JP3711805B2 - Carriage for transportation - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、左右一対の側枠とこの両側枠間に架設された棚とを備えた搬送用台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の搬送用台車として、両側枠間に架設された棚をネスティングなどのために取り外せるものは知られているが、この取り外した棚を、背面パネルとして両側枠間に架設したり、側面パネルとして側枠に吊り下げたりできるものは考えられていなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来技術に鑑み、側枠側に特別な棚係止フックなどを付設することなく、棚を背面パネルや側面パネルとしても活用できるようにすることを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、請求項1に記載の本発明では、車輪6を備えた台枠1と、この台枠1の左右両側に立設された左右一対の側枠2A,2Bと、この側枠2A,2B間に着脱自在に架設された棚5とから成り、前記棚5は、前記両側枠2A,2Bの棚支持枠材9a,9bと後側支柱枠材7bとに選択的に嵌脱自在な嵌合部15を有する係合部材13a,13bを両側辺に備えたもので、前記係合部材13a,13bを使用して両側枠2A,2Bの後側支柱枠材7b間に背面パネル状に架設することと、前記係合部材13a,13bを使用して側枠2A,2Bの棚支持枠材9aに側面パネル状に係止することとが可能に構成され、前記棚5は、その左右両側辺の前後2箇所に線材突出部12を備え、前記係合部材13a,13bは、前記線材突出部12が嵌入する孔16と、この孔16に前記線材突出部12を挿入したとき、棚左右両側縁部(棚左右両側辺構成線材11a,11b)が嵌合する前後方向凹溝部17とを備えた構成となっている。
【0004】
請求項2に記載の本発明の解決手段は、車輪6を備えた台枠1と、この台枠1の左右両側に立設された左右一対の側枠2A,2Bと、この側枠2A,2B間に着脱自在に架設された棚5とから成り、前記棚5は、前記両側枠2A,2Bの棚支持枠材9a,9bと後側支柱枠材7bとに選択的に嵌脱自在な嵌合部15を有する係合部材13a,13bを両側辺に備えたもので、前記係合部材13a,13bを使用して両側枠2A,2Bの後側支柱枠材7b間に背面パネル状に架設することと、前記係合部材13a,13bを使用して側枠2A,2Bの棚支持枠材9aに側面パネル状に係止することとが可能に構成され、前記係合部材13a,13bが、一端部を上下に重ねて棚への取付部20とした2枚の弾性金属板21a,21bから成り、当該2枚の弾性金属板21a,21bの遊端部を下側に折曲して前記嵌合部15を構成するものである。
【0005】
上記の請求項1または2に係る本発明を実施する場合、請求項3に記載のように、前記台枠1上に着脱自在に載置された台板4を設け、当該台板4を、複数台の搬送用台車Cを並列させたときに隣り合う搬送用台車Cの台枠1間に架設可能に構成するとともに、前記棚5を、複数台の搬送用台車Cを並列させたときに隣り合う搬送用台車Cの側枠2A,2B間に架設可能に構成することができる。
【0006】
さらに、請求項4に記載の本発明の解決手段は、車輪6を備えた台枠1と、この台枠1の左右両側に立設された左右一対の側枠2A,2Bと、この側枠2A,2B間に着脱自在に架設された棚5とから成り、前記棚5は、前記両側枠2A,2Bの棚支持枠材9a,9bと後側支柱枠材7bとに選択的に嵌脱自在な嵌合部15を有する係合部材13a,13bを両側辺に備えたもので、前記係合部材13a,13bを使用して両側枠2A,2Bの後側支柱枠材7b間に背面パネル状に架設することと、前記係合部材13a,13bを使用して側枠2A,2Bの棚支持枠材9aに側面パネル状に係止することとが可能に構成され、前記台枠1上に着脱自在に載置された台板4を備え、当該台板4が、複数台の搬送用台車Cを並列させたときに隣り合う搬送用台車Cの台枠1間に架設可能に構成され、さらに前記棚5が、複数台の搬送用台車Cを並列させたときに隣り合う搬送用台車Cの側枠2A,2B間に架設可能に構成するものである。また、上記の請求項3または4に係る本発明を実施する場合、請求項5に記載のように、前記棚5の左右両側辺それぞれに前後一対設けられた係合部材13a,13bを、前後対称位置ではなく前後何れかにずらしておき、棚5を前後正向きに架設したときと前後逆向きに架設したときとで、各係合部材13a,13bの位置が前後方向に離間するように構成したり、上記の請求項3〜5の何れかに係る本発明を実施する場合、請求項6に記載のように、前記台板4の四隅に、両側枠2A,2Bの前後支柱枠材7a,7bに嵌合する凹欠部18を設け、各凹欠部18には、台板4の左右両側辺側から前記支柱枠材7a,7bを挟むように突出する突起部18aを設けることができる。更に、請求項1〜6の何れかに係る本発明を実施する場合、請求項7に記載のように、前記台枠1を、両側枠2A,2B間に架設された棚5を取り外した状態において、両側枠2A,2Bが互いに隣接する状態で水平方向にネスティング可能に構成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1において、1は平面形状がN形の台枠、2A,2Bは当該台枠1の左右両平行枠材3a,3b上に立設された左右一対の側枠、4は台枠1上に着脱自在に載置された台板、5は両側枠2A,2B間に着脱自在に架設された2段の棚である。台枠1は、左右両平行枠材3a,3bと、この左右両平行枠材3a,3bの互いに逆位置にある端部どうしを連結一体化する斜め連結枠材3cとから構成されたもので、その四隅下側には自在車輪6が取り付けられている。側枠2A,2Bは、前後一対の支柱枠材7a,7bと、この前後一対の支柱枠材7a,7bの上端を互いに連結一体化する連結枠材8と、前後一対の支柱枠材7a,7b間に架設された上下2段の棚支持枠材9a,9bとから構成されている。
【0009】
棚5は、図2に示すように、左右方向線材10と前後方向線材11とを格子状に配列するとともに各交点で線材10,11どうしを結合一体化して成るものであるが、左右方向線材10として、前後2本の左右方向線材10a,10bを棚5の左右両側辺より所定長さ突出させて、係合部材取付用の線材突出部12を構成している。係合部材13a,13bは合成樹脂など(ゴムなどの弾性部材を含む)により一体成形されたもので、図3〜図6に示すように、側枠2A,2Bの棚支持枠材9a,9bに外嵌して弾性的に挟持する一対の挟持片14a,14bから成る嵌合部15と、前記線材突出部12が嵌入する孔16と、この孔16に前記線材突出部12を挿入したとき、当該線材10a,10bの上側に重なって固着されている棚左右両側辺構成線材11a,11bが嵌合する前後方向凹溝部17とを備えている。
【0010】
上記構成の係合部材13a,13bは、孔16に棚5の線材突出部12を、凹溝部17に棚左右両側辺構成線材11a,11bが嵌合係止する位置まで圧入することにより、棚5の所定位置にワンタッチで取り付けることができる。取り付けられた係合部材13a,13bが線材突出部12を中心に回転することは、棚左右両側辺構成線材11a,11bと凹溝部17との嵌合により阻止される。そして、係合部材13a,13bが線材突出部12から抜け落ちることは、棚左右両側辺構成線材11a,11bと凹溝部17との嵌合により阻止される。勿論、孔16と棚5の線材突出部12、及び凹溝部17と棚左右両側辺構成線材11a,11bとを接着剤で接着しても良い。
【0011】
なお、図2に示すように、前記係合部材13a,13b(線材突出部12を有する前後2本の左右方向線材10a,10b)は、前後対称位置ではなく前後何れかに(図示例では後ろ側へ)ずらしてあって、図7に実線で示すように、棚5を前後正向きに配置したときと、図7に仮想線で示すように、前後逆向きに架設したときとで、前後一対の係合部材13a,13bの位置が重ならないで前後方向に離間するように構成している。
【0012】
しかして、上記のように構成された棚5は、図1B、図7、及び図8Aに示すように、その左右両側辺に突設された各前後一対の係合部材13a,13bを、両側枠2A,2Bの同一レベルにある棚支持枠材9a,9bに嵌合部15を利用して弾性的に上から下向きに押圧外嵌させることにより、両側枠2A,2B間に中間棚として水平に架設することができる。
【0013】
また、このように棚5が架設されている状態において同一構成の予備の棚5、または両側枠2A,2B間から取り外した棚5は、図1Aの仮想線、及び図7に示すように、その両側辺の各一対の係合部材13a,13bを、両側枠2A,2Bの後側支柱部材7bの上下2箇所に嵌合部15を利用して弾性的に後ろ側から押圧外嵌させることにより、両側枠2A,2B間に垂直な背面パネルとして架設することができる。この場合、2枚の棚5を上下2段に背面パネルとして架設することもできる。なお、各係合部材13a,13bは支柱部材7bに弾性的に外嵌係止されるので、棚5が重力で滑り落ちることはないが、下側になる係合部材13aまたは13bを両側枠2A,2Bの下側の棚支持枠材9bの後端部上にのせることにより、背面パネルとして架設された棚5の滑り落ちを完全に防止できる。
【0014】
さらに、両側枠2A,2B間から取り外した棚5は、図1Aの仮想線、図7、及び図8Bに示すように、片側の係合部材13a,13bを、側枠2Aまたは2Bの上側の棚支持枠材9aに嵌合部15を利用して内側から弾性的に押圧嵌合させることにより、当該側枠2Aまたは2Bの内側に側面パネルとして吊り下げることができる。この場合、左右両側枠2A,2B間の水平方向間隔と上下両棚支持枠材9a,9b間の上下方向間隔とを同一に構成しておけば、棚5の左右両側辺に付設されている係合部材13a,13bを、側枠2Aまたは2Bの上下両棚支持枠材9a,9bに嵌合係止させることができる。勿論、このように側面パネルとして係止させるための専用の棚支持枠材を側枠2A,2Bに架設しておくことも可能である。
【0015】
台板4は、図10に示すように、左右両側辺が台枠1の左右両平行枠材3a,3b上に載る矩形状の平板から成り、その四隅には、左右両側枠2A,2Bを構成する支柱枠材7a,7bの下端部が内嵌する凹欠部18を備えている。これら凹欠部18は、台板4の左右両側辺側から前記支柱枠材支柱枠材7a,7bを挟むように突出する突起部18aを備えている。従って当該台板4は、その前後何れかを持ち上げて斜めにした状態で、前側または後ろ側の左右一対の凹欠部18を対応する支柱枠材7aまたは7bに係合させた後、台板4を水平に倒すことにより、後ろ側または前側の左右一対の凹欠部18を対応する支柱枠材7bまたは7aに係合させることができる形状となっている。19は台板4の持ち運び用把手孔である。
【0016】
以上のように構成された搬送用台車Cは、台板4を台枠1上に載置するとともに、2枚の棚5を、両側枠2A,2Bの上側の棚支持枠材9a間及び下側の棚支持枠材9b間に係合部材13a,13bを介して水平に架設して使用するものであるが、搬送用台車Cを商品などの搬送用や展示用などに使用しない場合は、図1Aに示すように台板4と2段の棚5とを取り外した状態で、図9に示すように両側枠2A,2Bがそれぞれ互いに隣接するように台枠1を互いに水平方向に嵌合させてネスティングすることができる。この場合、図8B及び図9に示すように、取り外した棚5を左右両側枠2A,2Bの上側の棚支持枠材9aの内側にそれぞれ側面パネル状に吊り下げた状態でネスティングすることもできるし、さらに、側面パネル状に吊り下げた棚5の内側に取り外した台板4を立てかけ、必要に応じて適当なベルトや紐により台板4と棚5及び側枠2Aまたは2Bの3者を締結した状態でネスティングすることもできる。
【0017】
なお、1台の搬送用台車Cを台板格納台車として、各搬送用台車Cから取り外した台板4を、使用時と同様に四隅の凹欠部18を4本の支柱枠材7a,7bに嵌合させるようにして段積みすることができる。
【0018】
搬送用台車Cを商品などの展示用として使用する場合、図11に示すように、複数台の搬送用台車Cを、当該搬送用台車Cの左右一対の側枠2A,2B間の間隔と同一間隔で並列させるとともに、当該搬送用台車Cを構成するのに使用されている台板4及び棚5と同一の連結用台板4X及び連結用棚5Xにより、隣接する搬送用台車Cどうしを互いに連結することができる。
【0019】
この場合、連結用台板4Xの四隅の凹欠部18は、図10に示したような突起部18aを有する構造であるから、これら凹欠部18と各搬送用台車Cの側枠2A,2Bの支柱枠材7a,7bとの嵌合により、連結用台板4Xは、その両側の搬送用台車Cが互いに離間する方向に相対移動するのを阻止する。従って、連結用棚5Xを使用しなくとも、連結用台板4のみでも複数台の搬送用台車Cを連結して安全に使用することができる。また、当該連結用台板4Xの左右両側辺は、両側の搬送用台車Cの台板4の左右両側辺上に載ることになり、連結用台板4Xは、両側の搬送用台車Cの台板4より板厚分だけ高くなるが、若し、全ての台板4,4Xの表面を面一にする必要がある場合は、各搬送用台車Cの台板4の左右両側辺の板厚を、表面側からの切り込みにより階段状に半減させるとともに、連結用台板4Xの左右両側辺の板厚を、裏面側からの切り込みにより階段状に半減させておき、板厚半減部分どうしを互いに重ねるようにすれば良い。
【0020】
また、連結用棚5Xは、その左右両側辺の係合部材13a,13bを左右両側の搬送用台車Cの側枠2A,2Bにおける棚支持枠材9a,9bに係合させて架設されるが、この場合、図7に仮想線で示す連結用棚5Xのように、搬送用台車Cを構成するのに使用されている棚5を前後逆向きにして使用することにより、左右両側の搬送用台車Cの棚5の係合部材13a,13bに対し、連結用棚5Xの係合部材13a,13bを、棚支持枠材9a,9bの長さ方向に位置をずらして当該棚支持枠材9a,9bに係合させることができる。
【0021】
図12及び図13は、係合部材13a,13bの別の実施形態を示すもので、この実施形態での係合部材13A,13Bは、一端部を上下に重ねてスポット溶接などにより互いに固着して棚への取付部20とした2枚の弾性金属板21a,21bから成り、当該2枚の弾性金属板21a,21bの遊端部を下側に折曲して、側枠2A,2Bにおける棚支持枠材9a,9bに外嵌して弾性的に挟持する一対の挟持片22a,22bから成る嵌合部15を構成したものである。棚5は、先の実施形態の棚5と同様に、左右方向線材10と前後方向線材11とを格子状に配列するとともに各交点で線材10,11どうしを結合一体化して成るものであるが、当該棚5の各係合部材取付位置には、当該棚5の左右両側辺を構成する各2本の前後方向線材11c,11d間に被取付板23が固着架設され、当該被取付板23の下側に前記係合部材13a,13bの取付部20を重ねて、2本のリベットなどの固着具24により固着している。
【0022】
以上、図に基づいて説明した構成は、本発明の一実施形態に過ぎず、この構成に限定されないことは勿論である。例えば、台枠1を水平方向にネスティングできるように構成することは本発明の必須要件ではないが、仮にこのように台枠1を水平方向にネスティングできるように構成する場合、その台枠1の平面形状は、N形の他、H形、U形、L形、M形など、水平方向にネスティングできる形状であれば良い。また、棚5として、ネット状のものを例示したが、物品載置部分が木製や合成樹脂製の板体から成るものであっても良い。この場合、先に例示した合成樹脂などから一体成形された係合部材13a,13bを使用するときは、当該板体の左右両側辺から線材突出部12を突設するとともに、当該係合部材13a,13bの前後方向凹溝部17が嵌合し得る部分を棚左右両側縁部に形成しておけば良い。係合部材13a,13bの構成も、上記2つの実施形態のものに限定されない。
【0023】
【発明の効果】
以上のように実施し得る本発明の搬送用台車によれば、台枠上の左右一対の側枠間に着脱自在に架設された棚を、両側枠の後側支柱枠材間に背面パネル状に架設したり、側枠の棚支持枠材に側面パネル状に吊り下げることが可能である。従って、台枠上に縦長のものを積載するような場合には、取り外した棚を背面パネル状に架設して使用することにより、取り外した棚の単独での格納や運搬を不要にして取り扱いを容易ならしめ得るとともに、両側枠の左右方向の曲げ強度の増強を図ることができる。
【0024】
また、棚と同一構成の予備の棚を利用して、棚と背面パネルとを備えた搬送用台車として便利に使用することも可能になる。さらに、取り外した棚を側面パネルとして使用し得ることにより、搬送用台車の利用範囲が広まるとともに、水平方向にネスティング可能な搬送用台車である場合には、取り外した棚を一体化した状態でネスティング可能となり、取り外した棚の単独での格納や運搬を不要にして取り扱いを容易ならしめ得る。しかも、上記のように棚を使い分けるために、側枠側に棚係止のための特別なフックなどを付設する必要がなく、棚の左右両側辺に設けられた係合部材のみを利用して上記のように使い分けることができる。
【0025】
更に、請求項1に記載の本発明の構成によれば、係合部材をワンタッチで、しかも安定良く棚の所定位置に取り付けることができる。また、請求項2に記載の本発明の構成によれば、棚の左右両側辺に付設する係合部材を2枚の弾性金属板から簡単に構成することができる。
【0026】
請求項3や請求項4に記載の構成によれば、取り外した棚、または当該棚と同一構成の予備の棚と、取り外した台板、または当該台板と同一構成の予備の台板を利用して、複数台の搬送用台車を、隣り合う搬送用台車間も棚や台板が架設された商品陳列などのための空間として活用できる状態に連結することができる。この場合、請求項5に記載の構成によれば、同一構成の棚を前後向きを変えて架設するだけで、搬送用台車上の棚と搬送用台車間の連結用棚とを前後方向の位置を合わせて配置することができる。また、各係合部材の巾を大きくしてその支持強度を大きくしても支障なく使用できる。さらに、請求項6に記載の構成によれば、搬送用台車間に配置した連結用の台板により、隣り合う搬送用台車が互いに離間する方向に相対移動するのを防止して安全に使用することができる。
【0027】
また、請求項7に記載の構成によれば、使用していない搬送用台車を、両側枠間に架設された棚を取り外した状態において水平方向にネスティングすることができ、格納時の占有面積を大幅に削減し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図は台板及び棚を取り外した状態の斜視図であり、B図は台板及び棚を取り付けた状態の斜視図である。
【図2】 棚及び係合部材を示す平面図である。
【図3】 同係合部材の平面図である。
【図4】 同係合部材の側面図である。
【図5】 同係合部材の正面図である。
【図6】 同係合部材の取付状態を示す縦断側面図である。
【図7】 棚の使用方法を説明する平面図である。
【図8】 A図は台板及び棚を取り付けた状態での要部の一部縦断正面図であり、B図は取り外した台板及び棚の収納状態を示す要部の一部縦断正面図である。
【図9】 ネスティング状態を示す平面図である。
【図10】 台板を示すための横断平面図(一部拡大平面図)である。
【図11】 搬送用台車を連結した状態を示す正面図である。
【図12】 係合部材の別の実施形態を示す縦断正面図である。
【図13】 同実施形態の要部の平面図である。
【符号の説明】
1 台枠
2A,2B 側枠
3a,3b 台枠の左右両平行枠材
4 台板
5 棚
6 自在車輪
7a,7b 支柱枠材
9a,9b 棚支持枠材
10 棚の左右方向線材
11 棚の前後方向線材
12 線材突出部
13a,13b 前後一対の係合部材
15 係合部材の嵌合部
16 係合部材の線材突出部挿入孔
17 係合部材の線材嵌合用前後方向凹溝部
18 台板四隅の凹欠部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a transport carriage including a pair of left and right side frames and a shelf constructed between the side frames.
[0002]
[Prior art]
As this type of transport cart, it is known that a shelf built between both side frames can be removed for nesting, etc., but this removed shelf can be installed between both side frames as a back panel or side panel. Nothing that could be hung on the side frame was considered.
[0003]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in view of the prior art as described above, and it is an object of the present invention to make it possible to utilize a shelf as a back panel or a side panel without attaching a special shelf locking hook or the like on the side frame side. In the present invention described in
[0004]
The solving means of the present invention as set forth in claim 2 includes a
[0005]
When carrying out the present invention according to
[0006]
Further, the solving means of the present invention described in
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A preferred embodiment of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. In FIG. 1,
[0009]
As shown in FIG. 2, the
[0010]
The
[0011]
As shown in FIG. 2, the
[0012]
Thus, the
[0013]
Further, in the state where the
[0014]
Furthermore, as shown in the phantom line in FIG. 1A, FIG. 7 and FIG. 8B, the
[0015]
As shown in FIG. 10, the
[0016]
The transport carriage C configured as described above places the
[0017]
In addition, as for one conveyance trolley C as a pedestal storage trolley, the
[0018]
When the transport cart C is used for display of goods or the like, as shown in FIG. 11, the plurality of transport carts C are the same as the distance between the pair of left and right side frames 2A and 2B of the transport cart C. Adjacent transport carts C are connected to each other by connecting
[0019]
In this case, since the
[0020]
Further, the connecting
[0021]
FIGS. 12 and 13 show another embodiment of the engaging
[0022]
The configuration described above with reference to the drawings is merely an embodiment of the present invention, and it is needless to say that the configuration is not limited to this configuration. For example, it is not an essential requirement of the present invention that the
[0023]
【The invention's effect】
According to the transport carriage of the present invention that can be implemented as described above, a shelf that is detachably mounted between a pair of left and right side frames on the frame is formed as a rear panel between the rear column frame members on both sides of the frame. It is possible to suspend it in a side panel form on the shelf support frame material of the side frame. Therefore, when stacking vertically long items on the underframe, the removed shelf can be installed in the shape of a back panel, so that it is not necessary to store or transport the removed shelf alone. It can be easily adjusted, and the bending strength in the left-right direction of both side frames can be increased.
[0024]
In addition, a spare shelf having the same configuration as that of the shelf can be used, so that it can be conveniently used as a transport cart having a shelf and a back panel. In addition, since the removed shelf can be used as a side panel, the range of use of the transportation cart is expanded, and in the case of a transportation cart that can be nested in the horizontal direction, the removed shelf is integrated in the nesting state. It becomes possible, and it is possible to make the removed shelf easy to handle by eliminating the need to store and transport the shelf alone. Moreover, in order to properly use the shelves as described above, it is not necessary to attach special hooks or the like for locking the shelves on the side frame side, and only the engaging members provided on the left and right sides of the shelf are used. It can be used properly as described above.
[0025]
Furthermore, according to the structure of this invention of
[0026]
According to the structure of Claim 3 or
[0027]
Moreover, according to the structure of Claim 7, the conveyance trolley | bogie which is not used can be nested in the horizontal direction in the state which removed the shelf erected between both side frames, and the occupation area at the time of storage is reduced. It can be greatly reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a perspective view with a base plate and a shelf removed, and FIG. B is a perspective view with a base plate and a shelf attached.
FIG. 2 is a plan view showing a shelf and an engaging member.
FIG. 3 is a plan view of the engaging member.
FIG. 4 is a side view of the engaging member.
FIG. 5 is a front view of the engaging member.
FIG. 6 is a longitudinal side view showing a mounting state of the engaging member.
FIG. 7 is a plan view for explaining how to use the shelf.
8A is a partially longitudinal front view of the main part with the base plate and the shelf attached, and FIG. 8B is a partial vertical front view of the main part showing the storage state of the removed base plate and shelf. It is.
FIG. 9 is a plan view showing a nesting state.
FIG. 10 is a transverse plan view (partially enlarged plan view) for showing a base plate.
FIG. 11 is a front view showing a state in which a transport carriage is connected.
FIG. 12 is a longitudinal front view showing another embodiment of the engaging member.
FIG. 13 is a plan view of the main part of the same embodiment.
[Explanation of symbols]
1
Claims (7)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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