JP3717019B2

JP3717019B2 - Fuel tank mounting structure for motorcycles, etc.

Info

Publication number: JP3717019B2
Application number: JP00166497A
Authority: JP
Inventors: 毅人守岩; 清隆藤原; 秀夫並木; 昌弘熊田
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1997-01-08
Filing date: 1997-01-08
Publication date: 2005-11-16
Anticipated expiration: 2017-01-08
Also published as: JPH10194178A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動２輪車等の燃料タンク取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
実公昭５７−１４４号には、左右分割された外板を上面中央部で溶接し、この溶接部を含んで前後方向へ延びる溝を上面の中央部に形成するとともに、この溝上の中間部に注入口を設け、さらにこの注入口を挟む前後の溝内へそれぞれモールを嵌合した自動２輪車の燃料タンクが示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例の場合、モールは燃料タンク上面に形成される溶接部を覆うので、燃料タンクの外観を向上させることができる。しかしながら、溝が注入口により長さ方向で前後に分断されるため、モールも前後に分割して嵌合する必要があり、それだけ取付工数が増加するとともに取付作業自体も難しくなる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願発明に係る自動２輪車等の燃料タンク取付構造は、前後輪を支持する車体フレーム上に燃料タンクを支持し、この燃料タンクの後端部を車体フレームに設けられているタンク固定ブラケットへ取付けた自動２輪車等において、燃料タンク上面略中央に前後方向へバンドを掛け渡し、このバンドの前端を車体フレーム前部へ係止し、バンドの後端を車体フレームに設けたタンク固定ブラケットへ燃料タンクと共締めで取付けるとともに、燃料タンクの注入口を燃料タンクの上面中央部より一側方へバンド通過位置を避けてオフセットしたことを特徴とする。
【０００５】
なお、上記構成において、バンドをゴム等の適宜弾性材料で形成することもできる。
【０００６】
【発明の効果】
バンドを燃料タンクの上面略中央に前後方向へ掛け渡すとともに、燃料タンクの注入口を燃料タンクの上面中央部より一側方へバンド通過位置を避けてオフセットしたので、注入口部分で前後に分断することなく単一のバンドを通しで設けることができる。
【０００７】
しかも、バンドの前端を車体フレームへ係止し、後端をタンク固定ブラケットへ燃料タンクと共締めにするので、バンドを容易に取付けることができ、取付構造が簡単になる。
【０００８】
また、バンドを弾性材料にすれば、燃料タンクへ密着させることができるので、走行中におけるバンドと燃料タンクとの間に発生するノイズを防止でき、かつ横づれしにくくなるから、外観を良好に維持できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて自動２輪車に適用された本願発明の一実施形態を説明する。
図１は本実施形態に係る自動２輪車の要部平面図、図２は外観側面図、図３は図１における３−３線に沿う燃料タンク部分の拡大断面図、図４は燃料タンクの前側取付部を示す拡大断面図、図５は後側取付部の同様図、図６は図５の６−６線に沿う拡大断面図、図７はバンドの平面図、図８はその側面図、図９は燃料タンクのフィラー部における拡大断面図である。
【００１０】
まず、図２においてこの自動２輪車は、前輪１がフロントフォーク２を介してヘッドパイプ３へ支持されている。
【００１１】
ヘッドパイプ３からは主フレーム４が左右に対をなして斜め下がりに後方へ延出し、さらにその後端部から斜め下方へ左右一対のピポットフレ−ム５が延びている。
【００１２】
ピポットフレ−ム５の肩部からは左右一対のシートレ−ル６が略水平に後方へ延び、このシートレ−ル６とピポットフレ−ム５の間にリヤステイ７が掛け渡されている。
【００１３】
さらに、ヘッドパイプ３から斜め下方へ延出するフロントダウンフレーム８が設けられ、これらによって車体フレームが構成されている。
【００１４】
主フレーム４とシートレ−ル６の上には、前後方向へ長い燃料タンク１０が支持され、その後方にシート１１がシートレ−ル６上に支持されている。
【００１５】
シート１１の後部背面にはシートカウル１２が取付けられ、かつシート１１の後方にはリヤフェンダ１３が設けられ、後輪１４の上方に位置している。
【００１６】
後輪１４を後端部に支持するリヤアーム１５は、その前端部をピボットフレーム５の下部に形成されたピボット部１６にて揺動自在に取付けられ、かつリヤアーム１５の後部とリヤステイ７の上部間に緩衝器１７が取付けられている。
【００１７】
後輪１４は、同心の被動スプロケット１８がチェーン１９を介してエンジン２０の駆動スプロケット２１で回転されることによりチェーン駆動される。
【００１８】
エンジン２０は、空冷式であって、ピボットフレーム５とフロントダウンフレーム８で支持され、吸気側は気化器２２へ接続され、排気側は排気管２３へ接続され、さらにその後端部は車体の左右へ対で設けられるマフラー２４へ接続されている。
【００１９】
符号２５は燃料タンク取付用のブラケットであり、図４に示すように、このブラケット２５から突起２５ａを外側方へ突出させ、さらにこの突起２５ａの周囲へラバー２５ｂをはめてある。
【００２０】
図１に明らかなように、燃料タンク１０は左右に分割された外板３０，３１を車幅方向の中央部で溶接したものであり、この溶接部３２を含むように上面中央部の前後方向へ溝３３が形成されている（図３参照）。
【００２１】
これら外板３０，３１部分がトップ部をなし、このトップ部にボトム部３４が下側から合わせられて燃料タンク１０が構成される。
【００２２】
ボトム部３４は燃料タンク１０の内側となる部材であり、略下向きのＵ字状をなし、その周縁部で各外板３０、３１の各周縁部と溶接されている。
【００２３】
開口部が燃料タンク１０の注入口となるフィラー３５は、後述するバンドの通過位置となる溝３３を避けて車幅方向片側へオフセットされた位置に設けられ、フィラー３５の開口部にはタンクキャップ３６が着脱自在に取付けられている。
【００２４】
燃料タンク１０は、その前後で車体フレームに対して着脱自在に取付けられ、前側においてはブラケット２５へ係止される。
【００２５】
この係止は、ボトム部３４の車体内側側面左右に設けられた略Ｕ字状のステー３７を、車体フレームに設けられたブラケット２５に突起２５ａを介して支持されているラバー２５ｂの周囲へはめることによりおこなわれる（図４参照）。
【００２６】
後側においては、底部後端より延出する舌状ステー３８でタンク固定ブラケット２６へ取付けられる（図５参照）。
【００２７】
さらに、溝３３内には、バンド４０が収容され、このバンド４０は図７、８に示すように、ゴムやエラストマー樹脂又は適当な金属製板バネ等の弾性材料で形成された本体部４１を備える。
【００２８】
この本体部４１は溝３３の幅と略同程度の帯状部材であり、長さ方向に適当間隔でデザイン用の凹部４２が形成されている。
【００２９】
バンド４０の前端にはリング状のフック４３が取付けられ、図８に明らかなように、側面視では略Ｌ字形に曲がっている。
【００３０】
このフック４３は、その下部が主フレーム４のヘッドパイプ３近傍に予め取付けられているフックプレート２７（図４）へ係止されるようになっている。
【００３１】
バンド４０の後端には、リング４４を介して舌片状の固定プレート４５が取付けられ、その中央部には通し穴４６が設けられている。
【００３２】
図５に明らかなように、この固定プレート４５は、シート１１の前端部下方となる位置において、舌状ステー３８のクッションラバー３９上へ重ねられ、ボルト４７によりタンク固定ブラケット２６へ共締めされる。
【００３３】
この共締め構造は、図６に明らかであり、左右のシートレ−ル６間に掛け渡されたタンク固定ブラケット２６の中央部に設けられたウエルドナット２８に対して舌状ステー３８と固定プレート４５が通し穴４６及びカラー４８に通したボルト４７により共締めされる。
【００３４】
図５中の符号５０は、シート１１の底板５１と一体形成されたフックであり、図６に示すように、左右一対をなし、タンク固定ブラケット２６の裏面でシートレール６の近傍部分へ差し込まれる。
【００３５】
図５に明らかなように、シート１１における底板５１の後部には、ボルト５２が一体化され、これに、左右のシートレ−ル６の後部間に掛け渡されたステー５３がその一端に設けられたクッションラバー５４を介してナット５５で取付けられている。
【００３６】
また、左右のシートレ−ル６の後端部には、シートカウル１２の内側空間内へ突出するステー５６が設けられ、これにレギュレターなどの電装品５７が支持されている。
【００３７】
図９は、フィラー３５部分を拡大断面で示した図であり、フィラー３５の周囲には、側面外周を環状に取り囲んで環状プレート６０が取付けられている。
【００３８】
環状プレート６０は、フィラー３５の側面と接触する部分が開口する略Ｃ字状断面をなし、この開口部６１にフィラー３５の側面に形成されたエア抜き穴６２が臨んでいる。さらに環状プレート６０の上下にもエア抜き穴６３、６４が形成されている。
【００３９】
環状プレート６０は、外周面で上部６５と下部６６に上下２分割された構造をなし、それぞれは同一部材を上下合わせにして構成され、上下の当接部６７で溶接されるとともに、下部６６でフィラー３５の外周面へ溶接されている。
【００４０】
上部６５の最上部は燃料タンク１０の頂部内面へ密接され、エア抜き穴６３は燃料タンク１０の頂部で閉じられている。
【００４１】
次に、本実施形態の作用を説明する。この燃料タンク１０を取付けるには、図１乃至図６に示すように、まず前側のステー３７をヘッドパイプ３近傍のブラケット２５へ係止し、舌状ステー３８をタンク固定ブラケット２６上へ乗せる。
【００４２】
続いて、溝３３内へ入れたバンド４０のフック４３をフックプレート２７へ係止し、後端の固定プレート４５を舌状ステー３８のクッションラバー３９へ重ねる。
【００４３】
さらに、固定プレート４５の通し穴４６へボルト４７を入れ予めクッションラバー３９の中心部に取付けられたカラー４８を通してタンク固定ブラケット２６のウエルドナット２８へ締結すると、固定プレート４５が舌状ステー３８とタンク固定ブラケット２６へ共締めされる。
【００４４】
これにより、固定プレート４５の取付け先を舌状ステー３８と共通のタンク固定ブラケット２６にできるので、取付作業が容易でかつ取付構造が簡単になる。
【００４５】
しかも、タンクキャップ３６が取付けられる注入口（フィラー３５）を溝３３から燃料タンク１０の上面一側方へバンド４０を避けてオフセットすることにより、バンド４０をタンクキャップ３６により前後方向で分断することなく通しで設けることができ、バンド４０の構造も簡単になる。
【００４６】
また、バンド４０を溝３３内へ収容することにより、溝３３内の溶接部３２をバンド４０で覆うことができるとともに、バンド４０自体がデザイン部品となり得るので全体の外観性を向上できる。
【００４７】
その上、バンド４０を弾性材料とすることにより、燃料タンク１０へ密着させることができるので、走行中におけるバンド４０と燃料タンク１０との間に発生するノイズを防止でき、かつ横づれしにくくなるから、外観を良好に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施形態に係る自動２輪車の要部平面図
【図２】外観側面図
【図３】図１における３−３線に沿う燃料タンク部分の拡大断面図
【図４】燃料タンクの前側取付部を示す拡大断面図
【図５】後側取付部の同様図
【図６】図５の６−６線に沿う拡大断面図
【図７】バンドの平面図
【図８】その側面図
【図９】燃料タンクのフィラー部における拡大断面図
【符号の説明】
４：主フレーム、６：シートレ−ル、１０：燃料タンク、１１：シート、２６：タンク固定ブラケット、２７：フックプレート、３３：溝、３６：タンクキャップ、４０：バンド、４３：フック、４５：固定プレート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fuel tank mounting structure for a motorcycle or the like.
[0002]
[Prior art]
In Japanese Utility Model Publication No. 57-144, a split outer plate is welded at the center of the upper surface, and a groove extending in the front-rear direction including the welded portion is formed at the center of the upper surface. A motorcycle fuel tank is shown in which an injection port is provided and a molding is fitted in the front and rear grooves sandwiching the injection port.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the case of the conventional example, the molding covers the welded portion formed on the upper surface of the fuel tank, so that the appearance of the fuel tank can be improved. However, since the groove is divided back and forth in the length direction by the injection port, it is necessary to divide and fit the molding into the front and rear, and the number of mounting steps increases and the mounting work itself becomes difficult.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a fuel tank mounting structure for a motorcycle or the like according to the present invention supports a fuel tank on a body frame that supports front and rear wheels, and a rear end portion of the fuel tank is provided on the body frame. In a motorcycle or the like attached to the tank fixing bracket, a band is stretched in the front-rear direction about the center of the upper surface of the fuel tank, the front end of this band is locked to the front part of the body frame, and the rear end of the band is attached to the body frame. The fuel tank is attached to the tank fixing bracket by tightening together with the fuel tank, and the fuel tank inlet is offset from the center of the upper surface of the fuel tank to one side while avoiding the band passing position.
[0005]
In the above configuration, the band can be formed of an appropriate elastic material such as rubber.
[0006]
【The invention's effect】
The band was extended in the front-rear direction around the center of the upper surface of the fuel tank, and the fuel tank inlet was offset from the center of the upper surface of the fuel tank to one side, avoiding the band passing position, so it was divided back and forth at the inlet. A single band can be provided through without.
[0007]
Moreover, since the front end of the band is locked to the vehicle body frame and the rear end is fastened together with the fuel tank to the tank fixing bracket, the band can be easily attached, and the attachment structure is simplified.
[0008]
In addition, if the band is made of an elastic material, it can be brought into close contact with the fuel tank, so that noise generated between the band and the fuel tank during traveling can be prevented and it is difficult to lie down. Can be maintained.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention applied to a motorcycle will be described with reference to the drawings.
1 is a plan view of a main part of a motorcycle according to the present embodiment, FIG. 2 is an external side view, FIG. 3 is an enlarged sectional view of a fuel tank portion taken along line 3-3 in FIG. 1, and FIG. FIG. 5 is a similar view of the rear mounting portion, FIG. 6 is an enlarged sectional view taken along line 6-6 of FIG. 5, FIG. 7 is a plan view of the band, and FIG. 9 and 9 are enlarged cross-sectional views of the filler portion of the fuel tank.
[0010]
First, in FIG. 2, in the motorcycle, a front wheel 1 is supported on a head pipe 3 via a front fork 2.
[0011]
From the head pipe 3, the main frame 4 extends in a pair of left and right and obliquely descends backward, and a pair of left and right pivot frames 5 extend obliquely downward from the rear end portion.
[0012]
A pair of left and right seat rails 6 extend substantially horizontally rearward from the shoulder portion of the pivot frame 5, and a rear stay 7 is stretched between the seat rail 6 and the pivot frame 5.
[0013]
Further, a front down frame 8 extending obliquely downward from the head pipe 3 is provided, and these constitute a body frame.
[0014]
A fuel tank 10 that is long in the front-rear direction is supported on the main frame 4 and the seat rail 6, and a seat 11 is supported on the seat rail 6 behind the fuel tank 10.
[0015]
A seat cowl 12 is attached to the rear rear surface of the seat 11, and a rear fender 13 is provided behind the seat 11 and is located above the rear wheel 14.
[0016]
The rear arm 15 that supports the rear wheel 14 at the rear end portion is pivotably attached at the front end portion thereof by a pivot portion 16 formed at the lower portion of the pivot frame 5, and between the rear portion of the rear arm 15 and the upper portion of the rear stay 7. A shock absorber 17 is attached.
[0017]
The rear wheel 14 is chain driven by a concentric driven sprocket 18 being rotated by a drive sprocket 21 of an engine 20 via a chain 19.
[0018]
The engine 20 is air-cooled and is supported by the pivot frame 5 and the front down frame 8, the intake side is connected to the carburetor 22, the exhaust side is connected to the exhaust pipe 23, and the rear end portion is the left and right sides of the vehicle body. It is connected to a muffler 24 provided in pairs.
[0019]
Reference numeral 25 denotes a fuel tank mounting bracket. As shown in FIG. 4, a protrusion 25a protrudes outward from the bracket 25, and a rubber 25b is fitted around the protrusion 25a.
[0020]
As is clear from FIG. 1, the fuel tank 10 is formed by welding outer plates 30, 31 divided into left and right at the center in the vehicle width direction, and the front-rear direction of the center of the upper surface so as to include the weld 32. A groove 33 is formed (see FIG. 3).
[0021]
These outer plates 30 and 31 constitute a top portion, and a bottom portion 34 is combined with the top portion from below to constitute the fuel tank 10.
[0022]
The bottom portion 34 is a member that is the inside of the fuel tank 10, has a substantially downward U-shape, and is welded to the peripheral portions of the outer plates 30 and 31 at the peripheral portion.
[0023]
The filler 35 whose opening serves as the inlet of the fuel tank 10 is provided at a position offset to one side in the vehicle width direction, avoiding a groove 33 serving as a band passing position, which will be described later. A tank cap is provided at the opening of the filler 35. 36 is detachably attached.
[0024]
The fuel tank 10 is detachably attached to the vehicle body frame before and after the fuel tank 10 and is locked to the bracket 25 on the front side.
[0025]
This locking is performed by fitting substantially U-shaped stays 37 provided on the left and right sides of the inner side of the bottom portion 34 around the rubber 25b supported by the bracket 25 provided on the vehicle body frame via the protrusions 25a. (See FIG. 4).
[0026]
On the rear side, it is attached to the tank fixing bracket 26 with a tongue-like stay 38 extending from the rear end of the bottom (see FIG. 5).
[0027]
Further, a band 40 is accommodated in the groove 33. As shown in FIGS. 7 and 8, the band 40 includes a main body portion 41 formed of an elastic material such as rubber, elastomer resin, or a suitable metal leaf spring. Prepare.
[0028]
The main body 41 is a belt-like member having approximately the same width as the width of the groove 33, and design recesses 42 are formed at appropriate intervals in the length direction.
[0029]
A ring-like hook 43 is attached to the front end of the band 40, and as shown in FIG.
[0030]
The lower portion of the hook 43 is locked to a hook plate 27 (FIG. 4) attached in advance near the head pipe 3 of the main frame 4.
[0031]
A tongue-like fixing plate 45 is attached to the rear end of the band 40 via a ring 44, and a through hole 46 is provided in the center thereof.
[0032]
As is apparent from FIG. 5, the fixing plate 45 is overlaid on the cushion rubber 39 of the tongue-like stay 38 at a position below the front end of the seat 11, and is fastened to the tank fixing bracket 26 with bolts 47. .
[0033]
This co-tightening structure is apparent in FIG. 6, in which the tongue-like stay 38 and the fixing plate 45 are fixed to the weld nut 28 provided at the center of the tank fixing bracket 26 spanned between the left and right seat rails 6. Are fastened together by bolts 47 that pass through the through holes 46 and the collar 48.
[0034]
Reference numeral 50 in FIG. 5 denotes a hook integrally formed with the bottom plate 51 of the seat 11. As shown in FIG. 6, a pair of left and right is formed and inserted into the vicinity of the seat rail 6 on the back surface of the tank fixing bracket 26. .
[0035]
As is apparent from FIG. 5, a bolt 52 is integrated with the rear portion of the bottom plate 51 in the seat 11, and a stay 53 spanned between the rear portions of the left and right seat rails 6 is provided at one end thereof. It is attached with a nut 55 through a cushion rubber 54.
[0036]
In addition, at the rear ends of the left and right seat rails 6, a stay 56 protruding into the inner space of the seat cowl 12 is provided, and an electrical component 57 such as a regulator is supported on the stay 56.
[0037]
FIG. 9 is an enlarged cross-sectional view of the filler 35. An annular plate 60 is attached around the filler 35 so as to surround the outer periphery of the side surface in an annular shape.
[0038]
The annular plate 60 has a substantially C-shaped cross section in which a portion in contact with the side surface of the filler 35 is opened, and an air vent hole 62 formed on the side surface of the filler 35 faces the opening 61. Further, air vent holes 63 and 64 are formed on the upper and lower sides of the annular plate 60.
[0039]
The annular plate 60 has a structure that is divided into an upper part 65 and a lower part 66 on the outer peripheral surface, and each is configured by vertically aligning the same members, and is welded at the upper and lower contact portions 67 and at the lower part 66. It is welded to the outer peripheral surface of the filler 35.
[0040]
The uppermost part of the upper part 65 is in close contact with the inner surface of the top of the fuel tank 10, and the air vent hole 63 is closed at the top of the fuel tank 10.
[0041]
Next, the operation of this embodiment will be described. In order to attach the fuel tank 10, as shown in FIGS. 1 to 6, first, the front stay 37 is locked to the bracket 25 in the vicinity of the head pipe 3, and the tongue-like stay 38 is placed on the tank fixing bracket 26.
[0042]
Subsequently, the hook 43 of the band 40 put into the groove 33 is locked to the hook plate 27, and the fixing plate 45 at the rear end is overlapped with the cushion rubber 39 of the tongue-like stay 38.
[0043]
Further, when the bolt 47 is inserted into the through hole 46 of the fixing plate 45 and fastened to the weld nut 28 of the tank fixing bracket 26 through the collar 48 previously attached to the center portion of the cushion rubber 39, the fixing plate 45 is connected to the tongue-like stay 38 and the tank. Fastened to the fixing bracket 26 together.
[0044]
As a result, the mounting destination of the fixing plate 45 can be the tank fixing bracket 26 common to the tongue-like stay 38, so that the mounting operation is easy and the mounting structure is simplified.
[0045]
Moreover, the band 40 is divided in the front-rear direction by the tank cap 36 by offsetting the inlet (filler 35) to which the tank cap 36 is attached from the groove 33 to one side of the upper surface of the fuel tank 10 while avoiding the band 40. The structure of the band 40 can be simplified.
[0046]
Further, by accommodating the band 40 in the groove 33, the welded portion 32 in the groove 33 can be covered with the band 40, and the band 40 itself can be a design component, so that the overall appearance can be improved.
[0047]
In addition, since the band 40 is made of an elastic material, it can be brought into close contact with the fuel tank 10, so that noise generated between the band 40 and the fuel tank 10 during traveling can be prevented and it is difficult to lie down. Therefore, the appearance can be maintained well.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a main part plan view of a motorcycle according to the present embodiment. FIG. 2 is an external side view. FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of a fuel tank portion taken along line 3-3 in FIG. Enlarged sectional view showing the front mounting part of the tank [Fig. 5] Similar view of the rear mounting part [Fig. 6] Enlarged sectional view taken along line 6-6 in Fig. 5 [Fig. 7] Plan view of the band [Fig. Side view [Fig. 9] Enlarged sectional view of the filler part of the fuel tank [Explanation of symbols]
4: main frame, 6: seat rail, 10: fuel tank, 11: seat, 26: tank fixing bracket, 27: hook plate, 33: groove, 36: tank cap, 40: band, 43: hook, 45: Fixed plate

Claims

In a motorcycle or the like that supports a fuel tank on a vehicle body frame that supports front and rear wheels, and attaches a rear end portion of the fuel tank to a tank fixing bracket provided on the vehicle body frame,
Attach the band in the front-rear direction to the center of the upper surface of the fuel tank, lock the front end of this band to the front of the body frame, and attach the rear end of the band to the tank fixing bracket provided on the body frame with the fuel tank. A fuel tank mounting structure for a motorcycle or the like, wherein the fuel tank inlet is offset from the center of the upper surface of the fuel tank to one side to avoid the band passing position.

2. A fuel tank mounting structure for a motorcycle or the like according to claim 1, wherein the band is made of an elastic material.