JP3717258B2 - Article placement tool - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乗用車のシートなどに設けられるアームレストに取り付け用いられる物品載置具の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】
バスなどの大型車に合っては、隣り合う座席間に通路が設けられている。また、小型車にあっても、近年、乗用車の居住性を向上させるなどの観点から、隣り合う座席の間に通り抜け可能な間隔が設けられている。
【0003】
こうしたことから、かかる座席間の間隔を有効に活用すべく、かかる座席におけるアームレストのシート側と反対の側、すなわち当該間隔側において当該アームレストを利用して物品の載置を可能とすることが要請されるに至った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる空間は通路などとして利用されるものであることから、当該アームレストに物品を載置するためのトレイなどを設けることは、単純にはなし得ないものであった。
【0005】
一方、乗用車等の室内装置品に取り外し可能に装備させることができる物品載置具としては、例えば、実開昭58−75053に示されるトレイがある。
【0006】
このトレイは、平盤状をなすトレイ本体の中央部両側に一対の着脱用ベルトを備えた構成とされている。したがって、このトレイによれば、例えば、乗用車のコンソールボックスの蓋の上面に前記トレイの下面が密着するように、かかる着脱用ベルトを当該蓋に巻き付けて、かかる蓋に装着、用いることができるものであった。
【0007】
しかるに、かかる従来のトレイにあっては、前記着脱用ベルトの巻き付けにより密着される箇所が、前記トレイ本体の下面に過ぎないため、取り付け状態を安定的に確保し難いものであった。殊に、トレイ本体の幅よりも幅寸法を小さくする取付対象物に装着した場合、当該取付対象物を回動中心としてトレイが側方に傾動、脱落してしまう事態を生じやすいものであった。
【0008】
また、かかる従来のトレイにあっては、前記本体トレイ上にカップホルダーとして用いられる補助トレイが、本体トレイの上方に向けて本体トレイと略平行に移動できるように、一端を本体トレイに他端を補助トレイにそれぞれ回動可能に組み付けたアームを介して組み付けた構成を備えているが、補助トレイのみを取り外すことができないため、カップホルダーとなる補助トレイの清掃、洗浄などをなす場合であっても、トレイ全体を取付対象物から取り外してこれら洗浄をなすことを余儀なくさせるものであった。
【0009】
そこでこの発明は、アームレストにおけるシート側と反対の側に支障なく取り付け用いることができ、また、比較的幅の狭いアームレストに容易かつ確実に取り付けることができ、かつ、取扱の容易な物品載置具の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明にあっては、物品載置具を、アームレストAの上面Aaに下面10aの少なくとも一部を接して取り付けられる一対の保持枠部11、11と、アームレストAへの取付手段13とを有する取付枠体10と、前記ア−ムレストAのシート側にある側面Ab’と反対の側面Abの外方において、前記取付枠体10の一対の保持枠部11、11間に取付軸14によって吊下げ状態に組み付けられていると共に、当該取付軸14を回動中心として前記アームレストAのシート側にある側面Ab’と反対の側面Abから離れる向きに回動される載置体20とを備え、前記載置体20と取付枠体10とに、前記離れる向きに移動される載置体20をその載置面20a’を略水平となるように保持する回動停止手段30が設けてある構成とした。
【0011】
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の物品載置具がさらに、一対の保持枠部11、11を備えた取付枠体10が、アームレストAの一側面Abに沿って垂設される支持部12を備えていると共に、前記一対の保持枠部11、11と当該支持部12とをアームレストAに密着させるように、アームレストAに締め込み、巻き付けられる取付手段13を備えている構成とした。
【0012】
また、請求項3記載の発明にあっては、請求項2記載の物品載置具がさらに、支持部12におけるアームレストAに向けられた側に、当該アームレストAの側面Abに当接するように前記支持部12からの突き出し幅の調整可能なアジャスター手段15を備えた構成とした。
【0013】
また、請求項4記載の発明にあっては、請求項1記載の物品載置具がさらに、取付枠体10における一対の保持枠部11、11の内側部にはそれぞれ、互いに向き合う側に突き出し、かつ、当該向きに付勢された取付軸14が設けてあると共に、載置体20の側部20b、20bには、前記取付軸14を抜き差し可能に収めて前記取付枠体10に前記載置体20を組み付ける溝21が設けてあり、この溝21が少なくとも、前記載置体20をこの載置体20の載置面20a’が略水平となるように前記取付軸14を中心に回動させた状態において、当該載置体20を略水平の向きに移動可能とするように、前記取付軸14を案内する構成としてあると共に、前記載置体20の前記略水平の向きに向けた移動終了位置Saにおいて、前記取付軸14が前記付勢により落ち込む凹部21aを備えており、しかも、前記載置体20と前記取付枠体10とに、前記取付軸14が前記溝21の凹部21aに落ち込まれた状態において、相互に引っ掛かりあって当該載置体20の回動を停止させる回動停止手段30を備えた構成とした。
【0014】
また、請求項5記載の発明にあっては、請求項4記載の物品載置具がさらに、載置体20の側部20bに設けられた溝21における当該載置体20の略水平の向きに向けた移動終了位置Saにおいて取付軸14が付勢により落ち込む凹部21aが設けられている側に、前記載置体20の下面側に開放した前記取付軸14の導入溝22を連設して備えている構成とした。
【0015】
さらに、請求項6記載の発明にあっては、請求項4記載の物品載置具がさらに、載置体20の対向位置にある一対の側部20b、20bにそれぞれ、間隔を開けて一対の溝21、21を備えた構成とした。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の典型的な実施の形態について、説明する。
【0017】
(第一の実施の形態)
先ず、物品載置具を、アームレストAの上面Aaに下面10aの少なくとも一部を接して取り付けられる一対の保持枠部11、11と、アームレストAへの取付手段13とを有する取付枠体10と、前記ア−ムレストAのシートと向き合っている側面Ab’と反対の側面Abの外方において、前記取付枠体10の一対の保持枠部11,11間に吊下げ状態に組み付けられていると共に、当該吊下げ位置を回動中心として前記アームレストAから離れる向きに回動される載置体20とを備え、前記載置体20と取付枠体10とに、前記離れる向きに移動される載置体20を載置面20a’を略水平となるように保持する回動停止手段30が設けてある構成とすることが、この発明の最良の実施の形態の一つとされる。
【0018】
かかる構成によれば、前記載置体20を載置面20a’を略水平とする位置まで回動させることにより、当該載置面20a’に適宜の物品を載せ置くことができ、また、載置体20は取付枠体10に吊下げ状に組み付けられていることから、載置体20への物品の載置が必要でない場合には、載置体20を前記回動前の位置に移動させて、邪魔にならないようにしておくことができる。
【0019】
この結果、この実施の形態によれば、アームレストAにおけるシート側と反対の側の空間を有効に利用することが可能となる。
【0020】
特に、ワンボックスタイプの自動車など、隣り合う座席間に通り抜け可能な間隔を設けてある自動車において、当該座席のアームレストAに用いるのに適している。すなわち、前記隣り合う座席間の空間において物品の載置をなすことができ、また、かかる物品の載置が必要ない場合には、前記載置体20を前記回動前の位置に移動させて当該座席間の通り抜けに支障を生じさせない。また、前記座席のアームレストAに装着されるので、当該座席の向きを変えるために、当該座席を回転させるなどの操作にも支障を生じさせない。
【0021】
(第二の実施の形態)
また、前記第一の実施の形態にかかる物品載置具における一対の保持枠部11、11を備えた取付枠体10が、アームレストAの一側面Abに沿って垂設される支持部12を備えていると共に、前記一対の保持枠部11、11と当該支持部12とをアームレストAに密着させるように、アームレストAに締め込み、巻き付けられる取付手段13を備えている構成とすることが、この発明の最良の実施の形態の一つとされる。
【0022】
かかる構成によれば、前記アームレストAに対し、このアームレストAの上面Aaに前記一対の保持枠部11、11を密着させ、かつ、当該アームレストAの側面Abに前記支持部12を密着させて、当該アームレストAに安定的取り付けることができる。また、かかる取り付けをアームレストAに前記保持枠部11と支持部12が密着するように、このアームレストAに締め込み、巻き付けられる取付手段13によりなすことから、アームレストAの幅に大きな影響を受けることなく、かかる安定的な取り付けをなすことができる。
【0023】
かかる取付手段13としては、例えば、一端側が前記保持枠部11から引き出され、かつ、他端側が前記支持部12から引き出されたベルト13a、あるいは、一端側が前記保持枠部11に取り付けられ、かつ、他端側が前記支持部12に取り付けられたベルトと、このベルトの両端を、このベルトをアームレストAの下面と前記支持部12が向き合わない側のアームレストAの側面Abとに少なくとも締め込み、巻き付けた状態で繋ぎ合わせることの可能なバックル13b等の留め具とから構成することができる。
【0024】
(第三の実施の形態)
また、前記第二の実施の形態にかかる物品載置具において、支持部12における前記アームレストAに向けられた側に、当該アームレストAの側面Abに当接するように前記支持部12からの突き出し幅の調整可能なアジャスター手段15が設けてある構成とすることが、この発明の最良の実施の形態の他の一つとされる。
【0025】
かかる構成によれば、取り付けられるアームレストAの形状、大きさなどにより、当該アームレストAの側面Abに支持部12が密着しない場合であっても、アジャスター手段15の前記突き出し幅を変えて、このアジャスター手段15でアームレストAの側面Abに密着あるいは圧接させることができ、この結果、複数種類のアームレストAに対してそれぞれガタや、ズレなく取付枠体10を取り付けることができる。
【0026】
(第四の実施の形態)
また、前記第一の実施の形態にかかる物品載置具に、さらに以下の構成を備えさせることが、この発明の最良の実施の形態の他の一つとされる。
(1) 前記取付枠体10における前記一対の保持枠部11、11の内側部にはそれぞれ、互いに向き合う側に突き出し、かつ、当該向きに付勢された取付軸14が設けてある。
(2) 前記載置体20の前記一対の側部20b、20bには、前記取付軸14を抜き差し可能に収めて前記取付枠体10に前記載置体20を組み付ける溝21が設けてある。
(3) この溝21が少なくとも、前記載置体20をこの載置体20の載置面20a’が略水平となるように前記取付軸14を中心に回動させた状態において、当該載置体20を略水平の向きに移動可能とするように、前記取付軸14を案内する構成としてある。
(4) 前記載置体20の前記略水平の向きに向けた移動終了位置Saにおいて、前記取付軸14が前記付勢により落ち込む凹部21aを備えている。
(5) 前記載置体20と前記取付枠体10とに、前記取付軸14が前記溝21の凹部21aに落ち込まれた状態において、相互に引っ掛かりあって当該載置体20の回動を停止させる回動停止手段30が設けてある。
【0027】
したがって、この実施の形態にかかる物品載置具によれば、前記溝21から前記取付軸14を抜き出すことにより、アームレストAから当該取付枠体10を取り外すことなく、前記取付枠体10から載置体20を容易に取り外すことができ、当該載置体20の清掃、洗浄などを簡易に行うことができる。
【0028】
また、前記取付軸14を前記溝21に収めた状態で、この取付軸14を中心に前記載置体20をその載置面20a’が略水平になる位置Sbを中心に上下に回動させることが可能であり、載置体20への物品の載置が必要でない場合には、載置体20を邪魔にならない位置に移動、位置付けておくことが可能とされる。
【0029】
また、載置体20の載置面20a’への物品の載置が必要とされる場合には、前記載置面20a’が略水平の向きとなる位置Sbまで前記取付軸14を中心に載置体20を回動させた後、略水平の向きに移動させることにより、前記凹部21aに付勢により取付軸14を落ち込ませると共に、この位置で相互に引っ掛かり合う前記回動停止手段30によりこの取付軸14を中心とした載置体20の回動を停止させて、当該載置体20の載置面20a’を物品の載置に必要な略水平の状態に安定的に維持することができる。
【0030】
かかる回動停止手段30は、例えば、前記載置体20の水平の向きへの移動により嵌り合い、前記載置体20が前記取付軸14を中心として回動する向きの力を受けた場合に、この回動を阻止する向きで相互に引っ掛かり合う突部31と凹部32とを、前記載置体20の前記移動前方側の側部とこの側部に向きあった前記取付枠体10の内側部とに設けて構成することができる。
【0031】
また、かかる回動停止手段30は、例えば、前記載置体20の略水平の向きへの移動方向に沿ったリブ33を前記取付枠体10の内側に設けると共に、当該載置体20の一対の側部20b、20bに設けた前記溝21が当該載置体20の隅部20dに溝端を位置させ、かつ、当該載置体20の略水平の向きへの移動に伴ってかかる溝21の隅部20dにある溝端から当該溝21に前記リブ33が入り込むようにし、前記載置体20が前記取付軸14を中心として回動する向きの力を受けた場合に、前記溝21の溝21壁と前記リブ33の側部とがこの回動を阻止する向きで引っ掛かり合うようにして構成することができる。
【0032】
(第五の実施の形態)
また、さらに第四の実施の形態にかかる物品載置具において、載置体20の側部20bに設けられた溝21が、この溝21における当該載置体20の略水平の向きに向けた移動終了位置Saにおいて取付軸14が付勢により落ち込む凹部21aが設けられている側に、前記載置体20の下面側に開放した前記取付軸14の導入溝22を連設して備えている構成とすることが、この発明の最良の実施の形態の一つとされる。
【0033】
かかる構成によれば、前記導入溝22を通じて前記取付軸14を容易に前記溝21に収め入れることができ、また、前記溝21に収められた取付軸14がこの導入溝22に臨む位置まで前記載置体20を移動させることにより、この導入溝22から取付軸14を容易に抜き出すことができ、前記取付枠体10に対する載置体20の取り付け、取り外しをスムースに行うことができる。
【0034】
(第六の実施の形態)
また、さらに前記第四の実施の形態にかかる物品載置具において、載置体20の対向位置にある一対の側部20b、20bにそれぞれ、間隔を開けて一対の溝21、21が設けてある構成とすることが、この発明の最良の実施の形態の一つとされる。
【0035】
かかる構成によれば、当該載置体20の一方の側部20b(E1)にある一対の溝21、21の一方(M1)と、他方の側部20b(E2)にある一対の溝21、21のに一方(M1)とに、それぞれ前記一対の保持枠部11、11に設けられた取付軸14を収め入れて、当該載置体20を取付枠体10に組み付けることができ、また、当該載置体20の一方の側部20b(E1)にある一対の溝21、21の他方(M2)と、他方の側部20b(E2)にある一対の溝21、21の他方(M2)とに、それぞれ前記一対の保持枠部11、11に設けられた取付軸14を収め入れて、当該載置体20を取付枠体10に組み付けることができる。この結果、取付枠体10に対して載置体20を二つの向きで選択的に組み付けることができる。
【0036】
(より具体的な実施の形態)
次いで、図1ないし図15に示されるこの発明にかかる物品載置具のより具体的な実施の形態について説明する。
【0037】
なお、ここで図1は、この実施の形態に係る物品載置具の構成を理解し易いように、取付枠体10と載置体20とを分離して、斜視の状態として示している。また、図2は、取付軸14を中心に載置体20をその載置面20a’が略水平位置Sbとなるように回動させた態様を斜視の状態で示している。
【0038】
また、図3は、アームレストAに対して取付枠体10を取り付けると共に、この取付枠体10に対し、回動停止手段30を引っ掛け合わさせる位置まで略水平に移動された物品の載置可能な状態を載置体20の上方から見た状態で示している。また、図4は、図3に示される状態を同図の上側から見て示しており、アームレストAへの締め込み、巻き付け時の取付手段13を想像線で示して表している。また、図5は、図3に示される状態を同図の下側から見て示している。また、図6は、物品載置具をアームレストAの側面Abと接する側から見て示している。また、図7は、アームレストAへの取り付け状態を理解し易いように、アームレストAおよび取付枠体10の要部を縦断面の状態として示している。
【0039】
また、図8は、アームレストAに対して取付枠体10を取り付けると共に、この取付枠体10に対し、回動停止手段30を外した位置まで略水平に移動された状態を載置体20の上方から見た状態で示している。また、図9は、アームレストAに対して取付枠体10を取り付けると共に、この取付枠体10に対し、前記取付軸14を中心に載置体20をこの載置体20の載置面20a’が略鉛直方向に沿うように回動させた状態Scを、物品載置具の上方から見て示している。
【0040】
また、図10および図11は、図9における取付軸14が設けられている箇所の詳細を理解し易いように、当該箇所を断面にしてそれぞれ示している。
【0041】
また、図12は、図9に示される状態を図9の上方から見て示している。また、図13は図12における固定軸18が設けられている箇所の詳細を理解し易いように、当該箇所を断面にして示している。
【0042】
また、図14は、取付枠体10から載置体20を取り外し、あるいは、組み付ける状態を理解し易いように、物品載置具を側方から見て示している。さらに、図15は、載置体20を下面側から見て示している。
【0043】
図1ないし図15に示される物品載置具は、乗用車のシート、列車、航空機等の座席、映画館の座席等に備えられるアームレストAに着脱可能に取り付けて用いられる。また特に、アームレストAに取り付けられる取付枠体10に対し、物品を載置する載置体20を物品を載置する水平位置と、鉛直位置との間で回動可能に組み付けた構成を備えると共に、必要に応じて取付枠体10から載置体20を取り外せる構成を備えている。
【0044】
先ず、前記取付枠体10は、アームレストAの上面Aaに下面の少なくとも一部を接して取り付けられる一対の保持枠部11、11と、この取付枠体10をアームレストAに取り付ける際にアームレストAの側面Abに沿って垂設される支持部12と、アームレストAへの取付手段13とを備えている。
【0045】
一対の保持枠部11、11は、取り付けられるアームレストAの幅方向に沿った桿状体として構成してある。かかる一対の保持枠部11、11は一端側で、取り付けられるアームレストAの長さ方向に沿った連結桿部17により一体に連結されている。
【0046】
また、前記支持部12は、一端側を前記保持枠部11の前記連結桿部17が設けられていない側に一体に連設させ、かつ、取り付けられるアームレストAの側面Abに沿って垂設される一対の支持桿部12a、12aと、この一対の支持桿部12a、12a間に亙って設けられるアームレストAの側面Abへの添装板部12bとを備えている。この実施の形態にあっては、取り付けられるアームレストAの突き出し先端側Acにある支持桿部12aに比し、基部側Adにある支持桿部12aが長くなるように構成してある。また、前記添装板部12bは、その上縁を前記保持枠部11の下面10aから上方に突き出さない高さとして構成してある。また、この実施の形態にあっては、かかる添装板部12bは、取付枠体10の中央側において当該取付枠体10の上方において開放された欠切部12cにより、当該取付枠体10の下側において相互に連設された前側板部12dと後側板部12eとに区分されている。また、かかる添装板部12bは、その下側に、取り付けられるアームレストAの下面に沿った保持面12fを備えている。
【0047】
また、前記アームレストAへの取付手段13は、この実施の形態にあっては、前記添装板部12bと前記連結桿部17とにそれぞれ設けられたスリット17a、12gに挿通され、かつ、一端部にバックル13bを備えたベルト13aとして構成されている。
【0048】
すなわち、この実施の形態にあっては、前記ベルト13aを、前記添装板部12bの下側に設けられたスリット12bに対し、当該添装板部12bにおける前記アームレストAの側面Abに向き合った側から差し通すと共に、このように差し通したベルト13aを当該添装板部12bの面に沿って上方に引き出し、このように上方に引き出したベルト13aを当該添装板部12bの上縁を通じて前記連結桿部17の下側に設けたスリット17aに挿通し、当該連結桿部17における前記添装板部12bに向き合わない側から側方に引き出して前記取付枠体10に備え付けてある。そして、このように前記連結桿部17のスリット17aから引き出されたベルト13aの一端にバックル13bを設けてある。また、この実施の形態にあっては、かかるベルト13aが、前記添装板部12bを構成する前側板部12dとこの前側板部12dに対向した連結桿部17との間と、前記後側板部12eとこの後側板部12eに対向した連結桿部17との間とにそれぞれ設けてある。
【0049】
したがって、この実施の形態にかかる取付枠体10は、アームレストAに対し、前記保持枠部11の下面がアームレストAの上面Aaに接し、かつ、前記支持部12における前記連結桿部17に向き合った側の面がアームレストAの側面Abに接するようにアームレストAに載せ置いた後、前記ベルト13aがアームレストAの下面と前記添装板部12bが接する側と反対の側面とにそれぞれ圧接するようにベルト13aを引き絞った状態で、前記バックル13bによりベルト13a両端を連結することにより、アームレストAに取り付けることができる。
【0050】
この実施の形態にあっては、前記添装板部12bを構成する前側板部12dと後側板部12eとにそれぞれ、かかる前側板部12dと後側板部12eにおける前記アームレストAの側面Abに向き合う側の板面からの突き出し幅を可変操作可能なアジャスター手段15が設けてある。
【0051】
かかるアジャスター手段15は、この実施の形態にあっては、円板状をなす頭部15aを一端に備えたネジ15bと、前記前側板部12dと後側板部12eとにそれぞれ設けられたこのネジ15bに噛み合いう雌ネジを備え、このネジ15bを収めるネジ穴15cとにより構成してある。
【0052】
したがって、この実施の形態にあっては、取り付けられるアームレストAの形状、大きさなどにより、当該アームレストAの側面Abに添装板部12bが密着しない場合であっても、前記ネジ15bをネジ穴15cに対して螺進退させることにより前記頭部15aの位置を変えて、少なくともこの頭部15aの面をアームレストAの側面Abに密着あるいは圧接させることができ、この結果、複数種類のアームレストAに対してそれぞれガタやズレなく取付枠体10を取り付けることができる。
【0053】
なお、かかるアジャスター手段15の前記頭部15aをゴムや、弾性変形特性を備えたプラスチック材料により構成することにより、かかる頭部15aを変形させてこの頭部15aの前記アームレストAに対する圧接状態をより高めるようにすることができる。
【0054】
また、前記取付枠体10は、前記一対の保持枠部11、11にそれぞれ、当該保持枠部11の内側部から先端側を突き出し、かつ、この先端側を常時突き出す向きに付勢された取付軸14を備えている、
【0055】
この取付軸14は、前記保持枠部11における前記支持部12に連設された側の端部にそれぞれ設けてある。また、一対の保持枠部11、11の一方に設けられた取付軸14と他方に設けられた取付軸14の軸線が略同一の直線上に位置される構成としてある。
【0056】
すなわち、この実施の形態にあっては、かかる保持枠部11の端部に、当該保持枠部11の内外を連通する当該取付軸14の差し込み穴16が設けてあり、円板状の操作頭部14aを有する取付軸14が保持枠部11の外側にこの操作頭部14aを位置させるように、当該差し込み穴16に差し込まれ、先端側を保持枠部11の内側にある差し込み穴16の穴口から突き出させた構成としてある。また、かかる差し込み穴16は、保持枠部11の内側において大径部16aとされ、一方取付軸14には当該差し込み穴16の大径部16aに収まる大きさのワッシャー14bが嵌め付けてある。そして、前記差し込み穴16の大径部16aにより形成された段部16bとかかるワッシャー14bとの間に圧縮コイルバネ19が介装してある。
【0057】
かかる構成により、この実施の形態にあっては、前記取付軸14は、前記操作頭部14aを前記保持枠部11の外側にある差し込み穴16の穴口縁に続く外面に接しさせる位置まで、その先端側を常時かかる保持枠部11の内側に付勢、突き出すものとされる。また、前記操作頭部14aを把持して前記バネ19の付勢に抗して取付軸14を保持枠部11の外側に向けて引き出す向きに移動させることが可能とされる。
【0058】
一方、この実施の形態にあっては、前記載置体20は、方形盤状体として構成してあり、物品の載置面20a’となる上面20aを備えると共に、対向位置にある一対の側部20b、20bを前記取付枠体10を構成する一対の保持枠部11、11の内側面に向き合わせる位置でこの一対の保持枠部11、11間に収めることができる大きさに構成してある。
【0059】
また、この実施の形態にあっては、前記のように一対の保持枠部11、11間に載置体20を収め入れた際に、かかる載置体20の側部面と保持枠部11の内側面10bとの間にわずかに隙間が形成される構成とされている。
【0060】
また、この載置体20における前記一対の側部20b、20bには、前記取付枠体10を構成する一対の保持枠部11、11間にこの載置体20を前記のように収め入れた際に、前記取付軸14を収めて前記取付枠体10に前記載置体20を組み付ける溝21が設けてある。
【0061】
かかる溝21は、前記載置体20の幅方向に沿って設けられている。また、この実施の形態にあっては、前記一対の側部20b、20bのそれぞれにおいて、載置体20の隅部20dに溝21の一端側を位置させるように、略同一の長さの二つの溝21、21が設けてある。かかる二つの溝21、21は、略同一線上に位置されるように設けてある。また、かかる二つの溝21、21は、前記隅部20d側と反対の側の溝端に、前記載置体20の下面において溝端を開放した導入溝22を連通して備えている。
【0062】
また、この実施の形態にあっては、これらの溝21が設けられた側部20bと、これに隣り合う側部20cとの接し合う前記隅部20dをアール状に構成していると共に、これらの溝21がいずれもこのアール状をなす隅部20dに溝端を位置させた構成としてある。
【0063】
したがって、この実施の形態にあっては、前記載置体20の一対の側部20b、20bにおける対向位置にある一方の溝21、21(M1、M1)のそれぞれに、前記取付枠体10を構成する一対の保持枠部11、11の取付軸14をそれぞれ入れ込むことにより、当該取付枠体10に載置体20を組み付けることができる。
【0064】
すなわち、この実施の形態にあっては、前記導入溝22から前記取付軸14が前記溝21に入り込みように、前記載置体20をその裏面側から前記一対の保持枠部11、11間に収め入れることにより、この導入溝22に連通している前記溝21の溝端位置まで前記取付軸14を前記バネ19の付勢に抗してやや前記保持枠部11の外側に移動させた状態で当該取付軸14を導入させることができる。(すなわち、図14において仮想線で示される載置体20を、同図における左側に移動させてこの導入がなされる。)
【0065】
ここで、この実施の形態にあっては、前記溝21における導入溝22と連通されている溝端に、前記取付軸14の先端部が収まる凹部21aが設けてある。したがって、前記溝21における前記導入溝22との連通側の溝端まで導入された取付軸14は、前記バネ19の付勢により前記凹部21aにその先端部を落ち込ませる。したがって、図14に示される状態において、前記載置体20は前記取付枠体10に対し、前記取付軸14を中心に回動可能に支持される。
【0066】
次いで、図14に示される状態から、前記取付軸14を前記バネ19の付勢に抗して前記保持枠部11の外側に向けて引き出し、前記凹部21aから前記取付軸14の先端側を抜き出す。こうすると、前記溝21の前記隅部20d側にある溝端の溝壁に前記取付軸14の側部が当接される位置まで、前記載置体20を自重により下方に移動させることができる。
【0067】
なお、この実施の形態にあっては、前記載置体20の一対の側部20b、20bにおいて対向して設けられた一方の溝21、21の一方に、前記隅部20d側にある溝端に前記取付軸14が位置された際に前記バネ19の付勢により取付軸14の先端部が落ち込まれる凹部21bが設けてあり、この載置体20の下方への移動状態を維持することができる構成としてある。
【0068】
また、実施の形態にあっては、前記長い側の支持桿部12aの下端に、前記取付軸14と略同一の構成を備えた固定軸18が設けてあり、(したがって、当該固定軸18の構成は当該固定軸18の構成を示す図13に、取付軸14を示す図10および図11において用いた符号と同一の符号を付してその説明を省略する。)前記のように下方に移動された載置体20における前記側部20bに設けてある二つの溝21、21のうち、前記取付軸14が収められていない溝21の導入溝22の入口にかかる固定軸18が臨む構成としてある。
【0069】
したがって、この実施の形態にあっては、前記のように下方に移動された載置体20における下側を、前記取付軸14を中心に前記添装板部12bに近接される向きに回動させることにより、前記導入溝22からこの導入溝22に連通されている位置にある前記溝21の溝端に前記取付軸14を導入させることができる。この結果、この溝端にある前記凹部21aに前記バネ19の付勢により固定軸18の先端部を落ち込ませて、載置体20の載置面20a’を略鉛直方向に沿って位置させた状態で、取付枠体10に対しガタなく載置体20を組み付けることができる。(図12)
【0070】
次いで、図12に示される状態から前記固定軸18を外側に引っ張り操作しながら、前記隅部20d側にある溝端に位置される取付軸14を中心に載置体20の載置面20a’が略水平に位置される位置Sbまで当該載置体20を上方に回動させることができる。そして、このように載置体20を回動させた後、前記溝21の一方において隅部20d側の溝端に設けられた凹部21bからこの凹部21bに落ち込まされた取付軸14を抜き出し操作し、この取付軸14が前記溝21の前記導入溝22との連通側の溝端に至る位置、すなわち、当該載置体20の移動前方側の側部が前記連結桿部17の内面に接する位置まで、当該載置体20を横方向に移動させることができる。(移動終了位置Sa・図3ないし図5)
【0071】
このように載置体20が、横方向に移動された場合、前記溝21における前記導入溝22との連通側の溝端に設けられた前記凹部21aに前記バネ19の付勢により再び前記取付軸14が落ち込まされ、当該載置体20の前記連結桿部17から離れる向きの横方向への移動が規制される。
【0072】
それと共に、この実施の形態にあっては、このように横方向に移動された載置体20の載置面20a’を略水平に位置させ続けるように、前記取付軸14を中心とした載置体20の回動を停止させる回動停止手段30が設けてある。
【0073】
この実施の形態にあっては、前記載置体20における前記溝21が設けられている側部20bに隣り合う一対の側部20c、20cの略中央部にそれぞれ、この側部20cとかかる載置体20の下面とが接し合う箇所より当該側部20c面に対して略直交する向きに突き出す舌片状の突部31を設けると共に、前記連結桿部17の内側下部に、前記載置体20の横方向への移動に伴って当該載置体20の前記突部31が入り込む凹部32を設けて、かかる回動停止手段30の一つを構成している。
【0074】
すなわち、この凹部32への突部31の入り込みにより、載置体20の前記取付軸14を中心とした当該載置体20の前記連結桿部17に向き合わない側を下方に下げる向きへの回動が規制され、前記載置体20の載置面20a’を略水平に位置させた状態を安定的に確保することができる。
【0075】
また、この実施の形態にあっては、前記一対の保持枠部11、11の内側面にそれぞれ、当該保持枠部11と連結桿部17が接し合う箇所から、前記取付軸14の側に向けて延びるリブ33が設けると共に、前記載置体20の横方向への移動に伴って、当該載置体20の前記溝21に前記隅部20dの溝端側からかかるリブ33が入り込むように構成して、前記回動停止手段30の他の一つを構成している。
【0076】
すなわち、前記溝21は前記のようにアール状に構成される前記載置体20の隅部20dに一方の溝端を位置させており、当該載置体20の横方向への移動に伴ってこの溝端から前記リブ33を前記溝21の上部側に収めるように導入することができる。そして、この溝21へのリブ33の入り込みによっても、前記載置体20の前記取付軸14を中心とした当該載置体20の前記連結桿部17に向き合わない側を下方に下げる向きへの回動が規制され、載置体20の載置面20a’を略水平に位置させた状態を安定的に確保することができる。
【0077】
このように、載置面20a’を略水平に位置させた状態において、当該載置面20a’に各種の物品を載せおくことが可能とされる。
【0078】
また、図3ないし図5に示される物品の載置を可能とする状態から、前記溝21の導入溝22との連通側の溝端にある凹部21aから取付軸14の先端部を抜き出す操作をなした後、当該取付軸14が前記隅部20d側の溝端に位置される位置まで載置体20を横方向に移動させることにより(図4において想像線で示される位置Sb)、前記凹部32から突部31を抜き出すと共に、前記溝21からリブ33を抜き出すことができる。このように移動された載置体20は、再び図4に示されるように、前記取付軸14を中心に載置面20a’を鉛直方向に沿わせる位置Scまで回動させることができ、物品の載置が必要ない場合には載置体20を邪魔にならない状態に再び位置させておくことができる。
【0079】
また、載置体20の取り外しが必要となった場合には、図14に示されるように、載置体20を上方に持ち上げ、前記溝21の導入溝22から前記取付軸14を抜き出すことにより、容易にこれをなすことができる。(すなわち、図14において実線で示される載置体20を同図における右側に移動させてこの取り外しがなされる。)
【0080】
また、この実施の形態にあっては、載置体20の一対の側部20b、20bにそれぞれ二つの溝21、21部が設けてあり、かかる一対の側部20b、20bにおける対向した一対の溝21、21の一方(図1における符号M1で示す溝21)に前記取付軸14をそれぞれ収めて、この一対の側部20b、20bの一方側において載置体20を略水平に保持することができると共に、一旦載置体20を取り外した後、前記一対の側部20b、20bにおける対向した一対の溝21、21部の他方(図1における符号M2で示す溝21)に前記取付軸14をそれぞれ収めて、この一対の側部20b、20bの他方側において載置体20を略水平に保持することができる。
【0081】
この結果、この実施の形態にあっては、前記アームレストAに対する載置体20の取付の向きを必要に応じて選択的に変えることができる特長を有する。
【0082】
すなわち、この実施の形態にあっては、前記載置体20における溝21が設けられている一対の側部20b、20bの一方側E1に、カップホルダーとなる凹部23を備えた載置面20a’が形成してあるところ、前記取付軸14を前記対向した一対の溝21、21の一方M1に収めることにより、かかるカップホルダーとなる凹部21aがアームレストAの突き出し先端側Acに位置されるように、また、前記取付軸14を前記対向した一対の溝21、21の他方M2に収めることにより、かかるカップホルダーとなる凹部23がアームレストAの突き出し基部側Adに位置されるよに、容易に変更することができる。
【0083】
なお、図16ないし図22は、以上に説明した物品載置具における載置体20の載置面20a’のデザインを主として変更した例を示すものである。
【0084】
なお、ここで図16は、この実施の形態に係る物品載置具の構成を理解し易いように、取付枠体10と載置体20とを分離して、斜視の状態として示している。また、図17は、取付軸14を中心に載置体20をその載置面20a’が略水平位置となるように回動させた態様を斜視の状態で示している。
【0085】
また、図18は、アームレストAに対して取付枠体10を取り付けると共に、この取付枠体10に対し、回動停止手段30を引っ掛け合わさせる位置まで略水平に移動された物品の載置可能な状態を載置体20の上方から見た状態で示している。また、図19は、図18に示される状態を同図の上側から見て示しており、アームレストAへの締め込み、巻き付け時の取付手段13を想像線で示して表している。
【0086】
また、図20は、アームレストAに対して取付枠体10を取り付けると共に、この取付枠体10に対し、回動停止手段30を外した位置まで略水平に移動された状態を載置体20の上方から見た状態で示している。
【0087】
また、図21および図22は、図20における取付軸14が設けられている箇所の詳細を理解し易いように、当該箇所を断面にしてそれぞれ示している。
【0088】
図16ないし図22に示される物品載置具の構成は、図1ないし図21に示される物品載置具の構成と同一又は実質的に同一であるので、当該構成については図16ないし図22に図1ないし図21で用いた符号と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0089】
【発明の効果】
この発明にかかる物品載置具によれば、前記載置体20を載置面20a’を略水平とする位置まで回動させることにより、当該載置面20a’に適宜の物品を載せ置くことができ、また、載置体20は取付枠体10に吊下げ状に組み付けられていることから、載置体20への物品の載置が必要でない場合には、載置体20を前記回動前の位置に移動させて、邪魔にならないようにしておくことができる。この結果、この実施の形態によれば、アームレストAにおけるシート側と反対の側の空間を有効に利用することが可能となる。
【0090】
特に、ワンボックスタイプの自動車など、隣り合う座席間に通り抜け可能な間隔を設けてある自動車において、当該座席のアームレストAに用いるのに適している。すなわち、前記隣り合う座席間の空間において物品の載置をなすことができ、また、かかる物品の載置が必要ない場合には、前記載置体20を前記回動前の位置に移動させて当該座席間の通り抜けに支障を生じさせない。また、前記座席のアームレストAに装着されるので、当該座席の向きを変えるために、当該座席を回転させるなどの操作にも支障を生じさせない。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品載置具の分解斜視図
【図2】物品載置具の斜視図
【図3】物品載置具の使用状態を示す平面図
【図4】物品載置具の使用状態を示す側面図
【図5】物品載置具の使用状態を示す側面図
【図6】物品載置具の使用状態を示す側面図
【図7】物品載置具のアームレストAへの取り付け状態を示す説明図
【図8】物品載置具の使用状態を示す平面図
【図9】物品載置具の使用状態を示す平面図
【図10】図9におけるX−X線断面図
【図11】図9におけるY−Y線断面図
【図12】物品載置具の使用状態を示す側面図
【図13】図12におけるZ−Z線断面図
【図14】物品載置具の使用状態を示す側面図
【図15】載置体20の底面図
【図16】物品載置具のデザインの変更例を示す分離斜視図
【図17】物品載置具のデザインの変更例を示す分離斜視図
【図18】物品載置具のデザインの変更例を示す平面図
【図19】物品載置具のデザインの変更例を示す側面図
【図20】物品載置具のデザインの変更例を示す平面図
【図21】図20におけるX’−X’線断面図
【図22】図20におけるY’−Y’線断面図
【符号の説明】
A アームレスト
Aa 上面
Ab 側面
Sa 移動終了位置
10 取付枠体
10a 下面
10b 内側面
11 保持枠部
12 支持部
13 取付手段
14 取付軸
15 アジャスター手段
20 載置体
20a 上面
20a’ 載置面
20b 側部
21 溝
21a 凹部
22 導入溝
30 回動停止手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to provision of an article placement tool that is used by being attached to an armrest provided on a seat of a passenger car or the like.
[0002]
[Prior art]
For large vehicles such as buses, there is a passage between adjacent seats. Further, even in a small car, in recent years, a space that can be passed between adjacent seats is provided from the viewpoint of improving the comfort of a passenger car.
[0003]
For this reason, in order to make effective use of the space between the seats, it is required to allow placement of articles using the armrest on the side opposite to the seat side of the armrest in the seat, that is, the space side. It came to be done.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since such a space is used as a passage or the like, it is impossible to simply provide a tray or the like for placing articles on the armrest.
[0005]
On the other hand, as an article placing tool that can be removably mounted on an indoor device such as a passenger car, there is a tray shown in Japanese Utility Model Laid-Open No. 58-75053, for example.
[0006]
This tray is configured to include a pair of detachable belts on both sides of a central portion of a tray body having a flat plate shape. Therefore, according to this tray, for example, the detachable belt can be wound around the lid so that the lower surface of the tray is in close contact with the upper surface of the lid of the console box of the passenger car, and can be mounted and used on the lid. Met.
[0007]
However, in such a conventional tray, the portion that is brought into close contact with the winding of the detachable belt is only the lower surface of the tray main body, so that it is difficult to stably secure the mounting state. In particular, when mounted on a mounting object whose width is smaller than the width of the tray body, the tray tends to tilt and drop off sideways with the mounting object as the center of rotation. .
[0008]
Further, in such a conventional tray, one end is connected to the main body tray so that an auxiliary tray used as a cup holder on the main body tray can move upward in parallel with the main body tray. This is a case where the auxiliary tray, which is the cup holder, is cleaned and washed, because only the auxiliary tray cannot be removed. However, it was necessary to remove the entire tray from the object to be attached and to perform these washings.
[0009]
Therefore, the present invention can be used without any trouble on the side of the armrest opposite to the seat side, and can be easily and surely attached to the armrest having a relatively narrow width, and can be easily handled. The purpose is to provide.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, a pair of
[0011]
In the invention according to
[0012]
In the invention according to claim 3, the article placement tool according to
[0013]
In the invention according to claim 4, the article placing tool according to claim 1 further protrudes on the inner side portions of the pair of
[0014]
In the invention according to claim 5, the article placing tool according to claim 4 is further arranged in a substantially horizontal direction of the placing
[0015]
Furthermore, in the invention described in claim 6, the article placement tool according to claim 4 is further provided with a pair of
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, typical embodiments of the present invention will be described.
[0017]
(First embodiment)
First, an
[0018]
According to such a configuration, an appropriate article can be placed on the
[0019]
As a result, according to this embodiment, the space on the side opposite to the seat side in the armrest A can be used effectively.
[0020]
In particular, in an automobile in which an interval between adjacent seats such as a one-box type automobile is provided, it is suitable for use as an armrest A of the seat. That is, the article can be placed in the space between the adjacent seats, and when the article is not required to be placed, the placing
[0021]
(Second embodiment)
Further, the mounting
[0022]
According to this configuration, the pair of holding
[0023]
As the attaching
[0024]
(Third embodiment)
Further, in the article placement tool according to the second embodiment, the protruding width from the
[0025]
According to such a configuration, even if the
[0026]
(Fourth embodiment)
Further, the article placement tool according to the first embodiment is further provided with the following configuration as another embodiment of the present invention.
(1) Mounting
(2) The pair of
(3) In the state in which the
(4) At the movement end position Sa of the mounting
(5) In the state in which the mounting
[0027]
Therefore, according to the article mounting tool according to this embodiment, the mounting
[0028]
Further, in the state where the mounting
[0029]
Further, when it is necessary to place the article on the
[0030]
The rotation stopping means 30 is fitted, for example, by the movement of the mounting
[0031]
Further, the rotation stopping means 30 is provided with, for example, a rib 33 along the movement direction of the mounting
[0032]
(Fifth embodiment)
Further, in the article placing tool according to the fourth embodiment, the
[0033]
According to this configuration, the mounting
[0034]
(Sixth embodiment)
Furthermore, in the article placing tool according to the fourth embodiment, a pair of
[0035]
According to such a configuration, one (M1) of the pair of
[0036]
(More specific embodiment)
Next, a more specific embodiment of the article placing tool according to the present invention shown in FIGS. 1 to 15 will be described.
[0037]
Here, FIG. 1 shows the mounting
[0038]
Further, FIG. 3 shows that the
[0039]
8 shows a state in which the mounting
[0040]
Further, FIGS. 10 and 11 illustrate the respective sections in cross section so that the details of the positions where the mounting
[0041]
FIG. 12 shows the state shown in FIG. 9 as viewed from above FIG. FIG. 13 is a cross-sectional view of the portion where the fixed
[0042]
Further, FIG. 14 shows the article placement tool as viewed from the side so that it is easy to understand the state in which the
[0043]
The article placement tool shown in FIGS. 1 to 15 is used by being detachably attached to an armrest A provided in a passenger car seat, a train, an aircraft seat, a movie theater seat, or the like. In particular, the mounting
[0044]
First, the mounting
[0045]
A pair of holding
[0046]
In addition, the
[0047]
In this embodiment, the attachment means 13 to the armrest A is inserted into
[0048]
That is, in this embodiment, the belt 13a faces the side surface Ab of the armrest A in the
[0049]
Therefore, the
[0050]
In this embodiment, the
[0051]
In this embodiment, the adjuster means 15 includes a
[0052]
Therefore, in this embodiment, even if the
[0053]
The
[0054]
The
[0055]
The
[0056]
That is, in this embodiment, an
[0057]
With this configuration, in this embodiment, the mounting
[0058]
On the other hand, in this embodiment, the mounting
[0059]
Moreover, in this embodiment, when the mounting
[0060]
In addition, in the pair of
[0061]
The
[0062]
In this embodiment, the
[0063]
Therefore, in this embodiment, the mounting
[0064]
That is, in this embodiment, the mounting
[0065]
Here, in this embodiment, a
[0066]
Next, from the state shown in FIG. 14, the mounting
[0067]
In this embodiment, one end of the pair of
[0068]
In the embodiment, a fixed
[0069]
Therefore, in this embodiment, the lower side of the mounting
[0070]
Next, while the fixed
[0071]
In this way, when the mounting
[0072]
At the same time, in this embodiment, the mounting
[0073]
In this embodiment, each of the
[0074]
That is, when the
[0075]
Further, in this embodiment, from the portion where the holding
[0076]
That is, the
[0077]
In this manner, various articles can be placed on the
[0078]
Further, from the state in which the article can be placed as shown in FIG. 3 to FIG. 5, the operation of extracting the tip of the mounting
[0079]
Further, when it is necessary to remove the mounting
[0080]
Further, in this embodiment, the pair of
[0081]
As a result, this embodiment has a feature that the mounting direction of the mounting
[0082]
That is, in this embodiment, the mounting
[0083]
16 to 22 show an example in which the design of the mounting
[0084]
Here, FIG. 16 shows the mounting
[0085]
Further, FIG. 18 shows that the
[0086]
20 shows a state in which the mounting
[0087]
FIGS. 21 and 22 show the respective sections in cross-section so that the details of the positions where the mounting
[0088]
The configuration of the article placement tool shown in FIGS. 16 to 22 is the same as or substantially the same as the configuration of the article placement tool shown in FIGS. 1 to 21. Are denoted by the same reference numerals as those used in FIGS. 1 to 21 and their description is omitted.
[0089]
【The invention's effect】
According to the article placement tool of the present invention, an appropriate article is placed on the
[0090]
In particular, in an automobile in which an interval between adjacent seats such as a one-box type automobile is provided, it is suitable for use as an armrest A of the seat. That is, the article can be placed in the space between the adjacent seats, and when the article is not required to be placed, the placing
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view of an article placement tool.
FIG. 2 is a perspective view of an article placement tool.
FIG. 3 is a plan view showing the usage state of the article placement tool.
FIG. 4 is a side view showing a usage state of the article placing tool.
FIG. 5 is a side view showing a usage state of the article placing tool.
FIG. 6 is a side view showing the usage state of the article placement tool.
FIG. 7 is an explanatory view showing a state in which the article placement tool is attached to the armrest A.
FIG. 8 is a plan view showing the usage state of the article placement tool.
FIG. 9 is a plan view showing a usage state of the article placing tool.
10 is a sectional view taken along line XX in FIG.
11 is a sectional view taken along line YY in FIG.
FIG. 12 is a side view showing the usage state of the article placement tool.
13 is a sectional view taken along line ZZ in FIG.
FIG. 14 is a side view showing a use state of the article placing tool.
15 is a bottom view of the mounting
FIG. 16 is an exploded perspective view showing a modified example of the design of the article placement tool.
FIG. 17 is an exploded perspective view showing a modified example of the design of the article placement tool.
FIG. 18 is a plan view showing an example of a design change of the article placement tool.
FIG. 19 is a side view showing a modified example of the design of the article placement tool.
FIG. 20 is a plan view showing an example of a change in the design of the article placement tool.
21 is a sectional view taken along line X′-X ′ in FIG. 20;
22 is a sectional view taken along line Y′-Y ′ in FIG. 20;
[Explanation of symbols]
A Armrest
Aa top surface
Ab side
Sa movement end position
10 Mounting frame
10a bottom
10b inner surface
11 Holding frame
12 Support part
13 Mounting means
14 Mounting shaft
15 Adjuster means
20 Mounting body
20a top surface
20a 'mounting surface
20b side
21 groove
21a recess
22 Introduction groove
30 Rotation stop means
Claims (6)
前記ア−ムレストのシート側にある側面と反対の側面の外方において、前記取付枠体の一対の保持枠部間に取付軸によって吊下げ状態に組み付けられていると共に、当該取付軸を回動中心として前記アームレストのシート側にある側面と反対の側面から離れる向きに回動される載置体とを備え、
前記載置体と取付枠体とに、前記離れる向きに移動される載置体をその載置面を略水平となるように保持する回動停止手段が設けてあることを特徴とする物品載置具。An attachment frame body having a pair of holding frame parts attached to at least a part of the lower surface on the upper surface of the armrest, and means for attaching to the armrest;
The armrest is assembled in a suspended state by a mounting shaft between a pair of holding frame portions of the mounting frame body outside the side surface opposite to the side surface on the seat side of the armrest, and the mounting shaft is rotated. A mounting body that rotates in a direction away from the side opposite to the side on the seat side of the armrest as a center;
Article mounting characterized in that the mounting body and the mounting frame body are provided with a rotation stop means for holding the mounting body moved in the separating direction so that the mounting surface thereof is substantially horizontal. A fixture.
前記一対の保持枠部と当該支持部とをアームレストに密着させるように、アームレストに締め込み、巻き付けられる取付手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の物品載置具。The mounting frame body including a pair of holding frame portions includes a support portion that is suspended along one side surface of the armrest, and
2. The article placement tool according to claim 1, further comprising attachment means for tightening and winding the armrest so that the pair of holding frame portions and the support portion are in close contact with the armrest.
載置体の側部には、前記取付軸を抜き差し可能に収めて前記取付枠体に前記載置体を組み付ける溝が設けてあり、
この溝が少なくとも、前記載置体をこの載置体の載置面が略水平となるように前記取付軸を中心に回動させた状態において、当該載置体を略水平の向きに移動可能とするように、前記取付軸を案内する構成としてあると共に、
前記載置体の前記略水平の向きに向けた移動終了位置において、前記取付軸が前記付勢により落ち込む凹部を備えており、
しかも、前記載置体と前記取付枠体とに、前記取付軸が前記溝の凹部に落ち込まれた状態において、相互に引っ掛かりあって当該載置体の回動を停止させる回動停止手段が設けてあることを特徴とする請求項1記載の物品載置具。Each of the inner side portions of the pair of holding frame portions in the mounting frame body is provided with mounting shafts protruding to the sides facing each other and biased in the direction,
On the side portion of the mounting body, it is provided with a groove for assembling the pre-described mounting body to the mounting frame member enjoyed in removable from the mounting shaft,
At least when the groove is rotated about the mounting shaft so that the mounting surface of the mounting body is substantially horizontal, the mounting body can be moved in a substantially horizontal direction. And is configured to guide the mounting shaft,
In the movement end position of the mounting body in the substantially horizontal direction, the mounting shaft includes a recess that falls due to the biasing force,
In addition, the mounting body and the mounting frame body are provided with a rotation stop means that stops the rotation of the mounting body by being caught with each other in a state where the mounting shaft is dropped into the recess of the groove. The article placing tool according to claim 1, wherein the article placing tool is provided.
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JP01324897A JP3717258B2 (en) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | Article placement tool |
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Family Applications (1)
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Families Citing this family (2)
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