＲ１６に移る。
【００９３】
ステップＲ１６では、ステップＲ１５で計数された打ち込み球数情報を通信メモリにセットする。そして、セットされた情報は、カード会社５０に送信される。以上でこのサブルーチンは終了しリターンされる。
【００９４】
カード会社５０は、前記ステップＲ１１，Ｒ１４，Ｒ１６において送信される情報を基にして不正遊技の監視を行う。不正遊技監視結果の実際例については図１３、図１４のところで説明する。
【００９５】
図９はステップＳ５のサブルーチン不正遊技監視処理のフローチャートである。図９の不正監視処理では玉貸し情報及び遊技状態情報を基にして、玉貸し機内で不正の判定まで行い、判定結果をカード会社５０に送信する。このように、図８の場合とは別な方法で不正遊技の監視を行う。以下に、このサブルーチンを説明する。
【００９６】
ステップＲ２０では、遊技者が玉貸しスイッチを押した場合は、次のステップＲ２１に移り、押さない場合は、ステップＲ２４に移る。
【００９７】
ステップＲ２１では、ステップＲ２０の玉貸し操作が、前回の玉貸し操作から所定時間経過して行われたかどうかによって不正の有る無しを判定する。所定時間経過してない場合は不正有りの判定を受け次のステップＲ２２に移り、所定時間経過していれば不正無しの判定でステップＲ２４に移る。実際の不正判定においては、例えば、前回玉貸し操作から７５秒以内に玉貸しが行われた場合は不正有りの判定を下すよう設定すればよい。なおこのとき、１回の連続玉貸による不正判定では誤った判定を下す可能性があるので、４，５回の連続玉貸しで不正判定するように設定してもよい。
【００９８】
ステップＲ２２では、ステップＲ２１で不正有りの判定を受けた場合に、外部に対する不正の報知及び遊技機の遊技不能化を行い、ステップＲ２３に移る。このとき、リセットスイッチの操作によって再遊技が可能になる。
【００９９】
ステップＲ２３では、ステップＲ２１で不正有りの判定を受けた場合に、該連続玉貸し情報を通信メモリにセットし、ステップＲ２４に移る。そして、セットされた情報はカード会社５０に送信される。
【０１００】
ステップＲ２４では、遊技中に特定遊技状態（大当たりや確変中などの持ち玉がある状態）に入って、遊技機から特定遊技状態信号が発生した場合はステップＲ２５に移り、発生していない場合はリターンされる。
【０１０１】
ステップＲ２５では、特定遊技状態に入り特定遊技状態信号が発生している状態において、遊技者が玉貸しスイッチを所定回数操作した場合には、不正有りと判定しステップＲ２６に移り、所定回数操作してない場合には、不正無しと判定しリターンされ元に戻る。このとき、実際の不正判定においては、例えば、特定遊技状態信号発生中に４，５回の玉貸し操作を行った場合に不正有りの判定を下すよう設定したりする。但し、特定遊技状態発生中での玉貸し操作であるから１回の操作で不正有りの判定を下してもよい。
【０１０２】
ステップＲ２６では、ステップＲ２５で不正有りの判定を受けた場合に、外部に対する不正の報知及び遊技機の遊技不能化を行い、ステップＲ２７に移る。
【０１０３】
ステップＲ２７では、ステップＲ２５で不正有りの判定を受けた場合に、該不正玉貸し情報を通信メモリにセットする。そして、セットされた情報はカード会社５０に送信される。以上でこのサブルーチンは終了しリターンされる。
【０１０４】
この不正遊技監視処理では、玉貸し装置内で不正の判定まで行い、その結果をカード会社５０に送信するとともに、該遊技機の不正報知及び遊技不能を行う。
【０１０５】
次に、別実施例として、不正遊技監視処理に代わって不正遊技防止処理を行う場合について説明する。不正遊技防止処理の場合、不正遊技の監視ではなく禁止をおこなう。
【０１０６】
図１０はステップＳ５の別実施例としてのサブルーチン不正遊技防止処理のフローチャートである。図１０の不正防止処理では、連続玉貸し及び特定遊技発生中の玉貸しを、それぞれある判定基準に従って禁止することで、不正遊技を防止する。以下に、このサブルーチンを説明する。
【０１０７】
ステップＲ３０では、前回の玉貸しから所定時間経過しているかどうかを判定して、経過していなければステップＲ３１に移り、経過していればステップＲ３２に移る。実際には、例えば、７５秒経過しているかどうかで判別すればよい。
【０１０８】
また、時間ではなく前回の玉貸しから所定の打ち込み球が無い場合玉貸しを無効にするように設定してもよい。
【０１０９】
ステップＲ３１では、ステップＲ３０において前回の玉貸しから所定時間経過していない場合に、新たな玉貸しを無効にし、遊技機１０の玉貸し有効表示をＯＦＦにする。そして、ステップＲ３５に移る。
【０１１０】
ステップＲ３２では、ステップＲ３０において前回の玉貸しから所定時間経過している場合に、新たな玉貸しを有効にし、遊技機１０の玉貸し有効表示をＯＮにする。そして、ステップＲ３３に移る。
【０１１１】
ステップＲ３３では、前回玉貸しから所定時間経過し新たな玉貸しが有効な状態において、玉貸しスイッチをＯＮに（新たな玉貸し要求）すると玉貸しが行われステップＲ３４に移り、玉貸しスイッチをＯＮにしない場合ステップＲ３５に移る。
【０１１２】
ステップＲ３４では、ステップＲ３３において、玉貸しスイッチをＯＮにし新たな玉貸しを行った場合に、その時点から不正遊技防止タイマーが新たにスタートし、ステップＲ３５に移る。
【０１１３】
ステップＲ３５では、特定遊技状態に入り遊技機１０から特定遊技状態信号が発生している場合には、ステップＲ３７に移り、特定遊技状態に入らず特定遊技状態信号の発生が無い場合には、ステップＲ３６に移る。
【０１１４】
ステップＲ３７では、ステップＲ３５において、特定遊技状態に入り特定遊技状態信号が発生している場合に、該特定遊技状態が大当たり発生直後の状態であるときは、ステップＲ３６へ移り、それ以外の状態のときは、ステップＲ３８へ移る。これは、大当たりの直後は玉貸しを行う場合があるので、所定のタイムラグを備えるためである。
【０１１５】
ステップＲ３６では、ステップＲ３５で特定遊技状態信号発生中でない場合、及びステップＲ３７で大当たり発生状態直後の場合には、遊技カードの挿入が可能であり、玉貸しが有効状態にある。この場合リターンされ終了する。
【０１１６】
ステップＲ３８では、大当たり発生直後以外の特定遊技状態に入った場合に、カードの排出及びカードの挿入禁止を行い、ステップＲ３９に移る。
【０１１７】
ステップＲ３９では、ステップＲ３８で行われたカード排出及び挿入禁止状態を外部（遊技者等）に報知し、リターンされる。以上で、このサブルーチンは終了する。
【０１１８】
この不正遊技防止処理では、不正の監視を行う代わりにカード式玉貸し機２０内の演算制御部がある設定基準に従って不正遊技のあるなしを判定する。そして、不正有りと判定した場合には、新たな玉貸しの中止や遊技カードの排出を玉貸し機自身で行い、不正カードを使った玉出しを禁止する。
【０１１９】
図１１は、カードデータ転送装置３０の行なう処理のメインフロー図である。
【０１２０】
装置の電源がＯＮにされると、先ず、ステップＱ１において自己診断処理が行われる。
【０１２１】
自己診断処理では、Ｉ／Ｏ通信のチェック、メモリチェック、ハードディスクチェック、バッテリーバックアップチェック、割り込みタイマー初期化、アクセス来歴印字、１４日以前のデータをハードディスクから消去、等の処理を行い、次のステップＱ２に移る。
【０１２２】
ステップＱ２では、業務開始処理が行われる。
【０１２３】
業務開始処理では、各中継器とのアドレス設定、開始スイッチの確認、日付の修正、前日データの送信、ワークエリアのクリア、等の処理を行い、次のステップＱ３に移る。
【０１２４】
業務開始処理における前日データの送信は、閉店時と翌日の開店時にカード会社５０へデータを送り、カード会社側が、データを比較して店側の営業時間以外の不正を監視するためである。データを基にした監視結果の例については、図１３のところで説明する。
【０１２５】
ステップＱ３では、カードデータ転送装置３０に玉貸し機２０からの割り込みが発生した場合は、ステップＱ４に移り、そうでない場合は、ステップＱ５にうつる。
【０１２６】
ステップＱ４では、ステップＱ３で割り込みが発生した場合に、各玉貸し機との通信処理を行い、受信データをワークエリアに記録し、ステップＱ５に移る。
【０１２７】
ステップＱ５では、端末装置からの要求に基づきＣＲＴやプリンタへの出力処理を行い、ステップＱ６に移る。
【０１２８】
ステップＱ６では、遊技店の管理装置４０との通信処理を行い、ステップＱ７に移る。
【０１２９】
ステップＱ７では、カードデータ転送装置３０の締めスイッチが、ＯＮの場合ステップＱ８に移り業務終了処理を行い、ＯＦＦの場合ステップＱ３に戻る。
【０１３０】
ステップＱ８では、ステップＱ７で締めスイッチがＯＮにされた場合、業務終了処理を行う。業務終了処理の詳細については次の図１２業務停止処理のところで説明する。以上で、カードデータ転送装置３０のメインフローは終了する。
【０１３１】
図１２は、カードデータ転送装置３０の業務停止処理のサブルーチンのフローチャートであり、メインフローのステップＱ８業務終了処理に当たる。
【０１３２】
カードデータ転送装置３０の締めスイッチがＯＮにされ業務停止処理が開始されると、先ず、ステップＱ１０において割り込み禁止処理が行われる。
【０１３３】
割り込み禁止処理では、業務データを集計するために、各玉貸し装置からの通信割り込みを禁止し、ステップＱ１１に移る。
【０１３４】
ステップＱ１１では、メモリ上のワークエリアのデータを集計し、ステップＱ１２へ移る。
【０１３５】
ステップＱ１２では、ステップＱ１１で集計したデータをプリントアウトし、ステップＱ１３に移る。
【０１３６】
ステップＱ１３では、ステップＱ１１で集計したデータを閉店時間とともにハードディスクに記録し、ステップＱ１４に移る。
【０１３７】
ステップＱ１４では、カード会社５０から通信があった場合は、次のステップＱ１５移り、なかった場合は、再度ステップＱ１４に戻り、カード会社５０からの通信を待つ。
【０１３８】
ステップＱ１５では、カード会社５０から通信があった場合に、ハードディスクの内容をカード会社５０に送信し、ステップＱ１６に移る。
【０１３９】
ステップＱ１６では、カード会社５０にハードディスクの内容を送信した後、カード会社５０からの確認コマンドがあった場合には、次のステップＱ１７に移り、無かった場合には、ステップＱ１４に戻りカード会社５０からの通信を待つ。
【０１４０】
ステップＱ１７では、カード会社５０との通信日付時間データをハードディスクにアクセス来歴として記録し、ステップＱ１８に移る。
【０１４１】
ステップＱ１８では、カードデータ転送装置３０を低消費電力モードにする。
【０１４２】
以上で、業務停止処理のサブルーチンは終了する。
【０１４３】
図１３は、遊技店からカード会社５０に送信された、前日閉店時と本日開店時における玉貸しに関する各種データ、及びカード会社側の監視結果が、具体的に例示されている図表である。
【０１４４】
先ず、各玉貸し機について、前日閉店時の玉貸し数と本日開店時の玉貸し数とを比較して、営業時間以外に不正な玉の貸出し（ＮＧ）が行われていないかをチェックする。
【０１４５】
次に、各玉貸し機の玉貸し数と打ち込み球数を比較し、打ち込み球数に対し玉貸し数が異常であれば前日営業時間内の不正な玉貸し（ＮＧ）が判明する、通常は、玉貸し数＜打ち込み球数となる。
【０１４６】
具体的には、図１３において、２５６番台、２５７番台とも、前日閉店時の玉貸し数と本日開店時の玉貸し数は一致しており異常はないが、２５７番台の玉貸し数は打ち込み球数に比べて異常に多く不正な玉貸しが行われたことが判る。
【０１４７】
図１４は、遊技状態中の玉貸し操作に関するデータが具体的に例示されている図表である。図１４の例では、遊技機は確率変動機であり、図において、大当たり発生中は実線で示され、確率変動状態発生中は破線で示されており、それ以外は通常の遊技状態にある。玉貸し操作は黒点で示されており、１つの黒点が１回の玉貸し操作を示す。
【０１４８】
大当たり中（実線状態）及び確変中（破線状態）には、賞球の発生により持ち玉があるため、玉貸し操作は必要でなく、もし連続した玉貸しが行われた場合には、その玉貸しは不正なものと判定される。但し、大当たり発生直後は、遊技者による玉の補給が必要な場合があるので、この場合の玉の貸出は不正とは判定されない。
【０１４９】
具体的には、図１４の２５７番台の遊技機において、大当たり発生中（但し、発生直後以外）及び確率変動発生中に何回もの玉貸しが行われており、不正な玉貸しが行われたと判定される。
【０１５０】
また、大当たり中及び確率変動中以外での所定期間内の連続玉貸し状態も、このデータにより確認できる。
【０１５１】
以上述べたように、この発明の実施形態に係わるカード式遊技設備においては、複数種類の遊技状態に応じた遊技状態信号を外部に出力する手段を備えた（パチンコ）遊技機１０から出力された遊技状態信号を、カード式玉貸し機２０が遊技状態信号入力手段（玉貸し機の内部装置）を介して受け入れ、その受け入れた遊技状態信号に関した情報をカード式玉貸し機２０が送信手段（副中継装置３２、主中継装置３１、カードデータ転送装置３０など）を介して外部装置（カード会社）５０に対し送信可能になる。
【０１５２】
その結果、外部装置（カード会社）５０により、遊技状態に関連した玉貸し情報の監視が可能となって、例えば、所定時間内或いは所定の打ち込み球内での連続玉貸し状態や、大当たり状態或いは確率変動状態中での玉貸し状態などを外部装置（カード会社）５０側で知ることができ、それによって、不正カードを使用した玉貸し状態を監視することができる。
【０１５３】
また、カード式玉貸し機２０内にも、遊技機１０からの遊技状態信号に基づく玉貸し状態を監視する手段を備え、監視結果情報を外部装置（カード会社）５０に送信することにより、外部装置（カード会社）５０における処理負担が軽減でき、システム構成がより簡便になるし、例えば、カード式玉貸し機２０での監視結果を利用して、店内での不正報知や遊技の不能などを行うことができ、不正遊技に対してより有効となる。
【０１５４】
ここで、遊技機は、パチンコ遊技機、パチコン機及び雀球遊技機などの弾球遊技機、パチスロ機、スロットマシーンなど、どのような遊技機であってもよい。有価価値情報は、例えば、金額などである。遊技媒体は、パチンコ遊技機などの弾球遊技機にあっては遊技球であり、パチスロ機などにあってはコインである。
【０１５５】
外部装置は、例えば、カード会社（の監視装置）などである。遊技状態とは、例えば、１種のパチンコ遊技機においては大当たり状態、確率変動状態、打ち込み球の発生状態などである。
【０１５６】
【発明の効果】
請求項１記載の発明によれば、複数種類の遊技状態に対応した遊技状態信号を外部に出力する遊技機の遊技状態出力手段から出力された複数種類の遊技状態に対応した遊技状態信号を、遊技媒体貸出装置が遊技状態信号入力手段を介して受け入れ、玉貸しスイッチの操作回数、及び各操作の操作時間と、前記遊技機で発生した大当たり回数、及び各大当たりが発生した発生時間と、を前記遊技媒体貸出装置からカードデータ転送装置を介して外部装置（カード会社）に対し送信可能となり、その結果、外部装置により、遊技状態に関連した玉貸し情報の監視が可能となって、例えば、所定時間内或いは所定の打ち込み球内での連続玉貸し状態や、大当たり状態或いは確率変動状態中での玉貸し状態などを外部装置側で知ることができ、それによって、不正カードを使用した玉貸し状態を監視することができる。
【０１５７】
請求項２記載の発明によれば、外部装置が備える外部監視装置が、遊技媒体貸出装置から送信された玉貸しスイッチの操作回数、及び各操作の操作時間と、遊技機で発生した大当たり回数及び各大当たりが発生した発生時間と、に基づいて、大当たり状態に対する玉貸し状態の監視が行われ、大当たり中に玉貸しが行われた場合に、その玉貸しは不正なものと判定される結果、不正カードの使用による不正行為を確実に監視でき、また、外部装置（カード会社）でもって集中的に不正の監視ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施の形態に係わるカード式遊技設備のシステム図である。
【図２】図１のカード式遊技設備における主要なシステム構成設備の斜視方向から見た具体図である。
【図３】図１のカード式遊技設備におけるパチンコ遊技機とそれに付設されたカード式玉貸し機の前面斜視図である。
【図４】パチンコ遊技機の遊技盤正面図である。
【図５】遊技機とそれに付設されたカード式玉貸し機において、各内部装置間のデータ受け渡しの繋がりの詳細を示したブロック図である。
【図６】カード式玉貸し機のメイン処理手段のフローチャートである。
【図７】図６に示されるカード式玉貸し機のメインフローのステップＳ３で行われるサブルーチンであるカードプレイ処理のフローチャートである。
【図８】図６に示されるカード式玉貸し機のメインフローのステップＳ５で行われるサブルーチンである不正遊技監視処理のフローチャートである。
【図９】図６に示されるカード式玉貸し機のメインフローのステップＳ５で行われるサブルーチンである不正遊技監視処理（図８とは別方法）のフローチャートである。
【図１０】図６で示されるカード式玉貸し機のメインフローのステップＳ５で行われるサブルーチンである不正遊技監視処理のところで、別実施法として行うサブルーチンである不正遊技防止処理のフローチャートである。
【図１１】カードデータ転送装置のメイン処理手段のフローチャートである。
【図１２】図１１で示されるカードデータ転送装置のメインフローのステップＱ８で行われるサブルーチン処理である業務停止処理（業務終了処理）のフローチャートである。
【図１３】遊技店からカード会社に送信された、前日閉店時と本日開店時における玉貸しに関する各種データ、及びカード会社の監視結果が具体的に例示されている。
【図１４】遊技状態中の玉貸し操作に関するデータが具体的に例示されている。
【符号の説明】
１０遊技機
２０カード式玉貸し機（遊技媒体貸出装置）
２１カード発行機
２２カード受付機
３０カードデータ転送装置
３１副中継装置
３２主中継装置
４０管理装置
５０カード会社（外部装置）
１０３玉貸し有効表示器
１０４排出制御装置
１０５役物制御装置
２００通信制御装置
２０１カードＲ／Ｗ装置
２０２外部記憶装置
２０３リセットスイッチ
２０４玉貸額設定スイッチ
２０５報知ランプ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
This inventionBy operating the ball lending switch,Lending by converting valuable information recorded on game cards into game mediaA card data transfer device in which information related to the lending is transmitted from the game medium lending device, and information related to the transmitted lending is transmitted to an external device, AndRentThe present invention relates to a card-type gaming facility including a gaming machine or the like that can be played by a game medium that is generated and can generate various gaming states.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a card-type ball lending device is provided next to a gaming machine, a prepaid card (game card) is inserted into the card-type ball lending device, and valuable information recorded on the game card is stored in a game medium (for example, There is known a card-type gaming facility that can be converted into gaming balls or coins).
[0003]
In conventional card-type gaming facilities, a card-type ball lending device is connected to a ball discharge device and a ball lending operation unit provided in the gaming machine, and a ball lending operation based on the operation of the player's ball lending operation unit, etc. Is input to the card-type ball lending device, and based on the input, a predetermined game ball discharge command signal is transmitted from the card-type ball lending device to the ball lending device of the gaming machine, and the game ball is discharged. To be done. Then, the valuable value information for the game ball that has been lent out is subtracted, and the valuable value information of the gaming card is rewritten to the one after the subtraction, and is returned at the time of the return operation.
[0004]
A card-type ball lending device is connected to a card company management device outside the amusement store via a relay device and a card data transfer device via a telephone line, so that the above-mentioned ball lending information is transferred to the card company management device. Transmission is possible.
[0005]
Then, the game store purchases a game card from the card company, and pays an amount (1000 yen, 3000 yen, etc.) corresponding to the valuable value information written on the game card and a price of the card itself (for example, 14 yen). On the other hand, a game store is a system in which a ball lending amount (value information amount) using a game card is charged (sent) to a card company for payment at the game store.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
At present, game cards, like telephone cards, are often falsified and the card company suffers a great disadvantage.
[0007]
Examples of tampering with cards include those in which valuable value information has been illegally written again to close a punch hole, and valuable value information that has not been reduced in frequency has been written on a returned game card. Some people make counterfeit game cards without using used game cards.
[0008]
The trick is to pull out the ball with a tampering game card, etc. and play a normal game to generate a big hit, etc. to obtain many prize balls and exchange them for prizes. Alternatively, there is a method of continuously drawing out balls and exchanging them for prizes while playing a game formally. However, with the method of pulling out the ball with a falsified gaming card etc. without playing a game, the game store clerk will be aware that it has acquired a large amount of game balls without generating a big hit, so normally the game In order to generate a jackpot or a probability fluctuation state by performing the above, a game ball is acquired to some extent, and then the continuous balls are drawn out and exchanged for prizes.
[0009]
As a countermeasure against such illegal acts, the gaming store side strictly monitors the gaming state of the player or monitors the continuous ball lending state of the gaming machine and notifies the state of the illegal acts preventing device. It can also be installed. However, as described above, it is conceivable to carry out an illegal act so as not to be noticeable by a staff member or to be detected by a monitoring device, which is not a sufficient measure.
[0010]
In addition, in the conventional system, even if there is a ball loan due to the use of a falsified card, only the card company can be disadvantaged, and at the amusement store, the ball lending amount by the falsified card can be charged to the card company, and there is no disadvantage. Because it is not incurred, some amusement stores may miss the use of tampered cards. Not only that, it is also possible that fraudulent acts involving amusement stores are also carried out. For example, a tampering card or the like is prepared at the amusement store side to lend a ball, or the tampering card or the like is used at the amusement store to lend a ball outside business hours to increase sales. For this reason, it is difficult to completely solve the problem by monitoring the fraudulent act by the falsification card or the like at the game store side.
[0011]
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and it is possible to monitor the ball lending state related to the game state not only at the game store side but also outside the game store, so that fraud on ball lending is possible. The purpose is to provide a gaming facility that can be prevented.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
To solve the above problem,
The invention described in claim 1Inserted by operating the ball lending switchRecord on game cardHas beenLending by converting valuable information into game mediain order toA game media lending device;
A card data transfer device that transmits information related to the lending from the game medium lending device and transmits the information related to the lending transmitted to an external device;A gaming machine that is capable of playing with the released game medium and capable of generating various gaming states;
In the card-type game equipment consisting of
The gaming machine includes gaming state output means for outputting gaming state signals corresponding to a plurality of types of gaming states to the outside,
The gaming medium lending device includes a gaming state signal input unit that receives a gaming state signal output from the gaming state output unit,
The number of operations of the ball lending switch, and the operation time of each operation,
The number of jackpots generated in the gaming machine, and the time of occurrence of each jackpot, are transferred from the gaming medium lending device to the external device via the card data transfer device.It is characterized by enabling transmission.
[0013]
According to the first aspect of the present invention, the gaming state signals corresponding to the plurality of types of gaming states output from the gaming state output means of the gaming machine that outputs gaming state signals corresponding to the plurality of types of gaming states to the outside. The game medium lending device accepts the game state signal input means,The number of ball lending switch operations and the operation time of each operation, the number of jackpots generated in the gaming machine, and the time of occurrence of each jackpot are external devices via the card data transfer device from the game medium lending deviceAs a result, it is possible to transmit to the card company, and as a result, it is possible to monitor the ball lending information related to the game state by the external device, for example, a continuous ball lending state within a predetermined time or a predetermined driving ball In addition, it is possible to know the ball lending state in the jackpot state or the probability variation state on the external device side, and thereby it is possible to monitor the ball lending state using an illegal card.
[0014]
Here, the gaming machine may be any gaming machine such as a ball game machine such as a pachinko gaming machine, a pachikon machine, or a sparrow ball gaming machine, a pachislot machine, or a slot machine. The valuable value information is, for example, an amount. The game medium is a game ball in a ball game machine such as a pachinko game machine, and a coin in a pachislot machine or the like.
[0015]
The external device is, for example, a card company (monitoring device). The gaming state is, for example, a jackpot state, a probability variation state, a generation state of a driving ball, or the like in one kind of pachinko gaming machine.
[0016]
The invention according to claim 2The external device is
The number of operations of the ball lending switch transmitted, and the operation time of each operation,
The number of jackpots generated in the gaming machine and the time of occurrence of each jackpot;
On the basis of the,
An external monitoring device for monitoring a ball lending state with respect to the jackpot state,
When ball lending is performed during the jackpot, it is determined that the ball lending is illegal.
[0017]
According to the invention of claim 2,The external monitoring device provided in the external device includes the number of operations of the ball lending switch transmitted from the game medium lending device, the operation time of each operation, the number of jackpots generated in the gaming machine, and the time of occurrence of each jackpot Based on the monitoring of the ball lending status against the jackpot status, if the ball lending is performed during the jackpot, the ball lending is determined to be fraudulent,It is possible to reliably monitor fraudulent acts caused by the use of fraudulent cards and to centrally monitor fraud with an external device (card company).
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of a card-type game facility according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0025]
FIG. 1 is a system diagram of a card-type gaming facility according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a perspective view of main system configuration facilities, and FIG. 3 is a pachinko gaming machine and a card-type ball lending machine attached thereto. FIG. 4 is a front perspective view of the pachinko gaming machine.
[0026]
As shown in FIG. 1, the system of the card-type game equipment (in the broken line diagram) on the game store side is roughly divided into two systems.
[0027]
One system consists of the gaming machines 10, 10,..., The counter 11, the prize exchange POS 12, and the management device 40 that the store side manages and manages the information about the game media sent from these devices. This is a system for grasping the flow and number of game balls and the game state of each game machine.
[0028]
From each gaming machine 10, 10,..., Information on the number of balls lent, the number of balls thrown in, and the gaming state of each gaming machine, etc., from the ball counter 11, the player holds the balls with a ball counter. Information relating to the number of balls exchanged with the prize exchange ticket is sent from the prize exchange POS 12 to the management device 40, respectively, and information relating to the number of balls exchanged by the player for prizes is centrally managed by the store side. To do. In addition, the management device 40 exchanges data with the card data transfer device 30.
[0029]
The other system is a card type (between machine) ball lending machine 20, 20,..., A card issuing machine 21, a card accepting machine 22, and data from these devices, sub-relay device 32, main relay device 31 ( Hereinafter, the card data transfer device 30 that collects and transmits the data to the card company via the relay devices 31 and 32), and is a system for grasping information on the card and the ball lending using the card.
[0030]
From the card type (between machine) ball lending machines 20, 20,..., The game status signal of each attached gaming machine 10, 10,. Information regarding the type and number of cards is transmitted from the card accepting device 22 to the card data transfer device 30 via the sub-relay device 32 and the main relay device 31. Is done. The card data transfer device transmits the information and the information sent from the management device 40 to the card company 50 which is an external device through a telephone line or the like. The card company 50 side can monitor fraud related to the card game based on the transmitted data.
[0031]
FIG. 2 is a perspective view of main components in the card type gaming facility of FIG.
[0032]
In the island facility 60, gaming machines 10, 10,... And card-type (between) ball lending machines 20, 20, .. attached to each gaming machine are installed. ) Relay devices 31, 32 for transmitting data from the ball lending machines 20, 20,..., The card issuing machine 21, the card receiving machine 22, etc. to the card data transfer device 30 are installed.
[0033]
The card issuing machine 21 is a device where a player purchases a prepaid card (hereinafter referred to as a game card or card) for playing a game, and information (such as the card type and number of cards) about the issued card is relayed to the relay device 31. , 32 to the card data transfer device 30.
[0034]
The card accepting machine 22 is a device installed in the store to determine whether the card is genuine or forged, and the result is transmitted to the card data transfer device 30 through the relay devices 31 and 32.
[0035]
From the gaming machines 10, 10,..., The management device 40 provides information on the number of balls lent, the number of balls to be shot, and the gaming state, and from the ball counter 11, information on the gaming balls exchanged with a prize exchange ticket. The prize exchange POS 12 receives information on the game balls exchanged for prizes, and transmits data to these devices to perform overall management and operation of the store. In addition, information relating to fraud monitoring and management is exchanged with the card company 50 via the card data transfer device 30.
[0036]
The card data transfer device 30 sends information (game lending information, game information, etc.) necessary for fraud monitoring and operation to the card company, and sends information from the card company to each device on the game shop side. It works to transfer. For detailed information exchange, refer to the description of the main flow of the card data transfer apparatus in FIG.
[0037]
FIG. 3 is a perspective view showing the gaming machine 10 and the card-type ball lending machine 20 attached thereto.
[0038]
The gaming machine 10 is a so-called one type, and ball lending is performed by a gaming card, and a plurality of types of gaming states such as a probability variation state, a time shortening state, and a jackpot occurrence state can be generated. The game state output means outputs a game state signal corresponding to each game state to the outside (a card-type ball lending machine or a management device).
[0039]
The card-type ball lending machine 20 is provided with a game state signal input means from the attached gaming machine 10, and information related to ball lending of the card-type ball lending machine 20 and sent from the attached gaming machine 10. Means is provided for outputting information relating to the gaming state to the outside by infrared communication or cable communication.
[0040]
The card-type ball lending machine 20 shown in FIG. 3 is a model equipped with a communication unit (communication control device 200) for communicating with the outside by infrared communication. From the ball lending information by card and the attached game machine The information relating to the gaming state is transmitted from the communication unit to the main relay device 31 via the sub-relay device 32, and is transmitted from the main relay device 31 to the card data transfer device 30 via a shield line. Then, the card data transfer device 30 transmits the sent information to the card company 50 through a telephone line.
[0041]
FIG. 4 is a front view of a game board of the pachinko gaming machine 10 and illustrates a so-called one type of pachinko gaming machine. The explanation of the front view of the game board, the jackpot occurrence state, and the probability variation state will be described below.
[0042]
In the game area 73 surrounded by the guide rails 72 of the game board 71, a special symbol variable display device 74, a special variable winning device 75, a general symbol starting gate 76, 76, a normal symbol variable display 77, a general winning opening. 78, 78,..., A normal variation winning device 79 that also serves as a special drawing start opening, direction change members 80, 80,... Called side wind turbines, side lamps 81, 81,. It is arranged.
[0043]
The special symbol variable display device 74 is provided with, for example, a variable display portion 74a constituted by a liquid crystal display screen, special figure start memory displays 74b, 74b,. Are arranged below the normal start memory displays 76a, 76a,.
[0044]
The pair of left and right open / close members 79a, 79a of the normal variation winning device 79 are normally closed with an interval that can be received by one game ball. However, depending on the result of the normal figure variable display game of the normal symbol display 77 By the reverse"C"It is designed to change to a state where it can be easily received by opening it in the shape of a letter.
[0045]
Special variation winning device 75DoorBy 75aOpen and closeA large winning opening 75b is provided.Door75a is normally closed, but is opened depending on the result of the special symbol variable display game (special symbol variable display game) of the special symbol variable display device 74.
[0046]
Next, the jackpot occurrence state and the probability variation state will be described.
[0047]
When a game ball that has been thrown into the game area 73 wins the normal variation winning device 79, the winning is detected by the special figure start switch 79b, and the variable symbol 74 is displayed on the variable display 74a of the variable display device 74. By doing so, a special symbol variable display game is performed. In this special symbol variable display game, in the process in which the left, middle, and right symbols are stopped in order, stop display modes (for example, “1,1,-”, “2,2, -"," 3, 3,-", etc.), it is converted into a reach display mode according to the reach mode.
[0048]
As a result of this special symbol variable display game, a predetermined stop display mode (for example, “1,1,1”, “2,2,2”, “3,3,3”, etc.) in which the stop symbol generates a jackpot In the case of a roaring eye), a special game called a jackpot is generated.
[0049]
In this special game, a cycle in which the open / close door 75a of the special variable winning device 75 is opened and closed for a predetermined time is defined as one cycle, and a player during each cycle is detected by a continuous switch in the continuous winning area in the big winning port 75b. The game is continued until a predetermined cycle (for example, 16 cycles). However, during each cycle, when a predetermined number (for example, 10) of game balls wins the big winning opening 75b, the cycle is ended at that point.
[0050]
In addition, this special variable game is a predetermined stop symbol pattern in which a big hit occurs (for example, “1”, “3”, “5”, “7”, “9”, etc.) When it occurs in a probability variation pattern), after the jackpot special game is finished, for example, a probability variation state in which the probability of jackpot occurrence is high until the jackpot is subsequently generated twice occurs. During the probability variation state, the probability variation state of the normal symbol is increased, and the probability of occurrence of the normal symbol around the variable display symbol is high. The probability variation state is interrupted during the special game. A big hit occurs again in a predetermined stop pattern mode (for example, a set of three probability variation symbols such as “1”, “3”, “5”, “7”, “9”) during the probability variation In such a case, the probability variation state is continuously generated under a predetermined limit.
[0051]
A lot of balls appear during the jackpot occurrence state, and it is difficult for the player's balls to decrease even during the probability fluctuation state (it will increase slightly in some cases), and illegal gaming cards were used during these states Illegal cueing is more likely to occur.
[0052]
FIG. 5 is a block diagram showing details of the exchange of signals relating to the ball lending information and game information of the gaming machine between the gaming machine 10 shown in FIG. 3 and the card-type ball lending machine 20 attached thereto.
[0053]
The internal device of the gaming machine 10 includes a ball lending switch 100, a return switch 101, a card remaining amount display 102, a ball lending effective display 103, a discharge control device (receiving ball lending information and sending ball lending completion information) 104, There is an accessory control device (sending game information) 105 and the like.
[0054]
The internal device of the card-type ball lending machine 20 includes a communication control device 200, a card R / W device 201, an external storage device 202, a reset switch 203, a ball lending amount setting switch 204, a notification lamp 205, an I / O interface 206, There are a CPU 207, a ROM 208, a RAM 209, a clock 210, and the like.
[0055]
Data exchange between the gaming machine 10 and the card type ball lending machine 20 is performed through an I / O interface 206 provided in the card type ball lending machine.
[0056]
Information sent from the gaming machine 10 to the card-type ball lending machine 20 includes information on a ball lending request by the player's operation of the ball lending switch 100, information on a card return request by the operation of the player's return switch 101, and discharge control. There are ball lending completion information for informing that the device 104 has completed ball lending, game information (such as jackpot information, probability variation information, normal time information, and throwing ball information) generated by the accessory control device 105.
[0057]
Information sent from the card-type ball lending machine 20 to the gaming machine 10 includes information on the remaining number of game cards with respect to the card remaining amount display 102 and information on whether or not the ball lending to the ball lending effective display 103 is in an active state. And ball discharge command information for lending the ball to the discharge control device 104.
[0058]
The communication control device 200 is a communication unit for the card-type ball lending machine 20 to perform infrared communication with the card data transfer device 30 via a relay device.
[0059]
The card R / W device 201 is a device that reads remaining frequency information, security information, shop information, and the like from the card, and writes remaining frequency information by ball lending to the card.
[0060]
The external storage device 202 is a data storage device of the internal computer unit of the card-type ball lending machine 20 including a central processing unit CPU 207, ROM 208, RAM 209, and clock 210, and reading and writing are performed through the I / O interface 206.
[0061]
The reset switch 203 returns to the game-ready state by operating this reset switch when it is determined that fraud has been performed and the gaming machine is in a game-disabled state.
[0062]
The ball lending amount setting switch 204 is a switch for setting the amount of game balls lent by a single operation of the ball lending switch of the gaming machine.
[0063]
The notification lamp 205 is a lamp for informing the outside (the store side) when an abnormality occurs in the gaming state or when a fraud is performed.
[0064]
The card-type ball lending machine 20 includes an I / O interface 206, a central processing unit CPU 207, a read-only memory ROM 208, a random access memory RAM 209, and a clock generator clock 210, and has an ability to perform arithmetic processing by itself. .
[0065]
FIG. 6 is a diagram showing a main flow of control processing performed by the card-type ball lending machine 20.
[0066]
When the power is turned on, first, a self-diagnosis process is performed in step S1. In this process, an I / O interface check and a memory check between each device in the ball lending device are performed, and the process proceeds to the next step S2.
[0067]
In the store opening process in step S2, a communication line test, an initialization process, a setting process such as setting a ball lending amount by inputting a ball lending SW, etc. are performed, and a state of communication with a gaming machine is monitored. The game data is set so as not to be activated unless it is received normally. If there is no abnormality in each item, the apparatus is activated and the process proceeds to step S3.
[0068]
In the card play process of step S3, when a game card is inserted into the card-type ball lending machine 20, the card information is read to check for falsification or forgery, and the game ball lending information is read and written to the card. Further, error information relating to the card and ball lending information are set in the communication memory, and the process proceeds to the next step S4 communication process. Details of the card play process (subroutine) will be described with reference to FIG.
[0069]
In the communication process in step S4, error information and ball lending information regarding the game card obtained by the card play process in step S3 is transmitted to the T-BOX (card data transfer device 20), and the process proceeds to the next step 5. .
[0070]
In the fraud monitoring process in step 5, fraud is monitored based on the data related to ball lending collected by the communication process in step S4. And it returns to step S3 from step S5, and repeats the process in the meantime after that.
[0071]
There are several ways of processing the collected data and fraud monitoring methods in step S5, and details of each monitoring method will be described with reference to FIGS.
[0072]
Next, FIG. 7 is a flowchart showing a subroutine of cart play processing.
[0073]
In step S10, if a card is inserted into the card-type ball lending machine 20, the process proceeds to step S11, and if there is no insertion, the process returns.
[0074]
In step S11, the card information of the inserted game card is read, and the process proceeds to step S12.
[0075]
In step S12, it is determined whether or not the security information is correct when the card information is read in step S11. If it is correct, the process proceeds to step S15. If it is incorrect, the process proceeds to step S13 to set error information in the communication memory. S14 is discharged (discharged from the insertion slot).
[0076]
In step S15, if the card information read in step S11 includes our shop information (information indicating that the card is issued by the amusement store or information indicating whether the card has been passed through the card accepting machine), the process proceeds to step S16. The card is discharged in step S14.
[0077]
In step S16, if there is store information on the card in step S15, the correctness of the information is discriminated. If it is correct, the process proceeds to step S17, and if it is incorrect, the process proceeds to step S13 to set the error information in the communication memory. Then, the communication process is performed, and the card is discharged in step S14.
[0078]
In step S17, the gaming machine displays the seven-segment card data (such as the remaining card number) of the inserted card and informs the outside (player).
[0079]
In step S18, if the player who has viewed the displayed card data does not press the return switch (does not turn it on), the process proceeds to the next step S19, and if it is pushed (turns on), the process proceeds to step S24. To eject the card.
[0080]
In step S19, if the player has pressed (turned on) the ball lending switch, the process proceeds to step S20. If not, the player proceeds to step S23.
[0081]
In step S20, when the ball lending switch is turned on, communication processing for issuing a ball discharge command to the ball discharge device of the gaming machine is performed, and the gaming machine receiving the ball discharge command discharges the ball (ball lending). I do.
[0082]
In step S21, the ball lending information performed in step S20 is set in a communication memory so that it can be transmitted to an external device by communication processing.
[0083]
In step S22, the ball lending information performed in step S20 is written on the card, and the process proceeds to step S23.
[0084]
In step S23, if the remaining card count is 0, the card is ejected in step S24. Otherwise, the process returns. This subroutine is completed.
[0085]
Next, details of the fraud monitoring processing method in step S5 of the main flow of the card-type ball lending machine 20 will be described. Here, three fraudulent game monitoring processing methods (however, one takes the fraud prevention processing method) will be described together with the explanation of FIGS. 8, 9, and 10, respectively.
[0086]
FIG. 8 is a flowchart of the subroutine fraud monitoring process in step S5. In the fraud monitoring process of FIG. 8, the card-type ball lending machine 20 transmits ball lending information and game state information to the card company (external device) 50, and the card company 50 determines fraudulent gaming based on the information. Judge whether there is any. This subroutine will be described below.
[0087]
In step R10, if the ball lending machine is in the ball lending effective state, the process proceeds to the next step R11, and if not, the process proceeds to step R13.
[0088]
In step R11, if the player has pressed the ball lending switch (turned on), the process proceeds to the next step R12, and if not pressed (not turned on), the process proceeds to step R13.
[0089]
In step R12, the number of ball lending switch operations performed by the player and the operation time corresponding to each operation are set in the communication memory, and the process proceeds to the next step R13. Then, the set information is transmitted to the card company 50.
[0090]
In step R13, when the game state becomes a jackpot occurrence state while the player is playing,Move on to next step R14If not, the process proceeds to Step R15.
[0091]
In step R14, the number of occurrences of jackpots generated in step R13 and the occurrence time corresponding to each jackpot are set in the communication memory, and the process proceeds to the next step R15. Then, the set information is transmitted to the card company 50.
[0092]
In step R15, the number of hit balls is counted regardless of whether or not the big hit is generated in step R13, and the process proceeds to step R16.
[0093]
In step R16, the shot ball number information counted in step R15 is set in the communication memory. Then, the set information is transmitted to the card company 50. This subroutine is completed and returned.
[0094]
The card company 50 monitors illegal games based on the information transmitted in the steps R11, R14, R16. An actual example of the illegal game monitoring result will be described with reference to FIGS.
[0095]
FIG. 9 is a flowchart of the subroutine illegal game monitoring process in step S5. In the fraud monitoring process of FIG. 9, based on the ball lending information and the game state information, the fraud determination is performed in the ball lending machine, and the determination result is transmitted to the card company 50. In this way, the illegal game is monitored by a method different from the case of FIG. This subroutine will be described below.
[0096]
In step R20, if the player has pressed the ball lending switch, the process proceeds to the next step R21, and if not, the process proceeds to step R24.
[0097]
In step R21, it is determined whether there is any fraud depending on whether the ball lending operation in step R20 has been performed after a predetermined time has elapsed since the previous ball lending operation. If the predetermined time has not elapsed, the determination of fraud is received and the process proceeds to the next step R22. If the predetermined time has elapsed, the determination is performed without fraud and the process proceeds to step R24. In actual fraud determination, for example, when ball lending is performed within 75 seconds from the previous ball lending operation, it may be set to determine whether there is fraud. At this time, there is a possibility of making an incorrect determination in the fraud determination by one continuous ball lending. Therefore, the fraud determination may be performed by four or five consecutive ball lending.
[0098]
In step R22, when it is determined that there is fraud in step R21, fraud notification to the outside and disabling of the gaming machine are performed, and the process proceeds to step R23. At this time, the replay can be performed by operating the reset switch.
[0099]
In step R23, when it is determined that there is fraud in step R21, the continuous ball lending information is set in the communication memory, and the process proceeds to step R24. Then, the set information is transmitted to the card company 50.
[0100]
In Step R24, if a specific gaming state (a state where there is a possession such as jackpot or probable change) is entered during the game and a specific gaming state signal is generated from the gaming machine, the process proceeds to Step R25, and if not, Returned.
[0101]
In step R25, if the player operates the ball lending switch a predetermined number of times while entering the specific gaming state and generating the specific gaming state signal, it is determined that there is fraud and the process proceeds to step R26, where the player operates the predetermined number of times. If not, it is determined that there is no fraud and is returned to return to the original. At this time, in the actual fraud determination, for example, when the ball lending operation is performed four or five times while the specific gaming state signal is generated, the fraud determination is set to be performed. However, since it is a ball lending operation during the occurrence of a specific gaming state, it may be determined that there is fraud in one operation.
[0102]
In step R26, when it is determined that there is fraud in step R25, fraud notification to the outside and disabling of the gaming machine are performed, and the process proceeds to step R27.
[0103]
In step R27, when it is determined that there is fraud in step R25, the illegal ball lending information is set in the communication memory. Then, the set information is transmitted to the card company 50. This subroutine is completed and returned.
[0104]
In this illegal game monitoring process, the fraudulent determination is performed in the ball lending device, the result is transmitted to the card company 50, and the illegal notification of the gaming machine and the inability to play the game are performed.
[0105]
Next, as another embodiment, a case where an illegal game prevention process is performed instead of the illegal game monitoring process will be described. In the case of illegal game prevention processing, the illegal game is not monitored but prohibited.
[0106]
FIG. 10 is a flowchart of subroutine illegal game prevention processing as another embodiment of step S5. In the fraud prevention process of FIG. 10, fraudulent games are prevented by prohibiting continuous ball lending and ball lending when a specific game is occurring according to a certain criterion. This subroutine will be described below.
[0107]
In step R30, it is determined whether or not a predetermined time has elapsed since the last ball lending. If not, the process proceeds to step R31, and if it has elapsed, the process proceeds to step R32. Actually, for example, it may be determined whether or not 75 seconds have elapsed.
[0108]
Alternatively, the ball lending may be set to be invalidated when there is no predetermined driving ball from the previous ball lending instead of the time.
[0109]
In step R31, if a predetermined time has not elapsed since the previous ball lending in step R30, the new ball lending is invalidated and the ball lending valid display of the gaming machine 10 is turned OFF. Then, the process proceeds to step R35.
[0110]
In step R32, when a predetermined time has elapsed since the previous ball lending in step R30, the new ball lending is validated and the ball lending valid display of the gaming machine 10 is turned ON. Then, the process proceeds to step R33.
[0111]
In Step R33, when a predetermined time has elapsed since the previous ball lending and the new ball lending is in effect, turning the ball lending switch ON (new ball lending request) performs the ball lending, and proceeds to Step R34 to turn the ball lending switch on. When not turning on, it moves to step R35.
[0112]
In step R34, when a ball lending switch is turned on and a new ball lending is performed in step R33, the illegal game prevention timer is newly started from that point, and the process proceeds to step R35.
[0113]
In step R35, if the specific gaming state is entered and the specific gaming state signal is generated from the gaming machine 10, the process proceeds to step R37, and if the specific gaming state signal is not generated without entering the specific gaming state, the step Move to R36.
[0114]
In step R37, if a specific game state signal is generated in step R35 and the specific game state signal is generated, if the specific game state is the state immediately after the jackpot occurrence, the process proceeds to step R36, and the other state If so, go to Step R38. This is to provide a predetermined time lag because ball lending may be performed immediately after the jackpot.
[0115]
In step R36, when the specific game state signal is not being generated in step R35 and immediately after the jackpot occurrence state in step R37, a game card can be inserted and the ball lending is in an effective state. In this case, it returns and ends.
[0116]
In step R38, when a specific gaming state other than immediately after the occurrence of the jackpot is entered, card ejection and card insertion are prohibited, and the process proceeds to step R39.
[0117]
In step R39, the card ejection and insertion prohibited state performed in step R38 is notified to the outside (player, etc.), and the process returns. This subroutine is completed.
[0118]
In this illegal game prevention process, it is determined whether or not there is an illegal game in accordance with a certain setting criterion in accordance with a calculation control unit in the card-type ball lending machine 20 instead of monitoring the illegality. When it is determined that there is fraud, the ball lending machine itself cancels the new ball lending or discharges the game card, and prohibits the use of the illegal card.
[0119]
FIG. 11 is a main flowchart of processing performed by the card data transfer device 30.
[0120]
When the apparatus is turned on, first, self-diagnosis processing is performed in step Q1.
[0121]
In the self-diagnosis process, I / O communication check, memory check, hard disk check, battery backup check, interrupt timer initialization, access history printing, 14 days old data are deleted from the hard disk, etc. Move on to Q2.
[0122]
In step Q2, business start processing is performed.
[0123]
In the business start processing, processing such as address setting with each repeater, confirmation of the start switch, date correction, transmission of the previous day data, clearing of the work area, etc. is performed, and the processing proceeds to the next step Q3.
[0124]
The transmission of the previous day data in the business start process is for sending data to the card company 50 when the store is closed and when opening the next day, and the card company compares the data and monitors fraud other than business hours on the store side. An example of the monitoring result based on the data will be described with reference to FIG.
[0125]
In step Q3, if an interruption from the ball lending machine 20 occurs in the card data transfer device 30, the process proceeds to step Q4, and if not, the process proceeds to step Q5.
[0126]
In step Q4, when an interrupt occurs in step Q3, communication processing with each ball lending machine is performed, received data is recorded in the work area, and the process proceeds to step Q5.
[0127]
In step Q5, output processing to a CRT or printer is performed based on a request from the terminal device, and the process proceeds to step Q6.
[0128]
In step Q6, communication processing with the management apparatus 40 of the game store is performed, and the process proceeds to step Q7.
[0129]
In Step Q7, if the closing switch of the card data transfer device 30 is ON, the process moves to Step Q8 to perform the work end processing, and if OFF, the process returns to Step Q3.
[0130]
In step Q8, when the tightening switch is turned on in step Q7, a work end process is performed. Details of the business end process will be described in the following FIG. Thus, the main flow of the card data transfer device 30 ends.
[0131]
FIG. 12 is a flowchart of a business stop process subroutine of the card data transfer apparatus 30, which corresponds to step Q8 business end process in the main flow.
[0132]
When the closing switch of the card data transfer device 30 is turned on and the business stop process is started, first, an interrupt prohibition process is performed in step Q10.
[0133]
In the interrupt prohibition process, in order to tabulate the business data, the communication interrupt from each ball lending device is prohibited, and the process proceeds to Step Q11.
[0134]
In step Q11, the data of the work area on the memory is totaled, and the process proceeds to step Q12.
[0135]
In step Q12, the data collected in step Q11 is printed out, and the process proceeds to step Q13.
[0136]
In step Q13, the data collected in step Q11 is recorded on the hard disk together with the closing time, and the process proceeds to step Q14.
[0137]
In step Q14, if there is communication from the card company 50, the process proceeds to the next step Q15. If there is no communication, the process returns to step Q14 again and waits for communication from the card company 50.
[0138]
In step Q15, when there is communication from the card company 50, the contents of the hard disk are transmitted to the card company 50, and the process proceeds to step Q16.
[0139]
In step Q16, after transmitting the contents of the hard disk to the card company 50, if there is a confirmation command from the card company 50, the process proceeds to the next step Q17, and if not, the process returns to step Q14 and returns to the card company 50. Wait for communication from.
[0140]
In step Q17, the communication date / time data with the card company 50 is recorded in the hard disk as an access history, and the process proceeds to step Q18.
[0141]
In step Q18, the card data transfer device 30 is set to the low power consumption mode.
[0142]
This is the end of the business stop processing subroutine.
[0143]
FIG. 13 is a chart in which various data relating to ball lending when the store is closed the day before and the store opened today, and the monitoring result on the card company side, transmitted from the game store to the card company 50, are specifically illustrated.
[0144]
First, for each ball lending machine, the number of ball lending at the time of closing the previous day and the number of ball lending at the time of opening today are compared to check whether fraudulent ball lending (NG) is not performed during business hours. .
[0145]
Next, compare the ball lending number of each ball lending machine with the number of balls thrown, and if the number of ball lending is abnormal with respect to the number of balls thrown in, an illegal ball lending (NG) within the business hours of the previous day will be found. , The number of balls lent <the number of balls to be shot.
[0146]
Specifically, in FIG. 13, in both the 256th and the 257th, the number of ball lending at the closing day of the previous day is the same as the number of ball lending at the opening of the day and there is no abnormality, but the number of ball lending at the 257th range is It can be seen that illegal ball lending was performed in an unusually large amount compared to the number.
[0147]
FIG. 14 is a chart specifically illustrating data related to a ball lending operation in the gaming state. In the example of FIG. 14, the gaming machine is a probability variation machine, and in the figure, a big hit is shown by a solid line, a probability variation state is shown by a broken line, and the rest is in a normal gaming state. The ball lending operation is indicated by a black dot, and one black dot indicates one ball lending operation.
[0148]
During the big hit (solid line state) and the probable change (broken line state), there is a ball due to the occurrence of a prize ball, so there is no need to lend a ball. Lending is determined to be fraudulent. However, since the player may need to replenish the ball immediately after the big hit, the ball lending in this case is not determined to be illegal.
[0149]
Specifically, in the 257th game machine shown in FIG. 14, the ball was lent many times during the jackpot occurrence (but not immediately after the occurrence) and during the probability fluctuation, and the illegal ball rent was made. Determined.
[0150]
Moreover, the continuous ball lending state within a predetermined period other than during the jackpot and the probability fluctuation can also be confirmed by this data.
[0151]
As described above, in the card-type gaming facility according to the embodiment of the present invention, it is output from the (pachinko) gaming machine 10 provided with means for outputting a gaming status signal corresponding to a plurality of gaming statuses to the outside. The card type ball lending machine 20 accepts the game state signal via the game state signal input means (internal device of the ball lending machine), and the card type ball lending machine 20 transmits the information related to the received game state signal. Transmission to the external device (card company) 50 via the secondary relay device 32, the main relay device 31, the card data transfer device 30, and the like.
[0152]
As a result, the ball lending information related to the gaming state can be monitored by the external device (card company) 50. For example, a continuous ball lending state within a predetermined time or a predetermined driving ball, a big hit state, The ball lending status in the probability variation state can be known on the external device (card company) 50 side, whereby the ball lending status using an unauthorized card can be monitored.
[0153]
The card-type ball lending machine 20 also includes means for monitoring the ball lending status based on the gaming status signal from the gaming machine 10, and transmits the monitoring result information to the external device (card company) 50. The processing load on the device (card company) 50 can be reduced, and the system configuration becomes simpler. For example, by using the monitoring result of the card-type ball lending machine 20, fraud notification in the store or the inability to play games It can be performed and is more effective against fraudulent games.
[0154]
Here, the gaming machine may be any gaming machine such as a ball game machine such as a pachinko gaming machine, a pachikon machine, or a sparrow ball gaming machine, a pachislot machine, or a slot machine. The valuable value information is, for example, an amount. The game medium is a game ball in a ball game machine such as a pachinko game machine, and a coin in a pachislot machine or the like.
[0155]
The external device is, for example, a card company (its monitoring device). The gaming state is, for example, a jackpot state, a probability variation state, a generated ball generation state, etc. in one kind of pachinko gaming machine.
[0156]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the gaming state signals corresponding to the plurality of types of gaming states output from the gaming state output means of the gaming machine that outputs gaming state signals corresponding to the plurality of types of gaming states to the outside, The game medium lending device accepts via the game state signal input means,The number of ball lending switch operations and the operation time of each operation, the number of jackpots generated in the gaming machine, and the time of occurrence of each jackpot are external devices via the card data transfer device from the game medium lending deviceAs a result, it is possible to transmit to the card company, and as a result, it is possible to monitor the ball lending information related to the game state by the external device, for example, a continuous ball lending state within a predetermined time or a predetermined driving ball In addition, it is possible to know the ball lending state in the jackpot state or the probability variation state on the external device side, and thereby it is possible to monitor the ball lending state using an illegal card.
[0157]
According to invention of Claim 2,The external monitoring device provided in the external device includes the number of operations of the ball lending switch transmitted from the game medium lending device, the operation time of each operation, the number of jackpots generated in the gaming machine, and the time of occurrence of each jackpot Based on the monitoring of the ball lending status against the jackpot status, if the ball lending is performed during the jackpot, the ball lending is determined to be fraudulent,It is possible to reliably monitor fraudulent acts caused by the use of fraudulent cards and to centrally monitor fraud with an external device (card company).
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system diagram of a card-type game facility according to an embodiment of the present invention.
2 is a specific view of the main system component equipment in the card type game equipment of FIG. 1 as seen from a perspective direction.
FIG. 3 is a front perspective view of a pachinko gaming machine and a card-type ball lending machine attached thereto in the card-type gaming facility of FIG. 1;
FIG. 4 is a front view of a game board of a pachinko gaming machine.
FIG. 5 is a block diagram showing details of the connection of data exchange between internal devices in a gaming machine and a card-type ball lending machine attached thereto.
FIG. 6 is a flowchart of main processing means of the card-type ball lending machine.
FIG. 7 is a flowchart of card play processing that is a subroutine performed in step S3 of the main flow of the card-type ball lending machine shown in FIG. 6;
FIG. 8 is a flowchart of a fraudulent game monitoring process that is a subroutine performed in step S5 of the main flow of the card-type ball lending machine shown in FIG. 6;
9 is a flowchart of a fraudulent game monitoring process (a method different from FIG. 8) that is a subroutine performed in step S5 of the main flow of the card-type ball lending machine shown in FIG. 6;
FIG. 10 is a flowchart of a fraudulent game prevention process, which is a subroutine performed as another implementation method, in the fraudulent game monitoring process that is a subroutine performed in step S5 of the main flow of the card-type ball lending machine shown in FIG. 6;
FIG. 11 is a flowchart of main processing means of the card data transfer apparatus.
12 is a flowchart of business stop processing (business end processing), which is a subroutine processing performed in step Q8 of the main flow of the card data transfer apparatus shown in FIG.
FIG. 13 specifically illustrates various data relating to ball lending that are transmitted from an amusement store to the card company when the store is closed on the previous day and when it is opened today, and the monitoring result of the card company.
FIG. 14 specifically illustrates data related to a ball lending operation in a gaming state.
[Explanation of symbols]
10 gaming machines
20 Card-type ball lending machine (game media lending device)
21 Card issuing machine
22 Card reception machine
30 Card data transfer device
31 Sub-relay device
32 Main relay device
40 Management device
50 Card company (external device)
103 Ball rental effective indicator
104 Emission control device
105 Equipment Control Device
200 Communication control device
201 Card R / W device
202 External storage device
203 Reset switch
204 Ball lending setting switch
205 Notification lamp

Claims

A game medium lending device for lending the valuable value information recorded on the inserted game card into a game medium by operating the ball lending switch ;
A card data transfer device for transmitting information related to the lending from the game medium lending device, and transmitting information related to the transmitted lending to an external device;
A possible game Allowance teeth out game media, and various gaming state can generate the gaming machine,
In the card-type game equipment consisting of
The gaming machine includes gaming state output means for outputting gaming state signals corresponding to a plurality of types of gaming states to the outside,
The gaming medium lending device includes a gaming state signal input unit that receives a gaming state signal output from the gaming state output unit,
The number of operations of the ball lending switch, and the operation time of each operation,
The number of jackpots generated in the gaming machine, and the time of occurrence of each jackpot,
Can be transmitted from the game medium lending device to the external device via the card data transfer device .

The external device is
The number of operations of the ball lending switch transmitted, and the operation time of each operation,
The number of jackpots generated in the gaming machine and the time of occurrence of each jackpot;
On the basis of the,
An external monitoring device for monitoring a ball lending state with respect to the jackpot state,
2. The card-type game facility according to claim 1, wherein when the ball lending is performed during the jackpot, the ball lending is determined to be illegal .