JP3711915B2 - 地盤改良機用攪拌軸のチャック装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は軟弱地盤に攪拌軸を貫入して地盤安定剤を注入し、攪拌して地盤を改良する地盤改良機において、攪拌軸を掴み固定して昇降体と一体に昇降させるためのチャック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
まず、地盤改良機の概要を図9,10によって説明する。
【0003】
図9において、1はクローラ式のベースマシンで、このベースマシン1の前部にリーダ2が立てられ、リーダサポート3とステイ4によって支えられる。
【0004】
このリーダ2には、昇降体5が、図示しない昇降駆動手段(たとえばベースマシン1に搭載されたウィンチとここから引き出されたロープ)によりリーダ2に沿って昇降する状態で設けられ、この昇降体5にチャック装置6が設けられている。
【0005】
このチャック装置6は、ここでは図示しないが周方向複数のチャックピースを備え、チャック装置6内を貫通する攪拌軸7がこのチャックピースによって外周から掴み固定される。
【0006】
これにより、チャック装置6を介して攪拌軸7が昇降体5に連結され、昇降体5と一体に昇降する。
【0007】
一方、リーダ下部には攪拌駆動装置8が設けられ、攪拌軸7がこの攪拌駆動装置8によってその軸心まわりに回転駆動される。
【0008】
9は攪拌軸7の下端に設けられた攪拌翼、10は攪拌軸上端を支持しながら攪拌軸7とともに昇降移動するスライダである。
【0009】
図10の(イ)は攪拌軸7を改良対象地盤上にセットした施工準備状態を示し、この状態から(ロ)に示すように攪拌軸7を地盤中に貫入させ、一定深度で(ハ)に示すように一旦チャック装置6を攪拌軸7から切り離して上昇させ、攪拌軸7の上部をチャックし直した上で(ニ)に示すように再び攪拌軸7を地盤中に貫入させる。
【0010】
そして、この貫入工程、または貫入後の引き抜き工程で、攪拌軸7の上端から供給した地盤安定剤を攪拌軸下端から噴出させて地盤中に注入し、同時に攪拌軸7を回転させて地盤と安定剤を攪拌混合させる。
【0011】
従来のチャック装置6の構成を図11〜13によって説明する。
【0012】
図11はチャック装置6全体の概略構成を示し、このチャック装置6は、ベース11によって図9,10中の昇降体5に一体に昇降可能に結合される。
【0013】
ベース11には、ベアリング12を介してスピンドル13が攪拌軸7の軸心Oまわりに回転自在に結合され、このスピンドル13内を攪拌軸7が貫通する。
【0014】
スピンドル13の上下両端部には、攪拌軸7の外周面に嵌合する角穴14a,14aを備えたガイドプレート14,14が設けられ、攪拌軸7の回転力がこのガイドプレート14,14を介してスピンドル13に伝えられる。これにより、ベース11は静止したままスピンドル13が攪拌軸7と一体に回転するようになっている。
【0015】
チャック装置6は、複数のチャックピース15…と、このチャックピース15…を作動させるチャックホルダー16…と、このチャックホルダー16…の駆動源としての流体圧シリンダ(たとえば油圧シリンダ。以下、チャックシリンダという)17…を具備している。
【0016】
チャックホルダー16…は、ベアリング18を介してハウジング19…に取付けられ、このハウジング19…とベース11との間にチャックシリンダ17…が取付けられている。
【0017】
こうして、チャックシリンダ17…の伸縮作動によってチャックホルダー16…がハウジング19…とともに攪拌軸7(スピンドル13)の軸方向に移動するように構成されている。
【0018】
各チャックピース15…は、チャックホルダー16…と対向する位置で、スピンドル13に設けられたチャックピース孔20…に、攪拌軸7の径方向にスライド自在に設けられている。
【0019】
チャックピース15…とチャックホルダー16…とは、上下方向に延びる互いの傾斜面15a…,16a…で接触し、チャックホルダー16…の上方移動時に、図11の右側に示すように、上記傾斜面15a…,16a…のくさび作用によりチャックピース15…が攪拌軸7の外周面に押し付けられるチャック位置に移動して攪拌軸7を外周から掴み固定する。
【0020】
一方、チャックホルダー16…の下方移動時に、図11の左側に示すようにチャックピース15…がそれぞれ戻しバネ(図12,13参照)21のバネ力によって攪拌軸外周面から離れるチャック解除位置に戻り、攪拌軸7が解放される。
【0021】
従来、戻しバネ21の取付構造として、図12に示すように、チャックピース15におけるスピンドル外周側の端部にフランジ22、スピンドル13におけるチャックピース孔20の内側孔縁部にバネ座23をそれぞれ設け、これらの間に戻しバネ(圧縮コイルバネ)21を介装する構造が公知である(特開平11−190186号参照)。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
チャックピース15は、攪拌軸7との接触面及びチャックホルダー16との接触面(傾斜面15a)がチャック作動の繰り返し等によって摩耗し、砂の噛み込み等によって損傷する場合もあるため、定期的に点検し、必要に応じて交換する必要がある。
【0023】
ところが、上記のように、チャックピース15のフランジ22とスピンドル13のバネ座23との間に戻しバネ21を設けた公知構造によると、このチャックピース15は、フランジ22とバネ座23が邪魔になるため単独でスピンドル13の内周側に抜くことができない。
【0024】
従って、チャックピース15は、上記点検、交換時に、いちいちチャックホルダー16、ベアリング18、チャックシリンダ17等を取り外した上でスピンドル外周側に抜き取らなければならない。
【0025】
すなわち、チャック装置6の大部分を分解しなければならないため、チャックピース15の点検、交換作業が大がかりできわめて面倒となっていた。
【0026】
なお、チャックピース15をスピンドル内周側に抜き取ることができるように、図13(イ)(ロ)に示すように、スピンドル側のバネ座23をスピンドル13と別体のプレートとしてスピンドル内周側からボルト24で着脱自在に取付ける構造をとることが考えられる。しかし、この構造によると、筒状のスピンドル13の内周面にボルト24をねじ込むためのねじ孔25を加工しなければならないため、この加工がきわめて困難で、実用に適さない。
【0027】
一方、特開平8−135360号中の図8に示されているように、攪拌軸7の外周にコイルバネを縮径状態で嵌め込み、このコイルバネが広がろうとする力でチャックピース15を外向き(チャック解除位置)に戻す構造をとれば、コイルバネを取外した上でチャックピース15をスピンドル内周側に抜くことが可能となる。
【0028】
しかし、コイルバネは、軸方向に移動しないようにスピンドル内周面及びチャックピース15の溝に嵌め込む構成がとられ、自らのバネ力で溝内に食い込んだ状態となっているため、実際上、このコイルバネを取外す作業が非常に面倒で、結局、チャックピース15の取外し作業が困難となる。
【0029】
そこで本発明は、チャックピースをスピンドル内周側から容易に抜き差しすることができ、しかも、困難なスピンドル内周側からの加工を必要としない地盤改良機用攪拌軸のチャック装置を提供するものである。
【0030】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、次の構成を具備するものである。
【0031】
(A)攪拌軸に外嵌される筒状のスピンドルの周壁における周方向複数個所にチャックピース孔が貫通して設けられていること。
【0032】
(B)複数のチャックピースが、上記攪拌軸の外周面に押し付けられて攪拌軸を掴み固定するチャック位置と攪拌軸外周面から離れて攪拌軸を解放するチャック解除位置との間で移動可能で、かつ、スピンドル内周側に抜き取り可能な状態で上記チャックピース孔に挿入されていること。
【0033】
(C)上記スピンドルにおけるチャックピース孔の孔縁部複数個所に、スピンドル周壁を径方向に貫通する溝孔と、スピンドル外周側に開口する凹部とがスピンドル周方向に隣接して設けられていること。
【0034】
(D)上記凹部にバネ受け取付プレートが取付けられていること。
【0035】
(E)バネ受けが、スピンドル内周側から上記溝孔に挿入されて上記バネ受け取付プレートに着脱可能に取付けられていること。
【0036】
(F)上記チャックピースのスピンドル外周側の端部にバネ座が設けられていること。
【0037】
(G)チャックピースを上記チャック解除位置に向けて付勢する戻しバネが、上記バネ座とバネ受けとの間に介装されていること。
【0038】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、バネ受けがバネ受け取付プレートに対して、スピンドル内周側からボルトによって着脱可能に取付けられたものである。
【0039】
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、バネ座にバネ支持ピンがスピンドル内周側に向かって突設され、このバネ支持ピンに戻しバネが嵌め込まれたものである。
【0040】
上記構成によると、
▲1▼ チャックピースはスピンドル内周側に抜き取り可能な状態でチャックピース孔に挿入され、
▲2▼ バネ受け取付プレートがスピンドルの凹部に外周側から取付けられ、
▲3▼ このバネ受け取付プレートにバネ受けがスピンドルの内周側から着脱可能に取付けられている
ため、チャックピースをスピンドル内周側に抜き取る唯一の障害であるバネ受けをバネ受け取付プレートからスピンドル内周側に取り外せば、チャックピースを戻しバネとともにスピンドル内周側に抜き取り、また逆の手順で組み付けることができる。
【0041】
このため、チャックピースの点検・交換作業を、大がかりな分解・再組立作業なしできわめて容易に行うことができる。
【0042】
しかも、スピンドルの加工部分である凹部等は、スピンドル外周側から加工できるため、困難なスピンドル内周側からの加工が一切不要となる。
【0043】
また、請求項2の構成によると、バネ受けがバネ受け取付プレートに互いの間に戻しバネが介装された状態でボルト止めされるため、ボルトの締め込み力によって戻しバネを圧縮することができる。
【0044】
このため、戻しバネのセットを含む組立(再組み付け作業を含む)も容易となるとともに、戻しバネのバネ力を強く設定しても組立作業に支障が生じないことから、チャック解放作用をより確実なものとすることができる。
【0045】
一方、請求項3の構成によると、チャックピースの組み付け時に、戻しバネがバネ支持ピンによって保持され、その脱落等を防止されるため、組立作業がより一層容易となる。
【0046】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1〜図8によって説明する。
【0047】
図1,2はスピンドル26にチャックピース27を組み付けた状態を示し、図1は組み付け部分の水平断面図、図2は同部分をスピンドル内周側から見た図である。
【0048】
チャックピース27は、従来技術の項で説明したようにスピンドル26の周方向複数個所に取付けられるが、その取付構造は同一のため、ここではそのうちの一つのみを示している。
【0049】
チャックピース27は、従来同様、スピンドル26のチャックピース孔28に、攪拌軸(ここでは図示しない)の外周面に押し付けられて攪拌軸を掴み固定するチャック位置と、攪拌軸外周面から離れて攪拌軸を解放するチャック解除位置との間に移動可能で、かつ、次のようにスピンドル内周側に抜き取り可能な状態で設けられる。
【0050】
図3〜5にも示すように、スピンドル26におけるチャックピース孔28の孔縁部複数個所(通常は図示のように上下二個所。以下、この例で説明する)において、スピンドル周壁を径方向に貫通する溝孔29と、この溝孔29の両側でスピンドル外周に開口する凹部30,30とがスピンドル周方向に隣接して設けられている。
【0051】
この両凹部30,30の底面間には、図6〜図8にも示すようにバネ受け取付プレート32が溝孔29を跨いで架け渡され、ボルト33,33によって取付けられている。図8中、34,34はバネ受け取付プレート32の両側に設けられたボルト孔、図3,4中、35,35は凹部底面に設けられたボルト孔である。
【0052】
なお、スピンドル26の凹部30,30及びボルト孔35,35は、スピンドル外周側からエンドミル等の切削工具によって切削加工することができる。
【0053】
こうしてスピンドル26に取付けられたバネ受け取付プレート32,32には、それぞれスピンドル内周側の面に厚板状のバネ受け36が、同プレート32に対しT字形に重ねられた状態で、互いのボルト孔37,38(図8参照)に跨って挿入されたボルト39によって着脱可能に取付けられている。
【0054】
一方、図1,2,6〜8に示すように、チャックピース27の外周面における、スピンドル26の溝孔29,29に対応する対称二個所に、チャックピース外周側とスピンドル内周側とに開口する凹溝40,40が設けられ、チャックピース27をチャック解除位置に向けて付勢する戻しバネ(圧縮コイルバネ)41,41が、凹溝40,40内に挿入された状態で、凹溝40,40の底面であるバネ座42,42とバネ受け36,36との間に介装されている。
【0055】
また、バネ座42,42にはバネ支持ピン43,43がスピンドル内周側に向かって突設され、戻しバネ41,41の一端側がこのバネ支持ピン43,43にはめ込まれて支持される。
【0056】
チャックピース27の組立手順を図6,7によって説明する。
【0057】
▲1▼ 図6に示すように、スピンドル26の凹部底面にバネ受け取付プレート32,32をスピンドル外周側からボルト33,33によって取付ける。
【0058】
一方、チャックピース27の凹溝40,40に戻しバネ41,41を挿入し、その一端側をバネ支持ピン43,43で支持させる。
【0059】
▲2▼ 図7に示すように、チャックピース27をスピンドル内周側からチャックピース孔28に挿入する。
【0060】
▲3▼ 同図に示すように、バネ受け36,36をチャックピース27の凹溝40,40とスピンドル26の溝孔29,29に跨ってスピンドル内周側から挿入し、バネ受け取付プレート32,32にボルト39,39によって取付ける。
【0061】
このとき、ボルト39,39の締め込み力により、戻しバネ41,41がバネ受け36,36(スピンドル26)とバネ座42,42(チャックピース27)との間で圧縮され、バネ力が蓄積される。
【0062】
こうして、図1,2に示すように戻しバネ41,41付きのチャックピース27がチャックピース孔28に組み付けられ、チャックホルダー(ここでは図示しない)と戻しバネ41,41の作用によりチャックピース27がスピンドル径方向に移動してチャック作用/チャック解除作用を行う。
【0063】
一方、チャックピース27を点検や交換のために取外すときは、上記と逆の手順、すなわち、図7,8に示すボルト39,39をスピンドル内周側から締め戻してバネ受け36,36を取り外した上で、チャックピース27を戻しバネ41,41とともにスピンドル内周側に抜き取ればよい。
【0064】
このように、チャックピース27を戻しバネ41,41とともにスピンドル内周側から抜き差しすることができるため、スピンドル外周側の部品(チャックホルダー等)は一切分解する必要がない。すなわち、チャックピース27の点検・交換作業を、大がかりな分解・再組立作業なしできわめて容易に行うことができる。
【0065】
しかも、スピンドル26に対する加工部分は、凹部30,30とそのボルト孔35,35のみであり、前記のようにこれらはすべてスピンドル外周側から加工できるため、困難なスピンドル内周側からの加工が一切不要となる。
【0066】
また、組み付け時に、
(イ)戻しバネ41,41をバネ支持ピン43,43によって支持し、その脱落等を防止できること、
(ロ)図7,8に示すボルト39,39の締め込み力によって戻しバネ41,41を難なく圧縮させ得ること
の二点により、戻しバネ41,41のセットを含む組立(再組み付け作業を含む)も容易となるとともに、戻しバネ41,41のバネ力を強く設定しても、上記(ロ)の作用によって組立作業に支障が生じないことから、チャック解放作用をより確実なものとすることができる。
【0067】
【発明の効果】
上記のように本発明によると、チャックピースを戻しバネとともにスピンドル内周側から抜き差しすることができるため、チャックピースの点検・交換作業を、大がかりな分解・再組立作業なしできわめて容易に行うことができ、しかも、困難なスピンドル内周側からの加工が一切不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるチャック装置の組立状態の一部水平断面図である。
【図2】図1の部分をスピンドル内周側から見た側面図である。
【図3】組立前のスピンドルの図2相当図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】組立手順を説明するための図1相当の断面図である。
【図7】図6の状態からチャックピースをチャックピース孔に挿入した状態の断面図である。
【図8】実施形態にかかるチャックピースと関係部品の斜視図である。
【図9】地盤改良機の全体構成を示す概略側面図である。
【図10】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は地盤改良機の作業工程を説明するための図である。
【図11】従来のチャック装置の全体断面図である。
【図12】同装置の一部拡大断面図である。
【図13】(イ)(ロ)は同装置の組立手順を説明するための図12相当図である。
【符号の説明】
26 スピンドル
27 チャックピース
28 スピンドルのチャックピース孔
29 スピンドルの溝孔
30,30 同凹部
32 バネ受け取付プレート
33 バネ受け取付プレートを凹部に取付けるためのボルト
36 バネ受け
39 バネ受けをバネ受け取付プレートに取付けるためのボルト
40 チャックピースの凹溝
42 凹溝の底面であるバネ座
41 戻しバネ
43 バネ支持ピン
Claims (3)
- 次の構成を具備することを特徴とする地盤改良機用攪拌軸のチャック装置。
(A)攪拌軸に外嵌される筒状のスピンドルの周壁における周方向複数個所にチャックピース孔が貫通して設けられていること。
(B)複数のチャックピースが、上記攪拌軸の外周面に押し付けられて攪拌軸を掴み固定するチャック位置と攪拌軸外周面から離れて攪拌軸を解放するチャック解除位置との間で移動可能で、かつ、スピンドル内周側に抜き取り可能な状態で上記チャックピース孔に挿入されていること。
(C)上記スピンドルにおけるチャックピース孔の孔縁部複数個所に、スピンドル周壁を径方向に貫通する溝孔と、スピンドル外周側に開口する凹部とがスピンドル周方向に隣接して設けられていること。
(D)上記凹部にバネ受け取付プレートが取付けられていること。
(E)バネ受けが、スピンドル内周側から上記溝孔に挿入されて上記バネ受け取付プレートに着脱可能に取付けられていること。
(F)上記チャックピースのスピンドル外周側の端部にバネ座が設けられていること。
(G)チャックピースを上記チャック解除位置に向けて付勢する戻しバネが、上記バネ座とバネ受けとの間に介装されていること。 - バネ受けがバネ受け取付プレートに対して、スピンドル内周側からボルトによって着脱可能に取付けられたことを特徴とする請求項1記載の地盤改良機用攪拌軸のチャック装置。
- バネ座にバネ支持ピンがスピンドル内周側に向かって突設され、このバネ支持ピンに戻しバネが嵌め込まれたことを特徴とする請求項1または2記載の地盤改良機用攪拌軸のチャック装置。
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