JP3716419B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、燃焼装置に関し、特に寒冷地で使用されたり、寒い時期に使用された場合であっても適切な使用が確保できる燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものとしては、燃焼部等を有する本体を屋内に設け排気筒を屋外に連通して排気ガスを屋外に出すようにしたものがある。このような燃焼装置の場合、本体は暖かい屋内に設けるため凍結等の寒冷対策としては非常に有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来のものでは、次のような問題が生じていた。器具本体は屋内に設置し排気筒のみが屋外に出されているため、屋内が屋外よりも負圧になったり、あるいは排気筒付近に強風が吹いた場合、外気が排気筒を通して逆流して燃焼不良等の問題を起こしていた。外気温がかなり低い場合には逆流外気のため、燃焼装置の内部が低温となってしまい着火不良が生じたり、またその冷気によって内部が凍結するおそれがあった。
【0004】
また、このような場合には燃焼装置の内部に多数の加熱ヒータを設けたり、あるいは発熱量の多い加熱ヒータを設けて対応することも、その対応手段の一つであるが、加熱ヒータの場合使用電力が大きい問題があり、使用により断線等の故障が生じ易くなる。特に、寒冷地で用いたり、冬季には良く使用するため必然的に生じてしまう。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、屋内設置型の燃焼装置の外気による凍結防止等を簡便に防止する燃焼装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、燃料を供給すると共に、ファンを回転させて送風する送風手段により空気を送風して燃焼を行う燃焼装置であって、屋内に設けられた燃焼装置本体と、屋外に連通されており前記燃焼装置にて燃焼した排ガスを屋外に排出する排気手段と、前記送風手段のファンの逆回転を監視することにより前記排気手段を通じて流入する外気を検出する外気逆流検出手段と、前記外気逆流検出手段が外気の侵入を検出したときには前記送風手段を作動させて外気の侵入を防止する送風制御手段と、を具備したことを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、屋内に設けられた燃焼装置に外気が侵入して来た場合、送風制御手段が送風動作を作動し、外気の侵入を防止する。また、この際、外気の侵入は送風ファンの逆回転の監視により行うので別途検出センサ等を設ける必要がなく便利である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1が本発明の燃焼装置の概略を示したものであり、図2がその動作を示したフローチャートである。
【0013】
図1に示した燃焼装置は、入水した水を加熱して台所、浴室等の水栓に湯を供給する給湯器である。燃焼装置1の概略を説明すると、水が入水管2から入水され熱交換器4を通して出湯管3から出湯され、各々の場所に提供される。また、熱交換器4の下方には燃焼室5が形成されており、詳細な説明はしないが燃焼部6から燃料が噴出され、併せて送風ファン7から送風されて、燃焼室5にて燃焼させて熱交換器4を加熱するようになっている。そして、燃焼した排気ガスは排気筒8により屋外へ排出できるようになっている。
【0014】
ここで、燃焼装置1の本体は屋内に設置され、排気筒8は燃焼室5の燃焼した後のガスを屋外に排出するように、壁を通して屋外に連通されている。この排気筒8が排気手段に相当する。このように燃焼装置1の本体を屋内に配置することは寒冷地や冬季に凍結等から防止するのに有効である。
【0015】
また、排気筒8の屋内側には外気逆流検出手段9が設けられており、例えば排気筒8の排気口付近に強風が吹いたり、屋内の気圧が屋外に対して負圧になった場合に、外気が排気筒8を通して逆流してくるのを検出するための手段である。
【0016】
そして、これら各種センサ、検出手段の検出内容は、制御部10にて監視しており、その検出内容等の情報を基に燃焼部6、送風ファン7を制御しており、この制御部10が燃焼部6を制御する燃焼制御手段、送風ファンを制御する送風制御手段等の各種制御手段を有している。
【0017】
次に、本発明の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。まず、燃焼動作中か否かを判断し(ステップS1)、燃焼動作中でなければ次に外気逆流検出手段9が屋外の冷気が逆流して来たか否かを判断する(ステップS2、S3)。そして、外気の逆流があれば制御部10の送風制御手段11が送風ファンを作動して、屋外の冷気が燃焼装置に侵入して来るのを防止すると共に、屋内の暖かい空気を燃焼装置1の本体及び排気筒8を通して、暖めるため内側の凍結を防止すると共に、一旦冷えきった内部を暖めるため、凍結や着火不良を有効に防止することができる(ステップS4)。
【0018】
なお、上記実施形態において外気逆流検出手段9は圧力センサにて排気筒8内の送風圧力を見ることにより実現できる。また、温度センサにて排気筒8内を監視することにより外気の侵入の検出をすることができる。また、熱交換器4には沸騰防止サーミスタ等の温度センサ21が設けられていることが多いので、その温度センサを兼用して検出するようにしてもよい。また、送風ファンの状態を監視して、その逆回転の様子により逆流を検出して逆流検出用のセンサを省略することもできる。
【0019】
また、上記実施形態において、更に加熱ヒータ22を追加し、外気が侵入してきた場合には一旦送風ファンで外気の侵入を防止し、それでも不十分である場合に加熱ヒータ22を作動して内部を加熱するようにすることもできる。例えば、送風ファンを作動したにもかかわらず内部温度が低下してきたときに加熱ヒータ22を作動すれば、凍結等の対策を十分かつ確実に行いつつ、加熱ヒータによる使用電力を抑えることができる。この際、加熱ヒータをオン・オフしたり、加熱量を制御する加熱ヒータ制御手段は、制御部10に設けられている。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、屋内に設けられた燃焼装置に排気手段を通じて外気が侵入して来た場合に、送風制御手段が送風動作を作動し、外気の侵入を防止するようにしたので、燃焼装置の内部が冷気により凍結したり、あるいは内部の温度が異常に低下することにより着火不良等が発生するのを防ぐことができる効果がある。
【0021】
また、この際外気の侵入は送風ファンの逆回転の監視により行うので別途検出センサ等を設ける必要がなく便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃焼装置の概略構成図である。
【図2】本発明の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 燃焼装置
4 熱交換器
5 燃焼室
6 燃焼部
7 送風ファン(送風手段)
8 排気筒(排気手段)
9 外気逆流検出手段
10 制御部(燃焼制御手段、送風制御手段、加熱ヒータ制御手段)
22 加熱ヒータ

Claims (1)

  1. 燃料を供給すると共に、ファンを回転させて送風する送風手段により空気を送風して燃焼を行う燃焼装置であって、屋内に設けられた燃焼装置本体と、屋外に連通されており前記燃焼装置にて燃焼した排ガスを屋外に排出する排気手段と、前記送風手段のファンの逆回転を監視することにより前記排気手段を通じて流入する外気を検出する外気逆流検出手段と、前記外気逆流検出手段が外気の侵入を検出したときには前記送風手段を作動させて外気の侵入を防止する送風制御手段と、を具備したことを特徴とする燃焼装置。
    【0001】
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