JP3713755B2 - 所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所望のリンク長を有した、例えばソーセージ、めんたいこ及びチーズ等連鎖状の食品の製造装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
この種の装置は、特公昭40−27509号公報に記載のように通常、原料が充填された連続な充填ケーシングを、その長手軸を中心に回転させる回転手段と、この充填ケーシングを、その長手軸方向に搬送する搬送手段とを具備し、搬送手段は、対向して配された一対の無端チェーンと、この無端チェーンのそれぞれに、一リンク長に相当する一定間隔毎に直列に取り付けられた一対の絞り部材とを具備し、この一対の絞り部材により充填ケーシングを両側から挟んで、この挟み位置で充填ケーシングに捻りを生じさせ、これにより充填ケーシングを、捻り部を介して分割されたソーセージ等のリンク状の製品にしている。
【0003】
また、特開平2−268638号公報に記載のように、ソーセージのストランドの回転を与える保持リングと、分割されたソーセージを搬送する搬送装置との間に絞り部材を配置し、この絞り部材に備えられた電動機駆動機構の回転速度を電子制御ユニットによって制御し、これにより充填ケーシングを、捻り部を介して分割されたソーセージにする装置も提案されている。
【0004】
ところで、無端チェーンに取り付けられた絞り部材により充填ケーシングを両側から絞って充填ケーシングに捻りを生じさせる装置では、異なるリンク長を有するソーセージを得るべく、充填ケーシングに対して分割間隔(捻り位置間隔=一リンク長に相当)を変えたい場合等では、無端チェーンの交換作業を要し、汎用的でない。
【0005】
一方、特開平2−268638号公報に記載の装置では、上記問題を一応解決し得るが、二つの回転軸にそれぞれ絞り部材を取り付け、二つの回転軸の同期的な逆方向回転により充填ケーシングを挟んで捻り部を介して分割されたソーセージにしているため、回転絞り部材の充填ケーシングへの当接タイミングは、二つの回転軸の軸間距離と回転絞り部材の絞り部の形状とによって決定されて一定であり、このタイミングが早い程、充填ケーシングの搬送方向と絞り部材の移動方向との方向差が大きくなり、このため絞り部材によりケーシングを損傷させる力が充填ケーシングに作用する虞れがある。また、上記公報に記載の装置では、回転絞り部材の円移動軌跡の一部において充填ケーシングを絞るため、その絞り期間が極めて短く、従って捻りの発生が不確実となる虞があり、更に、充填ケーシングを、その長手軸の方向に搬送する搬送手段を必要し、コスト低減はそれほど期待し難く、その上、充填ケーシングの移動速度に対して二つの回転軸の回転速度を連続的に変化させて、所望のリンク長のソーセージを得るものであるため、速度調整がずれると規定通りのリンク長のソーセージを得ることができない。
【0006】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、無端チェーン等の部品の交換なしに、所望のリンク長を有したソーセージ等を容易に製造し得る装置を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的とするところは、充填ケーシングに対する絞り開始タイミングと絞り完了タイミングを所望に設定することができ、例えば羊腸、コラーゲンケーシング等の強度が薄いケーシングを損傷させることなしに捻りを生じさせることができる所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置を提供することにある。
【0008】
本発明は更に他の目的とするところは、絞りによる充填ケーシングの捻りを確実、正確に生じさせることができて、所望のリンク長を有したソーセージ等を容易に製造し得る装置を提供することにある。
【0009】
本発明は更に他の目的とするところは、充填ケーシングを、その長手軸方向へ搬送する搬送手段を回転手段の下流側に特に設けなくても、所望のリンク長を有したソーセージ等を容易に製造し得る装置を提供することにある。
【0010】
本発明は更に他の目的とするところは、面倒な速度調整を行うことなしに、絞り動作を行わせる挟持手段を選択的に特定することにより所望のリンク長を有したソーセージ等を容易に製造し得る装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、原料が充填された連続な充填ケーシングを、その長手軸を中心に回転させる回転手段と、夫々が互いに所定間隔をもって配列されており、回転手段からの充填ケーシングを挟持する複数の挟持手段と、充填ケーシングと共に挟持手段が移動されるように、当該挟持手段を移動させる移動手段と、この移動手段による挟持手段の移動に関連して、所与の挟持手段を全閉させて当該所与の挟持手段に充填ケーシングに対する絞り動作を行わせる手段とを具備した所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置によって達成される。
【0012】
上記装置において、好ましい例では、絞り動作を行わせる手段は、回転により所与の挟持手段に充填ケーシングに対する絞り動作を行わせる回転部材と、この回転部材を、挟持手段の移動に関連して連続回転又は間欠回転させる手段とを具備しており、他の好ましい例では、往復動により所与の挟持手段に充填ケーシングに対する絞り動作を行わせる往復動部材と、この往復動部材を、挟持手段の移動に関連して往復動させる往復動手段とを具備している。また、絞り動作を行わせる手段として、カム部を具備したものを好ましいものとして例示し得る。
【0013】
前記の製造装置に、所与の挟持手段以外の挟持手段を半閉させて、当該所与の挟持手段以外の挟持手段に充填ケーシングに対する保持動作を行わせる手段を、また、絞り動作中の挟持手段の全閉状態を維持する維持手段をそれぞれ設けてもよい。
【0014】
本発明によれば前記目的はまた、原料が充填された連続な充填ケーシングを、その長手軸を中心に回転させる回転手段と、夫々が互いに所定間隔をもって配列されており、回転手段からの充填ケーシングを挟持する複数の挟持手段と、充填ケーシングと共に挟持手段が移動されるように、当該挟持手段を移動させる移動手段と、充填ケーシングに対する絞り動作を行わせる挟持手段を所与の間隔をもって指定する指定手段と、この指定手段によって指定された挟持手段を全閉させて当該挟持手段に原料充填ケーシングに対する絞り動作を行わせる手段とを具備した所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置によっても達成される。
【0015】
指定手段を具備する本製造装置において、好ましい例では、挟持手段は、第一の位置と第二の位置との間を回動自在なレバーを具備し、この例の場合、挟持手段は、第一の位置に回動されたレバーと係合し得る可動部材を具備し、指定手段は、レバーを第一の位置に回動させて、絞り動作を行わせる挟持手段を指定するレバー回動手段を具備している。また、指定手段によって指定された挟持手段以外の挟持手段を半閉させて、当該挟持手段以外の挟持手段に充填ケーシングに対する保持動作を行わせる手段を、また、絞り動作中の挟持手段の全閉状態を維持する維持手段をそれぞれ更に具備して本製造装置を構成してもよい。
【0016】
本発明によれば前記目的は更に、原料が充填された連続な充填ケーシングを、その長手軸を中心に回転させる回転手段と、この回転手段からの充填ケーシングを挟持する挟持手段と、充填ケーシングの移動速度に対して所定比をもった移動速度で挟持手段を循環移動させる循環移動手段と、この循環移動する挟持手段を全閉させて当該挟持手段に充填ケーシングに対する絞り動作を行わせる手段とを具備した所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置によっても達成される。
【0017】
循環移動手段を有する本製造装置では、挟持手段を全閉させるカムを具備せしめて絞り動作を行わせる手段を構成してもよく、循環移動手段としては、挟持手段を連続循環移動又は間欠循環移動させるように構成されていてもよい。好ましい例では、循環移動手段は、充填ケーシングに対する絞り動作が行われる領域において挟持手段を直線移動させるように構成されている。
【0018】
前記のいずれの製造装置においても、挟持手段の全閉動作開始位置と全閉動作完了位置とを変化できるように、絞り動作を行わせる手段を構成してもよい。なお、本発明において、挟持手段の全閉とは、充填ケーシングに捻りを生じさせる程度の充填ケーシングに対する絞り状態をいう。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を、ソーセージを製造するものについて図に示す好ましい実施例に基づいて詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施例に何等限定されないのである。
【0020】
【実施例】
図1から図4において、本例の所望のリンク長を有したソーセージの製造装置1は、原料としての肉2が内部に充填された連続な充填ケーシング3を、その長手軸4を中心にR方向に回転させる回転手段5を有した肉充填装置6と、夫々が互いに所定間隔Dをもって配列されており、回転手段5からの充填ケーシング3を挟持する複数の挟持手段7と、充填ケーシング3のA方向の移動と共に挟持手段7がB方向に循環移動されるように、挟持手段7を循環移動させる移動手段8と、移動手段8による挟持手段7のB方向の移動に関連して、所与の挟持手段7を全閉させて当該所与の挟持手段7に充填ケーシング3に対する絞り動作を行わせる手段9と、絞り動作中の挟持手段7の全閉状態を維持する維持手段10と、所与の挟持手段7以外の挟持手段7を半閉させて、当該所与の挟持手段7以外の挟持手段7に充填ケーシング3に対する保持動作を行わせる手段11と、挟持手段7の保持動作及び絞り動作以外において各挟持手段7を全開させる全開手段12とを具備している。
【0021】
肉充填装置6は、肉2が未充填のケーシング15が被着される回転又は非回転の充填ノズル16と、ハウジング17内に軸受18を介して回転自在に設けられた歯付きプーリ19と、歯付きプーリ19の内面に固着されて、充填ノズル16の吐出端20からの充填ケーシング3の送出を制動する制動リング21と、充填ノズル16に連結されており、充填ノズル16内に肉2を連続的に供給する図示しない肉供給ポンプと、プーリ19を介して制動リング21を、長手軸4を中心にR方向に回転させる制動リング回転装置22とを具備しており、制動リング回転装置22は、速度可変の電動モータ23と、電動モータ23の出力回転軸に取り付けられた歯付きプーリ24と、プーリ24とプーリ19との間に掛け渡されたタイミングベルト25等とを具備している。肉充填装置6は、制動リング回転装置22の作動による制動リング21の長手軸4を中心としたR方向の回転により充填ケーシング3に同じく長手軸4を中心としたR方向の回転を与え、肉供給ポンプの作動により充填ノズル16の吐出端20からケーシング15の内部に肉2を充填し、ケーシング15の内部への肉2の順次の充填に連れて、充填ノズル16に被着されたケーシング15を順次吐出端20から繰り出させ、而して充填ケーシング3を挟持手段7に向かって送出する。このように本例では、制動リング回転装置22と制動リング21とにより、充填ケーシング3を、その長手軸4を中心に回転させる回転手段5が形成されている。
【0022】
各挟持手段7は、ブラケット31の立設部30に軸32を介してC方向に回動自在に取り付けられた一対の挟持部材33及び34と、挟持部材33及び34にそれぞれの一端が軸51及び52を介して回動自在に連結されたリンク部材53及び54と、リンク部材53及び54の他端に共通軸55を介して一端が回動自在に連結され、他端にローラ56が取り付けられ、中間において軸57を介してブラケット31の他の立設部58に回動自在に支持されたアーム部材59とを具備しており、挟持部材33及び34のそれぞれは、V字状の切り欠き35を有する挟持部36を具備しており、各挟持手段7は、アーム部材59のF方向の回動で、リンク部材53及び54を介して挟持部材33及び34が互いに向かってC方向に回動されることにより、挟持部36において充填ケーシング3を挟持し、挟持部36が全閉される場合(図3の左側に示す場合)には、充填ケーシング3を絞り、挟持部36が半閉される場合(図4に示す場合)には、充填ケーシング3を保持する。なお、挟持部材33及び34が互いに離反するようにC方向に回動されることにより、図3の右側に示すように全開される。
【0023】
なお、挟持部材33及び34を回動自在に支持する軸32を共軸としたが、挟持部材33及び34を夫々異なる軸により回動自在に支持してもよい。また、挟持部材33及び34を夫々回動自在に支持する軸を適宜離間させて配置することにより、挟持中心の変動を少なくし得、充填ケーシング3の径の大小にかかわらず適切に充填ケーシング3を保持し得る。更に、軸32を、当該軸32の軸心と長手軸4とを結ぶ方向に可動となるように、フローティング支持してもよい。
【0024】
移動手段8は、電動モータ41と、電動モータ41の出力回転軸42に連結された回転軸43に取り付けられた一対の駆動側のスプロケットホイール44と、回転軸45に取り付けられた一対の従動側のスプロケットホイール46と、スプロケットホイール44及び46間に掛け渡された一対の無端チェーン47とを具備しており、無端チェーン47に各ブラケット31が等間隔に取り付けられており、電動モータ41を作動させてスプロケットホイール44を回転し、スプロケットホイール44の回転で無端チェーン47をB方向に走行させ、これにより各挟持手段7をB方向に循環移動させる。
【0025】
絞り動作を行わせる手段9は、E方向の回転により所与の挟持手段7に対して設けられたアーム部材59のローラ56に当接係合してアーム部材59をF方向に回動させ、リンク部材53及び54を介して所与の挟持手段7の挟持部材33及び34を互いに向かってC方向に回動させて挟持部36を全閉させ、これにより所与の挟持手段7に充填ケーシング3に対する絞り動作を行わせる挟持手段作動部材としての回転部材61と、回転部材61を、挟持手段7の移動に関連して連続回転させる連続回転手段62とを具備している。回転部材61は、先端部の下面にカム部としてのカム面65を有しており、所与の挟持手段7に対応して設けられたアーム部材59のローラ56をカム面65に当接係合させて下方に案内して、アーム部材59を軸57を中心としてF方向に回動させ、所与の挟持手段7の挟持部36を全閉させる。
【0026】
連続回転手段62は、電動モータ71と、電動モータ71の出力回転軸72に連結されており、回転部材61が取り付けられた回転軸73と、軸43に取り付けられた円板74の外周に形成された歯に応答して、円板74の回転、換言すれば挟持手段7の移動を検出する検出器75と、検出器75からの検出信号により電動モータ71を電動モータ41の作動と関連して作動させる制御装置(図示せず)とを具備しており、連続回転手段62は、充填ケーシング3に所定の間隔L(一リンク長に相当し、略Dの整数倍)毎に捻り部81を形成すべく、所与の挟持手段7に対応して設けられたアーム部材59のローラ56に、回転部材61のカム面65を係合させるように、検出器75からの検出信号に基づく制御装置の制御下で、電動モータ71を作動させて回転部材61を連続回転させる。なお、図1に示すように、検出器75を、挟持手段7の移動を直接検出するように設け、この挟持手段7の移動を検出する検出器75からの検出信号により電動モータ71を作動させてもよい。
【0027】
なお、所定の間隔Lが長短いずれの場合であっても、全閉動作開始位置Xから全閉動作完了位置Yに移動する所与の挟持手段7に対して、回転部材61が所定回転角度範囲θを移動する様に回転部材61は連続回転手段62によって速度制御されて連続回転される。
【0028】
維持手段10は、挟持部材33及び34が全閉される際に、互いに重なる挟持部材33及び34のそれぞれの部位に取り付けられた永久磁石85及び86からなり、挟持部材33に取り付けられた永久磁石85と挟持部材34に取り付けられた永久磁石86との互いの磁気力により挟持部材33及び34の全閉状態を維持するようになっている。
【0029】
保持動作を行わせる手段11は、支柱91と、支柱91に調整ねじ92を介して取り付けられたブラケット93と、挟持手段7の直線移動路に沿って伸びてブラケット93に取り付けられた長尺のカム部材94とを具備しており、ブラケット93は、調整ねじ92が回転されることにより、その上下位置が調整されるようになっており、これにより充填ケーシング3の直径に対応して、所与の挟持手段7以外の挟持手段7の半閉の大きさが調整されるようになっている。カム部材94は、その下面に導入カム面101と、導入カム面101に続いて主カム面102とからなるカム部を有しており、所与の挟持手段7以外の挟持手段7の挟持部材33の上縁が導入カム面101に続いて主カム面102に当接係合することにより、当該挟持部材33を挟持部材34に向かってC方向に回動させ、同時にリンク部材53及び54を介して挟持部材34を当該挟持部材33に向かってC方向に回動させる結果、全閉された所与の挟持手段7以外の挟持手段7を、図4に示すように、半開状態にして充填ケーシング3を保持しつつA方向に移動させる。
【0030】
全開手段12は、長尺のカム部材94の終端から回転部材61の近傍まで挟持手段7の移動路に沿って伸びた長尺のカム部材111を具備しており、カム部材111は、その上面に導入カム面112及び導入カム面112に続いて主カム面113からなるカム部を有しており、保持動作を行わせる手段11による保持動作が終了した挟持手段7におけるアーム部材59のローラ56と維持手段10により全閉状態にされている挟持手段7におけるアーム部材59のローラ56とを、そのB方向の移動と共に導入カム面112及び導入カム面112にそれぞれ順次乗り上げさせて、これらのアーム部材59を回動させ、次々に挟持手段7の挟持部36を全開状態にして、充填ケーシング3に対する挟持手段7の絞り動作及び保持動作をそれぞれ解除する。その後、各挟持手段7は、回転部材61の近傍まで全開手段12により全開状態にされてB方向に移動される。
【0031】
以上のソーセージの製造装置1では、回転部材61が、選択的に所与の挟持手段7のローラ56に係合して、当該所与の挟持手段7の挟持部36が全閉状態にされると、肉充填装置6から送出された充填ケーシング3は、挟持部材33及び34により挟持されて絞られる。この絞り位置より上流側において回転手段5により回転され、それより下流側において保持動作を行わせる手段11で半開状態にされた挟持部材33及び34により保持された充填ケーシング3は、当該絞り位置において捻られて、ここに捻り部81が形成される。回転部材61が、例えば5個毎に挟持手段7のローラ56に係合して、5個毎の挟持手段7の挟持部36が全閉状態にされると、肉充填装置6から送出された充填ケーシング3には、5Dのリンク長Lで次々に捻り部81が形成される。
【0032】
例えば5Dより短い又は長いリンク長Lのソーセージを製造する場合には、回転部材61の回転を速く又は遅くすればよい。なお、いずれの場合にも、ローラ56と回転部材61のカム面65との当接係合及びその解除が所定位置X及びYで行なわれるように、回転角度範囲θでは、挟持手段7の移動速度に回転部材61の回転速度を合わせるようにするとよい。
【0033】
このようにソーセージの製造装置1では、選択的に所与の挟持手段7のローラ56に回転部材61を当接係合させるようにしているため、無端チェーン等の部品の交換なしに、所望のリンク長Lを有したソーセージを容易に製造し得、また、絞りによる充填ケーシング3の捻りを確実、正確に生じさせることができ、加えて、所与の挟持手段7以外の挟持手段7を半開状態にして充填ケーシング3を保持しつつA方向に移動させるようになっているため、充填ケーシング3を、その長手軸4の回転を阻止するようにして搬送する搬送手段を回転手段5の下流側に特に設けなくてもよく、その上、面倒な速度調整を行うことなしに、絞り動作を行わせる挟持手段7を選択的に特定することができる。
【0034】
ところで上記では、回転部材61を連続回転させたが、これに代えて、回転部材61を挟持手段7のB方向の移動に関連して間欠回転させてもよく、この場合、連続回転手段62を間欠回転手段121として構成し、間欠回転手段121により、挟持部36を全閉状態にすべき挟持手段7の到来まで回転部材61の回転を一端停止させ、これの到来後(X位置)に直ちに回転部材61の回転を開始し、前述した回転部材61の回転速度で回転角度範囲θを回転させ、引き続き同速度で前記停止位置迄回転部材61を回転させてもよい。回転角度範囲θ以外では回転部材61を必要に応じて高速で回転させてもよい。
【0035】
また、図5(a)、(b)及び(c)に示すように、G方向(上下方向)の往復動により所与の挟持手段7に充填ケーシング3に対する絞り動作を行わせる挟持手段作動部材としての往復動部材131と、往復動部材131を挟持手段7のB方向の移動に関連して往復動させる往復動手段132とを具備して、絞り動作を行わせる手段9を構成してもよい。往復動部材131は、その下面に導入カム面133と導入カム面133に続いて主カム面134とからなるカム部を具備して断面逆への字状に形成されており、往復動手段132はエアシリンダ135を具備してなり、エアシリンダ135のピストンロッド136に往復動部材131が取り付けられており、エアシリンダ135の作動によるピストンロッド136のG方向の進退で、往復動部材131がG方向に往復動されるようになっている。
【0036】
図5(a)、(b)及び(c)において、挟持部36を完全閉状態にすべき所与の挟持手段7が到来すると、エアシリンダ135の作動により往復動部材131が下降され、これにより当該所与の挟持手段7のアーム部材59のローラ56が導入カム面133に当接係合して下方に導かれ、続いて主カム面134に当接係合し、而してアーム部材59が回動されて挟持部36が完全閉状態にされ、充填ケーシング3を挟持して絞り、この絞り位置において充填ケーシング3に捻り部81を生じさせる。ローラ56の主カム面134からの通過後、エアシリンダ135が逆に作動されて往復動部材131が上昇され、所与の挟持手段7以外の挟持手段7におけるアーム部材59のローラ56は、往復動部材131の導入カム面133と係合することなしに、往復動部材131の下面下を通過して、所与の挟持手段7以外の挟持手段7は、その挟持部材33が保持動作を行わせる手段11のカム部材94に係合して、その挟持部36が半開状態にされて、B方向に移動される。また、所与の挟持手段7は、所定位置まで維持手段10によりその挟持部36の全閉状態が維持されてB方向に移動される。
【0037】
上記ではアーム部材59にL字状に折れ曲がった部材を用いたが、図6及び図7(a)、(b)に示すような、真っ直ぐな部材を用いてアーム部材59を形成すると共にこれに対応して絞り動作を行わせる手段9の回転部材61、維持手段10、保持動作を行わせる手段11及び全開手段12を形成してもよい。図6に示す絞り動作を行わせる手段9の回転部材61は、電動モータ71によって回転される軸73に取り付けられて、その側面にローラ56と係合するカム面141からなるカム部を具備しており、図7(a)に示す維持手段10は、前記のカム部材94と同様に挟持手段7の直線移動路に沿って伸びて設けられたカム部材142を具備しており、カム部材142は、その側面にローラ56と係合するカム面143からなるカム部を具備している。
【0038】
同じく図7(a)に示す保持動作を行わせる手段11は、前記のカム部材94と同様に、挟持手段7の直線移動路に沿って伸びて支持板144に調整ねじ145を介して取り付けられた長尺のカム部材146を具備しており、カム部材146は、その側面にローラ56と係合するカム面147からなるカム部を具備しており、図7(b)に示す全開手段12は、カム部材111と同様に、長尺のカム部材94の終端から回転部材61の近傍まで挟持手段7の直線移動路に沿って伸びた長尺のカム部材148からなり、カム部材148は、その側面にローラ56と係合するカム面149からなるカム部を具備している。
【0039】
図6及び図7(a)、(b)に示す、カム面141を有する回転部材61、カム面143を有するカム部材142、カム面147を有するカム部材146及びカム面149を有するカム部材148のそれぞれに、挟持手段7のB方向の移動において、アーム部材59のローラ56等を順次に当接係合させることにより、所与の挟持手段7に充填ケーシング3に対する絞り動作を行わせ、所与の挟持手段7の挟持部36の全閉状態を維持し、所与の挟持手段7以外の挟持手段7の挟持部36を半開状態にし、挟持手段7の挟持部36を全開状態にすることができる。
【0040】
前記では、挟持手段7を循環移動させる移動手段8を、スプロケットホイール44、46及び無端チェーン47等を具備して構成し、挟持手段7が直線的に移動される移動路において、保持動作を行わせる手段11により所与の挟持手段7以外の挟持手段7を半閉させて、当該所与の挟持手段7以外の挟持手段7に充填ケーシング3に対する保持動作を行わせ、而して、絞り位置より下流側の充填ケーシング3をその長手軸4を中心として回転しないように保持して、かつ充填ケーシング3をA方向に搬送させているが、図8及び図9に示すように、複数の挟持手段7を循環移動させる移動手段8を、一対の円板161と、円板161が取り付けられた軸162を回転させる電動モータ163とを具備して構成し、また、充填ケーシング3をその長手軸4を中心として回転しないように保持して、かつ当該充填ケーシング3をA方向に搬送する手段を、移動手段8の下流側に別に設けられた搬送装置164で具体化してもよい。
【0041】
図8及び図9において、ブラケット31を介して円板161に円周方向に等間隔に取り付けられた各挟持手段7は、電動モータ163の作動で円板161が回転されることにより、円運動するように循環移動されるようになっており、真っ直ぐなアーム部材59を具備する各挟持手段7に対して絞り動作を行わせる手段9は、図6に示すものと同様に構成されており、全開手段12は、挟持手段7の円形状の循環移動路に沿って半円環状のカム部材165を具備しており、カム部材165は、その側面に導入カム面166及び導入カム面166に続いて主カム面167からなるカム部を有しており、アーム部材59のローラ56が導入カム面166に続いて主カム面167に当接係合することにより、各挟持手段7の挟持部36が全開状態にされる。なお、挟持部36が全開手段12により全開状態にされた所与の挟持手段7は、絞り動作を行わせる手段9により全閉状態にされるが、この全閉状態が全開手段12により解除されて再び全開状態にされるまでは短時間なので、前述のように、永久磁石又はカム部材を具備した維持手段10を設けなくてもよい。
【0042】
図8に示す搬送装置164は、水平方向において対向された一対の無端ベルト171及び172と、各無端ベルト171及び172が掛け渡された駆動側及び従動側のプーリ173、174及び175、176と、駆動側のプーリ173及び174を互いに逆方向に同期して回転させる電動モータなどからなる回転駆動装置(図示せず)とを具備しており、捻り部81が形成された充填ケーシング3を無端ベルト171及び172の間に挟んで、当該充填ケーシング3をその長手軸4を中心として回転しないように保持して、かつ当該充填ケーシング3をA方向に搬送するように構成されている。
【0043】
更に上記では、所与の挟持手段7を全閉する場合に、検出器75からの検出信号に基づく制御装置の制御下で、電動モータ71を作動させて回転部材61を回転させたが、これに代えて、図10及び図11に示すように、充填ケーシング3を絞る挟持手段7を所与の間隔をもって指定する指定手段201を設け、指定手段201によって指定された挟持手段7の挟持部36を全閉させて当該挟持手段7に充填ケーシング3に対する絞り動作を行わせるようにしてもよい。
【0044】
図10及び図11に示す例の場合、各挟持手段7は、一端にローラ202が取り付けられて、第一の位置と第二の位置との間を回動自在となるように、アーム部材59と共に軸57を介してブラケット31の立設部58に回動自在に取り付けられたレバー203を具備し、可動部材としての各アーム部材59は、ローラ56に代えて、レバー203が第一の位置に回動された際に、レバー203のそれ以上の回動を阻止してレバー203と係合する係合部204を一体的に有しており、指定手段201は、挟持手段7の通過を検出して挟持手段7の個数を計数し、絞り動作を行わせる挟持手段7の到来により、レバー203を第一の位置に回動させて、絞り動作を行わせる挟持手段7を指定するレバー回動手段205を具備している。レバー回動手段205は、エアシリンダ206と、エアシリンダ206によって進退されるプッシュロッド207と、挟持手段7の通過を検出する検出器75と、この検出器75からの検出信号により挟持手段7の個数を計数し、この計数結果に基づいて絞り動作を行わせる挟持手段7の到来により、エアシリンダ206を作動させる制御手段(図示せず)とを具備している。指定手段201は、所与の挟持手段7の到来により、エアシリンダ206を作動させてプッシュロッド207を突出させ、これにより軸57を中心としてレバー203をH方向に回動させて第一の位置まで回動させる。
【0045】
図10及び図11に示す例では、絞り動作を行わせる手段9は、第一の位置に回動されたレバー203(図11において左側のレバー203)と係合する固定のカム部材211を具備しており、カム部材211は、その下面にレバー203のローラ202と当接係合する導入カム面及び主カム面213からなるカム部を有しており、本絞り動作を行わせる手段9は、指定された挟持手段7のB方向の移動において、第一の位置に回動されたレバー203のローラ202をカム部材211の導入カム面及び主カム面213に当接係合させて、レバー203を更に回動して、これによりレバー203と係合部204において係合するアーム部材59を軸57を中心として回動させて、指定手段201によって指定された挟持手段7の挟持部36を全閉させるようになっている。
【0046】
図10及び図11に示す維持手段10は、カム部材211に続いて、挟持手段7の直線移動路に沿って設けられたカム部材212を具備しており、カム部材212は、その下面にレバー203のローラ202と当接係合するカム面からなるカム部を有しており、指定された挟持手段7のB方向の移動において、レバー203のローラ202をカム面に当接係合させ、これにより指定手段201によって指定された挟持手段7の挟持部36の、絞り動作を行わせる手段9によって設定された全閉状態を維持するようになっている。また、図10及び図11に示す保持動作を行わせる手段11は、指定手段201によって指定された挟持手段7以外の挟持手段7を半閉させて、当該指定された挟持手段7以外の挟持手段7に充填ケーシング3に対する保持動作を行わせるように、前記と同様に、支柱と、支柱に調整ねじを介して取り付けられたブラケット93と、挟持手段7の直線移動路に沿って伸びてブラケットに取り付けられた長尺のカム部材94とを具備している。
【0047】
図10及び図11において、全開手段12は、前記同様にカム部材111からなり、本例では、第二の位置に回動されたレバー203を有する各挟持手段7のアーム部材59の下端がカム部材111のカム面113に当接係合するようになっており、これにより各挟持手段7のアーム部材59を回動させて、各挟持部36を全開状態にする。なお、図10及び図11には示されてないが、レバー203を、軸57を中心として回動させて第二の位置(図11において右側のレバー203の回動位置)に戻すガイド部材が本例では設けられている。また、本例において、カム部材211に代えて、第一の位置に回動されたレバー203と係合し得る可動部材としての回転部材61及び連続回転手段62若しくは間欠回転手段121により絞り動作を行わせる手段9を構成してもよい。
【0048】
更に図12から図15に示すようにソーセージの製造装置220を形成してもよい。図12から図15おいて、本例のソーセージの製造装置220は、前記の回転手段5及び一つの挟持手段7と、充填ケーシング3のA方向の移動速度に対して所定比をもった移動速度で挟持手段7を連続循環移動させる循環移動手段221と、循環移動する挟持手段7を全閉させて当該挟持手段7に充填ケーシング3に対する絞り動作を行わせる手段222と、充填ケーシング3を両側から挟んで当該充填ケーシング3を保持し、かつ充填ケーシング3をA方向に搬送する搬送装置223と、回転手段5から搬送装置223に移送される充填ケーシング3を下から支えて充填ケーシング3の垂れ下がりを防止する支持板224らなる垂れ下がり防止手段225とを具備している。
【0049】
循環移動手段221は、電動モータ231と、電動モータ231の出力回転軸232に連結された回転軸234とを具備しており、回転軸234にブラケット31を介して本例では一つの挟持手段7が取り付けられている。電動モータ231は、所望のリンク長Lを得るべく、リンク長Lだけ充填ケーシング3が移動される毎に、回転軸234をE方向に一回転させ、而して挟持手段7を同じくE方向に一回転させる。本例の循環移動手段221は、充填ケーシング3のA方向の移動速度(搬送速度)が変わらないとすると、より短いリンク長Lのソーセージを得る場合には、回転軸234をより高速で連続回転させ、より長いリンク長Lのソーセージを得る場合には、回転軸234をより低速で連続回転させるように、換言すれば、挟持手段7を連続循環移動させるようになっている。
【0050】
なお、循環移動手段221による挟持手段7の連続循環移動において、充填ケーシング3を絞るべく挟持手段7が閉じられて充填ケーシング3に接触する回転角度範囲θの間は、挟持手段7と充填ケーシング3との間に滑りが生じないように、挟持手段7の回転速度を充填ケーシング3の移動速度と同速度となるように電動モータ231を速度制御してもよい。更に、挟持手段7をE方向に連続回転させることなし、充填ケーシング3において絞るべき部位の到来まで、一旦挟持手段7のE方向の回転を所定位置にて停止させ、当該絞るべき部位の到来により、再び挟持手段7を、回転角度範囲θ内で充填ケーシング3との間に滑りが生じないような速度でE方向に回転させ、回転角度範囲θ以外でも引き続き同速度で上記所定位置迄回転させるように、換言すれば、挟持手段7を間欠循環移動させるように電動モータ231を速度制御してもよい。より短いリンク長Lのソーセージを得るために、必要に応じて、挟持手段7を所定間隔で複数個設け、上述した間欠移動を行うこともできる。
【0051】
回転角度範囲θの間の挟持手段7の回転速度を充填ケーシング3の移動速度に合わせないで、挟持手段7で充填ケーシング3を絞るように、挟持手段7を等速連続回転あるいは等速間欠回転させるべく、電動モータ231を制御してもよい。挟持手段7と充填ケーシング3との間に生じる滑りは回転角度範囲θを小さくすることによって、少なくすることができる。
【0052】
より短いリンク長Lのソーセージを得るためや、挟持手段7と充填ケーシング3間との速度差を減らすために、挟持手段7を所定間隔に複数個、回転軸234に設けてもよい。
【0053】
絞り動作を行わせる手段222は、カム溝241が形成されたカム242を具備しており、カム溝241に挟持手段7のアーム部材59のローラ56が配されており、カム溝241は、回転角度範囲θ内において、挟持手段7の挟持部36を全閉させるようにアーム部材59を回動させるべく、内側に徐々に変位した部分243と全閉した挟持部36を全開状態に向けてアーム部材59を回動させるべく、外側に変位した部分243とを有している。更にカム溝241は回転角度範囲θ外において、挟持手段7の挟持部36の全開を保持させるように回転軸234と同心になって円環状に伸びた部分244を有して、無端に形成されている。
【0054】
絞り動作を行わせる手段222は、挟持手段7のE方向の回転で、アーム部材59のローラ56が部分243に係合することにより、アーム部材59を、軸57を中心として回動させ、これにより図14の(a)に示すように挟持手段7の挟持部36を全閉させて、挟持部材33及び34により充填ケーシング3を挟持してこれを絞り、この充填ケーシング3の絞りと、この絞りより上流側での充填ケーシング3の長手軸4を中心とした回転とにより、充填ケーシング3に捻り部81を生じさせる。部分243への係合中、絞り動作を行わせる手段222は、アーム部材59を、軸57を中心として前記と逆に回動させ、これにより図14の(b)に示すように挟持手段7の挟持部36を全開させ、充填ケーシング3に対する挟持手段7の挟持を解除する。
【0055】
絞り動作を行なわせる手段222を既述の絞り動作を行なわせる手段9に置き換えてソーセージの製造装置を形成してもよい。挟持手段7が所望の位置に到達したときに、挟持部36を全閉に向けて作動開始させるべく、アーム部材59を回転部材61のカム面141(図6参照)で回動させるように、電動モータ71を制御する。挟持手段7の位置は、回転軸234に円板74を設け、検出器75によって円板74の移動量を検出することによって特定できる。回転部材61の挟持手段7に対する回転のタイミングと速度を変化させて、挟持手段7による充填ケーシング3の挟持開始のタイミングと挟持時間とを所望に設定できる。
【0056】
搬送装置223は、水平方向に並置された一対の無端チェーン251及び252と、無端チェーン251及び252のそれぞれに等間隔に取り付けられた多数のラグ253と、無端チェーン251及び252を互いに逆方向に走行させる走行手段254とを具備しており、走行手段254は、無端チェーン251及び252のそれぞれが掛け渡された駆動側のスプロケットホイール255、256及び従動側のスプロケットホイール257、258と、スプロケットホイール257及び258を回転自在に支持する支持軸259及び260と、スプロケットホイール255及び256が固着された回転軸261及び262と、回転軸261及び262にそれぞれ取り付けられて、互いに噛み合った歯車263及び264と、回転軸261に連結された出力回転軸を有した電動モータ265とを具備しており、互いに噛み合った歯車263及び264により、スプロケットホイール255と256とは同期して互いに逆に回転するようになっている。
【0057】
搬送装置223は、電動モータ265の作動により、回転軸261及び262等を介してスプロケットホイール255及び256を互いに逆方向に回転させて、無端チェーン251及び252を同じく互いに逆方向Jに走行させ、これにより捻り部81を介して分割されたリンク状の充填ケーシング3を、無端チェーン251及び252のそれぞれに等間隔に取り付けられた多数のラグ253により挟持して、これを更にA方向に搬送する。なお、搬送装置223による充填ケーシング3の搬送速度は、ケーシング15への肉供給量にしたがって決定される。
【0058】
本ソーセージの製造装置220においても、充填ケーシング3のA方向の移動速度に対して所定比をもった移動速度で挟持手段7を循環移動させるようにしているため、この所定比を変化させるだけで、換言すれば、無端チェーン等の部品の交換なしに、所望のリンク長Lを有したソーセージを容易に製造し得、また、絞りによる充填ケーシング3の捻りを確実、正確に生じさせることができる。
【0059】
ソーセージの製造装置220において、循環移動手段221、絞り動作を行わせる手段222及び搬送装置223をそれぞれ図16及び図17に示すように構成してもよい。図16及び図17に示す本例の循環移動手段221は、充填ケーシング3に対する絞り動作が行われる領域において挟持手段7を直線移動させるように構成されており、電動モータ271と、電動モータ271の出力回転軸272に連結された回転軸273に取り付けられた一対の駆動側のスプロケットホイール274と、回転軸275に取り付けられた一対の従動側のスプロケットホイール276と、スプロケットホイール274及び276間に掛け渡された一対の無端チェーン277とを具備しており、無端チェーン277にそれぞれブラケット31を介して複数、本例では二つの挟持手段7が等間隔に取り付けられており、電動モータ271を作動させてスプロケットホイール274を回転し、スプロケットホイール274の回転で無端チェーン277をK方向に走行させ、これにより各挟持手段7をK方向に移動させるようになっている。そして、無端チェーン277は、直線移動領域280をもって走行されるようになっており、これにより、循環移動手段221は、挟持手段7による充填ケーシング3に対する絞り動作が行われる領域において挟持手段7を直線移動させ、充填ケーシング3の移動と平行にかつ充填ケーシング3と共に挟持手段7を移動させるようになっている。
【0060】
図16及び図17に示す絞り動作を行わせる手段222は、横方向に開口した無端カム溝285を有した略楕円環状カム286を具備しており、無端カム溝285に各挟持手段7のアーム部材59のローラ56が配されており、略楕円環状カム286は、挟持手段7の挟持部36を全閉させるように、位置287から位置288までの低く配された部分289と、位置287から位置288までの範囲外で、挟持手段7の挟持部材33及び34を全開させるように部分289から徐々に傾斜して高く配された部分290とを具備しており、本絞り動作を行わせる手段222は、挟持手段7のK方向の循環移動で、アーム部材59のローラ56が部分289に係合することにより、アーム部材59を、軸57を中心として回動させ、これにより、図17の上側に示すように、挟持手段7の挟持部36を全閉させて、挟持部材33及び34により充填ケーシング3を挟持してこれを絞り、充填ケーシング3の絞りと、この絞りより上流側での充填ケーシング3の長手軸4を中心とした回転とにより、充填ケーシング3に捻り部81を生じさせる。部分289への係合後、絞り動作を行わせる手段222は、次にアーム部材59のローラ56が部分290に係合することにより、アーム部材59を、軸57を中心として前記と逆に回動させ、これにより図17の下に示すように挟持手段7の挟持部36を全開させ、充填ケーシング3に対する挟持手段7の挟持を解除する。
【0061】
図16及び図17に示す例においても、絞り動作を行なわせる手段222を既述の絞り動作を行なわせる手段9に置き換えてソーセージの製造装置を形成してもよい。挟持手段7が所望の位置に到達したときに、挟持部36を全閉に向けて作動開始させるべく、アーム部材59を回転部材61のカム面141(図6参照)で回動させるように、電動モータ71を制御する。挟持手段7の位置は、回転軸273に円板74を設け、検出器75によって円板74の移動量を検出することによって特定できる。回転部材61の挟持手段7に対する回転のタイミングと速度を変化させて、挟持手段7による充填ケーシング3の挟持開始のタイミングと挟持時間とを所望に設定できる。
【0062】
図16に示す搬送装置223は、前記の無端チェーン251及び252に代えて、垂直方向に並置された一対の無端ベルト295を用い、走行手段254として、一対の無端ベルト295が掛け渡された駆動側及び従動側のプーリ296、297及び298、299と、駆動側のプーリ296及び297を同期して互いに逆に回転させる電動モータなどからなる回転駆動装置300とを具備したもので構成してなり、回転駆動装置300の作動により、回転軸301及び302等を介してプーリ296及び297を互いに逆方向に回転させて、一対の無端ベルト295を同じく互いに逆方向に走行させ、これにより捻り部81を介して分割されたリンク長Lのリンク状の充填ケーシング3を、無端ベルト295により挟持して、これを更にA方向に搬送するようになっている。
【0063】
図16及び図17に示すソーセージの製造装置220によっても、前記と同様の効果を生じさせることができる。
【0064】
なお、図16及図17のソーセージ製造装置220においては、制動リング21は、充填ノズル16に被着された未充填のケーシング15に接触するように配されており、回転される充填ノズル16と同様に、制動リング回転装置22によって回転されるようになっている。従って本例の装置220においては、充填ケーシング3を回転させる手段5は、回転される充填ノズル16と制動リング21とによって構成されている。なお、制動リング回転装置22によって制動リング21を回転させることなしに、回転する充填ノズル16によって制動リング21を回転させることができ、この場合には、充填ノズル3を回転させる手段5としては、充填ノズル16及び充填ノズル16を回転させる回転手段(図示せず)のみによって構成し得る。
【0065】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、無端チェーン等の部品の交換なしに、所望のリンク長を有したソーセージ等を容易に製造し得、絞りによる充填ケーシングの捻りを確実、正確に生じさせることができ、加えて、充填ケーシングを、その長手軸方向に搬送する搬送手段を回転手段の下流側に特に設けなくてもよいようにし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例の平面説明図である。
【図2】図1に示す実施例の正面説明図である。
【図3】図1に示す実施例の側面説明図である。
【図4】図1に示す実施例の一部拡大説明図である。
【図5】本発明の好ましい他の実施例の一部説明図である。
【図6】本発明の好ましい更に他の実施例の一部説明図である。
【図7】本発明の好ましい更に他の実施例の一部説明図である。
【図8】本発明の好ましい更に他の実施例の平面説明図である。
【図9】図8に示す実施例の側面説明図である。
【図10】本発明の好ましい更に他の実施例の一部の平面説明図である。
【図11】図8に示す実施例の側面説明図である。
【図12】本発明の好ましい更に他の実施例の平面説明図である。
【図13】図12に示す実施例の正面説明図である。
【図14】図12に示す実施例の動作説明図である。
【図15】図12に示す実施例の搬送装置の説明図である。
【図16】本発明の好ましい更に他の実施例の正面説明図である。
【図17】図16に示す実施例の側面説明図である。
【符号の説明】
1 ソーセージの製造装置
3 充填ケーシング
5 回転手段
7 挟持手段
8 移動手段
9 維持手段
Claims (15)
- 原料が充填された充填ケーシングをその長手軸を中心に回転させる回転手段と、
夫々が互いに充填ケーシングの長手軸方向に所定間隔をもって配列されており、回転手段からの充填ケーシングを充填ケーシング移動領域上にて挟持して絞る挟持手段と、
充填ケーシングを挟持手段と共に充填ケーシングの長手軸方向に移動させるように、当該挟持手段を循環移動させる移動手段と、
非全閉状態の挟持手段を全閉させて該挟持手段に充填ケーシングに対する絞り動作を行わせる手段とを具備し、
上記絞り動作を行わせる手段は、
移動手段の移動及び移動手段と共に移動する挟持手段の移動とから独立して設けられており、所定周期で順次充填ケーシング移動領域に到達する非全閉状態の挟持手段のその到達周期よりも遅い周期で非全閉状態の挟持手段に係合して非全閉状態の挟持手段を作動させる挟持手段作動部材を有している、
所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。 - 挟持手段作動部材は連続回転する部材を有している請求項1に記載の所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 挟持手段作動部材は間欠回転する部材を有している請求項1に記載の所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 挟持手段作動部材は往復動する部材を有している請求項1に記載の所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 挟持手段作動部材はカム部を有している請求項1から4のいずれか一項に記載の所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 非全閉状態の挟持手段を半閉させて充填ケーシングに対する保持動作を行わせる手段を更に具備している請求項1から5のいずれか一項に記載の所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 挟持手段作動部材との係合が解除された全閉状態の挟持手段の該全閉状態を維持する維持手段を更に具備している請求項1から6のいずれか一項に記載の所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 絞り動作を行わせる手段は、挟持手段の全閉動作開始位置と全閉動作完了位置とを変化できるように構成されている請求項1から7のいずれか一項に記載の所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 原料が充填された連続な充填ケーシングを、その長手軸を中心に回転させる回転手段と、夫々が互いに所定間隔をもって配列されており、回転手段からの充填ケーシングを挟持する複数の挟持手段と、充填ケーシングを挟持手段と共に移動させるように、当該挟持手段を移動させる移動手段と、充填ケーシング移動領域に向かって順次移動して行く複数の挟持部材のうちから、充填ケーシングに対する絞り動作を行わせる挟持手段を指定する指定手段と、充填ケーシング移動領域に到達して該移動領域を移動して行く、指定手段によって指定された挟持手段を全閉させて、当該挟持手段に先行した非全閉状態の隣接挟持手段と共に移動する充填ケーシングに対して絞り動作を行わせる手段とを具備した所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 各挟持手段は、第一の位置と第二の位置との間を回動自在なレバーを具備しており、指定手段は、レバーを第一の位置に回動させて、絞り動作を行わせるべき挟持手段を指定するレバー回動手段を具備している請求項9に記載の所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 各挟持手段は、第一の位置に回動されたレバーと係合し得る可動部材を具備している請求項10に記載の所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 指定手段によって指定された挟持手段以外の挟持手段を半閉させて、当該挟持手段以外の挟持手段に充填ケーシングに対する保持動作を行わせる手段を更に具備している請求項9から10のいずれか一項に記載の所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 絞り動作中の挟持手段の全閉状態を維持する維持手段を更に具備している請求項9から12のいずれか一項に記載の所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 絞り動作を行わせる手段は、挟持手段の全閉動作開始位置と全閉動作完了位置とを変化できるように構成されている請求項9から13のいずれか一項に記載の所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
- 原料が充填された充填ケーシングをその長手軸を中心に回転させる回転手段と、
夫々が互いにその循環移動方向に所定間隔をもって配列されており、回転手段からの充填ケーシングを充填ケーシング移動領域上にて挟持して絞る挟持手段と、
複数の挟持手段が設けられていて該挟持手段を循環移動させる移動手段と、
移動手段の下流側に別に設けられていて、移動手段からの充填ケーシングを移動手段の下流方向へ充填ケーシングの長手軸に沿って搬送する搬送手段と、
非全閉状態の挟持手段を全閉させて該挟持手段に充填ケーシングに対する絞り動作を行わせる手段とを具備し、
上記絞り動作を行わせる手段は、
移動手段の移動及び移動手段と共に移動する挟持手段の移動とから独立して設けられており、所定周期で順次充填ケーシング移動領域に到達する非全閉状態の挟持手段のその到達周期よりも遅い周期で非全閉状態の挟持手段に係合して非全閉状態の挟持手段を作動させる挟持手段作動部材を有している、
所望のリンク長を有したソーセージ等の製造装置。
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