JP3704504B2 - 遠隔監視制御方法及び遠隔監視制御装置 - Google Patents

遠隔監視制御方法及び遠隔監視制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠隔地に配置された複数の管理対象装置を監視するための遠隔監視制御方法及び遠隔監視制御装置に関し、特にSNMP(Simple Network Managemant Protocol)のようなプロトコルを用いて監視装置が管理対象装置のポーリングを行う場合に適用される。
【0002】
【従来の技術】
従来より遠隔地に配置された複数の管理対象装置の状態変化や変化の詳細な内容を監視する場合には、監視装置と複数の管理対象装置とを通信回線を介して接続し、SNMPのポーリング信号を用いて監視装置が各管理対象装置に順次に変化の有無に関する問い合わせを行い、各管理対象装置から情報を取得する。取得する情報については、MIB(Management Information Base:管理情報ベース)情報が用いられる場合が多い。
【0003】
監視装置は、管理対象装置から取得したMIB情報によって当該管理対象装置における状態変化の発生を検出した場合には、次の管理対象装置に対するポーリングを延期する。そして、状態変化の発生した管理対象装置からその部品交換単位毎の状態変化の有無をポーリングによるMIB情報として順次に取得する。
監視装置が管理対象装置から取得したMIB情報によって管理対象装置内の部品交換単位の状態変化の発生を検出した場合は、管理対象装置内の次の部品交換単位のポーリングを延期する。そして、当該管理対象装置から状態変化の発生した部品交換単位について、状態変化の詳細な内容を表すMIB情報をポーリングによって取得する。従って、管理対象装置の部品交換単位毎の詳細な故障発生及び復旧情報を取得できる。
【0004】
従来例のシステムについて、図5を参照して説明する。遠隔地に配置されたN個の管理対象装置32(1)〜32(N)は、監視網31を介して監視装置101と接続されている。
監視装置101は、定期監視ポーリング部103を用いて全ての管理対象装置32(1)〜32(N)を定期的に監視する。すなわち、SNMPのポーリングを利用して、管理対象装置32(1)〜32(N)に対して順番に定期的にポーリングを実施する。そして、監視装置101は各管理対象装置32について故障発生及び故障復旧の状態変化の有無を表す情報をMIB情報として取得する。
【0005】
取得したMIB情報は、状態情報114として、監視表示部106に表示されると共に、記億部107及び状態変化検出部108に送出される。記億部107は、全ての管理対象装置32から取得したMIB情報をそれぞれ記億する。記憶されたMIB情報は、次回の同一の管理対象装置32からの状態情報114を受信した時に状態変化検出部108に送出される。
【0006】
状態変化検出部108は、定期監視ポーリング部103から送信された状態情報114と記億部107から出力された前回の同一管理対象装置32(x)からの状態情報114とを比較し、差異を検出しなければ、検出しなかったことを制御部111に対して通知する。その場合、制御部111は次の管理対象装置32(x+1)に対するポーリング実行指示を定期監視ポーリング部103に行い、これ以降、上記動作を状態変化が検出されるまで繰り返す。
【0007】
特定の管理対象装置32(x)において状態変化が発生した場合、状態変化検出部108は状態情報114の比較の際に差異を検出し、状態変化を検出したことを制御部111に通知する。
この場合、制御部111は次の管理対象装置32(x+1)に対するポーリングの延期指示を定期監視ポーリング部103に与えると共に、障害監視ポーリング部104に対して、状態変化が発生した管理対象装置32(x)に対する部品単位(交換可能な部品毎の区分)の状態変化の有無を表すMIB情報を取得するためのポーリングを実行指示する。同時に、切換器102を定期監視ポーリング部103と監視網31の接続から障害監視ポーリング部104と監視網31の接続に切り替える。
【0008】
障害監視ポーリング部104は、状態変化が発生した管理対象装置32(x)に対して部品単位で、部品(#1)から順次に部品(#M:最後の部品)まで、それぞれの故障発生及び故障復旧の状態変化の有無に関するMIB情報をポーリングにより順番に取得する。
取得したMIB情報は、状態情報(部品毎)115として、監視表示部106に表示されると共に、部品異常検出部109に送出される。
【0009】
部品異常検出部109は状態情報(部品毎)115内のビット列を識別することにより、特定の部品(#y)の状態変化を検出しなければ、検出しなかったことを制御部111に対して通知する。この場合、制御部111は次の部品(#y+1)についてのポーリング実行指示を障害監視ポーリング部104に与える。これ以降、上記動作を状態変化が検出されるまで繰り返す。
【0010】
部品異常検出部109において特定の部品(#y)の状態変化を検出すると、検出したことを制御部111に対して通知する。この場合、制御部111は次の部品(#y+1)のポーリングに関する延期指示を障害監視ポーリング部104に与えると共に、障害内容ポーリング部105に対して、状態変化が発生した管理対象装置32(x)における部品単位の状態変化の詳細な内容を示すMIB情報取得のポーリングを実行指示する。同時に、切換器102を障害監視ポーリング部104と監視網31の接続から障害内容ポーリング部105と監視網31の接続に切り替える。
【0011】
障害内容ポーリング部105は、状態変化が発生した管理対象装置32(x)に対して状態変化の詳細な内容を示すMIB情報を部品毎にポーリングにより取得する。取得したMIB情報は、詳細情報(部品毎)115として監視表示部106に表示されると共に、MIB取得検出部110に送出される。
MIB取得検出部110は、MIB取得が行われたことを制御部111に通知する。制御部111は、状態変化が発生した管理対象装置32(x)にポーリングが行われていない部品が残っている場合には、障害監視ポーリング部104に対して次の部品(#y+1)に関するポーリングの再開指示を行なう。
【0012】
状態変化が発生した管理対象装置32(x)上の全ての部品(#1〜#M)に関するポーリングが完了している場合には、制御部111は定期監視ポーリング部103に対して次の管理対象装置32(x+1)に対するポーリングの再開指示を与える。
従来のシステムにおける動作は図6に示す通りである。
【0013】
すなわち、監視装置は特定の管理対象装置32(z)に対して定期監視ポーリングP1を行う。定期監視ポーリングP1では、監視装置から装置状態を取得するためのMIB情報を含んだ(GetRequest)を指定した管理対象装置に送信する。
指定された管理対象装置は、自局の装置状態を表すMIB情報を含んだ応答(GetResponse)R1を監視装置に対して通知する。監視装置は、受信内容から装置が正常か障害があるかを判断し、正常な場合は次の管理対象装置32(z+1)に対して定期監視ポーリングP1を実施し、障害があった場合はその管理対象装置32(z+1)に対して装置内の部品毎に障害監視ポーリングP2を行う。
【0014】
障害監視ポーリングP2では、監視装置から部品状態を取得するためのMIB情報を含めた(GetRequest)を指定した管理対象装置32(z)に送信する。指定された管理対象装置32(z)は自局の部品状態のMIB情報を含めた応答(GetResponse)R2を監視装置に対して通知する。監視装置は、受信内容から部品が正常か障害があるかを判断する。
【0015】
正常な場合には、同一の管理対象装置32(z)に対して次の障害監視ポーリングP2を実施し、障害があった場合にはその管理対象装置32(z)に対して障害のある部品(#k)に関する障害内容ポーリングP3を行う。
障害内容ポーリングP3では、監視装置から部品の障害内容を取得するためのMIB情報を含めた(GetRequest)を指定した管理対象装置32(z)に送信する。指定された管理対象装置32(z)は、障害のある部品(#k)の障害内容を表すMIB情報を含めた応答(GetResponse)R3を監視装置に対して通知する。
【0016】
監視装置は、障害内容ポーリングP3にて応答(GetResponse)R3を受信すると、当該管理対象装置32(z)上でまだ障害監視ポーリングP2を行っていない残りの部品に関する障害監視ポーリングを実施する。全ての部品について障害監視ポーリングが終了した場合には、次の管理対象装置32(z+1)に対して定期監視ポーリングP1を行う。
【0017】
よって、特定の管理対象装置32(z)において複数の部品に同時に障害が発生した場合には、部品の数だけ障害監視ポーリングP2及び障害内容ポーリングP3が実施されことになり、送受信されるパケット量が恒常的に多くなる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、加入者系固定無線アクセスシステム(FWA)の無線装置(基地局)を管理対象装置として想定する。この場合、各々の管理対象装置はそれぞれの電波の届く範囲をサービス提供エリアとして形成するので、複数の管理対象装置は、互いにサービス提供エリアの距離以上の間隔をあけて散在するように設置されるのが一般的である。
【0019】
一方、監視装置は、効率的な監視を実現するために1ヶ所に集中的に設置されることが望まれる。このため、管理対象装置と監視装置とを接続する通信回線には、安価な狭帯域伝送路(低速の伝送路)を利用する必要があり、狭帯域伝送路を利用した場合でもポーリングを効率的に行う必要がある。
しかし、送受信されるパケット量が恒常的に多くなると、狭帯域伝送路では通信所用時間が長くなるので、故障が発生した1つの管理対象装置に対する処理が完了するまでに長い時間がかかり、全ての管理対象装置を定期的に監視することが困難になる。
【0020】
従来は、管理対象装置毎のポーリングP1の周期を短くするために、特定の管理対象装置において複数の部品に同時に障害が発生した場合を考慮して、1つの監視装置が監視対象とする管理対象装置の台数を少なく制限するか、もしくは監視装置と管理対象装置との間に高価かつ信頼性の高い広帯域伝送路を利用しなければならなかった。
【0021】
本発明は、低速の伝送路を利用しSNMPのポーリングを用いて、順次に複数の管理対象装置の故障発生及び復旧情報を取得する場合に、同一の管理対象装置上で複数の部品に同時に障害が発生した場合であっても、全ての管理対象装置を効率よく監視することが可能な遠隔監視制御方法及び遠隔監視制御装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
請求項1の遠隔監視制御方法は、遠隔地に設置された複数の管理対象装置を通信回線を介して監視する遠隔監視装置を制御する遠隔監視制御方法であって、前記遠隔監視装置の動作に前記複数の管理対象装置に対して装置単位の第1の情報を取得するための第1組のポーリングを装置毎に順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の管理対象装置に対する第1組のポーリングを延期する第1ステップと、前記第1ステップで状態変化の発生が検出された特定の管理対象装置に対して、交換可能な部品単位での第2の情報を取得するための第2組のポーリングを部品単位で順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の部品に対する第2組のポーリングを延期する第2のステップと、前記第2のステップで状態変化の発生が検出された部品に対して、状態変化の詳細に関する第3の情報を取得するための第3組のポーリングを実施する第3のステップとが含まれる場合に、遠隔監視装置と管理対象装置との間で伝送される情報のトラヒック量を管理対象装置毎に監視し、特定の管理対象装置に関する前記トラヒック量が規定値を超えた場合には、前記第3組のポーリングを中止して次の管理対象装置に対する前記第1組のポーリングを再開することを特徴とする。
【0023】
請求項1においては、例えば1つの管理対象装置上で複数の部品に同時に故障が発生し、前記管理対象装置と監視装置との間で伝送されるパケット量が所定以上に増えると、前記第3組のポーリングを中止して次の管理対象装置に対する前記第1組のポーリングを再開するので、故障の発生した特定の管理対象装置と監視装置との間で伝送されるパケット量を抑制するので、故障の発生した特定の管理対象装置の処理に要する時間が短縮される。そのため、監視対象とする全ての管理対象装置を効率よく監視できる。
【0024】
請求項2の遠隔監視制御方法は、遠隔地に設置された複数の管理対象装置を通信回線を介して監視する遠隔監視装置を制御する遠隔監視制御方法であって、前記遠隔監視装置の動作に前記複数の管理対象装置に対して装置単位の第1の情報を取得するための第1組のポーリングを装置毎に順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の管理対象装置に対する第1組のポーリングを延期する第1ステップと、前記第1ステップで状態変化の発生が検出された特定の管理対象装置に対して、交換可能な部品単位での第2の情報を取得するための第2組のポーリングを部品単位で順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の部品に対する第2組のポーリングを延期する第2のステップと、前記第2のステップで状態変化の発生が検出された部品に対して、状態変化の詳細に関する第3の情報を取得するための第3組のポーリングを実施する第3のステップとが含まれる場合に、前記第2組のポーリングによって状態変化の発生が検出された部品数nを管理対象装置毎に計数し、同じ管理対象装置について前記部品数nが規定値を超えた場合には、残りの部品に対する第2組のポーリングを中止して次の管理対象装置に対する前記第1組のポーリングを再開することを特徴とする。
【0025】
請求項2においては、例えば1つの管理対象装置上で複数の部品に同時に故障が発生し、故障した部品数が規定値を超えると、残りの部品に対する第2組のポーリング及び第3組のポーリングが中止されるので、故障の発生した特定の管理対象装置と監視装置との間で伝送されるパケット量が抑制され、故障の発生した特定の管理対象装置の処理に要する時間が短縮される。そのため、監視対象とする全ての管理対象装置を効率よく監視できる。
【0026】
請求項3の遠隔監視制御装置は、遠隔地に設置された複数の管理対象装置を通信回線を介して監視する遠隔監視装置を制御する遠隔監視制御装置であって、前記遠隔監視装置の動作に前記複数の管理対象装置に対して装置単位の第1の情報を取得するための第1組のポーリングを装置毎に順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の管理対象装置に対する第1組のポーリングを延期する第1ステップと、前記第1ステップで状態変化の発生が検出された特定の管理対象装置に対して、交換可能な部品単位での第2の情報を取得するための第2組のポーリングを部品単位で順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の部品に対する第2組のポーリングを延期する第2のステップと、前記第2のステップで状態変化の発生が検出された部品に対して、状態変化の詳細に関する第3の情報を取得するための第3組のポーリングを実施する第3のステップとが含まれる場合に、遠隔監視装置と管理対象装置との間で伝送される情報のトラヒック量を管理対象装置毎に監視するトラヒック監視手段と、前記トラヒック監視手段の検出したトラヒック量を規定値と比較するトラヒック量識別手段と、特定の管理対象装置に関する前記トラヒック量が規定値を超えた場合には、前記第3組のポーリングを中止して次の管理対象装置に対する前記第1組のポーリングを再開するポーリング制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0027】
請求項3の遠隔監視制御装置は、請求項1の方法を実施できる。
請求項4の遠隔監視制御装置は、遠隔地に設置された複数の管理対象装置を通信回線を介して監視する遠隔監視装置を制御する遠隔監視制御装置であって、前記遠隔監視装置の動作に前記複数の管理対象装置に対して装置単位の第1の情報を取得するための第1組のポーリングを装置毎に順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の管理対象装置に対する第1組のポーリングを延期する第1ステップと、前記第1ステップで状態変化の発生が検出された特定の管理対象装置に対して、交換可能な部品単位での第2の情報を取得するための第2組のポーリングを部品単位で順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の部品に対する第2組のポーリングを延期する第2のステップと、前記第2のステップで状態変化の発生が検出された部品に対して、状態変化の詳細に関する第3の情報を取得するための第3組のポーリングを実施する第3のステップとが含まれる場合に、前記第2組のポーリングによって状態変化の発生が検出された部品数nを管理対象装置毎に計数する部品数計数手段と、前記部品数計数手段の計数した部品数nを規定値と比較する部品数識別手段と、同じ管理対象装置について前記部品数nが規定値を超えた場合には、残りの部品に対する第2組のポーリングを中止して次の管理対象装置に対する前記第1組のポーリングを再開するポーリング制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0028】
請求項4の遠隔監視制御装置は、請求項2の方法を実施できる。
【0029】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
本発明の遠隔監視制御方法及び遠隔監視制御装置の1つの実施の形態について、図1及び図2を参照して説明する。この形態は、請求項1及び請求項3に対応する。
【0030】
図1はこの形態のシステムの構成を示すブロック図である。図2はこの形態のシステムの動作を示すシーケンス図である。
この形態では、請求項3の第1の情報,第2の情報,第3の情報,トラヒック監視手段,トラヒック量識別手段及びポーリング制御手段は、それぞれ状態情報D1,状態情報D2,詳細情報D3,トラヒック監視部21,トラヒック量判定部22及び制御部18に対応する。
【0031】
図1に示すように、遠隔地に配置されたN個の管理対象装置32(1)〜32(N)は、監視網31を介して監視装置10と接続されている。各管理対象装置32は、例えばプリント基板のモジュールのような交換可能な部品をM個搭載している。各部品に故障が発生した場合には、その部品をモジュール単位で交換することにより故障を修理することができる。
【0032】
監視装置10には、定期監視ポーリング部11,障害監視ポーリング部12,障害内容ポーリング部13,切替器14,監視表示部15,記憶部16,状態変化検出部17,制御部18,部品異常検出部19,MIB取得検出部20,トラヒック監視部21及びトラヒック量判定部22が備わっている。
定期監視ポーリング部11は、制御部18の制御に従って、全ての管理対象装置32(1)〜32(N)をSNMPのポーリングを利用して定期的にかつ装置単位で順番に監視する。
【0033】
定期監視ポーリング部11のポーリングによって、監視装置10は管理対象装置32(1)〜32(N)のそれぞれに関する故障発生及び故障復旧の状態変化の有無を表す状態情報D1をMIB情報として順次に取得する。
管理対象装置32から監視装置10がMIB情報として取得した状態情報D1は、監視表示部15に表示されると共に、記憶部16及び状態変化検出部17に印加される。
【0034】
記憶部16は、全ての管理対象装置32(1)〜32(N)からMIB情報として取得した状態情報D1をそれぞれ記憶する。記憶部16に記憶されたMIB情報は、次回に同一の管理対象装置32からの状態情報D1を受信した時に状態変化検出部17に送出される。
状態変化検出部17は、定期監視ポーリング部11が今回取得した状態情報D1を、記憶部16に記憶されている同じ管理対象装置32からの前回の状態情報D1と比較して状態変化の有無を識別し、その結果を制御部18に通知する。
【0035】
i番目の管理対象装置32(i)から取得した状態情報D1に変化がない場合には、制御部18は次の(i+1)番目の管理対象装置32(i+1)に対するポーリングの実行指示を定期監視ポーリング部11に対して与える。このような動作を状態変化が検出されるまで繰り返す。
j番目の管理対象装置32(j)から取得した状態情報D1に変化が発生すると、その変化を状態変化検出部17が検出して制御部18に通知する。その場合、制御部18は次の(j+1)番目の管理対象装置32(j+1)に対するポーリングの延期指示を定期監視ポーリング部11に与える。従って、定期監視ポーリング部11のポーリング動作は一時的に停止する。
【0036】
更に、制御部18は障害監視ポーリング部12に対して、状態変化が発生した管理対象装置32(j)に対するポーリングの開始を指示し、これと同時に切替器14を切り替えて、障害監視ポーリング部12を監視網31に接続する。
障害監視ポーリング部12は、管理対象装置32(j)上で交換可能な部品毎に順次にポーリングを行い、それぞれの部品に関する状態変化の有無を表すMIB情報を順次に取得する。管理対象装置32(j)に監視対象のM個の部品が存在する場合には、M回のポーリングが順次に実行される。
【0037】
障害監視ポーリング部12のポーリングによって、管理対象装置32(j)上の各部品に関する故障発生及び故障復旧の状態変化の有無を表すMIB情報が状態情報D2として取得される。
障害監視ポーリング部12が取得した状態情報D2は、監視表示部15に表示されると共に、部品異常検出部19に印加される。部品異常検出部19は、状態情報D2内のビット列をビット毎に基準値と比較して状態変化の有無(故障発生の有無も含む)を識別し、その結果を制御部18に通知する。
【0038】
管理対象装置32(j)上のk番目の部品(#k)について部品異常検出部19が状態変化を検出しなかった場合には、制御部18は次の部品(#k+1)に関するポーリングの実行を障害監視ポーリング部12に指示する。状態変化が検出されるまで、この動作が繰り返される。
管理対象装置32(j)上のk番目の部品(#k)について部品異常検出部19が状態変化を検出した場合には、制御部18は次の部品(#k+1)に対するポーリングの延期を障害監視ポーリング部12に対して指示する。
【0039】
同時に、制御部18は障害内容ポーリング部13に対して、状態変化が発生した管理対象装置32(j)の部品単位で、状態変化の詳細な内容を取得するためのポーリングの開始を指示する。また、制御部18は切替器14を切り替えて、障害内容ポーリング部13を監視網31と接続する。
障害内容ポーリング部13は、管理対象装置32(j)に対してポーリングを行い、状態変化に関する詳細な内容を表す詳細情報D3をMIB情報として取得する。取得した詳細情報D3は、監視表示部15に表示されると共に、MIB取得検出部20に印加される。
【0040】
MIB取得検出部20は、詳細情報D3の取得が行われたことを制御部18に通知する。
詳細情報D3の取得が完了した場合には、制御部18は次のように制御する。管理対象装置32(j)について状態情報D2の取得に関するポーリングをまだ実施していない部品が残っている場合には、次の部品(#k+1)に対するポーリングの再開指示を障害監視ポーリング部12に与える。また、全ての部品についての状態情報D2の取得が完了している場合には、定期監視ポーリング部11に対して次の管理対象装置32(j+1)に対するポーリングの再開指示を与える。
【0041】
一方、監視装置10と各管理対象装置32との間でSNMPのポーリングによって送受信されるパケットは、トラヒック監視部21に入力され、パケット数の情報として監視される。トラヒック監視部21の検出したパケット数の情報がトラヒック量判定部22に入力される。
【0042】
トラヒック量判定部22は、管理対象装置32毎のパケット数を予め記憶している閾値Nmax と比較し、パケット数が過大か否かを識別する。各管理対象装置32で故障が発生していない場合にはパケット数は閾値Nmax 以下になるが、同じ管理対象装置32において複数の部品の故障が同時に発生したような場合には、詳細情報D3の取得のためにパケット数が増えてパケット数が閾値Nmax を超える。
【0043】
パケット数が閾値Nmax を超えた場合には、それを計数するカウンタをリセットすると共に、現在選択している管理対象装置32(j)に対するポーリングを中止して、次の管理対象装置32(j+1)に対するポーリングを行う。
また、トラヒック量判定部22は状態変化がなかった場合など、特定の管理対象装置32(j)とのポーリングの送受信パケット数が閾値Nmax を超えずに、次の管理対象装置32(j+1)にに対するポーリングに遷移した場合には、パケット数のカウンタをリセットする。
【0044】
システムの動作について、図2を参照して説明する。
監視装置10は、ステップS11で特定のi番目の管理対象装置32(i)に対して定期監視ポーリングP1を行う。
この定期監視ポーリングP1では、監視装置10から装置状態を取得するためのMIB情報を含んだ(GetRequest)を、指定したi番目の管理対象装置32(i)に対して送信する。指定された管理対象装置32(i)は、それ自身の装置状態を表すMIB情報を含んだ応答(GetResponse)R1をステップS12で監視装置10に対して通知する。
【0045】
監視装置10は、応答R1の受信内容に基づき管理対象装置32(i)に障害があるか否かを識別する。正常な場合には次の管理対象装置32(i+1)に対して定期監視ポーリングP1を行う。
【0046】
監視装置10が管理対象装置32(i)における障害の発生を検出した場合には、ステップS13で障害の発生した管理対象装置32(i)に対して部品単位で障害監視ポーリングP2を順次に行う。
この障害監視ポーリングP2では、各部品の状態を取得するためのMIB情報を含めた(GetRequest)を指定した管理対象装置32(i)に対して送信する。
【0047】
指定された管理対象装置32(i)は、それ自身の指定された部品の状態を表すMIB情報を含めた応答(GetResponse)R2をステップS14で監視装置10に対して通知する。
監視装置10は、応答R2の通知を受信するとステップS15でトラヒック監視部21に内蔵された監視パケットカウンタを受信パケット数分加算して特定の管理対象装置32(i)から受信したパケット数を把握する。
【0048】
また、監視装置10は受信内容から指定した特定の部品が正常か否かを識別する。正常な場合にはステップS19に進み、ステップS15,S18で監視パケットカウンタが計数している監視パケット数Npを閾値Nmax と比較する。
監視パケット数Npが閾値Nmaxを超えていない場合には、ステップS13に戻って同じ管理対象装置32(i)に対して次の部品に関する障害監視ポーリングP2を実施する。
【0049】
一方、障害の発生を検出した場合には、その管理対象装置32(i)に対して、障害のある部品に関する障害内容ポーリングP3をステップS16で行う。
障害内容ポーリングP3では、監視装置10は特定の部品の障害内容を取得するためのMIB情報を含めた(GetRequest)を指定した管理対象装置32(i)に送信する。
【0050】
指定された管理対象装置32(i)は、障害のある部品の障害内容を表すMIB情報を含めた応答(GetResponse)R3をステップS17で監視装置10に対して通知する。
監視装置10は、障害内容ポーリングP3に対する応答R3を受信すると、ステップS18で監視パケットカウンタを受信パケット数分加算する。そして、同じ管理対象装置32(i)についてまだ障害監視ポーリングP2を行っていない部品が残っているか否かを判断する。
【0051】
残っている場合には、ステップS19で監視パケットカウンタの監視パケット数Npを閾値Nmax と比較する。監視パケット数Npが閾値Nmaxを超えていなければ、ステップS13で同一の管理対象装置32(i)に対して次の部品についての障害監視ポーリングP2を実施する。
監視パケット数Npが閾値Nmaxを超えていれば、ステップS11に戻って次の管理対象装置32(i+1)に対して定期監視ポーリングP1を行う。
【0052】
(第2の実施の形態)
本発明の遠隔監視制御方法及び遠隔監視制御装置の1つの実施の形態について、図3及び図4を参照して説明する。この形態は、請求項2及び請求項4に対応する。
図3はこの形態のシステムの構成を示すブロック図である。図4はこの形態のシステムの動作を示すシーケンス図である。この形態は、第1の実施の形態の変形例である。図3,図4において第1の実施の形態と対応する要素は同一の符号を付けて示してある。第1の実施の形態と同一の部分については、以下の説明を省略する。
【0053】
この形態では、請求項4の部品数計数手段は故障数計数部25に対応し、請求項4の部品数識別手段及びポーリング制御手段は制御部18Bに対応する。
図3に示すように、この形態の監視装置10は定期監視ポーリング部11,障害監視ポーリング部12,障害内容ポーリング部13,切替器14,監視表示部15,記憶部16,状態変化検出部17,制御部18B,部品異常検出部19,MIB取得検出部20及び故障数計数部25を備えている。
【0054】
この監視装置10は、第1の実施の形態と同様に管理対象装置32(1)〜32(N)の監視を順次に行う。また、定期監視ポーリング部11,障害監視ポーリング部12,障害内容ポーリング部13,切替器14,監視表示部15,記憶部16,状態変化検出部17及びMIB取得検出部20の基本的な動作は第1の実施の形態と同様である。
【0055】
新たに設けられた故障数計数部25は、同じ管理対象装置32について部品異常検出部19が各部品に関する状態変化を検出する度に、内蔵されたカウンタで故障部品数を計数する。故障数計数部25が計数した故障部品数は制御部18Bに通知される。
制御部18Bは、故障数計数部25の計数した故障部品数Nmを予め記憶している閾値Nmax と比較する。
【0056】
同じ管理対象装置32において複数の部品が同時に故障したような場合には、故障数計数部25の出力する故障部品数Nmが閾値Nmax を超える。その場合、制御部18Bは現在選択している管理対象装置32(i)に対するポーリングを中止して次の管理対象装置32(i+1)に対するポーリングを行う。この場合、故障数計数部25の故障部品数はリセットされる。
【0057】
また、制御部18Bは状態変化がなかった場合など、特定の管理対象装置32(i)からの状態変化検出の回数が閾値Nmax を超えずに、次の管理対象装置32(i+1)に対するポーリングに遷移した場合には、故障数計数部25の故障部品数はリセットされる。
システムの動作について、図4を参照して説明する。
【0058】
監視装置10は、特定の管理対象装置32に対してステップS11で定期監視ポーリングP1を行う。定期監視ポーリングP1では、監視装置10から装置状態を取得するためのMIB情報を含んだ(GetRequest)を指定した管理対象装置32に送信する。
【0059】
指定された管理対象装置32はそれ自身の装置状態のMIB情報を含んだ応答(GetResponse)R1をステップS12で監視装置10に対して通知する。
監視装置10は、応答R1の受信内容から管理対象装置32が正常か障害があるかを識別する。正常な場合には、次の管理対象装置32に対して定期監視ポーリングR1を実施する。
【0060】
障害があった場合には、現在選択している管理対象装置32に対して装置内の部品毎に、ステップS13で部品の障害監視ポーリングP2を行う。障害監視ポーリングP2では、監視装置10から部品の状態を取得するためのMIB情報を含めた(GetRequest)を指定した管理対象装置32に送信する。
指定された管理対象装置32は、それ自身の部品の状態を表すMIB情報を含めた応答(GetResponse)R2を監視装置10に対して通知する。
【0061】
監視装置10は、通知を受信すると、受信内容から部品が正常か障害があるかを識別する。正常な場合には、ステップS13で同一の管理対象装置32に対して次の部品の障害監視ポーリングP2を実施する。
一方、障害があった場合には故障数計数部25に内蔵されている故障部品数力ウンタを1つ加算し、障害の検出された管理対象装置32に対して障害のある部品の障害内容ポーリングP3をステップS16で行う。
【0062】
障害内容ポーリングP3では、監視装置10から部品の障害内容を取得するためのMIB情報を含めた(GetRequest)を指定した管理対象装置32に送信する。指定された管理対象装置32は、障害のある部品の障害内容のMIB情報を含めた応答(GetResponse)R3を監視装置10に対して通知する。
【0063】
監視装置10は、障害内容ポーリングP3に対する応答(GetResponse)R3を受信した後、ステップS19Bで故障部品数カウンタの故障部品数が閾値Nmaxを超えているか比較する。
超えていなければ、現在選択している管理対象装置32に対してまだ障害監視ポーリングP2を行っていない部品が残っているか否かを判断し、残っている場合には同一の管理対象装置32に対して次の部品に関する障害監視ポーリングP2を実施する。また、超えている場合には次の管理対象装置32に対して定期監視ポーリングP1を行う。
【0064】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば同一の監視対象装置に同時に複数の故障が発生したような場合には、途中でポーリングを中止して他の監視対象装置の監視に移行するので、1つの監視対象装置の監視に要する所要時間が過大になるのを防止することができる。従って、低速の通信回線を利用して監視装置と監視対象装置とを接続する場合であっても、全ての監視対象装置の状態変化を迅速に報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態のシステムの動作を示すシーケンス図である。
【図3】第2の実施の形態のシステムの構成を示すブロック図である。
【図4】第2の実施の形態のシステムの動作を示すシーケンス図である。
【図5】従来例のシステムの構成を示すブロック図である。
【図6】従来例のシステムの動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10 監視装置
11 定期監視ポーリング部
12 障害監視ポーリング部
13 障害内容ポーリング部
14 切替器
15 監視表示部
16 記憶部
17 状態変化検出部
18 制御部
19 部品異常検出部
20 MIB取得検出部
21 トラヒック監視部
22 トラヒック量判定部
25 故障数計数部
31 監視網
32 管理対象装置
D1 状態情報
D2 状態情報
D3 詳細情報

Claims (4)

  1. 遠隔地に設置された複数の管理対象装置を通信回線を介して監視する遠隔監視装置を制御する遠隔監視制御方法であって、前記遠隔監視装置の動作に
    前記複数の管理対象装置に対して装置単位の第1の情報を取得するための第1組のポーリングを装置毎に順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の管理対象装置に対する第1組のポーリングを延期する第1ステップと、
    前記第1ステップで状態変化の発生が検出された特定の管理対象装置に対して、交換可能な部品単位での第2の情報を取得するための第2組のポーリングを部品単位で順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の部品に対する第2組のポーリングを延期する第2のステップと、
    前記第2のステップで状態変化の発生が検出された部品に対して、状態変化の詳細に関する第3の情報を取得するための第3組のポーリングを実施する第3のステップと
    が含まれる場合に、遠隔監視装置と管理対象装置との間で伝送される情報のトラヒック量を管理対象装置毎に監視し、特定の管理対象装置に関する前記トラヒック量が規定値を超えた場合には、前記第3組のポーリングを中止して次の管理対象装置に対する前記第1組のポーリングを再開する
    ことを特徴とする遠隔監視制御方法。
  2. 遠隔地に設置された複数の管理対象装置を通信回線を介して監視する遠隔監視装置を制御する遠隔監視制御方法であって、前記遠隔監視装置の動作に
    前記複数の管理対象装置に対して装置単位の第1の情報を取得するための第1組のポーリングを装置毎に順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の管理対象装置に対する第1組のポーリングを延期する第1ステップと、
    前記第1ステップで状態変化の発生が検出された特定の管理対象装置に対して、交換可能な部品単位での第2の情報を取得するための第2組のポーリングを部品単位で順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の部品に対する第2組のポーリングを延期する第2のステップと、
    前記第2のステップで状態変化の発生が検出された部品に対して、状態変化の詳細に関する第3の情報を取得するための第3組のポーリングを実施する第3のステップと
    が含まれる場合に、前記第2組のポーリングによって状態変化の発生が検出された部品数nを管理対象装置毎に計数し、同じ管理対象装置について前記部品数nが規定値を超えた場合には、残りの部品に対する第2組のポーリングを中止して次の管理対象装置に対する前記第1組のポーリングを再開する
    ことを特徴とする遠隔監視制御方法。
  3. 遠隔地に設置された複数の管理対象装置を通信回線を介して監視する遠隔監視装置を制御する遠隔監視制御装置であって、前記遠隔監視装置の動作に
    前記複数の管理対象装置に対して装置単位の第1の情報を取得するための第1組のポーリングを装置毎に順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の管理対象装置に対する第1組のポーリングを延期する第1ステップと、
    前記第1ステップで状態変化の発生が検出された特定の管理対象装置に対して、交換可能な部品単位での第2の情報を取得するための第2組のポーリングを部品単位で順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の部品に対する第2組のポーリングを延期する第2のステップと、
    前記第2のステップで状態変化の発生が検出された部品に対して、状態変化の詳細に関する第3の情報を取得するための第3組のポーリングを実施する第3のステップと
    が含まれる場合に、
    遠隔監視装置と管理対象装置との間で伝送される情報のトラヒック量を管理対象装置毎に監視するトラヒック監視手段と、
    前記トラヒック監視手段の検出したトラヒック量を規定値と比較するトラヒック量識別手段と、
    特定の管理対象装置に関する前記トラヒック量が規定値を超えた場合には、前記第3組のポーリングを中止して次の管理対象装置に対する前記第1組のポーリングを再開するポーリング制御手段と
    を設けたことを特徴とする遠隔監視制御装置。
  4. 遠隔地に設置された複数の管理対象装置を通信回線を介して監視する遠隔監視装置を制御する遠隔監視制御装置であって、前記遠隔監視装置の動作に
    前記複数の管理対象装置に対して装置単位の第1の情報を取得するための第1組のポーリングを装置毎に順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の管理対象装置に対する第1組のポーリングを延期する第1ステップと、
    前記第1ステップで状態変化の発生が検出された特定の管理対象装置に対して、交換可能な部品単位での第2の情報を取得するための第2組のポーリングを部品単位で順次に実施するとともに、取得した情報によって状態変化の発生を検出した場合には次の部品に対する第2組のポーリングを延期する第2のステップと、
    前記第2のステップで状態変化の発生が検出された部品に対して、状態変化の詳細に関する第3の情報を取得するための第3組のポーリングを実施する第3のステップと
    が含まれる場合に、
    前記第2組のポーリングによって状態変化の発生が検出された部品数nを管理対象装置毎に計数する部品数計数手段と、
    前記部品数計数手段の計数した部品数nを規定値と比較する部品数識別手段と、
    同じ管理対象装置について前記部品数nが規定値を超えた場合には、残りの部品に対する第2組のポーリングを中止して次の管理対象装置に対する前記第1組のポーリングを再開するポーリング制御手段と
    を設けたことを特徴とする遠隔監視制御装置。
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