JP3700430B2 - 鍵盤装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子鍵盤楽器などの鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子ピアノなどの電子鍵盤楽器においては、複数の鍵が上下方向に回動自在に配置された鍵盤シャーシ上に光源を各鍵の前部下方に対応させて設け、これら光源を予め記憶部に記憶された演奏曲に応じて選択的に点灯させ、各鍵の前部側を選択的に照明して光らせることにより、押鍵すべき鍵を指示するナビゲート機能を備えたものが開発されている。
この場合、複数の鍵は、複数の白鍵および複数の黒鍵からなり、そのいずれもが透光性を有する合成樹脂からなり、各鍵の下方に配置された光源により各鍵の前部側が下方から照明された際、その照明光の一部が鍵を透過して上方に出射することにより、鍵そのものが光って見えるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような電子鍵盤楽器では、鍵盤シャーシ上に光源が各鍵の前部下方に対応して設けられているため、押鍵時に鍵が光源に接近し、非押鍵時に鍵が光源から離れることになり、このため押鍵時には光源による鍵の照射領域が狭く輝度が高くなるが、非押鍵時には光源による鍵の照射領域が広くなり輝度が低下することになり、押鍵時と非押鍵時とで鍵の光り具合が変化するという問題がある。
【0004】
この発明の課題は、押鍵時と非押鍵時とで鍵の光り具合が変化せず、常に一定の状態で鍵を光らせるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に上下方向に回動自在に配置された中空状の鍵と、この鍵の前部側上面に配置され、電極端子が前記鍵の中空内の両側面に対向して設けられた発光パネルと、前記鍵盤シャーシ上に設けられ、前記電極端子にそれぞれ摺動可能に接触することで前記電極端子を導通させる接触片を有する接続部材とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、鍵の前部側上面に発光パネルを設けたので、この発光パネルを発光させた状態で、押鍵しても、また押鍵しなくても、発光パネルの発光状態が変化することがなく、このため従来のように押鍵時と非押鍵時とで鍵の光り具合が変化せず、常に一定の状態で鍵を光らせることができ、また鍵の中空内の両側面に対向して設けられた電極端子にそれぞれ接続部材の接触片が摺動可能に接触しているので、押鍵時においても、また非押鍵時においても、安定して電力を供給することができる。
この場合、請求項2に記載のごとく、接触片が鍵盤シャーシ上に設けられて鍵の中空内における電極端子間に挿入する鍵ガイドの両側面に取り付けられていれば、接触片が電極端子に摺動可能に接触することにより、鍵を良好にガイドでき、鍵の横振れを阻止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、図1〜図3を参照して、この発明の鍵盤装置の第1実施形態について説明する。
図1は鍵盤装置の断面図である。この鍵盤装置は、楽器ケース1内の底部上に支持部材1aを介して配置された鍵盤シャーシ2と、この鍵盤シャーシ2上に上下方向に回動自在に配置された複数の鍵(白鍵と黒鍵であり、以下では白鍵について説明する。)3と、これら鍵3にそれぞれ対応して配置され、押鍵時に各鍵3に形成された各押圧部4により押圧されるゴムスイッチ部5と、各鍵3の前部側上面にそれぞれ設けられた発光パネル6と、これら発光パネル6に電力を供給する接続部材7を備えている。
複数の鍵3は、その後部(図1では右側部)に薄肉部8がそれぞれ形成され、これら各薄肉部8の後端部が鍵配列方向に沿う共通の連結部9に並列に連結形成され、これにより複数の白鍵と複数の黒鍵ごとにそれぞれ一体に成形されている。そして、これら複数の鍵3は、連結部9が鍵盤シャーシ2の後端部の鍵取付部10上に重ね合わされて取り付けられ、この状態で各薄肉部8を中心に上下方向に回動するように構成されている。
【0008】
ゴムスイッチ部5は、鍵盤シャーシ2の中間部分の下面に設けられた回路基板11上に配置されている。すなわち、ゴムスイッチ部5は、各鍵3の中間部分に形成された押圧部4にそれぞれ対応する弾性変形可能な膨出ゴム12を有し、これら膨出ゴム12が鍵盤シャーシ2の開口部2aを通して回路基板11上に設けられている。この場合、膨出ゴム12内には、固定接点と可動接点とが接離可能に設けられている。また、膨出ゴム12は、鍵盤シャーシ2の開口部2aを通して上方に突出した上端部が鍵3の押圧部4の下面に当接し、膨出ゴム12の弾性復帰力により押圧部4を介して鍵3を押し上げている。
また、鍵盤シャーシ2の上面には、後述する鍵ガイド13が鍵3の前部に対応して形成されており、この鍵ガイド13に対応する鍵盤シャーシ2の下面には、フェルトなどの上限ストッパ14が設けられている。この上限ストッパ14は、膨出ゴム12の弾性復帰力および薄肉部8の弾性復帰力により鍵3が押し上げられることにより、鍵3に形成されたL字状のストッパ片15が当接し、これにより鍵3を所定の上限位置(初期位置)に位置規制している。なお、上限ストッパ14に対応する箇所の鍵盤シャーシ2の上面には、フェルトなどの下限ストッパ16が設けられている。
【0009】
一方、鍵3の前部側上面の発光パネル6は、例えばアノード電極とカソード電極の間にEL(エレクトロルミネッセンス)発光層を設けたEL発光素子などの平面発光体であり、図1に示すように、鍵3の前部側における上面にその前端より数mm〜数十mmの範囲で設けられている。この発光パネル6の上面には、これを保護するための透明な保護板16が設けられており、発光パネル6の上面または透明な保護板17の下面には、色印刷(白鍵では白色印刷、黒鍵では黒色印刷)が施されている。この場合、鍵3は、図2に示すように、下側に開放された断面矩形状に形成された中空状のものであり、その上面には、発光パネル6が装着する装着孔および保護板17の長手方向に沿う両側縁が固着する段差部が設けられている。これにより、鍵3の前部側上面に発光パネル6と保護板17とが積層されて装着された状態では、鍵3の上面と保護板17の上面とが面一になる。
また、この発光パネル6は、図3に示すように、前端部における両側に電極端子18、19がそれぞれ下方に向けて設けられている。各電極端子18、19は、それぞれ縦長の長方形状に形成され、発光パネル6の各一方の電極にそれぞれ電気的に接続されている。例えば、一方の電極端子18は発光パネル6のアノード電極に接続されており、他方の電極端子19は発光パネル6のカソード電極に接続されている。そして、各電極端子18、19は、図1および図2に示すように、鍵3の前部における内部の両側面に互いに対向して貼り付られている。
【0010】
この発光パネル6に電力を供給する接続部材7は、図1および図2に示すように、鍵盤シャーシ2上に各鍵3の前部下方に対応して配置された接続基板20と、この接続基板20に電気的に接続されて各電極端子18、19に摺動自在に接触する接触片21、22とからなり、各接触片21、22が鍵2の内部に挿入する鍵ガイド13の両側面に装着された構成になっている。すなわち、鍵ガイド13は、鍵3の前部内面に設けられた電極端子18、19間に位置して挿入されており、その両側面には、図2に示すように、接触片21、22がそれぞれ取り付けられている。これら接触片21、22は、それぞれ導電性を有する金属板からなり、その各中間部が鍵ガイド13の側面から突出する「く」の字状に屈曲されることによりばね性を有し、その各中間部が各電極端子18、19に摺動自在に弾接するように、各上部が鍵ガイド13の上端部に上下動可能に装着され、各下端部が接続基板20に電気的に接続された状態で取り付けられている。なお、この接続基板20は接続ケーブル23によりゴムスイッチ部5の回路基板11に電気的に接続されており、この回路基板11は接続ケーブル24により制御部(図示せず)に接続されている。
【0011】
このような鍵盤装置では、鍵3の前部側における上面に発光パネル6を設けたので、この発光パネル6の各電極端子18、19に接触片21、22を介して接続基板20から電力が供給されると、発光パネル6が発光し、これにより透明な保護板17を介して鍵3の前部側が均一に面発光する。この状態では、鍵3が押鍵されても、また押鍵されなくても、発光パネル6の発光状態が変化することがないため、従来のように押鍵時と非押鍵時とで鍵3の光り具合が変化せず、常に一定の状態で鍵3を光らせることができる。なお、発光パネル6は、鍵3の上面における前部側のみに設けられているので、発光パネル6が必要最小限の大きさですむことになり、これにより発光パネル6の低価格化が図れる。
また、この鍵盤装置では、鍵3の前部側上面に設けられた発光パネル6の各電極端子18、19が鍵3の前部内面に対向して設けられ、これら電極端子18、19に接触片21、22が摺動自在に接触しているので、押鍵時に鍵3が上下方向に回動しても、電極端子18、19に対する接触片21、22の接触により、常に安定して電力を供給することができる。また、接触片21、22は、ばね性を有し、鍵ガイド13の両側面に取り付けられて、電極端子18、19に摺動自在に弾接していることにより、鍵3を良好にガイドすることができ、これにより鍵3の横振れを阻止することができる。
【0012】
[第2実施形態]
次に、図4および図5を参照して、この発明の鍵盤装置の第2実施形態について説明する。
図4は鍵盤装置の非押鍵時における断面図、図5はその鍵盤装置の押鍵時における断面図である。この鍵盤装置は、楽器ケース30内の底部上に支持部材31を介して配置された金属製の鍵盤シャーシ32と、この鍵盤シャーシ32上に上下方向に回動自在に配置された複数の鍵(白鍵と黒鍵であり、以下では白鍵について説明する。)33と、これら鍵33にそれぞれ対応して配置され、押鍵時に各鍵33に形成された各押圧部34により押圧されるゴムスイッチ部35と、各鍵33の前端部側をそれぞれ光らせる光源ユニット36とを備えている。
【0013】
複数の鍵33は、その後端部(図4では右端部)が鍵盤シャーシ32の後端の立上り部に設けられた係止孔32aに挿入され、この状態で鍵33の後端部に設けられたV字溝37が係止孔32aの上端縁に係合することにより、この係合部分が鍵33の上下方向への回動中心(支点)となっている。また、鍵33は、その回動中心の前側(同図では左側)近傍の箇所と鍵盤シャーシ32との間に介在されたコイルばね38によって上方に付勢されている。この場合、コイルばね38は、鍵33のガイドボス33aと鍵盤シャーシ32の位置決めボス32bとによって位置規制されている。これにより、鍵33は、コイルばね38のばね力によって上方に付勢されるが、通常は鍵33の前部側に垂設されたL字状のストッパ片39が鍵盤シャーシ32に形成されたバカ孔40を通して鍵盤シャーシ32の下面に設けられたフェルトなどの上限ストッパ41に当接することにより、所定の初期位置(上限位置)に位置規制されている。なお、ストッパ片39の下方における鍵盤シャーシ32の上面には、鍵33の下限位置を規制するためのフェルトなどの下限ストッパ42が設けられている。また、鍵盤シャーシ32の前端部には、鍵33の横振れを阻止する鍵ガイド43が設けられている。
【0014】
ゴムスイッチ部35は、鍵盤シャーシ32の中間部分の下面にビス44により取り付けられた回路基板45上に配置されている。すなわち、ゴムスイッチ部35は、各鍵33の中間部分に形成された押圧部34にそれぞれ対応する弾性変形可能な一対の膨出ゴム46、47を有し、これら膨出ゴム46、47が鍵盤シャーシ32の開口部32cを通して回路基板45上に設けられている。この場合、膨出ゴム46、47内には、それぞれ固定接点と可動接点とが接離可能に設けられている。また、膨出ゴム46、47は、鍵盤シャーシ32の開口部32cを通して上方に突出した上端部が鍵33の押圧部34の下面に当接することにより、膨出ゴム46、47の弾性復帰力によっても押圧部34を介して鍵33を押し上げている。
【0015】
光源ユニット36は、鍵盤シャーシ32の後端部上に取り付けられた支持板48と、この支持板に取り付けられた接続基板49と、この接続基板49にそれぞれ取り付けられた光源50と、この光源50からの光を鍵33の後部側から前端部に導く導光板51とを備えている。支持板48は、その後端の立下がり部が鍵盤シャーシ32の後端部上にビス止めされ、前部側が鍵33の後部上方に位置した状態で鍵33の配列方向に沿って配置されている。接続基板49は、支持板48の前部上面にビス止めされ、図示しないが、接続ケーブルにより制御部に電気的に接続されている。導光板51は、アクリルなどの合成樹脂からなり、鍵33の上面にその後部側から前端部に亘って配置されている。この場合、導光板51は、その後端部の厚みが厚く形成され、この後端面に凹部51aが形成された構成になっている。光源50は、発光ダイオードからなり、発光部50aとばね性を有するリード線50bとを備え、発光部50aが導光板48の後端部に形成された凹部51aに挿入された状態で、リード線50aが接続基板49に電気的に接続されて取り付けられている。この場合、リード線50aは、ほぼL字状に折り曲げられ、その先端部が支持板48の開口部48aを通して接続基板49に取り付けられ、この状態で鍵33の回動動作に応じて撓み変形するように構成されている。
【0016】
このような鍵盤装置では、鍵33の上面にその後部側から前端部に亘って導光板51を設け、この導光板51の後端面に設けられた凹部51aに光源50の発光部50aを挿入させて配置したので、光源50の発光部50aを発光させると、その光が導光板51によりその後端部から前端部に導かれて、導光板51の前端部から出射することになり、これにより鍵33の前端部側を一定の範囲で光らせることができる。この状態で、押鍵すると鍵33の上下方向への動きに応じて光源50のリード線50bが撓み変形し、これにより発光部50aが鍵33の動きに応じて傾くので、押鍵しても、また押鍵しなくても、導光板51に対する発光部50aの向きが一定となり、導光板51の前端部の発光状態が変化することがなく、このため従来のように押鍵時と非押鍵時とで鍵33の光り具合が変化せず、常に一定の状態で鍵33の前端部側を光らせることができる。
【0017】
なお、上記第2実施形態では、導光板51の後端部に凹部51aを設け、この凹部51a内に光源50の発光部50aを挿入させた構成になっているが、これに限らず、例えば、図6に示す第1変形例のように、導光板51の後端上部に係合突起52を設け、この係合突起52により押鍵時に光源50の発光部50aを押し下げることにより、鍵33の上下方向への動きに応じて発光部50aを傾けるように構成してもよい。
また、上記第2実施形態では、光源50のリード線50bが角部を有するほぼL字状に折り曲げられて接続基板49に取り付けられているが、これに限らず、例えば、図7に示す第2変形例のように、角部を有しない緩やかな湾曲状にリード線50bを折り曲げて接続基板49に取り付けるようにしてもよい。このようにすれば、リード線50bが撓むときに応力の集中が発生しないため、リード線50bの耐久性の向上が図れる。
【0018】
さらに、上記第2実施形態では、光源50のリード線50bを撓ませるように構成したが、これに限らず、例えば、図8に示す第3変形例のように、支持板53の後端の立下がり部を薄肉部53aに形成してばね性をもたせ、前端の立下がり部に光源50の発光部50aが係合する係合孔53bを設け、この係合孔53b内に発光部50aの後端部を係合させた状態で、発光部50aを導光板51の後端面の凹部51aに挿入させることにより、支持板53が上下方向に撓み変形するように構成しても良い。このようにすれば、押鍵時に鍵33の動きに応じて支持板53が撓み変形し、これにより光源50の発光部50aを鍵33の動きに応じて傾かせることができ、このためリード線50bに負荷が加わることがなので、リード線50bの耐久性を更に向上させることができる。
【0019】
なおまた、上記第2実施形態では、各鍵33をそれぞれ独立させて鍵盤シャーシ32上に組み付けたが、これに限らず、第1実施形態のように、複数の鍵33を一体に成形して鍵盤シャーシ32に組み付けるようにしても良い。また、逆に第1実施形態の各鍵3を第2実施形態のようにそれぞれ独立させて鍵盤シャーシ2上に組み付けても良い。
また、上記第1、第2実施形態では、ゴムスイッチ部5、45の膨出ゴム12、46、47やコイルばね38などの弾性復帰力で鍵3、33を押し上げるようにしたが、これに限らず、例えば、各鍵の後端部をヒンジにより鍵盤シャーシ上に取り付け、これら各鍵に対応する箇所の鍵盤シャーシにハンマーアームをそれぞれ回動自在に取り付け、これら各ハンマーアームによって各鍵にアクション荷重を付与することにより、押鍵時にアコースティックピアノの鍵タッチ感に近似した鍵タッチ感が得られるようにした鍵盤装置にも適用することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、鍵の前部側上面に発光パネルを設けたので、この発光パネルを発光させた状態で、押鍵しても、また押鍵しなくても、発光パネルの発光状態が変化することがなく、このため従来のように押鍵時と非押鍵時とで鍵の光り具合が変化せず、常に一定の状態で鍵を光らせることができ、また鍵の中空内の両側面に対向して設けられた電極端子にそれぞれ接続部材の接触片が摺動可能に接触しているので、押鍵時においても、また非押鍵時においても、安定して電力を供給することができる。この場合、接触片が鍵盤シャーシ上に設けられて鍵の中空内における電極端子間に挿入する鍵ガイドの両側面に取り付けられていると、接触片が電極端子に摺動可能に接触することにより、鍵を良好にガイドでき、鍵の横振れを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の鍵盤装置の第1実施形態を示した断面図。
【図2】図1のA−A矢視における分解断面図。
【図3】図1および図2の発光パネルおよびその電極端子を示し、(a)はその側面図、(b)はその正面図。
【図4】この発明の鍵盤装置の第2実施形態を示した非押鍵状態の断面図。
【図5】図4の鍵盤装置における押鍵状態の断面図。
【図6】第2実施形態の第1変形例を示した要部断面図。
【図7】第2実施形態の第2変形例を示した要部断面図。
【図8】第2実施形態の第3変形例を示した要部断面図。
【符号の説明】
2、32 鍵盤シャーシ
3、33 鍵
6 発光パネル
7 接続部材
13 鍵ガイド
18、19 電極端子
21、22 接触片
48、53 支持板
49 接続基板
50 光源
50a 発光部
50b リード線
51 導光板
51a 凹部
52 係合突起
53a 薄肉部
53b 係合孔

Claims (2)

  1. 鍵盤シャーシと、
    この鍵盤シャーシ上に上下方向に回動自在に配置された中空状の鍵と、
    この鍵の前部側上面に配置され、電極端子が前記鍵の中空内の両側面に対向して設けられた発光パネルと、
    前記鍵盤シャーシ上に設けられ、前記電極端子にそれぞれ摺動可能に接触することで前記電極端子を導通させる接触片を有する接続部材と
    を備えたことを特徴とする鍵盤装置。
  2. 前記接触片は、前記鍵盤シャーシ上に設けられて前記鍵の中空内における前記電極端子間に挿入する鍵ガイドの両側面に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の鍵盤装置。
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