JP3694516B2 - 文字列表示システム、文字列表示方法及びプログラム - Google Patents

文字列表示システム、文字列表示方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、文字列表示システム、文字列表示方法及びプログラムに関し、特に文字列の表示時間を制御する技術に関する。
コンピュータにおいて文字列を表示することが、HMI(Human Machine Interface)のひとつとして多用されている。こうした文字列を表示するシステムにおいては、文字列を一定時間表示した後、コンピュータの画面上から消去するという構成となっていることも多い。
こうした文字列表示システムでは、文字列の内容によってその表示時間が変更されることはなく、予め定められた表示時間にわたって表示されていたので、読む人によっては、読み終わる前に消えてしまったり、逆に表示時間が長すぎて退屈するといった問題点があった。
この点、特許文献1には、表示するメッセージ文字列に基づいて決定された表示時間にわたり、該文字列を表示することに関する発明が開示されている。
特開2003−144758号公報
しかしながら、文章中には、連続する複数の文字が一塊になって特定の意味を持つ文字列(熟語、固有名詞等)がある。このような文字列を人が読む速度というのは、助詞や形容詞などを読む場合に比べ異なる。それにもかかわらず、従来は、このような事情を考慮して表示時間を決定していなかったので、必ずしも人の読む速度に適した表示時間とはならないことがあった。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、表示される文字列において連続する複数の文字の文字種に応じて表示時間を決定することで、人の読む速度に適した表示時間の決定を行うことのできる文字列表示システム、文字列表示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る文字列表示システムは、1文字以上の文字から構成される文字列を取得する文字列取得手段と、前記文字列に含まれる各文字が、所定の文字種であるか否かを判断する判断手段と、前記文字列において連続する複数の文字に係る前記判断手段の判断結果に応じて前記文字列の表示時間を決定する表示時間決定手段と、前記表示時間決定手段により決定される前記表示時間にわたり、前記文字列を表示する文字列表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、前記文字列において連続する複数の文字の文字種に応じて表示時間を決定することができ、人の読む速度に適した文字列の表示時間の決定が可能になる。
なお、前記表示時間決定手段は、前記所定の文字種の前記文字列における連続数に応じて前記文字列の表示時間を決定することとしてもよい。
また、サーバコンピュータと、該サーバコンピュータと通信接続されたクライアントコンピュータとを含む文字列表示システムであって、前記サーバコンピュータは、1文字以上の文字から構成される文字列を取得する文字列取得手段と、前記文字列に含まれる各文字が、所定の文字種であるか否かを判断する判断手段と、前記文字列において連続する複数の文字に係る前記判断手段の判断結果に応じて前記文字列の表示時間を決定する表示時間決定手段と、前記文字列と前記表示時間とをクライアントコンピュータに送信する送信手段と、を有し、前記クライアントコンピュータは、前記サーバコンピュータが送信した前記文字列と前記表示時間とを受信する受信手段と、前記表示時間決定手段により決定される前記表示時間にわたり、前記文字列を表示する文字列表示手段と、を有することとしてもよい。
また、本発明に係る方法は、プログラムされたコンピュータによって文字列を表示する文字列表示方法において、文字列取得手段が、1文字以上の文字から構成される文字列を取得するステップと、判断手段が、前記文字列に含まれる各文字が、所定の文字種であるか否かを判断するステップと、表示時間決定手段が、前記文字列において連続する複数の文字に係る前記判断手段の判断結果に応じて前記文字列の表示時間を決定するステップと、文字列表示手段が、前記表示時間決定手段により決定される前記表示時間にわたり、前記文字列を表示するステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、1文字以上の文字から構成される文字列を取得する文字列取得手段と、前記文字列に含まれる各文字が、所定の文字種であるか否かを判断する判断手段と、前記文字列において連続する複数の文字に係る前記判断手段の判断結果に応じて前記文字列の表示時間を決定する表示時間決定手段と、前記表示時間決定手段により決定される前記表示時間にわたり、前記文字列を表示する文字列表示手段、としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態で使用するコンピュータのハードウェア構成図である。このコンピュータ10は、本発明の一実施形態に係る文字列表示システムとして用いられるものである。コンピュータ10は、例えば従来公知のパーソナルコンピュータ、ゲーム端末、携帯電話端末、携帯情報端末、電子看板、情報家電等であり、同図に示すように、CPU14、画像処理部16、メインメモリ20、入出力処理部22から構成されている。これらの構成要素は、バス12を介して互いに接続されている。入出力処理部22は、通信部24、キーボード26、コントローラ28、マウス29、音声処理部30、外部記憶装置36が接続され、画像処理部16は、モニタ18が接続されている。また、音声処理部30は、スピーカ32、マイク34が接続されている。
外部記憶装置36には、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−RW、DVD−RAM、USBフラッシュメモリ、ROMカード、リムーバルハードディスク等のあらゆるコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を使用することができ、コンピュータプログラムやデータを記憶する。また、通信部24は、後に詳細を説明する図8に示すように、通信ネットワーク72に接続され、サーバコンピュータ74や、他のコンピュータ10から文字列、表示時間等を受信し、入出力処理部22を介してCPU14に出力している。また、入出力処理部22からの入力に従って、サーバコンピュータ74や、他のコンピュータ10への文字列、表示時間等の送信も行う。なお、この通信部24は、通信ネットワーク72を介して提供されるメールサービス、WWWサービス、ネットワークゲームサービス、電話サービス、情報配信サービス等に対応した通常の処理も行っている。
コンピュータ10において表示される画面の例を図2に示す。本図は、コンピュータ10で取得される文字列をモニタ18に表示することにより、コンピュータ10と該コンピュータユーザの対話(インタラクティブなインタフェイス)を可能とするシステムとして使用した場合の例である。本実施形態では、対話において使用される文字列が表示される表示時間を、文字列の内容に応じて適切に決定することができ、コンピュータ10のユーザは、コンピュータ10の画面に次々と表示される文字列を安心して読むことができる。
次に、本実施形態で使用されるコンピュータ10における、機能ブロック図を図3に示す。コンピュータ10には、入力部40、取得部42、判断部44、表示時間決定部46、表示部48が設けられ、さらに、取得部42、判断部44、表示時間決定部46は、表示時間決定機能部50として機能する。入力部40では、1文字以上の文字から構成される文字列を読み出し、取得部42に入力する。取得部42では、入力部40から入力された文字列に基づいて、1文字以上の文字から構成される文字列を取得し、判断部44に渡す。
判断部44は、取得部42から渡された該文字列に含まれる各文字が、ある文字種(ここでは漢字とする)であるか否かを判断し、判断結果を表示時間決定部46に渡す。表示時間決定部46は、該文字列において連続する複数の文字に係る判断部44から渡された判断結果が、該連続する複数の文字がいずれも該ある文字種であることを示すか否かに応じて該文字列の表示時間を決定し、該文字列とともに表示部48に渡す。そして、表示部48は、渡された該表示時間にわたり、モニタ18に該文字列を表示する。
具体的には、表示時間決定部46は、取得部42から渡された文字列における、所定文字種(漢字)の文字の連続数に応じて前記文字列の表示時間を決定する。例えば連続数が所定数以上である場合(すなわち、所定数以上の連続する文字に係る判断部44から渡された判断結果がいずれも肯定的である場合)に、前記文字列の表示時間を基準時間(固定であってもよいし、前記文字列の文字数等に応じて決定してもよい。)よりも長くしたり、逆に短くしたりして、前記文字列の表示時間を決定してもよい。この場合、連続数を検出するようにして、該連続数に応じた時間を前記基準時間に加算又は減算するようにしてもよいし、一定時間を加算又は減算するようにしてもよい。なお、文字列に所定文字種の文字の連続が複数含まれている場合には、上記の処理をそれら複数に対して適用すればよい。
以下に、さらに具体的な各部の処理を示す。
入力部40は、1文字以上の文字から構成される文字列を取得部42に入力する。具体的には、例えば、文字列は、予めゲームプログラム等のコンピュータプログラム中又はデータベース、記憶媒体等のテーブルに記憶されており、コンピュータ10が、コンピュータプログラムの記述に従って、自動的に読み出すよう構成されている。そして、取得部42に文字列を入力する。
取得部42、判断部44及び表示時間決定部46は、表示時間決定機能部50として動作する。表示時間決定機能部50は、取得部42に入力された文字列を、文字列の内容によって決定される時間に限り表示するのか、又は時間を限らず表示するのかを、コンピュータプログラムに予め記憶された文字列表示モードを読み出すことにより、判断する。該文字列表示モードが「文字送りモード」である場合には、該文字列に基づいて、図4に示すような、該文字列を文字列データ62として含む文字列表示用データ60を作成して、表示時間決定部46に該文字列表示用データ60を渡し、「文字送りモード」でない場合には、表示部48に該文字列を渡す。
次に、表示時間決定機能部50は、以下に示す処理を行って、該文字列の表示時間を決定する。すなわち、例えば、判断部44は、該文字列に含まれる各文字が漢字であるが否かを該文字列に含まれる順で判断し、表示時間決定部46は、判断部44における漢字であるとの判断が連続する場合に表示時間を更新していき、最後に表示時間を決定する。そして、表示時間データ64として文字列表示用データ60に含める。
表示部48は、文字列表示モードが「文字送りモード」である場合には、表示時間決定部46により決定される該表示時間にわたり、該文字列を表示する。具体的には、表示時間決定機能部50から、表示時間決定部46により決定された表示時間データ64と文字列62を含む文字列表示用データ60を渡された場合には、表示時間データ64が示す表示時間にわたり、文字列データ62が示す文字列を、例えば、モニタ18に表示するよう構成される。つまり、表示開始とともに計時を開始し、表示時間データ64が示す表示時間を経過するか否かを監視し、表示時間データ64が示す表示時間が経過すると同時に、モニタ18から該文字列データ62が示す文字列を消去する。一方、表示時間決定機能部50から、文字列のみを渡された場合には、該文字列を表示し、コンピュータプログラムに記憶されている次の指示を待つ。具体的には、例えば、文字列の表示を停止する操作を監視する処理が、該操作がされたことを検知したことに応じた文字列の表示の停止の指示等である。
表示時間決定機能部50の処理の一部を示す処理フロー図の例を図5に示す。同図では、「漢字」が連続する場合に表示時間を更新している。例えば、漢字が2文字以上の熟語となっている場合が該当する。
同図に示す処理は、取得部42、判断部44及び表示時間決定部46において、外部記憶装置36やメインメモリ20に記憶されたプログラムが実行されることによって実現されるものである。まず、入力部40からの文字列を取得する(S101)。そして、「文字送りモード」であるか否かを判断し(S102)、「文字送りモード」でなければ、文字列を表示部48に渡して(S103)、処理を終了する。「文字送りモード」であれば、以下の処理を進める。変数i,N,Tの記憶領域をメインメモリ20上に確保し、その値をそれぞれ「1」、「0」及び「0」に設定する(S104)。また、変数Mの記憶領域をメインメモリ20上に確保し、その値を文字列の文字数に設定する(S105)。そして、i≦Mであるかどうかを判断し(S106)、i≦Mである場合には、文字列のi文字目を取得する(S107)。そして、該i文字目の文字が「漢字」であるか否かを判断し(S108)、漢字でない場合には、変数Tに予めコンピュータプログラム中に記憶されている、漢字でない場合の加算値を示す定数W2を加算し(S114)、変数Nに「0」を設定する(S115)。i文字目の文字が「漢字」である場合には、まず変数Tに予めコンピュータプログラム中に記憶されている、漢字である場合の加算値を示す定数W1を加算する。次に、N>0であるか否か判断し(S110)、N>0である場合には、Tに予めコンピュータプログラム中に記憶されている、漢字が連続する場合の加重値を示す定数Wを加算して(S111)、変数Nに「1」を加算する(S112)。N>0でない場合には、変数Nに「1」を加算する(S112)。そして、iに「1」を加算し(S113)、S106に戻り、i≦Mである場合には(S106)、再度i文字目を取得し、以下S106乃至S115の処理を繰り返す。そして、S106において、i≦Mでないと判断した場合には、変数Tを文字列の表示時間として設定し(S116)、該表示時間と該文字列とを、表示部48に渡す(S117)。このとき、該表示時間と該文字列を、各表示時間データ64、文字列データ62として文字列表示用データ60に含め、表示部48に渡すこともできる。以上のようにして、表示時間決定機能部50では、文字列に含まれる各文字が漢字でない場合に表示時間に定数W2を加算する。また、文字列に含まれる各文字が漢字である場合に表示時間にW1を加算するとともに、さらに漢字が連続する場合には、表示時間にWを加算することにより、文字列の表示時間を決定している。これにより、例えば漢字が連続して文字列に含まれる場合に、表示時間を更新する構成とすることができる。すなわち、漢字の連続数に応じて表示時間を更新できる。換言すれば、漢字が長く続けば続くほど、表示時間を長くすることができる。
また、本発明の別の実施形態では、図8に示す文字列表示のためのシステムを使用することとしてもよい。同図に示すように、この文字列表示システム70は、サーバコンピュータ74と、少なくとも1台以上のコンピュータ10と、を含んで構成されており、これらはいずれも通信ネットワーク72に接続され、相互にデータ授受が可能となっている。サーバコンピュータ74は、チャットサーバ、情報配信サーバ、ゲームサーバ等として使用され、その構成は、図1に示すコンピュータ10の構成と同様である。
本実施形態で使用されるコンピュータ10及びサーバコンピュータ74における、機能ブロック図を図9に示す。1つ目のコンピュータ10には、入力部40aが設けられる。サーバコンピュータ74には、取得部42a、判断部44、表示時間決定部46a、が設けられる。2つ目のコンピュータ10には、表示部48aが設けられる。さらに、取得部42a、判断部44、表示時間決定部46aは、表示時間決定機能部50aとして機能する。
入力部40aでは、入力部40では取得部42に入力していた文字列を、送信手段を使用して取得部42aに送信する手段を追加したものである。この場合に送信される文字列は、例えば、従来公知のLAN又はWAN上のIPパケットに該文字列を含めて送信される。また、入力部40aは、例えば、キーボード26から文字を順に入力することにより、文字列を入力するよう構成される。あるいは、マイク34と、該マイク34によって入力される音声を文字列に変換するソフトウェアによって構成させることもできる。さらに、モニタ18上に、全文字を予め表示しておき、そこから、コントローラ28やマウス29等のポインティングデバイスによって文字を順に指定することにより、文字列を入力するよう構成することもできる。他にも、予めゲームプログラム等のコンピュータプログラム中又はデータベース、記憶媒体等のテーブルに文字列が記憶されており、コンピュータ10が、コンピュータプログラムの記述に従って、自動的に読み出すよう構成されていてもよい。
取得部42aは、取得部42では入力部40から入力されていた文字列を、入力部40aから受信する手段を追加したものである。
表示時間決定部46aは、表示時間決定部46では表示部48に渡していた表示時間と文字列を、表示部48aに送信する手段を追加したものである。このとき送信される該表示時間と該文字列は、例えば、従来公知のLAN又はWAN上のIPパケットに該表示時間と該文字列を含めて送信される。このとき、該表示時間と該文字列を、各表示時間データ64、文字列データ62として文字列表示用データ60に含め、表示部48aに送信することもできる。そして、表示部48aは、表示部48では表示時間決定部46から渡されていた表示時間と文字列を、表示時間決定部46aから受信する手段を追加したものである。
本実施形態における、表示部48aを備えたコンピュータ10において表示される画面の例を図10に示す。本図は、コンピュータ10をゲーム機として使用し、サーバコンピュータ74をゲームサーバとして使用した場合の例である。具体的には、少なくとも1以上のコンピュータ10は、ネットワークゲームのためのゲームプログラムを実行し、2次元又は3次元のゲーム空間をメモリ上に構築し、その様子を自コンピュータ10のモニタ18に表示する。また、該ゲームの状況を、ゲーム状況データとしてサーバコンピュータ74に送信するとともに、該コンピュータ10に備えられた入力部40aから入力された文字列をサーバコンピュータ74に送信する。ここで、ゲーム状況データとは、キャラクタの衣装や表情等のキャラクタの状況等、ネットワークゲームで必要となるデータをいう。サーバコンピュータ74は、該少なくとも1以上のコンピュータ10から送信された該ゲーム状況データと文字列を、該ゲーム状況データと文字列を送信したコンピュータ10とは異なる少なくとも1以上のコンピュータ10に、ゲーム状況データ、文字列及び表示時間を送信し、該ゲーム状況データ、該文字列及び該表示時間を受信したコンピュータ10は、メモリ上に構築されるゲーム空間に該ゲーム状況データ、該文字列及び該表示時間を反映させる。こうすれば、各コンピュータ10においてメモリ上に構築されるゲーム空間及びそこで表示される文字列を共通化させることができる。図10は、このようなネットワークゲームを実行しているコンピュータ10における表示画面の例である。ゲーム状況データに基づいて変化するキャラクタの絵とともに吹き出しの中に該文字列が表示され、該文字列は該表示時間が経過すると画面上から消える。
本実施形態における、表示部48aを備えたコンピュータ10において表示される画面の別の例を図11に示す。本図は、サーバコンピュータ74をチャットサーバとして使用した場合の例である。具体的には、複数のコンピュータ10が、サーバコンピュータ74を介して文字列と表示時間を送受信し、文字列と表示時間を受信したコンピュータ10は、該文字列を、該表示時間にわたって、モニタ18に表示することによって、コンピュータ10を使用するコンピュータユーザ同士が、リアルタイムに文字列による会話をすることを可能にするサーバ型チャットシステム等である。図11は、このようなチャットを実行しているコンピュータ10における表示画面の例である。図10におけるネットワークゲームシステムの場合と同様、相手の発言を示す該文字列が表示され、該表示時間が経過すると画面上から消える。
本実施形態における、表示部48aを備えたコンピュータ10において表示される画面のさらに別の例を図12に示す。本図は、コンピュータ10を電子看板として使用し、サーバコンピュータ74を情報配信サーバとして使用した場合の例である。具体的には、コンピュータ10は、サーバコンピュータ74から配信される、文字列と表示時間を受信し、該文字列を、該表示時間にわたって、モニタ18に表示する。こうすることにより、該電子看板の看者に情報を通知することができる。図12は、このような情報配信システムでのコンピュータ10における表示画面の例である。画面上には該文字列が表示され、該表示時間が経過すると画面上から消える。
また、サーバコンピュータ74を使用しない構成も考えられる。この場合のコンピュータ10における機能ブロック図を図13に示す。1つ目のコンピュータ10には、入力部40aが設けられる。2つ目のコンピュータ10には、取得部42a、判断部44、表示時間決定部46、表示部48が設けられる。さらに、取得部42a、判断部44、表示時間決定部46は、表示時間決定機能部50bとして機能する。
本実施形態における、表示部48を備えたコンピュータ10において表示される画面の例を図11に示す。本図は、コンピュータ10をピアツーピアのチャットシステムとして使用した場合の例である。具体的には、複数のコンピュータ10が、直接文字列を送受信する。該文字列を受信したコンピュータ10は、該文字列を表示時間決定機能部50bで処理し、該表示時間決定機能部50bに含まれる表示時間決定部46が決定した表示時間にわたって、モニタ18に該文字列を表示する。これによって、コンピュータ10を使用するコンピュータユーザ同士が、リアルタイムに文字列による会話をすることを可能にするピアツーピア型チャットシステム等である。図11は、このようなチャットを実行しているコンピュータ10における表示画面の例である。画面上には相手の発言が表示され、表示時間が経過すると画面上から消える。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、図5に示したフローでは、Wとして定数をプログラム中に埋め込んでいる。また、文字種として漢字を指定している。しかし、これらを図7に示すようなテーブルに記憶することにより、任意の文字種及びWに応じて表示時間を決定することができる。また、図5のS110においては、漢字が連続する限り同じWを加算し続ける構成としているが、それまでに連続している漢字の連続数に対応したWを加算することとしてもよい。この場合、図6に示すテーブルを用意して、連続数の値に対応したWを記憶しておき、該テーブルから、それまでの連続している漢字の連続数に対応するWを読み出し、表示時間に加算することとしてもよい。こうしても、連続数に応じて表示時間を更新することができる。また、連続数が確定した後に加算することとしてもよい。こうすれば、それまでの連続している漢字の連続数ではなく、一塊の漢字の連続数に応じて表示時間を更新することができる。なお、Wはマイナスの数字であってもよいし、図5のS111において、Wの加算に加えて、Nを変数とする関数αの値を加算することとしてもよい。また、文字種は漢字、平仮名以外にも、片仮名、アルファベット、数字等、任意の文字種を指定することができる。また、図5に示すフロー図では、各文字の評価をシーケンシャルに行っているが、他の手順(ランダムを含む)を使用してもよい。また、入力部、取得部、判断部、表示時間決定部、表示部の設けられる場所についても、実施形態に限定されるものではない。例えば図9における入力部40aは、入力部40としてサーバコンピュータ74に置き、取得部42aを取得部42で置換してもよい。また、図9における表示時間決定機能部50aをいずれかのコンピュータ10に置き、サーバコンピュータ74はデータの転送のみを行う構成としてもよい。また、図13におけるコンピュータ10相互の関係は相対的なものであり、入力部40aを有するコンピュータ10に取得部42a、判断部44、表示時間決定部46、表示部48があってもよいし、その逆も同様である。さらに、図13における表示時間決定機能部50bは、入力部40aを有するコンピュータ10に存在してもよい。この場合には、入力部40a、取得部42a、表示時間決定部46、表示部48は、それぞれ入力部40、取得部42、表示時間決定部46a、表示部48aに置換される。また、本発明に係る文字列表示システムは、単体のコンピュータを用いて実現してもよいし、複数のコンピュータを用いて実現してもよい。さらに、本発明に係る手段の一部又は全部をハードウェア化してもよい。
コンピュータを示すハードウェア構成図である。 コンピュータのディスプレイに表示される画面の一例である。 コンピュータの構成ブロック図の一例である。 文字列表示用データの一例を示す図である。 コンピュータ処理のフロー図の一例である。 連続数と加重値の対応テーブルの一例を示す図である。 文字種と加重値の対応テーブルの一例を示す図である。 文字列表示システムの全体構成の例を示す図である。 サーバコンピュータ及びコンピュータの構成ブロック図の一例である。 コンピュータのディスプレイに表示される画面の一例である。 コンピュータのディスプレイに表示される画面の一例である。 コンピュータのディスプレイに表示される画面の一例である。 コンピュータの構成ブロック図の一例である。
符号の説明
10 コンピュータ、12 バス、16 画像処理部、18 モニタ、20 メインメモリ、22 入出力処理部、24 通信部、26 キーボード、28 コントローラ、29 マウス、30 音声処理部、32 スピーカ、34 マイク、36 外部記憶装置、40,40a 入力部、42,42a 取得部、44 判断部、46,46a 表示時間決定部、48,48a 表示部、50,50a,50b 表示時間決定機能部、60 文字列表示用データ、62 文字列データ、64 表示時間データ、70 文字列表示システム、72 通信ネットワーク、74 サーバコンピュータ。

Claims (4)

  1. 文字以上の文字から構成される文字列を取得する文字列取得手段と、
    前記文字列に含まれる各文字が、所定の文字種であるか否かを判断する判断手段と、
    前記文字列において連続する複数の文字に係る前記判断手段の判断結果に基づいて前記所定の文字種の前記文字列における連続数を取得し、該連続数に応じて前記文字列の表示時間を決定する表示時間決定手段と、
    前記表示時間決定手段により決定される表示時間にわたり、前記文字列を表示する文字列表示手段と、
    を有することを特徴とする文字列表示システム。
  2. サーバコンピュータと、該サーバコンピュータと通信接続されたクライアントコンピュータとを含む文字列表示システムであって、
    前記サーバコンピュータは、
    文字以上の文字から構成される文字列を取得する文字列取得手段と、
    前記文字列に含まれる各文字が、所定の文字種であるか否かを判断する判断手段と、
    前記文字列において連続する複数の文字に係る前記判断手段の判断結果に基づいて前記所定の文字種の前記文字列における連続数を取得し、該連続数に応じて前記文字列の表示時間を決定する表示時間決定手段と、
    前記文字列と前記表示時間とをクライアントコンピュータに送信する送信手段と、
    を有し、
    前記クライアントコンピュータは、
    前記サーバコンピュータが送信した前記文字列と前記表示時間とを受信する受信手段と、
    前記表示時間決定手段により決定される前記表示時間にわたり、前記文字列を表示する文字列表示手段と、
    を有することを特徴とする文字列表示システム。
  3. プログラムされたコンピュータによって文字列を表示する文字列表示方法において、
    文字列取得手段が、文字以上の文字から構成される文字列を取得するステップと、
    判断手段が、前記文字列に含まれる各文字が、所定の文字種であるか否かを判断するステップと、
    表示時間決定手段が、前記文字列において連続する複数の文字に係る前記判断手段の判断結果に基づいて前記所定の文字種の前記文字列における連続数を取得し、該連続数に応じて前記文字列の表示時間を決定するステップと、
    文字列表示手段が、前記表示時間決定手段により決定される表示時間にわたり、前記文字列を表示するステップと、
    を有することを特徴とする文字列表示方法。
  4. 文字以上の文字から構成される文字列を取得する文字列取得手段と、
    前記文字列に含まれる各文字が、所定の文字種であるか否かを判断する判断手段と、
    前記文字列において連続する複数の文字に係る前記判断手段の判断結果に基づいて前記所定の文字種の前記文字列における連続数を取得し、該連続数に応じて前記文字列の表示時間を決定する表示時間決定手段と、
    前記表示時間決定手段により決定される表示時間にわたり、前記文字列を表示する文字列表示手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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