JP3699036B2 - Atmセル伝送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はATMセル伝送システムに係り、特に音声データ等の通信データをATMセル化してATM網に送出するATMセル伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ATM(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)網の発展と共に、たとえば既存の電話回線のみを使用した音声帯域の通信だけでなく、通信経路の一部にATM網を使用した通信が広く行われるようになっている。
【0003】
図7は、従来のボイス・オーバ・ATM(VoATM:Voice over Asynchronous Transfer Mode)を用いたATMセル伝送システムを示したものである。このATMセル伝送システム100で、複数の電話機1011〜101N1を収容したIAD(Integrated Access Device)102からなる発呼側装置1031は、それぞれの通信データを電話機101ごとに単位時間ごとに区切ってATMセル化し、更にこれらの通信データの幾つかを多重化してxDSL(Any variety of Digital Subscriber Line, e.g. ADSL or SDSL)1041に送出するようになっている。ここでIAD102は、LES(Loop Emulation Service)で規定されるCP−IWF(Customer Premises Interworking Function)の機能を具備し、xDSLインタフェースでDSLAM(Digital Subscriber Line Access Multiplexer)105に接続するようになっている。xDSL1041は、ツイストペアケーブルを用いて高速通信を実現する技術の総称をいう。下り方向の転送速度を高速化したADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)がその代表的なものである。
【0004】
この図では発呼側装置1031についてその構成を具体的に示している。実際には、M台(Mは2以上の整数)の発呼側装置1031〜103Mがそれぞれ多重化したATMセルを対応するxDSL1041〜104Mに送出するようになっている。
【0005】
複数本のxDSL1041〜104Mは、DSLAM105に共通接続されている。ここでDSLAM105は、複数本のxDSL1041〜104Mを束ね、ルータなどの通信機器と接続して高速・大容量の基幹回線(バックボーン)への橋渡しを行う集線装置である。DSLAM105はATMインタフェースを有しており、ATM網106に接続されている。
【0006】
M台の発呼側装置1031〜103MからそれぞれATM網106を介して送出される多重化されたATMセルは、異種のプロトコルを接続するための変換を行うMG(Media Gateway)107に送信される。すなわち、IAD102は電話機101の呼処理信号をLES規定により変換し、DSLAM105およびATM網106を介してMG107に送信する。MG107はLESで規定される呼処理信号を交換機インタフェースに変換する。MG107は、ATMフォーラムで規定される“Loop Emulation Service Using AAL2(LES)”のCO−IWF(Central Office Interworking Function)に準拠した機能を具備しており、ATM網106および交換機108に接続されている。MG107では、それぞれの発呼側装置1031〜103Mから送り出されたATMセル化された通信データが、個々の電話機101から送出された元の通信データに戻され、交換機108を介して図示しない公衆回線網に送出されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このようなATMセル伝送システム100では、MG107がM台の発呼側装置1031〜103Mにそれぞれ対応して1本ずつ接続されたxDSL1041〜104Mの帯域幅を予め設定していた。そして、これに沿ってそれぞれの発呼側装置1031〜103Mが同時に通信データをATMセル化して送出することのできる回線数、すなわち1つの発呼側装置103が同時に通話可能な回線数を帯域幅との関係で決定していた。
【0008】
ところが、実際にそれぞれのxDSL1041〜104Mの帯域幅は、ノイズ等の影響によって変動する。したがって、実際の帯域幅が設定した値よりも狭い場合には、これらの区間での回線品質が十分確保されないという問題がある。また、反対に実際の通話帯域が設定した値よりも広い場合には、通話可能な回線数が、予め設定した帯域幅によって制限されてしまうという問題がある。
【0009】
一方、特開平11−88362号公報あるいは特開2000−196599号公報では輻輳の程度に応じて帯域の変更を行うようにしていた。しかしながら、これらの手法では個々の回線の帯域幅の変化を的確に捉えることができず、これらの回線についての品質が必ずしも保証されないという問題があった。
【0010】
そこで本発明の目的は、実際の回線の帯域幅に応じて回線品質の保証された回線を最大限設定することのできるATMセル伝送システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、(イ)複数台の通信端末と、同時に通信することのできる最大通信端末数以内であるか否かによってその回線に対する帯域の割り当ての可否を判別する帯域割当可否判別手段と、この帯域割当可否判別手段が帯域の割り当てを可とした通信端末の出力する通信データをそれぞれ時間軸上で所定単位に分割してATMセル化するATMセル化手段と、このATMセル化手段によってATMセルとしたそれぞれの通信端末のATMセルを多重化する多重化手段と、多重化されたATMセルを、回線品質が時間的に変動する可能性のある所定の回線を経由してATM網に送出するATMセル送出手段と、このATMセル送出手段で送出する前記した所定の回線の帯域幅を示す帯域幅データを生成する帯域幅データ生成手段とを備えた1または複数の発呼側装置と、(ロ)ATM網から送られてきたそれぞれの発呼側装置の多重化されたATMセルを通信端末ごとの送出したATMセルに分離する分離手段と、この分離手段で分離されたATMセルから通信端末ごとに元の通信データを復号する復号手段と、発呼側装置ごとに収容されている通信端末の数を記憶する通信端末数記憶手段と、発呼側装置のいずれかが起動するたびにその起動した発呼側装置から送られてくるその発呼側装置とATM網の間に位置する前記した所定の回線の帯域幅を示す帯域幅データを発呼側装置から取得する帯域幅データ取得手段と、この帯域幅データ取得手段の取得した帯域幅データと起動した発呼側装置に収容する通話回線数とを使用して、最適な音声符号化則を選択する音声符号化則選択手段と、帯域幅データ取得手段の取得した帯域幅データと、通信端末の数および音声符号化則選択手段の選択した音声符号化則に対応するビットレートの積との数値の大小関係に基づいて起動した発呼側装置の採用する通信形態を決定する通信形態決定手段と、この通信形態決定手段の決定した通信形態をその起動した発呼側装置に通知する通知手段とを備えた受信側装置とをATMセル伝送システムに具備させる。
【0012】
すなわち請求項1記載の発明では、1または複数の発呼側装置から回線品質が時間的に変動する可能性のある所定の回線を経由してATM網を経由して受信側装置にATMセルを送出するとき、発呼側装置内の電話機、ファクシミリ等の複数台の通信端末のいずれかが同時に通信することのできる最大通信端末数以内であるか否かによってその回線に対する帯域の割り当ての可否を判別する帯域割当可否判別手段を設けておく。また、この発呼側装置にはATMセル送出手段で送出する前記した所定の回線の帯域幅を示す帯域幅データを生成する帯域幅データ生成手段が備えられている。帯域幅データ生成手段はその時々の前記した所定の回線の帯域幅を示す帯域幅データを生成するので、通信形態決定手段がこの帯域幅データと、通信端末の数および音声符号化則選択手段の選択した音声符号化則に対応するビットレートの積との数値の大小関係に基づいて起動した発呼側装置の採用する通信形態を決定するようにしている。
【0015】
請求項2記載の発明では、請求項1記載のATMセル伝送システムで、受信側装置は、それぞれの通信端末から送られてきた復号後の通信データを交換機を介して他の通信網に送出することを特徴としている。
【0016】
すなわち請求項2記載の発明では、交換機を介して他の通信網、例えばPSTN(公衆交換電話網)の相手側端末に送られることになる。
【0017】
請求項3記載の発明では、請求項1記載のATMセル伝送システムで、通信形態のうちの1つはビットレートであることを特徴としている。
【0018】
すなわち請求項3記載の発明では、ビットレートを変えることで同じ帯域幅に対して帯域の割り当ての行われる通信端末の数を決定し、発呼側装置に通知することにしている。
【0019】
請求項4記載の発明では、請求項1記載のATMセル伝送システムで、通信形態のうちの1つは符号化の種類であることを特徴としている。
【0020】
すなわち請求項4記載の発明では、符号化の種類を変えることで同じ帯域幅に対して帯域の割り当ての行われる通信端末の数を決定し、発呼側装置に通知することにしている。
【0021】
請求項5記載の発明では、請求項1記載のATMセル伝送システムで、前記した所定の回線はxDSLによる電話回線であることを特徴としている。
【0022】
すなわち請求項5記載の発明では、回線品質が時間的に変動する可能性のある所定の回線の例としてADSL等のxDSLによる電話回線である場合を示している。
【0023】
請求項6記載の発明では、請求項1記載のATMセル伝送システムで、前記した所定の回線は無線回線であることを特徴としている。
【0024】
すなわち請求項6記載の発明では、回線品質が時間的に変動する可能性のある所定の回線の例として無線回線である場合を示している。
【0025】
【発明の実施の形態】
【0026】
【実施例】
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0027】
図1は本発明の一実施例におけるATMセル伝送システムの概要を表わしたものである。このATMセル伝送システム200は、第1〜第Mの発呼側装置2011〜201Mを備えており、これらの出力側に1本ずつ対応して配置されたxDSL2021〜202Mは、DSLAM(Digital Subscriber Line Access Multiplexer)203に共通接続されている。ここでxDSL2021〜202Mは、ツイストペアケーブルを用いて高速通信を実現する技術の総称をいう。下り方向の転送速度を高速化したADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)がその代表的なものである。xDSL2021〜202Mは最も広い意味では、銅線に限るものではなく、電話線を使って、電話で使用している周波数以外を使用するものということができる。DSLAM203は、複数本のxDSL2021〜202Mを束ね、ルータなどの通信機器と接続して高速・大容量の基幹回線(バックボーン)への橋渡しを行う集線装置である。DSLAM203はATMインタフェースを有しており、ATM網204に接続されている。
【0028】
MG206は、ATMフォーラムで規定される“Loop Emulation Service Using AAL2(LES)”のCO−IWF(Central Office Interworking Function)に準拠した機能を具備しており、ATM網204および交換機207に接続され、これらのインタフェースとしての役割を有している。そして、IAD2121〜212Mに収容されるそれぞれの電話機211と交換機207間でxDSL2021およびATM網204を介して呼制御を行うようになっている。また、MG206では、それぞれの発呼側装置2011〜201Mから送り出されたATMセル化された通信データが、元の通信データに戻され、交換機207を介して図示しない公衆回線網に送出されることになる。
【0029】
第1〜第Mの発呼側装置2011〜201Mは、内部に収容されている電話機2111〜211N1の数の相違による対応する回路部品の数に違いが生じるものの、回路的には同一の構成となっている。そこで、第1の発呼側装置2011のみを具体的に示すことにする。
【0030】
第1の発呼側装置2011は、第1〜第Nの電話機2111〜211N1と、これらを収容するIAD(Integrated Access Device)2121で構成されている。IAD2121は、第1〜第Nの電話機2111〜211N1に対応して配置され、それぞれの音声帯域のデータ(以下、音声データと略称する。)を入出力する第1〜第NのLC(Line Card)2141〜214N1と、これらとATMCNV(ATM CoNVerter)215の間に配置されたスイッチ(SW)2161と、ATMCNV215と接続されxDSLインタフェース終端機能を有するDSLIF(Digital Subscriber Line InterFace)217と、全体の処理を行うIADC(IAD Controler)218とを備えている。
【0031】
ここで、LC(Line Card)2141〜214N1は、加入者回線を収容するカードであり、レイヤ1を終端している部分である。IAD2121は、ATMフォーラム(Forum)で規定される“Loop Emulation Service Using AAL2(LES)”上のCP−IWF(Customer Premises Interworking Function)に準拠した機能を具備している。そして、DSLIF217からxDSL202 1 の区間におけるリンクスピード情報(帯域幅データ)をIAD2121側で独自に収集すると共に、この収集したリンクスピード情報をIAD2121の立ち上がった時点でMG206内のMGC(Media Gateway Controler)221に伝えるようになっている。後者のリンクスピード情報をMGC221に伝達する手順として、本実施例ではATMフォーラム(Forum)で規定される“Loop Emulation Service Using AAL2(LES)“上のCCS(Common Channel Signaling)を用いる。ATMCNV215は、ATMセル化されたBチャネルおよびDチャネルをTDM(Time Division Multiplex)側に流す部分である。
【0032】
IAD2121内の第1〜第NのLC2141〜214N1は、電話機2111〜211N1の対応するものと接続し加入者回路終端機能を有している。スイッチ2161は、時分割スイッチ機能を有しており、音声をATMCNV215と第1〜第NのLC2141〜214N1間で伝達させるようになっている。
【0033】
ATMCNV215は、電話機2111〜211N1のうちの所定のものをスイッチ2161を介して接続し、LES(Loop Emulation Service)で規定される変換則に沿ってTDM信号とATM信号の間の信号変換を行うようになっている。DSLIF217は、ATMCNV215と接続しxDSLインタフェース終端機能を有している。
【0034】
IADC218は、図示しないCPU(中央処理装置)およびプログラムを格納した記憶媒体等から構成されており、第1〜第NのLC2141〜214N1、スイッチ2161、ATMCNV215およびDSLIF217と接続している。そして、第1〜第NのLC2141〜214N1のうちの所定のものから呼処理信号を受信し、LESで規定されるPSTN(Public Switched Telephone Network:公衆交換電話網)プロトコル、またはISDN(Integrated Services Digital Network:総合ディジタル通信網)プロトコルに変換し、ATMCNV215を介してMGC221と通信する呼処理機能を有している。
【0035】
本実施例ではIADC218が前記したリンクスピード情報(帯域幅データ)の収集と、収集したリンクスピード情報をMGC221に伝える処理を行うようになっている。
【0036】
MG206は、前記したMGC221と接続されたATMIF(ATM InterFace)222、TDMCNV(TDM CoNVerter)223、スイッチ224およびEXIF(EXternal InterFace)225を備えている。ここで、ATMIF222はATM網204と接続され、インタフェースとしての役割を備えている。TDMCNV223は、ATMIF222と接続され、LESで規定される変換則に従ってATM信号とTDM信号を変換する処理を行うようになっている。スイッチ224は、TDMCNV223と接続しており、時分割スイッチとしての処理を行うようになっている。そして、音声帯域のデータとしての音声データをTDMCNV223とEXIF225の間でスイッチングすることで伝達するようになっている。EXIF225は交換機インタフェース機能を備えている。
【0037】
MGC221は、ATMIF222が受信するIAD2121からのLESで規定されるアナログ呼処理信号あるいはISDN呼処理信号を、交換機インタフェースの呼処理信号に変換する処理を行うようになっている。
【0038】
ところで、このMGC221とIADC218の間では、呼処理信号を運ぶためにLES規定のCCS(Common Channel Signaling)を用いている。本実施例では、MGC221が、IADC218との間でCCSレイヤ2リンクが確立した後に、IADC218が収集したxDSL202の区間におけるリンクスピード情報を収集する。そして、IADC218から収集したリンクスピード情報と、MG206側に記憶されているIAD2121に収容する通話回線数とを使用して、最適な音声符号化則を選択する。そして、選択した音声符号化則をTDMCNV223に設定するようになっている。
【0039】
更にMGC221は、xDSL2021の区間でのリンクスピードがIAD2121内に適用できる音声符号化ビットレートの総和に満たないような場合には、最低限度のビットレートで適用できる回線以外を閉塞する処理も行うようになっている。このために、ISDN回線の場合には使用可能な回線にのみにISDNのDチャネル用のAAL2チャネルをアサインするようになっている。また、アナログ回線の場合には、使用可能な回線のみ閉塞を解除するようになっている。本実施例ではISDN回線を例にとって説明を行う。
【0040】
以上説明したように本実施例のATMセル伝送システムでは、第1〜第Mの発呼側装置2011〜201Mが、それぞれ対応するxDSL2021〜202Mについてのリンクスピードを判別し、これをMG206側に通知するようになっている。MG206では、第1〜第Mの発呼側装置2011〜201Mのそれぞれについての収容回線数を把握しており、これとリンクスピードとの関係から最適な音声符号化則を選択するようになっている。また、MG206は適用できる回線以外を閉塞する処理も行うようになっている。
【0041】
図2は、最適な音声符号化則の選択の動作および回線の閉塞を説明するためのものである。ここではISDN回線を例にとって説明する。まず、図1に示した第1の発呼側装置2011内のIADC218は、その立ち上がり(リセット)が行われると、DSLレイヤ1リンク確立動作をDSLIF217に指示する(ステップS301)。
【0042】
この指示によってDSLレイヤ1リンクが確立すると、IADC218はDSLIF217からリンクスピード情報の読み出しを行う。このためにIAD2121はxDSL2021の区間におけるリンクスピード情報の収集を行っており、これをDSLIF217に記憶している(ステップS302)。
【0043】
IADC218はレイヤ1が確立すると、「Data Link Sublayer of LAPV5(LAPV5−DL)」メッセージを編集して、ATMCNV215、DSLIF217、DSLAM203、ATM網204、ATMIF222およびTDMCNV223を経て、MGC221との間でリンク確立動作を行う。このようにしてCCSレイヤ2リンクが確立する(ステップS303)。
【0044】
CCSレイヤ2リンクが確立すると、MG206側はIAD2121に対して、xDSL2021の区間でのリンクスピード情報の通知を要求する(ステップS304)。すなわちMGC221は、リンクスピード情報をIADC218から読み出すために、リンクスピード要求メッセージを編集し、これをIADC218に送信する。このリンクスピード要求メッセージとしては、ITU−T(International Telecommunications Union, Telecommunications sector)G964で規定される「COMMON CTL」プロトコルの「Request variant and interfaceID」メッセージを編集して送出する。
【0045】
このようにしてIAD2121にリンクスピード要求メッセージが送られてくると、IADC218は、ステップS302で読み出したリンクスピード情報を適当な変数(variant値)にマッピングし、「variant and interfaceID」メッセージを編集して、MGC221に送信する(ステップS305)。MGC221は、これを基にして、第1の発呼側装置2011についての符号化則を選択する(ステップS306)。すなわちMGC221は、IADC218から送られてきた変数とIAD2121に登録されている収容回線数から、音声符号化則を選択し、MGC221からTDMCNV223へ音声符号化則を設定する。
【0046】
図3は、MGCが行う音声符号化則の選択処理の流れを表わしたものである。図1に示したMGC221はIADC218と同様に図示しないCPU(中央処理装置)を備えており、図示しないROM(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)等の記憶媒体に格納されたプログラムを処理することで、このような処理を実現するようになっている。
【0047】
まずMGC221は、すでに説明したようにしてIAD2121から電話回線の帯域幅を示す帯域幅データとしてのリンクスピード情報を取得する。そしてこれをリンクスピードLとして前記したRAMに格納する(ステップS321)。次にMGC221は音声符号化則の選択を行おうとする発呼側装置201(この例では第1の発呼側装置2011)について予めMG206側に入力しておいた収容回線の数すなわち電話機2111〜211N1の数を取得し、これを収容回線数Qとして前記したRAMに格納する(ステップS322)。この後、MGC221はこれに応じて音声符号化則を選択する。
【0048】
図4は、本実施例で選択する音声符号化則とその選択基準を示したテーブルの内容を表わしたものである。このテーブルは、MG206内の前記したROM等の記憶媒体内に予め格納されている。ここで、数値Lは変数としてのリンクスピードであり、数値Qは選択を行おうとするIAD212の電話機211についての収容回線数である。また、値SはPCM(Pulse Code Modulation:パルス符号変調)音声符号化則ビットレートであり、値AはADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation:適応型差分パルス符号変調)音声符号化則ビットレートである。更に、値Kは換算係数である。
【0049】
図3に戻って説明を続ける。音声符号化則の選択では、まず、リンクスピードLが、収容回線数Qと、PCM音声符号化則ビットレートSと、所定の換算係数Kの積よりも大きいかどうかを判別する(ステップS323)。大きい場合には(Y)、電話機2111〜211N1がすべて同時に使用されたとしても、数帯域幅に不足が生じない。そこで、この場合には収容回線すべてに音声符号化則として通常のPCM方式を選択することになる(ステップS324)。そして、ISDNのDチャネルのアロケーションを実施することになる(ステップS325)。
【0050】
一方、ステップS323でリンクスピードLが、収容回線数Qと、PCM音声符号化則ビットレートSと、所定の換算係数Kの積以下であった場合には(N)、リンクスピードLが、収容回線数Qと、ADPCM音声符号化則ビットレートAと、所定の換算係数Kの積よりも大きいかどうかを判別する(ステップS326)。大きい場合には(Y)、前回AD変換したデータとの差分を記録して、デジタルデータの量を減らすデジタル音声記録方式としてのADPCM音声符号化則であれば、全回線についての通信が可能になる。そこでこの場合には電話機2111〜211N1についての全回線についてADPCMを選択する(ステップS327)。そして、ISDNのDチャネルのアロケーションを実施することになる(ステップS325)。
【0051】
一方、ステップS326でリンクスピードLが、収容回線数Qと、ADPCM音声符号化則ビットレートAと、所定の換算係数Kの積以下であると判別された場合には(N)、帯域幅に余裕がないので、電話機2111〜211N1のすべてを同時には使用できないことになる。そこで、次の(1)式に表わされた数の回線についてのみDチャネルのアロケーションを実施する(ステップS328)。
((Q×A×K)−L)/A …… (1)
残りの回線についてはDチャネルのアロケーションを実施しない。すなわち、これらの回線については閉塞状態となることになる。
【0052】
図5は、一例として第1の発呼側装置の電話機とそれぞれの回線を具体的に表わしたものである。第1〜第8の電話機2111〜2118は、それぞれ対応する第1〜第8の回線2311〜2318を介してIAD2121に接続されている。このような第1の発呼側装置2011で第1の回線2311から第8の回線2318に順次回線の接続が行われようとする場合を考える。前提として、xDSL2021の区間でのリンクスピードLが、収容回線数Qと、ADPCM音声符号化則ビットレートAと、所定の換算係数Kの積よりも小さいものとし、最大で3回線分の帯域幅となっているものとする。
【0053】
図6は、この例の場合のMGCによる第1〜第8の電話機についての帯域割り当ての制御の様子を表わしたものである。まずMGC221は図3のステップS326で判別処理を行って、この結果、Dチャネルの割り当てとしてのアロケーション(Dch allocation)を行う回線数が決定し、回線ごとにアロケーションをIAD212に通知する。このとき、IAD212は、完了通知(allocation comp)を送信する。アロケーションを通知しなかった回線(第4の回線以降)は、通信不可となる。
【0054】
図2に再び戻って説明を続ける。ステップS306で符号化則を選択し、MGC221からTDMCNV223へこれを設定したら、MGC221は使用通話回線に対してLESで規定されている「Bearer Channel Connection(BCC)」プロトコルのアロケーション(allocation)メッセージをIADC218へ送信する。これにより、ISDNのDチャネルが確保される。このとき、MGC221がIADC218から読み出したリンクスピードLに対応する通話帯域が、IAD2121に登録されている収容通話回線すべてにADPCM音声符号化則を適用した場合の通話帯域より小さい場合(図3ステップS326:N)、図6で説明したようにリンクスピードLに対応する通話帯域内で使用できる回線に対してのみアロケーションメッセージを送信して、通話可能帯域以上のトラヒックが掛からないようにしている(図2ステップS307)。
【0055】
電話機211間の通話パスは、ISDNによる電話機211と交換機207間で送受信されるITU−T Q931に基づく呼設定手順およびIADC218とMGC221の間で送受信されるBCCプロトコル(Bearer Channel Connection Protocol)による音声チャネルの確保手順により確立される(ステップS308)。
【0056】
交換機207からEXIF225およびスイッチ224を経て、TDMCNV223で受信される音声信号は、ステップS309で示すように、MGC221からTDMCNV223へ設定された音声符号化則に基づきAAL2フレームに変換されて、ATMIF222、ATM網204およびDSLAM203を経てIAD212へ送られる。
【0057】
IAD212では、MG206でAAL2フレームに変換された音声信号がDSLIF217でメディア変換された後、ATMCNV215で受信され、TDM信号に変換される。TDM信号に変換された音声は、スイッチ216、第1〜第NのLC2141〜214N1のうちの対応するものを経て、電話機2111〜211N1のうちの対応するものへ送信されることになる。
【0058】
一方、ステップS310で示すように、電話機2111〜211N1のうちの所定のものから交換機207へ向けて出力される音声は、以上説明した交換機207から電話機2111〜211N1の経路の逆をたどることになる。ただし、IAD2121内でTDM信号からAAL2フレームへ変換される際の音声符号化則は、MG206からIAD212へ送られてくるAAL2フレームフォーマットを参照して、これと同一の符号化則にATMCNV215内で合わせられる。
【0059】
以上説明した実施例ではIAD212とDSLAM203の間にxDSLが配置された場合を説明したが、これに限るものではない。すなわち、この区間は時間によって品質が変化する媒体であればよい。例えば無線であってもよい。
【0060】
また、実施例では適用する音声符号化則がPCMとADPCMである場合を示したが、他の低ビットレートに音声符号化則を同様に適用することが可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1〜請求項6記載の発明によれば、1または複数の発呼側装置から回線品質が時間的に変動する可能性のある所定の回線を経由してATM網を経由して受信側装置にATMセルを送出するとき、発呼側装置にはATMセル送出手段で送出する前記した所定の回線の帯域幅を示す帯域幅データを生成する帯域幅データ生成手段が備えられており、ATMセルを受信する受信側装置は発呼側装置から前記した所定の回線の状況に応じた帯域幅データを取得するので、通信形態決定手段がこの帯域幅データと、通信端末の数および音声符号化則選択手段の選択した音声符号化則に対応するビットレートの積との数値の大小関係に基づいて起動した発呼側装置の採用する通信形態を決定することが可能になる。
【0063】
また、請求項3記載の発明では、ビットレートを変えることで同じ帯域幅に対して帯域の割り当ての行われる通信端末の数を決定し、通信品質の確保される最低限のビットレートに低下させても通信可能な回線数を確保できないときには帯域再割当手段で通信の行われる回線数を現在の帯域幅に応じて減少させるので、常に回線品質を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるATMセル伝送システムの概要を表わしたシステム構成図である。
【図2】本実施例で最適な音声符号化則の選択および回線の閉塞を示した説明図である。
【図3】本実施例でMGCが行う音声符号化則の選択処理の流れを表わした流れ図である。
【図4】本実施例で選択する音声符号化則とその選択基準を示したテーブルの内容を表わした説明図である。
【図5】本実施例で一例として第1の発呼側装置の電話機とそれぞれの回線を具体的に表わしたブロック図である。
【図6】本実施例でMGCによる各電話機についての呼の設定の制御の様子を表わした説明図である。
【図7】従来のボイス・オーバ・ATMを用いたATMセル伝送システムを示したシステム構成図である。
【符号の説明】
200 ATMセル伝送システム
201 発呼側装置
202 xDSL
203 DSLAM
204 ATM網
206 MG
207 交換機
211 電話機
212 IAD
214 LC
216、224 スイッチ
217 DSLIF
218 IADC
221 MGC
222 ATMIF
223 TDMCNV
225 EXIF

Claims (6)

  1. 複数台の通信端末と、同時に通信することのできる最大通信端末数以内であるか否かによってその回線に対する帯域の割り当ての可否を判別する帯域割当可否判別手段と、この帯域割当可否判別手段が帯域の割り当てを可とした通信端末の出力する通信データをそれぞれ時間軸上で所定単位に分割してATMセル化するATMセル化手段と、このATMセル化手段によってATMセルとしたそれぞれの通信端末のATMセルを多重化する多重化手段と、多重化されたATMセルを、回線品質が時間的に変動する可能性のある所定の回線を経由してATM網に送出するATMセル送出手段と、このATMセル送出手段で送出する前記した所定の回線の帯域幅を示す帯域幅データを作成する帯域幅データ生成手段とを備えた1または複数の発呼側装置と、
    前記ATM網から送られてきたそれぞれの発呼側装置の多重化されたATMセルを前記通信端末ごとの送出したATMセルに分離する分離手段と、この分離手段で分離されたATMセルから通信端末ごとに元の通信データを復号する復号手段と、前記発呼側装置ごとに収容されている通信端末の数を記憶する通信端末数記憶手段と、前記発呼側装置のいずれかが起動するたびにその起動した発呼側装置から送られてくるその発呼側装置とATM網の間に位置する前記所定の回線の帯域幅を示す帯域幅データを前記発呼側装置から取得する帯域幅データ取得手段と、この帯域幅データ取得手段の取得した帯域幅データと前記起動した発呼側装置に収容する通話回線数とを使用して、最適な音声符号化則を選択する音声符号化則選択手段と、前記帯域幅データ取得手段の取得した帯域幅データと、前記通信端末の数および前記音声符号化則選択手段の選択した音声符号化則に対応するビットレートの積との数値の大小関係に基づいて前記起動した発呼側装置の採用する通信形態を決定する通信形態決定手段と、この通信形態決定手段の決定した通信形態をその起動した発呼側装置に通知する通知手段とを備えた受信側装置
    とを具備することを特徴とするATMセル伝送システム。
  2. 前記受信側装置は、それぞれの通信端末から送られてきた復号後の通信データを交換機を介して他の通信網に送出することを特徴とする請求項1記載のATMセル伝送システム。
  3. 前記通信形態のうちの1つはビットレートであり、最低限のビットレートに低下させても通信可能な回線数を確保できないときには通信の行われる回線数を現在の帯域幅に応じて減少させる帯域再割当手段を具備することを特徴とする請求項1記載のATMセル伝送システム。
  4. 前記通信形態のうちの1つは符号化の種類であることを特徴とする請求項1記載のATMセル伝送システム。
  5. 前記所定の回線はxDSLによる電話回線であることを特徴とする請求項1記載のATMセル伝送システム。
  6. 前記所定の回線は無線回線であることを特徴とする請求項1記載のATMセル伝送システム。
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