JP2003273907A - 自律システム、通信制御方法、サーバ及びルータ - Google Patents

自律システム、通信制御方法、サーバ及びルータ

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JP2003273907A JP2002072680A JP2002072680A JP2003273907A JP 2003273907 A JP2003273907 A JP 2003273907A JP 2002072680 A JP2002072680 A JP 2002072680A JP 2002072680 A JP2002072680 A JP 2002072680A JP 2003273907 A JP2003273907 A JP 2003273907A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルータのソフトウェア機能に依存しない柔軟
なポリシー制御を実現する。 【解決手段】 BGPタスクを、他の自律システム2と
通信する通信タスク50と、独自のポリシーに基づき経
路情報を編集する制御タスク40の2つに分解し、通信
タスク50はルータ20に残し、制御タスク40は、ル
ータ20とは独立して設けられたサーバ10で稼動させ
る構成とした。通常、ルータ20に搭載するソフトウェ
アはルータのメーカしか作成できないのに対し、サーバ
10に搭載するソフトウェアであればユーザが作成・変
更できるので、制御タスク40をルータ20からサーバ
10へ移したことで、ルータ20のソフトウェア機能に
依存しないポリシー制御を行える。また、ポリシーを変
更した場合、サーバ10の設定変更だけで済み、複数メ
ーカのルータ20を使用する場合のポリシー制御が容易
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自律システム、通
信制御方法、サーバ及びルータに係り、より詳しくは、
IPパケット網においてBGPに基づく独自のポリシー
に基づいて他の自律システムとの間で経路情報を送受信
する自律システム、当該自律システムにて実行される通
信制御方法、当該自律システムを構成するサーバ及びル
ータに関する。
【0002】本明細書にて「BGP」とは、ボーダー・
ゲートウェイ・プロトコルを意味し、自律システムは、
いわゆるAS(Autonomous System)に相当するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】BGPはRFC1771で規定され、通
常はインターネットのルータに実装され、自律システム
間で経路情報を送るのに用いられている。BGPの経路
情報には、経路情報が流れてきた途中の自律システム番
号、経路情報の受信者が次にパケットを送るべきルータ
のIPアドレスや、その他の参考情報が付加されてい
る。例えば、図8に示す自律システム100に送られる
経路情報では、1つの行が1つの経路情報を表してお
り、自律システム100からみて他の自律システム20
0等の各々についての経路情報が列挙されている。ここ
で例えば、「自律システム300(123.45.0.0/16)」
についての経路情報には、当該経路情報が流れてきた途
中の自律システム番号として「200 300」の情報が付加
されている。このような付加情報を用いる事で、各自律
システムはどのような中継を許可するか許可しないか、
どの経路を優先して使用するか、といったポリシー制御
を行うことができる。
【0004】自律システム内に複数のBGPルータがあ
る場合、図9に示すようにBGPルータ同士で通信を行
い経路情報を交換している。このとき各ルータで経路の
フィルターや、ルータのルーチングテーブルへの反映の
制御が行われえており、これにより、実際のポリシー制
御を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来は、図
10に示すようにBGPの機能は各ルータに実装され、
自律システム内部のルータ同士が情報交換をする中でポ
リシー制御を行っていた。ポリシー制御は経路のフィル
ターや、経路利用の優先順位の決定などにより行われる
が、これらの機能はルータ毎に異なっている。ルータの
ソフトウェアは各ルータのメーカが開発しており、メー
カ毎に異なっており、また、ユーザが作成することは極
めて困難である。このため自律システムの望むポリシー
制御ができるかどうかはルータのメーカのサポートに依
存しており、柔軟なポリシー制御ができなかった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたものであり、ルータのソフトウェア機能に依存しな
い柔軟なポリシー制御を実現することができる自律シス
テム、通信制御方法、サーバ及びルータを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る自律システムは、請求項1に記載した
ように、IPパケット網においてBGPに基づく独自の
ポリシーに基づいて他の自律システムとの間で経路情報
を送受信する自律システムであって、BGPタスクのう
ち他の自律システムと通信する機能を果たす1つ以上の
ルータと、前記ルータとは独立して設けられ、BGPタ
スクのうち前記ポリシーに基づいて前記経路情報を編集
する経路制御機能を果たすサーバと、を含んで構成され
たことを特徴とする。
【0008】即ち、本発明では、BGPタスクを、他の
自律システムと通信する機能と、独自のポリシーに基づ
いて経路情報を編集する経路制御機能の2つに分解し、
通信機能はルータに残し、制御機能は自律システム内に
ルータとは独立して設けられたサーバに搭載する構成と
したものである。
【0009】サーバの実装は通常、UNIX(登録商
標)ワークステーション等であり、ユーザが自由にプロ
グラミング可能とされている。即ち、ルータに搭載する
ソフトウェアは一般にルータのメーカしか作成できない
のに対し、サーバに搭載するソフトウェアであればユー
ザが作成・変更することができるので、本発明のように
BGPの制御タスクをサーバに移したことで、ルータの
ソフトウェア機能に依存しないポリシー制御を行うこと
ができる。また、ポリシーを変更した場合に、サーバの
設定変更だけで済み、ポリシー運用のコスト削減を図る
ことができる。また、複数のメーカのルータを使用する
場合のポリシー制御が容易である。
【0010】また、本発明に係る自律システムは、請求
項2に記載したように、IPパケット網において他の自
律システムとBGPに基づいて通信する機能を有する1
つ以上のルータと、前記ルータとは独立して設けられ当
該ルータを制御するサーバとを含んで構成された自律シ
ステムであって、前記ルータが、他の自律システムから
の経路情報を前記サーバへ送信するとともに、前記サー
バからの経路情報を他の自律システムへ送信する送信手
段を備え、前記サーバが、自機が属する自律システムの
ポリシーに基づいて前記他の自律システムからの経路情
報を編集する編集手段と、編集後の経路情報を他の自律
システムへ送信するよう前記ルータに指示する指示手段
とを備えたことを特徴とする。
【0011】即ち、ルータの送信手段が、他の自律シス
テムからの経路情報をサーバへ送信すると、サーバの編
集手段が、自機が属する自律システムのポリシーに基づ
いて他の自律システムからの経路情報を編集し、指示手
段が、編集後の経路情報を他の自律システムへ送信する
ようルータに指示する。この指示を受けた送信手段は、
サーバからの当該編集後の経路情報を他の自律システム
へ送信する。
【0012】このようにして、BGPの制御タスクをサ
ーバに移した本発明の構成において、サーバにて自律シ
ステムのポリシーに基づき他の自律システムからの経路
情報を編集することができ、編集後の経路情報をルータ
によって他の自律システムへ送信させることができる。
これにより、ルータのソフトウェア機能に依存しないサ
ーバによる一元的なポリシー制御を行うことができる。
また、ポリシーを変更した場合に、サーバの設定変更だ
けで済み、ポリシー運用のコスト削減を図ることができ
る。また、複数のメーカのルータを使用する場合のポリ
シー制御が容易である。
【0013】なお、本発明の自律システムでは、請求項
3に記載したように、前記サーバの編集手段が、前記ポ
リシーに修正があった場合、修正後のポリシーに基づい
て前記経路情報を編集し、前記サーバの指示手段が、当
該編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するよう
指示し、前記ルータの送信手段が、前記サーバからの再
送指示に基づいて編集後の経路情報を他の自律システム
へ再送する構成とすることが望ましい。
【0014】この場合、ポリシーに修正があった場合で
も、サーバの編集手段が修正後のポリシーに基づいて経
路情報を編集し、指示手段が、当該編集後の経路情報を
他の自律システムへ再送するようルータに指示し、ルー
タの送信手段が、サーバからの再送指示に基づいて編集
後の経路情報を他の自律システムへ再送するため、ルー
タのソフトウェア機能に依存しないサーバによる一元的
なポリシー制御を維持することができる。
【0015】また、従来、BGPではRFC1771に
規定されるように、ルータの相互間で、BGPプロトコ
ルの制御に必要なアップデートメッセージを交換してい
たが、上記のようにBGPの制御タスクをサーバに移し
たことにより、サーバには本来届かないはずの上記アッ
プデートメッセージについてもサーバで集中管理するた
め、ルータ間で相互に更新メッセージを送信し合う必要
がなくなり、ポリシーの設定変更をより柔軟に行うこと
ができる、という有利な効果がある。
【0016】また、本発明の自律システムでは、請求項
4に記載したように、前記ルータが、前記送信手段によ
り他の自律システムへ送信された経路情報を記憶する経
路情報記憶手段と、経路情報を送信する前に、送信予定
の経路情報が前記記憶された前回の経路情報と同一か否
かを判断する同一判断手段と、送信予定の経路情報が前
回の経路情報と同一である場合、当該送信予定の経路情
報の送信を回避する送信回避手段と、をさらに備えた構
成とすることが望ましい。
【0017】この場合、ルータの経路情報記憶手段が他
の自律システムへ送信された経路情報を記憶しておき、
経路情報を送信する前に、同一判断手段が、送信予定の
経路情報が前記記憶された前回の経路情報と同一か否か
を判断する。ここで、送信予定の経路情報が前回の経路
情報と同一である場合、送信回避手段が当該送信予定の
経路情報の送信を回避するため、同一の経路情報を何度
も繰り返し送信するといった無駄な送信処理を省くこと
ができ、ルータにおける処理負荷の軽減及びネットワー
クのトラヒック量の削減を図ることができる。
【0018】ところで、上述した自律システムに係る発
明は、以下のような通信制御方法に係る発明、サーバに
係る発明及びルータに係る発明として捉えることもでき
る。これらは実質的に同一の技術的思想に基づくもので
あり、同様の作用・効果を奏する。
【0019】即ち、本発明に係る通信制御方法は、請求
項5に記載したように、IPパケット網において他の自
律システムとBGPに基づいて通信する機能を有する1
つ以上のルータと、前記ルータとは独立して設けられ当
該ルータを制御するサーバとを含んで構成された自律シ
ステムにおける通信制御方法であって、前記ルータが、
他の自律システムからの経路情報を前記サーバへ送信す
る第1の送信工程と、前記サーバが、自機が属する自律
システムのポリシーに基づいて前記他の自律システムか
らの経路情報を編集する編集工程と、前記サーバが、編
集後の経路情報を他の自律システムへ送信するよう前記
ルータに指示する指示工程と、前記ルータが、前記指示
に基づいて編集後の経路情報を他の自律システムへ送信
する第2の送信工程と、を有することを特徴とする。
【0020】ここでは、請求項6に記載したように、前
記ポリシーに修正があった場合、前記編集工程では、前
記サーバが修正後のポリシーに基づいて前記経路情報を
編集し、前記指示工程では、前記サーバが編集後の経路
情報を他の自律システムへ再送するよう指示し、前記第
2の送信工程では、前記ルータが、前記サーバからの再
送指示に基づいて編集後の経路情報を他の自律システム
へ再送することが望ましい。
【0021】また、請求項7に記載したように、前記ル
ータが、他の自律システムへ送信された経路情報を記憶
する経路情報記憶工程と、経路情報を送信する前に、送
信予定の経路情報が前記記憶された前回の経路情報と同
一か否かを判断する同一判断工程と、送信予定の経路情
報が前回の経路情報と同一である場合、当該送信予定の
経路情報の送信を回避する送信回避工程と、をさらに有
することが望ましい。
【0022】本発明に係るサーバは、請求項8に記載し
たように、IPパケット網において他の自律システムと
BGPに基づいて通信する機能を有する1つ以上のルー
タ、とともに自律システムを構成し、前記ルータとは独
立して設けられ当該ルータを制御するサーバであって、
自機が属する自律システムのポリシーに基づいて前記他
の自律システムからの経路情報を編集する編集手段と、
編集後の経路情報を他の自律システムへ送信するよう前
記ルータに指示する指示手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0023】ここでは、請求項9に記載したように、前
記編集手段が、前記ポリシーに修正があった場合、修正
後のポリシーに基づいて前記経路情報を編集し、前記指
示手段が、当該編集後の経路情報を他の自律システムへ
再送するよう指示する構成とすることが望ましい。
【0024】本発明に係るルータは、請求項10に記載
したように、IPパケット網における自律システム内の
BGPに基づく制御タスクを司るサーバ、とともに当該
自律システムを構成し、他の自律システムとBGPに基
づいて通信する機能を有するルータであって、他の自律
システムからの経路情報を前記サーバに送信するととも
に、前記サーバが当該自律システムのポリシーに基づい
て編集した編集後の経路情報を、当該サーバからの送信
指示に基づいて、他の自律システムへ送信する送信手段
を備えたことを特徴とする。
【0025】ここでは、請求項11に記載したように、
前記送信手段により他の自律システムへ送信された経路
情報を記憶する経路情報記憶手段と、経路情報を送信す
る前に、送信予定の経路情報が前記記憶された前回の経
路情報と同一か否かを判断する同一判断手段と、送信予
定の経路情報が前回の経路情報と同一である場合、当該
送信予定の経路情報の送信を回避する送信回避手段と、
をさらに備えた構成とすることが望ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一実施の形態について説明する。
【0027】[自律システムの構成]図1に示すよう
に、本実施形態が適用されるIPパケット網には、複数
の自律システム1、2が存在する。ここでは自律システ
ム1に着目して、その構成と動作を説明する。
【0028】自律システム1は、他の自律システム2の
BGPスピーカ30と相互にBGPに基づく通信を行う
機能を持つ複数のルータ(以下「BGPルータ」とい
う。)20と、BGPルータ20によるBGP通信を集
中制御する単一のサーバ10と、BGPに基づく通信機
能を持たないがサーバ10とBGPルータ20間の通信
を中継するルータ(単に「ルータ」という。)25(図
2の内部構成を参照)とを含んで構成されている。ここ
で、BGPルータ20とルータ25は、サーバ10から
の指示により自機におけるIPパケットの経路情報を変
更することが可能である。サーバ10とBGPルータ2
0は経路情報の交換をすることが可能である。
【0029】本実施形態では、BGP通信におけるタス
クのうち、他の自律システムとの通信を行うBGP通信
タスク50はBGPルータ20にて稼働させるが、経路
情報の編集やBGP通信タスクの制御等を行うBGP制
御タスク40は、BGPルータ20とは別に設けられた
サーバ10にて稼働させる構成としたことを特徴とす
る。
【0030】なお、図2のルータ25が自律システム1
に含まれることは必須ではなく、自律システム1はサー
バ10とBGPルータ20だけで構成される構成でもよ
い。
【0031】[BGPタスクの説明]以下、BGP通信
タスク50とBGP制御タスク40について、その構成
および動作を順に説明する。
【0032】[BGP通信タスク50の構成と動作]B
GP通信タスク50は、図3に示すように、1つのサー
バ接続部51と、他の自律システム2のBGPスピーカ
30の数だけの他BGPスピーカ接続部52とを含んで
構成される。BGP通信タスク50には予め、BGP
通信タスク全体情報と他の自律システムのBGPスピ
ーカ毎の情報とが登録されている。
【0033】BGP通信タスク全体情報としては、自
分の自律システム番号(2オクテットの符号なしの整
数)、BGPルータ識別子(IPv4アドレス)、自ル
ータのIPアドレス、サーバのIPアドレス等の情報が
登録されている。また、他の自律システムのBGPス
ピーカ毎の情報としては、他の自律システムの自律シス
テム番号、他の自律システムのBGPスピーカのIPア
ドレス、使用するオプション一覧等の情報が登録されて
いる。
【0034】次に、BGP通信タスク50の動作を説明
する。BGPルータ20のBGP通信タスク50が起動
すると、サーバ接続部51はサーバ10に接続を試み
る。そして、サーバ10との接続が成功すると、自己の
自律システム番号とBGPルータ識別子の情報をサーバ
10に送信する。
【0035】サーバ10との接続が開始されると、サー
バ接続部51からの連絡を受けて、他BGPスピーカ接
続部52の各々は、それぞれに登録されている他の自律
システム2のBGPスピーカ30との接続を試みる。B
GPスピーカ30との接続ができると、他BGPスピー
カ接続部52は、自律システム番号が一致するか確認
し、BGPルータ識別子を交換し、使用するオプション
を他のBGPスピーカ30と調整し、同時に入経路情報
メモリ52Aと出経路情報メモリ52Bとを用意する。
他のBGPスピーカ30との調整が完了すると、他BG
Pスピーカ接続部52はサーバ接続部51に対し、接続
の完了通知と相手のBGPルータ識別子を交換し、使用
するオプションを伝える。サーバ接続部51は、サーバ
10に対して、BGPが接続したこと、他自律システム
番号、相手のBGPルータ識別子、及び使用するオプシ
ョンを通知する。
【0036】他BGPスピーカ接続部52は、相手のB
GPスピーカ30から経路情報が送られてくると、経路
情報の内容の整合性を確認し、整合していれば入経路情
報として入経路情報メモリ52Aに記憶し、サーバ接続
部51へ経路情報を転送する。また、他BGPスピーカ
接続部52は、相手のBGPスピーカ30から経路情報
の削除指示が送られてくると、経路情報の削除指示の内
容の整合性を確認し、整合していれば入経路情報メモリ
52Aから該当の経路情報を削除し、サーバ接続部51
へ削除指示を転送する。サーバ接続部51は、サーバ1
0に対して、経路情報又は削除指示が届いたこと、他自
律システム番号、相手のBGPルータ識別子、及び届い
た情報(経路情報又は削除指示)を通知する。
【0037】サーバ接続部51は、他自律システム番号
と相手のBGPルータ識別子とを指定した、経路情報ま
たは経路情報の削除指示がサーバ10から送られてくる
と、該当する他BGPスピーカ接続部52に当該経路情
報または経路情報の削除指示を送る。他BGPスピーカ
接続部52は、受け取った内容に応じて、出経路情報メ
モリ52Bに記憶された出経路情報を修正し、変更差分
に応じて、相手のBGPスピーカ30へ経路情報または
経路情報の削除指示を送る。
【0038】サーバ接続部51は、他自律システム番号
と相手のBGPルータ識別子とを指定した、入経路情報
の内容確認がサーバ10から送られてくると、該当する
他BGPスピーカ接続部52に経路情報の再受信指示を
送る。他BGPスピーカ接続部52は、入経路情報メモ
リ52Aに記憶された入経路情報の内容をサーバ接続部
51へ送り、サーバ接続部51はこの情報をサーバ10
へ転送する。
【0039】他自律システム2との接続が終了すると、
他BGPスピーカ接続部52は、サーバ接続部51に接
続の終了を通知し、入経路情報メモリ52Aと出経路情
報メモリ52Bの内容をクリアする。
【0040】サーバ10との接続が中断すると、サーバ
接続部51は他BGPスピーカ接続部52の各々に接続
終了を伝える。接続終了を受けた他BGPスピーカ接続
部52は、他自律システム2との接続を終了し、入経路
情報メモリ52Aと出経路情報メモリ52Bの内容をク
リアする。
【0041】[BGP制御タスク40の構成と動作]次
に、BGP制御タスク40について説明する。図4に示
すように、BGP制御タスク40は、複数の機能モジュ
ールを含んで構成されている。即ち、BGP制御タスク
40は、BGP経路受信部41と、自律システム内経路
決定部42と、ルータ別設定内容決定部43と、経路送
信部44と、自律システム間中継決定部45と、他自律
システム別経路情報編集部46と、BGP経路送信部4
7とを含んで構成され、ポリシー情報48等の情報が予
め登録されている。
【0042】具体的には、BGP制御タスク40には予
め、BGP制御タスク全体情報、BGPルータ毎の
情報、全てのルータ毎の情報が登録されている。この
うちBGP制御タスク全体情報としては、自分の自律
システム番号(2オクテットの符号なしの整数)、自サ
ーバのIPアドレス、自律システム内の経路を決定する
ためのポリシー情報、他自律システム間のIPパケット
中継の扱いに関するポリシー情報等が登録されている。
また、BGPルータ毎の情報としては、BGPルータ
のIPアドレス等が登録され、全てのルータ毎の情報
としては、ルータのIPアドレス情報や各ルータがどの
ように繋がっているかの情報等が登録されている。
【0043】次に、図5を用いてBGP制御タスク40
の動作を説明する。サーバ10のBGP制御タスク40
は、起動すると、経路情報の設定を可能とするために、
各BGPルータ20へ接続要求を行う(図5のS0
1)。その後、BGPルータからの経路情報の受信を待
つ。
【0044】一方のBGPルータ20のBGP通信タス
ク50は、サーバ10から接続要求を受信すると(R0
1)、接続要求を承諾した旨の接続確認をサーバ10へ
送信する(R02)。
【0045】BGP制御タスク40は、BGPルータ2
0から接続確認を受信すると(S02)、自律システム
番号等の設定情報に誤りがないか確認する(S03)。
設定情報に誤りが有れば、別処理(エラー処理等)を行
うが(S04)、設定情報に誤りが無ければ、BGPル
ータ20からの経路情報の受信待ちに入る(S05)。
ここまでの処理により、サーバ10とBGPルータ20
との接続が完了する。
【0046】その後、BGP通信タスク50は、他の自
律システム2のBGPスピーカ30から経路情報を受信
すると、当該経路情報をサーバ10へ送信する(R0
3)。サーバ10のBGP制御タスク40は、経路情報
を受信すると、当該経路情報と自律システム内の経路を
決定するためのポリシー情報とを基に、自律システム内
のパケット転送経路を決定する(S06)。自律システ
ム内のパケット転送経路が決まると、各ルータ(BGP
ルータ20及びルータ25を両方含む)別の設定内容を
決定し(S07)、各ルータ別の設定内容をBGPルー
タ20及びルータ25の各々へ送信する(S08)。こ
の時、各ルータの処理負荷を削減するために、可能な限
り経路情報をまとめる様にすることが望ましい。
【0047】BGPルータ20及びルータ25の各々
は、設定内容を受信すると(R04)、それをもって自
己の設定内容を更新する。
【0048】各ルータへの経路設定が完了すると、BG
P通信タスク50は、他自律システム間のIPパケット
中継の扱いに関するポリシー情報を参照して、他自律シ
ステム間のIPパケット中継を行うかどうかを決定する
(S09)。中継することが決定すると(S10で肯定
判断)、中継パケットの送信元になる他自律システムに
対応した形になるように、BGPルータ20から受信し
たBGP経路情報の内容を編集する(S11)。編集し
たBGP経路情報を他の自律システム2へ送信するため
に、BGPルータ20にBGP経路情報及びそのBGP
経路情報の送信指示を送信する(S12)。
【0049】BGPルータ20のBGP通信タスク50
は、上記送信指示を受信すると、当該送信指示に従って
BGP経路情報を他の自律システム2へ送信する(R0
5)。
【0050】以上の図5の処理により、サーバ10にて
自律システム1のポリシーに基づき他の自律システム2
からの経路情報を編集することができ、編集後の経路情
報をBGPルータ20によって他の自律システム2へ送
信させることができる。これにより、ルータのソフトウ
ェア機能に依存しないサーバ10による一元的なポリシ
ー制御を行うことができる。また、ポリシーを変更した
場合に、サーバ10の設定変更だけで済み、ポリシー運
用のコスト削減を図ることができる。また、複数のメー
カのルータを使用する場合のポリシー制御が容易であ
る。
【0051】[ポリシーの修正があった場合のBGP制
御タスク40の動作]次に、図6を用いてサーバ10で
ポリシーの修正があった場合の動作を説明する。サーバ
10において経路情報の受信待ち中(既にBGPルータ
20との接続を完了している状態)にポリシーの修正が
あったとき、図6の処理が実行開始される。
【0052】BGP制御タスク40は、各BGPルータ
20のBGP通信タスク50へ経路情報の再送を指示す
る(図6のSA)。一方のBGPルータ20のBGP通
信タスク50は、サーバ10から再送指示を受信すると
(RA)、当該指示に従い経路情報を送信する(R
B)。
【0053】そして、BGP制御タスク40は、BGP
ルータ20からの経路情報を受信すると(SB)、当該
経路情報と修正後のポリシー情報とを基に、自律システ
ム内のパケット転送経路を決定する(S06)。自律シ
ステム内のパケット転送経路が決まると、各ルータ(B
GPルータ20及びルータ25を両方含む)別の設定内
容を決定し(S07)、各ルータ別の設定内容をBGP
ルータ20及びルータ25の各々へ送信する(S0
8)。この時も、上記同様、各ルータの処理負荷を削減
するために、可能な限り経路情報をまとめる様にするこ
とが望ましい。
【0054】BGPルータ20及びルータ25の各々
は、設定内容を受信すると(R04)、それをもって自
己の設定内容を更新する。
【0055】各ルータへの経路設定が完了すると、BG
P通信タスク50は、修正後のポリシー情報を参照し
て、他自律システム間のIPパケット中継を行うかどう
かを決定する(S09)。中継することが決定すると
(S10で肯定判断)、中継パケットの送信元になる他
自律システムに対応した形になるように、BGPルータ
20から受信したBGP経路情報の内容を修正後のポリ
シー情報に基づいて編集する(S11)。編集したBG
P経路情報を他の自律システム2へ送信するために、B
GPルータ20にBGP経路情報及びそのBGP経路情
報の送信指示を送信する(S12)。
【0056】BGPルータ20のBGP通信タスク50
は、上記送信指示を受信すると、当該送信指示に従って
BGP経路情報を他の自律システム2へ送信する(R0
5)。
【0057】以上の図6の処理により、ポリシー情報に
修正があった場合でも、サーバ10のBGP制御タスク
40が修正後のポリシーに基づいて経路情報を編集し、
BGPルータ20のBGP通信タスク50が当該編集後
の経路情報を他の自律システムへ再送するため、ルータ
のソフトウェア機能に依存しないサーバ10による一元
的なポリシー制御を維持することができる。
【0058】また、従来、BGPではRFC1771に
規定されるように、BGPルータ20の相互間で、BG
Pプロトコルの制御に必要なアップデートメッセージを
交換していたが、上記のようにBGP制御タスク40を
サーバ10に移したことにより、サーバ10には本来届
かないはずの上記アップデートメッセージについてもサ
ーバ10で集中管理するため、BGPルータ20間で相
互に更新メッセージを送信しあう必要がなくなり、ポリ
シーの設定変更をより柔軟に行うことができる、という
有利な効果がある。
【0059】なお、サーバ10のBGP制御タスク40
は、BGPルータ20から特定のBGP経路の削除指示
が来た場合、以下のように動作する。即ち、他の自律シ
ステム2に対してBGP経路情報の削除を指示するため
に、各BGPルータ20へ経路情報の削除指示を送る。
その後、自律システム1内部のパケット転送経路を再決
定し、BGPルータ20及びルータ25に経路情報を送
信する。BGPルータ20及びルータ25の各々は、受
信した経路情報をもって現在の経路情報を更新すること
で、経路情報の再設定が完了する。
【0060】[BGPルータ20におけるBGP経路情
報の同一判断処理]次に、図7を用いてBGPルータ2
0におけるBGP経路情報の同一判断処理を説明する。
【0061】BGPルータ20は、サーバ10で編集さ
れたBGP経路情報を他の自律システム2へ送信すると
(R11)、当該送信されたBGP経路情報を出経路情
報メモリ52Bに記憶しておく(R12)。その後、サ
ーバ10からBGP経路情報とその送信指示とを受信す
ると、R13で肯定判断され、今回のBGP経路情報が
前回のもの(即ち、出経路情報メモリ52Bに記憶され
た経路情報)と同一であるか否かを判断する。
【0062】ここで、今回のBGP経路情報が前回のも
のと同一でなければ、その経路情報は送信する必要があ
るため、BGPルータ20は、当該今回のBGP経路情
報を他の自律システム2へ送信し(R15)、送信され
たBGP経路情報を出経路情報メモリ52Bに記憶する
(R16)。なお、前回のBGP経路情報は、もはや不
要なので、出経路情報メモリ52Bから消去する。
【0063】一方、R14で今回のBGP経路情報が前
回のものと同一であれば、その経路情報は送信する必要
がないと判断できるため、BGPルータ20は、当該今
回のBGP経路情報を廃棄し、他の自律システム2への
送信及び出経路情報メモリ52Bへの記憶を回避する
(R17)。
【0064】以上の図7の処理により、送信予定のBG
P経路情報が前回のBGP経路情報と同一である場合、
当該送信予定の経路情報の送信を回避するため、同一の
経路情報を何度も繰り返し送信するといった無駄な送信
処理を省くことができ、BGPルータ20における処理
負荷の軽減及びネットワークのトラヒック量の削減を図
ることができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
BGPの制御タスクをサーバに移したため、ルータのソ
フトウェア機能に依存しないポリシー制御を行うことが
できる。また、ポリシーを変更した場合に、サーバの設
定変更だけで済み、ポリシー運用のコスト削減を図るこ
とができる。また、複数のメーカのルータを使用する場
合のポリシー制御が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態に係る自律システムの構成図で
ある。
【図2】自律システムの内部構成図である。
【図3】BGP通信タスクの構成図である。
【図4】BGP制御タスクの構成図である。
【図5】本実施形態の第1の連携処理を示す流れ図であ
る。
【図6】本実施形態の第2の連携処理を示す流れ図であ
る。
【図7】本実施形態の第3の処理を示す流れ図である。
【図8】従来の自律システムの構成及び経路情報を示す
図である。
【図9】従来の自律システムでのルータ間の動作を示す
図である。
【図10】従来のBGPタスクの動作を示す図である。
【符号の説明】
1…自律システム、2…他の自律システム、10…サー
バ、20…BGPルータ、25…ルータ、30…BGP
スピーカ、40…BGP制御タスク、41…BGP経路
受信部、42…自律システム内経路決定部、43…ルー
タ別設定内容決定部、44…経路送信部、45…自律シ
ステム間中継決定部、46…他自律システム別経路情報
編集部、47…BGP経路送信部、48…ポリシー情
報、50…BGP通信タスク、51…サーバ接続部、5
2…他BGPスピーカ接続部、52A…入経路情報メモ
リ、52B…出経路情報メモリ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IPパケット網においてBGPに基づく
    独自のポリシーに基づいて他の自律システムとの間で経
    路情報を送受信する自律システムであって、 BGPタスクのうち他の自律システムと通信する機能を
    果たす1つ以上のルータと、 前記ルータとは独立して設けられ、BGPタスクのうち
    前記ポリシーに基づいて前記経路情報を編集する経路制
    御機能を果たすサーバと、 を含んで構成された自律システム。
  2. 【請求項2】 IPパケット網において他の自律システ
    ムとBGPに基づいて通信する機能を有する1つ以上の
    ルータと、前記ルータとは独立して設けられ当該ルータ
    を制御するサーバとを含んで構成された自律システムで
    あって、 前記ルータが、 他の自律システムからの経路情報を前記サーバへ送信す
    るとともに、前記サーバからの経路情報を他の自律シス
    テムへ送信する送信手段を備え、 前記サーバが、 自機が属する自律システムのポリシーに基づいて前記他
    の自律システムからの経路情報を編集する編集手段と、 編集後の経路情報を他の自律システムへ送信するよう前
    記ルータに指示する指示手段とを備えた、 ことを特徴とする自律システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバの編集手段が、前記ポリシー
    に修正があった場合、修正後のポリシーに基づいて前記
    経路情報を編集し、前記サーバの指示手段が、当該編集
    後の経路情報を他の自律システムへ再送するよう指示
    し、前記ルータの送信手段が、 前記サーバからの再送指示に基づいて編集後の経路情報
    を他の自律システムへ再送する、 ことを特徴とする請求項2記載の自律システム。
  4. 【請求項4】 前記ルータが、 前記送信手段により他の自律システムへ送信された経路
    情報を記憶する経路情報記憶手段と、 経路情報を送信する前に、送信予定の経路情報が前記記
    憶された前回の経路情報と同一か否かを判断する同一判
    断手段と、 送信予定の経路情報が前回の経路情報と同一である場
    合、当該送信予定の経路情報の送信を回避する送信回避
    手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載
    の自律システム。
  5. 【請求項5】 IPパケット網において他の自律システ
    ムとBGPに基づいて通信する機能を有する1つ以上の
    ルータと、前記ルータとは独立して設けられ当該ルータ
    を制御するサーバとを含んで構成された自律システムに
    おける通信制御方法であって、 前記ルータが、他の自律システムからの経路情報を前記
    サーバへ送信する第1の送信工程と、 前記サーバが、自機が属する自律システムのポリシーに
    基づいて前記他の自律システムからの経路情報を編集す
    る編集工程と、 前記サーバが、編集後の経路情報を他の自律システムへ
    送信するよう前記ルータに指示する指示工程と、 前記ルータが、前記指示に基づいて編集後の経路情報を
    他の自律システムへ送信する第2の送信工程と、 を有する通信制御方法。
  6. 【請求項6】 前記ポリシーに修正があった場合、前記
    編集工程では、前記サーバが修正後のポリシーに基づい
    て前記経路情報を編集し、前記指示工程では、前記サー
    バが編集後の経路情報を他の自律システムへ再送するよ
    う指示し、前記第2の送信工程では、前記ルータが、前
    記サーバからの再送指示に基づいて編集後の経路情報を
    他の自律システムへ再送する、 ことを特徴とする請求項5記載の通信制御方法。
  7. 【請求項7】 前記ルータが、他の自律システムへ送信
    された経路情報を記憶する経路情報記憶工程と、 経路情報を送信する前に、送信予定の経路情報が前記記
    憶された前回の経路情報と同一か否かを判断する同一判
    断工程と、 送信予定の経路情報が前回の経路情報と同一である場
    合、当該送信予定の経路情報の送信を回避する送信回避
    工程と、 をさらに有することを特徴とする請求項5又は6に記載
    の通信制御方法。
  8. 【請求項8】 IPパケット網において他の自律システ
    ムとBGPに基づいて通信する機能を有する1つ以上の
    ルータ、とともに自律システムを構成し、前記ルータと
    は独立して設けられ当該ルータを制御するサーバであっ
    て、 自機が属する自律システムのポリシーに基づいて前記他
    の自律システムからの経路情報を編集する編集手段と、 編集後の経路情報を他の自律システムへ送信するよう前
    記ルータに指示する指示手段と、 を備えたサーバ。
  9. 【請求項9】 前記編集手段が、前記ポリシーに修正が
    あった場合、修正後のポリシーに基づいて前記経路情報
    を編集し、前記指示手段が、当該編集後の経路情報を他
    の自律システムへ再送するよう指示する、 ことを特徴とする請求項8記載のサーバ。
  10. 【請求項10】 IPパケット網における自律システム
    内のBGPに基づく制御タスクを司るサーバ、とともに
    当該自律システムを構成し、他の自律システムとBGP
    に基づいて通信する機能を有するルータであって、 他の自律システムからの経路情報を前記サーバに送信す
    るとともに、前記サーバが当該自律システムのポリシー
    に基づいて編集した編集後の経路情報を、当該サーバか
    らの送信指示に基づいて、他の自律システムへ送信する
    送信手段を備えたルータ。
  11. 【請求項11】 前記送信手段により他の自律システム
    へ送信された経路情報を記憶する経路情報記憶手段と、 経路情報を送信する前に、送信予定の経路情報が前記記
    憶された前回の経路情報と同一か否かを判断する同一判
    断手段と、 送信予定の経路情報が前回の経路情報と同一である場
    合、当該送信予定の経路情報の送信を回避する送信回避
    手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項10記載のルー
    タ。
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