JP3708496B2 - Direct mail postcard - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリを利用して顧客からの返信を受けるためのダイレクトメール用葉書に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
マーケティング手法として、特定顧客に商品(サービスを含む)の広告等の案内を郵送するダイレクトメールを用いる場合がある。このダイレクトメールには、案内を提供する顧客の属性を考慮し、その属性に基づいて提供先を絞り込んで行なわれることが多い。このため、通常の折り込み広告等に比べると応答率が高い傾向にある。
【0003】
このダイレクトメールには、商品等の案内のみが含まれるものや、案内とともに返信用の申込用紙が含まれるものがある。また、その郵送方法においても葉書形式や封書形式がある。特に、ファクシミリ返信用紙を同封する封書形式においては申込を行なう顧客の利便性を図ることができる。しかも、返信用葉書を添付する場合に比べ迅速に顧客から返信を受け取ることができ、効率的に申込処理を行なうことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
郵送により返信を行なう場合、通常、返信用葉書には返信先の宛先が印刷されていることが多い。しかし、ファクシミリを用いて返信する場合、返信用葉書の場合と異なり、送信先を顧客自身がファクシミリ端末に入力しなければならない。返信先ファクシミリ番号を間違えた場合、ダイレクトメールの返信が他人のファクシミリ端末に誤送されるおそれがある。このように、返信内容が他人に読まれてしまうことは、顧客にとって好ましくない。特にダイレクトメールの場合、提供先を絞り込んで行なわれることが多いため、提供情報を他人に読まれてしまうことは、案内提供者にとっても問題になる可能性がある。
【0005】
また、封書形式のダイレクトメールでは、案内を閲覧するためには開封しなければならず手間がかかる。そのため、受取人が開封せずにそのまま封書を破棄してしまう可能性がある。たとえ開封した場合にも、ファクシミリ返信用紙に自身の住所・氏名等を記入する必要があり、顧客の負担になる。このため返信される率の低下を招く傾向がある。
【0006】
一方、通常の葉書形式の場合には、そのサイズが小さく目立たないため、そのまま破棄されたり保管時に行方不明になったりする可能性がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、より効率的に顧客に情報を提供できる。また、顧客も、その回答をより安全にファクシミリで返信できるダイレクトメール用葉書を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、顧客に情報を提供し、ファクシミリを用いて回答を送らせるための返信面を有するダイレクトメール用葉書であって、前記返信面には、第1の色の背景上に、前記ダイレクトメールに関する内容特定要素が第2の色で印刷され、前記第1の色と前記第2の色とは、ファクシミリ端末の読取時に反射光量が近似しており、ファクシミリ端末の読取時に識別できない色を用いることを要旨とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のダイレクトメール用葉書において、前記第1の色は、ファクシミリ端末の読取時に白と認識される色を用いることを要旨とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のダイレクトメール用葉書において、前記第2の色は、シアン版の網点濃度が40パーセント以下、及びイエロー版の網点濃度が45パーセント以下であることを要旨とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のダイレクトメール用葉書において、前記内容特定要素は前記ダイレクトメールに関する商品を特定するための要素を含むことを要旨とする。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のダイレクトメール用葉書において、前記内容特定要素は前記ダイレクトメールに関する情報提供者を特定するための要素を含むことを要旨とする。
【0013】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のダイレクトメール用葉書において、前記返信面は、回答を選択するための複数の選択肢と、前記選択肢に対応して位置の定められた回答記入領域を含み、前記内容特定要素は前記選択肢の内容を特定するための要素であることを要旨とする。
【0014】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載のダイレクトメール用葉書において、前記返信面には、前記第1の色の背景上に、前記顧客を特定するための顧客識別子が第3の色で印字され、前記第3の色は、前記第1の色に対してファクシミリ端末の読取時に識別可能な色であることを要旨とする。
【0015】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のダイレクトメール用葉書において、前記顧客識別子は、前記ダイレクトメールを顧客に郵送するための宛先であることを要旨とする。
【0016】
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載のダイレクトメール用葉書において、前記顧客識別子は、前記顧客に付与された識別記号であり、前記内容特定要素は前記ダイレクトメールを顧客に郵送するための宛先を特定するための要素を含むことを要旨とする。
【0017】
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載のダイレクトメール用葉書において、前記ダイレクトメール用葉書はA4版で構成され、ファクシミリ端末で読取可能な厚さであることを要旨とする。
【0018】
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか1項に記載のダイレクトメール用葉書において、前記返信面には、返送用ファクシミリ番号を付し、さらに前記返信面の裏面にも前記返送用ファクシミリ番号を付することを要旨とする。
【0019】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、ダイレクトメール用葉書の返信面には、第1の色の背景上に前記ダイレクトメールに関する内容特定要素が第2の色で印刷される。そして、前記第1の色と前記第2の色とは、ファクシミリ端末の読取時に識別できない色を用いる。このため、ファクシミリを用いて回答を返信するときに、内容特定要素はファクシミリ信号として送信されない。従って、ファクシミリを誤送した場合にも、ダイレクトメールに関する内容特定要素が、第三者であるファクシミリ受取人に漏洩することを抑制できる。
【0020】
更に、本発明によれば、前記第1の色と前記第2の色とは、ファクシミリ端末の読取時に反射光量が近似している。このため、通常モードのファクシミリ端末では、第1の色の背景上に第2の色で印刷された内容特定要素を読み取ることができない。従って、内容特定要素はファクシミリ信号として送信されない。
【0021】
請求項2に記載の発明によれば、前記第1の色は、ファクシミリ端末の読取時に白と認識される色を用いる。このため、背景や内容特定要素に関する情報はファクシミリ信号に変換されない。従って、ファクシミリ返信時の通信量を削減することができる。そして、通信時間を短縮し、通信コストの低減を図ることができる。さらに、ファクシミリ受信者にとっても、例えばトナー等、ファクシミリの出力に必要な資源を削減することができる。
【0022】
請求項3に記載の発明によれば、第2の色は、シアン版の網点濃度が40パーセント以下、及びマゼンダ版の網点濃度が45パーセント以下である。背景の色がファクシミリ端末の読取時に白と認識される場合、このような第2の色を用いることによりファクシミリ端末における読取を防止できる。
【0023】
請求項4に記載の発明によれば、前記内容特定要素は前記ダイレクトメールに関する商品を特定するための要素を含む。このため、出力されたファクシミリには商品に関する特定情報要素が表示されない。従って、ファクシミリが誤送された場合にも、ダイレクトメールに関する商品の特定を抑制できる。
【0024】
請求項5に記載の発明によれば、前記内容特定要素は前記ダイレクトメールに関する情報提供者を特定するための要素を含む。このため、出力されたファクシミリには商品提供者の特定情報要素が表示されない。従って、ファクシミリが誤送された場合にも、ダイレクトメールに関する情報提供者の特定を抑制できる。
【0025】
請求項6に記載の発明によれば、前記返信面は、回答を選択するための複数の選択肢と、前記選択肢に対応して位置の定められた回答記入領域とを含む。そして、前記内容特定要素は前記選択肢の内容を特定するための要素である。このため、出力されたファクシミリには選択肢の内容を特定するための要素が表示されない。従って、ファクシミリが誤送された場合にも、ファクシミリ返信者の意思表示の特定を抑制できる。
【0026】
請求項7に記載の発明によれば、前記第1の色の背景に対して、前記顧客を特定するための顧客識別子が第3の色で印字される。この第3の色は、前記第1の色に対してファクシミリ端末の読取時に識別可能な色である。このため、この顧客識別子に基づいてファクシミリ返信者を特定できる。また、ダイレクトメール用葉書には顧客識別子が印字されているので、顧客は返信時に、自身の名前等を記入することなく効率的に回答を返信することができる。
【0027】
請求項8に記載の発明によれば、前記顧客識別子は、前記ダイレクトメールを顧客に郵送するための宛先である。このため、顧客識別子には、郵送時の宛先としての機能と、ファクシミリ受信時に返信者を特定するための機能を有する。従って、ダイレクトメール用葉書の限られた紙面を有効に利用できる。
【0028】
請求項9に記載の発明によれば、前記顧客識別子は、前記顧客に付与された識別記号であり、前記内容特定要素は前記ダイレクトメールを顧客に郵送するための宛先を特定するための要素を含む。出力されたファクシミリには顧客に郵送するための宛先を特定するための要素が表示されない。従って、ファクシミリが誤送された場合にも、ファクシミリ返信者の住所等の特定を抑制できる。
【0029】
請求項10に記載の発明によれば、前記ダイレクトメール用葉書はA4版で構成され、ファクシミリ端末で読取可能な厚さである。このため、顧客は提供された情報を、より効率的に一覧できる。また、ダイレクトメール用葉書を、ファクシミリ端末を用いて比較的簡単に返信する。
【0030】
請求項11に記載の発明によれば、前記返信面には、返送用ファクシミリ番号を付し、さらに前記返信面の裏面にも前記返送用ファクシミリ番号を付する。このため、いずれの方向にセットしてもファクシミリ送信時に返信先ファクシミリ番号を確認しながらファクシミリを送信することができる。従って、ファクシミリの誤送を低減できる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。本実施形態では、特定の顧客に対して特定の商品(サービスを含む)等の案内情報を提供するマーケティング手法に用いるダイレクトメールとして説明する。このダイレクトメールには、図1に示すダイレクトメール用葉書100を用いる。ここでは、ダイレクトメールを用いて、金融機関(ここでは「AAA銀行」)が融資制度の案内を顧客(ここでは「BBB製作所」)に郵送する場合を説明する。
【0032】
まず、図1を用いてダイレクトメール用葉書100について説明する。このダイレクトメール用葉書100は、サイズとして「A4版」の厚手用紙を用いた葉書である。この用紙には、1平方メートルあたり157gの用紙を用いる。このダイレクトメール用葉書100の表裏には「返信面」と「案内面」とがあり、図1には返信面を示す。図示しないダイレクトメール用葉書100の案内面には、融資制度に関して具体的な情報と返信先ファクシミリ番号(ここでは「0120−123456」)とを印刷する。
【0033】
図1に示すダイレクトメール用葉書100の返信面には、宛先印字領域101、案内印字領域102、回答記入領域103、及び問合先印字領域104が含まれる。この宛先印字領域101には、案内の対象顧客を特定するための情報(顧客識別子)として住所や名称(宛先)等が印字される。この宛先は、ダイレクトメール用葉書100を郵送する場合に利用される。
【0034】
ダイレクトメール用葉書100の案内印字領域102には、この案内の提供者(ここではAAA銀行)が顧客に提供する情報であって、かつ案内提供者や返信者(顧客)が他人に見られたくない情報(内容特定要素)が印字されている。この印字は、第1の色としての「白」の背景上に、後述する第2の色で印字される。ここでは、案内の情報提供者を特定する情報(ここでは「AAA銀行」)、案内内容を特定する情報(「融資制度の紹介」)や返信先ファクシミリ番号が記載されている。
【0035】
回答記入領域103は、顧客がこの案内に応じて返信を行なう場合、意思表示としての回答を記入するための領域である。
問合先印字領域104は、この案内に関しての問合先に関する情報を印字するための領域である。ここでは、AAA銀行の問合担当者の電話番号を記載する。
【0036】
次に、このダイレクトメール用葉書100の返信面の印刷方法について説明する。このダイレクトメール用葉書100は、複数のインクと、網点(ドット)を設けた刷版を用いて、A4版の白地用紙に印刷する。このインクには、C(シアン:藍色)、M(マゼンダ:紅色)、Y(イエロー:黄色)及びK(ブラック:墨)を用いる。そして、シアン版(C版)、マゼンダ版(M版)、イエロー版(Y版)及びブラック版(K版)の4つに分色した刷版を用いて印刷する。この網点の組み合わせによって各文字(形状と色彩)を表現する。
【0037】
まず、ダイレクトメール用葉書100の宛先印字領域101、回答記入領域103及び問合先印字領域104の印字には、第3の色として網パーセント「k100」の色を用いる。ここで、「k」は「墨」を意味し、数値は網点濃度を示す。すなわち、「k100」は、K版の網点濃度が100%であることを意味する。
【0038】
一方、案内印字領域102の印字には、視覚的には認識できるが、通常のモードに設定されたファクシミリ端末で読み取れない色を用いる。すなわち、ダイレクトメール用葉書100の下地からの反射光と、インクの付された領域からの反射光の量がほぼ一致しており、電気信号に置き換えた場合、ほぼ同一の信号強度になる色を用いる。
【0039】
この色について図2を用いて説明する。図2は、網パーセントを変化させた文字をファクシミリで送信した場合のファクミリ出力状況20の説明図である。具体的には、背景色が白の用紙に各網パーセントの色を用いて「銀行」という文字を同一サイズ(36ポイント)、同一フォント(ゴチック体)で印刷し、この用紙をファクシミリ送信した結果を示している。網パーセント「k100」の場合は、はっきりと文字が読み取れる。一方、「c10y20」〜「c25y35」、「c25y15」〜「c25y35」や「c5y35」〜「c25y35」の場合は何も読み取れず判読不可であった。「c30y40」、「c35y45」、「c25y45」、「c25y55」や「c35y35」の場合、わずかに斑点状の痕跡が見られたが、文字の判読はできなかった。「c40y50」や「c45y35」の場合になると、極めて困難であるが、文字の一部は判読可能になる。
【0040】
本実施形態では、白地用紙に、第2の色として網パーセント「c25y35」の色を用いて印字する。ここで、「c25y35」は、C版の網点濃度を25%にし、さらにY版の網点濃度を35%にして両者を重ね刷りした色である。視覚的には若干薄めの黄緑色になる。
【0041】
次に、このダイレクトメール用葉書100を用いたマーケティング手法を、図3を用いて説明する。まず、AAA銀行は、案内郵送の対象顧客を、顧客データベースを用いて選定する(S1−1)。ここでは、融資サービスを提供できる可能性ある顧客を選定する。そして、選定された顧客の住所をダイレクトメール用葉書100の用紙の101に印字する(S1−2)。この印字には網パーセントとして「k100」の色を用いる。そして、AAA銀行はこのダイレクトメール用葉書100を顧客に郵送する(S1−3)。本実施形態では、顧客としてBBB製作所に郵送する場合を想定する。
【0042】
このダイレクトメール用葉書100を受け取った顧客は内容を検討する。そして、申し込む場合には、ダイレクトメール用葉書100に必要事項を記入する(S1−4)。ここでは、まず、案内印字領域102内の希望のチェックボックスを選択する。そして、必要事項を記入したダイレクトメール用葉書100の返信面をファクシミリ端末で読み取り、金融機関に送信する(S1−5)。この返信には、ダイレクトメール用葉書100の案内面又は返信面に記載された返信先ファクシミリ番号を用いる。このファクシミリを受信したファクシミリ端末はファクシミリを出力する(S1−6)。この場合、AAA銀行を受信したファクシミリ端末には、図4に示すファクシミリ用紙110が出力される。このファクシミリ用紙110には、出力領域(111〜114)が含まれる。これらの出力領域は、それぞれダイレクトメール用葉書100の宛先印字領域101、案内印字領域102、回答記入領域103、問合先印字領域104に対応する。「k100」の色で印字された文字や顧客の意思表示としての記入事項は、そのままファクシミリ用紙110の出力領域111、出力領域113や出力領域114に表示される。一方、ダイレクトメール用葉書100の案内印字領域102の情報はファクシミリ読取時に脱落する。そのため、ファクシミリ用紙110の出力領域112には何も表示されない。
【0043】
そして、AAA銀行は、受信したファクシミリに基づいて顧客の申込処理を行なう(S1−7)。ここでは、まず、ファクシミリ用紙110の出力領域111の情報に基づいて顧客を特定する。そして、出力領域113の情報に基づいて顧客の希望に応じて申込を処理する。以上により、マーケティング手法の説明を終わる。
【0044】
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、案内印字領域102には、案内提供者が顧客に提供する情報であって、かつ案内提供者や返信者が他人に見られたくない情報が印字されている。この案内印字領域102の文字等は視覚的には認識できるが、通常のモードに設定されたファクシミリ端末で読み取れない色を用いる。ここでは、ダイレクトメール用葉書100の下地からの反射光とインクの付された領域からの反射光の量がほぼ一致しており、電気信号に置き換えた場合、ほぼ同一になる色を用いる。このため、ファクシミリを用いて回答を返信するときに、これらの内容はファクシミリ信号として送信されない。従って、返信時にファクシミリ番号を間違え、他所に誤送された場合であっても、ファクシミリの送信内容の漏洩を防止できる。
【0045】
・ 上記実施形態では、問合先印字領域104の印字には、網パーセントとして「k100」の色を用いる。このため、返信時にファクシミリ番号を間違えて他所に誤送された場合であっても、ファクシミリ用紙110には問合先が表示されるので、ファクシミリ受領者はAAA銀行に誤送を通知できる。
【0046】
・ 上記実施形態では、案内印字領域102の印字には、通常のモードに設定されたファクシミリ端末で読み取れない色を用いる。このため、ファクシミリ送信時には、案内印字領域102に記載された情報はファクシミリ信号に変換されない。従って、案内提供者は顧客に情報を提供するとともに、返信時のファクシミリ通信量を削減することができる。すなわち、通信時間を短縮し、通信コストの低減を図ることができる。さらに、顧客からのファクシミリを受信したファクシミリ端末にはファクシミリ用紙110が出力されるため、出力領域112の分だけトナー等、表示に必要な資源を削減できる。
【0047】
・ 上記実施形態では、ダイレクトメール用葉書100の返信面には、回答記入領域103ともとに、宛先印字領域101が含まれる。このため、顧客は回答記入領域103に必要事項を記入するだけでよく、効率的に回答を送信することができる。すなわち、案内提供者であるAAA銀行は、ファクシミリ用紙110の出力領域111の情報に基づいて顧客を特定し、出力領域113の情報に基づいてこの顧客の希望を把握できる。
【0048】
・ 上記実施形態では、ダイレクトメール用葉書100の返信面及び案内面には、返信先ファクシミリ番号を印刷する。ファクシミリ端末には、読取面を上にしてセットするものや、下にしてセットする仕様のものがある。通常、案内の送付者は顧客がどのような仕様のファクシミリ端末を使用しているかわからないものである。このようにダイレクトメール用葉書100の表裏両面に返信先ファクシミリ番号を印刷することにより、いずれの方向にセットしてもファクシミリ送信時に返信先ファクシミリ番号を確認しながらファクシミリを送信することができる。従って、ファクシミリの誤送をより確実に防止できる。
【0049】
・ 上記実施形態では、このダイレクトメール用葉書100は、サイズとして「A4版」の厚手の用紙から構成されたはがきである。このため、封書による案内と異なり、顧客は開封等の手間をかけることなく、内容を把握できる。また、通常のはがきと異なり、サイズとして「A4版」である。このため、顧客は必要事項を記入するだけでそのままファクシミリ送信可能である。さらに、通常のはがきより大きいため、顧客の注目を集めることができる。さらに、1平方メートルあたり157gの厚手の用紙から構成されているため、簡単に折れ曲がったりすることがない。また、1平方メートルあたり157gの用紙は、通常のファクシミリ端末で読み取ることができる。
【0050】
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・ 上記実施形態では、第1の色として白を用いる。これに代えて、ファクシミリ端末の読取時に白と認識される色であれば、他の色を用いてもよい。すなわち、図2に示す「判読不可」の網パーセントの色を用いるとよい。
【0051】
・ 上記実施形態では、ダイレクトメール用葉書100の宛先印字領域101、回答記入領域103及び問合先印字領域104の印字には、網パーセントとして「k100」の色を用いる。一方、案内印字領域102の印字には「c25y35」の色を用いる。これに代えて、これらの領域の印字には他の色、複数の色の組み合わせを用いてもよい。すなわち、ダイレクトメール用葉書100の宛先印字領域101等の印字には、通常のモードに設定されたファクシミリ端末で読み取れる色であればよい。一方、案内印字領域102の印字には、ファクシミリ端末で読み取れない色やその組み合わせであればよい。白地用紙には、図2に示す「判読不可」の網パーセントの色を用いるとよい。
【0052】
・ 上記実施形態では、ダイレクトメール用葉書100の案内印字領域102の印字には、1種類の色を用いる。これに代えて、案内内容や案内提供者等のキーワードの一部を読み取れなくすることにより、案内を把握できないようにしてもよい。すなわち、案内印字領域102全体をファクシミリ端末で読み取れない色で構成する必要はない。これにより、多様なダイレクトメール用葉書100を作製することができる。
【0053】
・ 上記実施形態では、ダイレクトメール用葉書100に宛先印字領域101を設ける。そして、この領域に顧客識別子としての「宛先」を「k100」の色を用いて印字する。これに代えて、別の方法により顧客識別子を印字してもよい。以下、本発明を具体化したダイレクトメールの例を図5、図6に従って説明する。
【0054】
図5には、AAA銀行からBBB製作所に郵送するダイレクトメール用葉書120を示す。このダイレクトメール用葉書120には、宛先印字領域121、案内印字領域122、回答記入領域123、及び問合先印字領域124を設けている。これらは、それぞれダイレクトメール用葉書100の宛先印字領域101〜問合先印字領域104に対応する。
【0055】
ここでは、宛先印字領域121の印字にも、視覚的には認識できるが、通常のモードに設定されたファクシミリ端末で読み取れない色を用いる。さらに、ダイレクトメール用葉書120には、宛先とは別に第三者に理解できない顧客識別子を印字する顧客識別子印字領域125を設ける。ここで、案内提供者(ここでは、AAA銀行)が、識別記号として顧客毎に割り振ったバーコードを用いる。この顧客識別子印字領域125は、通常モードのファクシミリ端末で読み取り可能な色(第3の色)を用いる。
【0056】
このダイレクトメール用葉書120をファクシミリ送信した場合、受信端末に出力されるファクシミリ用紙130を、図6に従って説明する。このファクシミリ用紙130には、宛先印字領域121〜顧客識別子印字領域125に対応する出力領域(131〜135)が含まれる。この場合、回答記入領域123に対応する出力領域133、問合先印字領域124に対応する出力領域134、及び125に対応する出力領域135には、それぞれの情報が表示される。一方、宛先印字領域121に対応する出力領域131、及び案内印字領域122に対応する出力領域132には情報は表示されない。これにより、案内提供者であるAAA銀行は出力領域135の表示に基づいてファクシミリを返信した顧客を特定できる。また、ファクシミリが他所に誤送された場合であっても、顧客に関する情報の漏洩を抑制できる。
【0057】
・ 上記実施形態では、白地用紙に対して、案内印字領域102を網パーセントとして「c25y35」の色を用いて印字する。すなわち、案内印字領域102の背景には、第1の色として「白」を用いる。これに代えて、背景からの反射光と、文字等のインクの付された領域からの反射光との量がほぼ一致しており、電気信号に置き換えた場合、ほぼ同一の信号強度になる色であれば、別の色を用いてもよい。ここでは、背景色を変えた例を示す。以下、本発明を具体化したダイレクトメールの例を図7、図8に従って説明する。
【0058】
図7には、AAA銀行からBBB製作所に郵送するダイレクトメール用葉書140を示す。このダイレクトメール用葉書140には、宛先印字領域141、案内印字領域142、回答記入領域143、問合先印字領域144を設けている。これらは、それぞれダイレクトメール用葉書100の宛先印字領域101〜問合先印字領域104に対応する。
【0059】
本実施形態では、案内印字領域142の背景には、第1の色として「白」以外の色を用いる。そして、案内印字領域142の印字には、視覚的には背景色とは異なって認識できるが、通常のモードに設定されたファクシミリ端末ではほぼ同一感度で認識される色(第2の色)を用いる。すなわち、ダイレクトメール用葉書140の背景からの反射光量と情報の印字された領域からの反射光量とがほぼ一致しており、電気信号に置き換えた場合、ほぼ同一の信号強度になる色を用いる。
【0060】
このダイレクトメール用葉書140をファクシミリ送信した場合、受信端末に出力されるファクシミリ用紙150を、図8に従って説明する。このファクシミリ用紙150には、宛先印字領域141〜問合先印字領域144に対応する出力領域(151〜154)が含まれる。この場合、宛先印字領域141に対応する出力領域151、回答記入領域143に対応する出力領域153及び問合先印字領域144に対応する出力領域154には、それぞれの情報が表示される。一方、案内印字領域142に対応する出力領域152には、情報は表示されない。これにより、返信時にファクシミリ番号を間違え、他所に誤送された場合であってもファクシミリの送信内容の漏洩を防止できる。
【0061】
・ 上記実施形態では、ダイレクトメール用葉書100の回答記入領域103の印字には、網パーセントとして「k100」の色を用いる。これに代えて、顧客の意思表示内容を特定するための要素をファクシミリ用紙に表示されない第2の色を用いて印字してもよい。以下、本発明を具体化したダイレクトメールの例を図9、図10に従って説明する。
【0062】
図9には、AAA銀行からBBB製作所に郵送するダイレクトメール用葉書160を示す。このダイレクトメール用葉書160には、宛先印字領域161、案内印字領域162、回答記入領域163、担当者記入領域164を設けている。
【0063】
ここで、内容特定要素としての選択肢を案内印字領域162に含めて、第2の色を用いて印字する。この選択肢は顧客が意思表示行なうために用いる。そして、顧客が記入するチェックボックスのみを回答記入領域163に設ける。さらに、担当者記入領域164には顧客の連絡先を記入させる。
【0064】
このダイレクトメール用葉書160をファクシミリ送信した場合、受信端末に出力されるファクシミリ用紙170を、図10に従って説明する。このファクシミリ用紙170には、宛先印字領域161〜担当者記入領域164に対応する出力領域(171〜174)が含まれる。この場合、宛先印字領域161に対応する出力領域171、回答記入領域163に対応する出力領域173及び担当者記入領域164に対応する出力領域174には、それぞれの情報が表示される。一方、案内印字領域162に含まれる選択肢は出力領域172に表示されない。これにより、返信時にファクシミリ番号を間違え、他所に誤送された場合であっても、顧客の選択内容の漏洩を防止できる。
【0065】
また、各々のチェックボックスの位置は選択肢に対応して定められている。従って、AAA銀行はダイレクトメール用葉書160に印字された選択肢の内容と、出力領域173の内容とを比較することにより、顧客の意思表示を確認できる。例えば、図10のように上から1番目と3番目のチェックボックスが選択されている場合、「11時〜13時に担当者からの電話希望」であることが把握できる。
【0066】
また、出力領域174には顧客の連絡先が表示されるので、ファクシミリの受信者はこのファクシミリの送信者に、連絡を行なうことができる。この連絡先は、ファクシミリをAAA銀行が受信した場合にも、ファクシミリが誤送された場合にも有効である。
【0067】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、ダイレクトメールを用いて、より効率的に顧客に情報を提供できる。さらに、顧客はダイレクトメールに対する回答を、より安全にファクシミリで返信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のダイレクトメール用葉書の説明図。
【図2】 ファクミリ出力状況の説明図。
【図3】 本発明の実施形態のマーケティング手法の説明図。
【図4】 出力されたファクシミリ用紙の説明図。
【図5】 別の実施形態のダイレクトメール用葉書の説明図。
【図6】 出力されたファクシミリ用紙の説明図。
【図7】 別の実施形態のダイレクトメール用葉書の説明図。
【図8】 出力されたファクシミリ用紙の説明図。
【図9】 別の実施形態のダイレクトメール用葉書の説明図。
【図10】 出力されたファクシミリ用紙の説明図。
【符号の説明】
100,120,140,160…ダイレクトメール用葉書、101、121,161…顧客識別子を含む宛先印字領域、125…顧客識別子としての識別記号を含む識別子印字領域、102,122,142,162…内容特定要素を含む案内印字領域、103,123,143,163…回答記入領域。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a postcard for direct mail for receiving a reply from a customer using a facsimile.
[0002]
[Prior art]
As a marketing technique, there is a case of using a direct mail for mailing information such as advertisements for products (including services) to specific customers. This direct mail is often performed by considering the attributes of customers who provide guidance and narrowing down the destination based on the attributes. For this reason, the response rate tends to be higher than that of a normal insertion advertisement.
[0003]
This direct mail includes a mail that includes only information on products and the like, and a mail that includes a reply application form along with the information. There are also postcard formats and sealed letter formats for the mailing method. In particular, in the sealed letter form that encloses the facsimile reply sheet, the convenience of the customer who applies can be improved. Moreover, it is possible to receive a reply from the customer more quickly than when attaching a reply postcard, and the application process can be performed efficiently.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
When replying by mail, the reply destination is usually printed on the reply postcard. However, when replying using a facsimile, unlike the case of a reply postcard, the customer himself / herself has to input the destination to the facsimile terminal. If the reply destination facsimile number is wrong, a direct mail reply may be erroneously sent to another person's facsimile terminal. Thus, it is not preferable for the customer that the reply content is read by others. In particular, in the case of direct mail, since the provision destination is often narrowed down, it may be a problem for the guidance provider that the provision information is read by others.
[0005]
Further, in the direct mail in a sealed form, it takes time and effort to read the guidance. For this reason, the recipient may discard the sealed letter without opening it. Even if it is opened, it is necessary for the customer to write his / her address and name on the facsimile reply sheet, which is a burden on the customer. For this reason, there is a tendency to reduce the rate of reply.
[0006]
On the other hand, in the case of a normal postcard format, the size is small and inconspicuous, so it may be discarded as it is or lost during storage.
The present invention has been made to solve the above-described problems, and the object thereof can provide information to customers more efficiently. Also, the customer is to provide a postcard for direct mail which can reply the answer more securely by facsimile.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention described in
[0009]
[0010]
[0011]
[0012]
[0013]
[0014]
[0015]
Claim 8 The invention described in
[0016]
Claim 9 The invention described in
[0017]
Claim 10 The invention described in
[0018]
[0019]
(Function)
According to the first aspect of the present invention, on the reply surface of the direct mail postcard, the content specifying element related to the direct mail is printed in the second color on the background of the first color. The first color and the second color are colors that cannot be identified when the facsimile terminal reads. For this reason, when a reply is returned using a facsimile, the content specifying element is not transmitted as a facsimile signal. Therefore, even when the facsimile is sent in error, it is possible to prevent the content specifying element related to direct mail from leaking to the third party facsimile recipient.
[0020]
Furthermore, according to the present invention, The first color and the second color have similar amounts of reflected light when the facsimile terminal reads. Therefore, the normal mode facsimile terminal cannot read the content specifying element printed in the second color on the background of the first color. Therefore, the content specifying element is not transmitted as a facsimile signal.
[0021]
[0022]
[0023]
[0024]
[0025]
[0026]
[0027]
Claim 8 The customer identifier is a destination for mailing the direct mail to a customer. For this reason, the customer identifier has a function as a destination at the time of mailing and a function for specifying a returner at the time of facsimile reception. Therefore, it is possible to effectively use the limited space of the direct mail postcard.
[0028]
Claim 9 According to the present invention, the customer identifier is an identification symbol given to the customer, and the content specifying element includes an element for specifying a destination for mailing the direct mail to the customer. The output facsimile does not display an element for specifying a destination for mailing to a customer. Therefore, even when the facsimile is erroneously sent, it is possible to suppress identification of the address of the facsimile replyer.
[0029]
Claim 10 According to the invention, the postcard for direct mail is composed of A4 size and has a thickness that can be read by a facsimile terminal. For this reason, the customer can list the provided information more efficiently. In addition, the direct mail postcard is returned relatively easily using a facsimile terminal.
[0030]
[0031]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment embodying the present invention will be described with reference to FIGS. In the present embodiment, a direct mail used for a marketing method for providing guidance information such as a specific product (including service) to a specific customer will be described. The
[0032]
First, the
[0033]
The reply surface of the
[0034]
The
[0035]
The
The inquiry
[0036]
Next, a method for printing the reply surface of the
[0037]
First, for the printing of the
[0038]
On the other hand, for printing in the
[0039]
This color will be described with reference to FIG. FIG. 2 is an explanatory diagram of the
[0040]
In the present embodiment, printing is performed on white paper using the color of halftone percentage “c25y35” as the second color. Here, “c25y35” is a color in which the halftone dot density of the C plate is 25% and the halftone dot density of the Y plate is 35% and both are overprinted. Visually a slightly pale yellowish green.
[0041]
Next, a marketing technique using the
[0042]
The customer who receives the
[0043]
Then, the AAA bank performs a customer application process based on the received facsimile (S1-7). Here, first, the customer is specified based on the information in the
[0044]
As described above, according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
In the above-described embodiment, information that is provided to the customer by the guidance provider and that the guidance provider or the replyer does not want to be seen by others is printed in the
[0045]
In the above embodiment, the color of “k100” is used as the halftone percentage for printing in the inquiry
[0046]
In the above embodiment, the
[0047]
In the above embodiment, the reply surface of the
[0048]
In the above embodiment, the reply destination facsimile number is printed on the reply surface and the guide surface of the
[0049]
In the above embodiment, the
[0050]
In addition, you may change the said embodiment into the following aspects.
In the above embodiment, white is used as the first color. Instead, other colors may be used as long as they are recognized as white when the facsimile terminal reads. That is, the halftone color “unreadable” shown in FIG. 2 may be used.
[0051]
In the above embodiment, the color “k100” is used as the halftone percentage for printing the
[0052]
In the above embodiment, one type of color is used for printing the
[0053]
In the above embodiment, the
[0054]
FIG. 5 shows a
[0055]
Here, a color that can be visually recognized but cannot be read by the facsimile terminal set in the normal mode is also used for printing in the
[0056]
The
[0057]
In the above embodiment, printing is performed on the white background paper using the color “c25y35” with the
[0058]
FIG. 7 shows a
[0059]
In the present embodiment, a color other than “white” is used as the first color for the background of the
[0060]
The
[0061]
In the above embodiment, the color “k100” is used as the halftone percentage for printing the
[0062]
FIG. 9 shows a
[0063]
Here, the option as the content specifying element is included in the
[0064]
When the
[0065]
In addition, the position of each check box is determined corresponding to the option. Therefore, the AAA bank can confirm the customer's intention display by comparing the contents of the options printed on the
[0066]
In addition, since the customer contact information is displayed in the
[0067]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, information can be provided to customers more efficiently using direct mail. Furthermore, the customer can reply to the direct mail more safely by facsimile.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a postcard for direct mail according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a situation output state.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a marketing technique according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram of output facsimile paper.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a postcard for direct mail according to another embodiment.
FIG. 6 is an explanatory diagram of output facsimile paper.
FIG. 7 is an explanatory diagram of a postcard for direct mail according to another embodiment.
FIG. 8 is an explanatory diagram of the output facsimile paper.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a postcard for direct mail according to another embodiment.
FIG. 10 is an explanatory diagram of output facsimile paper.
[Explanation of symbols]
100, 120, 140, 160 ... postcard for direct mail, 101, 121, 161 ... destination print area including customer identifier, 125 ... identifier print area including identification symbol as customer identifier, 102, 122, 142, 162 ... content Guidance print area including specific elements, 103, 123, 143, 163...
Claims (11)
前記返信面には、第1の色の背景上に、前記ダイレクトメールに関する内容特定要素が第2の色で印刷され、
前記第1の色と前記第2の色とは、ファクシミリ端末の読取時に反射光量が近似しており、ファクシミリ端末の読取時に識別できない色を用いることを特徴とするダイレクトメール用葉書。A direct mail postcard with a reply surface to provide information to the customer and send a reply using a facsimile,
On the reply surface, the content specifying element related to the direct mail is printed in the second color on the background of the first color,
The direct mail postcard, wherein the first color and the second color are colors whose reflected light amounts are approximate when read by a facsimile terminal and cannot be identified when read by a facsimile terminal.
前記内容特定要素は前記選択肢の内容を特定するための要素であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のダイレクトメール用葉書。 The postcard for direct mail according to any one of claims 1 to 5, wherein the content specifying element is an element for specifying the content of the option.
前記第3の色は、前記第1の色に対してファクシミリ端末の読取時に識別可能な色であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のダイレクトメール用葉書。 The postcard for direct mail according to any one of claims 1 to 6, wherein the third color is a color that can be identified with respect to the first color at the time of reading by a facsimile terminal.
前記内容特定要素は前記ダイレクトメールを顧客に郵送するための宛先を特定するため The content specifying element specifies a destination for mailing the direct mail to a customer.
の要素を含むことを特徴とする請求項7に記載のダイレクトメール用葉書。The postcard for direct mail according to claim 7, comprising:
さらに前記返信面の裏面にも前記返送用ファクシミリ番号を付することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のダイレクトメール用葉書。 The postcard for direct mail according to any one of claims 1 to 10, wherein the return facsimile number is also attached to the back surface of the reply surface.
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