JP3705650B2 - Conveying equipment in the combine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は刈取部で刈取られた稲などの作物を脱穀室に移送するコンベアを備えたコンバインにおける搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば汎用形のコンバインにおいては、実開昭63ー75130号公報に記載されているように、機体の前方に設ける刈取部と機体上部に設ける脱穀室との間に、前部及び後部回転輪を支持するフィーダハウスを設け、このフィーダハウス内に、前部及び後部回転輪間に掛設されて刈取部で刈取られた作物を脱穀室に移送するコンベアと、フィーダハウスの左右側壁間に上下動自在に挿嵌支持される軸部をもちコンベアにテンションを与える緊張体とを設け、脱穀室に移送された作物を扱胴の回転で脱穀処理するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、以上のごとく構成された搬送装置においては、コンベアにより移送する作物の一部がフィーダハウスの内側で引掛かったりして堆積し、詰りが発生することがあった。
【0004】
本発明は、コンベアで移送される穀稈などの作物がフィーダハウスの内側で詰るのを防止することができる搬送装置を提供することを主たる目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、フィーダハウス側壁の緊張体支持部を補強できながら、コンベアで移送される作物がフィーダハウスの内側で詰るのを防止できるようにするため、図3に示すように、左右側壁間に前部及び後部の回転輪を支持し、且つ前記左右側壁にその長手方向が上下となる挿通孔を有するフィーダハウスと、前記回転輪間に掛設され、刈取部で刈取られた作物を脱穀室に移送するコンベアと、前記夫々の挿通孔に上下動自在に挿嵌支持される軸部を有し、前記コンベアにテンションを与える緊張体とを備えたコンバインにおける搬送装置において、前記左右側壁の外側面で、且つ前記挿通孔の外側に、前記挿通孔に沿って上下に延び、前記軸部の上下動をガイドするガイド体を設けていることを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、緊張体の軸部を挿通孔に沿って良好にガイドできながら、挿通孔による移送作物の詰りを防止できるようにするため、図3に示すように、前記緊張体に、前記挿通孔に沿って上下に延び、該挿通孔の開放口を隠蔽する隠蔽体を設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、工場での組立て時及び補修時に、緊張体に適正なテンション力を簡易に付与できるようにするため、図3に示すように、前記軸部は径方向に貫通する貫通孔を有しており、前記緊張体を常時テンション付与方向に付勢するテンションコイルばねと、該テンションコイルばね及び前記貫通孔の夫々に挿通される筒形のガイド軸と、前記左右側壁に取着され、前記ガイド軸に挿通されたねじ軸と、該ねじ軸に螺着され、前記テンションコイルばねの力を調整し、且つ前記ガイド軸を軸長方向へ移動させるナットとを備え、前記ガイド軸が前記貫通孔から突出する突出部に、前記テンションコイルばねによる前記緊張体のテンション力を表示する表示部を設けていることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、フィーダハウス内側の緊張体に、コンベアで移送する作物が引掛かって詰った場合、この詰りを簡易に取り除くことができるようにするため、図3に示すように、前記フィーダハウスにおける側壁の緊張体支持位置近くで、且つ前記緊張体に対し前記後部の回転輪側に、外部に開口する窓孔と、該窓孔を開閉する蓋体とを備えることを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、移送作物が、巻付防止筒と回転輪との間の隙間から内側の支持軸部に侵入するのを防止できるようにするため、図6に示すように、前記回転輪を前記フィーダハウスに支持する支持軸と、該支持軸に套嵌して前記作物の前記支持軸への巻付きを防止する巻付防止筒とを備えており、前記回転輪の少なくとも一側は、前記巻付防止筒の端部を受入れる環状凹入部を有しており、該環状凹入部に前記巻付防止筒の端部を相対回転可能に挿嵌していることを特徴とする。
【0011】
【発明の作用効果】
請求項1記載の発明では、フィーダハウスの左右側壁に、緊張体の軸部が挿通される挿通孔に沿ってガイド体を設け、さらにこのガイド体は、フィーダハウス側壁の外側面に設けているから、左右側壁の緊張体支持部を補強できながら、コンベアで移送される作物がガイド体に引掛かるのを防止できる。従って、移送作物が緊張体7の支持部に詰る要因を少なくでき、詰り難くできるのである。
【0012】
請求項2記載の発明では、緊張体の軸部を上下にガイドする挿通孔を、緊張体とともに上下移動する隠蔽体で隠蔽するから、移送作物が左右側壁の挿通孔から外方にはみ出して引掛かるのを防ぐことができるのである。従って、軸部を挿通孔に沿って良好にガイドできながら、挿通孔による移送作物の詰りを防止できるのである。
【0014】
請求項3記載の発明では、ガイド軸の表示部を見ることにより、テンションばねによる緊張体のテンション力を確認できるので、工場での組立て時及び補修時に、緊張体に適正なテンション力を簡易に付与できるのであり、従って、組立て及び補修作業性を向上できるのである。
【0015】
請求項4記載の発明では、蓋体を操作して窓孔を開放することにより、フィーダハウス内の緊張体近傍部を外方に開放できるから、フィーダハウス内側の緊張体に移送作物が引掛かって詰った場合でも、この詰りを前記窓孔から簡易に取り除くことができるのであり、また、緊張体部分の掃除も容易にできるのである。
【0016】
請求項5記載の発明では、回転輪の環状凹入部に巻付防止筒の端部を相対回転可能に挿嵌しているから、移送作物が、巻付防止筒と回転輪との間の隙間から内側に侵入するのを良好に防止できるのである。従って、移送作物が巻付防止筒と回転輪との間の隙間から内側に侵入して支持軸に巻き付くのを防止できるのである。
【0017】
【発明の実施形態】
図12及び図13は、搬送装置を備えた汎用形のコンバインを示している。このコンバインは、クローラから成る左右の走行装置101,101により走行可能に支持された機体100の前部に、油圧昇降装置102により昇降可能な刈取部103と、該刈取部103により刈取られた穀稈などの作物を後方の脱穀室104に搬送する搬送装置Aとを支持すると共に、機体100上に、胴体の外周に推進角を有する螺旋状の扱刃をもち前記脱穀室104に搬送された作物を脱穀する回転自在のスクリュー形扱胴105と、この扱胴105の回転で脱穀された穀粒を選別する前後に揺動自在の揺動選別装置106と、この揺動選別装置106の揺動で選別処理された穀粒を貯溜する穀粒タンク107とを搭載し、この穀粒タンク107の前方に運転席をもつ運転操作部108を、また、後方にエンジン109から成る駆動源をそれぞれ配置している。尚、図12において、110は前記揺動選別装置106の下方に配置した一番コンベア、111は同じく二番コンベア、112は排風ファンである。
【0018】
前記刈取部103は、未刈り穀稈を取り入れるヘッダーをもつプラットホーム113と、このプラットホーム113の前部に取付けて左右に往復動させる刈刃114と、この刈刃114の後方に回転自在に配設される掻込ドラム115と、前記プラットホーム113の上部にリール支持体116,116及び油圧シリンダ117を介して上下昇降可能に支持された掻込リール118とを備えている。
【0019】
搬送装置Aは、刈取部103のプラットホーム113後端部と機体100の前端部との間に着脱自在に取付けられる略角筒状のフィーダハウス1と、このフィーダハウス1内の前部に固定支持軸2を介して回転自由に支持される円筒状の前部の回転輪(以下前部回転輪と言う)3と、フィーダハウス1内の後部に駆動支持軸4を介して回転自由に支持される左右の後部の回転輪(以下後部回転輪と言う)5と、前部回転輪3の各端部と各後部回転輪5との間に掛設される一対の伝動チェン61,61及びこれら伝動チェン61,61間に架設された多数の搬送片62・・から成るコンベア6と、このコンベア6の伝動チェン61,61にテンションを与える緊張体7とを備え、駆動支持軸4を、スプロケット・チェンなどの動力伝達機構を介して前記エンジン109に連動させ、後部回転輪5を介してコンベア6を循環移動させ、刈取部103で刈取られた作物を脱穀室104に移送するようにしている。
【0020】
また、前記緊張体7は、図1〜図4に示すように、フィーダハウス1の左右側壁1a,1aに形成された上下方向の挿通孔11に沿って上下動自在に挿嵌支持される横長の軸部71と、該軸部71の長さ方向中間部に軸受72を介して回転自由に支持される左右のテンション輪73,73と、軸部71の外周にテンション輪73,73間に亘って套嵌されるスクレーパ筒74とを備え、前記挿通孔11から左右側壁1a,1aの外方に突出する軸部71の各軸端部と、左右側壁1aにブラケット12を介して下方に垂下したガイド軸13との間に、緊張体7を常時上方に付勢してコンベア6の伝動チェン61にテンションを与えるテンションコイルばね(以下テンションばねと言う)8を設けている。また、前記スクレーパ筒74の各端部で、後記する連結片と反対側外面には、前記テンション輪73の外側端縁を越えて長さ方向外方に延びる断面略三角形状のスクレーパ75,75を設け、該スクレーパ75,75によりコンベア6の非移送側に持回りされる作物がテンション輪73,73と連れ回りすることなく、該作物を緊張体7前方に順次落下させるようにしている。
【0021】
前記左右側壁1a,1aの外側面には、緊張体7の軸部71が挿通される挿通孔11に沿って上下に延び、前記軸部71を前後両側からガイドするガイド体9を設けている。
【0022】
このガイド体9は、図3に示すように、挿通孔11の長さよりも長い二枚の細長金属板から成り、このガイド体9の幅方向一側面が、前記挿通孔11の対向面と面一状となるようにして複数の取付ねじ10により各側壁1aの外側面に取付け、挿通孔11とガイド体9とで前記軸部71をガイドするようにしている。また、各ガイド体9は、幅方向他端側を、ガイド体9よりも厚肉で且つ細幅の細長受体9aを介して左右側板1a,1aに取付け、各ガイド体9の幅方向一側部と左右側壁1a,1a外面との間に、挿通孔11に沿って延びるガイド凹部14を形成している。尚、軸部71は、ガイド体9のみでガイドしてもよいし、また、ガイド体9を挿通孔11に対し前後一方のみとし、一つのガイド体9で軸部71をガイドするようにしてもよい。
【0023】
さらに左右側壁1a,1aの外方に突出する前記軸部71の各軸端部には、前記挿通孔11に沿って上下に延び、該挿通孔11の開放口を側壁1aの外側から隠蔽する隠蔽体15を挿嵌支持している。
【0024】
この隠蔽体15は、図3、図5に示すように、下端部に前記軸部71を受入れる嵌合孔15aをもった細長状の板体から成り、この隠蔽体15を前記ガイド凹部14にスライド自在に介在させて、緊張体7とともに上下に移動できるようにしている。
【0025】
また、前記ガイド軸13は、図3に示すように、テンションばね8の上下両端を受止める上側及び下側ばね受け13a,13bと、これらばね受け13a,13bを貫通する移動軸部13cとから成り、この移動軸部13cを、前記ブラケット12に上端部が固定されたねじ軸16の下端側に移動自由に挿嵌し、さらに移動軸部13cの下端を、前記ねじ軸16に螺着されたナット17に結合すると共に、移動軸部13cの上端部を、前記緊張体7の軸部71を移動自由に貫通して上方に突出させ、この移動軸部13cの上端突出部に、環状凹溝から成る表示部18を設け、上側ばね受け13aを前記軸部71に当接させている。そして、ナット17を回し操作することにより、下側ばね受け13bを上下移動させ、テンションばね8の力を調整し、緊張体7に作用するテンション力が適正となったとき、移動軸部13cの表示部18が軸部71から露出するようにしている。
【0026】
また、前記緊張体7の軸部71におけるテンション輪73の両側には、図4に示すように、キー76を介して環状のステー77,78を挿嵌支持し、内側ステー77の外周に前記スクレーパ筒74の端部を固定すると共に、内側及び外側ステー77,78を、断面略三角形状の前記スクレーパ75で連結して、各ステー77,78の回転を防止するようにしている。
【0027】
前記駆動支持軸4の外周には、図2、図6に示すように、後部回転輪5,5間に亘って延びる巻付防止筒19を相対回転可能に套嵌すると共に、後部回転輪5,5の両側面に、巻付防止筒19の端部を受入れる環状凹入部51を設けて、内側の環状凹入部51に巻付防止筒19の端部を相対回転可能に挿嵌している。
【0028】
前記巻付防止筒19は、円筒部19aと、該円筒部19aの両端部内側に固定する環状ステー19bとから成り、このステー19bの外周端部を前記環状凹入部51に挿嵌しているが、その他、円筒部19aの端部を前記環状凹入部51に挿嵌してもよい。
【0029】
また、前記左右側壁1a,1aの前記後部回転輪5,5との対向部には、図2、図6に示すように、前記回転輪5,5に向かって突出して外側の環状凹入部51に挿嵌する防塵筒20と、側壁1a外方に突出してボール軸受21を保持する筒状の滑り軸受22を取付け、この滑り軸受22を軸受ハウジング23に回転自在に挿嵌支持して、軸受ハウジング23を機体100に取付ねじで着脱可能に取付け、滑り軸受22により、フィーダハウス1を機体100に対し上下に回動させることができるようにし、前記防塵筒20により藁等の塵が回転輪5外方の支持軸4周りに侵入するのを防止するようにしている。
【0030】
さらに前記駆動支持軸4の長さ方向中央部に、軸受24を介して支持リング25を挿嵌支持し、この支持リング25の外周に、前記巻付防止筒19の長さ方向中央部を固定する一方、巻付防止筒19の長さ方向中央部と、前記スクレーパ筒74の長さ方向中央部とに連結片26,79をそれぞれ突設して、これら連結片26,79を、パイプから成る連結杆27で連結し、巻付防止筒19の駆動支持軸4及び後部回転輪5に対する回転と、スクレーパ筒74のテンション輪73に対する回転とを防止するようにしている。
【0031】
前記連結杆27は、その一端部を、取付ねじ28により前記連結片26に取付け、他端部を、コ字形ブラケット79aを介して前後方向に延びる筒体から成る連結片79に回転自由で、かつ長さ方向にスライド自由に挿嵌して連結している。
【0032】
そして、図3に示すごとくフィーダハウス1における左右側壁1a,1aのうち、運転操作部108と反対側の左側壁1aの緊張体支持位置近くで、かつ緊張体7に対し後部回転輪5側に、緊張体7の連結杆27との連結部近傍部位を外部に開放させる四角形の窓孔29と、該窓孔29を左側壁1aの外側から開閉する着脱可能な蓋体30とを設けている。
【0033】
この蓋体30は、窓孔29よりも大形の四角形に形成して、その四隅部に設けた挿通孔から側壁1aに形成されたねじ孔に取付ねじ31を螺締することにより、側壁1aに対し着脱可能とし、この蓋体30の取外しにより、緊張体7の連結杆27との連結部に、移送作物が引掛かって詰った場合でも、この詰りを前記窓孔29から簡易に取り除くことができ、また、緊張体7部分の掃除も容易にできるようにしている。尚、窓孔29と蓋体30とは、側壁1a,1aの両方に設けてもよい。
【0034】
さらに図7に示すように、フィーダハウス1における前部回転輪3と緊張体7との間の傾斜上壁1bには、四角形の窓孔32と、該窓孔32を上壁1bの外側から開閉する着脱可能な掃除蓋33とを設けている。また、上壁1bの窓孔32に対し後方部には、上端に大径鍔部をもった位置決めピン34を突設し、さらに窓孔32に対し前方部には、フック体35を設けている。尚、33aは掃除蓋33の取手である。
【0035】
前記掃除蓋33は、窓孔32よりも大形の四角形に形成して、その後端部に、図8に示すように、前記位置決めピン34の大径鍔部を受入れる大径孔部36aと、該大径孔部36aに連続する小径孔部36bとから成る引掛孔36を設け、前端部には、枢支横軸37dを介して枢着されるレバー37aと、引掛部37cをもち、前記レバー37aに枢着される掛止体37bとから成る操作体37を設けている。そして、引掛孔36の大径孔部36aを位置決めピン34に挿嵌して掃除蓋33を前方に若干移動させると、引掛孔36の小径孔部36bが位置決めピン34に係合して上方・前方及び側方への移動が規制され、この状態で掛止体37bの引掛部37cをフック体35に掛止してレバー37aを倒伏させることにより、掃除蓋33を固定でき、また、反対にレバー37aを起立して引掛部37cのフック体35との係合を離脱して掃除蓋33を後方に若干移動させ、小径孔部36bの位置決めピン34との係合を離脱することにより、掃除蓋33を取外すことができるようにしている。
【0036】
また、図1、図12に示すように、フィーダハウス1における後部回転輪5と緊張体7との間の上壁1c表面には、滑り止めシート38を貼付けて、フィーダハウス1の上面1cにオペレータが載ることがあっても、このオペレータが滑り落ちるのを防止できるようにしている。
【0037】
また一方、円筒状の前部回転輪3は、図9に示すように、軸受39及びリング状のステー40を介して支持軸2に回転自由に支持し、この支持軸2の各端部を、フィーダハウス1の左右側壁1a,1aに左右のテンションアーム41,41を介して支持している。尚、前部回転輪3の各端部外周に、前記伝動チェン61の位置ずれを防止するストッパをもつリング3aを固定している。
【0038】
前記テンションアーム41は、前後方向に延び、その長さ方向中間が、枢支軸42及び鍔付きのカラー43を介して前記左右側壁1a,1aに揺動自在に枢支され、このテンションアーム41の前端部に前記支持軸2の各端部を支持し、後端部に、横軸44を介して上方に向かって突出するばね受軸45を設け、このばね受軸と、前記側壁1aから突出するブラケットとの間に、前部回転輪3を常時下方側に付勢するテンションバネ(図示せず)を介装して、左右のテンションアーム41を独立して動作させるようにしている。尚、テンションアーム41の枢支部には、枢支軸42の取付孔41aと、該取付孔41aに連続する座ぐり孔41bとを設けて、この座ぐり孔41bに前記カラー43を嵌合し、このカラー43を、前記側壁1aに固定した軸受筒46に回転自在に挿嵌支持している。
【0039】
また、実施形態の刈刃114は、固定刈刃114aと、この固定刈刃114aの上側に重合してスライドする可動刈刃114bとから成り、また、固定刈刃114aは、図10、図11に示すように、断面逆L形の細長のベース体114cと、このベース体114cの横部片下面に所定間隔をおいて取付ける多数の刃体114dと、ベース体114cの横部片上面に取付けて各刃体114dを押える細長状の刃押え板114eとを備え、この刃押え板114eの長さ方向両端部で、その幅方向一端部を、スペーサ114fで受止めた上で第1押圧体114gで押しつけて固定すると共に、幅方向他端部を、第2押圧体114hで押しつけて不用意に移動しないようにしている。
【0040】
尚以上の実施形態における緊張体7は、円筒状のテンション輪73を備えているが、その他、図14に示すようにスプロケットから成るテンション輪73を用い、このテンション輪73を前記伝動チェン61に噛合させて、伝動チェン61から伝わる伝動力によりテンション輪73を回転させるようにしてもよいし、また、スプロケットにすることなく、円筒状テンション輪73の外周にゴム板などの抵抗体を設けて、この抵抗体と伝動チェン61との接触抵抗によりテンション輪73を回転させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明搬送装置の前側部分を省略した縦断側面図。
【図2】同図1の横断平面図。
【図3】同図1の前後方向中央部の拡大側面図。
【図4】図3のXーX線断面図。
【図5】図3のYーY線断面図。
【図6】同搬送装置の後側部分のみの拡大横断面図。
【図7】フィーダハウスにおける緊張体前方部の縦断側面図。
【図8】図7のZ部の平面図。
【図9】前部回転輪部分の一部縦断正面図。
【図10】刈刃の一部を省略した平面図。
【図11】図10のBーB線拡大断面図。
【図12】搬送装置を組み込んだコンバイン全体の側面図。
【図13】同搬送装置を組み込んだコンバイン全体の平面図。
【図14】図9に対応した別の実施形態を示す拡大断面図
【符号の説明】
1 フィーダハウス
1a 側壁
2,4 支持軸
3 前部回転輪
5 後側回転輪
6 コンベア
7 緊張体
71 軸部
8 テンションばね
9 ガイド体
11 挿通孔
13 ガイド軸
15 隠蔽体
18 表示部
19 巻付防止体
29 窓孔
30 蓋体
51 環状凹入部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a transport device in a combine equipped with a conveyor for transferring crops such as rice harvested by a mowing unit to a threshing room.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, in a general-purpose combine, as described in Japanese Utility Model Publication No. 63-75130, the front and rear rotations are performed between a cutting part provided in front of the machine body and a threshing room provided in the upper part of the machine body. A feeder house that supports the wheel is provided, and in this feeder house, a conveyor that is hung between the front and rear rotating wheels and transferred to the threshing room is transferred between the left and right side walls of the feeder house. A tension body that has a shaft portion that is inserted and supported so as to be freely movable up and down and that tensions the conveyor is provided, and the crop transferred to the threshing chamber is threshed by the rotation of the handling cylinder.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the transport apparatus configured as described above, a part of the crop transferred by the conveyor may be caught inside the feeder house and accumulated, resulting in clogging.
[0004]
The main object of the present invention is to provide a transport device capable of preventing crops such as cereal grains transferred by a conveyor from being clogged inside a feeder house.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to prevent the crops transported by the conveyor from being clogged inside the feeder house while being able to reinforce the tension body support part of the feeder house side wall, as shown in FIG. A feeder house that supports the front and rear rotating wheels between the left and right side walls, and has an insertion hole whose longitudinal direction is up and down on the left and right side walls, and is hung between the rotating wheels and cut by a cutting part In a transport device in a combine having a conveyor for transferring a crop to a threshing chamber, and a shaft portion that is inserted and supported by the respective insertion holes so as to be movable up and down, and a tension body that applies tension to the conveyor, A guide body that extends vertically along the insertion hole and guides the vertical movement of the shaft portion is provided on the outer surface of the left and right side walls and outside the insertion hole.
[0006]
In the invention according to
[0008]
In the invention according to
[0009]
In the invention according to
[0010]
In order to prevent the transfer crop from entering the inner support shaft portion from the gap between the anti-winding cylinder and the rotating wheel, as shown in FIG. A support shaft that supports the rotating wheel on the feeder house; and a winding prevention tube that is fitted onto the support shaft to prevent the crop from being wound around the support shaft, and includes at least one of the rotating wheels. The side has an annular recess for receiving the end of the anti-winding cylinder, and the end of the anti-winding cylinder is inserted into the annular recess so as to be relatively rotatable. .
[0011]
[Effects of the invention]
In the first aspect of the present invention, the guide body is provided on the left and right side walls of the feeder house along the insertion hole through which the shaft portion of the tension body is inserted, and the guide body is provided on the outer surface of the feeder house side wall. Therefore, it is possible to prevent the crops transferred by the conveyor from being caught on the guide body while reinforcing the tension body support portions on the left and right side walls. Therefore, it is possible to reduce the factor that the transferred crop clogs the support part of the
[0012]
In the second aspect of the invention, the insertion hole that guides the shaft portion of the tension body up and down is concealed by the concealment body that moves up and down together with the tension body, so that the transfer crop protrudes outward from the insertion holes on the left and right side walls. It can be prevented from hanging. Therefore, it is possible to prevent clogging of the transfer crop by the insertion hole while being able to guide the shaft portion well along the insertion hole.
[0014]
In the invention according to
[0015]
In the invention according to
[0016]
In the invention of
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
12 and 13 show a general-purpose combiner equipped with a transport device. The combine includes a
[0018]
The
[0019]
The conveying device A is fixedly supported by a substantially rectangular tube-
[0020]
1 to 4, the
[0021]
On the outer side surfaces of the left and
[0022]
As shown in FIG. 3, the
[0023]
Further, each shaft end portion of the
[0024]
As shown in FIGS. 3 and 5, the concealing
[0025]
Further, as shown in FIG. 3, the
[0026]
Further, as shown in FIG. 4, annular stays 77 and 78 are inserted and supported on both sides of the
[0027]
As shown in FIGS. 2 and 6, an
[0028]
The winding preventing
[0029]
Further, as shown in FIGS. 2 and 6, the left and
[0030]
Further, a
[0031]
One end of the connecting
[0032]
As shown in FIG. 3, of the left and
[0033]
The
[0034]
Further, as shown in FIG. 7, a
[0035]
The cleaning
[0036]
As shown in FIGS. 1 and 12, a
[0037]
On the other hand, as shown in FIG. 9, the cylindrical front
[0038]
The
[0039]
In addition, the
[0040]
The
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a vertical side view in which a front side portion of a transport apparatus of the present invention is omitted.
FIG. 2 is a cross-sectional plan view of FIG.
3 is an enlarged side view of a central portion in the front-rear direction of FIG.
4 is a cross-sectional view taken along line XX in FIG.
5 is a cross-sectional view taken along line YY in FIG.
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view of only the rear portion of the transfer device.
FIG. 7 is a longitudinal side view of a front portion of a tension body in a feeder house.
FIG. 8 is a plan view of a Z portion in FIG. 7;
FIG. 9 is a partially longitudinal front view of a front rotating wheel portion.
FIG. 10 is a plan view in which a part of the cutting blade is omitted.
11 is an enlarged sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 12 is a side view of the entire combine incorporating the transport device.
FIG. 13 is a plan view of the entire combine unit incorporating the transfer device.
FIG. 14 is an enlarged sectional view showing another embodiment corresponding to FIG. 9;
DESCRIPTION OF
Claims (5)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11096796A JP3705650B2 (en) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | Conveying equipment in the combine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11096796A JP3705650B2 (en) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | Conveying equipment in the combine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09294450A JPH09294450A (en) | 1997-11-18 |
JP3705650B2 true JP3705650B2 (en) | 2005-10-12 |
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Family Applications (1)
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JP11096796A Expired - Fee Related JP3705650B2 (en) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | Conveying equipment in the combine |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4713375B2 (en) * | 2006-03-14 | 2011-06-29 | ヤンマー株式会社 | Combine |
-
1996
- 1996-05-01 JP JP11096796A patent/JP3705650B2/en not_active Expired - Fee Related
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JPH09294450A (en) | 1997-11-18 |
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