JP3701446B2

JP3701446B2 - Folding work table

Info

Publication number: JP3701446B2
Application number: JP27145197A
Authority: JP
Inventors: 敏幸堀木
Original assignee: Takano Co Ltd
Current assignee: Takano Co Ltd
Priority date: 1997-10-03
Filing date: 1997-10-03
Publication date: 2005-09-28
Anticipated expiration: 2017-10-03
Also published as: JPH11103974A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳み式作業テーブルに関する。より詳しくは、本発明はラップトップ型パーソナルコンピュータ等の重量物を使用しての作業に好適な折り畳み式作業テーブルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、椅子の肘掛け等に取り付けられた折り畳み式作業テーブルとして、特開平９−１１７３５０号公報に開示された肘掛メモ台装置がある。かかる肘掛メモ台装置では、肘掛け１０１にメモ台１０２を取り付ける構造として、図２１に示すように、椅子の幅方向に水平な円筒形状の固定軸１０３と、椅子の前後方向に水平なシャフト１０４を備えている。メモ台１０２は、不使用時には肘掛け１０１の側面に沿うように吊り下げられている。そして、メモ台１０２を固定軸１０３まわりに回転させるようにして持ち上げた後、シャフト１０４を中心に回転させて体の前に倒してメモ取り作業等に使用する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の肘掛メモ台装置では、着座者の体格等に応じてメモ台１０２の前後位置を調節することができなかった。また、メモ台１０２の使用中に着座者が立ち上がる場合にはメモ台１０２をシャフト１０４まわりに回転させるようにして持ち上げる必要があるので、メモ台１０２の上にメモ用紙等を広げたまま立ち上がることができず、特にラップトップ型コンピュータ等の重量物を載せている場合は不便であった。さらに、緊急時等を考慮すると、メモ台１０２を持ち上げることなく立ち上がることができる構造が望まれる。一方、劇場やホール等に設置されている椅子のように複数並べて配置されている椅子に適用した場合には、１枚のメモ台１０２を両側の着座者が兼用することができなかった。
【０００４】
本発明は、テーブル板を持ち上げることなく離席・着席が可能で、椅子と椅子の間に設置した場合には両方の着座者が兼用することができ、さらには、テーブル板を前後に位置調節可能な折り畳み式作業テーブルを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために請求項１記載の折り畳み式作業テーブルは、ベースと、該ベースに取り付けられた水平軸体と、該水平軸体に取り付けられ、当該水平軸体の軸心を中心に回転する第１の回転部と、該第１の回転部に取り付けられ、水平軸体の軸心に対して直交する直交軸を中心に回転する第２の回転部と、直交軸に対して直交するように第２の回転部に取り付けられたテーブル板と、第１の回転部の真上に第２の回転部が位置する状態で第１の回転部の回転を禁止するロック機構とを備えるようにしている。
【０００６】
したがって、第１の回転部を回転させて第２の回転部を真上に移動させると、ロック機構が第１の回転部をロックする。この状態では、直交軸は鉛直になっており、第２の回転部に取り付けられたテーブル板は水平に保持される一方、第２の回転部は水平に回転してテーブル板の向きを変える。テーブル板は２本の回転軸を介してベースに取り付けられており、テーブル板の向きや位置を変えることができる。
【０００７】
また、請求項２記載の折り畳み式作業テーブルは、ベースと、該ベースに取り付けられた水平軸体と、該水平軸体に取り付けられ、当該水平軸体の軸心を中心に回転する第１の回転部と、該第１の回転部に取り付けられ、水平軸体の軸心に対して直交する直交軸を中心に回転する第２の回転部と、該第２の回転部に取り付けられ、直交軸に対して直交する軸を中心に回転する第３の回転部と、該第３の回転部に取り付けられたテーブル板と、第１の回転部の真上に第２の回転部が位置する状態で第１の回転部の回転を禁止するロック機構と、第１の回転部の真上に第２の回転部が位置する状態でテーブル板を水平に保持するストッパ機構を備え、かつロック機構は解除可能なロック解除機構を備えたものであり、尚かつロック機構は、水平軸体に対して回転不能に設けられた円筒体に形成された軸方向の貫通孔から第１の回転部に向けて出入り可能な突出体と、該突出体を第１の回転部に向けて常時押圧するスプリングと、第１の回転部の水平軸体を向いた端面に形成されると共に突出体が嵌合することにより第２の回転部が第１の回転部の真上に位置した状態でロックされるセンタ凹部とを備えて、尚かつロック解除機構は、水平軸体と第１の回転部との間に介在されるスリーブと、該スリーブに形成されると共にスリーブの円筒体側への摺動により突出体をセンタ凹部から押し出す押圧片と、スリーブの先端に固着されたボタンとを備えるようにしている。
この場合、第１の回転部を回転させて第２の回転部を真上に移動させると、ロック機構が第１の回転部をロックする。この状態では、直交軸は鉛直になっており、第３の回転部に取り付けられたテーブル板はストッパ機構によって水平に保持される一方、第２の回転部は水平に回転してテーブル板の向きを変える。また、第３の回転部の回転中心となる軸も水平になっているので、テーブル板を裏返すように反転させることができる。即ち、テーブル板は３本の回転軸を介してベースに取り付けられており、テーブル板の向きや位置、そして使用面の表裏を変えることができる。しかも、折り畳まれている作業テーブルを組み立てて使用する場合には、折り畳み状態からテーブル板を持ち上げるようにして第１の回転部を９０度回転させて第１の回転部の真上に第２の回転部が位置するようにすれば、第１の回転部のセンタ凹部は円筒体の貫通孔に対向してロック機構の突出体がセンタ凹部にはまり込み、第１の回転部をロックする。また、作業テーブルを折り畳む場合には、ロック解除機構のボタンを押し込めば、突出体がセンタ凹部より抜け出て第１の回転部のロックが解除されることから、ボタンを押し込みながら第１の回転部を回転させればテーブル板を下ろすことができる。
ここで、請求項２記載の折り畳み式作業テーブルは、ストッパ機構を、第２の回転部に形成された度当たりで構成することが好ましい。この場合には、テーブル板は第２の回転部に自重で度当たりして水平に保持される。
更に、請求項４記載の折り畳み式作業テーブルは、ベースと、該ベースに取り付けられた水平軸体と、該水平軸体に取り付けられ、当該水平軸体の軸心を中心に回転する第１の回転部と、該第１の回転部に取り付けられ、水平軸体の軸心に対して直交する直交軸を中心に回転する第２の回転部と、直交軸に対して直交するように第２の回転部に取り付けられたテーブル板と、第１の回転部の真上に第２の回転部が位置する状態で第１の回転部の回転を禁止するロック機構とを備え、ロック機構は解除可能なロック解除機構を備えたものであり、尚かつロック機構は、水平軸体に対して回転不能に設けられた円筒体に形成された軸方向の貫通孔から第１の回転部に向けて出入り可能な突出体と、該突出体を第１の回転部に向けて常時押圧するスプリングと、第１の回転部の水平軸体を向いた端面に形成されると共に突出体が嵌合することにより第２の回転部が第１の回転部の真上に位置した状態でロックされるセンタ凹部とを備えて、尚かつロック解除機構は、水平軸体と第１の回転部との間に介在されるスリーブと、該スリーブに形成されると共にスリーブの円筒体側への摺動により突出体をセンタ凹部から押し出す押圧片と、スリーブの先端に固着されたボタンとを備えるようにしている。
この場合、第１の回転部を回転させて第２の回転部を真上に移動させると、ロック機構が第１の回転部をロックする。この状態では、直交軸は鉛直になっており、第２の回転部に取り付けられたテーブル板は水平に保持される一方、第２の回転部は水平に回転してテーブル板の向きを変える。テーブル板は２本の回転軸を介してベースに取り付けられており、テーブル板の向きや位置を変えることができる。しかも、折り畳まれている作業テーブルを組み立てて使用する場合には、折り畳み状態からテーブル板を持ち上げるようにして第１の回転部を９０度回転させて第１の回転部の真上に第２の回転部が位置するようにすれば、第１の回転部のセンタ凹部は円筒体の貫通孔に対向してロック機構の突出体がセンタ凹部にはまり込み、第１の回転部をロックする。また、作業テーブルを折り畳む場合には、ロック解除機構のボタンを押し込めば、突出体がセンタ凹部より抜け出て第１の回転部のロックが解除されることから、ボタンを押し込みながら第１の回転部を回転させればテーブル板を下ろすことができる。
【０００８】
また、請求項５記載の折り畳み式作業テーブルは、第１の回転部を水平軸体の軸心方向に移動させるスライド機構を備えるようにしている。したがって、第１の回転部を移動させると、ベースに対してテーブル板が前後方向に移動し位置調整される。
【０００９】
また、請求項６記載の折り畳み式作業テーブルは、ベースが、椅子に取り付けられるようにしている。したがって、椅子用の簡易テーブルとして使用することができる。
【００１０】
また、請求項７記載の折り畳み式作業テーブルは、ベースが、机に取り付けられるようにしている。したがって、補助テーブルとして使用することができる。
【００１１】
さらに、請求項８記載の折り畳み式作業テーブルは、ベースが、床に設置されるようにしている。したがって、任意位置に作業テーブルを設置することができる。
【００１２】
さらに、請求項９記載の折り畳み式作業テーブルは、ベースが、テーブル板を収納する内部空間を有し、水平軸体の前後動によってテーブル板がベースから出入りするようにしている。この場合、テーブル板を使用しないときにはベース内空間に収めて隠すことができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【００１４】
図１から図３に、本発明を適用した折り畳み式作業テーブルの実施形態の一例を示す。この折り畳み式作業テーブル（以下、単に作業テーブルという。）は、例えば椅子や机等に取り付けられて使用されるもので、ベース１と、ベース１に取り付けられた水平軸体２と、水平軸体２に取り付けられ、水平軸体２の軸心を中心に回転する第１の回転部と、第１の回転部に取り付けられ、水平軸体２の軸心に対して直交する直交軸（旋回軸）Ｌを中心に回転する第２の回転部と、第２の回転部に取り付けられ、直交軸Ｌに対して直交する軸（反転軸）を中心に回転する第３の回転部と、第３の回転部に取り付けられたテーブル板３と、第１の回転部の真上に第２の回転部が位置する状態で第１の回転部の回転を禁止するロック機構４と、第１の回転部の真上に第２の回転部が位置する状態でテーブル板３を水平に保持するストッパ機構５を備えている。
【００１５】
ベース１の上端面には大径パイプ６が固定されており、当該大径パイプ６の先端面にはパイプ状の水平軸体２が同軸上に固着されている。この水平軸体２には、第１の回転機構７がはめ込まれている。
【００１６】
第１の回転機構７は、水平軸体２に対して回転不能な円筒体８と、水平軸体２に対して回転可能な第１の回転部である円筒体９を備えている。円筒体８は、フランジ６ａとの間にディスク１０を介在させて当該フランジ６ａに固定されている。この円筒体８を図４〜図６に示す。円筒体８には、軸方向に貫通する貫通孔１１が形成されている。この貫通孔１１内には、図３に示すようにスプリング１２によって円筒体９に向けて常時押圧されている突出体１３が挿入されている。突出体１３は、円筒体９の端面９ａに押し当てられ、円筒体９の回転に伴って２種類の凹部１５，１６から容易に出入りし得るように球面状の先端を有している。
【００１７】
円筒体９の外周面には、径方向に突出するアーム１４が固定されている。この円筒体９は、図７〜図１０に示すように、その両端部において中央の孔１７が拡径されている。そして、円筒体８側の拡径部分の端面９ａには、センタ凹部１５と左右のサイド凹部１６，１６が形成されている。センタ凹部１５は、中央の孔１７を挟んでアーム１４が固定されている位置と反対側の位置に形成されている。このセンタ凹部１５は、中央の孔１７に連続して形成されている。また、各サイド凹部１６は、センタ凹部１５の近傍からセンタ凹部１５に対して９０度離れた位置まで周方向に形成されており、その深さはセンタ凹部１５側の端１６ａから離れるに従って徐々に深くなっており、センタ凹部１５に対して９０度離れた端１６ｂで最も深くなっている。また、サイド凹部１６の溝の幅は、ほぼ滴形に形成され、中央のセンタ凹部１５から離れるに従って幅広となるように配置されている。これら凹部１５，１６には、円筒体８に対する円筒体９の回転によって突出体１３がはまり込む。第１の回転部たる円筒体９を回転させてアーム１４を真上に位置させると、突出体１３が嵌まり込んでいるサイド凹部１６の溝の深さが次第に浅くなると共に幅が狭くなるため、突出体１３が溝・サイド凹部１６から押し出され、センタ凹部１５に落ち込む。これによって、突出体１３は円筒体９が回転しようとしてもセンタ凹部１５から押し出されることはなく、円筒体９の回転を阻止する（図３）。即ち、突出体１３、スプリング１２及びセンタ凹部１５によってロック機構４が構成される。一方、いずれかのサイド凹部１６に突出体１３がはまり込んだ場合には、当該突出体１３は各サイド凹部１６の最も深い端１６ｂを越えて当該サイド凹部１６から抜け出て移動することができないので、円筒体９の回転角度は、センタ凹部１５に対応する位置から両方向に９０度に制限される。
【００１８】
円筒体９と水平軸体２との間には、ロック機構４の作動を解除するロック解除機構１８が設けられている。ロック解除機構１８は、水平軸体２と円筒体９との間に介在されるスリーブ１９と、スリーブ１９の先端に固着されたボタン２０より構成されている。スリーブ１９の後端には、図１１に示すように、径方向に突出する押圧片１９ａが一体形成されている。この押圧片１９ａはセンタ凹部１５内に配置され、突出体１３の先端と当接するように設けられている。したがって、突出体１３がセンタ凹部１５にはまり込んでいる状態でボタン２０を押し込み操作すると、スリーブ１９が第１の円筒体８に向けて移動し、押圧片１９ａが突出体１３を円筒体８の貫通孔１１に押し戻す。そして、ロック機構４を解除して円筒体９の回転を可能にする。一方、各サイド凹部１６には押圧片１９ａに相当する部材は設けられていない。したがって、円筒体９の回転角はセンタ凹部１５に対する位置から左右両方向に９０度に常に制限される。なお、図１２にボタン２０を示す。
【００１９】
アーム１４の先端には、第２の回転機構２１が取り付けられている。第２の回転機構２１は、例えば２枚のディスクプレート２２，２３の間に摺動板を挟んでこれら各ディスクプレート２２，２３を相対回転自在に連結したもので、一方のディスクプレート２２はアーム１４の先端面にＴ字形状に固着されている。したがって、水平軸体２の軸線に対して直交する直交軸Ｌを想定した場合、他方のディスクプレート２３はこの直交軸Ｌを中心に回転する。即ち、他方のディスクプレート２３は第２の回転部を構成する。
【００２０】
第２の回転部たるディスクプレート２３には、テーブル板３を狭持する一対のブラケット２４がヒンジ２５によって取り付けられている。ヒンジ２５のシャフト２６は他方のディスクプレート２３に沿って配置されており、直交軸Ｌに対して直交している。即ち、シャフト２６を中心に回転する一対のブラケット２４が第３の回転部を構成している。テーブル板３は各ブラケット２４に、例えばねじ止めされている。テーブル板３は各ブラケット２４が他方のディスクプレート２３に当たるまでシャフト２６を中心に回転する。即ち、図１中二点鎖線で示すように、円筒体９の真上に他方のディスクプレート２３が位置している状態では、一対のブラケット２４の内いずれか一方が他方のディスクプレート２３に度当たりするまでテーブル板３が倒れるように回転できる。この状態では他方のディスクプレート２３は水平になっているので、テーブル板３はストッパ機構５である他方のディスクプレート２３によってしっかりと水平に保持される。
【００２１】
折り畳まれている作業テーブルを組み立てて使用する場合には、先ず、図１３に示す折り畳み状態からテーブル板３を持ち上げるようにして第１の回転部である円筒体９を９０度回転させてアーム１４を鉛直に立てる（図１４）。これにより、円筒体９のセンタ凹部１５は円筒体８の貫通孔１１に対向してロック機構４の突出体１３がセンタ凹部１５にはまり込み、円筒体９をロックする。この状態では、ストッパ機構５である他方のディスクプレート２３は水平になっているので、図１中二点鎖線で示すように、他方のディスクプレート２３にテーブル板３が自重によって度当たりして水平に保持される。即ち、テーブル板３はロック機構４とストッパ機構５によってしっかりと水平に保持されており、ラップトップ型パーソナルコンピュータ等の重量物をテーブル板３に載せて作業することができる。
【００２２】
いま、ベース１の一側（図１５中奥側）に位置している作業者が折り畳み式テーブルを使用する場合には、図１５に示すように、第２の回転機構２１の他方のディスクプレート２３を水平に回転させてテーブル板３をベース１の一側に移動させれば良い。例えば、椅子の側面にベース１を取り付けた場合には、椅子に座ったままの状態で体の前にテーブル板３を引き出して使用することができる。そして、椅子から立ち上がる場合には、テーブル板３をそのまま前方に押し出すことで第２の回転機構２１を回転させてテーブル板３を水平状態のまま移動させることができ、テーブル板３に物を載せたままスムーズに且つ迅速に離席することができる。また、二人が向かい合って作業をしている場合等には、テーブル板３を図１６に示す位置まで回転させることで、向かい合っている人にもコンピュータ画面を見せることができる。
【００２３】
一方、ベース１の他側（図中手前側）の椅子に座っている作業者が作業テーブルを使用する場合には、例えば図１６の状態からヒンジ２５によってテーブル板３を反転させれば良い（図１７）。ベース１の他側に座っている作業者も前述の場合と同様にテーブル板３を使用することができる。即ち、両側の椅子に座っている２人が作業テーブルを兼用することができる。
【００２４】
作業テーブルを折り畳む場合は、テーブル板３を図１４に示す状態にした後、ロック解除機構１８のボタン２０を押し込みながら円筒体９を回転させてテーブル板３を下ろせば良い。ボタン２０の押し込み操作により突出体１３がセンタ凹部１５より抜け、円筒体９の回転により一方のサイド凹部１６にはまり込む。そして、円筒体９の回転角度が９０度に達すると突出体１３がサイド凹部１６の端１６ｂに到達して引っかかり、アーム１４が水平状態よりも下がるのを防止する。これにより、テーブル板３はベース１の脇に沿うようにして収納される（図１３）。
【００２５】
この作業テーブルは、ベース１を椅子の側面に取り付けることで、あるいは肘掛けなどをベース１とすることによって、椅子用作業テーブルとして使用することができる他、ベース１を机の側面に取り付けることで補助テーブル（補助机）として使用することもできる。机の補助テーブルとしては、コンピュータのマウス操作用として使用できる。また、劇場・ホール用椅子のように複数の椅子が並べられている場合には、椅子と椅子の間の床にベース１を設置し又はいずれか一方の椅子の側面に取り付けることで左右の椅子兼用の作業テーブルとして使用することができると共に、ベース１を肘掛けとして使用することができる。
【００２６】
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
【００２７】
例えば、上述の折り畳み式作業テーブルは第１の回転部である円筒体９をベース１に対して水平軸体２の軸心方向に移動させることができなかったが、円筒体９を水平軸体２の軸心方向に移動可能即ち前後動可能としても良い。例えば、図１８及び図１９に示す折り畳み式作業テーブルでは、図２０に示すスライド機構２７を備えることで、円筒体９及び水平軸体２をベース１に対して軸心方向に移動可能に取り付けている。このスライド機構２７は、例えばベース１内の所定位置に固定された一対のベアリング２８，２８によって大径パイプ６（この場合における大径パイプ６は水平軸体２の一部を構成している）を出入り自在に支持する構成である。勿論、大径パイプ６の回転を防ぐため、図示していないが副パイプを大径パイプ６と平行に配置してこれらを連結し、２本のパイプをベアリング２８，２８でガイドすることによって水平軸体２の回転を阻止するようにしても良い。大径パイプ６の後端面には、抜け止め板２９が固着されている。かかる構成により、図１８に示すように不使用時にはテーブル板３をベース１の内部空間Ｓに収納しておくことが可能となる。また、図１９に示すように作業者の体格や作業内容に応じてテーブル板３の位置を前後に調節することが可能になる。なお、この場合には、テーブル板３が水平軸体２の真下に位置するまで円筒体９の回転を可能にすることで、ベース１をスリムにすることができる。
【００２８】
また、直交軸Ｌに対して直交する軸を中心に回転する第３の回転部を、必要に応じて省略しても良い。例えばベース１を机や単独で使用する椅子に取り付ける場合には、テーブル板３を反転させて使用する必要性に乏しいので、ブラケット２４を第２の回転部であるディスクプレート２３に取り付け、テーブル板３の一側面のみを使用する構成にしても良い。
【００２９】
【発明の効果】
以上説明したように請求項１記載の折り畳み式作業テーブルによれば、使用中のテーブル板を水平移動させることができる。このため、使用中にテーブル板を持ち上げることなくテーブル板を押し退けてスムーズ且つ迅速に離席することが可能になると共に、向かい合う人にテーブル板に載せたコンピュータの画面を見せることができ、さらには、ベースの左右両側で同一のテーブル板を使用することが可能になるので、作業テーブルの使い勝手が向上する。
【００３０】
また、請求項２記載の折り畳み式作業テーブルによれば、使用中のテーブル板を水平移動させることができ、また、テーブル板を反転させてその表裏の使用が可能になる。このため、使用中にテーブル板を持ち上げることなくテーブル板を押し退けてスムーズ且つ迅速に離席することが可能になると共に、向かい合う人にテーブル板に載せたコンピュータの画面を見せることができ、さらには、ベースの左右両側で同一のテーブル板を使用することが可能になるので、作業テーブルの使い勝手が向上する。しかも、ロック解除機構のボタンを押し込まなければ第１の回転部のロックが解除されないので、作業テーブルを任意に折り畳むことができ、不意に畳まれることがない。
更に、この請求項２記載の折り畳み式作業テーブルのストッパ機構を、第２の回転部に形成された度当たりで構成している請求項３記載の発明によれば、特別な機構を追加することなく、テーブル板をその自重で水平に確実に保持することができ、生産コストの上昇を抑えることができる。
また、請求項４記載の折り畳み式作業テーブルによれば、使用中のテーブル板を持ち上げなくとも水平方向に押し退けるだけで、スムーズ且つ迅速に離席することが可能になると共に、向かい合う人にテーブル板に載せたコンピュータの画面を見せることができ、さらには、ベースの左右両側で同一のテーブル板を使用することが可能になるので、作業テーブルの使い勝手が向上する。しかも、ロック解除機構のボタンを押し込まなければ第１の回転部のロックが解除されないので、作業テーブルを任意に折り畳むことができ、不意に畳まれることがない。
【００３１】
また、請求項５記載の折り畳み式作業テーブルは、第１の回転部を水平軸体の軸心方向に移動させるスライド機構を備えているので、テーブル板を前後方向に移動させることができる。このため、作業者の体格や作業内容等に応じてテーブル板の位置を前後調節することができ、作業テーブルの使い勝手をより一層向上させることができる。
【００３２】
さらに、請求項６記載の折り畳み式作業テーブルではベースを椅子に取り付け、請求項７記載の折り畳み式作業テーブルではベースを机に取り付け、請求項８記載の折り畳み式作業テーブルではベースを床に設置するので、折り畳み式作業テーブルを様々な簡易テーブルとして使用することができる。また、ベースを椅子の側面に取り付けた場合や椅子と椅子の間の床に設置した場合には、ベースを肘掛けとして使用することができる。
【００３３】
さらに、請求項９記載の折り畳み式作業テーブルによると、テーブル不使用時には、ベース内空間にテーブル板を収めて隠すことができるので、見栄え良く収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を適用した折り畳み式作業テーブルの実施形態の一例を示す正面図である。
【図２】図１の折り畳み式作業テーブルを示し、テーブル板を水平に持ち上げた状態の平面図である。
【図３】図１の折り畳み式作業テーブルの要部を拡大して示し、第１の回転部の真上に第２の回転部を位置させた状態の断面図である。
【図４】図１の折り畳み式作業テーブルの円筒体の断面図である。
【図５】図４の矢印Ｖ方向からみた図である。
【図６】図４の矢印ＶＩ方向からみた図である。
【図７】図１の折り畳み式作業テーブルの第１の回転部である円筒体の断面図である。
【図８】図７の矢印ＶＩＩＩ方向からみた図である。
【図９】図７の矢印ＩＸ方向からみた図である。
【図１０】図９のＸ−Ｘ線に沿う断面図である。
【図１１】図１の折り畳み式作業テーブルのロック解除機構のスリーブを示す断面図である。
【図１２】図１の折り畳み式作業テーブルのロック解除機構のボタンを示す断面図である。
【図１３】図１の折り畳み式作業テーブルの折り畳んだ状態を示す概略構成図である。
【図１４】図１の折り畳み式作業テーブルの使用状態の一例を示す概略構成図である。
【図１５】図１の折り畳み式作業テーブルの使用状態の一例を示す概略構成図である。
【図１６】図１の折り畳み式作業テーブルの使用状態の一例を示す概略構成図である。
【図１７】図１の折り畳み式作業テーブルの使用状態の一例を示す概略構成図である。
【図１８】本発明を適用した折り畳み式作業テーブルの他の実施形態を示し、テーブル板を格納する様子を示す概略構成図である。
【図１９】図１８の折り畳み式作業テーブルのテーブル板の位置を前後調節する様子を示す概略構成図である。
【図２０】図１８の折り畳み式作業テーブルのスライド機構を示す断面図である。
【図２１】従来の折り畳み式作業テーブルの取付構造の断面図である。
【符号の説明】
１ベース
２水平軸体
３テーブル板
４ロック機構
５ストッパ機構
９円筒体（第１の回転部）
２３他方のディスクプレート（第２の回転部）
２４ブラケット（第３の回転部）
２７スライド機構
Ｌ直交軸[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a foldable work table. More specifically, the present invention relates to a foldable work table suitable for work using a heavy object such as a laptop personal computer.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a folding work table attached to an armrest or the like of a chair, there is an armrest memo stand device disclosed in JP-A-9-117350. In this armrest memo stand device, as shown in FIG. 21, a structure in which the memo stand 102 is attached to the armrest 101 includes a cylindrical fixed shaft 103 that is horizontal in the chair width direction and a shaft 104 that is horizontal in the front-rear direction of the chair. I have. The memo stand 102 is suspended along the side surface of the armrest 101 when not in use. Then, after lifting the memo stand 102 around the fixed shaft 103, the memo stand 102 is rotated around the shaft 104 and tilted in front of the body for use in taking notes.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-mentioned armrest memo stand device, the front and rear positions of the memo stand 102 could not be adjusted according to the physique of the seated person. Further, when a seated person stands up while using the memo stand 102, it is necessary to lift the memo stand 102 by rotating it around the shaft 104. Therefore, it is possible to stand up with the memo paper or the like spread on the memo stand 102. In particular, it is inconvenient when a heavy object such as a laptop computer is loaded. Furthermore, considering an emergency, a structure that can stand up without lifting the memo stand 102 is desired. On the other hand, when applied to a chair arranged in a row such as a chair installed in a theater or a hall, one memo stand 102 cannot be used by both seated persons.
[0004]
In the present invention, it is possible to leave and sit without lifting the table board. When it is installed between chairs, both seats can be used together, and the table board can be adjusted back and forth. An object is to provide a foldable work table that is possible.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve such an object, the folding work table according to claim 1,A base, a horizontal shaft attached to the base, a first rotating part attached to the horizontal shaft and rotating about the axis of the horizontal shaft, and attached to the first rotating part A second rotating part that rotates about an orthogonal axis that is orthogonal to the axis of the horizontal axis, a table plate that is attached to the second rotating part so as to be orthogonal to the orthogonal axis, And a lock mechanism that prohibits the rotation of the first rotation unit in a state where the second rotation unit is positioned directly above the rotation unit.
[0006]
Therefore,When the first rotating unit is rotated and the second rotating unit is moved directly above, the lock mechanism locks the first rotating unit. In this state, the orthogonal axis is vertical, and the table plate attached to the second rotating unit is held horizontally, while the second rotating unit rotates horizontally to change the orientation of the table plate. The table plate is attached to the base via two rotating shafts, and the orientation and position of the table plate can be changed.
[0007]
The foldable work table according to claim 2 is:A base, a horizontal shaft attached to the base, a first rotating part attached to the horizontal shaft and rotating about the axis of the horizontal shaft, and attached to the first rotating part A second rotating part that rotates about an orthogonal axis that is orthogonal to the axis of the horizontal axis body, and a second rotating part that is attached to the second rotating part and rotates about an axis that is orthogonal to the orthogonal axis 3 rotating parts, a table plate attached to the third rotating part, and a lock that prohibits the rotation of the first rotating part in a state where the second rotating part is positioned directly above the first rotating part. And a stopper mechanism for holding the table plate horizontally in a state where the second rotating portion is positioned directly above the first rotating portion, and the lock mechanism is provided with a releasable unlocking mechanism. In addition, the locking mechanism is formed in a cylindrical body provided so as not to rotate with respect to the horizontal shaft body. A projecting body that can enter and exit from the through hole in the axial direction toward the first rotating part, a spring that constantly presses the projecting body toward the first rotating part, and a horizontal shaft body of the first rotating part. And a center recess that is locked in a state in which the second rotating part is positioned directly above the first rotating part by fitting the projecting body. A sleeve interposed between the horizontal shaft body and the first rotating part, a pressing piece formed on the sleeve and pushing the protrusion from the center recess by sliding the sleeve toward the cylindrical body, and the tip of the sleeve And a button fixed to the head.
In this case, when the first rotating unit is rotated and the second rotating unit is moved directly above, the lock mechanism locks the first rotating unit. In this state, the orthogonal axis is vertical, and the table plate attached to the third rotating unit is held horizontally by the stopper mechanism, while the second rotating unit rotates horizontally and the orientation of the table plate change. In addition, since the axis serving as the rotation center of the third rotating unit is also horizontal, the table plate can be reversed so as to be turned over. That is, the table plate is attached to the base via three rotating shafts, and the orientation and position of the table plate and the front and back of the use surface can be changed. In addition, when assembling and using the folded work table, the first rotating part is rotated 90 degrees so as to lift the table plate from the folded state, and the second rotating unit is directly above the first rotating part. If the rotating part is located The center concave portion of the first rotating portion faces the through hole of the cylindrical body, and the protruding body of the lock mechanism fits into the center concave portion to lock the first rotating portion. Further, when the work table is folded, if the button of the unlocking mechanism is pushed in, the projecting body comes out of the center recess and the first rotating part is unlocked. Rotate the table board down.
Here, in the foldable work table according to the second aspect, it is preferable that the stopper mechanism is configured by the degree formed at the second rotating portion. In this case, the table plate is held horizontally by its own weight against the second rotating part.
Furthermore, the foldable work table according to claim 4 includes a base, a horizontal shaft body attached to the base, a first shaft that is attached to the horizontal shaft body and rotates about an axis of the horizontal shaft body. A rotating unit, a second rotating unit attached to the first rotating unit and rotating about an orthogonal axis orthogonal to the axis of the horizontal shaft body, and a second orthogonal to the orthogonal axis And a lock mechanism that prohibits rotation of the first rotating portion when the second rotating portion is positioned directly above the first rotating portion, and the lock mechanism is released. The lock mechanism is provided, and the lock mechanism is directed from the axial through-hole formed in the cylindrical body provided so as not to rotate with respect to the horizontal shaft body toward the first rotating portion. A projecting body that can enter and exit, and a spring that constantly presses the projecting body toward the first rotating portion. Formed on the ring and the end surface of the first rotating portion facing the horizontal shaft, and the protrusion is fitted to lock the second rotating portion in a state of being positioned directly above the first rotating portion. And a lock releasing mechanism is formed by a sleeve interposed between the horizontal shaft body and the first rotating portion, and formed in the sleeve and sliding the sleeve toward the cylindrical body. A pressing piece for pushing the protrusion from the center recess and a button fixed to the tip of the sleeve are provided.
In this case, when the first rotating unit is rotated and the second rotating unit is moved directly above, the lock mechanism locks the first rotating unit. In this state, the orthogonal axis is vertical, and the table plate attached to the second rotating unit is held horizontally, while the second rotating unit rotates horizontally to change the orientation of the table plate. The table plate is attached to the base via two rotating shafts, and the orientation and position of the table plate can be changed. Moreover, when assembling and using a folded work table If the first rotating part is rotated 90 degrees so as to lift the table plate from the folded state so that the second rotating part is positioned directly above the first rotating part, The center recess faces the through hole of the cylindrical body, and the protrusion of the lock mechanism fits into the center recess to lock the first rotating portion. Further, when the work table is folded, if the button of the unlocking mechanism is pushed in, the projecting body comes out of the center recess and the first rotating part is unlocked. Rotate the table board down.
[0008]
Claims5The foldable work table described includes a slide mechanism that moves the first rotating unit in the axial direction of the horizontal shaft body. Therefore, when the first rotating part is moved, the table plate moves in the front-rear direction with respect to the base, and the position is adjusted.
[0009]
Claims6The foldable work table described is such that the base is attached to a chair. Therefore, it can be used as a simple table for a chair.
[0010]
Claims7The foldable work table described has a base that can be attached to a desk. Therefore, it can be used as an auxiliary table.
[0011]
And claims8In the foldable work table described, the base is installed on the floor. Therefore, the work table can be installed at an arbitrary position.
[0012]
And claims9In the foldable work table described above, the base has an internal space for storing the table plate, and the table plate is moved in and out of the base by the back and forth movement of the horizontal shaft body. In this case, when the table plate is not used, it can be hidden in the space in the base.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the configuration of the present invention will be described in detail based on the best mode shown in the drawings.
[0014]
1 to 3 show an example of an embodiment of a folding work table to which the present invention is applied. The foldable work table (hereinafter simply referred to as a work table) is used by being attached to, for example, a chair or a desk, and includes a base 1, a horizontal shaft body 2 attached to the base 1, and a horizontal shaft body. 1 and a first rotating part that rotates about the axis of the horizontal shaft body 2 and an orthogonal axis that is attached to the first rotating part and is orthogonal to the axis of the horizontal shaft body 2 (swivel axis) ) A second rotating unit that rotates about L, a third rotating unit that is attached to the second rotating unit and rotates about an axis (inversion axis) orthogonal to the orthogonal axis L, and a third A table plate 3 attached to the rotating part, a lock mechanism 4 for prohibiting the rotation of the first rotating part in a state where the second rotating part is positioned directly above the first rotating part, and the first rotation. Stopper machine for holding the table plate 3 horizontally with the second rotating part located directly above the part It is equipped with a 5.
[0015]
A large-diameter pipe 6 is fixed to the upper end surface of the base 1, and a pipe-like horizontal shaft body 2 is coaxially fixed to the distal end surface of the large-diameter pipe 6. The horizontal shaft body 2 is fitted with a first rotating mechanism 7.
[0016]
The first rotating mechanism 7 includes a cylindrical body 8 that cannot rotate with respect to the horizontal shaft body 2 and a cylindrical body 9 that is a first rotating portion that can rotate with respect to the horizontal shaft body 2. The cylindrical body 8 is fixed to the flange 6a with a disk 10 interposed between the cylindrical body 8 and the flange 6a. This cylindrical body 8 is shown in FIGS. The cylindrical body 8 is formed with a through hole 11 penetrating in the axial direction. As shown in FIG. 3, a protrusion 13 that is constantly pressed toward the cylindrical body 9 by a spring 12 is inserted into the through hole 11. The protruding body 13 is pressed against the end surface 9 a of the cylindrical body 9 and has a spherical tip so that it can easily enter and exit from the two types of recesses 15 and 16 as the cylindrical body 9 rotates.
[0017]
An arm 14 protruding in the radial direction is fixed to the outer peripheral surface of the cylindrical body 9. As shown in FIGS. 7 to 10, the cylindrical body 9 has a central hole 17 whose diameter is enlarged at both ends thereof. A center concave portion 15 and left and right side concave portions 16 and 16 are formed on the end surface 9a of the enlarged diameter portion on the cylindrical body 8 side. The center recess 15 is formed at a position opposite to the position where the arm 14 is fixed with the central hole 17 interposed therebetween. The center recess 15 is formed continuously with the central hole 17. Each side recess 16 is formed in the circumferential direction from the vicinity of the center recess 15 to a position 90 degrees away from the center recess 15, and the depth gradually increases as the distance from the end 16a on the center recess 15 side increases. It is deeper and is deepest at an end 16 b that is 90 degrees away from the center recess 15. Further, the width of the groove of the side recess 16 is formed in a substantially drop shape, and is arranged so as to become wider as the distance from the center recess 15 becomes larger. In these recesses 15 and 16, the protrusion 13 is fitted by the rotation of the cylinder 9 with respect to the cylinder 8. When the cylindrical body 9 as the first rotating part is rotated to position the arm 14 directly above, the depth of the groove of the side recess 16 into which the protruding body 13 is fitted gradually becomes smaller and the width becomes narrower. The protrusion 13 is pushed out of the groove / side recess 16 and falls into the center recess 15. Thereby, even if the cylindrical body 9 tries to rotate, the projecting body 13 rotates.centerThe cylindrical body 9 is prevented from rotating without being pushed out from the recess 15 (FIG. 3). In other words, the lock mechanism 4 is configured by the protrusion 13, the spring 12, and the center recess 15. On the other hand, when the protrusion 13 is caught in any of the side recesses 16, the protrusion 13 cannot move out of the side recess 16 beyond the deepest end 16 b of each side recess 16.,CircleThe rotation angle of the cylindrical body 9 is limited to 90 degrees in both directions from the position corresponding to the center recess 15.
[0018]
Between the cylindrical body 9 and the horizontal shaft body 2, a lock release mechanism 18 that releases the operation of the lock mechanism 4 is provided. The lock release mechanism 18 includes a sleeve 19 interposed between the horizontal shaft body 2 and the cylindrical body 9 and a button 20 fixed to the tip of the sleeve 19. As shown in FIG. 11, a pressing piece 19 a protruding in the radial direction is integrally formed at the rear end of the sleeve 19. The pressing piece 19 a is disposed in the center recess 15 and is provided so as to contact the tip of the protrusion 13. Therefore, when the button 20 is pushed in while the protrusion 13 is fitted in the center recess 15, the sleeve 19 moves toward the first cylindrical body 8, and the pressing piece 19 a causes the protrusion 13 to move the cylindrical body 8. Push it back into the through hole 11. Then, the lock mechanism 4 is released to allow the cylindrical body 9 to rotate. On the other hand, each side recess 16 is not provided with a member corresponding to the pressing piece 19a. Therefore, the rotation angle of the cylindrical body 9 is always limited to 90 degrees in both the left and right directions from the position with respect to the center recess 15. FIG. 12 shows the button 20.
[0019]
A second rotating mechanism 21 is attached to the tip of the arm 14. The second rotating mechanism 21 is, for example, a structure in which a disk is sandwiched between two disk plates 22 and 23 and these disk plates 22 and 23 are connected so as to be relatively rotatable. 14 is fixed in a T-shape to the tip surface. Therefore, when the orthogonal axis L orthogonal to the axis of the horizontal shaft body 2 is assumed, the other disk plate 23 rotates around the orthogonal axis L. That is, the other disk plate 23 constitutes a second rotating part.
[0020]
A pair of brackets 24 holding the table plate 3 is attached to the disk plate 23 as the second rotating portion by a hinge 25. The shaft 26 of the hinge 25 is disposed along the other disk plate 23 and is orthogonal to the orthogonal axis L. That is, the pair of brackets 24 that rotate around the shaft 26 constitutes a third rotating portion. The table plate 3 is screwed to each bracket 24, for example. The table plate 3 rotates around the shaft 26 until each bracket 24 hits the other disk plate 23. That is, as shown by a two-dot chain line in FIG. 1, in a state where the other disk plate 23 is positioned directly above the cylindrical body 9, either one of the pair of brackets 24 is attached to the other disk plate 23. It can rotate so that the table board 3 may fall until it hits. In this state, since the other disk plate 23 is horizontal, the table plate 3 is firmly held horizontally by the other disk plate 23 which is the stopper mechanism 5.
[0021]
When assembling and using a folded work table, first, the cylindrical body 9 as the first rotating portion is rotated 90 degrees so as to lift the table plate 3 from the folded state shown in FIG. Is set up vertically (FIG. 14). As a result, the center concave portion 15 of the cylindrical body 9 faces the through hole 11 of the cylindrical body 8, and the protrusion 13 of the lock mechanism 4 fits into the center concave portion 15 to lock the cylindrical body 9. In this state, the other disk plate 23 which is the stopper mechanism 5 is horizontal, so that the table plate 3 comes into contact with the other disk plate 23 by its own weight as shown by a two-dot chain line in FIG. Retained. That is, the table plate 3 is firmly held horizontally by the lock mechanism 4 and the stopper mechanism 5, and a heavy object such as a laptop personal computer can be placed on the table plate 3 to work.
[0022]
Now, when an operator located on one side of the base 1 (the back side in FIG. 15) uses the folding table, as shown in FIG. 15, the other disk plate of the second rotating mechanism 21 is used. What is necessary is just to move the table board 3 to the one side of the base 1 by rotating 23 horizontally. For example, when the base 1 is attached to the side of the chair, the table board 3 can be pulled out and used in front of the body while sitting on the chair. And when standing up from a chair, the table plate 3 can be moved in the horizontal state by rotating the second rotation mechanism 21 by pushing the table plate 3 forward as it is, and an object is placed on the table plate 3. You can leave your seat smoothly and quickly. Further, when two people are working face to face, the table screen 3 can be rotated to the position shown in FIG.
[0023]
On the other hand, when an operator sitting on a chair on the other side of the base 1 (the front side in the figure) uses the work table, for example, the table plate 3 may be reversed by the hinge 25 from the state of FIG. FIG. 17). An operator sitting on the other side of the base 1 can also use the table board 3 in the same manner as described above. That is, two people sitting on the chairs on both sides can also use the work table.
[0024]
When the work table is folded, after the table plate 3 is brought into the state shown in FIG. 14, the cylindrical body 9 is rotated while the button 20 of the unlocking mechanism 18 is pushed down to lower the table plate 3. When the button 20 is pushed in, the projecting body 13 comes out of the center recess 15, and the cylindrical body 9 rotates and fits into one side recess 16. When the rotation angle of the cylindrical body 9 reaches 90 degrees, the projecting body 13 reaches the end 16b of the side recess 16 and is caught and prevents the arm 14 from being lowered from the horizontal state. Thereby, the table board 3 is accommodated along the side of the base 1 (FIG. 13).
[0025]
This work table can be used as a work table for chairs by attaching the base 1 to the side of the chair or by using an armrest or the like as the base 1, and assisting by attaching the base 1 to the side of the desk. It can also be used as a table (auxiliary desk). As a desk auxiliary table, it can be used for computer mouse operation. In addition, when a plurality of chairs are arranged like a chair for a theater or a hall, the left and right chairs are installed by installing the base 1 on the floor between the chairs or by attaching to the side of one of the chairs. It can be used as a combined work table and the base 1 can be used as an armrestsoYes.
[0026]
The above-described embodiment is an example of a preferred embodiment of the present invention, but is not limited thereto, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
[0027]
For example, the above-described foldable work table could not move the cylindrical body 9 as the first rotating portion in the axial direction of the horizontal shaft body 2 with respect to the base 1, but the cylindrical body 9 was It is possible to move in the direction of the axial center of 2, that is, to move back and forth. For example, the folding work table shown in FIGS. 18 and 19 includes the slide mechanism 27 shown in FIG. 20 so that the cylindrical body 9 and the horizontal shaft body 2 are attached to the base 1 so as to be movable in the axial direction. Yes. The slide mechanism 27 is, for example, a large-diameter pipe 6 by a pair of bearings 28 and 28 fixed at a predetermined position in the base 1 (in this case, the large-diameter pipe 6 constitutes a part of the horizontal shaft body 2). It is the structure which supports in and out freely. Of course, in order to prevent the rotation of the large-diameter pipe 6, although not shown, the sub-pipe is arranged in parallel with the large-diameter pipe 6, these are connected, and the two pipes are guided by the bearings 28 and 28 to be horizontal. The shaft body 2 may be prevented from rotating. A retaining plate 29 is fixed to the rear end surface of the large-diameter pipe 6. With this configuration, it is possible to store the table plate 3 in the internal space S of the base 1 when not in use, as shown in FIG. Moreover, as shown in FIG. 19, it becomes possible to adjust the position of the table board 3 back and forth according to an operator's physique and work content. In this case, the base 1 can be slimmed by allowing the cylindrical body 9 to rotate until the table plate 3 is positioned directly below the horizontal shaft body 2.
[0028]
Moreover, you may abbreviate | omit the 3rd rotation part which rotates centering on the axis | shaft orthogonal to the orthogonal axis L as needed. For example, when the base 1 is attached to a desk or a chair used alone, it is not necessary to use the table plate 3 by inverting it. Therefore, the bracket 24 is attached to the disk plate 23 which is the second rotating portion, and the table plate is used. 3 may be configured to use only one side surface.
[0029]
【The invention's effect】
As described above, the folding work table according to claim 1According to this, the table plate in use can be moved horizontally. For this reason, it is possible to leave the table plate smoothly and quickly without lifting the table plate during use, and to show the computer screen placed on the table plate to the opposite person, Since the same table plate can be used on both the left and right sides of the base, the work table is easier to use.
[0030]
Further, the folding work table according to claim 2According to this, the table plate in use can be moved horizontally, and the table plate can be reversed and used on the front and back sides. For this reason, it is possible to leave the table plate smoothly and quickly without lifting the table plate during use, and to show the computer screen placed on the table plate to the opposite person, Since the same table plate can be used on both the left and right sides of the base, the work table is easier to use. In addition, since the lock of the first rotating portion is not released unless the button of the unlocking mechanism is pushed in, the work table can be arbitrarily folded and is not folded unexpectedly.
Furthermore, according to the invention of claim 3, wherein the stopper mechanism of the foldable work table according to claim 2 is configured by the degree formed at the second rotating portion, a special mechanism is added. In addition, the table plate can be reliably held horizontally by its own weight, and an increase in production cost can be suppressed.
According to the foldable work table according to claim 4, it is possible to leave the table smoothly and quickly by simply pushing the table plate in use in the horizontal direction without lifting the table plate. In addition, since the same table plate can be used on both the left and right sides of the base, the usability of the work table is improved. In addition, since the lock of the first rotating portion is not released unless the button of the unlocking mechanism is pushed in, the work table can be arbitrarily folded and is not folded unexpectedly.
[0031]
Claims5Since the foldable work table described includes a slide mechanism that moves the first rotating portion in the axial direction of the horizontal shaft body, the table plate can be moved in the front-rear direction. For this reason, the position of the table board can be adjusted back and forth according to the physique of the worker, the work content, etc., and the usability of the work table can be further improved.
[0032]
And claims6A foldable work table as described, wherein the base is attached to a chair,7In the foldable work table described, the base is attached to the desk,8In the foldable work table described, the base is installed on the floor, so that the foldable work table can be used as various simple tables. When the base is attached to the side of the chair or installed on the floor between the chairs, the base can be used as an armrest.
[0033]
And claims9According to the foldable work table described, when the table is not in use, the table plate can be stored and hidden in the space in the base, so that it can be stored with good appearance.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an example of an embodiment of a folding work table to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a plan view showing the folding work table of FIG. 1, with a table plate lifted horizontally.
3 is an enlarged cross-sectional view of a main part of the foldable work table of FIG. 1, with the second rotating part positioned directly above the first rotating part. FIG.
4 is a cross-sectional view of a cylindrical body of the folding work table of FIG. 1. FIG.
5 is a view as seen from the direction of arrow V in FIG. 4;
6 is a view as seen from the direction of arrow VI in FIG. 4;
7 is a cross-sectional view of a cylindrical body that is a first rotating portion of the folding work table of FIG. 1. FIG.
8 is a view seen from the direction of arrow VIII in FIG. 7;
9 is a view as seen from the direction of arrow IX in FIG. 7. FIG.
10 is a cross-sectional view taken along line XX of FIG.
11 is a cross-sectional view showing a sleeve of the lock release mechanism of the foldable work table of FIG. 1. FIG.
12 is a cross-sectional view showing a button of a lock release mechanism of the folding work table of FIG. 1. FIG.
13 is a schematic configuration diagram showing a folded state of the folding work table of FIG. 1. FIG.
14 is a schematic configuration diagram showing an example of a usage state of the folding work table of FIG. 1. FIG.
15 is a schematic configuration diagram showing an example of a usage state of the folding work table of FIG. 1; FIG.
16 is a schematic configuration diagram showing an example of a usage state of the foldable work table of FIG. 1. FIG.
FIG. 17 is a schematic configuration diagram illustrating an example of a usage state of the folding work table of FIG. 1;
FIG. 18 is a schematic configuration diagram showing another embodiment of the foldable work table to which the present invention is applied, and showing how a table plate is stored.
19 is a schematic configuration diagram showing how the position of the table plate of the folding work table of FIG. 18 is adjusted back and forth.
20 is a cross-sectional view showing a slide mechanism of the folding work table of FIG. 18. FIG.
FIG. 21 is a cross-sectional view of a conventional folding work table mounting structure.
[Explanation of symbols]
1 base
2 Horizontal shaft
3 Table board
4 Locking mechanism
5 Stopper mechanism
9 Cylindrical body (first rotating part)
23 The other disk plate (second rotating part)
24 Bracket (third rotating part)
27 Slide mechanism
L orthogonal axis

Claims

A base, a horizontal shaft attached to the base, a first rotating part attached to the horizontal shaft and rotating about the axis of the horizontal shaft, and attached to the first rotating part A second rotating part that rotates about an orthogonal axis that is orthogonal to the axis of the horizontal shaft body; and a table plate that is attached to the second rotating part so as to be orthogonal to the orthogonal axis; A foldable work table comprising: a lock mechanism that prohibits rotation of the first rotating part in a state where the second rotating part is positioned directly above the first rotating part.

A base, a horizontal shaft attached to the base, a first rotating part attached to the horizontal shaft and rotating about the axis of the horizontal shaft, and attached to the first rotating part A second rotating part that rotates about an orthogonal axis that is orthogonal to the axis of the horizontal axis, and an axis that is attached to the second rotating part and that is orthogonal to the orthogonal axis. The third rotating part, a table plate attached to the third rotating part, and the second rotating part being positioned directly above the first rotating part. A locking mechanism that prohibits rotation; and a stopper mechanism that holds the table plate horizontally with the second rotating portion positioned directly above the first rotating portion; and the locking mechanism is releasable Provided with a lock release mechanism, and the lock mechanism comprises the horizontal shaft body. On the other hand, a projecting body that can enter and exit from the axial through-hole formed in the non-rotatable cylindrical body toward the first rotating portion, and the projecting body is always directed toward the first rotating portion. A spring to be pressed is formed on an end surface of the first rotating part facing the horizontal shaft body, and the projecting body is fitted so that the second rotating part is directly above the first rotating part. A center recess that is locked in a state of being positioned at the same position, and the unlocking mechanism is formed on a sleeve interposed between the horizontal shaft body and the first rotating portion, and the sleeve. A foldable work table comprising: a pressing piece that pushes the protrusion from the center recess by sliding the sleeve toward the cylindrical body; and a button fixed to the tip of the sleeve.

The stopper mechanism is folding work table according to claim 2, characterized in that a per time formed in the second rotating portion.

A base, a horizontal shaft attached to the base, a first rotating part attached to the horizontal shaft and rotating about the axis of the horizontal shaft, and attached to the first rotating part A second rotating part that rotates about an orthogonal axis that is orthogonal to the axis of the horizontal shaft body; and a table plate that is attached to the second rotating part so as to be orthogonal to the orthogonal axis; A lock mechanism that prohibits rotation of the first rotating part in a state where the second rotating part is positioned directly above the first rotating part, and the lock mechanism has a releasable unlocking mechanism. In addition, the lock mechanism can be moved in and out from the axial through hole formed in the cylindrical body that is non-rotatable with respect to the horizontal shaft body toward the first rotating portion. A protrusion and a spur that constantly presses the protrusion toward the first rotating part. And the second rotating part is positioned directly above the first rotating part by being formed on the end surface of the first rotating part facing the horizontal shaft body and fitting the protrusion. A center recess that is locked in a state where the lock is released, and the lock release mechanism is formed between the horizontal shaft body and the first rotating portion, and is formed on the sleeve and the sleeve. A foldable work table comprising: a pressing piece that pushes the protruding body from the center recess by sliding the sleeve toward the cylindrical body side; and a button fixed to the tip of the sleeve.

The foldable work table according to any one of claims 1 to 4, further comprising a slide mechanism that moves the first rotating portion in an axial direction of the horizontal shaft body.

The foldable work table according to any one of claims 1 to 5, wherein the base is attached to a chair.

The foldable work table according to any one of claims 1 to 5, wherein the base is attached to a desk.

The foldable work table according to any one of claims 1 to 5, wherein the base is installed on a floor.

6. The foldable work table according to claim 5, wherein the base has an internal space for housing the table plate, and the table plate is moved in and out of the base by the back and forth movement of the horizontal shaft body.