JP3689062B2 - 上位ノードおよびネットワークおよびプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光クロスコネクト、ルータ、SDH(Synchronous
Digital Hierarchy)装置等を一元的に制御できるマルチレイヤネットワークに利用する。特に、GMPLS(Generalized Multi Protocol Label Switching)に関する。
【0002】
【従来の技術】
マルチレイヤネットワークでは、光クロスコネクト、ルータ、SDH装置等を一元的に制御することができる。このようなマルチレイヤネットワークの例を図9に示す。図9の例では、各ルータ間に、複数の光クロスコネクトからなる下位ネットワークが接続されている。各ルータには、ネットワークのトポロジ情報が保持されている。ただし、このトポロジ情報には、下位ネットワークに関するトポロジ情報までは含まれておらず、下位ネットワークは単に一つの伝送路として扱われる。すなわち、図10に示すように、ルータが保持するトポロジ情報は、ルータ同士のトポロジ情報であり、下位ネットワークを構成する光クロスコネクトの存在については、各ルータは認識していない。
【0003】
このようなマルチレイヤネットワークにおける光クロスコネクト、ルータ、SDH装置等の各ノードは、そのいずれかが障害を検出した際に、等しくLSA(Link State Advertisement)パケットを周辺ノードに送出する規約になっており、ルータは、このLSAパケットを受け取ると、自己が保持するトポロジ情報を更新して障害箇所を迂回するルートを設定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなマルチレイヤネットワークの下位ネットワークでは、障害が発生すると、この障害箇所を迂回するルートを設定する等の障害復旧措置を速やかに実行することができる。しかし、ルータからは、このような下位ネットワークにおける障害復旧措置の実行状況を認識できないため、LSAパケットが到着すると速やかに自己が保持するトポロジ情報の更新を行い、迂回ルートを設定する。
【0005】
しかし、下位ネットワークでは、障害復旧措置を速やかに実行し、障害復旧完了を示すLSAパケットを送出する。ルータは、このLSAパケットを受信すると、再び自己が保持するトポロジ情報の更新を行い、ルート設定を行う。
【0006】
このように、従来の障害復旧制御技術をそのままマルチレイヤネットワークに適用すると、ルータは、無効となるトポロジ情報の更新および迂回ルートの設定を行う機会が増加し、処理負荷の増大を招く結果となる。したがって、マルチレイヤネットワークにおいては、従来の障害復旧制御技術とは異なる新たな障害復旧制御技術を適用することが望ましい。
【0007】
本発明は、このような背景に行われたものであって、マルチレイヤネットワークに適する障害復旧制御技術を提供し、網資源の有効利用を図ることができる上位ノードおよびネットワークおよびプログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下位ネットワークの障害発生を検出した上位ノードが下位ネットワークのリンクステート情報に基づき、下位ネットワークの障害復旧の可能性を判定し、この判定結果にしたがって自己のトポロジ情報更新する際のプロトコルを提案するものである。
【0009】
本発明の第一の観点は、障害復旧手段を備えた複数の下位ノードおよび伝送路からなる下位ネットワークに接続され、自己が収容する伝送路の障害発生を検出する手段と、この検出する手段の検出結果を障害情報として告する手段と、ネットワークのトポロジ情報を保持する手段と、告された障害情報あるいは自己が検出した障害情報にしたがって自己が保持する前記トポロジ情報を更新する手段と、告された障害情報を他の上位ノードに告する告転送手段とを備えた上位ノードである。
【0010】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記下位ネットワークの詳細な構成に関するリンクステート情報を保持する手段を備え、前記検出する手段は、前記リンクステート情報を保持する手段に保持された前記リンクステート情報にしたがって前記下位ネットワークの詳細な障害状況も含めて検出する手段を備え、前記更新する手段は、前記リンクステート情報を保持する手段に保持された前記リンクステート情報も含めて更新する手段を備えたところにある。
【0011】
上位ノードでは、自己が障害発生を検出する場合と、下位ネットワークからの告により障害発生を検出する場合とがあるが、従来は、上位ノードにより検出される障害は、図10に示したルータ1〜8からなる上位ネットワークレベルの障害である。これに対し、下位ネットワークからの告により検出される障害は、図9に示した光クロスコネクト10〜26からなる下位ネットワークレベルの障害である。
【0012】
すなわち、上位ノードにより検出される障害は、ルータ間の下位ネットワークがほぼ完全に不通となっているような重度の障害であり、早急な復旧がほとんど期待できない障害である。これに対し、下位ネットワークからの告により検出される障害は、下位ネットワークの一部が不通となっているような軽微な障害であり、迂回経路を設定するなどの早急な復旧が期待できる障害である。
【0013】
したがって、従来は、上位ノード自身による障害発生検出の場合には、直ちにトポロジ情報の更新を行い、ルーティング・テーブルを計算し直すようにしていたが、本発明では、上位ノードにも下位ネットワークの詳細な構成に関するリンクステート情報を持たせることにより、従来、下位ネットワークからの告によってのみ検出していた早急な復旧が期待できる軽微な障害までも上位ノード自身により検出することを特徴とする。これにより、下位ネットワークからの告に依存せず、上位ノード独自で、マルチレイヤネットワークに適する障害復旧制御技術を提供し、網資源の有効利用を図ることができる。
【0014】
このためには、上位ノードには、前記更新する手段により更新された前記リンクステート情報を参照して前記障害復旧手段による障害復旧の可能性を判定する手段を備えることが望ましい。
【0015】
また、前記判定する手段の判定結果と前記下位ネットワークを用いて行われる通信の重要度とを参照し、迂回経路設定の必要性を判定する手段を備えることが望ましい。
【0016】
さらに、前記判定する手段の判定結果を所定ユーザに対して通知する手段を備えることもできる。あるいは、前記障害情報および迂回経路の設定状況を所定のユーザに対して通知する手段を備えることもできる。
【0017】
本発明の第二の観点は、本発明の上位ノードを備えたことを特徴とするネットワークである。
【0018】
本発明の第三の観点は、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、障害復旧機能を備えた複数の下位ノードおよび伝送路からなる下位ネットワークに接続され、自己が収容する伝送路の障害発生を検出する機能と、この検出する機能の検出結果を障害情報として告する機能と、ネットワークのトポロジ情報を保持する機能と、告された障害情報あるいは自己が検出した障害情報にしたがって自己が保持する前記トポロジ情報を更新する機能と、告された障害情報を他の上位ノードに告する告転送機能とを備えた上位ノードを制御する装置に相応する機能を実現させるプログラムである。
【0019】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記下位ネットワークの詳細な構成に関するリンクステート情報を保持する機能を実現させ、前記検出する機能として、前記リンクステート情報を保持する機能に保持された前記リンクステート情報にしたがって前記下位ネットワークの詳細な障害状況も含めて検出する機能を実現させ、前記更新する機能として、前記リンクステート情報を保持する機能に保持された前記リンクステート情報も含めて更新する機能を実現させるところにある。
【0020】
前記更新する機能により更新された前記リンクステート情報を参照して前記障害復旧機能による障害復旧の可能性を判定する機能を実現させることが望ましい。
【0021】
前記判定する機能の判定結果と前記下位ネットワークを用いて行われる通信の重要度とを参照し、迂回経路設定の必要性を判定する機能を実現させることもできる。
【0022】
前記判定する機能の判定結果を所定ユーザに対して通知する機能を実現させることもできる。
【0023】
前記障害情報および迂回経路の設定状況を所定のユーザに対して通知する機能を実現させることもできる。
【0024】
本発明の第四の観点は、本発明のプログラムが記録された前記情報処理装置読取可能な記録媒体である。本発明のプログラムは本発明の記録媒体に記録されることにより、前記情報処理装置は、この記録媒体を用いて本発明のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本発明のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接前記情報処理装置に本発明のプログラムをインストールすることもできる。
【0025】
これにより、コンピュータ装置等の情報処理装置を用いて、マルチレイヤネットワークに適する障害復旧制御技術を提供し、網資源の有効利用を図ることができる上位ノードおよびネットワークを実現することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明実施例の上位ノードおよびネットワークを図1ないし図8を参照して説明する。図1は本実施例のネットワークの概念図である。図2は本実施例の光クロスコネクトの構成図である。図3は本実施例の障害復旧制御装置のブロック構成図である。図4は本実施例のルータのブロック構成図である。図5はリンクステート情報の例を示す図である。図6は本実施例の障害発生検出部のブロック構成図である。図7は二重化運転中の伝送路を示す図である。図8は迂回経路を有する伝送路を示す図である。図9はマルチレイヤネットワークの例を示す図である。図10はルータが保持するトポロジ情報を示す図である。
【0027】
本実施例は、図1および図2に示すように、障害復旧制御装置30を備えた複数の光クロスコネクト10〜26および伝送路からなる下位ネットワークに接続され、図4に示すように、自己が収容する伝送路の障害発生を検出する障害発生検出部41と、この障害発生検出部41の検出結果を障害情報として告する告発出部42と、ネットワークのトポロジ情報を保持するトポロジ情報保持部43と、告された障害情報あるいは自己が検出した障害情報にしたがって自己が保持する前記トポロジ情報を更新するトポロジ情報更新部46と、告された障害情報を他の上位ノードに告する告転送部47とを備えたルータ1〜8である。
【0028】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記下位ネットワークの詳細な構成に関するリンクステート情報を保持するリンクステート情報保持部49を備え、障害発生検出部41は、リンクステート情報保持部49に保持された前記リンクステート情報にしたがって前記下位ネットワークの詳細な障害状況も含めて検出し、トポロジ情報更新部46は、リンクステート情報保持部49に保持された前記リンクステート情報も含めて更新するところにある。
【0029】
ルータ1〜8では、自己が障害発生検出部41により障害発生を検出する場合と、下位ネットワークからの告により障害発生を検出する場合とがあるが、障害発生検出部41により検出される障害は、従来は、図10に示したルータ1〜8からなる上位ネットワークレベルの障害であり、下位ネットワークからの告により検出される障害は、図9に示した光クロスコネクト10〜26からなる下位ネットワークレベルの障害であった。
【0030】
すなわち、ルータ1〜8の障害発生検出部41により検出される障害は、ルータ間の下位ネットワークがほぼ完全に不通となっているような重度の障害であり、早急な復旧がほとんど期待できない障害である。これに対し、障害復旧制御装置30の障害発生検出部31により検出され、告発出部32からの告により検出される障害は、下位ネットワークの一部が不通となっているような軽微な障害であり、迂回経路を設定するなどの早急な復旧が期待できる障害である。
【0031】
したがって、従来は、ルータ1〜8自身による障害発生検出の場合には、直ちにトポロジ情報の更新を行い、ルーティング・テーブルを計算し直すようにしていたが、本実施例では、ルータ1〜8にも下位ネットワークの詳細な構成に関するリンクステート情報を持たせることにより、従来、下位ネットワークからの告によってのみ検出していた早急な復旧が期待できる軽微な障害までもルータ1〜8自身により検出することを特徴とする。これにより、下位ネットワークからの告に依存せず、ルータ1〜8独自で、マルチレイヤネットワークに適する障害復旧制御技術を提供し、網資源の有効利用を図ることができる。
【0032】
本実施例では、早急な復旧が期待できる軽微な障害発生を対象として説明を行う。ルータ1〜8の障害発生検出部41が障害を検出する方法としては、ルータ1〜8自身から送出するリンクのキープ・アライブ信号のエラー監視やSDHのK1/K2バイトなどによって検出することができる。
【0033】
障害発生検出部41は、トポロジ情報更新部46により更新された前記リンクステート情報を参照して障害復旧制御装置30による障害復旧の可能性を判定する。さらに、この判定結果と前記下位ネットワークを用いて行われる通信の重要度とを参照し、迂回経路設定の必要性を判定する。
【0034】
当該判定についてさらに詳細に説明すると、リンクステート情報保持部49は、図5に示すように、自己が接続された下位ネットワークに限定した小規模なトポロジ情報を保持している。障害発生検出部41は、図5に示す障害が発生した下位ネットワークの詳細な構成に関するリンクステート情報を参照して網資源の密集度合いを検出する。図5の例では、障害箇所AとBとを比較すると、Aの方がBよりも網資源の密集度合いが高い。これにより、網資源が密集している箇所であれば、迂回経路の設定が容易であり、短時間の復旧が期待できるが、網資源が疎らな箇所であれば、迂回経路の設定が困難であり、短時間の復旧が期待できないと判定する。
【0035】
あるいは、障害発生検出部41は、図6に示すように、復旧予測時間計算部39および復旧予測時間情報テーブル70を備え、迂回経路の設定能力として、図7に示すように、二重化運転中の伝送路については、復旧予測時間をほぼ零として計算するとともに障害中は当該伝送路を一重化運転中の伝送路として再認識する。すなわち、図7に示すように、現用および予備の経路を用いて同一データを二重化して伝送している場合には、そのいずれかの経路に障害が発生した場合の復旧予測時間は零とみなしてよい。しかし、いずれか一方の経路に障害が発生した場合には、二重化伝送路ではなくなるので、このような場合には、一本の伝送路として復旧予測時間を再計算する。
【0036】
あるいは、障害発生検出部41は、前記迂回経路の設定能力として、計算対象となる伝送路の両端に対する迂回経路の存在の有無および当該迂回経路の空塞の状況に基づき復旧予測時間を計算する。すなわち、図8に示すように、計算対象となる伝送路が波長λ1、λ2の光パスが張られた伝送路であるときに、まず、その迂回経路の有無を調べ、さらに、その迂回経路における波長の空塞状況を調べる。
【0037】
図8の例では、迂回経路が存在し、空塞状況(1)では、波長λ4およびλ5の光パスが空いている。したがって、この場合の復旧予測時間は、光クロスコネクトの切替時間分になる。空塞状況(2)では、二つの空き波長が必要なのに、全ての波長が塞がっている。また、空塞状況(3)では、波長λ3だけが空いている。このような場合には、過去からの統計データに基づく二つの空き波長の発生確率に基づき復旧予測時間を計算する。なお、図7において、現用または予備経路のいずれかに障害が発生し、一本の伝送路として復旧予測時間を再計算する場合にも当該方法を用いることができる。
【0038】
さらに、告発出部42は、前記判定結果を他ルータに通知するとともに、所定ユーザに対して通知する。あるいは、前記障害情報および迂回経路の設定状況を所定のユーザに対して通知する。
【0039】
本実施例のルータ1〜8は、情報処理装置であるコンピュータ装置を用いて実現することができる。すなわち、コンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置に、障害復旧制御装置30を備えた複数の光クロスコネクト10〜26および伝送路からなる下位ネットワークに接続され、自己が収容する伝送路の障害発生を検出する障害発生検出部41に相応する機能と、この障害発生検出部41の検出結果を障害情報として告する告発出部42に相応する機能と、ネットワークのトポロジ情報を保持するトポロジ情報保持部43に相応する機能と、告された障害情報あるいは自己が検出した障害情報にしたがって自己が保持する前記トポロジ情報を更新するトポロジ情報更新部46に相応する機能と、告された障害情報を他の上位ノードに告する告転送部47に相応する機能とを備えたルータ1〜8を制御する装置に相応する機能を実現させるプログラムであって、前記下位ネットワークの詳細な構成に関するリンクステート情報を保持するリンクステート情報保持部49に相応する機能を実現させ、障害発生検出部41に相応する機能として、リンクステート情報保持部49に保持された前記リンクステート情報にしたがって前記下位ネットワークの詳細な障害状況も含めて検出する機能を実現させ、トポロジ情報更新部46に相応する機能として、リンクステート情報保持部49に保持された前記リンクステート情報も含めて更新する機能を実現させるプログラムをコンピュータ装置にインストールすることにより、そのコンピュータ装置を本実施例のルータ1〜8を制御する装置に相応する装置とすることができる。
【0040】
障害発生検出部41に相応する機能として、トポロジ情報更新部46により更新された前記リンクステート情報を参照して前記障害復旧機能による障害復旧の可能性を判定する機能を実現させる。さらに、前記判定する機能の判定結果と前記下位ネットワークを用いて行われる通信の重要度とを参照し、迂回経路設定の必要性を判定する機能を実現させる。
【0041】
告発出部42に相応する機能として、前記判定する機能の判定結果を所定ユーザに対して通知する機能を実現させる。あるいは、前記障害情報および迂回経路の設定状況を所定のユーザに対して通知する機能を実現させる。
【0042】
本実施例のプログラムは本実施例の記録媒体に記録されることにより、コンピュータ装置は、この記録媒体を用いて本実施例のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本実施例のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接コンピュータ装置に本実施例のプログラムをインストールすることもできる。
【0043】
これにより、コンピュータ装置を用いて、マルチレイヤネットワークに適する障害復旧制御技術を提供し、網資源の有効利用を図ることができるルータ1〜8およびネットワークを実現することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、マルチレイヤネットワークに適する障害復旧制御技術を提供し、網資源の有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例のネットワークの概念図。
【図2】 本実施例の光クロスコネクトの構成図。
【図3】 本実施例の障害復旧制御装置のブロック構成図。
【図4】 本実施例のルータのブロック構成図。
【図5】 リンクステート情報の例を示す図。
【図6】 本実施例の障害発生検出部のブロック構成図。
【図7】 二重化運転中の伝送路を示す図。
【図8】 迂回経路を有する伝送路を示す図。
【図9】 マルチレイヤネットワークの例を示す図。
【図10】 ルータが保持するトポロジ情報を示す図。
【符号の説明】
1〜8、51〜58 ルータ
10〜26、60〜76 光クロスコネクト
30 障害復旧制御装置
31、41 障害発生検出部
32、42 告発出部
33 復旧制御部
39 復旧予測時間計算部
43 トポロジ情報保持部
44 ルーティング・テーブル計算部
45 経路設定部
46 トポロジ情報更新部
47 告転送部
48 警報保護部
49 リンクステート情報保持部
70 復旧予測時間情報テーブル
A、B 障害箇所

Claims (12)

  1. 障害復旧手段を備えた複数の下位ノードおよび伝送路からなる下位ネットワークに接続され、
    自己が収容する伝送路の障害発生を検出する手段と、この検出する手段の検出結果を障害情報として告する手段と、ネットワークのトポロジ情報を保持する手段と、告された障害情報あるいは自己が検出した障害情報にしたがって自己が保持する前記トポロジ情報を更新する手段と、告された障害情報を他の上位ノードに告する告転送手段とを備えた
    上位ノードにおいて、
    自己が接続された前記下位ネットワークの詳細な構成に関するリンクステート情報を保持する手段を備え、
    前記検出する手段は、前記リンクステート情報を保持する手段に保持された前記リンクステート情報にしたがって前記下位ネットワークの詳細な障害状況も含めて検出する手段を備え、
    前記更新する手段は、前記リンクステート情報を保持する手段に保持された前記リンクステート情報も含めて更新する手段を備えた
    ことを特徴とする上位ノード。
  2. 前記更新する手段により更新された前記リンクステート情報を参照して前記障害復旧手段による障害復旧の可能性を判定する手段を備えた請求項1記載の上位ノード。
  3. 前記判定する手段の判定結果と前記下位ネットワークを用いて行われる通信の重要度とを参照し、迂回経路設定の必要性を判定する手段を備えた請求項1または2記載の上位ノード。
  4. 前記判定する手段の判定結果を所定ユーザに対して通知する手段を備えた請求項1または2記載の上位ノード。
  5. 前記障害情報および迂回経路の設定状況を所定のユーザに対して通知する手段を備えた請求項1記載の上位ノード。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の上位ノードを備えたことを特徴とするネットワーク。
  7. 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
    障害復旧機能を備えた複数の下位ノードおよび伝送路からなる下位ネットワークに接続され、
    自己が収容する伝送路の障害発生を検出する機能と、この検出する機能の検出結果を障害情報として告する機能と、ネットワークのトポロジ情報を保持する機能と、告された障害情報あるいは自己が検出した障害情報にしたがって自己が保持する前記トポロジ情報を更新する機能と、告された障害情報を他の上位ノードに告する告転送機能とを備えた
    上位ノードを制御する装置に相応する機能を実現させるプログラムにおいて、
    自己が接続された前記下位ネットワークの詳細な構成に関するリンクステート情報を保持する機能を実現させ、
    前記検出する機能として、前記リンクステート情報を保持する機能に保持された前記リンクステート情報にしたがって前記下位ネットワークの詳細な障害状況も含めて検出する機能を実現させ、
    前記更新する機能として、前記リンクステート情報を保持する機能に保持された前記リンクステート情報も含めて更新する機能を実現させる
    ことを特徴とするプログラム。
  8. 前記更新する機能により更新された前記リンクステート情報を参照して前記障害復旧機能による障害復旧の可能性を判定する機能を実現させる請求項7記載のプログラム。
  9. 前記判定する機能の判定結果と前記下位ネットワークを用いて行われる通信の重要度とを参照し、迂回経路設定の必要性を判定する機能を実現させる請求項7または8記載のプログラム。
  10. 前記判定する機能の判定結果を所定ユーザに対して通知する機能を実現させる請求項7または8記載のプログラム。
  11. 前記障害情報および迂回経路の設定状況を所定のユーザに対して通知する機能を実現させる請求項7記載のプログラム。
  12. 請求項7ないし11のいずれかに記載のプログラムが記録れた前記情報処理装置読取可能な記録媒体。
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