JP3710480B2 - 回転機械用回転可能なシール素子 - Google Patents

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Description

技術分野
この発明は作動媒体ガス流路と軸の回転に対して円周方向に伸びる回転可能なシール素子に関する。特に、この発明は複数の堆積されたリングで形成されたシール素子に関する。発明は、作動媒体流路の境界で作動媒体ガスの漏れをブロックするために、ガスタービンエンジンに適用できる。
発明の背景
回転機械の一例として、ガスタービンエンジンがある。ガスタービンエンジンは、エンジンを通して軸方向に伸びる回転翼アッセンブリを持っている。固定翼アッセンブリは回転翼に関して軸方向に伸びる。作動媒体ガスは、回転翼アッセンブリと固定翼アッセンブリを通り、エンジンを介して伸びるとともに、両方のアッセンブリの素材によって境界づけられる。回転翼アッセンブリは、回転翼ディスクと、作動媒体(ガス)流路を介して径方向外方に伸びる複数の回転翼羽根を含んでいる。固定翼アッセンブリは、外部ケースと、固定羽根、又は作動媒体を介して径方向内に伸びるストラット(支柱)を含んでいる。作動媒体流路に境界を設けるために、回転翼アッセンブリの回転ディスクと固定翼アッセンブリのストラッド間にシールアッセンブリが設けられている。
そのような構成の一つの例は、ストリッピニス(stripinis)とワルシュ(walsh)による回転機械用固定翼アッセンブリと題する米国特許第5,152,666号に示されている。シールアッセンブリは、円周方向に伸び内方向に面するシールランドを含んでいる。シールランドは、固定翼アッセンブリに取付けられており、円周方向に連続である。回転可能なシール素子は機械の回転軸Arのまわりに円周方向に伸びる。回転可能なシール素子は、円周方向に連続な支持部材と、この支持部材から径方向に伸びる複数のシール素子を含んでいる。
回転可能なシール素子はリング間の傾斜した遷移肩を有する複数の堆積されたリングによって形成される。最外側のリングはフィンリングと呼ばれ、支持リングは軸受台リングと呼ばれる。リングは、シール素子が外方に伸びるにつれて、円周方向に垂直な方向において薄くなる。これにより、シール素子質量を減らすことによって、シール素子の応力が減らされる。各回転可能なシール素子は円周方向に連続している。その結果、シール素子が回転軸Arのまわりを回転するにつれて、リングは大きなたが応力にさらされる。動作条件のもとで、回転可能なシール素子は、シールランドに対して摩擦し、シール素子をすり減らすとともに接触領域で熱を発生する。回転翼アッセンブリの回転速度に帰因する非常に大きなたが応力に結合される熱的かつ機械的な応力は、構造がすでにサイクリック応力にさらされた後に、クラックを形成させる。シールレベル取外し条件(高回転速度,非常に熱い温度)からエンジンを加速することと、エンジンの適当なアイドリングを行うこと及び停止するための巡行の後に減速することに、サイクリック応力が帰因する。クラックが、一旦、シール素子の上流側から下流側まで伸びると、クラックは爆発的な割合で径方向内方に成長する。これは、クラックが内方に広がるにつれて、クラックの破断的に作用するたが応力の動作による一部、である。
たが応力はあるエネルギーを提し、そのエネルギーはクラックを成長させる。エネルギーは加えられたたが応力に比例する。各物質に対して、サイクリック被労に関連する基準素子があり、その被労は臨界応力強度素子(Kic)と呼ばれる。Kicはクラック先端での応力の強さを示すもので、クラック先端ではクラックの成長が不安定である。Kicは平方インチに対するポンドおよび1/2パワー(1/2のpsi)に対するポンドの単位で表現される。
他の重要なファクターはK即時に生じる(Ki)である。Kiはクラックに対する実際の応力強度ファクターである。それは応力,形状ファクターおよびクラックサイズに関連する。一旦KiがKicを越えると、臨界応力強度ファクターは越えられ、かつクラック成長は急速に不安定になる。
クラックは、支持部材を通して急速に成長し、壊変につながる支持部材の破断と回転要素下流に対する損害を及ぼす。その結果、一旦クラックが回転ナイフエッジに形成し始めると、ナイフエッジは、所定の寿命のみを有するとともに、取り替えられなければならない。規定の検査期間中にクラックが見失われると、クラックは支持部材に広がり、不随する有害な効果をもたらす。
従って、出願人の譲受人の指示のもとで働いている科学者と技術者達は、シール素子にクラックが始まると寿命を増すためのシール素子を設計するとともに、一つの検査でクラックの形成を見落としたにしても、そのような突発故障に先立って、正規な検査によりシール素子におけるクラックを見付けることを確実にするために、異なる遷移でクラックの成長を遅くする手段を提供することに、努力している。
発明の開示
この発明は、一定のクラックサイズに対して、形状要素(Kの値に影響する)を変えることがクラック成長を減少させるとともに、クラック成長を増加させるクラックサイズを増加させるという認識に関して一部述べられている。この形状要素の変化は、クラックが伸びる物質の長さを増加させることによって、クラックの前で単位面積に対する応力を減らすために使用できる。
水平方向のクラックが存在すれば、これは特殊な基準であり、このクラックに構造物の一方の自由側から構造物の他方の自由側まで伸びる。そのようなクラックは貫通クラックと呼ばれる。水平方向の貫通クラックが存在すれば、クラックは、リニアフロントを介して、基本的に一方向のみに伸びなければならない。クラックフロントが長ければ、クラックの長さに対する単位応力が高いので、同じ量のエネルギーで一定の応力印加に対して、クラックの成長が多くなる。この発明は、また、堆積したシール素子間のインタフェースでクラックに対する形状要素を使用することによって、クラック成長の割合がこの位置で減少することの認識について一部述べられている。かくして、クラックが曲げられるか又はある寸法を持っていれば、クラックの成長は遅くされ、単一のクラックフロントを介するよりもある異なった方向に成長するためにクラックはエネルギーを消費する。これにより、応力エネルギーを分散させる面積が大きくなる。この現象の利点を得るための一つの方法は、クラックが面に垂直に伸び後方に曲げられ、長いクラックフロントを生じることを確実にするために堆積したリング間の接続点を使用することである。さらに、堆積リング間の接続点は構造物を取り替えるべきかどうかを決めるための便利な検査位置を提する。
本発明によれば、回転機械用の回転可能なシール素子は、回転軸のまわりに円周方向に伸びるとともに、内部リング(内側リング)と円周方向に伸びる平面のまわりに配置された外部リング(外側リング)を持っており、外部リングは内部リングの面から第1の方向に伸び、面は、平面から横方向に伸びるとともに、シール素子の上流および下流側で平面に向かって内方に伸びる。
本発明によれば、内部リングは軸受台であり、外部リングは円周方向に伸びる平面に対して対称に配置されたフィンであり、円周方向に伸びる面は、クランクフロントがシール素子を介して通過するにつれて、クランクフロントの前縁の位置を通して通過する。
本発明の主な特徴は円周方向に連続であるシール素子にある。シール素子は支持部材と複数の堆積したリングを含んでいる。各リングはそのリングと支持部材間のリングよりも狭いものである。一つの実施例では、素子は外部リングと内部リングからなる。内部リングは外部リングに関して横方向に伸びる面を持っているとともに、外部リングから支持部材の方向に伸びないように傾けられている。一つの実施例においては、外部リングは所定の角度で外方に集まる二つの側を持っている。他の特徴は外部リングの一側から内部リングの面まで伸びるバンド径である。内部リングの面は、内部リングの側に伸びるとともに、外部リングの方に傾けられているか又はリングが配置されている円周方向に伸びる面に直角である。一つの特殊な実施例においては、内部リングに隣り合う位置の外部リングの厚さに対する外部リングの高さの比は1より小さいか等しくかつ1/2である。外部リングと内部リング間のバンド径は外部リングの厚さの1/3以下又は等しく、かつ内部リングの面の平らな部分はバンド径の1/2以下又は等しいものである。
本発明の主な利点はサイクリック被労寿命であり、この被労寿命は、リング間のインタフェースで一つ以上の横方向に成長させるために形成するクラックを生じさせる隣り合うリング間のインタフェースの形状に帰因する。本発明の他の利点はシールアッセンブリの最小サイクリック寿命の予測であり、シールアッセンブリはクラック成長の拡大に関して堆積したリング間のインタフェースの効果によって設けられている。これにより構造物のサイクリック寿命の期間を検査でき、一方、一つの検査でクラックを見付けることが出来なくても、クラックは支持部材まで広がらないことを確認する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、エンジンのタービン部の一部を示すために部分的に破断された軸流ガスタービンエンジンの側面図である。
第2図は第1図に示すガスタービンエンジンの部分の側面図であって、複数の円周方向に連続した回転可能なシール素子を示す。
第3図は本発明のシール素子の一実施例の側面図である。
第4図は第3図に示されているシール素子の他の実施例を示す側面図である。
第5図は第3図に示されているシール素子の他の実施例を示す側面図である。
第6図は複数の円周方向に伸びシール素子を有する回転翼ディスクである。
第7図は、航空機ガスタービンエンジンで使用されるような、本発明の一実施例のサイクリック寿命に対するクラック成長深さの間の関係を示すグラフである。
第8図は、シール素子の予測されたサイクリック被労寿命と外部リングと内部リング間の形状との間の関係を示すグラフである。
第9図は、クラックフロントがシール素子を通過するにつれてクラックフロントの形状を示す概略図である。
発明を実施するための最良な形態
第1図は軸流回転機械10の側面図である。回転機械は圧縮部12,燃焼部14およびタービン部16を含んでいる。作動媒体ガス流路はエンジンを通して軸方向に伸びる。固定翼は、エンジンを介して軸方向で流路の外方に伸び、作動媒体ガスを流路の内方に境界づける。回転翼24は作動媒体ガスに対して流路の内方に配置されている。
第2図は第1図に示されているタービン部16の部分拡大図である。固定翼24は外部ケース26と複数の固定翼羽根を含んでおり、固定翼羽根は作動媒体流路を介して径方向内方に伸びている。固定翼羽根は複数の円周方向に伸びるシールランド30に連結されており、シールランドは固定翼の径方向内方に離間されている。シールランドは円周方向に連続である。
回転翼アッセンブリ24は回転翼ディスク32と複数の回転翼羽根34を含んでいる。回転翼羽根は作動媒体流路を介して外部ケースの近傍に伸びている。回転翼羽根は各回転翼羽根の先端に複数のナイフエッジ36を持っている。ナイフエッジは、各々、回転翼羽根の先端の短い間隔に対して円周方向に伸びる。隣接するナイフエッジは、円周方向に伸びるシールを形成し、シールは円周方向に連続ではないとともに、たが応力にさらされない。
回転翼アッセンブリ24はまた回転可能なシール素子38を含んでいる。シール素子は、軸方向に伸びる支持部材42を有し、軸Arのまわりに円周方向に伸びている。支持部材は面44を持っている。シール素子は、支持部材の面から外方に伸びるリング46,48および50で示されるように、堆積したリングを持っている。支持部材は、リングに隣り合う支持部材の面に直角な方向に測定された厚さTsを持っている。
回転翼アッセンブリは第2のシール素子52を含んでいる。第2のシール素子は、回転翼ディスク32から軸方向に伸びる第1の支持部材54と、この第1の支持部材に接続された第2の支持部材56を持っている。シール素子38に関して、シール素子は円周方向に連続する複数の堆積したリングを持っている。シール素子38と52はシール素子36とは逆に円周方向に不連続である。
第3図は第2図に示す回転可能なシール素子の部分拡大図である。回転可能なシール素子は3つの堆積したリング46,48および50を持っている。第1のリングは軸Arのまわりに円周方向に伸びる。第1のリングは、支持部材42の面44から方向Dir1において外方に伸びるとともに、円周方向に伸びる平面Plのまわりに配置されている。この実施例においては、円周方向に伸びる平面は対称な面である。第1のリングは、円周方向に伸びる第1の側62と、第1の側に円周方向に伸びるとともに平行な第2の側64を持っている。第1と第2の側は対称な平面から等間隔である。第1のリングは第1の方向に面する第1の面66を持っている。第1の面は支持部材の面44から第1の方向に測定された高さH1だけ離間されている。第1のリングは第1と第2の側の間で円周方向に垂直に測った厚さT1を持っている。厚さT1は第1の面の長さである。
第1のリングの第1と第2の側62,64は、各々、バンド径R1で支持部材の面44に結合されている。バンド径R1は第1のリングの厚さの1/3以下または等しい(R1≦1/3T1)ものである。支持部材の面は、第1のリングの第1の側から間隔D1だけ横方向に伸びるとともに、第1のリングの第2の側64からD2だけ横方向に伸びている。間隔D1とD2は、それぞれ、バンド径R1の1/2に等しいか又は大きい(D1,D2≧1/2R1)である。支持部材の面は、このD1とD2にわたる第1の方向に対向して伸びない。実施例では、第1の方向に傾斜している。支持部材の厚さTsは第1のリングの厚さT1よりも大きいか等しい。
第2のリング48は、Arの軸のまわりに円周方向に伸びるとともに、第1のリング46の第1の面66から外方に伸びる。第2のリングは、第1の方向に伸びる第1の側68と、円周方向に伸びるとともに第1の側に平行な第2の側72を有する。第2のリング48は円周方向に対して直角に測って、第1と第2の側間の厚さT2を持っている。第2のリングは、第1の方向に面する第2の面を有し、第1の方向に測って高さH2だけ第1の面から離間されている。第2のリングの第2の面74は第2の面に隣り合う位置で厚さT2に等しい長さを持っている。
第2のリングの第1と第2の側68,72はバンド径R2で第1のリングの第1の面に接合されている。バンド径R2は、このバンド径R2に隣接する位置で第2のリングの厚さT2の1/3に等しいかそれ以下である(R2≦1/3T2)。
第1のリング46の第1の面66は、第1のリング46の第1の側62から横方向に間隔S1だけ伸びるとともに、第1のリングの第2の側64から間隔S2だけ横方向に伸びる。これらの間隔S1とS2の各々は、バンド径の1/2に等しいか大きい(S1,S2≧1/2)。間隔S1と間隔S2にわたる表面は第2のリングから反対の第1の方向には伸びない。
他の実施例では、第2のリングは、支持部材に係合するリングである。そのような実施例においては、第2のリングは内部リングであり、第3のリングは外部リングである。内部リングは、第1のリングの面に対してと同様に支持部材の面に対して同じ関係を持っている。そのような実施例は第6図におけるシール素子38aとして示されている。他の実施例では、3つ以上のリングが第6図の素子38として示されている。
第3のリング50は、軸Arのまわりに円周方向に伸びるとともに、第1の方向における第2のリング48の第2の面から伸びる。第3のリング50は円周方向に伸びるとともに、第2の側78は円周方向の伸びる。第1と第2の側は、外方又は第1の方向に集まるとともに、7から10度(7°−10°)の範囲にある側間の角度を持っている。第3のリングは第1の方向に面する第3の面82を持っている。第3のリングは第1の方向に測って高さH3だけ第2の面から離間している。第3のリングは、円周方向直角に測るとともに第2の面に隣り合って第1と第2の側間で厚さT3を持っている。厚さT3に対する高さH3の比は1.5に等しいかそれ以下である(H3/T3≦1.5)。この方法は摩擦する間の熱伝達の理由で技術分野において共通に使用される。第3のリングの第1と第2の側76,78は、各々、バンド径R3で第2のリングの第2の面に接合されている。バンド径R3は、第2の面に隣り合う位置で測って、第3のリングの厚さT3の1/3である。
第2のリングの第2の面74は、第2のリングの第1の側から間隔P1だけ横方向に伸びるとともに、第2のリングの第2の側からP2だけ横方向に伸びる。これらの間隔の各々はバンド径R3の1/2に等しいか大きい。間隔P1とP2にわたる第2の面は、第1の方向から反対には伸びないとともに、第3のリングから伸びない。
第3図に点線で示すような他の実施例において、第2の面74aは第3のリングの方向と第1の方向に伸びる。
第4図はシール素子58の他の実施例38′であり、それは水平方向に伸び、円周面Pl1は回転軸Arに平行である。他の点において、第4図に示されている実施例は、H3とT3の関係、および高さ,厚さ,およびバンド径およびリングの面上の平らな面間の関係を有する第3図の実施例と同様である。
第5図は第4図に示す回転可能なシール素子38′の他の実施例38″である。シール素子が配置されるまわりに円周方向に伸びる平面Pl2は回転Arの軸に対して傾斜し角度付けられている。他の点では、外部リングの最外側面が最外側面から伸びる先端84を有することを除いて、第3図と第4図に示す実施例と同じであり、先端は固定翼上の円周方向に伸びるシールランド30に平行な面86を有する。
第6図は、明確にするために破断されたアッセンブリの部分である回転翼アッセンブリの他の実施例92の側面図である。図示のように、支持部材94a,94bは円錐状または円筒状である。いずれの場合においても、支持部材の厚さT3はシール片に隣り合う位置で支持部材の面に直角に測定される。各シール片上のリングの数は、第6図に示されているシール片の異なる実施例38,38a,38bによって示されるように、2つ,3つ又は4つである。第6図に示すように、面95aは第1の方向から傾斜しており(成長を遅くすることについての形状要素の効果を減少させる)、面95bは第1の方向に向かって傾斜している(形状要素の効果を増加させる)。
第7図は、回転可能なリングにおける実際のテストに基づく、シール素子のサイクリック寿命に対するクラックの深さとの間の関係を示すグラフである。曲線Aはナイフエッジの側上に傾斜した側を有する構造を示す。曲線Bは、第1の方向から傾斜していない面を有する本発明を示す。曲線Bに示すように、溝の同じ深さに対する本発明のサイクリック寿命は、大きな径を有するテーパを持つ形状のサイクリック寿命のほぼ2倍(ほぼ8,000に対して16,000サイクル)である。
第8図は、ガスタービンエンジンで使用される構造用の外部および内部リング間のインタフェースで、面の構造に対するサイクリック寿命を比較する、寸法付けされていないグラフである。リング間の遷移での傾斜している側に対して、わずかに傾斜した側が大きく傾斜した側に変わるにつれて、サイクリック寿命の小さな増加がある(テーパ、大きなバンドR、小さなバンドR)。小さな平たん(フラット<1/2バンドR)を導入することによって、サイクリック寿命が増す。平たん部がバンド径Rの1/2に等しいか大きくなるにつれて、サイクリック寿命は非常に増している。
第9図は、クラックがナイフエッジを通して成長するにつれて、径方向におけるクラックの広がりを示すグラフである。各ラインは、クラックフロントが構造物を通していくにつれて、前進するクラックフロントを示す。図示のように、クラックフロントの前縁は対称な円周面Plに沿って動く。
ガスタービンエンジンの動作中は、回転翼アッセンブリは1分間に何千回転の速度で回転する。たが応力が円周方向に連続であるシール片に発生する。シール片がシールランドに対して摩擦すると、摩擦力が熱を発生するとともに、たが応力に熱的機械的応力を加える。クラックはシール片において最後には形成される。クラックは最外側リング50を通して広がる(一般にフィンリング又はフィンと呼ばれる)。クラックがリングの上流(第1の)側76と下流(第2の)側に近づくとき、クラックは非常に速く広がる。クラックは外部リング(第3のリング50)を通して内部リング(第2のリング48)を介して内部リングとのインタフェースまで速く動く。
クラックフロントは、交差する自由面(側76,78)に、常に直角である。第2の面74の結果として、クラックフロントは2つのリング間のインタフェースで楕円形または円形である。これは、クラックをある寸法だけ成長させ、クラックを成長させるクラックの大きな長さにわたって歪エネルギーを発する。従って、形状要素は、クラックの成長を減少させ、構造物のサイクリック寿命を増加させる。クラックが第2の(内部)リング48内に下流方向に動くにつれて(第7図、曲線Bを参照)、クラックフロントは、結果、内部リングの上流および下流側に到達する。この点で、クラックは、浅い楕円形(クラックの長さを短くする)になり、かつ支持部材の方向により急速に動き始める。さらなる又は(第3のリング)リングがあれば、クラックは同じ方法で進行する。
クラックが支持部材に到達するにつれて、クラックは再び内部リングに隣接する平らな領域に交差し、クラックを再び楕円形にする。クラックが平らな面に交差しかつこの平らな面に直角であるので、クラックフロントは円形で下流へ急速に動く。クラックフロントが円形であるので、クラックフロントの深さは最内側リングの厚さT1のほぼ1/2に等しい。結局、支持部材は、内部リングの厚さよりも大きい厚さを持っているとともに、好ましくは内部リングの厚さT1に等しいか大きい厚さを持っている。このことは、クラックが支持部材の上部面から下部面まで伸びないことを確実にし、この方向での貫通クラックを避ける。
径方向に隣り合うリング間のインタフェースでの内部および外部リング(およびそのような形状の第3のリング)の形状要素はクラックフロントを多寸法形状にする。クラックフロントは全てのこれらの方向におけるエネルギーを発散しなければならず、クラックフロントが成長する割合を減少させる。これにより、リングインタフェースでの検査基準が容易になるとともに、もし検査によってシールエレメントにおけるクラックの存在を見落としても、安全性が得られる。もし、クラックフロントが例えば、最外側リングと中央のリング間の第1のインタフェースを通して進行しなければ、構造物には予測できる寿命が存在する。クラックフロントが第2のリングと第1のリング間の次のインタフェースに到達すると、他の予測できる寿命がナイフエッジに存在する。これらの2つの検査によってクラックが発見されないことは、好ましいことではない。クラックの発見によって、回転翼アッセンブリは取り除かれ、突発事故の危険もなく修理が行われる。これにより、構造物のサイクリック寿命の間に検査ができ、クラックが究極の故障まで広がらないことを確実にできる。
発明は詳細な実施例について開示されているけれども、請求された発明の精神と範囲を逸脱することなく、形状およびその詳細の種々な変形ができることは当業者にとって理解できるものである。

Claims (11)

  1. 械の回転軸Arのまわりに円周方向に伸びる回転機械(10)用回転可能なシール素子(38,38’,38”)であって、このシール素子は、円周方向に伸びる支持部材と、円周方向に伸びる対称面(Pl,Pl 1 ,Pl 2 )を中心にそれぞれ配置された円周方向に伸びる複数のリング(50,50’,50”,48,48’,48”)と、を有し、少なくとも1つのリングが、前記支持部材から離間されており、
    前記リングは、内側リング(48,48’,48”)と外側リング(50,50’,50”)を含み、前記内側リングは、前記外側リングよりも前記支持部材に近接して設けられており、前記回転可能なシール素子は、前記回転軸を通る平面によって形成される断面形状を有しており、この断面形状において、
    前記内側リング(48,48’,48”)は、軸Arのまわりに円周方向に伸びかつ前記支持部材から第1の方向へと外方に伸びるとともに、円周方向に伸びる第1の側(68,68’,68”)と、円周方向に伸び第1の側から離間した第2の側(72,72’,72”)と、前記第1の方向に面する第1の面(74,74’,74”)と、を有し、前記第1の面は、前記第1の方向で測定した前記支持部材の面からの高さ(H 2 ,H i ,H i と前記第1の面に隣接して前記円周方向に伸びる対称面に垂直に測定した第1の側と第2の側との間の厚さ(T 2 ,T i ,T i と、を有し、
    前記外側リングは、軸Arのまわりに円周方向に伸びかつ前記内リングの第1の面から前記第1の方向へと外方に伸びるとともに、円周方向の伸びる第1の側(76,76’,76”)と、円周方向に伸びる第2の側(78,78’,78”)と、前記第1の方向に面する第2の面と、を有し、この第2の面は、前記第1の方向で測定した高さ(H 3 ,H o ,H o )だけ前記第1の面から離間されており、前記第1の面に隣接する位置で前記円周方向に伸びる対称面に垂直に測定した前記外側リングの第1の側と第2の側との間の厚さ(T 3 ,T o ,T o )を有する回転機械用回転可能なシール素子において、
    前記外側リングの第1の側と第2の側は、外方の前記第1の方向で互いに向かって集まり、
    前記外リングの第1の側と第2の側は、各々、バンド径(R 3 ,R 0 ,R 0 によって前記内リングの第1の面に接合され、前記バンド径は、前記外側リングの厚さ(T 3 ,T o ,T o )の1/3以下であり、前記内リングの第1の面は、前記リングの第1の側から間隔(P 1 ,P’ 1 ,P” 1 だけ横方向に伸びるとともに前記リングの第2の側から間隔(P 2 ,P’ 2 ,P” 2 だけ横方向に伸びており、前記外側リングの厚さ(T 3 ,T o ,T o )は、前記バンド径(R 3 ,R 0 ,R 0 )の少なくとも3倍であり、前記第1の面は、横方向の前記間隔(P 1 ,P’ 1 ,P” 1 ),(P 2 ,P’ 2 ,P” 2 にわたって、前記第1の方向の反対方向には伸びていない、ことを特徴とする、回転機械用回転可能なシール素子。
  2. 横方向の前記間隔(P 1 ,P’ 1 ,P” 1 ),(P 2 ,P’ 2 ,P” 2 が、各々、バンド径( 3 ,R 0 ,R 0 )の1/2以上であることを特徴とする、請求項1記載の回転可能なシール素子。
  3. 内側リングの第1の側と第2の側は、各々、バンド径(R 2 ,R i によって前記支持部材(46,46’)の面に接続され、前記支持部材の面は、前記リングの第1の側のバンド径から間隔(S 1 ,S’ 1 だけ横方向に伸びるとともに前記リングの第2の側のバンド径から間隔(S 2 ,S’ 2 だけ横方向に伸びており、間隔(S 1 ,S’ 1 ),(S 2 ,S’ 2 にわたって、前記支持部材が前記第1の方向の反対方向には伸びていないことを特徴とする、請求項1記載の回転機械用回転可能なシール素子。
  4. 前記支持部材の間隔(S 1 ,S’ 1 ),(S 2 ,S’ 2 が、各々、バンド径(R 2 ,R i の1/2以上であることを特徴とする、請求項3記載の回転可能なシール素子。
  5. バンド径(R 2 ,R i 前記内側リングの厚さ(T 2 ,T i の1/3以下であることを特徴とする、請求項4記載の回転可能なシール素子。
  6. 横方向に伸びる間隔(S 1 ,S’ 1 ),(S 2 ,S’ 2 が、各々、バンド径(R 2 ,R i の1/2以上であることを特徴とする、請求項3記載の回転可能なシール素子。
  7. 支持部材(46)が、もう1つのリングであり、前記シール素子は、第2の支持部材(42)を有し、この第2の支持部材から前記もう1つのリングが伸びており、前記第2の支持部材は、前記第1の方向に平行な方向で測定した厚さTsを有し、前記第2の支持部材の厚さTs前記内側リングの厚さTiの1/2よりも大きいことを特徴とする、請求項3記載の回転可能なシール素子。
  8. 前記円周方向に伸びる対称面に垂直に測定した前記もう1つのリングの厚さがT 1 であり、前記第2の支持部材の厚さTs前記リングの厚さTi 以上であることを特徴とする、請求項7記載の回転可能なシール素子。
  9. 高さH0と厚さT0の割合が1.5以下(H0/T0≦1.5)であることを特徴とする、請求項3記載の回転可能なシール素子。
  10. 前記リングの第1の側と第2の側は、外方向で互いに向かって集まり、かつこれらの側の間の角度が7から10度の範囲にあることを特徴とする、請求項3記載の回転可能なシール素子。
  11. 記支持部材は、回転軸Arに垂直な方向測定した厚さTsを有し、軸Arのまわりに円周方向に伸びかつ前記支持部材から前記第1の方向へと外方に伸びるもう1つのリングを有し、このリングは、円周方向に伸びる第1の側(62)と、円周方向に伸び第1の側(62)から離間した第2の側(64)と、前記第1の方向に面する第1の面と、を有し、前記第1の面は、前記第1の方向で測定した高さH 1 だけ前記支持部材から離間されており、前記第1の面に隣接する位置でかつ前記円周方向に伸びる対称面に垂直に測定した前記第1の側(62)前記第2の側(64)との間の厚さT1を有し、
    前記内側リング(48)は、軸Arのまわりに円周方向に伸びかつ前記もう1つのリングの第1の面(66)から外方へと前記第1の方向に伸びるとともに、前記内側リング(48)は、前記第1の方向に面するとともに前記第1の面から前記第1の方向で測定した高さH 2 だけ離間された前記内側リング(48)の第2の面(74)を有し、
    前記外側リング(50)の第1の側(76)と第2の側(78)は、外方向に集まり、かつこれらの側の間の角度が7から10度の範囲にあり、
    前記もう1つのリング(46)の第1の側(62)と第2の側(64)は、各々、前記もう1つのリング(46)の厚さT1の1/3以下であるバンド径R1によって前記支持部材の面に接合され、前記支持部材(42)の面(44)は、前記もう1つのリング(46)の第1の側でバンド径から間隔1 だけ横方向に伸びるとともに、前記もう1つのリング(46)の第2の側でバンド径から間隔2 だけ横方向に伸び、これらの間隔の各々はバンド径1 の1/2以上であり、間隔(D 1 ,D 2 にわたって前記第1の方向の反対方向に伸びることはないとともに、前記支持部材の厚さTs前記もう1つのリング(46)の厚さ1 )以上であり
    前記内側リング(48)の第1の側(62)と第2の側(64)は、各々、前記内側リングの厚さ2 の1/3以下のバンド径R2によって前記もう1つのリングの第1の面(66)に接合され、前記もう1つのリング(46)の第1の面は、前記もう1つのリングの第1の側(62)から間隔S1だけ横方向に伸びるとともに、前記もう1つのリングの第2の側(64)から間隔S2だけ横方向に伸び、各間隔はバンド径R2の1/2以上であり、かつ間隔S1とS2にわたって前記第1の方向の反対方向に伸びることはなく
    前記外側リング(50)の厚さ(T3)に対する高さH3の割合は1.5以下(H3/T3≦1.5)である、ことを特徴とする請求項1記載の回転機械用回転可能なシール素子。
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