JP3705568B2 - 消火器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、消火剤の収容される容器内に圧縮ガスを蓄圧する蓄圧式の消火器のうち、圧縮ガス充填専用のバルブ装置を有する消火器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
蓄圧式の消火器は、粉末又は液体の消火剤を容器内に収容し、さらに、容器内に圧縮ガスを蓄圧されている。火災源に消火剤を放射するときには、消火剤放出用の開閉バルブを開にするが、このとき、圧縮ガスによって加圧される消火剤は誘導管(サイホン)を通じて外部に放出される。
【0003】
このような蓄圧式の消火器においては、容器内にガスを充填する必要があるが、ガスの充填を消火剤放出用の管路を通じて行うとサイホンを通じて消火剤中に直接ガスを吹き込むことになり、特に消火剤が粉末の場合、消火剤を容器内で巻き上げてしまったり、開閉バルブにかみ込んでバルブが閉止しなくなるといった問題が起こる。そのため、消火剤中に直接ガスを吹き込まない位置に専用のガス充填口を設けることが必要となってくる。
【0004】
ガス充填口を専用に用いたものとしては、特開平9−313634号公報に示された、容器又は容器に固定される基材(ヘッド部材)に、注入管を配設したものがある。この注入管は、片側のみが開口して容器外に突出し、また、容器内に収められる部分には小孔が開けられガスの流通を可能としている。注入管の小孔が開けられる部分にはゴム管が外側から被されている。容器内にガスを充填するときには、ガスは、注入管の開口側から注入管内を通過して小孔より注入管の外側に流出し、注入圧によってゴム管と注入管外面の間を通過して容器内部の空間に充填される。容器内に充填されたガスは、容器内のガス圧によってゴム管が小孔に押し付けられるので、外部に流出はしない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の消火器におけるガス充填口では、ガスが、注入管の内側がら外側へと通過して充填される構造のため、注入管を容器又は容器に固定される基材とは別の部材として新たに設ける必要があり、さらに、注入管を容器又は容器に固定される基材に取り付けるための手段が必要となり、コストの上昇を招いてしまう。
【0006】
この発明の目的は、注入管のような新たな部材を用いることなく低コストで生産できる、専用のガス充填口を有する蓄圧式の消火器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の消火器は次の(A)〜(E)の要素を有している。
(A)内部に消火剤(12)を収容し開口部を封鎖部材(20)により封鎖される容器(10)。
(B)容器(10)内に形成され消火剤(12)を加圧するガスを蓄圧する蓄圧空間(18)。
(C)封鎖部材(20)又は容器(10)の内面に形成され蓄圧空間(18)に面する管状内壁(30)。
(D)管状内壁(30)に穿設され蓄圧空間(18)と容器(10)外とを連通させるガス導入孔(26)。
(E)外面を管状内壁(30)に当接させガス導入孔(26)を封鎖する弾性管部材(28)。
【0008】
管状内壁(30)は封鎖部材(20)及び容器(10)のどちらか一方のみに形成されてもよいし、両者にまたがって形成されても良い。管状内壁(30)や弾性管部材(28)の形状は、円管状に限定されず、三角管状や多角管状であっても良い。弾性管部材(28)は通常ゴム管(28)とされるが、蓄圧空間(18)の密封が保てるものであれば材質は問わない。
【0009】
容器(10)は消火剤(12)を収容した後、封鎖部材(20)によって封鎖され、容器(10)の内部には消火剤(12)を加圧するガスの蓄圧が可能な蓄圧空間(18)が形成される。蓄圧空間(18)へのガスの充填は、加圧ガス供給源からガス導入孔(26)を通じてなされるが、加圧ガス供給源により圧送されるガスは、ガス導入孔(26)を通過した後、送圧により管状内壁(30)と弾性管部材(28)の外面との間に生じたすきまより蓄圧空間(18)に進入する。一方、ガスの充填が終了すると、蓄圧空間(18)内のガスの蓄圧により弾性管部材(28)は膨張して外面を管状内壁(30)に密着させるので、蓄圧空間(18)に蓄圧されたガスが、ガス導入孔(26)を通じて容器(10)外に流出するのを阻止される。このように、蓄圧空間(18)内のガスの密封が、封鎖部材(20)又は容器(10)に形成された管状内壁(30)と弾性管部材(28)の外面との間でなされるので、注入管のような新たな部材を設けることなくガスの充填が可能となる。
【0010】
この発明の消火器によれば、封鎖部材(20)は容器(10)の頂部に取り付けられるヘッド部材(20)であり、蓄圧空間(18)は容器(10)内において消火剤(12)の占める空間より上部に形成され、消火剤(12)を容器(10)外へ導出する誘導管(36)が弾性管部材(28)の内側を通過するようにヘッド部材(20)に装着されている。
【0011】
容器(10)内に収容された消火剤(12)は重力により容器(10)下部に位置して、容器(10)上部の空いた空間が蓄圧空間(18)となる。消火剤(12)は、蓄圧空間(18)内に蓄圧されたガスにより加圧され、誘導管(36)を通じて容器(10)外へ送出される。ヘッド部材(20)は、誘導管(36)等を装着されユニット化された状態で容器(10)の頂部に取り付けられる。この際、誘導管(36)は蓄圧空間(18)を通過して消火剤(12)に突き刺さるが、弾性管部材(28)は、誘導管(36)に内側を通過させるように配置されているため、管状内壁(30)をヘッド部材(20)に形成して、弾性管部材(28)をヘッド部材(20)にユニット化するときの構造を簡単にし、低コスト化できる。
【0012】
この発明の消火器は次の(A)〜(E)の要素を有している。
(A)内部に消火剤(12)を収容し開口部を封鎖部材(60)により封鎖される容器(10)。
(B)容器(10)内に形成され消火剤(12)を加圧するガスを蓄圧する蓄圧空間(18)。
(C)封鎖部材(60)又は容器(10)の内面に形成され蓄圧空間(18)に面する平面状内壁(64)。
(D)平面状内壁(64)に穿設され蓄圧空間(18)と容器(10)外とを連通させるガス導入孔(26)。
(E)平面状内壁(64)に当接してガス導入孔(26)を封鎖する弾性板部材(62)。
【0013】
容器(10)は消火剤(12)を収容した後、封鎖部材(60)によって封鎖され、容器(10)の内部には消火剤(12)を加圧するガスの蓄圧が可能な蓄圧空間(18)が形成される。蓄圧空間(18)へのガスの充填は、加圧ガス供給源からガス導入孔(26)を通じてなされるが、加圧ガス供給源により圧送されるガスは、ガス導入孔(26)を通過した後、送圧により平面状内壁(64)と弾性板部材(62)の接触面との間に生じたすきまより蓄圧空間(18)に進入する。一方、ガスの充填が終了すると、蓄圧空間(18)内のガスの蓄圧により弾性板部材(62)は管状内壁(30)に密着するので、蓄圧空間(18)に蓄圧されたガスが、ガス導入孔(26)を通じて容器(10)外に流出するのを阻止される。このように、蓄圧空間(18)内のガスの密封が、封鎖部材(60)又は容器(10)に形成された平面状内壁(64)と弾性板部材(62)との間でなされるので、注入管のような新たな部材を設けることなくガスの充填が可能となる。
【0014】
この発明の消火器によれば、封鎖部材(60)は容器(10)の頂部に取り付けられるヘッド部材(60)であり、蓄圧空間(18)は容器(10)内において消火剤(12)の占める空間より上部に形成され、弾性板部材(62)は中央部に通過孔が穿設され、消火剤(12)を容器(10)外へ導出する誘導管(36)が弾性板部材(62)に穿設された通過孔を通過するように封鎖部材(60)に装着されている。
【0015】
容器(10)内に収容された消火剤(12)は重力により容器(10)下部に位置して、容器(10)上部の空いた空間が蓄圧空間(18)となる。消火剤(12)は、蓄圧空間(18)内に蓄圧されたガスにより加圧され、誘導管(36)を通じて容器(10)外へ送出される。ヘッド部材(60)は、誘導管(36)等を装着されユニット化された状態で容器(10)の頂部に取り付けられる。この際、誘導管(36)は蓄圧空間(18)を通過して消火剤(12)に突き刺さるが、弾性板部材(62)は、誘導管(36)に通過孔を通過させるように配置されているため、平面状内壁(64)をヘッド部材(60)に形成して、弾性板部材(62)をヘッド部材(60)にユニット化するときの構造を簡単にし、低コスト化できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は自動消火型消火器2の主要部のみ断面で示した側面図であり、図2は自動消火型消火器2のヘッド部材20の部分を拡大した断面図である。粉末又は液体の消火剤12は、容器10に収容され、重力により容器10の下部に沈んでいる。容器10は上部が開口し、開口部には口金14が形成されている。ヘッド部材20は容器10の頂部より容器10の開口部を封鎖している。キャップ16は、ヘッド部材20の外面に形成された段部34に係合した上で容器10の口金14に螺着し、ヘッド部材20を容器10の口金14に固定している。Oリング22は、口金14とヘッド部材20の間の機密を保つ。蓄圧空間18は、容器10内における消火剤12の上方の空いた空間であり、消火剤12を加圧するためのガスの蓄圧が可能となっている。
【0017】
ヘッド部材20には、鉛直方向に貫通する通路50が形成されている。サイホン36は、容器10内において鉛直方向を向くよう配設されており、下端部が容器10に収容されている消火剤12内に挿入されつつ容器10の底部近辺において開口し、上端部開口がヘッド部材20の下側より通路50に接続されるよう、ヘッド部材20に螺着・結合している。誘導管であるサイホン36は、容器10に収容される消火剤12を、通路50を介して容器10へ導く。導出管44は、ヘッド部材20の上側より接続金具42を介して通路50に接続され、サイホン36により導出される消火剤12を火災感知ノズル46へ導く。火災感知ノズル46は、家庭用ガスレンジの上部等、火災の発生しそうな場所に配置され、火災の発生により高熱が発生すると溶融金属の溶解により開詮して消火剤12の放射を許容する。導出管44は、金属管又は不燃性合成樹脂のパイプであり、変形自在でかつ変形した形状を保持可能なので、火災感知ノズル46を任意の場所に配置できる。カバー48は、ヘッド部材20を外側から覆って美観を保つ。
【0018】
ヘッド部材20の内面には、サイホン36の中心軸と同軸でサイホン36よりも大径である円管状の管状内壁30が形成されており、管状内壁30は、蓄圧空間18に面している。ガス充填口24は、ヘッド部材20の外面に開口して、蓄圧空間18へのガス充填時にガスの供給を受ける。ガス導入孔26は、ガス充填口24と蓄圧空間18とを連通させるようにヘッド部材20に穿設され、管状内壁30において蓄圧空間18側に開口している。ゴム管28は、外径が管状内壁30の径とほぼ等しい円管状の形状をしており、内側にサイホン36を挿通された状態で、外面を管状内壁30に当接させてガス導入孔26を封鎖するように配設されている。C型止め輪32は、サイホン36に装着されて、ゴム管28の鉛直方向下側への落下を阻止している。圧力計40は、連通孔38によって圧力感知部を蓄圧空間18に連通され、蓄圧空間18内の圧力を表示する。
【0019】
自動消火型消火器2の組立は、容器10内に消火剤12を充填した後、ヘッド部材20にサイホン36、導出管44、火災感知ノズル46、ゴム管28、圧力計40等ユニット化したものを容器10に装着し、キャップ16によって固定する。こうしたユニット化により組立を能率化しているが、特に、ゴム管28の内側をサイホン36が通過するような配置としたため、ゴム管28のヘッド部材20へのユニット化を容易にしている。
【0020】
蓄圧空間18へのガスの充填は、加圧ガス供給装置をガス充填口24に接続してガスを圧送することにより行う。このとき、ガス充填口24からガス導入孔26を通じて管状内壁30に到達したガスは、ガスの送圧により管状内壁30とゴム管28との間に生じた隙間より蓄圧空間18内に進入する。蓄圧空間18の内圧が所定の圧力に達すればガスの充填は完了するが、蓄圧空間18内のガス圧によりゴム管28は内側を押されて膨張した状態となり、管状内壁30に密着してガス導入孔26を密封するので、蓄圧空間18内のガスがガス導入孔26を通じて容器10外に漏れることはない。このように、剛性管の外側から内側へとガスが通過し、剛性管の内面と弾性管の外面との間で密封される構造のため、注入管のような新たな部材を付加すること無く専用のガス充填口24を設けることができる。自動消火型消火器2の耐用期間中にゴム管28が劣化して蓄圧空間18の内圧が低下するのを防ぐため、ガス充填の終了後にガス充填口24は、プラグ(図示せず)により完全に密封される。
【0021】
消火剤12は、蓄圧空間18内に蓄圧されるガスにより加圧され、サイホン36を通って上昇し、さらに、導出管44を通って火災感知ノズル46の手前まで送出される。火災感知ノズル46が火災を感知して開詮すると、ガスの加圧により消火剤12は火災源へ向けて噴射される。
【0022】
図3はレバー式の消火器4の断面図である。前述の自動消火型消火器2と共通する部分は同じ符号を用いて説明を省略し、相違点についてのみ説明する。ヘッド部材60には自動消火型消火器2のヘッド部材20における通路50の代わりに、容器10内に開口し鉛直方向に延びる部分と外部へ開口して水平方向に延びる部分からなるL字型の通路88が形成されている。通路88の容器10内開口側にはサイホン36が接続され、外部開口側には接続金具84を介してホース(図示せず)が接続されている。パッキン86は、ヘッド部材60と接続金具84の密封を保つ。通路88の鉛直方向に延びる部分には開閉弁80が配設され、消火剤12の通過が制御される。開閉弁80には弁棒82が一体的に形成され、弁棒82は、鉛直方向に移動自在にヘッド部材60に嵌挿され、上端部をヘッド部材60の外部に突出させている。シール材90はヘッド部材60に形成された凹部内に配設されて弁棒82に摺接し、ヘッド部材60と弁棒82の間のシール性を保つ。止め輪72は弁棒82の上端部に装着され、圧縮コイルバネ76は、弁棒82に嵌装されつつ止め輪72によって係止される座金74とヘッド部材60の上面との間に縮設されて弁棒82を上側へ付勢し、開閉弁80を閉じるようにしている。レバー装置66は、ヘッド部材20に固定される下側レバー68とピン78によってヘッド部材60に枢支される上側レバー70とを有している。上側レバー70を、ピン78を支点に下方へ押し込むと、上側レバー70によって弁棒82の上端部は下方に押圧され、開閉弁80が開くようになっている。
【0023】
ヘッド部材60の下側には、蓄圧空間18に面する平面状内壁64が形成されている。ガス導入孔26は、平面状内壁64において蓄圧空間18側に開口している。ゴム板62は、中央部に円形の通過孔の穿設されたドーナツ状の円盤形状をしており、通過孔にサイホン36を挿通された状態で、平面状内壁64に当接してガス導入孔26を封鎖するように配設されている。C型止め輪32は、サイホン36に装着されて、ゴム管28の鉛直方向下側への落下を阻止している。
【0024】
蓄圧空間18へのガスの充填時に、ガスは、ガスの送圧により平面状内壁64とゴム板62との間に生じた隙間より蓄圧空間18内へと進入する。ガスが充填されると、蓄圧空間18の内圧によりゴム板62は平面状内壁64に押し付けられ、蓄圧空間18内のガスがガス導入孔26を通じて容器10外に漏れることはない。
【0025】
消火剤12は、蓄圧空間18内に蓄圧されるガスにより加圧され、サイホン36を通って開閉弁80の手前まで上昇している。レバー式の消火器4の使用時には、接続金具84に接続されるホースを火災源に向け、上側レバー70及び下側レバー68を把持して、上側レバー70を下方に押し込む。すると、開閉弁80が開いて、消火剤12が火災源に向けて噴射される。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動消火型消火器の主要部のみ断面で示した側面図
【図2】自動消火型消火器のヘッド部材の部分を拡大した断面図
【図3】レバー式の消火器の断面図
【符号の説明】
10 容器
12 消火剤
18 蓄圧空間
20 ヘッド部材(封鎖部材)
26 ガス導入孔
28 ゴム管(弾性管部材)
30 管状内壁
36 サイホン(誘導管)
60 ヘッド部材(封鎖部材)
62 ゴム板(弾性板部材)
64 平面状内壁

Claims (2)

  1. (A)内部に消火剤(12)を収容し開口部を封鎖部材(20)により封鎖される容器(10)、
    (B)前記容器(10)内に形成され前記消火剤(12)を加圧するガスを蓄圧する蓄圧空間(18)、
    (C)前記封鎖部材(20)又は前記容器(10)の内面に形成され前記蓄圧空間(18)に面する管状内壁(30)、
    (D)前記管状内壁(30)に穿設され前記蓄圧空間(18)と前記容器(10)外とを連通させるガス導入孔(26)、及び、
    (E)外面を前記管状内壁(30)に当接させ前記ガス導入孔(26)を封鎖する弾性管部材(28)、を有し
    前記封鎖部材(20)は前記容器(10)の頂部に取り付けられるヘッド部材(20)であり、前記蓄圧空間(18)は前記容器(10)内において前記消火剤(12)の占める空間より上部に形成され、前記消火剤(12)を前記容器(10)外へ導出する誘導管(36)が前記弾性管部材(28)の内側を通過するように前記封鎖部材(20)に装着されていることを特徴とする消火器。
  2. (A)内部に消火剤(12)を収容し開口部を封鎖部材(60)により封鎖される容器(10)、
    (B)前記容器(10)内に形成され前記消火剤(12)を加圧するガスを蓄圧する蓄圧空間(18)、
    (C)前記封鎖部材(60)又は前記容器(10)の内面に形成され前記蓄圧空間(18)に面する平面状内壁(64)、
    (D)前記平面状内壁(64)に穿設され前記蓄圧空間(18)と前記容器(10)外とを連通させるガス導入孔(26)、及び、
    (E)前記平面状内壁(64)に当接して前記ガス導入孔(26)を封鎖する弾性板部材(62)、を有し
    前記封鎖部材(60)は前記容器(10)の頂部に取り付けられるヘッド部材(60)であり、前記蓄圧空間(18)は前記容器(10)内において前記消火剤(12)の占める空間より上部に形成され、前記弾性板部材(62)は中央部に通過孔が穿設され、前記消火剤(12)を前記容器(10)外へ導出する誘導管(36)が前記弾性板部材(62)に穿設された前記通過孔を通過するように前記封鎖部材(60)に装着されていることを特徴とする消火器。
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