JP3690706B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナ、ファクシミリ、複写機等に適用される画像処理装置に関し、特に、低濃度、低コントラストの画像データをリアルタイムで良好に2値化する画像処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像処理装置においては、各種の画像データを2値化するが、一般的に線画では階調性より解像度が重要視され、絵柄では解像度より階調性が重要視される。このため、線画は固定したしきい値により解像度優先に2値化し、絵柄はディザ処理で階調性優先に2値化している。また、その処理を実行する前に文字領域と絵柄領域を分離することが行われている。文字領域と絵柄領域が混在する原稿を如何に忠実に再現するかについて多くの提案がなされている。
【0003】
例えば、本出願人による特開平8−190611号公報には、周辺画素の平均値に基づいて2値化のためのしきい値を適応的に求め、これをしきい値設定手段に設定して2値化処理し、あるいは、元画像を平均化した画像に基づいて2値化のためのしきい値を適応的に求め、これをしきい値設定手段に設定して2値化処理することで、コントラストの低い文字を低ノイズで再現し、また網点上の文字を良好に再現することを実現している。
【0004】
また、他の従来例には、図16に示すような画像処理回路が提案されている。従来例であるので、簡単に構成要素だけを説明すると、この画像処理回路は、γ補正回路1、平均化フィルタ2,5、MTF補正回路3,4、エッジ検出回路6、エッジ分離ブロック7、クランプ回路8,9、コンパレータ10,11,12、セレクタ回路13,14、バイナリフィルタ15を備えている。そして、灰色の地肌に位置する黒色の線画が白抜きされて識別が容易な画像データを生成することが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように画質を向上するための種々の技術が提案されてはいるものの、高濃度部でのコントラストの低い文字、特に幅のある文字に関して十分に再現できないことがあった。
本発明の目的は、高濃度部でのコントラストの低い文字も良好に再現できる画像処理手段を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載の発明は、画像データ中の注目画素の濃度を該注目画素を中心とした周辺画素の濃度により平滑化した平均値を算定する平滑化手段と、当該注目画素を濃度で2値化する際のしきい値が前記平滑化手段の出力する平均値に基づいて設定されるしきい値設定手段と、しきい値設定手段に設定されたしきい値に基づいて注目画素を濃度で2値化する2値化手段とを備えた画像処理装置において、平滑化特性を異ならせた2種類以上の平滑化手段にそれぞれ対応させてしきい値設定手段を2種類以上有し、画像データの注目画素の濃度又は注目画素を含む領域の濃度値群に基づいて前記しきい値設定手段の内の1つを選択する値選択手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記しきい値選択手段は、注目画素の濃度に基づいて、前記しきい値設定手段を選択することを特徴とする。
【0008】
また請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記しきい値選択手段は、周辺画素の濃度の平均値に基づいて、前記しきい値設定手段を選択することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は本発明の第1の実施の形態を示す画像処理装置のブロック図である。この画像処理装置は、γ補正回路101と、平均化フィルタ102とが順番に接続されており、この平均化フィルタ102には、画像判定部103、2値処理手段である2値化処理部104、白抜処理部105、が並列に接続されている。γ補正回路101は、図示しない読取走査装置により読み取り走査された多値の8ビットの画像データにγ補正を実行し、同時に1画素のビット数も削減する。なお、このγ補正回路101は、画像データに地肌ノイズが多量の場合は、外部信号に対応して、画像データをスルーさせたり、γカーブの傾斜を低減させることもする。
【0011】
平均化フィルタ102は、選択したマトリクスにより画像データを平均化する。なお、このような平均化により画像データの地肌ノイズのエネルギを低減させるが、これを実行することなく画像データをスルーさせることも可能である。画像判定部103は、MTF補正回路106と、エッジ分離回路107とを有しており、画像データを画素単位で線画と絵柄との一方に判定する。つまり、MTF補正回路106は、複数のマトリクスフィルタが切り換え自在に設定されており、選択したマトリクスフィルタにより、画像データをMTF補正して鮮鋭化する。
【0012】
エッジ分離ブロック107は、MTF補正された画像データを、パターンマッチングなどのデータ処理により画素単位で輪郭部分と非輪郭部分とに判定する。なお、このような判定は既存のデータ処理により実現され、このようなデータ処理は、特開平5−176167号公報等に詳述されている。
【0013】
2値化処理部104は、しきい値算定部108と、線画2値化部109と、絵柄2値化部110とを備えており、これらの2値化部109,110は、画像判定部103の出力が接続された1個のセレクタ回路111に共通に接続されている。しきい値設定手段であるしきい値算定部108は、平滑化手段として平均化特性(フィルタ特性)が異なる2種類の平均化フィルタ(1)112,(2)113と、このうちの何れかを選択するしきい値選択手段としてのセレクタ回路114と、クランプ回路115,116とを有している。セレクタ回路114で選択・出力されたデータからクランプ回路115,116により2値化用のしきい値を高低2段に生成して、別々に2値化部109,110に供給する。すなわち、クランプ回路115からのしきい値は線画2値化部109のコンパレータ118に供給・設定され、クランプ回路116からのしきい値は絵柄2値化部110のコンパレータ119に供給・設定される。
【0014】
図2、図3、図4は平均化フィルタの第1、第2、第3の例を示す図である。平均化フィルタ(1)112には、図2に示すフィルタを使用する。また、平均化フィルタ(2)113には、図4に示すフィルタを使用する。これらのマトリクスフィルタにより画像データを平均化してしきい値を算定する。クランプ回路115,116は、しきい値の上限と下限とをクランプすることにより、輪郭部分の再現可能な濃度範囲を決定する高低2段のしきい値を“clampH,L”として生成する。
【0015】
線画2値化部109は、MTF補正回路117と、コンパレータ118とを有しており、画像データを階調性より解像度を優先した方式で2値化する。つまり、MTF補正回路117は、例えば、図示しない切り換え自在な2種類のマトリクスフィルタが設定されており、このマトリクスフィルタによるMTF補正により、画像データを鮮鋭化する。コンパレータ118は、しきい値算定部108のクランプ回路115から高低2段のしきい値を入力し、これらのしきい値に従って画像データを2値化する。絵柄2値化部110は、階調性優先のディザ処理等が設定されたコンパレータ119からなり、画像データを、算定されたしきい値に対応して疑似中間調に2値化する。
【0016】
セレクタ回路111は、2つのデータ端子に2値化部109,110が個々に接続され、制御端子に画像判定部103の出力が接続されているので、この画像判定部103により画像データが線画に判定されると、線画2値化部109により解像度優先に2値化された画像データを選択し、画像データが絵柄に判定されると、絵柄2値化部110により階調性優先に2値化された画像データを選択する。
【0017】
白抜き処理部105は、輪郭検出手段となるエッジ検出回路120、白抜処理手段となるコンパレータ121、及びセレクタ回路122を有しており、画像データから輪郭部分を検出し、この輪郭部分を白抜処理する。つまり、エッジ検出回路120は、所定のラプラシアンフィルタが設定されており、このラプラシアンフィルタによるコンボリュージョン演算により、画像データの濃度低下が一定以上の部分を輪郭部分として検出する。
【0018】
コンパレータ121は、検出結果と、予め設定されたしきい値とを比較することにより、この比較結果に対応して白抜処理の有無を示す2値の制御信号を出力する。白抜処理部105は、セレクタ回路122制御端子に接続されており、このセレクタ回路122は、一対のデータ入力の一方に2値化処理部104のセレクタ回路111が接続されて、他方は接地されている。
【0019】
セレクタ回路122は、白抜処理部105が白抜処理の実行信号を出力すると、接地信号をバイナリフィルタ123に出力し、白抜処理部105が白抜き処理の非実行信号を出力すると、セレクタ回路122から入力される画像データをバイナリフィルタ123に出力する。このため、このバイナリフィルタ123には、輪郭部分が白抜き処理された2値の画像データが入力される。
【0020】
このような構成において、画像読取装置で読み取られた画像データ(イメージデータ)は、多値のアナログデータから最終的に2値のデジタルデータに変換されるが、このデータ変換では、画像データを画像判定部104により線画か絵柄かに画素単位で判定し、線画には線画2値化部109により解像度優先の2値化を実行し、絵柄には絵柄2値化部108により階調性優先の2値化を実行する。このように、2値化された画像データに白色や黒色の孤立点が存在すると、これをバイナリフィルタ123により検出して白黒反転させるので、黒地の白点や白地の黒点が除去される。
【0021】
図5は図2に示す平均化フィルタを使用した場合の出力を示す図であり、(a)は入力画像データ(実線)と平均化フィルタ出力(破線)を示す図、(b)は2値化後の出力を示す図である。また、図6は図4に示す平均化フィルタを使用した場合の出力を示す図であり、(a)は入力画像データ(実線)と平均化フィルタ出力(破線)を示す図、(b)は2値化後の出力を示す図である。
【0022】
また、図7は入力画像の一例を示す図、図8は図7に示す入力画像を、図2に示す平均化フィルタを使用して2値化した出力画像を示す図、図9は図7に示す入力画像を、図4に示す平均化フィルタを使用して2値化した出力画像を示す図である。
【0023】
図10は、図7に示す入力画像を、平均化フィルタの切り換え制御で2値化した出力画像の第1の例を示す図、図11は図7に示す入力画像を、平均化フィルタの切り換え制御で2値化した出力画像の第2の例を示す図である。
【0024】
前述したように本発明では、平滑化特性を異ならせた2種類の平均化フィルタ(1)112,(2)113を有している。フィルタを切り換える効果について以下説明する。
【0025】
平均化フィルタ(1)112が使用する図2に示すフィルタは、平均化フィルタ(2)113が使用する図4に示すフィルタに対し、主走査方向のサイズが小さいため、入力画像の細かい変化に追従する(図5のX領域図8の左領域部の画像)。よって2値化後の線は細めでシャープな感じに再現できる。これは、領域Xのように濃度が薄く細い文字を再現するのに適していることを示す。反面、濃度変化の少ないところ、特に地肌の濃い部分上の文字再現は地肌部のゆっくりとした変化に追従してしまうので、黒く潰れる傾向にある(図5のY領域図8の右領域部の画像)。
【0026】
一方、図4のフィルタは、図2のフィルタに対し主走査方向のサイズが大きいので、入力画像の変化に対する追従性が悪い。そのため、領域Xは濃く潰れた感じとなる(図6のX領域図9の左領域部の画像)。しかし、逆に地肌の比較的ゆっくりした変化にも追従しにくいので、地肌上の文字再現はよくなる(図6のY領域図9の右領域部の画像)。
【0027】
平均化フィルタの切り換えは、外部制御信号であるセレクト信号131をセレクタ回路114に加えることで行われる。即ち、セレクト信号131によりセレクタ回路114は、画像データの注目画素の濃度又は注目画素を含む領域の濃度値群に基づいて平均化フィルタ(1)112と、平均化フィルタ(2)113の何れかを切り換え選択する。なお、図3に示す平均化フィルタは、図2に示す平均化フィルタと図4に示す平均化フィルタの中間的な特性を示す。図4の平均化フィルタの代わりにこの平均化フィルタを使用してもよいし、3種類から1種類を選択できるようにしてもよい。
【0028】
また、ハードウエアで実現する場合など、ハード量の制限により主走査方向が3のものを使う場合もある。要は平均化フィルタであれば、これ以外でもよい。またソフトウエアで実現したりハード量に余裕がある場合は、例えば副走査方向のサイズを図2、図3、図4の例では3であるがそれぞれ、5,9,15などのようにもっと大きくしてもよい。そうすれば、副走査方向にも主走査で説明したような効果が得られる。
【0029】
図12は本発明の第2の実施の形態を示す画像処理装置のブロック図である。図12に示す第2の実施の形態の画像処理装置も、図1に示す第1の実施の形態の画像処理装置と同じ構成となっている。相違点は、第1の実施の形態の場合、セレクト信号131によって平均化フィルタを切り換えているのに対し、第2の実施の形態では、入力イメージデータの濃度信号並びにフィルタ切り換えしきい値信号132によってセレクタ回路114を駆動し、平均化フィルタを切り換えている点である。
【0030】
図13はセレクタ回路114の詳細ブロック図である。セレクタ回路114は、タイミング調整ブロック141,142,143、コンパレータ144、セレクタ145を備える。タイミング調整ブロック141,142,143はそれぞれ、フィルタでの画素遅延を合わせ込む働きをするブロックである。記憶素子(フリップ・フロップ)を直列に繋いで構成する。
【0031】
入力データとフィルタ切り換えしきい値をコンパレータ144で比較して、入力データが大きいとき平均化フィルタ(2)113に、小さいか同じとき平均化フィルタ(1)112に切り換える。前述したように、平均化フィルタ(1)112は図2に示すフィルタが使用され、平均化フィルタ(2)113は図4に示すフィルタが使用されている。
【0032】
図7に示す入力画像Aに対しては図2に示すフィルタを、入力画像Zに対しては図4に示すフィルタを使用すれば、文字再現が良好になり、薄い文字も良好に再現できる。
【0033】
図14は平均化フィルタの第4の例を示す図である。このフィルタは、主走査方向を15画素、副走査方向を9画素としたものである。このフィルタを平均化フィルタ(2)113に使用すると、図11のイメージのように、副走査方向にも地肌上の文字再現が良好になる。ところで、しきい値設定フィルタを切り換えるとき、上記のように入力イメージデータを使うが、入力イメージデータにはノイズ成分が含まれている場合があり、地肌部の濃度が数画素分だけ濃くなったり薄くなったりする場合がある。これには、以下の様にして対処ができる。
【0034】
図15は本発明の第3の実施の形態を示す画像処理装置のブロック図である。この実施の形態は、平均化フィルタ(1)112,(2)113の出力をしきい値と比較し、しきい値設定フィルタを切り換えるものである。即ち、平均化フィルタの後の濃度データでしきい値設定フィルタを切り換える(周辺画素の濃度の平均値でしきい値設定手段を選択する)ことにより、ノイズによるしきい値の無駄な切り換えが無くなり、例えば、高濃度地肌上の文字に含まれるノイズにより、しきい値が図2のサイズの小さいフィルタに切り換わってしまうのを防ぐことができる。
【0035】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、平滑化特性を異ならせたしきい値設定手段を2種類以上有し、そのうちの1種類を画像データの注目画素の濃度又は注目画素を含む領域の濃度値群に基づいて選択するようにしたので、原稿に最適な2値化しきい値を選択して画質向上に寄与することができる。
【0036】
請求項2記載の発明によれば、注目画素の濃度によりしきい値設定手段を選択することで、高濃度部の地肌上文字や薄く細い文字を同時に良好に2値化できる。
【0037】
請求項3記載の発明によれば、周辺画素の濃度の平均値でしきい値設定手段を選択することで、ノイズに影響されない安定したしきい値を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す画像処理装置のブロック図である。
【図2】平均化フィルタの第1の例を示す図である。
【図3】平均化フィルタの第2の例を示す図である。
【図4】平均化フィルタの第3の例を示す図である。
【図5】図2に示す平均化フィルタを使用した場合の出力を示す図である。
【図6】図4に示す平均化フィルタを使用した場合の出力を示す図である。
【図7】入力画像の一例を示す図である。
【図8】図7に示す入力画像を図2に示す平均化フィルタを使用して2値化した出力画像を示す図である。
【図9】図7に示す入力画像を図4に示す平均化フィルタを使用して2値化した出力画像を示す図である。
【図10】図7に示す入力画像を平均化フィルタの切り換え制御で2値化した出力画像の第1の例を示す図である。
【図11】図7に示す入力画像を平均化フィルタの切り換え制御で2値化した出力画像の第2の例を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態を示す画像処理装置のブロック図である。
【図13】セレクタ回路の詳細ブロック図である。
【図14】平均化フィルタの第4の例を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態を示す画像処理装置のブロック図である。
【図16】従来例の画像処理装置のブロック図である。
【符号の説明】
101 γ補正回路
102 平均化フィルタ
103 画像判定部
104 2値化処理部
105 白抜処理部
108 しきい値算定部
109 線画2値化部
110 絵柄2値化部
112 平均化フィルタ(1)
113 平均化フィルタ(2)
114 セレクタ回路

Claims (3)

  1. 画像データ中の注目画素の濃度を該注目画素周辺画素濃度により平滑化し、平均値を算定する平滑化手段と、当該注目画素を2値化する際のしきい値が前記平滑化手段の出力する平均値に基づいて設定されるしきい値設定手段と、しきい値設定手段に設定されたしきい値に基づいて注目画素を濃度で2値化する2値化手段とを備えた画像処理装置において、
    平滑化特性を異ならせた2種類以上の平滑化手段にそれぞれ対応させてしきい値設定手段を2種類以上有し、画像データの注目画素の濃度又は注目画素を含む領域の濃度値群に基づいて前記しきい値設定手段の内の1つを選択するしきい値選択手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載において、前記しきい値選択手段は、注目画素の濃度に基づいて、前記しきい値設定手段を選択することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1記載において、前記しきい値選択手段は、周辺画素の濃度の平均値に基づいて、前記しきい値設定手段を選択することを特徴とする画像処理装置。
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