JP3693222B2 - Gel odor control agent - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透明性が高く、さっぱりした使用感を有し、さらに経時的な安定性に優れ、使用性も良好なジェル状腋臭防止剤に関する。さらに詳しくは、制汗剤、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース以外の非イオン性セルロース誘導体、及び水、或いはさらに低級アルコールを含有して成る、ジェル状腋臭防止剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、汗が分解して生じる不快な腋臭を防止するため、制汗剤を含有させた液状の制汗組成物が用いられてきた。かかる液状の制汗組成物においては、制汗剤として収斂作用を有するアルミニウム塩等を用い、これらを水やエタノール等の低級アルコール類に溶解させ、香料,殺菌剤等の他の成分を含有させた組成となっていた。また、ある程度の粘度を持たせて使用性を向上させるため増粘剤が用いられるが、かかる増粘剤として、アルコール可溶性のセルロース誘導体が好ましいことが開示されている(英国特許第1192021号公報)。さらに、乾きを速くし、べたつき感やつっぱり感を改善するべく、中程度の炭素鎖長を有する分岐鎖脂肪酸のエステルや、揮発性シリコーン油を含有させる試みもなされている(特開昭60−8218号公報,特公昭61−11928号公報)。
【0003】
しかしながら、上記した従来の制汗組成物においては、清涼感を重視し、さらに皮膚上で速やかに制汗剤皮膜を形成させるため、低級アルコール含量が高く、使用時に刺激感を与える原因ともなっていた。一方、溶媒として水の含量を増加させると、十分な増粘が得られず、経時的に粘度が低下するといった安定性上の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明においては、低級アルコールを全く配合しないか、又はその配合量を後述するように50.0重量%以下と低く抑えながら、制汗剤の存在下においても十分且つ経時安定性の高い増粘を図り、水分含量が多くてさっぱりした使用感を有し、且つ透明な外観と良好な使用性を有するジェル状の腋臭防止剤を得ることを目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するべく種々検討した結果、増粘剤として、ヒドロキシプロピルセルロースと、これ以外の非イオン性セルロース誘導体の1種又は2種以上とを併用することにより、水分含量の高い系においても、収斂性金属塩等の制汗剤或いはさらに低級アルコールを共存させつつ十分な増粘と良好な透明性が得られ、さらに経時的に非常に安定であることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち本発明においては、制汗剤の1種又は2種以上、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース以外の非イオン性セルロース誘導体より選択した1種又は2種以上、及び水、或いはさらに低級アルコールの1種又は2種以上を含有させる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明において用いる制汗剤としては、一般的な制汗性物質が使用できるが、塩化アルミニウムをはじめとするハロゲン化アルミニウム,クロルヒドロキシアルミニウム等のヒドロキシハロゲン化アルミニウム,アラントインクロルヒドロキシアルミニウム,アラントインジヒドロキシアルミニウム,硫酸アルミニウム,硫酸アルミニウムカリウム等のアルミニウムの収斂性塩や収斂性錯体、硫酸亜鉛,パラフェノールスルホン酸亜鉛等の収斂性亜鉛塩などが好ましく用いられる。本発明においては、これら制汗剤より1種又は2種以上を選択して用いる。腋臭防止剤当たりの含有量としては、1.0〜15.0重量%程度が好ましい。
【0008】
本発明に係る腋臭防止剤においては、炭素数1〜4の一価の低級アルコールより1種又は2種以上を選択して含有させることができる。前記低級アルコールのうち、特にエタノールが好ましく用いられる。腋臭防止剤へのかかる低級アルコールの配合量としては、50.0重量%以下とするのが適切である。
【0009】
本発明においては、増粘剤としてヒドロキシプロピルセルロースと、これ以外の非イオン性セルロース誘導体を併用する。ヒドロキシプロピルセルロース以外の非イオン性セルロース誘導体としては、メチルセルロース,エチルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース,ヒドロキシプロピルメチルセルロース及びヒドロキシプロピルエチルセルロース等が挙げられ、これらより1種又は2種以上を選択して用いる。腋臭防止剤当たりの含有量としては、ヒドロキシプロピルセルロースが0.3〜2.0重量%、ヒドロキシプロピルセルロース以外の非イオン性セルロース誘導体が0.01〜0.2重量%程度とするのが好ましい。
【0010】
本発明においては、上記の組成により、透明性の高いジェル状の腋臭防止剤を提供する。なお本発明に係る腋臭防止剤には、本発明の特徴を損なわない範囲で、グリセリン,1,2-プロパンジオール,1,3-ブタンジオール,1,2-ペンタンジオール,ポリエチレングリコール,ソルビトール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸塩等のアミノ酸類、乳酸塩,クエン酸塩等の脂肪酸塩類、界面活性剤、殺菌剤、防黴防菌剤、香料等の他の化粧料用成分を含有させることができる。
【0011】
【実施例】
さらに本発明の特徴について、実施例により詳細に説明する。
【0012】
[実施例1]
(1)グリセリン 2.50(重量%)
(2)1,3-ブタンジオール 4.00
(3)ヒドロキシプロピルセルロース 1.00
(4)ヒドロキシエチルセルロース 0.05
(5)アラントインクロルヒドロキシアルミニウム 5.00
(6)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(7)精製水 87.35
製法:(1),(2),(5),(6)を(7)に加えて溶解し、次いで(3),(4)を加えて増粘させる。
【0013】
[実施例2]
(1)エタノール 35.00(重量%)
(2)1,3-ブタンジオール 5.00
(3)ヒドロキシプロピルセルロース 1.00
(4)ヒドロキシエチルセルロース 0.05
(5)クロルヒドロキシアルミニウム 5.00
(6)香料 0.10
(7)精製水 53.85
製法:(2),(5)を(7)に加えて溶解し、次いで(3),(4)を加えて増粘させる。これに(1)に(6)を溶解したアルコール相を添加し、均一に混合する。
【0014】
[実施例3]
(1)1,2-プロパンジオール 10.00(重量%)
(2)ヒドロキシプロピルセルロース 1.50
(3)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.02
(4)硫酸アルミニウム 2.50
(5)硫酸亜鉛 10.00
(6)パラオキシ安息香酸メチル 0.10
(7)香料 0.10
(8)精製水 75.78
製法:(1),(4),(5),(6)を(8)に加えて溶解し、次いで(2),(3)を加えて増粘させる。これに(7)を添加し、均一に混合する。
【0015】
[実施例4]
(1)エタノール 50.00(重量%)
(2)ヒドロキシプロピルセルロース 1.25
(3)エチルセルロース 0.10
(4)パラフェノールスルホン酸亜鉛 2.50
(5)香料 0.10
(6)精製水 46.05
製法:(4)を(6)に加えて溶解し、次いで(2),(3)を加えて増粘させる。これに(1)に(5)を溶解したアルコール相を添加し、均一に混合する。
【0016】
[実施例5]
(1)エタノール 40.00(重量%)
(2)1,2-ペンタンジオール 10.00
(3)ヒドロキシプロピルセルロース 0.50
(4)ヒドロキシエチルセルロース 0.05
(5)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.05
(6)クロルヒドロキシアルミニウム 5.00
(7)アラントインジヒドロキシアルミニウム 3.00
(8)香料 0.10
(9)精製水 41.30
製法:(2),(6),(7)を(9)に加えて溶解し、次いで(3)〜(5)を加えて増粘させる。これに(1)に(8)を溶解したアルコール相を添加し、均一に混合する。
【0017】
本発明の上記実施例1〜実施例5について、調製後と、25℃及び50℃で3カ月間保存した後の状態を観察した。また、女性パネラーによる使用試験を行った。その際、次に示す比較例についても同時に状態観察及び使用試験を行った。
【0018】
[比較例1]
実施例1において、ヒドロキシエチルセルロースをヒドロキシプロピルセルロースに代替し、ヒドロキシプロピルセルロース1.05重量%による増粘系とした。
【0019】
[比較例2]
実施例2において、ヒドロキシエチルセルロースをヒドロキシプロピルセルロースに代替し、ヒドロキシプロピルセルロース1.05重量%による増粘系とした。
【0020】
[比較例3]
(1)エタノール 70.00(重量%)
(2)1,3-ブタンジオール 5.00
(3)ヒドロキシプロピルセルロース 1.00
(4)テトラメチルシクロペンタシロキサン 5.00
(5)ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 0.50
(6)クロルヒドロキシアルミニウム 5.00
(7)香料 0.10
(8)精製水 13.40
製法:(2),(3),(6)を(8)に加えて溶解し、水相とする。一方(4),(5),(7)を(1)に加えて溶解し、アルコール相とする。前記水相にアルコール相を加えて均一に混合する。
【0021】
腋臭防止剤の状態の観察は、透明性及び粘度について行い、透明性については「○;高い」,「△;やや低い」,「×;低い」、粘度については「○;適当」,「△;やや高過ぎる又は低過ぎる」,「×;高すぎる又は低すぎる」として表した。
【0022】
また使用試験は、20才代〜50才代の女性パネラー20名を1群として用い、各群に実施例及び比較例のそれぞれをブラインドにて使用させ、使用性、使用時及び使用後のさっぱり感,べたつき感、使用時及び使用後の刺激感又は不快感について官能評価させて行った。官能評価は、表1に示す評価基準に従って行わせ、20名のパネラーの評価点の平均値を算出した。
【0023】
【表1】
【0024】
調製後及び25℃,50℃における3カ月間保存後の状態観察の結果を表2に、使用試験の結果を表3に示した。
【0025】
【表2】
【0026】
表2より明らかなように、本発明に係る実施例1〜実施例5は、調製後いずれも良好な透明性と適度な粘度を有しており、25℃又は50℃で保存した後も、これらに変化は認められなかった。これに対し、比較例1及び比較例2では、十分な粘度が得られず、3カ月間保存した後には、25℃及び50℃のいずれの温度下においても著しい粘度低下を示していた。また比較例3は透明性がやや劣り、50℃保存の後には透明性の低下が認められた。
【0027】
【表3】
【0028】
さらに表3より、本発明の実施例1〜実施例5においては、いずれも良好な使用性が認められ、使用時及び使用後のさっぱり感についての評価も高く、べたつき感はほとんど認められていなかった。また、使用時及び使用後の刺激感や不快感についても、微妙に感じられた程度であった。これに対し、比較例1及び比較例2使用群では使用性についての評価が特に悪く、使用時及び使用後のさっぱり感についての評価も若干悪くなっていた。また比較例3使用群では、さっぱり感についての評価が悪くなっており、べたつき感も若干認められていた。さらに、使用時及び使用後の刺激感,不快感を訴えたパネラーが多くなっていた。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明により、低級アルコールを全く配合しないか、又はその配合量を低く抑えながら、制汗剤の存在下においても十分且つ経時安定性の高い増粘を図ることができ、水分含量が多くてさっぱりした使用感を有し、且つ透明な外観と良好な使用性を有するジェル状の腋臭防止剤を得ることができた。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gel-like odor preventing agent having high transparency, a refreshing feeling of use, excellent stability over time, and good usability. More specifically, the present invention relates to a gel-like odor control agent comprising an antiperspirant, hydroxypropylcellulose, a nonionic cellulose derivative other than hydroxypropylcellulose, and water or a lower alcohol.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a liquid antiperspirant composition containing an antiperspirant has been used to prevent an unpleasant odor caused by the decomposition of sweat. In such a liquid antiperspirant composition, an aluminum salt or the like having an astringent action is used as an antiperspirant, and these are dissolved in lower alcohols such as water and ethanol to contain other components such as a fragrance and a bactericidal agent. Composition. Further, a thickener is used to improve the usability by giving a certain degree of viscosity, and it is disclosed that an alcohol-soluble cellulose derivative is preferable as the thickener (UK Patent No. 1192201). . Furthermore, attempts have been made to include esters of branched-chain fatty acids having a medium carbon chain length and volatile silicone oils in order to speed up drying and improve the feeling of stickiness and tightness (Japanese Patent Laid-Open No. 60-60). 8218, Japanese Patent Publication No. 61-11928).
[0003]
However, in the above-described conventional antiperspirant composition, since the emphasis is placed on the refreshing feeling and the antiperspirant film is rapidly formed on the skin, the content of the lower alcohol is high, which has been a cause of irritation during use. . On the other hand, when the content of water as a solvent is increased, sufficient viscosity cannot be obtained, and there is a problem in stability that the viscosity decreases with time.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, in the present invention, the lower alcohol is not blended at all, or the blending amount is kept low as 50.0% by weight or less as will be described later, and sufficient and highly stable with time is increased even in the presence of antiperspirant. An object of the present invention is to obtain a gel-like anti-odor agent having a stickiness, a high moisture content and a refreshing feeling of use, and having a transparent appearance and good usability.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of various studies to solve the above problems, as a thickener, by using hydroxypropyl cellulose in combination with one or more of other nonionic cellulose derivatives, even in a system with a high water content In order to complete the present invention, it was found that sufficient thickening and good transparency can be obtained while coexisting an antiperspirant such as an astringent metal salt or further lower alcohol, and that it is very stable over time. It came.
[0006]
That is, in the present invention, one or more antiperspirants, one or more selected from nonionic cellulose derivatives other than hydroxypropylcellulose and hydroxypropylcellulose, and water, or further one of lower alcohols. A seed or two or more kinds are contained.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As the antiperspirant used in the present invention, a general antiperspirant can be used, but aluminum halides such as aluminum chloride, hydroxy halides such as chlorohydroxyaluminum, allantoinchlorohydroxyaluminum, allantoindihydroxyaluminum. Astringent salts of aluminum such as aluminum sulfate and potassium aluminum sulfate, astringent complexes, and astringent zinc salts such as zinc sulfate and zinc paraphenolsulfonate are preferably used. In the present invention, one or more of these antiperspirants are selected and used. The content per odor inhibitor is preferably about 1.0 to 15.0% by weight.
[0008]
In the odor preventing agent according to the present invention, one or more kinds of monovalent lower alcohols having 1 to 4 carbon atoms can be selected and contained. Of the lower alcohols, ethanol is particularly preferably used. The blending amount of the lower alcohol to the odor control agent is suitably 50.0% by weight or less.
[0009]
In the present invention, hydroxypropylcellulose and other nonionic cellulose derivatives are used in combination as a thickener. Examples of nonionic cellulose derivatives other than hydroxypropylcellulose include methylcellulose, ethylcellulose, hydroxyethylcellulose, hydroxypropylmethylcellulose, and hydroxypropylethylcellulose. One or more of these are selected and used. The content per odor inhibitor is preferably about 0.3 to 2.0% by weight of hydroxypropyl cellulose and about 0.01 to 0.2% by weight of nonionic cellulose derivatives other than hydroxypropyl cellulose. .
[0010]
In the present invention, a gel-like odor preventing agent having high transparency is provided by the above composition. The odor control agent according to the present invention includes glycerin, 1,2-propanediol, 1,3-butanediol, 1,2-pentanediol, polyethylene glycol, sorbitol and the like as long as the characteristics of the present invention are not impaired. Contains other cosmetic ingredients such as polyhydric alcohols, amino acids such as pyrrolidone carboxylate, fatty acid salts such as lactate and citrate, surfactants, bactericides, antifungal agents, and fragrances be able to.
[0011]
【Example】
Further, the features of the present invention will be described in detail with reference to examples.
[0012]
[Example 1]
(1) Glycerin 2.50 (% by weight)
(2) 1,3-butanediol 4.00
(3) Hydroxypropylcellulose 1.00
(4) Hydroxyethyl cellulose 0.05
(5) Allanto chlorohydroxyaluminum 5.00
(6) Methyl paraoxybenzoate 0.10
(7) Purified water 87.35
Production method: Add (1), (2), (5), (6) to (7) and dissolve, then add (3), (4) to increase the viscosity.
[0013]
[Example 2]
(1) Ethanol 35.00 (wt%)
(2) 1,3-butanediol 5.00
(3) Hydroxypropylcellulose 1.00
(4) Hydroxyethyl cellulose 0.05
(5) Chlorhydroxyaluminum 5.00
(6) Fragrance 0.10
(7) Purified water 53.85
Production method: Add (2) and (5) to (7) and dissolve, then add (3) and (4) to increase the viscosity. To this, an alcohol phase in which (6) is dissolved is added to (1) and mixed uniformly.
[0014]
[Example 3]
(1) 1,2-propanediol 10.00 (wt%)
(2) Hydroxypropylcellulose 1.50
(3) Hydroxypropyl methylcellulose 0.02
(4) Aluminum sulfate 2.50
(5) Zinc sulfate 10.00
(6) Methyl paraoxybenzoate 0.10
(7) Fragrance 0.10
(8) Purified water 75.78
Production method: Add (1), (4), (5), (6) to (8) and dissolve, then add (2), (3) to increase the viscosity. Add (7) to this and mix uniformly.
[0015]
[Example 4]
(1) Ethanol 50.00 (% by weight)
(2) Hydroxypropylcellulose 1.25
(3) Ethyl cellulose 0.10
(4) Zinc paraphenol sulfonate 2.50
(5) Fragrance 0.10
(6) Purified water 46.05
Manufacturing method: Add (4) to (6) and dissolve, then add (2) and (3) to increase the viscosity. To this, an alcohol phase in which (5) is dissolved is added to (1) and mixed uniformly.
[0016]
[Example 5]
(1) Ethanol 40.00 (wt%)
(2) 1,2-pentanediol 10.00
(3) Hydroxypropylcellulose 0.50
(4) Hydroxyethyl cellulose 0.05
(5) Hydroxypropyl methylcellulose 0.05
(6) Chlorhydroxyaluminum 5.00
(7) Allantoin dihydroxyaluminum 3.00
(8) Fragrance 0.10
(9) Purified water 41.30
Production method: Add (2), (6), (7) to (9) and dissolve, then add (3) to (5) to increase the viscosity. To this, the alcohol phase in which (8) is dissolved is added to (1) and mixed uniformly.
[0017]
About the said Example 1- Example 5 of this invention, the state after preparation and after preserve | saving for 3 months at 25 degreeC and 50 degreeC was observed. In addition, a usage test was conducted by female panelists. At that time, the following comparative examples were also subjected to state observation and usage tests.
[0018]
[Comparative Example 1]
In Example 1, hydroxyethylcellulose was replaced with hydroxypropylcellulose to obtain a thickening system based on 1.05% by weight of hydroxypropylcellulose.
[0019]
[Comparative Example 2]
In Example 2, hydroxyethyl cellulose was replaced with hydroxypropyl cellulose to obtain a thickening system based on 1.05% by weight of hydroxypropyl cellulose.
[0020]
[Comparative Example 3]
(1) Ethanol 70.00 (wt%)
(2) 1,3-butanediol 5.00
(3) Hydroxypropylcellulose 1.00
(4) Tetramethylcyclopentasiloxane 5.00
(5) Polyoxyethylene (40E.O.) hydrogenated castor oil 0.50
(6) Chlorhydroxyaluminum 5.00
(7) Fragrance 0.10
(8) Purified water 13.40
Manufacturing method: Add (2), (3), (6) to (8) and dissolve to make an aqueous phase. On the other hand, (4), (5) and (7) are added to (1) and dissolved to form an alcohol phase. The alcohol phase is added to the aqueous phase and mixed uniformly.
[0021]
The state of the odor control agent is observed for transparency and viscosity. For transparency, “◯: High”, “△; Slightly low”, “×: Low”, and for viscosity, “○: Appropriate”, “△ "Slightly too high or too low", "X; too high or too low".
[0022]
In addition, the 20-year-old to 50-year-old female panelists are used as a group, and each of the examples and comparative examples is used blindly in each group. The usability, refreshment after use and after use The sensory evaluation was performed on the feeling, stickiness, irritation or discomfort during and after use. The sensory evaluation was performed according to the evaluation criteria shown in Table 1, and the average value of the evaluation points of 20 panelists was calculated.
[0023]
[Table 1]
[0024]
The results of state observation after preparation and after storage for 3 months at 25 ° C. and 50 ° C. are shown in Table 2, and the results of the use test are shown in Table 3.
[0025]
[Table 2]
[0026]
As is clear from Table 2, Examples 1 to 5 according to the present invention both have good transparency and moderate viscosity after preparation, and even after being stored at 25 ° C or 50 ° C, There was no change in these. On the other hand, in Comparative Example 1 and Comparative Example 2, sufficient viscosity was not obtained, and after storage for 3 months, the viscosity decreased significantly at both 25 ° C. and 50 ° C. Comparative Example 3 was slightly inferior in transparency, and a decrease in transparency was observed after storage at 50 ° C.
[0027]
[Table 3]
[0028]
Furthermore, from Table 3, in Examples 1 to 5 of the present invention, good usability is recognized, the evaluation of the refreshing feeling at the time of use and after use is high, and the sticky feeling is hardly recognized. It was. In addition, the feeling of irritation and discomfort during and after use was only slightly felt. On the other hand, in the use group of Comparative Example 1 and Comparative Example 2, the evaluation for usability was particularly bad, and the evaluation for the refreshing feeling at the time of use and after use was also slightly worse. Moreover, in the comparative example 3 use group, the evaluation about a refreshing feeling worsened and the stickiness was also recognized a little. In addition, many panelists complained of irritation and discomfort during and after use.
[0029]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, it is possible to increase the viscosity sufficiently and stably with time even in the presence of an antiperspirant while keeping the amount of the lower alcohol blended at all or keeping the blending amount low. It was possible to obtain a gel-like anti-odor agent having a high moisture content and a refreshing feeling of use, and having a transparent appearance and good usability.
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