JP3699051B2 - 自律システム、通信制御方法、およびサーバ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自律システム、通信制御方法、及びサーバに係り、より詳しくは、IPパケット網においてBGPに基づく独自のポリシーに基づいて他の自律システムとの間で経路情報を送受信する自律システム、当該自律システムにて実行される通信制御方法、及び当該自律システムを構成するサーバに関する。
【0002】
本明細書にて「BGP」とは、ボーダー・ゲートウェイ・プロトコルを意味し、自律システムは、いわゆるAS(Autonomous System)に相当するものである。
【0003】
【従来の技術】
BGPはRFC1771で規定され、通常はインターネットのルータに実装され、自律システム間で経路情報を送るのに用いられている。BGPの経路情報には、経路情報が流れてきた途中の自律システム番号、経路情報の受信者が次にパケットを送るべきルータのIPアドレスや、その他の参考情報が付加されている。例えば、図8に示す自律システム100に送られる経路情報では、1つの行が1つの経路情報を表しており、自律システム100からみて他の自律システム200等の各々についての経路情報が列挙されている。ここで例えば、「自律システム300(123.45.0.0/16)」についての経路情報には、当該経路情報が流れてきた途中の自律システム番号として「200 300」の情報が付加されている。このような付加情報を用いる事で、各自律システムはどのような中継を許可するか許可しないか、どの経路を優先して使用するか、といったポリシー制御を行うことができる。
【0004】
自律システム内に複数のBGPルータがある場合、図9に示すようにBGPルータ同士で通信を行い経路情報を交換している。このとき各ルータで経路のフィルターや、ルータのルーチングテーブルへの反映の制御が行われえており、これにより、実際のポリシー制御を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来は、図10に示すようにBGPの機能は各ルータに実装され、自律システム内部のルータ同士が情報交換をする中でポリシー制御を行っていた。ポリシー制御は経路のフィルターや、経路利用の優先順位の決定などにより行われるが、これらの機能はルータ毎に異なっている。ルータのソフトウェアは各ルータのメーカが開発しており、メーカ毎に異なっており、また、ユーザが作成することは極めて困難である。このため自律システムの望むポリシー制御ができるかどうかはルータのメーカのサポートに依存しており、柔軟なポリシー制御ができなかった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、ルータのソフトウェア機能に依存しない柔軟なポリシー制御を実現することができる自律システム、通信制御方法、及びサーバを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る自律システムは、請求項1に記載したように、IPパケット網においてBGPに基づく独自のポリシーに基づいて他の自律システムとの間で経路情報を送受信し、取得した経路情報の編集を行うBGPタスクを実行する自律システムであって、前記BGPタスクのうち他の自律システムと通信して経路情報を取得する1つ以上のルータと、前記ルータとは独立して設けられ、前記ルータが取得した経路情報を前記ルータから受信して集中管理を行い、前記BGPタスクのうち前記ポリシーに基づいて前記経路情報を編集する経路制御機能を果たすサーバと、を含んで構成され、前記サーバは、前記ポリシーに修正があった場合、修正後のポリシーに基づいて前記経路情報を編集し、当該編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するように前記ルータに指示し、前記ルータは、前記サーバからの再送指示に基づいて編集後の経路情報を他の自律システムへ再送する、ように構成されたことを特徴とする。
【0008】
即ち、本発明では、BGPタスクを、他の自律システムと通信する機能と、独自のポリシーに基づいて経路情報を編集する経路制御機能の2つに分解し、通信機能はルータに残し、制御機能は自律システム内にルータとは独立して設けられたサーバに搭載する構成としたものである。
【0009】
サーバの実装は通常、UNIXワークステーション等であり、ユーザが自由にプログラミング可能とされている。即ち、ルータに搭載するソフトウェアは一般にルータのメーカしか作成できないのに対し、サーバに搭載するソフトウェアであればユーザが作成・変更することができるので、本発明のようにBGPの制御タスクをサーバに移したことで、ルータのソフトウェア機能に依存しないポリシー制御を行うことができる。また、ポリシーを変更した場合に、サーバの設定変更だけで済み、ポリシー運用のコスト削減を図ることができる。また、複数のメーカのルータを使用する場合のポリシー制御が容易である。
さらに、ポリシーに修正があった場合でも、サーバの編集手段が修正後のポリシーに基づいて経路情報を編集し、指示手段が、当該編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するようルータに指示し、ルータの送信手段が、サーバからの再送指示に基づいて編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するため、ルータのソフトウェア機能に依存しないサーバによる一元的なポリシー制御を維持することができる。
また、従来、BGPではRFC1771に規定されるように、ルータの相互間で、BGPプロトコルの制御に必要なアップデートメッセージを交換していたが、上記のようにBGPの制御タスクをサーバに移したことにより、サーバには本来届かないはずの上記アップデートメッセージについてもサーバで集中管理するため、ルータ間で相互に更新メッセージを送信し合う必要がなくなり、ポリシーの設定変更をより柔軟に行うことができる、という有利な効果がある。
【0010】
また、本発明に係る自律システムは、請求項2に記載したように、IPパケット網において他の自律システムとBGPに基づいて通信における経路情報を取得する機能を有する1つ以上のルータと、前記ルータとは独立して設けられ当該ルータを制御するサーバとを含んで構成された自律システムであって、前記ルータが、他の自律システムからの経路情報を前記サーバへ送信するとともに、前記サーバからの経路情報を他の自律システムへ送信する送信手段を備え、前記サーバが、前記ルータが取得した経路情報を前記ルータから受信するとともに、自機が属する自律システムのポリシーに基づいて前記他の自律システムからの経路情報を編集する編集手段と、編集後の経路情報を他の自律システムへ送信するよう前記ルータに指示する指示手段とを備え、前記サーバの編集手段が、前記ポリシーに修正があった場合、修正後のポリシーに基づいて前記経路情報を編集し、前記サーバの指示手段が、当該編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するよう指示し、前記ルータの送信手段が、前記サーバからの再送指示に基づいて編集後の経路情報を他の自律システムへ再送する、ことを特徴とする。
【0011】
即ち、ルータの送信手段が、他の自律システムからの経路情報をサーバへ送信すると、サーバの編集手段が、自機が属する自律システムのポリシーに基づいて他の自律システムからの経路情報を編集し、指示手段が、編集後の経路情報を他の自律システムへ送信するようルータに指示する。この指示を受けた送信手段は、サーバからの当該編集後の経路情報を他の自律システムへ送信する。
【0012】
このようにして、BGPの制御タスクをサーバに移した本発明の構成において、サーバにて自律システムのポリシーに基づき他の自律システムからの経路情報を編集することができ、編集後の経路情報をルータによって他の自律システムへ送信させることができる。これにより、ルータのソフトウェア機能に依存しないサーバによる一元的なポリシー制御を行うことができる。また、ポリシーを変更した場合に、サーバの設定変更だけで済み、ポリシー運用のコスト削減を図ることができる。また、複数のメーカのルータを使用する場合のポリシー制御が容易である。
【0014】
そして、ポリシーに修正があった場合でも、サーバの編集手段が修正後のポリシーに基づいて経路情報を編集し、指示手段が、当該編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するようルータに指示し、ルータの送信手段が、サーバからの再送指示に基づいて編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するため、ルータのソフトウェア機能に依存しないサーバによる一元的なポリシー制御を維持することができる。
【0015】
また、従来、BGPではRFC1771に規定されるように、ルータの相互間で、BGPプロトコルの制御に必要なアップデートメッセージを交換していたが、上記のようにBGPの制御タスクをサーバに移したことにより、サーバには本来届かないはずの上記アップデートメッセージについてもサーバで集中管理するため、ルータ間で相互に更新メッセージを送信し合う必要がなくなり、ポリシーの設定変更をより柔軟に行うことができる、という有利な効果がある。
【0016】
また、本発明の自律システムでは、請求項3に記載したように、前記ルータが、前記送信手段により他の自律システムへ送信された経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、経路情報を送信する前に、送信予定の経路情報が前記記憶された前回の経路情報と同一か否かを判断する同一判断手段と、送信予定の経路情報が前回の経路情報と同一である場合、当該送信予定の経路情報の送信を回避する送信回避手段と、をさらに備えた構成とすることが望ましい。
【0017】
この場合、ルータの経路情報記憶手段が他の自律システムへ送信された経路情報を記憶しておき、経路情報を送信する前に、同一判断手段が、送信予定の経路情報が前記記憶された前回の経路情報と同一か否かを判断する。ここで、送信予定の経路情報が前回の経路情報と同一である場合、送信回避手段が当該送信予定の経路情報の送信を回避するため、同一の経路情報を何度も繰り返し送信するといった無駄な送信処理を省くことができ、ルータにおける処理負荷の軽減及びネットワークのトラヒック量の削減を図ることができる。
【0018】
ところで、上述した自律システムに係る発明は、以下のような通信制御方法に係る発明、サーバに係る発明及びルータに係る発明として捉えることもできる。これらは実質的に同一の技術的思想に基づくものであり、同様の作用・効果を奏する。
【0019】
即ち、本発明に係る通信制御方法は、請求項4に記載したように、IPパケット網において他の自律システムとBGPに基づいて通信における経路情報を取得する機能を有する1つ以上のルータと、前記ルータとは独立して設けられ当該ルータを制御するサーバとを含んで構成された自律システムにおける通信制御方法であって、前記ルータが、他の自律システムからの経路情報を前記サーバへ送信する第1の送信工程と、前記サーバが、前記ルータから送信された経路情報を受信し、自機が属する自律システムのポリシーに基づいて前記他の自律システムからの経路情報を編集する編集工程と、前記サーバが、編集後の経路情報を他の自律システムへ送信するよう前記ルータに指示する指示工程と、前記ルータが、前記指示に基づいて編集後の経路情報を他の自律システムへ送信する第2の送信工程と、を備え、前記ポリシーに修正があった場合、前記編集工程では、前記サーバが修正後のポリシーに基づいて前記経路情報を編集し、前記指示工程では、前記サーバが編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するよう指示し、前記第2の送信工程では、前記ルータが、前記サーバからの再送指示に基づいて編集後の経路情報を他の自律システムへ再送する、ことを特徴とする。
【0021】
また、請求項5に記載したように、前記ルータが、他の自律システムへ送信された経路情報を記憶する経路情報記憶工程と、経路情報を送信する前に、送信予定の経路情報が前記記憶された前回の経路情報と同一か否かを判断する同一判断工程と、送信予定の経路情報が前回の経路情報と同一である場合、当該送信予定の経路情報の送信を回避する送信回避工程と、をさらに有することが望ましい。
【0022】
本発明に係るサーバは、請求項6に記載したように、IPパケット網において他の自律システムとBGPに基づいて通信する機能を有する1つ以上のルータ、とともに自律システムを構成し、前記ルータとは独立して設けられ当該ルータを制御するサーバであって、自機が属する自律システムのポリシーに基づいて前記他の自律システムからの経路情報を編集する編集手段と、編集後の経路情報を他の自律システムへ送信するよう前記ルータに指示する指示手段とを備え、前記編集手段が、前記ポリシーに修正があった場合、修正後のポリシーに基づいて前記経路情報を編集し、前記指示手段が、当該編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するよう指示する、ことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る一実施の形態について説明する。
【0027】
[自律システムの構成]
図1に示すように、本実施形態が適用されるIPパケット網には、複数の自律システム1、2が存在する。ここでは自律システム1に着目して、その構成と動作を説明する。
【0028】
自律システム1は、他の自律システム2のBGPスピーカ30と相互にBGPに基づく通信を行う機能を持つ複数のルータ(以下「BGPルータ」という。)20と、BGPルータ20によるBGP通信を集中制御する単一のサーバ10と、BGPに基づく通信機能を持たないがサーバ10とBGPルータ20間の通信を中継するルータ(単に「ルータ」という。)25(図2の内部構成を参照)とを含んで構成されている。ここで、BGPルータ20とルータ25は、サーバ10からの指示により自機におけるIPパケットの経路情報を変更することが可能である。サーバ10とBGPルータ20は経路情報の交換をすることが可能である。
【0029】
本実施形態では、BGP通信におけるタスクのうち、他の自律システムとの通信を行うBGP通信タスク50はBGPルータ20にて稼働させるが、経路情報の編集やBGP通信タスクの制御等を行うBGP制御タスク40は、BGPルータ20とは別に設けられたサーバ10にて稼働させる構成としたことを特徴とする。
【0030】
なお、図2のルータ25が自律システム1に含まれることは必須ではなく、自律システム1はサーバ10とBGPルータ20だけで構成される構成でもよい。
【0031】
[BGPタスクの説明]
以下、BGP通信タスク50とBGP制御タスク40について、その構成および動作を順に説明する。
【0032】
[BGP通信タスク50の構成と動作]
BGP通信タスク50は、図3に示すように、1つのサーバ接続部51と、他の自律システム2のBGPスピーカ30の数だけの他BGPスピーカ接続部52とを含んで構成される。BGP通信タスク50には予め、▲1▼BGP通信タスク全体情報と▲2▼他の自律システムのBGPスピーカ毎の情報とが登録されている。
【0033】
▲1▼BGP通信タスク全体情報としては、自分の自律システム番号(2オクテットの符号なしの整数)、BGPルータ識別子(IPv4アドレス)、自ルータのIPアドレス、サーバのIPアドレス等の情報が登録されている。また、▲2▼他の自律システムのBGPスピーカ毎の情報としては、他の自律システムの自律システム番号、他の自律システムのBGPスピーカのIPアドレス、使用するオプション一覧等の情報が登録されている。
【0034】
次に、BGP通信タスク50の動作を説明する。BGPルータ20のBGP通信タスク50が起動すると、サーバ接続部51はサーバ10に接続を試みる。そして、サーバ10との接続が成功すると、自己の自律システム番号とBGPルータ識別子の情報をサーバ10に送信する。
【0035】
サーバ10との接続が開始されると、サーバ接続部51からの連絡を受けて、他BGPスピーカ接続部52の各々は、それぞれに登録されている他の自律システム2のBGPスピーカ30との接続を試みる。BGPスピーカ30との接続ができると、他BGPスピーカ接続部52は、自律システム番号が一致するか確認し、BGPルータ識別子を交換し、使用するオプションを他のBGPスピーカ30と調整し、同時に入経路情報メモリ52Aと出経路情報メモリ52Bとを用意する。他のBGPスピーカ30との調整が完了すると、他BGPスピーカ接続部52はサーバ接続部51に対し、接続の完了通知と相手のBGPルータ識別子を交換し、使用するオプションを伝える。サーバ接続部51は、サーバ10に対して、BGPが接続したこと、他自律システム番号、相手のBGPルータ識別子、及び使用するオプションを通知する。
【0036】
他BGPスピーカ接続部52は、相手のBGPスピーカ30から経路情報が送られてくると、経路情報の内容の整合性を確認し、整合していれば入経路情報として入経路情報メモリ52Aに記憶し、サーバ接続部51へ経路情報を転送する。また、他BGPスピーカ接続部52は、相手のBGPスピーカ30から経路情報の削除指示が送られてくると、経路情報の削除指示の内容の整合性を確認し、整合していれば入経路情報メモリ52Aから該当の経路情報を削除し、サーバ接続部51へ削除指示を転送する。サーバ接続部51は、サーバ10に対して、経路情報又は削除指示が届いたこと、他自律システム番号、相手のBGPルータ識別子、及び届いた情報(経路情報又は削除指示)を通知する。
【0037】
サーバ接続部51は、他自律システム番号と相手のBGPルータ識別子とを指定した、経路情報または経路情報の削除指示がサーバ10から送られてくると、該当する他BGPスピーカ接続部52に当該経路情報または経路情報の削除指示を送る。他BGPスピーカ接続部52は、受け取った内容に応じて、出経路情報メモリ52Bに記憶された出経路情報を修正し、変更差分に応じて、相手のBGPスピーカ30へ経路情報または経路情報の削除指示を送る。
【0038】
サーバ接続部51は、他自律システム番号と相手のBGPルータ識別子とを指定した、入経路情報の内容確認がサーバ10から送られてくると、該当する他BGPスピーカ接続部52に経路情報の再受信指示を送る。他BGPスピーカ接続部52は、入経路情報メモリ52Aに記憶された入経路情報の内容をサーバ接続部51へ送り、サーバ接続部51はこの情報をサーバ10へ転送する。
【0039】
他自律システム2との接続が終了すると、他BGPスピーカ接続部52は、サーバ接続部51に接続の終了を通知し、入経路情報メモリ52Aと出経路情報メモリ52Bの内容をクリアする。
【0040】
サーバ10との接続が中断すると、サーバ接続部51は他BGPスピーカ接続部52の各々に接続終了を伝える。接続終了を受けた他BGPスピーカ接続部52は、他自律システム2との接続を終了し、入経路情報メモリ52Aと出経路情報メモリ52Bの内容をクリアする。
【0041】
[BGP制御タスク40の構成と動作]
次に、BGP制御タスク40について説明する。図4に示すように、BGP制御タスク40は、複数の機能モジュールを含んで構成されている。即ち、BGP制御タスク40は、BGP経路受信部41と、自律システム内経路決定部42と、ルータ別設定内容決定部43と、経路送信部44と、自律システム間中継決定部45と、他自律システム別経路情報編集部46と、BGP経路送信部47とを含んで構成され、ポリシー情報48等の情報が予め登録されている。
【0042】
具体的には、BGP制御タスク40には予め、▲1▼BGP制御タスク全体情報、▲2▼BGPルータ毎の情報、▲3▼全てのルータ毎の情報が登録されている。このうち▲1▼BGP制御タスク全体情報としては、自分の自律システム番号(2オクテットの符号なしの整数)、自サーバのIPアドレス、自律システム内の経路を決定するためのポリシー情報、他自律システム間のIPパケット中継の扱いに関するポリシー情報等が登録されている。また、▲2▼BGPルータ毎の情報としては、BGPルータのIPアドレス等が登録され、▲3▼全てのルータ毎の情報としては、ルータのIPアドレス情報や各ルータがどのように繋がっているかの情報等が登録されている。
【0043】
次に、図5を用いてBGP制御タスク40の動作を説明する。サーバ10のBGP制御タスク40は、起動すると、経路情報の設定を可能とするために、各BGPルータ20へ接続要求を行う(図5のS01)。その後、BGPルータからの経路情報の受信を待つ。
【0044】
一方のBGPルータ20のBGP通信タスク50は、サーバ10から接続要求を受信すると(R01)、接続要求を承諾した旨の接続確認をサーバ10へ送信する(R02)。
【0045】
BGP制御タスク40は、BGPルータ20から接続確認を受信すると(S02)、自律システム番号等の設定情報に誤りがないか確認する(S03)。設定情報に誤りが有れば、別処理(エラー処理等)を行うが(S04)、設定情報に誤りが無ければ、BGPルータ20からの経路情報の受信待ちに入る(S05)。ここまでの処理により、サーバ10とBGPルータ20との接続が完了する。
【0046】
その後、BGP通信タスク50は、他の自律システム2のBGPスピーカ30から経路情報を受信すると、当該経路情報をサーバ10へ送信する(R03)。サーバ10のBGP制御タスク40は、経路情報を受信すると、当該経路情報と自律システム内の経路を決定するためのポリシー情報とを基に、自律システム内のパケット転送経路を決定する(S06)。自律システム内のパケット転送経路が決まると、各ルータ(BGPルータ20及びルータ25を両方含む)別の設定内容を決定し(S07)、各ルータ別の設定内容をBGPルータ20及びルータ25の各々へ送信する(S08)。この時、各ルータの処理負荷を削減するために、可能な限り経路情報をまとめる様にすることが望ましい。
【0047】
BGPルータ20及びルータ25の各々は、設定内容を受信すると(R04)、それをもって自己の設定内容を更新する。
【0048】
各ルータへの経路設定が完了すると、BGP通信タスク50は、他自律システム間のIPパケット中継の扱いに関するポリシー情報を参照して、他自律システム間のIPパケット中継を行うかどうかを決定する(S09)。中継することが決定すると(S10で肯定判断)、中継パケットの送信元になる他自律システムに対応した形になるように、BGPルータ20から受信したBGP経路情報の内容を編集する(S11)。編集したBGP経路情報を他の自律システム2へ送信するために、BGPルータ20にBGP経路情報及びそのBGP経路情報の送信指示を送信する(S12)。
【0049】
BGPルータ20のBGP通信タスク50は、上記送信指示を受信すると、当該送信指示に従ってBGP経路情報を他の自律システム2へ送信する(R05)。
【0050】
以上の図5の処理により、サーバ10にて自律システム1のポリシーに基づき他の自律システム2からの経路情報を編集することができ、編集後の経路情報をBGPルータ20によって他の自律システム2へ送信させることができる。これにより、ルータのソフトウェア機能に依存しないサーバ10による一元的なポリシー制御を行うことができる。また、ポリシーを変更した場合に、サーバ10の設定変更だけで済み、ポリシー運用のコスト削減を図ることができる。また、複数のメーカのルータを使用する場合のポリシー制御が容易である。
【0051】
[ポリシーの修正があった場合のBGP制御タスク40の動作]
次に、図6を用いてサーバ10でポリシーの修正があった場合の動作を説明する。サーバ10において経路情報の受信待ち中(既にBGPルータ20との接続を完了している状態)にポリシーの修正があったとき、図6の処理が実行開始される。
【0052】
BGP制御タスク40は、各BGPルータ20のBGP通信タスク50へ経路情報の再送を指示する(図6のSA)。一方のBGPルータ20のBGP通信タスク50は、サーバ10から再送指示を受信すると(RA)、当該指示に従い経路情報を送信する(RB)。
【0053】
そして、BGP制御タスク40は、BGPルータ20からの経路情報を受信すると(SB)、当該経路情報と修正後のポリシー情報とを基に、自律システム内のパケット転送経路を決定する(S06)。自律システム内のパケット転送経路が決まると、各ルータ(BGPルータ20及びルータ25を両方含む)別の設定内容を決定し(S07)、各ルータ別の設定内容をBGPルータ20及びルータ25の各々へ送信する(S08)。この時も、上記同様、各ルータの処理負荷を削減するために、可能な限り経路情報をまとめる様にすることが望ましい。
【0054】
BGPルータ20及びルータ25の各々は、設定内容を受信すると(R04)、それをもって自己の設定内容を更新する。
【0055】
各ルータへの経路設定が完了すると、BGP通信タスク50は、修正後のポリシー情報を参照して、他自律システム間のIPパケット中継を行うかどうかを決定する(S09)。中継することが決定すると(S10で肯定判断)、中継パケットの送信元になる他自律システムに対応した形になるように、BGPルータ20から受信したBGP経路情報の内容を修正後のポリシー情報に基づいて編集する(S11)。編集したBGP経路情報を他の自律システム2へ送信するために、BGPルータ20にBGP経路情報及びそのBGP経路情報の送信指示を送信する(S12)。
【0056】
BGPルータ20のBGP通信タスク50は、上記送信指示を受信すると、当該送信指示に従ってBGP経路情報を他の自律システム2へ送信する(R05)。
【0057】
以上の図6の処理により、ポリシー情報に修正があった場合でも、サーバ10のBGP制御タスク40が修正後のポリシーに基づいて経路情報を編集し、BGPルータ20のBGP通信タスク50が当該編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するため、ルータのソフトウェア機能に依存しないサーバ10による一元的なポリシー制御を維持することができる。
【0058】
また、従来、BGPではRFC1771に規定されるように、BGPルータ20の相互間で、BGPプロトコルの制御に必要なアップデートメッセージを交換していたが、上記のようにBGP制御タスク40をサーバ10に移したことにより、サーバ10には本来届かないはずの上記アップデートメッセージについてもサーバ10で集中管理するため、BGPルータ20間で相互に更新メッセージを送信しあう必要がなくなり、ポリシーの設定変更をより柔軟に行うことができる、という有利な効果がある。
【0059】
なお、サーバ10のBGP制御タスク40は、BGPルータ20から特定のBGP経路の削除指示が来た場合、以下のように動作する。即ち、他の自律システム2に対してBGP経路情報の削除を指示するために、各BGPルータ20へ経路情報の削除指示を送る。その後、自律システム1内部のパケット転送経路を再決定し、BGPルータ20及びルータ25に経路情報を送信する。BGPルータ20及びルータ25の各々は、受信した経路情報をもって現在の経路情報を更新することで、経路情報の再設定が完了する。
【0060】
[BGPルータ20におけるBGP経路情報の同一判断処理]
次に、図7を用いてBGPルータ20におけるBGP経路情報の同一判断処理を説明する。
【0061】
BGPルータ20は、サーバ10で編集されたBGP経路情報を他の自律システム2へ送信すると(R11)、当該送信されたBGP経路情報を出経路情報メモリ52Bに記憶しておく(R12)。その後、サーバ10からBGP経路情報とその送信指示とを受信すると、R13で肯定判断され、今回のBGP経路情報が前回のもの(即ち、出経路情報メモリ52Bに記憶された経路情報)と同一であるか否かを判断する。
【0062】
ここで、今回のBGP経路情報が前回のものと同一でなければ、その経路情報は送信する必要があるため、BGPルータ20は、当該今回のBGP経路情報を他の自律システム2へ送信し(R15)、送信されたBGP経路情報を出経路情報メモリ52Bに記憶する(R16)。なお、前回のBGP経路情報は、もはや不要なので、出経路情報メモリ52Bから消去する。
【0063】
一方、R14で今回のBGP経路情報が前回のものと同一であれば、その経路情報は送信する必要がないと判断できるため、BGPルータ20は、当該今回のBGP経路情報を廃棄し、他の自律システム2への送信及び出経路情報メモリ52Bへの記憶を回避する(R17)。
【0064】
以上の図7の処理により、送信予定のBGP経路情報が前回のBGP経路情報と同一である場合、当該送信予定の経路情報の送信を回避するため、同一の経路情報を何度も繰り返し送信するといった無駄な送信処理を省くことができ、BGPルータ20における処理負荷の軽減及びネットワークのトラヒック量の削減を図ることができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、BGPの制御タスクをサーバに移したため、ルータのソフトウェア機能に依存しないポリシー制御を行うことができる。また、ポリシーを変更した場合に、サーバの設定変更だけで済み、ポリシー運用のコスト削減を図ることができる。また、複数のメーカのルータを使用する場合のポリシー制御が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態に係る自律システムの構成図である。
【図2】自律システムの内部構成図である。
【図3】BGP通信タスクの構成図である。
【図4】BGP制御タスクの構成図である。
【図5】本実施形態の第1の連携処理を示す流れ図である。
【図6】本実施形態の第2の連携処理を示す流れ図である。
【図7】本実施形態の第3の処理を示す流れ図である。
【図8】従来の自律システムの構成及び経路情報を示す図である。
【図9】従来の自律システムでのルータ間の動作を示す図である。
【図10】従来のBGPタスクの動作を示す図である。
【符号の説明】
1…自律システム、2…他の自律システム、10…サーバ、20…BGPルータ、25…ルータ、30…BGPスピーカ、40…BGP制御タスク、41…BGP経路受信部、42…自律システム内経路決定部、43…ルータ別設定内容決定部、44…経路送信部、45…自律システム間中継決定部、46…他自律システム別経路情報編集部、47…BGP経路送信部、48…ポリシー情報、50…BGP通信タスク、51…サーバ接続部、52…他BGPスピーカ接続部、52A…入経路情報メモリ、52B…出経路情報メモリ。

Claims (6)

  1. IPパケット網においてBGPに基づく独自のポリシーに基づいて他の自律システムとの間で経路情報を送受信し、取得した経路情報の編集を行うBGPタスクを実行する自律システムであって、
    前記BGPタスクのうち他の自律システムと通信して経路情報を取得する1つ以上のルータと、
    前記ルータとは独立して設けられ、前記ルータが取得した経路情報を前記ルータから受信して集中管理を行い、前記BGPタスクのうち前記ポリシーに基づいて前記経路情報を編集する経路制御機能を果たすサーバと、を含んで構成され、
    前記サーバは、前記ポリシーに修正があった場合、修正後のポリシーに基づいて前記経路情報を編集し、当該編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するように前記ルータに指示し、
    前記ルータは、前記サーバからの再送指示に基づいて編集後の経路情報を他の自律システムへ再送する、
    ことを特徴とする自律システム。
  2. IPパケット網において他の自律システムとBGPに基づいて通信における経路情報を取得する機能を有する1つ以上のルータと、前記ルータとは独立して設けられ当該ルータを制御するサーバとを含んで構成された自律システムであって、
    前記ルータが、
    他の自律システムからの経路情報を前記サーバへ送信するとともに、前記サーバからの経路情報を他の自律システムへ送信する送信手段を備え、
    前記サーバが、
    前記ルータが取得した経路情報を前記ルータから受信して集中管理を行うとともに、自機が属する自律システムのポリシーに基づいて前記他の自律システムからの経路情報を編集する編集手段と、
    編集後の経路情報を他の自律システムへ送信するよう前記ルータに指示する指示手段とを備え、
    前記サーバの編集手段が、前記ポリシーに修正があった場合、修正後のポリシーに基づいて前記経路情報を編集し、
    前記サーバの指示手段が、当該編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するよう指示し、
    前記ルータの送信手段が、前記サーバからの再送指示に基づいて編集後の経路情報を他の自律システムへ再送する、
    ことを特徴とする自律システム。
  3. 前記ルータが、
    前記送信手段により他の自律システムへ送信された経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、
    経路情報を送信する前に、送信予定の経路情報が前記記憶された前回の経路情報と同一か否かを判断する同一判断手段と、
    送信予定の経路情報が前回の経路情報と同一である場合、当該送信予定の経路情報の送信を回避する送信回避手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の自律システム。
  4. IPパケット網において他の自律システムとBGPに基づいて通信における経路情報を取得する機能を有する1つ以上のルータと、前記ルータとは独立して設けられ当該ルータを制御するサーバとを含んで構成された自律システムにおける通信制御方法であって、
    前記ルータが、他の自律システムからの経路情報を前記サーバへ送信する第1の送信工程と、
    前記サーバが、前記ルータから送信された経路情報を受信して集中管理を行い、自機が属する自律システムのポリシーに基づいて前記他の自律システムからの経路情報を編集する編集工程と、
    前記サーバが、編集後の経路情報を他の自律システムへ送信するよう前記ルータに指示する指示工程と、
    前記ルータが、前記指示に基づいて編集後の経路情報を他の自律システムへ送信する第2の送信工程と、
    を備え、
    前記ポリシーに修正があった場合、前記編集工程では、前記サーバが修正後のポリシーに基づいて前記経路情報を編集し、
    前記指示工程では、前記サーバが編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するよう指示し、
    前記第2の送信工程では、前記ルータが、前記サーバからの再送指示に基づいて編集後の経路情報を他の自律システムへ再送する、
    ことを特徴とする通信制御方法。
  5. 前記ルータが、他の自律システムへ送信された経路情報を記憶する経路情報記憶工程と、
    経路情報を送信する前に、送信予定の経路情報が前記記憶された前回の経路情報と同一か否かを判断する同一判断工程と、
    送信予定の経路情報が前回の経路情報と同一である場合、当該送信予定の経路情報の送信を回避する送信回避工程と、
    をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の通信制御方法。
  6. IPパケット網において他の自律システムとBGPに基づいて通信における経路情報を取得する機能を有する1つ以上のルータ、とともに自律システムを構成し、前記ルータとは独立して設けられ当該ルータを制御するサーバであって、
    前記ルータが取得した経路情報を前記ルータから受信して集中管理を行い、自機が属する自律システムのポリシーに基づいて前記他の自律システムからの経路情報を編集する編集手段と、
    編集後の経路情報を他の自律システムへ送信するよう前記ルータに指示する指示手段と、
    を備え、
    前記編集手段が、前記ポリシーに修正があった場合、修正後のポリシーに基づいて前記経路情報を編集し、
    前記指示手段が、当該編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するよう指示する、
    ことを特徴とするサーバ。
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