JP3718673B2 - Ultra-small turning machine - Google Patents

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JP3718673B2 JP2003061315A JP2003061315A JP3718673B2 JP 3718673 B2 JP3718673 B2 JP 3718673B2 JP 2003061315 A JP2003061315 A JP 2003061315A JP 2003061315 A JP2003061315 A JP 2003061315A JP 3718673 B2 JP3718673 B2 JP 3718673B2
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ultra
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卓蔵 河村
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋回台に取り付けたブームに作業用アタッチメントを装着し、該作業用アタッチメントを左右にオフセット可能とした超小旋回作業機の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、旋回台に取り付けたブームに作業用アタッチメントを装着し、該作業用アタッチメントを左右に偏心可能とした超小旋回作業機は知られている。
例えば、特開平5−112959号公報に示す如くである。
このような従来の超小旋回作業機においては、例えば、図5・図6・図8・図11・図12・図13に示すように、構成していた。
図5は従来の最深掘削状態にある超小旋回作業機において第三ブームが下方に延出するように構成したものを示す側面図、
図6は同じく従来の超小旋回作業機の正面図、
図8は掘削物をダンプトラックの荷台に積み込む状態にある従来の超小旋回作業機を示す側面図、
図11は従来の超小旋回作業機を示す側面図、
図12はバックホウ装置が最深掘削状態にある従来の超小旋回作業機を示す側面図、
図13は同じく従来の超小旋回作業機の正面図である。
【0003】
図11・図12・図13において、走行装置81の上部に旋回可能に旋回台84を取り付け、該旋回台84の上部には運転席等をキャビン89で覆った運転部を設けている。
該運転部89横側方には第一ブーム90を上下回動自在に取り付け、該第一ブーム90の先端部に第二ブーム91を左右方向へ回動自在に取り付け、該第二ブーム91に第三ブーム92を左右方向へ回動可能に取り付け、該第三ブーム92にアーム93を上下方向に回動可能に取り付け、該アーム93の先端には作業用アタッチメントであるバケット94を上下回動可能に取り付け、該第二ブーム91の左右方向への回動によりアーム93及びバケット94を左右方向へオフセット可能に構成している。
そして、アーム93は、該アーム93と第三ブーム92との間に介装されたアームシリンダ97の伸縮により上下回動され、第二ブーム91が下部回動軸95を中心にして左右方向に回動することで、アーム93及びバケット94が左右に移動して、第一ブーム90に対してオフセットするように構成している。
また、第一ブーム90と第二ブーム91とを連結する下部回動軸95の軸心、及び、第二ブーム91と第三ブーム92とを連結する上部回動軸96の軸心は、お互いに平行となるように配置されているが、第一ブーム90を最大限持ち上げた場合に、該下部回動軸95の軸心延長線は、アーム93方向側が反対方向側よりも低位置に位置するように構成している。
【0004】
このように構成した従来の超小旋回作業機においては、第二ブーム91は斜め前方へ傾斜して配置され、アーム93は略垂直に配置されており、バケット94を巻き込んだ状態においてバケット94が収納される、第二ブーム91、第三ブーム92、アーム93、及び、第二ブーム91下端とアーム93下端とを結ぶ線、により囲まれる領域が略三角形状となって狭く構成されていた。
また、図12、図13に示すように、バックホウ装置85を、第一ブーム90を前方に傾倒して最深掘削状態としたときには、第二ブーム91と第三ブーム92との連結部近傍から、該第三ブーム92に連結されたアーム93が下方に延出する形態となっていた。
【0005】
また、図11・図12・図13に示す、従来の超小旋回作業機のバックホウ装置85においては、第三ブーム92を、図5や図6に示すように構成することにより、掘削深さを深くしていた。
即ち、図5、図6に示すように、バックホウ装置85を最深掘削状態としたときに、従来の超小旋回作業機においては、第三ブーム92を、第二ブーム91の先端部から該第三ブーム92が下方に長く延出されるように構成しており、掘削深さを第三ブーム92の長さ寸法Dと、アーム93の長さ寸法Eと、バケット94の長さ寸法Fとを加えたものとしている。
この場合も、第三ブーム92の長さ寸法D、及び、アーム93の長さ寸法Eを長く形成する程、掘削深さを深くすることができる。
【0006】
従って、図11・図12・図13に示す従来の超小旋回作業機の場合の如く、バックホウ装置85を最深掘削状態としたときに、第二ブーム91と第三ブーム92との連結部近傍から、該第三ブーム92に連結されたアーム93が直接下方に延出する形態となり、掘削深さがアーム93とバケット94の長さ分となっている場合に比べると、本発明の超小旋回作業機においては、第三ブーム12の長さ寸法Aの分だけ掘削深さを深くすることができる。
また、従来の超小旋回作業機においては、掘削した土砂等の掘削物をダンプトラック等の荷台51へ後方から積み込む場合には、図8に示すように、バケット94の先端は、ほぼ、アーム93の長さ寸法Eとバケット14の長さ寸法Fとを加えた、前記寸法L1より短い寸法L2だけしか、荷台51の奥側(前方側)へ到達することができず、荷台51の後端から寸法L2だけしか奥側まで掘削物を積み込むことができなかったのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の如く、バケット94を巻き込んだ状態において、該バケット94が位置することとなる領域が略三角形状となって狭いと、バケット94内に掘削したアスファルト等の大きな掘削物を入れたまま、該バケット94を巻き込んだ場合、第二ブーム91や第三ブーム92やアーム93が、バケット94からはみ出した掘削物に当たって損傷するおそれがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手段を説明する。
旋回台(4)の運転部(9)横側方に上下回動自在に取り付けられた第一ブーム(10)、該第一ブーム(10)の先端部に左右方向へ回動自在に取り付けられた第二ブーム(11)、該第二ブーム(11)に左右方向へ回動可能に取り付けられた第三ブーム(12)、該第三ブーム(12)に上下方向に回動可能に取り付けられたアーム(13)、及び、該アーム(13)の先端に取り付けられた作業用アタッチメント(14)を有し、該第二ブーム(11)の左右方向への回動により作業用アタッチメント(14)を左右方向へオフセット可能に構成した超小旋回作業機において、第二ブーム(11)は、その下端部で第一ブーム(10)の上端部と下部回動軸(15)により左右回動自在に連結され、該第二ブーム(11)の上端部は上部回動軸(16)により、第三ブーム(12)を左右回動自在に連結しており、前記下部回動軸(15)の軸心延長線(O)と、上部回動軸(16)の軸心延長線(P)とは、互いに平行となるように配置されており、第一ブーム(10)を最大限持ち上げた状態で、該下部回動軸(15)の軸心延長線(O)と、上部回動軸(16)の軸心延長線(P)が、前記アーム(13)方向側が反対方向側よりも高い位置となるように構成し、同じく第一ブーム(10)を最大限持ち上げた状態で、第二ブーム(11)の上端から第三ブーム(12)を略前方へ、前記上部回動軸(16)の軸心延長線(P)の方向へ延出し、同じく第一ブーム(10)を最大限持ち上げた状態で、アーム(13)を最大限巻き込んだ状態において、該第三ブーム(12)の前端からアーム(13)を略下方に延出し、該第二ブーム(11)、第三ブーム(12)、アーム(13)、及び、第二ブーム(11)の下端とアーム(13)下端とを結ぶ線により囲まれる領域を、略矩形状に形成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は本発明の超小旋回作業機を示す側面図、
図2は同じく本発明の超小旋回作業機の後面図、
図3はバックホウ装置が最深掘削状態にある本発明の超小旋回作業機を示す側面図、
図4は同じく本発明の超小旋回作業機の正面図。
図7は掘削物をダンプトラックの荷台に積み込む状態にある本発明の超小旋回作業機を示す側面図、
図9は本発明の超小旋回作業機のアーム支点21を上部回動軸の軸心延長線よりも上方に配置した場合の表面掘削時におけるバックホウ装置の上端部の対地高さを示す側面図、
図10はアーム支点21を上部回動軸の軸心延長線よりも下方に配置した場合の表面掘削時におけるバックホウ装置の上端部の対地高さを示す側面図で、本発明の図9の構成との比較参考図である。
【0010】
本発明の超小旋回作業機の構成について、図1・図2・図3・図4・図7・図9・図10において説明する。
図1、図2において、左右一対のクローラ走行装置2を装備した走行装置1の上部に、旋回可能に旋回台4を取り付け、該旋回台4上部の一側方には運転席6を配設し、該運転席6の上方をキャノピー7で覆って運転部9を構成し、該運転部9横側方にバックホウ装置5を配置している。
運転部9の前方にはバッテリー61及び燃料タンク62が配設され、該バッテリー61及び燃料タンク62はカバー63により覆われている。また、前記走行装置1の、例えば、後端部には、排土板3を装着している。
【0011】
バックホウ装置5は、第一ブーム10を最大限持ち上げるとともに、アーム13及びバケット14を左右にオフセットせずに最大限巻き込んだ状態(図1に示す姿勢にある状態)においては、全体が旋回台4の旋回径内に格納できるように構成している。
そして、バックホウ装置5全体が旋回台4の旋回径内に格納される小旋回格納状態において、バケット14と運転部9とが干渉しないように構成している。
【0012】
次にバックホウ装置5について説明する。
前記バックホウ装置5は、旋回台4に上下回動自在に取り付けた第一ブーム10、該第一ブーム10の先端部に左右方向へ回動自在に取り付けた第二ブーム11、該第二ブーム11に左右方向へ回動可能に取り付けられた第三ブーム12、該第三ブーム12に上下方向に回動可能に取り付けられたアーム13、及び、該アーム13の先端に取り付けられた作業用アタッチメントであるバケット14を有し、第二ブーム11の左右方向への回動によりアーム13及びバケット14を左右方向へオフセット可能に構成している。
【0013】
そして、第一ブーム10と旋回台4との間にブームシリンダ29を介装して、該ブームシリンダ29の伸縮により第一ブーム10を上下回動可能とし、第三ブーム12とアーム13との間にアームシリンダ17を介装して、該アームシリンダ17の伸縮によりアーム13を上下回動可能とし、アーム13とバケット14との間にバケットシリンダ48を介装して、該バケットシリンダ48の伸縮によりバケット48を上下回動可能としている。
図1における軌跡66は、ブームシリンダ29、アームシリンダ17、及び、バケットシリンダ48等の伸縮に伴ってバケット14の先端が通過する軌跡であり、軌跡66の全範囲において、バケット14と運転部9とが干渉しないように構成している。
【0014】
第二ブーム11は、その下端部で第一ブーム10の上端部と下部回動軸15により左右回動自在に連結され、該第二ブーム11の上端部は、上部回動軸16により第三ブーム12を左右回動自在に連結しており、第二ブーム11と第一ブーム10との間には、オフセットシリンダ31が介装されている。
さらに、第一ブーム10と第三ブーム12との間にはオフセットロッド30が架設され、該オフセットロッド30の両端部は、第一ブーム10及び第三ブーム12にそれぞれ枢着されて、該オフセットロッド30、第一ブーム10、第二ブーム11、及び、第三ブーム12により平行四連リンク機構を構成している。
そして、オフセットシリンダ31を伸縮させることで、バケット14が第一ブーム10に対して偏心して左右方向にオフセットされるが、この場合、平行四連リンク機構により、正面視又は後面視における第一ブーム10と、第三ブーム12、アーム13、及び、バケット14との角度は変化せずに、平行状態を保ったままオフセットされる。
【0015】
前記第一ブーム10と第二ブーム11とを連結する下部回動軸15、及び、第二ブーム11と第三ブーム12とを連結する上部回動軸16は、それぞれの軸心延長線O・Pがお互いに平行となるように配置されており、該下部回動軸15は、第一ブーム10を最大限持ち上げた場合に、該下部回動軸15のアーム13方向側が反対方向側よりも(本実施例においては下部回動軸15の前部が後部よりも)高位置に位置するように構成している。
また、運転席6の上方を覆うキャノピー7は、前部支柱7a及び後部支柱7bにより支持されており、後部支柱7bは略垂直に立設され、前部支柱7aは後方に傾斜して立設されている。
そして、側面視において、該前部支柱7aと前記下部回動軸15とがなす角度が略直角となるように構成している。
【0016】
そして、バケット14は、バックホウ装置5の第一ブーム10を最大限持ち上げるとともに、アーム3及びバケット14をオフセットさせないで最大巻き込んだ状態の小旋回格納状態において、側面視において運転部9と干渉しないように構成している。
また、下部回動軸15とキャノピー7の前部支柱7aとがなす角度が略直角となるように構成しているので、バケット14を左右にオフセットした場合においても、該バケット14が前部支柱7aと略平行に移動して、バケット14が運転部9と干渉することはない。
【0017】
また、前記第一ブーム10及び第二ブーム11は、第一ブーム10を最大限持ち上げた状態において、後方に傾斜した姿勢となるように構成されており、第二ブーム11よりも先端側部分に連結される第三ブーム12、アーム13、及び、バケット14の前方への突出量が小さくなるようにしている。
さらに、第一ブームを最大限持ち上げた場合に、地面に対する第二ブーム11の立設角度が第一ブーム10の立設角度よりも大きくなるように構成され、第二ブーム11は第一ブーム10よりも垂直に近い状態で立設されている。
【0018】
そして、図1に示す姿勢において、即ち、第一ブームを最大限持ち上げた状態においては第二ブーム11の上端から第三ブーム12が略前方へ延出し、該第三ブーム12の前端からアーム13が略下方に延出して、該アーム13と第二ブーム11とが略平行に配置されており、第二ブーム11、第三ブーム12、アーム13、及び、第二ブーム11下端とアーム13下端とを結ぶ線、により囲まれる領域が略矩形状に形成されるとともに、この領域内にバケット14が配置されている。
【0019】
以上の如く構成したバックホウ装置5を、第一ブームを前方に傾倒して最深掘削状態とした場合は、図3、図4に示すように、第二ブーム11の先端部から第三ブーム12が下方に延出され、該第三ブーム12の下端部からアーム13が下方に延出され、該アーム13の下端部にバケット14が取り付けられた状態となるように構成している。
この場合、第二ブーム11と第三ブーム12との連結部が地表近傍に位置しており、バックホウ装置5による最大の掘削深さは、第三ブーム12の長さ寸法Aと、アーム13の長さ寸法Bと、バケット14の長さ寸法Cとを加えたものにほぼ等しくなる。
【0020】
また、本発明の超小旋回作業機においては、掘削深さを深くするためには、第三ブーム12の長さ寸法A、及び、アーム13の長さ寸法Bが重要であり、該長さ寸法A・Bを長く形成する程、掘削深さを深くすることができる。
また、本発明の超小旋回作業機においては、第三ブーム12の左右幅と、アーム13の左右幅とは、バケット14の左右幅よりも小さく形成して、最深掘削時に第三ブーム12やアーム13が溝の側面等に当たって破損することを防止している。
【0021】
本発明の超小旋回作業機においては、前述の如く、図1に示す姿勢においては、該アーム13と第二ブーム11とが略平行に配置され、第二ブーム11、第三ブーム12、アーム13、及び、第二ブーム11下端とアーム13下端とを結ぶ線、により囲まれる領域が略矩形状に形成されている。
従って、前記領域、特に、該領域の上部を広く確保することができ、バケット14内に掘削したアスファルト等の大きな掘削物を入れたまま、該バケット14を巻き込んだ場合でも、バケット14からはみ出した掘削物に、第二ブーム11や第三ブーム12やアーム13が当たることがなく、第二ブーム11や第三ブーム12やアーム13が掘削物によって損傷することを防止することができる。
【0022】
さらに、第三ブーム12を長く形成して、アーム13と第二ブーム11とを略平行に配置することにより、バケット14により掘削した土砂等の掘削物をダンプトラック等へ積む場合に、該ダンプトラックの荷台の奥側まで積むことが可能となる。
即ち、例えば、掘削した土砂等の掘削物をダンプトラック等の荷台へ後方から積み込む場合には、バックホウ装置5は図7に示すような姿勢となり、バケット14の先端は、ダンプトラック等の荷台51の後端から、ほぼ、第三ブーム12の長さ寸法Aとアーム13の長さ寸法Bとバケット14の長さ寸法Cとを加えた寸法L1だけ、該荷台51の奥側(前方側)へ到達することができて、荷台51の後端から寸法L1だけ奥側まで掘削物を積み込むことが可能となるのである。
【0023】
このように、アーム13と第二ブーム11とを略平行に配置することにより、バケット14内からはみ出した掘削物によって第二ブーム11や第三ブーム12やアーム13が損傷することを防止できるとともに、ダンプトラックの荷台51の奥側まで掘削物を積み込むことが可能となり、バックホウ装置5の耐久性向上と作業性の向上を図ることができるのである。
【0024】
また、図1に示す、第三ブーム12とアーム13とが連結されているアーム支点21は、第二ブーム11と第三ブーム12とを連結している上部回動軸16の軸心延長線Pよりも上方に配置して、図9に示すように、第一ブーム10を前方に傾倒して表面掘削を行う場合に、第三ブーム12の地面に対する傾斜角度が小さくなるように構成している。
これにより、表面掘削時の第三ブーム12上端部、即ち、バックホウ装置5の上端部の対地高さH1を、図10に示す、本発明の図9の構成との比較参考図に示す如く、アーム支点21が上部回動軸16の軸心延長線Pよりも下方に配置されていて、表面掘削時に第三ブーム12の地面に対する傾斜角度が大きくなるように構成した場合における、バックホウ装置5の上端部の対地高さH2よりも低く構成することができる。
このように、表面掘削時にバックホウ装置5上端部の高さを低く抑えるように構成することで、作業時にバックホウ装置5の上方に位置する障害物等に、該バックホウ装置5が当って損傷することを防止することができ、低い作業スペースしかない場所においても、掘削作業を行うことが可能となる。
【0025】
【発明の効果】
本発明は以上の如く、旋回台(4)の運転部(9)横側方に上下回動自在に取り付けられた第一ブーム(10)、該第一ブーム(10)の先端部に左右方向へ回動自在に取り付けられた第二ブーム(11)、該第二ブーム(11)に左右方向へ回動可能に取り付けられた第三ブーム(12)、該第三ブーム(12)に上下方向に回動可能に取り付けられたアーム(13)、及び、該アーム(13)の先端に取り付けられた作業用アタッチメント(14)を有し、該第二ブーム(11)の左右方向への回動により作業用アタッチメント(14)を左右方向へオフセット可能に構成した超小旋回作業機において、第二ブーム(11)は、その下端部で第一ブーム(10)の上端部と下部回動軸(15)により左右回動自在に連結され、該第二ブーム(11)の上端部は上部回動軸(16)により、第三ブーム(12)を左右回動自在に連結しており、前記下部回動軸(15)の軸心延長線(O)と、上部回動軸(16)の軸心延長線(P)とは、互いに平行となるように配置されており、第一ブーム(10)を最大限持ち上げた状態で、該下部回動軸(15)の軸心延長線(O)と、上部回動軸(16)の軸心延長線(P)が、前記アーム(13)方向側が反対方向側よりも高い位置となるように構成し、同じく第一ブーム(10)を最大限持ち上げた状態で、第二ブーム(11)の上端から第三ブーム(12)を略前方へ、前記上部回動軸(16)の軸心延長線(P)の方向へ延出し、同じく第一ブーム(10)を最大限持ち上げた状態で、アーム(13)を最大限巻き込んだ状態において、該第三ブーム(12)の前端からアーム(13)を略下方に延出し、該第二ブーム(11)、第三ブーム(12)、アーム(13)、及び、第二ブーム(11)の下端とアーム(13)下端とを結ぶ線により囲まれる領域を、略矩形状に形成したので、次のような効果を奏するのである。
第二ブーム、第三ブーム、アーム、及び、第二ブーム下端とアーム下端とを結ぶ線、により囲まれる領域を広く確保することができ、バケット内に掘削したアスファルト等の大きな掘削物を入れたまま、該バケットを巻き込んだ場合でも、バケットからはみ出した掘削物に、第二ブームや第三ブームやアームが当たることがなく、第二ブームや第三ブームやアームが掘削物によって損傷することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の超小旋回作業機を示す側面図である。
【図2】 同じく本発明の後面図である。
【図3】 バックホウ装置が最深掘削状態にある本発明の超小旋回作業機を示す側面図である。
【図4】 同じく本発明の正面図である。
【図5】 従来の超小旋回作業機において、最深掘削状態で第三ブームが下方に延出するように構成したものを示す側面図である。
【図6】 同じく従来例の正面図である。
【図7】 掘削物をダンプトラックの荷台に積み込む状態にある本発明の超小旋回作業機を示す側面図である。
【図8】 掘削物をダンプトラックの荷台に積み込む状態にある従来の超小旋回作業機を示す側面図である。
【図9】 本発明の超小旋回作業機において、アーム支点21を上部回動軸の軸心延長線よりも上方に配置した場合の表面掘削時におけるバックホウ装置の上端部の対地高さを示す側面図でてある。
【図10】 アーム支点21を上部回動軸の軸心延長線よりも下方に配置した場合の表面掘削時におけるバックホウ装置の上端部の対地高さを示す側面図で、本発明の構成を示す図9との比較参考図である。
【図11】 従来の超小旋回作業機を示す側面図である。
【図12】 バックホウ装置が最深掘削状態にある従来の超小旋回作業機を示す側面図である。
【図13】 同じく従来の超小旋回作業機の正面図である。
【符号の説明】
1 走行装置
4 旋回台
5 バックホウ装置
7 キャノピー
7a 前部支柱
9 運転部
10 第一ブーム
11 第二ブーム
12 第三ブーム
13 アーム
14 バケット
15 下部回動軸
16 上部回動軸
21 アーム支点
30 オフセットロッド
31 オフセットシリンダ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a configuration of an ultra-small turning work machine in which a work attachment is mounted on a boom attached to a swivel so that the work attachment can be offset left and right.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known an ultra-small turning work machine in which a work attachment is attached to a boom attached to a swivel, and the work attachment can be decentered left and right.
For example, as shown in Japanese Patent Laid-Open No. 5-112959.
Such a conventional ultra-small turning work machine is configured as shown in FIG. 5, FIG. 6, FIG. 8, FIG. 11, FIG.
FIG. 5 is a side view showing a configuration in which the third boom extends downward in a conventional ultra-small turning work machine in the deepest excavation state;
FIG. 6 is a front view of a conventional ultra-small turning work machine,
FIG. 8 is a side view showing a conventional micro-swivel working machine in a state in which excavated material is loaded on a dump truck bed;
FIG. 11 is a side view showing a conventional ultra-small turning work machine,
FIG. 12 is a side view showing a conventional ultra-small turning work machine in which the backhoe device is in the deepest excavation state;
FIG. 13 is also a front view of a conventional ultra-small turning work machine.
[0003]
In FIGS. 11, 12, and 13, a swivel base 84 is attached to the upper portion of the traveling device 81 so as to be able to turn, and a driving portion in which a driver's seat is covered with a cabin 89 is provided on the upper portion of the swivel base 84.
A first boom 90 is attached to the lateral side of the operating unit 89 so as to be rotatable up and down, and a second boom 91 is attached to the distal end of the first boom 90 so as to be rotatable in the left-right direction. A third boom 92 is attached to be pivotable in the left-right direction, an arm 93 is attached to the third boom 92 so as to be pivotable in the vertical direction, and a bucket 94 as a work attachment is pivoted up and down at the tip of the arm 93 The arm 93 and the bucket 94 can be offset in the left-right direction by attaching the second boom 91 in the left-right direction.
The arm 93 is rotated up and down by extension and contraction of an arm cylinder 97 interposed between the arm 93 and the third boom 92, and the second boom 91 is moved in the left-right direction around the lower rotation shaft 95. By rotating, the arm 93 and the bucket 94 move to the left and right to be offset with respect to the first boom 90.
The axis of the lower rotation shaft 95 that connects the first boom 90 and the second boom 91 and the axis of the upper rotation shaft 96 that connects the second boom 91 and the third boom 92 are mutually connected. However, when the first boom 90 is lifted to the maximum extent, the axial extension line of the lower pivot shaft 95 is positioned at a lower position on the arm 93 direction side than on the opposite direction side. It is configured to do.
[0004]
In the conventional ultra-small turning work machine configured as described above, the second boom 91 is disposed obliquely forward, the arm 93 is disposed substantially vertically, and the bucket 94 is in a state where the bucket 94 is wound. The region surrounded by the second boom 91, the third boom 92, the arm 93, and the line connecting the lower end of the second boom 91 and the lower end of the arm 93 to be housed is substantially triangular and narrowly configured.
Also, as shown in FIGS. 12 and 13, when the backhoe device 85 is in the deepest excavation state by tilting the first boom 90 forward, from the vicinity of the connecting portion between the second boom 91 and the third boom 92, The arm 93 connected to the third boom 92 extends downward.
[0005]
Further, in the backhoe device 85 of the conventional micro-swivel working machine shown in FIGS. 11, 12, and 13, the third boom 92 is configured as shown in FIGS. Was deep.
That is, as shown in FIGS. 5 and 6, when the backhoe device 85 is in the deepest excavation state, in the conventional ultra-small turning work machine, the third boom 92 is moved from the tip of the second boom 91 to the first boom. The three booms 92 are configured to extend long downward, and the excavation depth includes a length dimension D of the third boom 92, a length dimension E of the arm 93, and a length dimension F of the bucket 94. It is added.
Also in this case, the excavation depth can be increased as the length dimension D of the third boom 92 and the length dimension E of the arm 93 are increased.
[0006]
Accordingly, when the backhoe device 85 is in the deepest excavation state as in the conventional ultra-small turning work machine shown in FIGS. 11, 12, and 13, in the vicinity of the connecting portion between the second boom 91 and the third boom 92. Therefore, the arm 93 connected to the third boom 92 directly extends downward, and the excavation depth is the length of the arm 93 and the bucket 94. In the turning work machine, the excavation depth can be increased by the length A of the third boom 12.
Further, in the conventional micro-swivel work machine, when the excavated material such as excavated earth and sand is loaded onto the loading platform 51 such as a dump truck from the rear side, as shown in FIG. Only the dimension L2 shorter than the dimension L1 including the length dimension E of 93 and the length dimension F of the bucket 14 can reach the back side (front side) of the loading platform 51, and the rear of the loading platform 51. Only the dimension L2 from the end was able to load the excavated material to the back side.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, in a state where the bucket 94 is wound, if a region where the bucket 94 is located is substantially triangular and narrow, a large excavated material such as asphalt excavated in the bucket 94 is kept. When the bucket 94 is entrained, the second boom 91, the third boom 92, and the arm 93 may hit the excavated matter protruding from the bucket 94 and be damaged.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
A first boom (10) attached to the operating part (9) of the swivel base (4) so as to be pivotable up and down, and is attached to the tip of the first boom (10) so as to be pivotable in the left-right direction. The second boom (11), the third boom (12) attached to the second boom (11) so as to be rotatable in the left-right direction, and attached to the third boom (12) so as to be rotatable in the vertical direction. Arm (13) and a work attachment (14) attached to the tip of the arm (13), and the work attachment (14) by turning the second boom (11) in the left-right direction. The second boom (11) is pivotable at the lower end thereof by the upper end portion of the first boom (10) and the lower pivot shaft (15). And the upper end of the second boom (11) is The third boom (12) is connected to the left and right pivots by a part pivoting shaft (16), and the axial extension line (O) of the lower pivoting shaft (15) and the upper pivoting shaft (16). ) Of the lower pivot shaft (15) with the first boom (10) lifted to the maximum. (O) and the axial extension line (P) of the upper rotation shaft (16) are configured such that the arm (13) direction side is higher than the opposite direction side, and the first boom (10) Is extended from the upper end of the second boom (11) substantially forward, in the direction of the axial extension line (P) of the upper rotating shaft (16), Similarly, in the state where the first boom (10) is fully lifted and the arm (13) is fully wound, 12) The arm (13) extends substantially downward from the front end of the second boom (11), the third boom (12), the arm (13), and the lower end of the second boom (11) and the arm (13). ) A region surrounded by a line connecting the lower end is formed in a substantially rectangular shape .
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a side view showing an ultra-small turning work machine of the present invention,
FIG. 2 is also a rear view of the ultra-small turning work machine of the present invention ,
FIG. 3 is a side view showing the ultra-small turning work machine of the present invention in which the backhoe device is in the deepest excavation state,
FIG. 4 is a front view of the ultra-small turning work machine of the present invention .
FIG. 7 is a side view showing the micro-swivel working machine of the present invention in a state in which the excavated material is loaded on the dump truck bed;
FIG. 9 is a side view showing the ground height of the upper end portion of the backhoe device during surface excavation when the arm fulcrum 21 of the ultra-small turning work machine of the present invention is disposed above the axial extension line of the upper rotating shaft. ,
FIG. 10 is a side view showing the ground height of the upper end portion of the backhoe device at the time of surface excavation when the arm fulcrum 21 is disposed below the axis extension line of the upper rotation shaft, and the configuration of FIG. 9 of the present invention. FIG.
[0010]
The configuration of the ultra-small turning work machine of the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 2, 3, 4, 7, 9 and 10 .
1 and 2, a swivel base 4 is attached to the upper part of a travel apparatus 1 equipped with a pair of left and right crawler travel apparatuses 2, and a driver's seat 6 is disposed on one side of the upper part of the swivel base 4. And the upper part of the driver's seat 6 is covered with a canopy 7 to constitute a driver 9, and a backhoe device 5 is arranged on the side of the driver 9.
A battery 61 and a fuel tank 62 are disposed in front of the operation unit 9, and the battery 61 and the fuel tank 62 are covered with a cover 63. Further, for example, at the rear end portion of the traveling device 1, the earth discharging plate 3 is attached.
[0011]
The backhoe device 5 lifts the first boom 10 as much as possible, and in the state where the arm 13 and the bucket 14 are maximally retracted without being offset left and right (the state shown in FIG. 1), the entire backhoe device 5 is entirely swivel 4. It is configured so that it can be stored within the swivel diameter.
The bucket 14 and the operation unit 9 are configured not to interfere with each other in the small turning storage state where the entire backhoe device 5 is stored within the turning diameter of the turntable 4.
[0012]
Next, the backhoe device 5 will be described.
The backhoe device 5 includes a first boom 10 that is attached to the swivel 4 so as to be rotatable up and down, a second boom 11 that is attached to the tip of the first boom 10 so as to be rotatable in the left-right direction, and the second boom 11. A third boom 12 pivotably attached to the left and right sides, an arm 13 pivotally attached to the third boom 12 and a work attachment attached to the tip of the arm 13. A certain bucket 14 is provided, and the arm 13 and the bucket 14 can be offset in the left-right direction by rotating the second boom 11 in the left-right direction.
[0013]
A boom cylinder 29 is interposed between the first boom 10 and the swivel 4, and the first boom 10 can be turned up and down by expansion and contraction of the boom cylinder 29. An arm cylinder 17 is interposed between the arm 13 and the arm 13 so that the arm 13 can be turned up and down by the expansion and contraction of the arm cylinder 17. A bucket cylinder 48 is interposed between the arm 13 and the bucket 14. The bucket 48 can be turned up and down by expansion and contraction.
A trajectory 66 in FIG. 1 is a trajectory through which the tip of the bucket 14 passes as the boom cylinder 29, the arm cylinder 17, the bucket cylinder 48, and the like extend and contract. And so as not to interfere with each other.
[0014]
The lower end of the second boom 11 is connected to the upper end of the first boom 10 and a lower rotating shaft 15 so as to be rotatable left and right. The upper end of the second boom 11 is connected to the third by an upper rotating shaft 16. The boom 12 is connected to the left and right pivots, and an offset cylinder 31 is interposed between the second boom 11 and the first boom 10.
Further, an offset rod 30 is installed between the first boom 10 and the third boom 12, and both end portions of the offset rod 30 are pivotally attached to the first boom 10 and the third boom 12, respectively. The rod 30, the first boom 10, the second boom 11, and the third boom 12 constitute a parallel quadruple link mechanism.
And by extending and contracting the offset cylinder 31, the bucket 14 is eccentric with respect to the first boom 10 and offset in the left-right direction. In this case, the first boom in front view or rear view is viewed by the parallel quadruple link mechanism. 10 and the third boom 12, the arm 13, and the bucket 14 are not changed in angle, and are offset while maintaining a parallel state.
[0015]
The lower rotating shaft 15 that connects the first boom 10 and the second boom 11 and the upper rotating shaft 16 that connects the second boom 11 and the third boom 12 are respectively connected to the respective axis extension lines O ·. P is arranged so as to be parallel to each other, and when the first boom 10 is lifted to the maximum extent, the lower rotating shaft 15 has the arm 13 direction side of the lower rotating shaft 15 more than the opposite direction side. (In the present embodiment, the front portion of the lower rotation shaft 15 is positioned higher than the rear portion).
The canopy 7 that covers the upper side of the driver's seat 6 is supported by a front column 7a and a rear column 7b. The rear column 7b is erected substantially vertically, and the front column 7a is inclined to be rearward. Has been.
And, when viewed from the side, the angle formed by the front support column 7a and the lower rotating shaft 15 is substantially perpendicular.
[0016]
The bucket 14 lifts the first boom 10 of the backhoe device 5 to the maximum extent, and does not interfere with the operation unit 9 in a side view in a small turning storage state in which the arm 3 and the bucket 14 are maximally wound without being offset. It is configured.
In addition, since the angle formed by the lower rotating shaft 15 and the front strut 7a of the canopy 7 is configured to be substantially a right angle, even when the bucket 14 is offset to the left and right, the bucket 14 remains at the front strut. The bucket 14 does not interfere with the operation unit 9 by moving substantially parallel to 7a.
[0017]
In addition, the first boom 10 and the second boom 11 are configured to be inclined rearward in a state in which the first boom 10 is lifted to the maximum. The amount of forward protrusion of the third boom 12, the arm 13, and the bucket 14 to be connected is reduced.
Furthermore, when the first boom is lifted to the maximum extent, the standing angle of the second boom 11 with respect to the ground is configured to be larger than the standing angle of the first boom 10. It is erected vertically.
[0018]
In the posture shown in FIG. 1, that is, in a state where the first boom is lifted to the maximum, the third boom 12 extends substantially forward from the upper end of the second boom 11, and the arm 13 extends from the front end of the third boom 12. Is extended substantially downward, and the arm 13 and the second boom 11 are arranged substantially in parallel. The second boom 11, the third boom 12, the arm 13, and the lower end of the second boom 11 and the lower end of the arm 13 are arranged. A region surrounded by a line connecting the two is formed in a substantially rectangular shape, and the bucket 14 is disposed in this region.
[0019]
When the backhoe device 5 configured as described above is placed in the deepest excavation state by tilting the first boom forward, the third boom 12 is moved from the tip of the second boom 11 as shown in FIGS. The arm 13 extends downward from the lower end portion of the third boom 12, and the bucket 14 is attached to the lower end portion of the arm 13.
In this case, the connecting portion between the second boom 11 and the third boom 12 is located near the ground surface, and the maximum excavation depth by the backhoe device 5 is the length dimension A of the third boom 12 and the arm 13. It is substantially equal to the length dimension B and the length dimension C of the bucket 14 added.
[0020]
Further, in the ultra-small turning work machine of the present invention, in order to increase the excavation depth, the length dimension A of the third boom 12 and the length dimension B of the arm 13 are important. The longer the dimensions A and B are formed, the deeper the excavation depth can be made.
In the ultra-small turning work machine of the present invention, the left and right width of the third boom 12 and the left and right width of the arm 13 are formed smaller than the left and right width of the bucket 14 so The arm 13 is prevented from being damaged by hitting the side surface of the groove.
[0021]
In the ultra-small turning work machine of the present invention, as described above, in the posture shown in FIG. 1, the arm 13 and the second boom 11 are arranged substantially in parallel, and the second boom 11, the third boom 12, and the arm are arranged. 13 and an area surrounded by a line connecting the lower end of the second boom 11 and the lower end of the arm 13 is formed in a substantially rectangular shape.
Therefore, the upper part of the region, particularly the upper part of the region, can be secured widely, and even when the bucket 14 is rolled in with a large excavated material such as asphalt excavated in the bucket 14, it protrudes from the bucket 14. The second boom 11, the third boom 12 and the arm 13 do not hit the excavated material, and the second boom 11, the third boom 12 and the arm 13 can be prevented from being damaged by the excavated material.
[0022]
Further, when the third boom 12 is formed long and the arm 13 and the second boom 11 are arranged substantially in parallel, the excavated material such as earth and sand excavated by the bucket 14 is loaded on a dump truck or the like. It becomes possible to load the back of the truck bed.
That is, for example, when loading excavated material such as excavated earth and sand from the rear onto a loading platform such as a dump truck, the backhoe device 5 assumes a posture as shown in FIG. From the rear end, the rear side (front side) of the loading platform 51 is approximately the dimension L1 obtained by adding the length dimension A of the third boom 12, the length dimension B of the arm 13, and the length dimension C of the bucket 14. Therefore, it becomes possible to load the excavated material from the rear end of the loading platform 51 to the back side by the dimension L1.
[0023]
Thus, by arranging the arm 13 and the second boom 11 substantially in parallel, the second boom 11, the third boom 12, and the arm 13 can be prevented from being damaged by the excavated matter protruding from the bucket 14. Thus, the excavated material can be loaded to the back side of the loading platform 51 of the dump truck, and the durability and workability of the backhoe device 5 can be improved.
[0024]
Further, the arm fulcrum 21 where the third boom 12 and the arm 13 are connected as shown in FIG. 1 is an axial extension line of the upper rotating shaft 16 connecting the second boom 11 and the third boom 12. As shown in FIG. 9, when the first boom 10 is tilted forward and surface excavation is performed, the inclination angle of the third boom 12 with respect to the ground is reduced. Yes.
Thereby, the ground boom height H1 of the upper end of the third boom 12 at the time of surface excavation, that is, the upper end of the backhoe device 5, as shown in the comparative reference diagram with the configuration of FIG. When the arm fulcrum 21 is disposed below the axial extension line P of the upper rotating shaft 16 and the inclination angle of the third boom 12 with respect to the ground is increased during surface excavation, It can comprise below the ground height H2 of an upper end part.
As described above, the backhoe device 5 hits an obstacle or the like positioned above the backhoe device 5 during work by damaging the upper end of the backhoe device 5 at the time of surface excavation. Therefore, excavation work can be performed even in a place having only a low work space.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, the present invention includes a first boom (10) attached to the operating part (9) laterally of the swivel base (4) so as to be pivotable up and down, and a left-right direction at the tip of the first boom (10). A second boom (11) attached to the second boom (11), a third boom (12) attached to the second boom (11) to be turnable in the left-right direction, and a vertical direction to the third boom (12). An arm (13) rotatably attached to the arm and a work attachment (14) attached to the tip of the arm (13). In the ultra-small turning work machine configured so that the work attachment (14) can be offset in the left-right direction, the second boom (11) has, at its lower end, the upper end of the first boom (10) and the lower rotating shaft ( 15) and is connected to the second boom. The upper end of (11) is connected to the third boom (12) by an upper rotating shaft (16) so as to be able to rotate left and right, and an axial extension line (O) of the lower rotating shaft (15). The upper pivot shaft (16) is disposed so as to be parallel to the axial extension line (P), and the lower pivot shaft (10) is lifted to the maximum when the first boom (10) is lifted to the maximum. 15) The axial extension line (O) of 15) and the axial extension line (P) of the upper rotation axis (16) are configured such that the arm (13) direction side is higher than the opposite direction side, Similarly, with the first boom (10) lifted to the maximum, the third boom (12) is moved substantially forward from the upper end of the second boom (11), and the axial extension line (P ) With the first boom (10) lifted to the maximum and the arm (13) fully retracted. The arm (13) extends substantially downward from the front end of the third boom (12), and the second boom (11), the third boom (12), the arm (13), and the second boom (11 The area surrounded by the line connecting the lower end of the arm (13) and the lower end of the arm (13) is formed in a substantially rectangular shape, so that the following effects are obtained.
The area surrounded by the second boom, the third boom, the arm, and the line connecting the lower end of the second boom and the lower end of the arm can be secured widely, and a large excavated material such as asphalt excavated in the bucket is placed. Even when the bucket is caught, the second boom, the third boom and the arm do not hit the excavated matter protruding from the bucket, and the second boom, the third boom and the arm are damaged by the excavated matter. Can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an ultra-small turning work machine of the present invention.
FIG. 2 is also a rear view of the present invention .
FIG. 3 is a side view showing the ultra-small turning work machine of the present invention in which the backhoe device is in the deepest excavation state.
FIG. 4 is a front view of the present invention .
FIG. 5 is a side view showing a conventional ultra-small turning work machine configured such that a third boom extends downward in the deepest excavation state.
FIG. 6 is a front view of the conventional example .
FIG. 7 is a side view showing the micro-swivel working machine of the present invention in a state in which the excavated material is loaded on the loading platform of the dump truck.
FIG. 8 is a side view showing a conventional micro-swivel working machine in a state in which excavated material is loaded on a loading platform of a dump truck.
FIG. 9 shows the ground height of the upper end portion of the backhoe device at the time of surface excavation when the arm fulcrum 21 is disposed above the axial extension line of the upper rotation shaft in the ultra-small turning work machine of the present invention. It is a side view.
FIG. 10 is a side view showing the height of the upper end portion of the backhoe device at the time of surface excavation when the arm fulcrum 21 is disposed below the axial extension line of the upper rotating shaft, and shows the configuration of the present invention . FIG. 10 is a comparative reference diagram with FIG. 9.
FIG. 11 is a side view showing a conventional ultra-small turning work machine.
FIG. 12 is a side view showing a conventional ultra-small turning work machine in which the backhoe device is in the deepest excavation state.
FIG. 13 is a front view of a conventional ultra-small turning work machine .
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Traveling device 4 Swivel stand 5 Backhoe device 7 Canopy 7a Front support | pillar 9 Operation part 10 1st boom 11 2nd boom 12 3rd boom 13 Arm 14 Bucket 15 Lower rotating shaft 16 Upper rotating shaft 21 Arm fulcrum 30 Offset rod 31 Offset cylinder

Claims (1)

旋回台(4)の運転部(9)横側方に上下回動自在に取り付けられた第一ブーム(10)、該第一ブーム(10)の先端部に左右方向へ回動自在に取り付けられた第二ブーム(11)、該第二ブーム(11)に左右方向へ回動可能に取り付けられた第三ブーム(12)、該第三ブーム(12)に上下方向に回動可能に取り付けられたアーム(13)、及び、該アーム(13)の先端に取り付けられた作業用アタッチメント(14)を有し、該第二ブーム(11)の左右方向への回動により作業用アタッチメント(14)を左右方向へオフセット可能に構成した超小旋回作業機において、
第二ブーム(11)は、その下端部で第一ブーム(10)の上端部と下部回動軸(15)により左右回動自在に連結され、該第二ブーム(11)の上端部は上部回動軸(16)により、第三ブーム(12)を左右回動自在に連結しており、前記下部回動軸(15)の軸心延長線(O)と、上部回動軸(16)の軸心延長線(P)とは、互いに平行となるように配置されており、
第一ブーム(10)を最大限持ち上げた状態で、該下部回動軸(15)の軸心延長線(O)と、上部回動軸(16)の軸心延長線(P)が、前記アーム(13)方向側が反対方向側よりも高い位置となるように構成し、
同じく第一ブーム(10)を最大限持ち上げた状態で、第二ブーム(11)の上端から第三ブーム(12)を略前方へ、前記上部回動軸(16)の軸心延長線(P)の方向へ延出し、
同じく第一ブーム(10)を最大限持ち上げた状態で、アーム(13)を最大限巻き込んだ状態において、該第三ブーム(12)の前端からアーム(13)を略下方に延出し、該第二ブーム(11)、第三ブーム(12)、アーム(13)、及び、第二ブーム(11)の下端とアーム(13)下端とを結ぶ線により囲まれる領域を、略矩形状に形成したことを特徴とする超小旋回作業機。
A first boom (10) attached to the operating part (9) of the swivel base (4) so as to be pivotable up and down, and is attached to the tip of the first boom (10) so as to be pivotable in the left-right direction. The second boom (11), the third boom (12) attached to the second boom (11) so as to be rotatable in the left-right direction, and attached to the third boom (12) so as to be rotatable in the vertical direction. Arm (13) and a work attachment (14) attached to the tip of the arm (13), and the work attachment (14) by turning the second boom (11) in the left-right direction. In the ultra-small turning work machine that can be offset in the left-right direction,
The lower end of the second boom (11) is connected to the upper end of the first boom (10) and the lower rotating shaft (15) so as to be rotatable left and right. The upper end of the second boom (11) is upper. The third boom (12) is connected to the left and right pivots by a pivot shaft (16), and the shaft center extension line (O) of the lower pivot shaft (15) and the upper pivot shaft (16). Are arranged so as to be parallel to each other.
In the state where the first boom (10) is lifted to the maximum, the axial extension line (O) of the lower rotary shaft (15) and the axial extension line (P) of the upper rotary shaft (16) are The arm (13) direction side is configured to be higher than the opposite direction side,
Similarly, with the first boom (10) lifted to the maximum, the third boom (12) is moved substantially forward from the upper end of the second boom (11), and the axial extension line (P ) In the direction of
Similarly, in the state where the first boom (10) is lifted to the maximum and the arm (13) is fully wound, the arm (13) is extended substantially downward from the front end of the third boom (12). The region surrounded by the second boom (11), the third boom (12), the arm (13), and the line connecting the lower end of the second boom (11) and the lower end of the arm (13) was formed in a substantially rectangular shape. An ultra-small turning machine characterized by that.
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