JP3690906B2 - 自航式洋上流出油回収機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、タンカーの事故などにより洋上に流出した油を回収するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の洋上流出油回収装置としては図6に示すようなものがあり、洋上流出油回収船の船側に設けられた筐体01が船体進行方向02へ共に進行するとき、同筐体01の前部導入口01aから導入された水面上の流出油03は水と共に堰04を越え、その一部は傾斜板05上を登り緩衝室06を経て油分離室07へ流入する。
また堰04を越えた他の流れは、整流板08を通過し油分離室07へ流入する。
このようにして油分離室07へ流入した流れは、その油分の多い上方部分をポンプ09で吸引され船内タンクTへ貯溜されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のような従来の洋上流出油回収装置では、流出油を回収する筐体01が船舶と一体になって進行するようになっているので、静穏な海域では油回収が行なわれるものの、波浪が高くなると、筐体01の導入口01aに対する流出油03の相対位置が大きく変動して、同導入口01aへの流出油03の導入が十分には行なわれなくなるという問題点がある。
【0004】
そこで本発明は、母船などから独立した自航式の浮体を用いて、波浪時でも波面に沿わせながら効率よく流出油の回収を行なえるようにした自航式洋上流出油回収機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明の自航式洋上流出油回収機は、母船または陸上基地からパワー供給ラインおよび制御ラインを接続されて作動する推進舵取装置をそなえた浮体としての自航式洋上流出油回収機において、前部に洋上流出油導入用開口部をそなえるとともに、同開口部を通じ導入された洋上流出油を吸引回収するポンプをそなえ、同ポンプにより吸引された洋上流出油を送出すべく、同ポンプの吐出口を上記の母船または陸上基地における回収油タンクに接続する送油ホースが設けられて、同送油ホースと上記のパワー供給ラインおよび制御ラインとがほぼ一体に束ねられ海中に延在しており、上記浮体が、枠組み構造の本体と、上記開口部を形成すべく上記本体の左右にそなえた浮力部材とで構成されるとともに、上記推進舵取装置が上記本体の下部で前後左右に設置された4個のモーター駆動プロペラとして構成されていることを特徴としている。
【0006】
上述の本発明の自航式洋上流出油回収機では、母船または陸上基地からパワー供給ラインおよび制御ラインを介し電力や高圧流体のごときパワーと制御信号とを受けて作動する推進舵取装置をそなえた浮体としての洋上流出油回収機が、自航により流出油の多い水域へ移動して、波浪時でも波面に追随しながら、その前部の洋上流出油導入用開口部を通じ流出油を効率よく取り込むことができ、このようにして取り込まれた流出油はポンプで吸引され、送油ホースを通じて母船または陸上基地の回収油タンクに貯溜されるようになる。
【0007】
そして、左右の浮力部材の相互間に広く形成される前部の洋上流出油導入用開口部から取り込まれた流出油は、送油ホースを通じ直ちに送出されるので、この洋上流出油回収機の吃水はほぼ一定に保たれ、海面に沿う流出油の油層に対する本回収機の流出油導入用開口部のレベルも一定に保たれるようになり、これにより流出油の回収が的確に行なわれるようになる。
【0008】
また上記のパワー供給ライン,制御ラインおよび送油ホースは、ほぼ一体に束ねられて海中に延在しているため、この洋上流出油回収機が母船等から遠隔制御される際に、各ラインや送油ホースが絡み合うことはなく、回収機の円滑な操縦が期待される。
さらに、本体下部において前後左右に配設された4個のモーター駆動プロペラにより、効率のよい舵取りおよび推進が行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施形態について説明すると、図1は本発明の第1実施形態としての自航式洋上流出油回収機の使用状態を母船と共に示す説明図、図2は図1の自航式洋上流出油回収機の縦断面図(図3のA−A矢視断面図)、図3は図2の自航式洋上流出油回収機の平面図である。
【0010】
図1に示すように母船31の支援を受けながら洋上流出油の回収作業を行なう回収機10は、図2および図3に示すごとく、枠組み構造の本体11の左右に、水面15を貫通する浮力部材10aをそなえるとともに、内部に浮力室13をそなえることにより、浮体として構成されていて、本体11の下部で前後左右に設置された4個のモーター駆動プロペラ14により、その推進および舵取りが行なわれるようになっている。
【0011】
すなわち、各プロペラ14は、母船31からパワー供給ラインおよび制御ラインを含むケーブル22ならびに浮力室13内のコントローラ23aを介して操縦されるようになっており、各プロペラ14の推力で推進が行なわれるほか、左右の4個のプロペラ14の推力の差により舵取りが行なわれるようになっている。なお、舵取りについては、各プロペラ14が本体11に対し旋回可能に設置されることによっても、その機能が得られるが、通常の舵および操舵装置を設けるようにしてもよい。
【0012】
本体11は水面15に浮遊する流出油16を導入するための開口部17を前部において左右の浮力部材 10 a, 10 aの相互間に形成されており、この回収機10の矢示方向23への進行に伴い同開口部17へ取り込まれた流出油16は、案内部18を経て油分離部19に集められ、ポンプ20で吸引されて、送油ホース21を介し母船31内の図示しない回収油タンクに貯溜される。
【0013】
本実施形態では、特に油分離部19が四角錐状に形成されて、その頂部開口を通じポンプ20で流出油が吸引されるようになっているので、流出油の分離回収が効率よく行なわれるようになる。
【0014】
なお、流出油が高粘度の場合に、これを希釈するため、案内部18の天井開口24から同案内部18内へ海水を噴射するための海水ポンプ25が、浮力室13の内部に設置されている。
【0015】
上述の第1実施形態では、母船(または陸上基地)31からパワー供給ラインおよび制御ラインを含むケーブル22を介し電力(または高圧流体)と制御信号とを受けて作動するプロペラ(推進舵取装置)14をそなえた浮体としての洋上流出油回収機10が、自航により流出油の多い水域へ移動して、波浪時でも波面に追随しながら、その前部の洋上流出油導入用開口部17を通じ流出油を効率よく取り込むことができ、このようにして取り込まれた流出油はポンプ20で吸引され、送油ホース21を通じて母船(または陸上基地)31の回収油タンクに貯溜されるようになる。
【0016】
そして、上述のごとく、左右の浮力部材 10 a, 10 aの相互間に広く形成される前部の洋上流出油導入用開口部17から取り込まれた流出油は、送油ホース21を通じ直ちに送出されるので、この洋上流出油回収機10の吃水はほぼ一定に保たれ、海面に沿う流出油の油層に対する本回収機10の流出油導入口17のレベルも一定に保たれるようになり、波高が高くても波面への追随が適切に行なわれて、流出油の回収が的確に行なわれるようになる。
【0017】
またパワー供給ラインおよび制御ラインを含むケーブル22ならびに送油ホース21は、ほぼ一体に束ねられて海中に延在しているため、この洋上流出油回収機10が母船31等から遠隔制御される際に、ケーブル22や送油ホース21が絡み合うことはなく、回収機10の円滑な操縦が期待される。
【0018】
次に本発明の第2実施形態としての自航式洋上流出油回収機について説明すると、図4は図2に対応させて示す縦断面図である。
この第2実施形態の場合も、図4に示すように母船の支援を受けながら洋上流出油の回収作業を行なう回収機40は、枠組み構造の本体41の左右に、水面45を貫通する浮力部材40aをそなえるとともに、内部に浮力室43をそなえることにより、浮体として構成されていて、本体41の下部で前後左右に設置された4個のモーター駆動プロペラ44により、その推進および舵取りが行なわれるようになっている。
【0019】
すなわち、各プロペラ44は、母船からパワー供給ラインおよび制御ラインを含むケーブル52ならびに浮力室43内のコントローラ53aを介して操縦されるようになっており、各プロペラ44の推力で推進が行なわれるほか、左右のプロペラ44の推力の差により舵取りが行なわれるようになっている。
【0020】
本体41は水面45に浮遊する流出油46を導入するための開口部47を前部に形成されており、この回収機40の矢示方向53への進行に伴い同開口部47へ流入した流出油46は、水面近傍の多数の流出油吸込口49を通じポンプ50で吸引されて、送油ホース51を介し母船内の図示しない回収油タンクに貯溜されるようになっている。
【0021】
なお、この第2実施形態では、流出油吸込口49が水面上方の空気を吸い込まないように、同吸込口49を緩やかに覆う円板状のカバーが設けられる。
【0022】
上述の第2実施形態の場合も、浮体としての回収機40が、自航により流出油の多い水域へ移動して、波浪時でも波面に追随しながら、その前部の洋上流出油導入用開口部47を通じ流出油を効率よく取り込むことができ、前述の第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0023】
次に図5に示す本発明の第3実施形態について説明すると、本実施形態の場合も、母船の支援を受けながら洋上流出油の回収作業を行なう回収機70は、枠組み構造の本体71の左右に、水面75を貫通する浮力部材70aをそなえるとともに、内分に浮力室73をそなえることにより、浮体として構成されていて、本体71の下部で前後左右に設置された4個のモーター駆動プロペラ74により、その推進および舵取りが行なわれるようになっている。
【0024】
すなわち、各プロペラ74は、母船からパワー供給ラインおよび制御ラインを含むケーブル82ならびに浮力室73内のコントローラ83を介して操縦されるようになっており、各プロペラ74の推力で推進が行なわれるほか、左右のプロペラ74の推力の差により舵取りが行なわれるようになっている。
【0025】
本体71は水面75に浮遊する流出油76を導入するための開口部77を前部に形成されており、この回収機70の矢示方向84への進行に伴い同開口部77へ流入した流出油76は、案内部78を経て油分離部79に集められ、ポンプ80で吸引されて、送油ホース81を介し母船内の図示しない回収油タンクに貯溜される。
【0026】
この第3実施形態では特に油分離部79が水面よりも上方まで突出した塔状に形成されて、その内部の上方部分に集められた油分がポンプ80で吸引されるようになっているので、流出油76の分離回収が効率よく行なわれるようになる。
このようにして、この第3実施形態の場合も前述の第1および第2実施形態の自航式洋上流出油回収機とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の自航式洋上流出油回収機によれば次のような効果が得られる。
(1) 母船または陸上基地からパワー供給ラインおよび制御ラインを介し電力や高圧流体のごときパワーと制御信号とを受けて作動する推進舵取装置をそなえた浮体としての洋上流出油回収機が、自航により流出油の多い水域へ移動して、波浪時でも波面に追随しながら、その前部の洋上流出油導入用開口部を通じ流出油を効率よく取り込むことができ、このようにして取り込まれた流出油はポンプで吸引され、送油ホースを通じて母船または陸上基地の回収油タンクに貯溜されるようになる。
(2) 左右の浮力部材の相互間に広く形成される前部の洋上流出油導入用開口部から取り込まれた流出油は、送油ホースを通じ直ちに送出されるので、この洋上流出油回収機の吃水はほぼ一定に保たれ、海面に沿う流出油の油層に対する本回収機の流出油導入用開口部のレベルも一定に保たれるようになり、これにより流出油の回収が的確に行なわれるようになる。
(3) 上記のパワー供給ライン,制御ラインおよび送油ホースは、ほぼ一体に束ねられて海中に延在しているため、この洋上流出油回収機が母船等から遠隔制御される際に、各ラインや送油ホースが絡み合うことはなく、回収機の円滑な操縦が期待される。
(4) 本体の下部で前後左右に設置された4個のモーター駆動プロペラにより、同本体の推進および舵取りが効率よく行われるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態としての自航式洋上流出油回収機の使用状態を母船と共に示す説明図である。
【図2】 図1の自航式洋上流出油回収機の縦断面図(図3のA−A矢視断面図)である。
【図3】 図2の自航式洋上流出油回収機の平面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態としての自航式洋上流出油回収機の縦断面図である。
【図5】 本発明の第3実施形態としての自航式洋上流出油回収機の縦断面図である。
【図6】 従来の洋上流出油回収装置の縦断面図である。
【符号の説明】
10 自航式洋上流出油回収機
10a 浮力部材
11 本体
13 浮力室
14 モーター駆動プロペラ
15 水面
16 流出油
17 洋上流出油導入用開口部
18 案内部
19 油分離部
20 ポンプ
21 送油ホース
22 ケーブル
23 進行方向
23a コントローラ
24 天井開口
25 ポンプ
31 母船
40 自航式洋上流出油回収機
40a 浮力部材
41 本体
43 浮力室
44 モーター駆動プロペラ
45 水面
46 流出油
47 洋上流出油導入用開口部
49 流出油吸込口
50 ポンプ
51 送油ホース
52 ケーブル
53 進行方向
53a コントローラ
70 自航式洋上流出油回収機
70a 浮力部材
71 本体
73 浮力室
74 モーター駆動プロペラ
75 水面
76 流出油
77 洋上流出油導入用開口部
78 案内部
79 油分離部
80 ポンプ
81 送油ホース
82 ケーブル
83 コントローラ
84 進行方向
Claims (1)
- 母船または陸上基地からパワー供給ラインおよび制御ラインを接続されて作動する推進舵取装置をそなえた浮体としての自航式洋上流出油回収機において、前部に洋上流出油導入用開口部をそなえるとともに、同開口部を通じ導入された洋上流出油を吸引回収するポンプをそなえ、同ポンプにより吸引された洋上流出油を送出すべく、同ポンプの吐出口を上記の母船または陸上基地における回収油タンクに接続する送油ホースが設けられて、同送油ホースと上記のパワー供給ラインおよび制御ラインとがほぼ一体に束ねられ海中に延在しており、上記浮体が、枠組み構造の本体と、上記開口部を形成すべく上記本体の左右にそなえた浮力部材とで構成されるとともに、上記推進舵取装置が上記本体の下部で前後左右に設置された4個のモーター駆動プロペラとして構成されていることを特徴とする、自航式洋上流出油回収機。
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JP24955097A JP3690906B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 自航式洋上流出油回収機 |
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