JP3710974B2 - ブロック化現象及びリング現象を除去するための圧縮動画像の復元方法及びその装置 - Google Patents

ブロック化現象及びリング現象を除去するための圧縮動画像の復元方法及びその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理技術に係るもので、詳しくは、圧縮画像を復元する方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、MPEG、MPEG2、H261及びH263のような画像圧縮法としては、ハイブリッド動き補償離散コサイン変換法を利用する。 このようなハイブリッド動き補償離散コサイン変換(Hybrid MC DCT)法は、符号化過程と復号化過程とに大別されるが、符号化過程では、原画像を一定の大きさの複数のブロックにそれぞれ分割した後、それら各ブロックに対して2次元離散コサイン変換(DCTと称す)を行って空間領域の情報を圧縮させ、各画像間の時間軸上の相関関係を利用てし画像内部又は画像間の冗長性を減らして情報を減少させていた。
一方、復号化過程は、符号化過程の逆順に行われるが、このようなハイブリッド動き補償離散コサイン変換法を行うためには、エンコーダとデコーダが必要である。
【0003】
図5は、本発明の関連技術に係る画像復号のブロック図で、図示したように、入力画像信号は、減算器1で画像メモリ9からの動き補償された画像信号と減算されて、第1スイッチング部2を経てDCT部3に入力される。その後、DCT部3は、入力された画像信号を離散コサイン変換し、量子化部4でその離散コサイン変換された画像信号を量子化してDCT係数qを出力する。
次いで、前記DCT係数qは、逆量子化部6で逆量子化され、逆DCT部7で逆離散コサイン変換され元の画像信号が復号される。
【0004】
このように復号された画像信号は、第2スイッチング部10を経て加算器8で以前の段階で復号された画像信号と加算されて、画像メモリ9に入力される。
制御器5は、第1、第2スイッチング部2、10のスイッチング動作を制御し、イントラ/インター情報(p=mtype;flag for INTRA/INTER)、伝送情報(t;flag for transmitted or not)及び量子化情報(qz=Qp;quantizer indication)をデコーダ(図示されず)に伝送する。
次いで、前記画像メモリ9は、動きベクトル情報(v=MV;motion vector)をデコーダに出力する。DCT3は、DCT係数qをデコーダに出力する。
【0005】
このように画像信号を符号化するとき、特に、画像信号を量子化する過程で原画像信号の情報が損失されて、デコーダで再構成された画像には、ブロック現象(blocking artifacts)及びリング現象(ring effects)が発生する。そのブロック現象は低周波DCT係数の量子化過程で、リング現象は高周波DCT係数の量子化過程に伴う原画像の情報損失によりでそれぞれ発生する。
【0006】
即ち、DCTを利用して停止画像又は動画像を符号化するとき、画像全体を複数の小さいブロック(例えば、8×8ブロック)にそれぞれ分離した後、それら各ブロックに対して変換を行って、原画像をDCT変換すると、原画像の重要情報は、低周波成分に多く包含され、高周波成分にはあまり包含されない。
更に、低周波成分は、隣接ブロックと関連する多様な情報を包含しているが、DCTを行う際、ブロック間の相関関係が考慮されず、ブロック別に低周波成分が量子化されるため、隣接ブロック間の連続性が消失されるブロック現象が発生する。
【0007】
DCTを行って得た係数を量子化する際、量子化ステップを大きくするほど、符号化すべき成分が減少し、処理ビット数も減少するため、原画像に含まれていた高周波成分の情報が減少して、再構成された画像に歪みが発生するリング現象が発生する。このリング現象は、再構成された画像における物体の外郭線に著しく発生する。
【0008】
このようなブロック現象及びリング現象を除去する方法として、低域通過フィルタ方式及び正規化復元方式がある。以下それを比較して説明する。
ローパスフィルタ方式では、任意の画素周辺の複数の画素を選択(フィルタマスク)して、それらの画素の平均値を求める。その際、フィルタタップ又はフィルタ係数を経験的に設定する。画像の種類及び圧縮比に従って、復号された画像の画質が緩和(スムース化、均一化)されすぎる欠点がある。
次に、正規化復号方式では、画像の統計的特性に基づいて適応的にブロック現象を処理する。即ち、各ブロック間の四方の境界部及びブロック内部の不均一情報を全て計算し、その結果値をマトリックス状に算出するため、計算量が極めて多くて実時間処理が難しいと言う欠点がある。
又、情報の不均一さに拘らず、不均一情報の算出結果の平均値を一括的に適用するため、不均一情報の多いブロックでは不均一さが低下するが、逆に、不均一情報の少ないブロックでは不均一さが増大して、システムに適応的でないという欠点がある。
【0009】
このように、前述した従来の二つの方式は、システムが複雑化する一方、画像処理性能向上の面でそれぞれ利点及び欠点を有する。即ち、ローパスフィルタ方式は、正規化復元方式よりも相対的に計算量が少ないが、画像の適応的処理能力が足りないため、画像の縁部の情報が失われる。しかし、正規化復元方式は、画像処理能力面では優秀であるが、計算量が多く、特に、正規化パラメータを求める過程での計算量が極めて多い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
その上、このような従来の画像処理システムの圧縮画像の復元方法及びその装置においては、復号された画像信号から発生するブロック現象及びリング現象が十分に除去できないという不都合な点があった。
また、画像情報の不均一さに拘らず、不均一情報の算出結果の平均値を一括的に適用するため、不均一情報の多いブロックでは不均一さが低下するが、逆に、不均一情報の少ないブロックでは不均一さが増大して、システムに適応的でないという不都合な点があった。
本発明の目的は、復号された画像信号で発生するブロック現象及びリング現象を十分に除去し得る圧縮動画像の復元方法及びその装置を提供することである。本発明の他の目的は、復号化過程で画素単位に方向性を有する費用関数(cost function)を定義し、その費用関数に基づき、正規化パラメータを適用的に求めるようにしたブロック化現象及びリンク現象を除去するための圧縮動画像の復元方法及びその装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明に係る画像処理システムの圧縮動画像の復元方法は、
復号すべき画素とその画素に隣接した複数の画素間の方向性を考慮し、画像の緩和程度及び原画像に対して信頼度を有する費用関数を定義し、
その費用関数に基づいて所定の加重値を有する正規化パラメータを求め、
圧縮された画素を用い前記正規化パラメータを近似化して復元画素を求めることを特徴としている。
【0012】
本発明に係るブロック化現象及びリンク現象を除去するための圧縮動画像の復元装置は、
符号化画像信号を復号化して得た復号化画像、量子化変数、マクロブロックタイプ及び動きベクトルなどの復元画像に対する情報を出力する画像復号化部と、その画像復号化部から入力された復元画像に対する情報に基づいて、復号すべき画素を基準にして、隣接した画素と処理すべき画素間の方向性を考慮して画像の緩和度及び原画像に対する信頼度を媒介とする費用関数を定義し、その費用関数から原画像に対する信頼度の加重値を与える正規化パラメータを適応的に求め、復号化すべき画素の範囲値にしたがって、復号化された画素をマッピングする投影法を利用して画素を復号するブロック化除去フィルタと、を備えている。
【0013】
又、本発明に係るブロック化現象及びリンク現象を除去するための圧縮動画像の復元装置は、
符号化された画像信号を復号化して得た復号化画像、量子化変数、マクロブロックタイプ及び動きベクトルなどの復元画像に対する情報を出力する画像復号化部と、
その画像復号化部から入力した復元画像に対する情報に基づいて、復号すべき画素を基準にして、隣接した画素と処理すべき画素間の方向性を考慮し、画像の緩和度及び原画像に対する信頼度を媒介とする費用関数を定義し、その費用関数から原画像に対する信頼度の加重値及び原画像に対する緩和度の加重値を有する正規化パラメータを適応的に求めて、原画素を復号するブロック化除去フィルタと、を備えている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に対し図面を用いて説明する。
本発明実施形態に係る画像処理システムの圧縮画像の復号装置は、図1に示したように、エンコーダ(図5参照のこと)からイントラ/インター(INTRA/INTER)情報(p=mtype)、伝送情報(t)、量子化情報(qz=Qp)、DCT係数q及び動きベクトル(v=MV)を受けて復号するデコーダ201と、デコーダ201から画像信号(Y、U、V)、量子化変数(qz=Qp)、マクロブロックタイプ(mtype)及び動きベクトル(v=MV)を受けて圧縮画像の復号動作を行い、復号された画像を出力するブロック除去フィルタ202とを備えている。
デコーダ201とエンコーダとは、通信チャンネル又はネットワークを介して連結されている。
【0015】
以下、このように構成された画像処理システムの圧縮画像の復号装置の動作に対し図面を説明する。
図2は、本発明に係る画像処理システムの圧縮画像の復号動作の原理説明図で、各画素の位置情報を表したものである。即ち、中央の原画素f(i,j)を基準にしたとき、f(i,j−1)は左方に隣接した画素で、f(i,j+1)右方に隣接した画素で、f(i−1,j)は上方に隣接した画素で、f(i+1,j)は下方に隣接した画素である。(ここで、i、jは、それぞれ各画素の位置情報である。)
【0016】
即ち、本発明の第1実施形態に係る圧縮動画像の復元方法においては、復号すべき画素単位に方向性を有する費用関数を定義し、その費用関数に基づいて正規化パラメータを求め、正規化パラメータに実際に利用可能な値を適用して復元する画素を求め、それをDCT変換した後、投影を行い、再び逆DCT変換を行って原画像と類似の画像を復元するようになっている。以下これらの過程を説明する。
【0017】
<費用関数の定義>
原画像fが圧縮して伝送されると、デコーダ201で再編成されるが、この画像gを表すと次式のようになる。
g=f+n …………式(1)
ここで、g、f及びnは、それぞれ走査順に再配列されたMM×1の大きさを有し、nは、量子化誤差である。
原画像fを画素単位に処理するため、所定の位置情報(i、j)を有する原画素f(i、j)を導入するが、原画素(i、j)とその画素(i、j)に対する量子化誤差のn(i、j)を利用して、復号された画素g(i、j)を表すと次式のようになる。
g(i,j)=f(i,j)+n(i,j) …………式(2)
この式(2)を考慮して、原画素f(i,j)及びその原画素f(i,j)の周辺の画素に対する緩和の程度を表す緩和度並びに、原画素f(i,j)及び圧縮画素g(i,j)に対する信頼度を含む費用関数を定義する。
【0018】
先ず、原画素f(i,j)に隣接した4個の画素f(i,j+1)、f(i+1,j)、f(i,j−1)及びf(i−1,j)に対する方向性を考慮するため、それら隣接画素に対する費用関数MHL(f(i,j))、MHR(f(i,j))、MVT(f(i,j))、MVD(f(i,j))をそれぞれ定義し、かつ、原画素f(i,j)の時間領域の関係を設定するための費用関数をMT (f(i,j))を定義する。
【0019】
その後、各隣接画素に対する費用関数MHL(f(i,j))、MHR(f(i,j))、MVT(f(i,j))、及びMVD(f(i,j))並びに、時間領域の費用関数MT (f(i,j))を全て合算すると、次式(3)に示したように、原画素f(i,j)に対する費用関数M(f(i,j))を得ることができる。
【数9】
Figure 0003710974
【0020】
ここで、MHLは、画素f(i,j)とその画素の左側に隣接する画素f(i,j−1)との関係を表す費用関数で、MHR(f(i,j))は、画素f(i,j)とその画素の右に隣接した画素f(i,j+1)との関係を表す費用関数、MVT(f(i,j))は、画素f(i,j)とその画素の上方に隣接した画素f(i−1,j)との関係を表す費用関数、MVD(f(i,j))は、画素f(i,j)とその画素の下に隣接した画素f(i+1,j)との関係を表す費用関数であり、MT(f(i,j))は、時間領域の関係を表す費用関数である。
【0021】
従って、緩和度及び信頼度を表す費用関数は、次式(4)のように示される。
【数10】
Figure 0003710974
【0022】
ここで、式(4)の各費用関数の右辺の第一項目は、原画素と隣接の画素間の緩和度を表し、右辺の第2項目は、原画素に対する復号画素の信頼度を表したものである。
且つ、式(4)の費用関数MHL(f(i,j))の右辺の第1項目は、原画素f(i,j)とその左方に隣接した画素f(i,j−1)との減算値を自乗した値、即ち、原画素f(i,j)と左方に隣接した画素f(i,j−1)間の誤差成分であって、原画素f(i,j)と左方に隣接した画素f(i,j−1)間の緩和度を表す。
【0023】
又、費用関数MHL(f(i,j))の右辺の第2項目は、原画素f(i,j)と圧縮画素g(i,j)との減算値を自乗した値、即ち、原画素f(i,j)と圧縮画素g(i,j)間の誤差成分であって、原画素f(i,j)に対する圧縮画素g(i,j)の信頼度を表す。
更に、式(4)の費用関数MHR(f(i,j))の右辺の第1項目は、原画素f(i,j)と右方に隣接した画素f(i,j+1)間の緩和度を表し、費用関数MHR(f(i,j))の右辺の第2項目は、原画素f(i,j)に対する圧縮画素g(i,j)の信頼度を表す。
且つ、式(4)の費用関数MVT(f(i,j))の右辺の第1項目は、原画素f(i,j)と上方に隣接した画素f(i−1,j)間の緩和度を表し、費用関数MVT(f(i,j))の右辺の第2項目は、原画素f(i,j)に対する圧縮画素g(i,j)の信頼度を表す。
又、式(4)の費用関数MVD(f(i,j))の右辺の第1項目は、原画素f(i,j)と下方に隣接した画素f(i+1,j)間の緩和度を表し、費用関数MVD(f(i,j))の右辺の第2項目は、原画素f(i,j)に対する圧縮画素g(i,j)の信頼度を表す。
更に、式(4)のMT (f(i,j))は時間領域の関係を表す費用関数である。
【0024】
式(4)の各費用関数の右辺の第2項目に含まれている値のαHL、αHR、αVT、αVD及びαT は、正規化パラメータであって信頼度を表す誤差成分である。
即ち、それら各正規化パラメータは、信頼度に対する加重値であるため、その値が大きいほど信頼度は高くなるが、不均一さと信頼度は相互に相反する関係にあるため、正規化パラメータを設定すると、緩和度及び信頼度の比率が決定される。即ち、各正規化パラメータは、次式(5)のように示される。
【数11】
Figure 0003710974
【0025】
式(5)の分母部は、原画素と圧縮画素間の減算値を意味し、分子部は、原画素と隣接画素との減算値の誤差成分を意味する。
【0026】
<費用関数から復号すべき画素を計算>
本発明では、復号すべき原画素を求める必要があるが、各隣接画素との関係を示す費用関数には原画素の自乗が含まれているため、それらの各費用関数を原画素で偏微分した後、その結果値を整えると、原画素を求めることができる。
即ち、式(3)に示した費用関数M(f(i,j))の微分結果を表すと、次式のようになる。
【数12】
Figure 0003710974
【0027】
ここで、各隣接画素に対する費用関数の微分値の右辺の各項は次のように示される。
【数13】
Figure 0003710974
【0028】
式(7)の結果値を式(6)に代入して、式(6)を整えると、復号すべき画素は次式のように示される。
【数14】
Figure 0003710974
【0029】
式(8)で示される画素は、インターマクロブロックに属する画素であるが、式(6)に示したように、イントラマイクロタイプ(intra mtype) に符号化されたマクロブロックの画素には、時間軸上の動き情報が存在しないため、
【数15】
Figure 0003710974
になる。且つ、イントラマクロブロックに属する画素を表すと、式(9)のようになる。
【数16】
Figure 0003710974
【0030】
このように、インターマクロブロックに属する画素は、式(8)より求められ、イントラマクロブロックに属する画素は次式(9)より求められる。この場合、マクロブロックの画素がイントラマクロタイプに符号化されるか、又は、インターマクロタイプに符号化されるかは、イントラ/インター情報(p=mtype)により決定される。
式(8)、(9)に示したように、復号すべき画素には、正規化パラメータαが含まれているが、それら各正規化パラメータを求める方法に対し説明すると次の通りである。
【0031】
<正規化パラメータの近似化>
式(5)に示したように、各正規化パラメータには、原画素、その原画素に隣接した画素及び復号された画素(圧縮画素)がそれぞれ含まれているが、原画素f(i,j)及び4個の隣接画素f(i,j−1)、f(i,j+1)、f(i−1,j)、f(i+1,j)は復号以前の原画素であるため、デコーダには存在しない値である。従って、各画素f(i,j)、f(i,j−1)、f(i,j+1)、f(i−1,j)、f(i+1,j)は、実計算の際に利用することができないため、それらの各画素を実際に利用し得る値の圧縮画素g(i,j)、g(i,j−1)、g(i,j+1)、g(i−1,j)、g(i+1,j)に近似させる必要がある。このように正規化パラメータを近似化するため、次のような条件を仮定する。
【0032】
▲1▼ マクロブロック単位の最大量子化誤差は、量子化変数(Qp)で、
▲2▼ 各DCT係数の量子化誤差が均一に該当マクロブロック内の各画素に割り当てられており、
▲3▼ 原画像の隣接した二つの原画素間の不均一値が圧縮画像の隣接した二つの画素間の不均一値と統計的に類似である。このような仮定に基づき、各正規化パラメータ変は、次式(10)のように近似化される。
【0033】
【数17】
Figure 0003710974
【0034】
ここで、lは、l番目のマクロブロックを表し、Qplは、l番目のマクロブロックの量子化パラメータである。且つ、式(10)より各正規化パラメータの分母成分の原画素と圧縮画素との減算値は、最大量子化誤差に近似化され、分子成分の原画素と隣接画素との減算値の誤差は、圧縮画素と隣接した圧縮画素との減算値の誤差に近似されたことを意味する。
このように近似化された正規化パラメータを式(8)又は式(9)に代入すると、結果値f(i,j)が得られる。
【0035】
以下、本発明の第1実施形態に係る圧縮動画像の復元方法に対し、図3を用いて説明する。
先ず、処理すべき画素がイントラマクロブロックの画素又はインターマクロブロックの画素であるかどうかを判断し(ST1)、その判断結果に従って段階(ST2)又は段階(ST3)に進んで正規化パラメータを求める。
【0036】
即ち、処理すべき画素がイントラマクロブロックの画素であると、式(10)により正規化パラメータαHL、αHR、αVT、αVDをそれぞれ求め(ST2)、処理すべき画素がインターマクロブロックの画素であると、正規化パラメータαHL、αHR、αVT、αVD、αT をそれぞれ求める(ST3)。その後、その求められた正規化パラメータから求めたい画素 f(i,j)を求めるが(ST4)、この場合、処理すべき画素がインターマクロブロック画素であると、式(8)を利用し、処理すべき画素がインターマクロブロックの画素であると、式(9)を利用する。
【0037】
<投影法による画像の復元>
次いで、前記求められた画素f(i,j)に対しDCTを行って量子化する(ST5)が、その結果、画素f(i,j)のDCT係数はF(u,v)になる。且つ、DCT処理された圧縮画像g(i,j)のG(u,v)は、DCT領域で次式のように示される。
G=QBf ………… 式(11)
ここで、BはDCT過程を表し、Qは量子化過程を表す。
原画像のDCT係数と圧縮画像のDCT係数との関係を表すと、次式のようになる。
G(u,v)−Qpl≦F(u,v)≦G(u,v)+Qpl………式(12)
ここで、G(u、v)は、圧縮画像の(u、v)番目の2次元DCT係数値を表し、F(u、v)は原画像の(u、v)番目の2次元DCT係数値を表し、Qplは、l番目のマクロブロックの最大量子化誤差で、各DCT係数値は、復号された画像のDCT係数の範囲を設定する一種のサブセットである。
【0038】
従って、復号された画像を式(12)のサブセットに投影する(ST6)が、このような過程を表すと、次式のようになる。
Figure 0003710974
【0039】
即ち、F(u,v)がG(u,v)−Qplより小さいと、投影された復元画像P(F(u,v))をG(u,v)−Qplにマッピングさせ、F(u,v)がG(u,v)+Qplより大きいと、投影された復元画像P(F(u,v))をG(u,v)+Qplにマッピングさせるが、そうでなければ、投影された復元画像P(F(u,v))をそのままF(u,v)にマッピングさせる。
【0040】
その後、空間領域でマッピングされたP(F(u,v))に対し逆DCTを行って、最終的に復号された画像を得るが、その復元画像を表すと、次式のようになる。
【数18】
Figure 0003710974
【0041】
ここで、K(g)は、式(8)又は式(9)に示したように復号すべき画素を計算する過程を意味し、BK(g)は、ブロックDCT係数、PBK(g)は、投影されたブロックDCT係数、BTPBK(g)は、空間領域にて復号された投影のブロックDCT係数をそれぞれ意味する。
【0042】
その後、復号された画像は、画像メモリに記憶され出力される。
このように、本発明では、デコーダから出力される複数の情報を利用し、各画素の緩和度及び信頼性を考慮して、復号された画像から発生するブロック現象及びリング現象を一挙に除去することができる。
【0043】
<反復法>
復号された画素から発生するブロック現象及びリング現象が充分に除去されていない場合は、本発明に係る画像の復号化過程を反復して行うが、このように過程を反復するほどブロック現象及びリング現象はより除去されるが、画像のエッジ領域からにじみ現象が発生する。従って、この点を考慮して適切な回数に反復過程を行う必要がある。
【0044】
本発明に係る画像の復号化過程がk回行われて得られた復元画像を表すと、次式(15)、(16)のようになる。
【数19】
Figure 0003710974
【0045】
即ち、式(15)に表される画像は、インターマクロブロックブロックに属する画素であり、式(16)に表される画像は、イントラマクロブロックに属する画素である。
このような式(15)、(16)により正規化パラメータを求めて、DCTを行った後、投影法により逆DCTを行って復号された最後の復元画像は、次式のように表される。
【数20】
Figure 0003710974
【0046】
このように、適応的復号化過程を行って復元された画像では、ブロック現象及びリンク現象が除去されて、ディジタル画像機器での実時間処理が可能となり、特に、低ビット率又は高速処理が要請される圧縮画像の画質を改善し得るという効果がある。
【0047】
以下、本発明の第2実施形態に係る圧縮動画像の復元方法を説明する。
本発明の第2実施形態は、第1実施形態よりも計算量及び計算時間を低減させるために案出されたもので、図1の本発明に係る圧縮動画像の復元装置により行われる。
先ず、費用関数を次式(18)のように定義する。
Figure 0003710974
【0048】
ここで、ML は、画素(f(i,j))と、左方に隣接した画素(f(i,j−1))との関係を表す費用関数で、MR (f(i,j))は、画素(f(i,j))と、右方に隣接した画素(f(i,j+1))との関係を表す費用関数で、MU (f(i,j))は、画素(f(i,j))と、上方に隣接した画素(f(i−1,j))との関係を表す費用関数で、MD (f(i,j))は、画素(f(i,j))と、下方に隣接した画素(f(i+1,j))と、の関係を表す費用関数である。
【0049】
次に、緩和度及び信頼度を含む費用関数をそれぞれ定義するが、本発明の第1実施形態では、原画素及び復元された画素に対する信頼度を表す部分(式(4)の右辺の二番目の項)のみに正規化パラメータが含まれるが、本発明の第2実施形態では、原画素及び復元された画素に対する信頼度を表す部分のみならず、原画素及び隣接が素に対する緩和度を表す部分にも正規化パラメータが含まれる。
【0050】
このような画素の緩和度と信頼度は、相互に相反する関係にあり、各費用関数を表すと、次式(19)の通りである。
【数21】
Figure 0003710974
【0051】
上記式(19)中、各費用関数の右辺の一番目の項は、原画素及び隣接画素に対する緩和度を表し、右辺の二番目の項は、原画素及び復元された画素に対する信頼度を表す。
ここで、αL、αR、αU、αDは、各費用関数に対する正規化パラメータで、誤差成分として緩和度及び信頼度の比率を表し、例えば、αL は、緩和度に対する加重値で、1−αLは、信頼度に対する加重値である。
従って、正規化変数値が大きいほど、緩和度は増大する反面、信頼度は減少する。
このように、正規化パラメータが費用関数の右辺の一番目の項及び右辺の二番目の項の両方に含まれるため、本発明の第1実施形態に比べ、緩和度及び信頼度の関係が一層明確に表される。
【0052】
次に、復元すべき画素を求めるため、費用関数を原画素に対して、偏微分した後、その結果を整理すると、次の式(20)となる。
【数22】
Figure 0003710974
【0053】
上記式(20)の右辺の各項を表すと、次の通りである。
【数23】
Figure 0003710974
【0054】
上記式(21)のように表される値を上記式(20)に代入した後、整理すると、最終的に復号される画素は、次式(22)のようになる。
【数24】
Figure 0003710974
一方、マクロタイプ(mtype)には、CODと定義されたビット値が含まれる。そのCODは、マクロブロックに対する情報を含む。このとき、COD値が‘0’であると、符号化されたマクロブロックを意味し、COD値が‘1’であると、符号化されていないマクロブロックを意味する。即ち、COD値に基づき、現在処理中のマクロブロックの画素が以前に伝送されたマクロブロックの画素と同一であるか否かを確認することができる。例えば、COD値が‘0’であると、圧縮状態の以前の画像のマクロブロックと現在処理中の画像のマクロブロックが異なることを意味し、COD値が‘1’であると、以前の画像のマクロブロックと現在処理中の画像のマクロブロックとが同じであることを意味する。従って、COD値が‘0’であるときは、式(22)を利用して復元を行い、COD値が‘1’であるときは、次式(23)のように、以前の画像のマクロブロックに対し、既に復元された画素値fp(i,j)を現在の画素値に置き代える。
f(i,j)=fp(i,j) ……………(23)
【0055】
次に、上記式(22)に示されたように、復元すべき画素は、正規化パラメータαを含む。それらの各正規化パラメータは、次のように求められる。
即ち、正規化パラメータは、上記式(19)より求めるが、それら正規化パラメータは、緩和度及び信頼度は、相反する関係にあるため、緩和度と信頼度との比率として正規化パラメータを整理すると、次式(24)のようになる。
【数25】
Figure 0003710974
【0056】
上記式(24)に表れる正規化パラメータを求めるためには、画素f(i,j),f(i,j−1),f(i,j+1),f(i−1,j),f(i+1,j))を実際に利用可能な値の圧縮画素g(i,j),g(i,j−1)g(i,j+1),g(i−1,j),g(i+1,j))に近似化すべきであるが、このために、次のような条件を仮定する。
【0057】
▲1▼各画素の量子化誤差は、マクロブロック単位に設定された量子化変数Qpの関数であり、
▲2▼ブロックの境界から生じるブロック現象は、ブロック内部から生じるリング現象よりも不均一さが大きいため、ブロックの内部に位置する画素よりもブロックの境界に位置する画素に対する誤差を大いに反映する。即ち、誤差に画素の位置に従う加重値を与える。
このような仮定に基づいて、上記式(24)を近似化すると、次式(25)のようになる。
【数26】
Figure 0003710974
【0058】
上記式中、Φ(Qp)は、量子化変数Qpの関数で、画素の位置に従って異なる。
よって、関数Φ(Qp)の各画素の位置を考慮すると、αL に対するΦ(Qp)は、KLQp2、αRに対するΦ(Qp)は、KRQp2、αUに対するΦ(Qp)は、KUQp2、αDに対するΦ(Qp)は、KDQp2にそれぞれ表され、更に、常数KL、KR、KU、KDは加重値であって、隣接画素がブロックの境界又は、ブロックの内部に位置するかに従い異なる値を有する。このように、各画素の位置を考慮し各正規化パラメータを近似化して表すと、次式(26)のようになる。
【数27】
Figure 0003710974
【0059】
上記式(26)中、一つのブロックが8×8個の画素からなると仮定すると、即ち、 f(i,j)のi及びjがそれぞれ8であると仮定すると、加重値KL、KR、KU、KDは、それぞれ次のように表される。
【数28】
Figure 0003710974
【0060】
例えば、KLに関わる上記式は、jを8で除算したとき、残りが0であると、KLは、9で、そうでないと、KLは、1であるとこを意味する。
近似化された正規化パラメータを上記式(22)に代入すると、結果値f(i,j)が求められる。
【0061】
図4は、本発明の他の実施形態に係る画像処理システムの圧縮画像復元方法を示したフローチャートである。
図示されたように、段階ST10では、COD値に基づき、現在処理しているマクロブロックの画素が以前に伝送されたマクロブロックの画素と同じであるかどうかを判断して、同じであると、段階ST11で、式(23)に表したように、復元すべき画素値を以前の段階で既に復元された画素値に置き換える。
【0062】
しかし、前記判断結果が同じでない場合は、段階ST12で、式(26)より正規化パラメータ変数αL、αR、αU、αDをそれぞれ求め、段階ST13で、式(22)より復号化画素 f(i,j)を求める。
【0063】
このように、本発明の他の実施形態によれば、信頼度及び緩和度を有する正規化パラメータを考慮して、近似化される正規化パラメータには、画素の位置に従う加重値が与えられて、実際の画素値に近似する値が得られるため、第1実施形態の投影法及び反復法を行わずに済み、第1実施形態に比べ、計算量及び計算時間が低減されるという効果がある。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る画像処理システムの圧縮動画像の復元方法及びその装置においては、適応的復号化過程を行って復元された画像では、ブロック現象及びリンク現象が除去されて、ディジタル画像機器での実時間処理が可能となり、特に、低ビット率又は高速処理を要する圧縮画像の画質を改善し得るという効果がある。
且つ、信頼度及び緩和度を有する正規化パラメータを考慮して、近似化される正規化パラメータには、画素の位置に従う加重値が与えられて、実際の画素値に近似する値が得られるため、第1実施形態の投影法及び反復法を行わずに済み、第1実施形態に比べ、計算量及び計算時間が低減するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像処理システムの圧縮動画像の復元装置の図ロック図である。
【図2】 本発明に係る画素間の位置情報を示した動作説明図である。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る画像処理システムの圧縮動画像の復元方法を示したフローチャートである。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る画像処理システムの圧縮動画像の復元方法を示したフローチャートである。
【図5】 本発明の関連技術の画像エンコーダのブロック図である。
【符号の説明】
201:デコーダ
202:ブロック除去フィルタ

Claims (17)

  1. 原画像をDCT処理と量子化処理を含む符号化処理した後、該符号化処理された圧縮画像が伝送されると、該伝送された圧縮画像を復号化し復号化した画像のブロック化現象及びリング現象を除去する方法において、
    前記原画像の画素を示す原画素とその画素に隣接した画素との間の情報の差分を画像の緩和度として定義するとともに、前記原画素とその原画素に対応する前記圧縮画像中の圧縮画素との間の情報の差分を前記原画像に対する信頼度として定義する第1の段階と、
    前記第1の段階で定義された前記緩和度と前記信頼度との和を費用関数として定義する第2の段階と、
    前記費用関数に含まれる前記信頼度を、前記原画像を符号化する過程で伝送された最大量子化誤差に近似させ、かつ前記費用関数に含まれる前記緩和度を、前記圧縮画素とこの圧縮画素に隣接した画素との間の情報の差分に近似させることにより、前記信頼度に対する前記緩和度の比率を表す正規化パラメータを近似的に求める第3の段階と、
    前記第3の段階で近似的に求められた正規化パラメータと前記費用関数の微分演算結果とに基づいて復元画像を求める第4の段階と
    を順次行うことを特徴とする画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
  2. 前記原画素がインターマクロブロックに属する画素である場合は前記原画素の時間軸上の動き情報が前記費用関数包含されることを特徴とする請求項1記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
  3. 前記原画素に隣接した各画素は、前記原画素の上下左右4方向に隣接した画素であることを特徴とする請求項1記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
  4. M×Mの大きさのマクロブロック単位で原画像をDCT処理と量子化処理を含む符号化処理した後、前記符号化処理された圧縮画像が伝送されると、該伝送された圧縮画像を復号化し、復号化した画像のブロック化現象及びリング現象を除去する方法において、
    前記原画像の画素を示す原画素f(i,j)とその画素に隣接した画素との間の情報の差分を画像の緩和度として定義するとともに、前記原画素とその原画素に対応する前記圧縮画像中の圧縮画素g(i,j)との間の情報の差分を原画像の信頼度として定義する第1の段階と、
    前記第1の段階で定義された前記緩和度と前記信頼度との和を費用関数M(i,j)として定義する第2の段階と、
    前記費用関数に含まれる前記信頼度を、前記原画像を符号化する過程で伝送された最大量子化誤差に近似させ、かつ前記費用関数に含まれる前記緩和度を、前記圧縮画素とこの圧縮画素に隣接した画素との間の情報の差分に近似させることにより、前記信頼度に対する前記緩和度の比率を表す正規化パラメータαを近似的に求める第3の段階と、
    前記第3の段階で近似的に求められた正規化パラメータと前記費用関数の微分演算結果とに基づいて復元画素を求める第4の段階と、
    前記第4の段階で求めた復元画素をDCT処理する第5の段階と、
    前記第5の段階でDCT処理されたDCT係数(F(u,v))を有する画素P(F(u,v))を、前記原画像を符号化する過程で伝送された前記原画素のDCT係数(G(u,v))と最大量子化誤差Qpとに基づき最大量子化誤差Qpの範囲内でマッピングする第6の段階と、
    第6の段階でマッピングされた画素を逆DCT処理する第7の段階と
    を順次行うことを特徴とする画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
  5. 前記費用関数M(i,j)は、原画素f(i,j)と左方に隣接した画素f(i,j−1)に対する緩和度及び信頼度を表す費用関数MHL(f(i,j))、原画素f(i,j)と右方に隣接した画素f(i,j+1)に対する緩和度及び信頼度を表す費用関数MHR(f(i,j))、原画素f(i ,j)と上方に隣接した画素f(i−1,j)に対する緩和度及び信頼度を表すMVT(f(i,j))、原画素f(i,j)と下方に隣接した画素f(i+1,j)に対する緩和度及び信頼度を表すMVD(f(i,j))及び原画素f(i,j)に対する時間領域の関係を設定する費用関数MT (f(i,j))の総和であることを特徴とする請求項4記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
  6. 前記費用関数は、次式のように得られ、次式のfMC(i,j)は、動き補償された画素で、αHL、αHR、αVT、αVD及びαT は、前記各費用関数の正規化パラメータであることを特徴とする請求項5記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
    Figure 0003710974
  7. 前記ブロック化現象及びリング現象が除去される画素f(i,j)は、その画素がインターマクロブロックに属する場合は、次式のように求められ、
    Figure 0003710974
    (ここで、αTOT=αHL+αHR+αVT+αVD+αT である)
    前記ブロック化現象及びリング現象が除去される画素f(i,j)は、前記画素がイントラマクロブロックに属する場合は、次式のように求められることを特徴とする請求項6記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
    Figure 0003710974
    (ここで、αTOT=αHL+αHR+αVT+αVD+αT である)
  8. 前記正規化パラメータαHL、αHR、αVT、αVD及びαT は、それぞれ次式のように近似化して求められ、式中、Qplは、l番目のマクロブロックの量子化変数であることを特徴とする請求項6記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
    Figure 0003710974
  9. 記画素P(F(u、v))を求める過程では、原画像の2次元DCT係数の(u,v)番目の値F(u,v)が、G(u,v)−Qplより小さいと、投影された画素P(F(u,v))をG(u,v)−Qplにマッピングさせ、前記F(u,v)がG(u,v)+Qplより大きいと、画素P(F(u,v))をG(u,v)+Qplにマッピングさせるが、上記の全ての場合に該当しないと、画素P(F(u,v))をそのままF(u,v)にマッピングさせ、ここで、前記G(u,v)は、原画像の2次元DCT係数の(u,v)番目の値で、Qplはl番目のマクロブロックの最大量子化誤差であることを特徴とする請求項4記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
  10. 前記緩和度及び信頼度を定義する前記第1の段階から最終的に前記ブロック化現象及びリング現象が除去された画素を求める前記第7の段階までの過程をk回繰り返して最終的にブロック化現象及びリング現象が除去された画像を求めることを特徴とする請求項4記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
  11. 原画像がDCT処理及び量子化処理を含む符号化処理された後、前記符号化処理された圧縮画像が伝送されると、該伝送された圧縮画像を復号化するとともに、この復号化画、量子化変数及びマクロブロックタイプを含む前記復号化画像に対する情報を出力する画像復号化部と
    記原画像の画素を示す原画素f(i,j)とその画素に隣接した画素との間の情報の差分として定義された画像の緩和度と、前記原画素とその原画素に対応する前記圧縮画像中の圧縮画素g(i,j)との間の情報の差分として定義された原画像に対する信頼度との和を表す費用関数に含まれる前記信頼度を、前記画像復号化部から出力された量子化変数を示す最大量子化誤差に近似させ、かつ前記費用関数に含まれる前記緩和度を、前記圧縮画素とこの圧縮画素に隣接した画素との間の情報の差分に近似させることにより、前記信頼度に対する前記緩和度の比率を表す正規化パラメータを近似的に求め、求めた正規化パラメータと前記費用関数の微分演算結果と前記画像復号化部から出力されたマクロブロックタイプとに基づいてブロック化現象及びリング現象が除去された画像を求めるブロック化除去フィルタと
    を備えたことを特徴とする画像処理システムの圧縮動画像の復元装置。
  12. 前記ブロック化除去フィルタによりブロック化現象及びリング現象が除去された画像に対しDCT変換を行うDCT変換部と、
    そのDCT変換を行った後、そのDCT変換された画素を、前記圧縮画素とこの圧縮画素に対する最大量子化誤差基づいて投影するベクトル投影部と、そのベクトル投影部により投影された画像に対して逆DCT変換を行うIDCT変換部と、
    を更に備えて構成されることを特徴とする請求項11記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元装置。
  13. M×Mの大きさのマクロブロック単位で原画像がDCT処理及び量子化処理を含む符号化処理された後、前記符号化処理された圧縮画像が伝送されると、該伝送された圧縮画像を復号化し復号化した画像のブロック化現象及びリング現象を除去する方法において、
    前記原画像の画素を示す原画素f(i,j)とその画素に隣接した画素との間の情報の差分を画像の緩和度として定義するとともに、前記原画素とその原画素に対応する前記圧縮画像中の圧縮画素g(i,j)との間の情報の差分を前記原画像の信頼度として定義する段階と、
    前記緩和度と前記信頼度との和を費用関数M(i,j)として定義する段階と、
    前記費用関数に含まれる前記信頼度を、前記原画像を符号化する過程で伝送された最大量子化誤差に近似させ、かつ前記費用関数に含まれる前記緩和度を、前記圧縮画素とこの圧縮画素に隣接した画素との間の情報の差分に近似させることにより、前記信頼度に対する前記緩和度の比率を表す正規化パラメータαを近似的に求める段階と
    を順次行うことを特徴とする画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
  14. 前記費用関数は、それぞれ次式のように求められ、式中、αL、αR、αU、αD は、各費用関数に対する正規化パラメータであることを特徴とする請求項13記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
    Figure 0003710974
  15. ブロック化現象及びリング現象が除去された画素f(i,j)は、現在処理しているマクロブロックの画素が以前に伝送されたマクロブロックの画素と同様であると、以前画像のマクロブロックに対し、ブロック化現象及びリング現象が除去された画素値を現在の画素値に代置し、同様でないと、次式のように求めることを特徴とする請求項14記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
    Figure 0003710974
    (ここで、αTOT=αHL+αHR+αVT+αVD+αT である)
  16. 前記正規化パラメータαL、αR、αU、αDは、 それぞれ次のように近似化され、式中、KLQp2、KRQp2、KUQp2、KDQp2は、 量子化変数Qpの関数で、常数KL、LR、KU、KDは、それぞれ正規化パラメータαL、αR、αU、αD に対する加重値であって、隣接画素がブロックの境界又は、ブロックの内部に位置するかに従い異なる値を有することを特徴とする請求項14記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
    Figure 0003710974
  17. 前記加重値KL、LR、KU、KD は、画素f(i,j)のi及びjが8であると仮定すると、それぞれ次のように表されることを特徴とする請求項16記載の画像処理システムの圧縮動画像の復元方法。
    Figure 0003710974
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