JP3701797B2 - Power system power flow monitoring device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、負荷系における電力系統潮流監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、電力系統の一例を示す概念図である。
同図に示すように、一般的に、電力系統は、基幹系統と負荷系に分かれている。基幹系統はループ系統であり、基幹系給電制御所等が当該系統を監視している。負荷系は放射状系統であり、各放射状系統毎に負荷系給電制御所が当該系を監視している。同図では、一例として、A負荷系給電制御所とB負荷系給電制御所を示してある。基幹系統と負荷系は、系統変圧器によって連結されており、各放射状系統は、この系統変圧器の送電線引き出し口から電力供給される。
【0003】
放射状系統は、ノード、ブランチ、末端負荷端等より構成される。
ノードは、一般的に、電流が集まっている箇所(節点)の設備のことであり、例えば母線、送電線の分岐点、発電機、調相設備等がある。
【0004】
ブランチは、ノードとノードの間の電流が流れている区間の設備のことであり、例えば送電線、変圧器(系統変圧器、配電変圧器、昇圧変圧器等)等がある。末端負荷端は、配電変圧器、特高需要家等の設備のことを意味する。
【0005】
尚、以後、各負荷系給電制御所の管轄範囲を「管轄内」というものとする。
ここで、基幹系統においては、常時計測点が整備されているので、系統監視に必要な情報は全て得られる。尚、電力、電流、電圧等を測定する機器を設置している箇所を「計測点」といい、短周期毎(数秒単位)で測定値が得られる「計測点」のことを「常時計測点」という。「常時計測点」で得られたデータのことは、常時計測値(瞬時値;テレメータ値)という。
【0006】
一方、負荷系においては、常時計測点が整備されていないのが現状であり、このような少ない常時計測点から得られる系統情報だけでは、定量的に系統全体を監視することはできない。
【0007】
このような状況において、上記負荷系の状態を監視する電力系統潮流監視装置は、例えば以下に説明する様になっている。
図7は、従来の電力系統潮流監視装置30の構成の一例を示す機能ブロック図である。
【0008】
負荷系電力系統1は、上述した負荷系の電力系統であって、ある管轄内(当該電力系統潮流監視装置30の管轄内)の電力系統である。
系統状態量格納部31は、負荷系電力系統1の各箇所の状態量データを収集/格納する。例えば、負荷系給電制御所において、管轄内の系統状態を示すデータ(計測点の電力、電流、電圧等のテレメータ値や、遮断器等のスイッチの開閉状態等のデータ)を収集し、これを格納する。
【0009】
系統信頼度判断部32は、系統状態量格納部31に格納された負荷系電力系統1の各箇所の上記状態量データに基づいて、系の信頼度を判断する。基本的には、系統の送電線、変圧器等の設備信頼度の基準値と現在の状態量を比較して系統信頼度を判断する。但し、これは、常時計測値のある箇所についてのみ行われる。そして、もし過負荷等が発生していたら警報等により運転員に通報する。
【0010】
HI装置33は、系統状態量格納部31に格納された状態量データ、系統信頼度判断部32による系(常時計測値のある箇所)の信頼度判断結果等を表示するHuman Interface装置(ディスプレイ等)である。
【0011】
基準潮流データ格納部34は、夏期ピーク時などの基準系統状態データを格納する。例えば、負荷系給電制御所において、過去の実績データと人間の推定によって作成された基準となる断面(例えば、夏期ピーク時の潮流図)の電力系統の状態を示すデータを格納する。
【0012】
設備データ格納部35は、系統設備の特性及び系統接続関係を示す設備データを格納する。例えば、電力系統を構成する設備(線路、母線、変圧器、発電機、調相設備等)の定数、名称、設備間の接続関係、所属電気所データ等を格納する。
【0013】
過去記録データ格納部36は、過去の末端負荷量の時間平均値(Wh値)等を格納する。例えば、負荷系給電制御所において、過去の電力系統状態データ(計測点の電力、電流、電圧等のテレメータ値、遮断器等のスイッチ値の開閉状態、末端負荷のWh値(時間毎の積算値)、総需要、気象情報等)を、ある周期分で格納する。
【0014】
上述した従来の電力系統潮流監視装置30では、負荷電力系統において常時計測値のある箇所については、状態量データ収集、及び系の信頼度判断を行って、これを表示することができるが、負荷系電力系統1においては、通常、上記のように常時計測地点が少なく、線路途中潮流、末端負荷等の定量的な把握ができない。(末端負荷量については、瞬時値の取込みではなく、配電変圧器負荷のWh値(時間毎の積算値)を毎正時(0:00〜23:00の一日24回)に計測して、一日24点のデータを保存していた)。この為、常時計測値の無い箇所については、運用者等が、系統状態量格納部31、上記基準潮流データ格納部34、設備データ格納部35、過去記録データ格納部36等に格納されているデータに基づいて、定性的に、負荷、潮流推移傾向等を判断していた。これは、運用者等の経験と勘にたよる場合もあるし、あるいはオフライン的な補助計算により行う場合もある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の負荷系における電力系統潮流監視方法では、常時計測地点が少ないため、線路途中潮流、末端負荷等の定量的な把握が難しく、常時計測値が無い箇所に関しては、限られた情報から運用者が経験と勘をたよりに、定性的に、負荷、潮流推移傾向などを判断する等して埋め合せていた。あるいはこれをオフライン的な補助計算を用いて行っていた。いずれにしても、人手(運用者)による判断/処理等が必要であった。
【0016】
一方、近年、負荷系の需要の増加、設備の高稼働率の要求により、系統運用条件が複雑となり、上記従来の方法では運用者の負担が増大し、適正な監視・判断を維持することが難しくなっている。
【0017】
本発明の課題は、特に負荷系の電力系統において、人手を介さずに精度良く定量的な系統監視を実現でき、更には将来の全系統潮流状況を精度良く定量的且つ客観的に把握することができる電力系統潮流監視装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明による電力系統潮流監視装置は、負荷系の電力系統の潮流状態を示す系統状態データを収集/格納する系統状態データ格納手段と、基準となる系統潮流状態を示す基準データを格納する基準データ格納手段と、系統設備の特性、系統接続関係を示す設備データを格納する設備データ格納手段と、少なくとも過去の各末端負荷量の時間平均値を格納する過去記録データ格納手段と、前記設備データと、前記基準データ格納手段に格納されている基準データと、前記過去記録データ格納手段に格納されている過去の各末端負荷量の時間平均値と、前記系統状態データ格納手段で収集/格納する送電線引き出し口または系統変圧器の常時計測値とを用いて、放射状系統の特性を利用して、末端負荷量の瞬時値を推定する負荷推定手段とを有し、前記負荷推定手段は、前記過去の末端負荷量の時間平均値が記録されていない末端負荷端がある場合には、該記録がない末端負荷端の末端負荷量を、前記基準データと前記系統状態データ格納手段で収集/格納した前記常時計測値とに基づいて推定するものである。
【0019】
上記電力系統潮流監視装置によれば、常時計測値の取れない末端等の負荷量(瞬時値)を推定することができるので、現在の全系統潮流状況を精度良く定量的に且つ客観的に把握することが可能となる。更に、従来より、末端負荷端は、負荷の瞬時値は計測していないが、負荷のWh値(時間毎の積算値)は計測/保存していたが、このWh値すら計測していない末端負荷端が存在する場合にも対応できる。
【0020】
上記負荷推定手段において、上記各末端負荷量の瞬時値の推定は、例えば、任意の放射状系統について以下の式により算出するものである、
Pni=ΣPn×Pwi÷ΣPwi
(但し、Pni;第i番目の末端負荷端の負荷量の瞬時値
Pwi;第i番目の末端負荷端の過去の負荷量の時間平均値
ΣPwi;過去の負荷量の時間平均値の総和
ΣPn;当該放射状系統の現在負荷量合計値)
【0021】
また、例えば、上記負荷推定手段において、上記第i番目の末端負荷端の過去の負荷量の時間平均値Pwiとして、各末端負荷端毎に、至近数周期の本日末端負荷量と類似日の同時間帯の末端負荷量との比を補正係数とし、該補正係数を、類似日における現在と同時刻の末端負荷量の前後移動平均値に乗じることで求めた補正値を用いるようにしてもよい。
【0022】
これにより、推定精度が向上する。
また、上記現在の送電線引き出し口または系統変圧器の常時計測値は、例えば、前記設備データ格納手段に格納されているノード、ブランチ情報を用いて、探索途中のノード情報をメモして利用しながら、末端負荷端が供給を受けている供給源の常時計測点を探索することにより求める。
【0023】
これにより、上記負荷推定手段は、任意の系統状態変更が行われても対応可能となり、更に効率が向上する。
上記本発明の電力系統潮流監視装置は、更に、前記負荷推定手段により推定された末端負荷量の瞬時値を格納する推定値格納手段と、前記過去記録データ格納手段に格納されている管轄内総需要と気温の一定期間内継続データと該推定値格納手段に格納されるデータとに基づいて、将来の末端負荷量を予測する負荷予測手段とを有する。
【0024】
上記負荷予測手段は、過去記録データ格納手段に格納されているデータに基づいて求められる至近連続期間の気温と管轄内総需要との関係から、管轄内総需要の予測を行う総需要予測手段と、該総需要予測手段によって求められた管轄内総需要の予測値と、選択された類似日の実績総需要、及び該類似日の推定実績末端負荷量とに基づいて将来の各末端負荷量を予測する予測手段とより成る。
【0025】
これにより、将来の末端負荷量の予測も可能となる。
上記総需要予測手段は、例えば、予め求められている至近連続期間内の平日における気温と管轄内総需要の実績値の関係を示す線形回帰式に基づいて、予測対象日の予想気温を該線形回帰式に代入することにより前記管轄内総需要の予測値を求める方法と、類似日と予測対象日の気温差に前記線形回帰式の傾きを乗じた値を該類似日の実績総需要量に加算することにより前記管轄内総需要の予測値を求める方法のいずれか一方を、予測日の特性に応じて選択して実行する。
【0026】
上記負荷予測手段は、例えば、前記予測した将来の末端負荷量が、複数周期に渡って連続して、予め設定した許容値を越えた場合、現時刻の実績値と現時刻に対して求められていた予測値との比率を求め、該比率を用いて、予測した将来の末端負荷量を補正する。
【0027】
これによって、何等かの原因によって予測値と実績値が大きく異なった場合でも、予測値を修正することができ、予測精度を向上することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態による電力系統潮流監視装置10の構成の一例を示すブロック図である。尚、同図において、従来の電力系統潮流監視装置30と略同一の構成には同一符号を付してあり、その詳しい説明は省略する。
【0029】
同図において、負荷推定部11は、系統状態量格納部31、上記基準潮流データ格納部34、設備データ格納部35、過去記録データ格納部36に格納されている各種データに基づいて、放射状系統の特性を利用して、現在の末端負荷量(瞬時値)を推定する。負荷推定部11の処理については、後に図2を参照して詳述する。
【0030】
推定値格納部12は、上記負荷推定部11により推定された現在の末端負荷量(瞬時値)を、ある一定期間分、蓄積/格納する。
負荷予測部13は、負荷推定部11による推定結果と過去記録データ格納部36に格納されているデータとに基づいて、将来の(当日、翌日)末端負荷量を予測する。尚、“将来”は、当日、翌日に限るものではないが、後述する予想気温等の精度の関係等より予測精度を考慮すれば、翌日程度までが適切である。
【0031】
予測値格納部14は、上記負荷予測部により予測された末端負荷量の予測値を格納する。予測値格納部14の処理については、後に図4を参照して詳述する。潮流算出部15は、系統状態量格納部31、予測値格納部14に格納された上記データと、負荷推定部11により推定された現在の末端負荷量(瞬時値)とに基づいて、現在及び将来の潮流状況を算出する。これは、例えば、公知の直流法潮流計算法によって行う。
【0032】
系統信頼度判断部16は、基本的には、従来の系統信頼度判断部32と略同様の機能であるが、系統信頼度判断部32が常時計測値のみに基づいて判断するものであった為に対象系統全体を監視できなかったのに対して、負荷推定部11による推定結果等も含めて判断できるので、対象系統全体の信頼度判断が行える。更に、負荷予測結果にも基づいて判断することで、将来の対象系統全体の信頼度判断も行える。
【0033】
以下に、まず、負荷推定部11における負荷推定方法について、詳細に説明する。
負荷推定部11は、上記の様に、放射状系統の特性を利用して、現在の現在の末端負荷量(瞬時値)を推定する。これは、放射状系統の入口(送電線引き出し口、あるいは系統変圧器の2次側)の潮流と、当該放射状系統にある各末端負荷との相関関係が強いという特性を利用して、放射状系統の入口の潮流(末端負荷供給源)から各末端負荷を計算するという方法で、各末端負荷を推定する。
【0034】
すなわち、ある放射状系統(部分系統)の負荷量合計値は、有効電力の損失を無視した場合、以下の(1)式により求めることができる。
ΣPn =ΣPi −ΣPo +ΣPg ・・・(1)
(ΣPn ;当該部分系統の現在負荷量合計値
ΣPi ;当該部分系統に流入する有効電力合計値
ΣPo ;当該部分系統から流出する有効電力合計値
ΣPg ;当該部分系統内で発生する有効電力合計値)
そして、上記(1)式で求めた当該部分系統の負荷量合計値から、以下に示す(2)式によって各末端負荷量を推定することができる。
【0035】
Pni=ΣPn ×Pwi÷ΣPwi ・・・(2)
(Pni;第i番目の末端負荷端の負荷量(末端負荷量;瞬時値)
Pwi;第i番目の末端負荷端の過去の負荷量の時間平均値(Wh値)
ΣPwi;過去の負荷量の時間平均値(Wh値)の総和)
これらの式(1)、(2)を用いる負荷推定部11による末端負荷量の推定処理について、以下に説明する。
【0036】
図2は、図1の負荷推定部11による末端負荷量の推定処理を示すフローチャートである。
同図において、まず、系統状態量格納部31、基準潮流データ格納部34、及び設備データ格納部35に格納されているデータに基づいて、負荷実績値(Wh値)のない末端負荷端の負荷推定を行う(ステップS1)。これは、上記のように、従来より末端負荷端は、負荷の瞬時値は計測していないが、負荷のWh値(時間毎の積算値)は計測/保存していたが、この負荷(Wh値)も計測していない末端負荷端が存在することを考慮した処理である。
【0037】
すなわち、設備データ格納部35に格納されている設備データを参照しながら、データ基準潮流データ格納部34に格納されている夏期ピーク時などの基準系統状態データ(基準潮流、基準負荷データ)と、系統状態量格納部31で収集/格納した当該系統変圧器の現時刻の潮流データ(テレメータ値)とに基づいて、以下の(3)式により、負荷実績値(Wh値)のない末端負荷端等の負荷Pを推定する。
【0038】
(但し、P’;基準潮流データ格納部34に格納されている当該負荷端の基準負荷)
次に、類似日Wh値の補正を行う(ステップS2)。
【0039】
これは、上記Pwi、すなわち各末端負荷端の過去の負荷量の時間平均値(Wh)を、類似日Wh値を用いた以下の(4)式の補正計算により求める。
【数1】
尚、上記「前後移動平均値」とは、現在(例えば3:00)の有効電力(Wh)をP2とし、その前後の正時(正時0分の意味)、すなわち前正時(2:00)、後正時(4:00)の有効電力(Wh)を、それぞれP1、P3とした場合、前後移動平均値=(P1+P2+P3)/3の計算式により得られる。
【0040】
また、上記補正係数Kの算出には、過去記録データ格納部36に格納されている末端負荷実績値(過去の各末端負荷量の時間平均値(Wh値))が用いられる。
【0041】
次に、基準潮流データ格納部34、設備データ格納部35、及び過去記録データ格納部36に格納されているデータに基づいて、各放射状系統の負荷総和(Wh値)を計算する(ステップS3)。
【0042】
これは、上記ステップS2で補正した各末端負荷量の時間平均値(Wh値)ベースで、各放射状系統毎に、引き出し口送電線(又は系統変圧器)の潮流合計値(Wh値)を求め、この潮流合計値を上記ΣPwi(過去の負荷量の時間平均値(Wh)の総和)とする。
【0043】
そして、系統状態量格納部31、及び設備データ格納部35に格納されているデータに基づいて、末端負荷の供給源の自動探索を行う(ステップS4)。
これは、各負荷端が供給を受けている送電線引出し口、あるいは系統変圧器の常時計測値(テレメータ値;TM)を探索し、このテレメータ値を放射状系統の現在負荷量の合計値ΣPn とするものである。このステップS4の処理については、後に図3を参照して詳細に説明する。
【0044】
上記ステップS1〜ステップS4の処理によって、ΣPn 、Pwi、ΣPwiが求められたので、これより上記(2)式の演算を実行して各末端の負荷量(瞬時値)を推定計算できる(ステップS5)。
【0045】
図3は、上記図2のステップS4の処理である末端負荷供給源の自動探索を行う処理を詳細に説明する為のフローチャートである。
同図において、まず、設備データ格納部35に格納されているノード、ブランチ情報と、系統状態量格納部31で収集/格納した系統状態を読み込む(ステップS11)。
【0046】
そして、負荷端の数の分だけ、以下のステップS13〜ステップS18の処理を繰り返し実行する(ステップS12)。
すなわち、まず、当該ループ処理において処理対象とした負荷端が、既に探索済みのものであるか否かを判定する(ステップS13)。探索済みである場合には(ステップS13、YES)、次のループ処理へと移行する。
【0047】
探索済みではない場合には(ステップS13、NO)、続いて、当該負荷端に流れ込む各ブランチについて調べ、計測点のあるものを取出し(ステップS14)、そこに実際に計測機器が装備されている(実装)か否かを判定する(ステップS15)。
【0048】
計測点に実際に計測機器が装備されている場合には(ステップS15、YES)、当該計測点を当該放射状系統の電源供給源であると見做す(ステップS16)。
【0049】
計測機器が装備されていない場合には(ステップS15、NO)、潮流が最大であるブランチの他端ノードを取出し(ステップS17)、これを探索経路上(各末端負荷端から送電線引出し口または系統変圧器までに至る経路上)のノード情報としてメモする(ステップS18)。
【0050】
その後は、負荷端の数の分だけ、上記ステップS13〜ステップS18の処理を繰り返す。その際、上記メモしたノード情報を参照して利用する。
図4は、負荷予測部13による末端負荷量の予測処理を説明する為のフローチャートである。
【0051】
同図において、まず、管轄内総需要量の予測を行う(ステップS21)。
これは、予め、至近過去の連続期間(例えば、2週間)の平日のみを対象にして、その気温(最高気温または最低気温)と管轄内総需要量との関係を近似した以下の線形回帰式(5)、(6)を、時間帯毎に(例えば1時間毎に)求めておく。
〈線形回帰式1〉
管轄内総需要t =at ×最高気温+bt (t=1〜24)・・・(5)
〈線形回帰式2〉
管轄内総需要t =ct ×最低気温+dt (t=1〜24)・・・(6)
そして、予測日の需要特性に応じて、以下の4つの予測式(7)〜(10)のいずれかを選択/使用して、各時間帯の総需要予測値を計算する。その際、どの予測式を選択するかは、管轄内需要の変動特性に合わせて精度が良くなるように事前にオペレータ等が予測日の曜日種別、時間帯別に設定したデータに従って判断する。また、これら予測式では、予測対象日の予想気温、及び類似日の総需要と気温の実績を用いるが、これについても、類似日をいつにするかは(前日、前週、任意指定日等)、オペレータ等が事前に曜日種別または予測日個別に設定したデータに従って判断する。
〈予測式1〉
〈予測式2〉
〈予測式3〉
管轄内予測総需要t =at ×予想最高気温+bt (t=1〜24)・・・(9)
〈予測式4〉
管轄内予測総需要t =ct ×予想最低気温+dt (t=1〜24)・・・(10)
尚、上記方法では、予め、線形回帰式を、平日のみのデータに基づいて求めているが、予測対象日は平日に限らない。土曜日、日曜日、祝日は、平日とは需要量が異なるが、上記平日のデータに基づいて作成された線形回帰式とほぼ平行な変化(傾きがほぼ同じ)になる傾向がある。これより、土曜日、日曜日、祝日についても、上記〈予測式1〉、〈予測式2〉のように、類似日実績と回帰式の傾きを用いて予測を行う式を用いれば、管轄内予測総需要t を求めることができる。
【0052】
上記ステップS21の処理により管轄内総需要量の予測を行った後、続いて、各末端負荷量(瞬時値)を予測する(ステップS22)。
これは、上記ステップS21の処理によって求めた管轄内予測総需要量と、過去に負荷推定部11によって推定され推定値格納部12に蓄積されている末端負荷量(瞬時値)(以下、推定実績末端負荷量という)を用いて、以下の式(11)によって各末端負荷量(瞬時値)を予測・演算する。その際、上記推定実績末端負荷量は類似日のものを用いるが、この類似日をいつにするか(前日、前週、任意日等)は、オペレータ等が事前に曜日種別または予測日個別に設定したデータにしたがって判断する。
【0053】
(t=1〜24,tn=00:00 〜23:59 の60/n分間隔の時刻)
ここで、tn=00:00 〜00:59 のn点は、t=1を使用
tn=01:00 〜01:59 のn点は、t=2を使用
・ ・ ・ ・ ・
tn=23:00 〜23:59 のn点は、t=24を使用
そして、最後に、末端負荷量(瞬時値)の補正を行う(ステップS23)。
【0054】
これは、現予測時刻から過去のN周期分の予測値とその実績値との間の誤差を、予め設定されている許容値(実績値のm%)と比較して、この比較結果に応じて以下の補正を行う。
(a)連続して(同方向に)許容値を越えた場合
現予測時刻の実績値と予測値の比率にしたがって、将来(本日分)の各時刻の末端予測負荷量を補正する。すなわち、以下の(12)式により末端予測負荷量の補正値tnを求める。
【0055】
補正値tn=(現時刻の実績値/現時刻の予測値)×予測値tn ・・・(12)
(b)上記(a)以外の場合
補正しない
更に、急激な変化、緩やかな変化等に柔軟に対応する為に、監視周期と許容値の組合せを複数定義できるようにして、これにしたがって補正するようにしてもよい。この方法を用いれば、例えば急激に変化する場合には比較的短い周期で補正が行われ、緩やかな変化のときには比較的長い周期で補正が行われるように設定することができる。
【0056】
図5は、本発明の電力系統潮流監視装置を実現する情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
同図において、情報処理装置20は、CPU21、記憶部22(可搬記憶媒体22aを含む)、メモリ23、入出力インタフェース部24等より構成される。
【0057】
CPU21は、情報処理装置20全体を制御する中央処理装置である。
記憶部22は、少なくとも、上述した本発明の電力系統潮流監視装置の機能を実現するためのプログラムが記憶されているHDD等の記憶装置である。または記憶部22は可搬記憶媒体22aとその駆動読み取り装置の組合せ(例えば、フロッピディスク(FD)とフロッピーディスクドライブ(FDD))であってもよい。可搬記憶媒体22aには上記FDの他にCD−ROM、メモリカード、DVD、MO等がある。
【0058】
メモリ23は、記憶部22に格納されているプログラムを一時的に記憶し当該プログラムをCPU21に実行させる為のRAM等である。尚、メモリ23には、当該プログラムをCPU21が実行中に生じる各種データ(中間結果データ等)を一時的に記憶する記憶領域も存在する。
【0059】
入出力インタフェース部24は、上述した系統状態量格納部31が電力系統1の各状態量を収集する為に、外部のネットワーク等に接続されている入出力インタフェースである。
【0060】
更に、特に図示していないが、ディスプレイやキーボード等を備えていてもよい。
本発明は、電力系統潮流監視装置それ自体に限らず、コンピュータにより使用されたときに、上述した本発明の各実施形態の機能を実現させる為のプログラムが格納されたコンピュータ読出し可能な記録媒体(記憶媒体)として構成することもできる。
【0061】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の電力系統潮流監視装置によれば、負荷系の電力系統の監視において、常時計測値のとれない末端負荷量等を推定できるようにすることにより、負荷系電力系統の全ての線路潮流の定量的な自動監視が可能となる。更に、将来の系統の状態についても予測可能とすることができ、系統監視の精度及び効率の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による電力系統潮流監視装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】末端負荷量の推定方法を説明する為のフローチャートである。
【図3】末端負荷供給源の自動探索を行う処理を詳細に説明する為のフローチャートである。
【図4】末端負荷量の予測処理を説明する為のフローチャートである。
【図5】電力系統潮流監視装置を実現する情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【図6】電力系統の一例を示す概念図である。
【図7】従来の電力系統潮流監視装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
10 電力系統潮流監視装置
11 負荷推定部
12 推定値格納部
13 負荷予測部
14 予測値格納部
15 潮流算出部
16 系統信頼度判断部
31 系統状態量格納部
34 基準潮流データ格納部
35 設備データ格納部
36 過去記録データ格納部
20 情報処理装置
21 CPU
22 記憶部
22a 可搬記憶媒体
23 メモリ
24 入出力インタフェース部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a power system flow monitoring device in a load system.
[0002]
[Prior art]
FIG. 6 is a conceptual diagram illustrating an example of a power system.
As shown in the figure, the power system is generally divided into a main system and a load system. The main system is a loop system, and the main system power supply control station or the like monitors the system. The load system is a radial system, and the load system power supply control station monitors the system for each radial system. In the figure, an A load system power supply control station and a B load system power supply control station are shown as an example. The backbone system and the load system are connected by a system transformer, and each radial system is supplied with power from the transmission line outlet of the system transformer.
[0003]
The radial system includes nodes, branches, end load ends, and the like.
A node is generally a facility (node) where current is gathered, and includes, for example, a bus, a branch point of a transmission line, a generator, and a phase adjusting facility.
[0004]
A branch is a facility in a section in which a current flows between nodes, and includes, for example, a transmission line, a transformer (system transformer, distribution transformer, step-up transformer, etc.). The terminal load terminal means equipment such as a distribution transformer and an extra high-volume customer.
[0005]
Hereinafter, the jurisdiction range of each load system power supply control station is referred to as “within jurisdiction”.
Here, since the measurement points are always provided in the backbone system, all information necessary for system monitoring can be obtained. In addition, the place where the equipment that measures power, current, voltage, etc. is installed is called “measurement point”, and the “measurement point” where the measured value can be obtained every short period (unit: several seconds) " The data obtained at the “constant measurement point” is referred to as a constant measurement value (instantaneous value; telemeter value).
[0006]
On the other hand, in the load system, the measurement points are not always provided, and the entire system cannot be monitored quantitatively only by the system information obtained from such a small number of constant measurement points.
[0007]
In such a situation, a power system flow monitoring device that monitors the state of the load system is, for example, described below.
FIG. 7 is a functional block diagram showing an example of the configuration of a conventional power system flow monitoring device 30.
[0008]
The load
The system state quantity storage unit 31 collects / stores state quantity data of each part of the
[0009]
The system
[0010]
The HI device 33 is a human interface device (display or the like) that displays the state quantity data stored in the system state quantity storage unit 31, the reliability judgment result of the system (the place where the measured value is always present) by the system
[0011]
The reference power flow
[0012]
The equipment
[0013]
The past record
[0014]
In the conventional power system power flow monitoring device 30 described above, it is possible to collect state quantity data and determine the reliability of the system and display it for a portion having a constant measurement value in the load power system. In the
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the conventional power system power flow monitoring method in the load system, since there are few constant measurement points, it is difficult to quantitatively grasp the current in the middle of the line, the end load, etc. It was compensated by qualitatively judging the load, the trend of the current flow, etc., from the information that the operator considered from experience and intuition. Or this was done using off-line auxiliary calculations. In any case, judgment / processing by humans (operators) is necessary.
[0016]
On the other hand, in recent years, the system operation conditions have become complicated due to the increase in demand for load systems and the requirement for high availability of equipment, and the above conventional method increases the burden on the operator and maintains appropriate monitoring and judgment. It's getting harder.
[0017]
An object of the present invention is to realize accurate and quantitative system monitoring without human intervention, particularly in a load power system, and to accurately and objectively grasp future power flow conditions of the entire system. It is to provide a power system power flow monitoring device capable of
[0018]
[Means for Solving the Problems]
The power system power flow monitoring device according to the present invention includes system state data storage means for collecting / storing system state data indicating the power flow state of the power system of the load system, and reference data for storing reference data indicating the system power flow state serving as a reference. Storage means; equipment data storage means for storing equipment data indicating characteristics of system equipment and system connection relation; past record data storage means for storing at least a time average value of each past end load; and the equipment data The reference data stored in the reference data storage means, the time average value of each past end load amount stored in the past record data storage means, and the data collected / stored by the system state data storage means Load estimation means that estimates the instantaneous value of the end load amount using the characteristics of the radial system using the measured value of the wire outlet or the system transformer. When there is a terminal load end in which the time average value of the past terminal load amount is not recorded, the load estimation unit determines the terminal load amount of the terminal load end without the record, the reference data and the system state The estimation is based on the constantly measured values collected / stored by the data storage means.
[0019]
According to the above power system power flow monitoring device, it is possible to estimate the load amount (instantaneous value) at the end, etc., for which measurement values cannot always be obtained, so the current power flow status of the entire system can be grasped accurately and quantitatively and objectively. It becomes possible to do. Furthermore, although the terminal load end has not measured the instantaneous load value, the load Wh value (integrated value for each time) has been measured / saved, but this end does not even measure this Wh value. It can cope with a load end.
[0020]
In the load estimating means, the estimation of the instantaneous value of each end load amount is, for example, calculated by the following formula for an arbitrary radial system,
Pni = ΣPn × Pwi ÷ ΣPwi
(However, Pni: Instantaneous value of the load amount at the i-th terminal load end
Pwi: Time average value of the past load amount at the i-th end load end
ΣPwi: Sum of time average values of past load
ΣPn: Total current load of the radial system)
[0021]
Further, for example, in the load estimation means, as the time average value Pwi of the past load amount at the i-th end load end, for each end load end, the current end load amount of the nearest number of cycles and the same date are similar. A ratio with the end load amount in the time zone may be used as a correction coefficient, and a correction value obtained by multiplying the correction coefficient by the moving average value of the end load amount at the same time as the current time on a similar day may be used. .
[0022]
Thereby, estimation accuracy improves.
In addition, the current measured value of the current power transmission line outlet or the system transformer is used, for example, by taking note of the node information being searched using the node and branch information stored in the facility data storage means. However, it is obtained by searching for a constant measurement point of the supply source to which the end load end is supplied.
[0023]
As a result, the load estimating means can cope with any system state change, and the efficiency is further improved.
The power system flow monitoring device according to the present invention further includes an estimated value storage means for storing an instantaneous value of the end load amount estimated by the load estimation means, and a jurisdiction total stored in the past record data storage means. Load prediction means for predicting the future end load amount based on the continuation data of demand and temperature within a certain period and the data stored in the estimated value storage means;
[0024]
The load prediction means includes a total demand prediction means for predicting the total demand within the jurisdiction from the relationship between the temperature in the nearest continuous period obtained based on the data stored in the past record data storage means and the total demand within the jurisdiction. , Based on the predicted total demand within the jurisdiction determined by the total demand prediction means, the actual total demand on the selected similar day, and the estimated actual end load on the similar day, It consists of prediction means to predict.
[0025]
Thereby, it becomes possible to predict the future end load amount.
The total demand forecasting means, for example, calculates the predicted temperature on the forecast target day based on a linear regression equation indicating the relationship between the temperature on weekdays in the nearest continuous period and the actual value of the total demand within the jurisdiction obtained in advance. A method of obtaining the predicted value of the total demand within the jurisdiction by substituting into the regression formula, and a value obtained by multiplying the temperature difference between the similar date and the forecast target date by the slope of the linear regression formula is used as the actual total demand on the similar date. One of the methods for obtaining the predicted value of the total demand within the jurisdiction by adding is selected and executed according to the characteristics of the forecast date.
[0026]
For example, when the predicted future end load amount exceeds a preset allowable value continuously for a plurality of periods, the load predicting unit is obtained for the actual value and the current time. A ratio with the predicted value that has been calculated is obtained, and the predicted future end load amount is corrected using the ratio.
[0027]
Thus, even when the predicted value and the actual value are greatly different due to some cause, the predicted value can be corrected, and the prediction accuracy can be improved.
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing an example of the configuration of a power system
[0029]
In the figure, the load estimation unit 11 is a radial system based on various data stored in the system state quantity storage unit 31, the reference power flow
[0030]
The estimated
The
[0031]
The predicted value storage unit 14 stores the predicted value of the end load amount predicted by the load predicting unit. The process of the predicted value storage unit 14 will be described in detail later with reference to FIG. Based on the data stored in the system state quantity storage unit 31 and the predicted value storage unit 14 and the current end load amount (instantaneous value) estimated by the load estimation unit 11, the tidal current calculation unit 15 Calculate future tidal conditions. This is performed by, for example, a known DC method power flow calculation method.
[0032]
The system
[0033]
Below, the load estimation method in the load estimation part 11 is demonstrated in detail first.
As described above, the load estimation unit 11 estimates the current current end load amount (instantaneous value) using the characteristics of the radial system. This is because of the strong correlation between the power flow at the inlet of the radial system (transmission line outlet or secondary side of the system transformer) and each end load in the radial system. Each end load is estimated by a method of calculating each end load from the inlet flow (end load source).
[0034]
That is, the total load value of a certain radial system (partial system) can be obtained by the following equation (1) when the loss of active power is ignored.
ΣPn = ΣPi−ΣPo + ΣPg (1)
(ΣPn: Total current load value of the subsystem
ΣPi: active power total value flowing into the partial system
ΣPo: Active power total value flowing out from the partial system
ΣPg; active power total value generated in the partial system)
Then, each end load amount can be estimated by the following equation (2) from the load amount total value of the partial system obtained by the above equation (1).
[0035]
Pni = ΣPn × Pwi ÷ ΣPwi (2)
(Pni: load amount at the i-th end load end (end load amount; instantaneous value)
Pwi: Time average value (Wh value) of the past load amount at the i-th end load end
ΣPwi: Sum of time average value (Wh value) of past load)
The terminal load amount estimation processing by the load estimation unit 11 using these equations (1) and (2) will be described below.
[0036]
FIG. 2 is a flowchart showing the end load amount estimation processing by the load estimation unit 11 of FIG.
In the figure, first, the load at the end load end having no actual load value (Wh value) based on the data stored in the system state quantity storage unit 31, the reference power flow
[0037]
That is, while referring to the equipment data stored in the equipment
[0038]
(However, P ′; the reference load at the load end stored in the reference flow data storage unit 34)
Next, the similar day Wh value is corrected (step S2).
[0039]
This calculates | requires the said Pwi, ie, the time average value (Wh) of the past load amount of each terminal load end, by the correction calculation of the following (4) Formula which used the similar day Wh value.
[Expression 1]
Note that the above-mentioned “front-rear moving average value” means that the active power (Wh) at the present time (for example, 3:00) is P2, and the current time before and after (meaning 0 minutes on the hour), that is, the previous hour (2: 00), when the active power (Wh) at the later hour (4:00) is P1 and P3, respectively, the forward / backward moving average value = (P1 + P2 + P3) / 3.
[0040]
In addition, the end load actual value (time average value (Wh value) of each past end load amount) stored in the past record
[0041]
Next, the load sum (Wh value) of each radial system is calculated based on the data stored in the reference power flow
[0042]
This is based on the time average value (Wh value) of each end load corrected in step S2 above, and finds the total power flow value (Wh value) of the outlet transmission line (or system transformer) for each radial system. The total tidal current value is referred to as ΣPwi (the sum of the time average values (Wh) of past loads).
[0043]
Then, based on the data stored in the system state quantity storage unit 31 and the equipment
This searches for the constantly measured value (telemeter value; TM) of the transmission line outlet to which each load end is supplied or the system transformer, and calculates this telemeter value as the total value ΣPn of the current load amount of the radial system. To do. The process of step S4 will be described in detail later with reference to FIG.
[0044]
Since ΣPn, Pwi, and ΣPwi are obtained by the processes in steps S1 to S4, the load of each end (instantaneous value) can be estimated and calculated by executing the calculation of the above equation (2) (step S5). ).
[0045]
FIG. 3 is a flowchart for explaining in detail the process for automatically searching for the end load supply source, which is the process in step S4 of FIG.
In the figure, first, the node and branch information stored in the equipment
[0046]
Then, the following steps S13 to S18 are repeatedly executed by the number of load ends (step S12).
That is, first, it is determined whether or not the load end to be processed in the loop process has already been searched (step S13). If the search has been completed (step S13, YES), the process proceeds to the next loop process.
[0047]
If the search has not been completed (NO in step S13), each branch that flows into the load end is checked, and a branch with a measurement point is taken out (step S14), and a measuring device is actually installed therein. It is determined whether or not (implementation) (step S15).
[0048]
If the measurement point is actually equipped with a measurement device (step S15, YES), the measurement point is regarded as the power supply source of the radial system (step S16).
[0049]
When the measuring device is not equipped (step S15, NO), the other end node of the branch having the maximum power flow is taken out (step S17), and this is taken on the search path (from each end load end to the transmission line outlet port or The node information on the route to the system transformer is recorded (step S18).
[0050]
Thereafter, the processes in steps S13 to S18 are repeated for the number of load ends. At that time, the node information noted above is referred to and used.
FIG. 4 is a flowchart for explaining end load amount prediction processing by the
[0051]
In the figure, first, the total demand within the jurisdiction is predicted (step S21).
This is the following linear regression equation that approximates the relationship between the temperature (maximum temperature or minimum temperature) and the total demand in the jurisdiction only for weekdays in the last consecutive period (for example, 2 weeks). (5) and (6) are obtained for each time zone (for example, every hour).
<
Total demand within the jurisdiction t = A t × Maximum temperature + b t (T = 1-24) (5)
<
Total demand within the jurisdiction t = C t × Minimum temperature + d t (T = 1-24) (6)
And according to the demand characteristic of a forecast day, either of the following four forecast formulas (7)-(10) is selected / used, and the total demand forecast value of each time slot | zone is calculated. At this time, which prediction formula is selected is determined according to data set in advance by the day type and time zone of the forecast day so that the accuracy is improved in accordance with the fluctuation characteristics of the in-jurisdiction demand. In addition, these forecast formulas use the forecast temperature of the forecast target day, and the actual demand and temperature of the similar day, but also when to make the similar day (the previous day, the previous week, any designated day, etc.) The determination is made according to the data set by the operator in advance for each day type or forecast date.
<
<
<
Predicted total demand within jurisdiction t = A t × Expected maximum temperature + b t (T = 1-24) (9)
<
Predicted total demand within jurisdiction t = C t × Expected minimum temperature + d t (T = 1-24) (10)
In the above method, the linear regression equation is obtained in advance based on data only on weekdays, but the prediction target day is not limited to weekdays. Saturdays, Sundays, and holidays have different demands from weekdays, but tend to change almost in parallel (with the same slope) as the linear regression equation created based on the weekday data. Thus, for Saturdays, Sundays, and holidays, if a formula that predicts using the similar day results and the slope of the regression formula is used, as in <
[0052]
After predicting the total demand within the jurisdiction through the process of step S21, each terminal load amount (instantaneous value) is predicted (step S22).
This is because the predicted total demand amount within the jurisdiction obtained by the processing of step S21 and the end load amount (instantaneous value) estimated by the load estimation unit 11 and accumulated in the estimated
[0053]
(Time at 60 / n minute interval from t = 1 to 24, tn = 00: 00 to 23:59)
Here, t = 1 is used for the n point from tn = 00: 00 to 00:59
Use t = 2 for n points between tn = 01: 00 and 01:59
・ ・ ・ ・ ・ ・
For n point from tn = 23: 00 to 23:59, use t = 24
Finally, the end load amount (instantaneous value) is corrected (step S23).
[0054]
This is because the error between the predicted value for the past N cycles from the current predicted time and the actual value is compared with a preset allowable value (m% of the actual value), and according to this comparison result. Make the following corrections.
(A) When the allowable value is exceeded continuously (in the same direction)
The terminal predicted load amount at each time in the future (for today) is corrected according to the ratio between the actual value at the current predicted time and the predicted value. That is, the correction value tn of the terminal predicted load amount is obtained by the following equation (12).
[0055]
Correction value tn = (actual value at current time / predicted value at current time) × predicted value tn (12)
(B) In cases other than (a) above
Do not correct
Furthermore, in order to flexibly cope with a sudden change, a gradual change, etc., a plurality of combinations of monitoring periods and allowable values can be defined, and correction may be made accordingly. If this method is used, for example, the correction can be performed with a relatively short period when the change is abrupt, and the correction can be performed with a relatively long period when the change is gradual.
[0056]
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a hardware configuration of an information processing device that implements the power system flow monitoring device of the present invention.
In the figure, the
[0057]
The
The
[0058]
The
[0059]
The input /
[0060]
Further, although not particularly illustrated, a display, a keyboard, or the like may be provided.
The present invention is not limited to the power system power flow monitoring device itself, and when used by a computer, a computer-readable recording medium storing a program for realizing the functions of the above-described embodiments of the present invention ( Storage medium).
[0061]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the power system power flow monitoring device of the present invention, it is possible to estimate the end load amount or the like that cannot always be measured in the monitoring of the load power system. Quantitative automatic monitoring of all power lines in the power system is possible. Furthermore, it is possible to predict the state of the future system, which contributes to improvement of the accuracy and efficiency of system monitoring.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating an example of a configuration of a power system power flow monitoring device according to an embodiment.
FIG. 2 is a flowchart for explaining a terminal load amount estimating method;
FIG. 3 is a flowchart for explaining in detail processing for automatically searching for a terminal load supply source;
FIG. 4 is a flowchart for explaining end load amount prediction processing;
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a hardware configuration of an information processing device that realizes a power system flow monitoring device.
FIG. 6 is a conceptual diagram showing an example of a power system.
FIG. 7 is a functional block diagram showing an example of the configuration of a conventional power system power flow monitoring device.
[Explanation of symbols]
10 Power system power flow monitoring device
11 Load estimation unit
12 Estimated value storage
13 Load prediction section
14 Predicted value storage
15 Tidal current calculator
16 System reliability judgment part
31 System state quantity storage
34 Reference current data storage
35 Equipment data storage
36 Past record data storage
20 Information processing device
21 CPU
22 Memory unit
22a Portable storage medium
23 memory
24 I / O interface section
Claims (11)
基準となる系統潮流状態を示す基準データを格納する基準データ格納手段と、
系統設備の特性、系統接続関係を示す設備データを格納する設備データ格納手段と、
少なくとも過去の各末端負荷量の時間平均値を格納する過去記録データ格納手段と、
前記設備データと、前記基準データ格納手段に格納されている基準データと、前記過去記録データ格納手段に格納されている過去の各末端負荷量の時間平均値と、前記系統状態データ格納手段で収集/格納する送電線引き出し口または系統変圧器の常時計測値とを用いて、放射状系統の特性を利用して、末端負荷量の瞬時値を推定する負荷推定手段とを有し、
前記負荷推定手段は、前記過去の末端負荷量の時間平均値が記録されていない末端負荷端がある場合には、該記録がない末端負荷端の末端負荷量を、前記基準データと前記系統状態データ格納手段で収集/格納した前記常時計測値とに基づいて推定することを特徴とする電力系統潮流監視装置。System state data storage means for collecting / storing system state data indicating the power flow state of the load system power system;
Reference data storage means for storing reference data indicating a system power flow state as a reference;
Facility data storage means for storing facility data indicating characteristics of system facilities and system connection relations;
Past record data storage means for storing at least a time average value of each past end load,
Collected by the facility data, the reference data stored in the reference data storage means, the time average value of each past end load amount stored in the past record data storage means, and the system state data storage means A load estimation means for estimating the instantaneous value of the end load amount using the characteristics of the radial system using the transmission line outlet to store or the constantly measured value of the system transformer,
When there is a terminal load end in which the time average value of the past terminal load amount is not recorded, the load estimation unit determines the terminal load amount of the terminal load end without the record, the reference data and the system state An electric power system power flow monitoring device that estimates based on the constantly measured values collected / stored by a data storage means .
PP nini =ΣP= ΣP n n ×P× P wiwi ÷ΣP÷ ΣP wi wi
(但し、P(However, P nini ;第i番目の末端負荷端の負荷量の瞬時値; Instantaneous value of the load amount at the i-th end load end
PP wiwi ;第i番目の末端負荷端の過去の負荷量の時間平均値; Time average value of past load amount at the i-th end load end
ΣPΣP wiwi ;過去の負荷量の時間平均値の総和; Sum of time average values of past loads
ΣPΣP nn ;当該放射状系統の現在負荷量合計値); Total load value of the radial system)
ことを特徴とする請求項1記載の電力系統潮流監視装置。The power system power flow monitoring device according to claim 1.
前記負荷推定手段において、前記記録がない末端負荷端の末端負荷量は、以下の式により算出するものである
末端負荷量=(現在の系統変圧器のΣP(テレメータ値))
÷(当該系統変圧器の基準潮流データのΣP)×P’
(但し、P’; 上記記録がない末端負荷端の基準負荷データ)
ことを特徴とする請求項1記載の電力系統潮流監視装置。 The reference data includes reference load data and reference load data at the end load end without the record, and the arbitrary radial system is connected to the main system by an arbitrary system transformer,
In the load estimation means, the end load amount at the end load end without the record is calculated by the following equation.
End load = (Current system transformer ΣP (telemeter value))
÷ (ΣP of the reference power flow data of the transformer in question) × P '
(However, P '; Reference load data at the end load end without the above record)
The power system power flow monitoring device according to claim 1.
前記過去記録データ格納手段に格納されている管轄内総需要と気温の一定期間内継続データと該推定値格納手段に格納されるデータとに基づいて、将来の末端負荷量を予測する負荷予測手段と、
を更に有することを特徴とする請求項1記載の電力系統潮流監視装置。Estimated value storage means for storing an instantaneous value of the end load amount estimated by the load estimation means;
Load prediction means for predicting the future end load amount based on the total demand within the jurisdiction stored in the past record data storage means, the continuation data for a certain period of temperature, and the data stored in the estimated value storage means When,
The power system flow monitoring device according to claim 1, further comprising:
前記系統状態データ格納手段に格納される系統状態データと、前記予測値格納手段に格納された将来の末端負荷量と、前記負荷推定手段によって推定された末端負荷量の瞬時値とに基づいて、現在または将来の潮流状況を算出する潮流算出手段と、
該潮流算出手段により算出された現在または将来の潮流状況に基づいて前記電力系統の信頼度を判定する信頼度判定監視手段と、
を更に有することを特徴とする請求項6記載の電力系統潮流監視装置。Predicted value storage means for storing a future end load amount predicted by the load prediction means;
Based on the system state data stored in the system state data storage means, the future end load amount stored in the predicted value storage means, and the instantaneous value of the end load amount estimated by the load estimation means, Tidal current calculation means for calculating current or future tidal current conditions;
Reliability determination monitoring means for determining the reliability of the power system based on the current or future power flow status calculated by the power flow calculation means;
The power system power flow monitoring device according to claim 6 , further comprising:
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