JP3686959B2 - Plant immersion equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植物を植設パネルに植設して培養液により栽培を行う植物水耕栽培に用いる装置に関し、より詳細には植設パネルを液中に所定時間浸漬して害虫を駆除する植物浸漬装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
栽培槽中の培養液に植物の根を浸漬させて養分の吸収を行わせる水耕栽培では、除草剤や土壌改良剤などの農薬は不要となるが、アブラ虫やアオ虫、ヨトウ虫、コナガ虫などの害虫を駆除するための殺虫剤や防虫剤などの農薬は依然として用いる必要があった。このため、これら使用した農薬が収穫物に残留する問題があった。
【0003】
前記害虫は、体表に開く気門から酸素を組織内に取り込み、二酸化炭素を気門から外部へ排出する、いわゆる気管呼吸を行っている。このため、これら害虫は長時間液体中に浸かると気門からのガス交換ができなくなって死滅する。死滅に要する時間はおおよそアブラ虫で3〜4時間、アオ虫で0.5〜2時間である。
【0004】
この特性を利用して、害虫の付着している植物を所要濃度に調整された溶液中に所定時間浸漬することにより、植物にダメージを与えることなく害虫を死滅させる植物の害虫駆除方法およびそのための植物浸漬装置が提案されている(特開平11−42038号および特開2000−217450号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平11−42038号で開示されている植物浸漬装置では、植設パネルを手動で浸漬しているため、植設パネルの浸漬処理に多大な労力が必要となる。
【0006】
また特開2000−217450号で開示されている一つの植物浸漬装置では、栽培槽とは別に貯槽を設け、栽培槽から貯槽に培養液を移し替えて液面を低下させて植物植設パネルを浸漬位置に降下させる方法を用いているが、貯槽を別に設けなけばならないため装置が大型化する問題がある。また、開示されている他の植物浸漬装置では、植物植設パネルに空室を設け、その空室に液体を給排することにより植物植設パネルを昇降させているが、このような装置では植物植設パネルに水密性を有する空室を設けなければならず複雑な構造となる問題がある。
【0007】
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、植物植設パネルの浸漬処理を容易且つ確実に行える植物浸漬装置を提供することをその目的とするものである。
【0008】
また本発明の目的は、所望の浸漬条件を設定でき且つそれらを自動的に実行できる装置を提供することにある。
【0009】
さらに本発明の目的は、植物の害虫の発生状態を確認しながら適切な時期に浸漬処理を行うことができることにある。
【0010】
そしてまた本発明の目的は、植物植設パネルが移動する時の液体から受ける抵抗を小さくすると同時に、栽培槽内の藻などの発生を抑えることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、液体を入れた栽培槽と、該栽培槽内の液面に浮かべる植物植設パネルと、前記植物植設パネルを浸漬位置に保持する保持手段と、少なくとも液面位置から浸漬位置に前記植物植設パネルを相対的に移動させる移動手段と、該移動手段の動作を制御する制御手段と、前記制御手段が、浸漬処理の開始・停止および/または浸漬条件を入力するための外部入力部を備える植物浸漬装置において、前記植物植設パネルが、前記栽培層の液面全体を覆うものであって、切欠きおよび貫通穴の少なくとも一方を有し、前記の切欠きおよび貫通穴の開口部に、前記植物植設パネルの相対的移動の際に液体の流通が可能となる蓋部材を設け、液面位置から浸漬位置への相対的移動の際に前記植物植設パネルが液体から受ける抵抗を小さくしたことを特徴とする植物浸漬装置が提供される。
【0012】
また植物や害虫の種類、気候などを考慮し害虫駆除を効果的に行う観点から、浸漬条件を入力するための外部入力部を制御手段に設けてもよい。ここで浸漬条件としては、浸漬時間、浸漬間隔、浸漬時刻の少なくとも1つであるのがよい。また、植物の生育状況や害虫発生状況は日々変化するので、その変化に臨機応変に対応する観点から、設定されている浸漬処理と浸漬処理との間で浸漬処理を追加実行させる浸漬追加入力部、および設定されている次の浸漬処理を不実行とする浸漬飛ばし入力部の少なくとも一方を外部入力部にさらに設けるのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明者等は、植物についた害虫を浸漬処理により駆除する装置において、浸漬処理をより容易且つ確実に行うことができないか鋭意検討を重ねた結果、植物植設パネルを浸漬位置に相対的に移動させる移動手段と、それを制御する制御手段を設ければ足りることを見出し本発明をなすに至った。
【0017】
図1に、本発明の植物浸漬装置の一例を示す縦断面図を示す。水耕栽培用の栽培槽1は上部を開放した箱型で、その中に培養液2が8分目程度満たされている。そして、矩形板状の植物植設パネル3が培養液2の液面に浮かべられる。植物植設パネル3は発泡スチロールなどの比重が培養液より小さい材料からなるもの、あるいは中空であって栽培槽1内の培養液2の浮力により浮くものであればよい。植物植設パネル3には複数の植設穴4が穿設され、植物Pの基部を保持したスポンジ状の保持材6をこの植設穴4に挿入し、植物Pの根を植物植設パネル3の下の培養液2中に浸漬させる。なお、図3に示すように、植物Pの基部を保持している保持材6が植設穴4から簡単に抜けないように植設穴4の内壁に周状突起5を設けてもよい。
【0018】
栽培槽1の一方側面には機械室7が付設されている。機械室7は栽培槽1の高さ付近で上下に別れ、上側の第1機械室7aと下側の第2機械室7bとからなる。第1機械室7aは、液面位置から浸漬位置に植物植設パネル3を移動させるためのモーター11(移動手段)、底面が開口したカバー8およびカバー8の上面に設けられた操作パネル(外部入力部)102などで構成される。一方、第2機械室7bには制御部101が配設されている。
【0019】
第1機械室7aに設けたモーター11は、モーター軸に装着したウォーム12aとウォームホイール12bとからなるウォームギヤ12などを介して回転を減速させながら昇降軸13を回転させる。なお、モーター11は直流モーターで正逆転可能である。昇降軸13にはワイヤー14、14’の一方端が固定されている。ワイヤー14,14’は、昇降軸13から栽培槽1の底面まで垂下し、栽培槽1の底端部に設けられた滑車15により底面に沿って進み、一本のワイヤー14は滑車15’により上方に進み、もう一本のワイヤー14’も底面に沿ってさらに進んだ後、滑車15”により上方に進み、植物植設パネル3の底面にワイヤー端部がそれぞれ固定される。
【0020】
植物植設パネル3の機械室側の端部には位置検出手段16aが設けてあり、これと対をなす位置検出手段16bは、植物植設パネル3が液面位置から浸漬位置に移動したときに、位置検出手段16aと対向するように第2機械室7bに設けられている。位置検出手段としては特に限定はないが、例えば磁気結合などにより位置検知するものが例示できる。
【0021】
制御部101は操作パネル102から入力される浸漬条件によりモーター11を制御して植物植設パネル3を移動させて浸漬処理を行う。図4に、本発明の植物植設装置のブロック図の一例を示す。操作パネル102から入力された浸漬条件や浸漬処理の開始・停止の信号は制御部101に送られ、これらの条件に従って制御部101はモーター11を制御する。また同時に浸漬処理開始の信号が制御部101に送られると、浸漬時間や浸漬間隔を計時するためのタイマーTが作動し始める。
【0022】
操作パネル102には、浸漬処理の開始・停止や浸漬時間などの浸漬条件を使用者が設定するためのスイッチや設定ボタン、及び設定された浸漬条件などを表示する表示部を設ける。図5に、操作パネルの一例を示す。この操作パネル102には、スタート/リセットボタン30と、浸漬時間を表示する浸漬時間表示部31と、浸漬時間を設定する時間設定ボタン32と、浸漬処理中を表示する表示ランプ33とが設けられている。時間設定ボタン32を操作して所望の浸漬時間を設定できる。なお、発明者等の実験によれば、浸漬処理を毎日繰り返して行うと、5〜10分という短い浸漬時間でも害虫駆除効果が得られることがわかったので、害虫の死滅に必要と言われている時間(アブラ虫で3〜4時間、アオ虫で0.5〜2時間)まで必ずしも浸漬する必要はない。
【0023】
つぎにこのような構成の植物浸漬装置における浸漬処理の動作について述べる。植物Pに害虫が発生した場合、あるいは害虫の発生を予防したい場合に、使用者は先ず操作パネル102で浸漬時間の設定を行う。具体的には図5において、時間設定ボタン32を操作して浸漬時間を入力する(図5の実施例では50分に設定)。次にスタート/リセットボタン30を押すと、制御手段のタイマーTが計時を始めるとともに表示ランプ33を点灯させ、同時にモーター11に直流電圧を印加し昇降軸13を回転させてワイヤー14を巻き上げさせる。これにより、植物植設パネル3は液面位置から浸漬位置に移動する。植物植設パネル3が浸漬位置に達すると、位置検出手段16a,16bが対向位置に達し、その信号が制御部101に送られ、モーター11の回転を停止させる。図2に、植物植設パネル3が浸漬位置に移動したときの縦断面図を示す。この状態では植物Pは培養液2の中に完全に浸漬している。
【0024】
浸漬位置では、培養液2の浮力を受けて植物植設パネル3が浮上しようとするため昇降軸13に逆回転のトルクがかかるが、ウォームギヤ12を介しているため昇降軸13は逆回転できず、植物植設パネル3は浸漬位置に保持される。
【0025】
そして、設定した浸漬時間が経過すると、制御部101はモーター11に前とは逆の電圧を印加し昇降軸13を逆回転させてワイヤー14を巻き戻し、植物植設パネル3はその浮力により浸漬位置から液面位置に移動する。植物植設パネル3が液面位置に達するとモーター11の回転を停止し、表示ランプ33は消灯し、浸漬処理が終了したことを示す。植物植設パネル3が液面位置に達したことを検知する方法としては、例えば浸漬位置から液面位置までの距離からモーターの駆動時間を算出してモーターを制御する方法、あるいは植物植設パネル3を液面位置から浸漬位置まで移動させたときのモーター回転数を記憶させておき、浸漬位置から液面位置に移動させるときはその記憶したモーター回転数だけモーターを逆回転させる方法などが挙げられる。なお、図6に示すように、誤差や液量減少などによりワイヤーが弛むことがあるので、栽培槽の底面などにバネSを用いてワイヤー14の弛みを吸収するようにするのが望ましい。
【0026】
浸漬処理中に植物植設パネル3を強制的に液面位置に戻したいときには、スタート/リセットボタン30を再度押せばよい。これにより浸漬処理の終了時と同様にモーター11が逆回転して植物植設パネル3は浸漬位置から液面位置に移動する。なお、一般的な植物に対応できる浸漬時間を制御部101に記憶させておく場合には、浸漬処理時にはスタート/リセットボタン30を押すだけでよくなり操作がより簡単になる。また、昇降軸13の回転速度を充分に遅くする等して植物植設パネル3の移動時間を長くすれば、浸漬時間をゼロとしても害虫駆除効果が実質的に得られることがある。
【0027】
栽培槽1に浮かべる植物植設パネル3の大きさは、移動時に栽培槽1の周壁と擦れて移動に支障が生じない範囲において、平面視できるだけ培養液2の液面を覆う大きさが望ましい。これは太陽光の照射により藻などの不純物が培養液2内に発生するのを抑制するためである。しかし、植物植設パネル3を単に大きくしただけでは移動させる時に培養液2から受ける抵抗が大きくなり、移動手段の負荷が大きくなり移動手段の大型化、延いては装置のコストアップにつながる。そこで、培養液3から受ける抵抗を小さくするために、植物植設パネルに切欠きや貫通孔を形成するのがよい。加えて、培養液への太陽光の照射を遮るために、切欠きおよび貫通穴の開口部に蓋部材を設けるのが好ましい。
【0028】
図7に、植物植設パネル3の一例を示す平面図を示す。図7は植物植設パネル3を栽培槽1に浮かべた状態図である。植物植設パネル3の4隅に面取り部(切欠き)17を形成し、さらに植物植設パネル3の中央から左右対称に上下2つの貫通穴19を形成してある。面取り17の部分にはゴム材料からなる弾性シート(蓋部材)18を取り付け、貫通穴19にはキャップ(蓋部材)20を取り付けてある。図7のA−A線断面図を図8、B−B線断面図を図9に示す。図8において、面取り部17の上は、植物植設パネル3に端部が貼着された弾性シート18により覆われている。このため太陽光は培養液2の液面には届かない。一方、植物植設パネル3を液面位置から浸漬位置に移動させるときには、弾性シート18は培養液2の抵抗を受けて移動方向下流側に反り(図中、破線で示す)、栽培槽1の周壁との間に培養液2が流通できる空間が形成される。このため植物植設パネル3を移動するときに生じる培養液2による抵抗は大幅に軽減される。
【0029】
また図9において、貫通穴19にキャップ20を挿入している。キャップ20は、貫通穴19を塞ぐ円盤部20aと、円盤部20aから垂下した、貫通穴に緩装される複数本の脚20bとからなる。脚20bの下部には、貫通穴19に挿入したときに、キャップ20が抜けないように半径方向外方に突出する係止部20cが形成され、またキャップ20が貫通穴19を軸方向に移動可能となるように、脚20bの長さは植物植設パネル3の厚さより長くしてある。このような構成のキャップ20によれば、植物植設パネル3が浮いているときは貫通穴19の開口部はキャップ20の円盤部20aで塞がれており(図9(a))、太陽光は培養液2の液面には届かない。一方、植物植設パネル3を液面位置から浸漬位置に移動させるときには、培養液2の抵抗を受けてキャップ20は係止部20cで植物植設パネル3に係止した状態となる(同図(b))。このとき、脚20bと脚20bの間の空間が液体流通路となり、植物植設パネル3を移動させるときに生じる培養液による抵抗が大幅に軽減される。なおキャップ20の材質はポリエチレンやポリプロピレンなどの比重の小さい樹脂が好適である。
【0030】
切欠き17や貫通穴19の大きさや数については、植物植設パネル3の材質や大きさ、形状などから、液体から受ける抵抗を減少させるように適宜決定すればよく、また蓋部材としては切欠きおよび貫通穴の大きさや形状に合わせてその形状を成形すればよく、2種類以上の蓋部材を組み合わせて用いてももちろん構わない。
【0031】
なお、前記の実施態様では植物植設パネル3を液面位置と浸漬位置との間を移動させる構造となっていたが、反対に植物植設パネル3を固定した状態で、栽培槽1を移動させて、植物植設パネル3を液面位置と浸漬位置にするような構造であってももちろん構わない。また、本発明で使用する移動手段は、植物植設パネル3を少なくとも液面位置から浸漬位置に移動させるものであればよく、浸漬位置から液面位置への移動は植物植設パネル3の浮力を利用するのが装置構造やエネルギー効率の観点望ましい。
【0032】
次に、本発明の植物植設装置の他の実施態様を説明する。図10に、ウォームギヤを用いない場合の例を示す。なおギヤ部以外は前記実施態様例と同じであるから説明を省略する。
【0033】
図10の装置では、モーター11の回転を何段階かの平歯車の組合せで減速している。昇降軸13と同一軸で回転する最終段の歯車21には、昇降軸13とは反対側の側面に係合突起22を設けている。そして歯車21の昇降軸13とは反対側の離隔位置にソレノイド23を設けている。ソレノイド23は歯車21の軸方向に往復動するプランジャー24を備えており、ソレノイド23に通電するとプランジャー24は歯車21から遠ざかる方向に後退し、ソレノイド23に通電しないとプランジャー24は歯車21に近づく方向に進出する。プランジャー24が後退した位置では、歯車21の係合突起22とプランジャー24とは係合しない一方、プランジャー24が進出した位置では、係合突起22とプランジャー24が係合して歯車21は回転不能となる。
【0034】
浸漬処理における動作としては、先ず初期状態では、モーター11及びソレノイド23には通電されていないのでプランジャー24は進出した位置にある。次に、植物植設パネル3を浸漬するために、スタート/リセットボタンが押されるとソレノイド23に通電されてプランジャー24が後退するとともにモーター11が回転する。これにより昇降軸13が回転してワイヤー14、14’を巻き上げ植物植設パネル3を浸漬させる。植物植設パネル3が浸漬位置に移動すると検知手段16a,16bから信号が発せられモーター11がストップする。このとき同時にソレノイド23も無通電となってプランジャー24が係合突起22と係合する位置に進出する。このため植物植設パネル3が浮力により浮上しようとしてもプランジャー24と係合突起22の係合により昇降軸13の回転が阻止されるため、植物植設パネル3は浸漬位置に保持されることになる。そして所定の浸漬時間が経過すると、ソレノイド23に再び通電されプランジャー24が後退し歯車21が逆回転可能となるので、植物植設パネル3は浮力により浮上可能となる。なお、この実施態様例ではソレノイド23と係合突起22とが保持手段となる。
【0035】
本発明の植物植設装置のさらに他の実施態様を説明する。図11に、外部入力部の一例である操作パネルを示す。この操作パネル102は、浸漬時間表示部41、浸漬間隔時間表示部42、浸漬時間選択ボタン43、浸漬間隔選択ボタン44、時間設定ボタン45、スタート/リセットボタン46、電源表示ランプ47、浸漬追加ボタン(浸漬追加入力部)48、スキップボタン(浸漬飛ばし入力部)49を備える。通常、浸漬処理は1日に1回行えばよいので、制御部101に24時間サイクルの間隔で浸漬処理を実行するプログラムを組み入れておけば浸漬処理の実行忘れを防止できる。しかしながら浸漬間隔の設定機能を設けることにより、例えば害虫が発生し易い時期には12時間毎に浸漬処理を行うといった、害虫の発生を未然に防ぐきめ細かい害虫対策ができるようになる。
【0036】
具体的な入力方法としては、先ず浸漬時間選択ボタン43を押すと浸漬時間表示部41の数字が点滅するので、時間設定ボタン45を押して浸漬時間を設定する。浸漬時間選択ボタン43を再度押すと、数字が点滅から点灯に変わり浸漬時間が確定する。浸漬間隔についても同様に、浸漬間隔選択ボタン44及び時間設定ボタン45を操作して設定する。図11では浸漬時間を50分、浸漬間隔を24時間に設定してある。次に、スタート/リセットボタン46を押すと制御部101は計時を始めるとともに電源表示ランプ47が点灯し、同時に植物植設パネル3が液面位置から浸漬位置に移動する。そして所定浸漬時間(50分)が経過した後、植物植設パネル3は浸漬位置から液面位置に移動する。この浸漬処理が所定間隔(24時間)毎に実施される。なお、浸漬処理中にスタート/リセットボタン46を再度押すと、電源表示ランプ47が消え植物植設パネル3は浸漬位置から液面位置に移動し初期の状態に戻る。
【0037】
また植物への害虫の付着状態により浸漬処理を1回追加したいときには、浸漬追加ボタン48を押せばよく、そうすると設定されている浸漬時間、浸漬間隔は維持しながら浸漬処理が追加して行われる。このときの浸漬時間は浸漬時間表示部に示されている時間(図11では50分)でもよいし、浸漬追加ボタン48を再度押すことにより浸漬処理を終了するようにしてもよい。後者のようにしておくと、浸漬時間を任意にすることができ、また浸漬処理の動作確認などにも利用することができる。
【0038】
一方、植物への害虫の付着状況により浸漬回数を減らしたいときには、スキップボタン49を押せばよく、そうすると設定されている浸漬時間、浸漬間隔は維持しながら次の浸漬処理のみ不実行とする。このように設定されている浸漬処理を適宜追加・飛ばしできれば、害虫の発生状況に合わせて試行錯誤的な対応が簡単にできるようになる。また元の設定条件は維持されているので再設定する手間がかからない。
【0039】
本発明の植物植設装置のさらに他の実施態様を説明する。図12に、外部入力部の一例である操作パネルを示す。この操作パネルは、図11の操作パネルの浸漬間隔の設定を現在時刻と浸漬時刻とに代えたものである。具体的な操作方法を説明する。この操作パネルは、現在時刻表示部51、浸漬時刻表示部52、浸漬時間表示部53、現在時刻選択ボタン54、浸漬時刻選択ボタン55、浸漬時間選択ボタン56及び設定ボタン57、スタート/リセットボタン58、電源表示ランプ59を備える。そして、選択ボタン54,55,56及び設定ボタン57を用いて、現在時刻合わせ、浸漬開始時刻の入力、および浸漬時間の入力を行う。これらの浸漬条件の設定が完了すると、スタート/リセットボタン58を押す。すると電源表示ランプ59が点灯し、植物植設パネル3は設定された浸漬時刻になると液面位置から浸漬位置に移動し、設定された浸漬時間が経過すると再び液面位置に浮上する。このような浸漬処理が毎日繰り返される。図11の操作パネルの装置では浸漬開始時間はスタート/リセットボタン46を押したときであったが、この操作パネルの装置では浸漬開始時間を任意に設定できるのでさらに利便性が向上する。なお、浸漬処理中にスタート/リセットボタン58が押されると、浸漬処理は中止され、植物植設パネル3は液面位置に浮上し電源表示ランプ59は消灯し初期の状態に戻る。
【0040】
図12の操作パネルの装置において、図11の操作パネルと同じように浸漬追加ボタン48やスキップボタン49を設けてももちろん構わない。また、浸漬時刻設定を複数個できるようにすれば、1日に複数回浸漬処理させることも可能となり、一層きめこまかな害虫駆除処理ができるようになる。
【0041】
【発明の効果】
本発明の植物浸漬装置では、少なくとも液面位置から浸漬位置に植物植設パネルを相対的に移動させる移動手段と、それを制御する制御手段とを備えるので、植物植設パネルの浸漬処理を容易且つ確実に行える。また、植物植設パネルを浸漬位置に保持する保持手段をさらに設けているので、浸漬処理をより安全・確実に行うことができる。また、浸漬処理の開始・停止を入力するための外部入力部を制御手段にさらに設けているので、植物や害虫の種類、気候などを考慮した効果的な害虫駆除を適宜行うことができる。さらに、植物植設パネルを栽培層の液面全体を覆い、切欠きおよび貫通穴の少なくとも一方を備えているので、栽培槽内の藻などの発生を抑えると同時に植物植設パネルが移動する時の液体から受ける抵抗を小さくすることができ、移動手段にかかる負荷を軽減できる。また、切欠きおよび貫通穴に、植物植設パネルの相対的移動の際に液体の流通が可能となる蓋部材を設けているので、移動時の液体抵抗を小さく維持したまま藻などの発生を一層抑えることができる。
【0042】
また、浸漬時間、浸漬間隔、浸漬時刻といった浸漬条件を入力するための外部入力部を制御手段にさらに設ければ、植物や害虫の種類、気候などを考慮した一層きめこまかな効果的な害虫駆除を適宜行うことができる。さらに、設定されている浸漬処理と浸漬処理との間に浸漬処理を追加実行させる浸漬追加入力部、あるいは設定されている次の浸漬処理を不実行とする浸漬飛ばし入力部を外部入力部にさらに設ければ、日々変化する植物の生育状況や害虫発生状況に合わせて臨機応変に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の植物浸漬装置の一例を示す縦断面図である。
【図2】 植物植設パネルが浸漬位置に移動したときの縦断面図である。
【図3】 植設穴の内壁に設ける周状突起の例を示す部分断面図である。
【図4】 本発明の植物浸漬装置の一例を示すブロック図である。
【図5】 操作パネル部の拡大平面図である。
【図6】 ワイヤーの弛みを吸収するための構成図である。
【図7】 本発明の用いる植物植設パネルの一例を示す平面図である。
【図8】 図7のA−A断面図である。
【図9】 図7のB−B断面図である。
【図10】本発明で使用する移動手段の一例を示す縦断面図である。
【図11】本発明で使用する操作パネルの一例を示す平面図である。
【図12】本発明で使用する操作パネルの他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 栽培槽
2 培養液
3 植物植設パネル
10 制御手段
11 モーター(移動手段)
17 切欠き
18 弾性シート(蓋部材)
19 貫通穴
20 キャップ(蓋部材)
102 操作パネル(外部入力部)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus used for plant hydroponics in which a plant is planted on a planting panel and is cultivated with a culture solution, and more specifically, a plant that exterminates pests by immersing the planting panel in the solution for a predetermined time The present invention relates to an immersion apparatus.
[0002]
[Prior art]
In hydroponic cultivation, where the roots of plants are immersed in the culture medium in the cultivation tank to absorb nutrients, pesticides such as herbicides and soil amendments are not necessary. Pesticides such as insecticides and insect repellents for controlling insects such as insects still needed to be used. For this reason, there was a problem that these used agricultural chemicals remained in the harvest.
[0003]
The pest performs so-called tracheal respiration in which oxygen is taken into a tissue from an air gate that opens to the body surface and carbon dioxide is discharged from the air gate to the outside. For this reason, if these pests are immersed in a liquid for a long time, they cannot exchange gas from the air gate and die. The time required for killing is approximately 3-4 hours for Brassicaa and 0.5-2 hours for Blue-worms.
[0004]
Utilizing this characteristic, a plant pest control method for killing a pest without damaging the plant by immersing the plant to which the pest is attached in a solution adjusted to a required concentration for a predetermined time, and for the same Plant dipping devices have been proposed (Japanese Patent Laid-Open Nos. 11-42038 and 2000-217450).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the plant dipping apparatus disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-42038, the planting panel is manually dipped, so that a great deal of labor is required for the dipping treatment of the planting panel.
[0006]
Moreover, in one plant immersion apparatus currently disclosed by Unexamined-Japanese-Patent No. 2000-217450, a storage tank is provided separately from a cultivation tank, a culture solution is transferred from a cultivation tank to a storage tank, a liquid level is lowered, and a plant planting panel is made. Although the method of lowering to the immersion position is used, there is a problem that the apparatus becomes large because a separate storage tank must be provided. Further, in other disclosed plant dipping devices, a vacant space is provided in the plant planting panel, and the plant planting panel is moved up and down by supplying and discharging liquid to the vacant chamber. In such a device, There is a problem that a vacant space having water-tightness must be provided in the plant planting panel, resulting in a complicated structure.
[0007]
This invention is made | formed in view of such a conventional problem, and it aims at providing the plant immersion apparatus which can perform the immersion process of a plant planting panel easily and reliably.
[0008]
Another object of the present invention is to provide an apparatus capable of setting desired immersion conditions and automatically executing them.
[0009]
Furthermore, it is an object of the present invention to be able to perform an immersion treatment at an appropriate time while confirming the occurrence state of plant pests.
[0010]
Another object of the present invention is to reduce the resistance received from the liquid when the plant planting panel moves, and to suppress the generation of algae in the cultivation tank.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, the cultivation tank containing the liquid, the plant planting panel floating on the liquid level in the cultivation tank, the holding means for holding the plant planting panel in the immersion position, and immersed from at least the liquid level position A moving means for relatively moving the plant planting panel to a position; a control means for controlling the operation of the moving means; and the control means for inputting start / stop of dipping treatment and / or dipping conditions. In the plant immersion device provided with an external input unit, the plant planting panel covers the entire liquid surface of the cultivation layer, and has at least one of a notch and a through hole, and the notch and the through hole are provided. A lid member is provided in the opening of the plant planting panel so that the liquid can be circulated when the plant planting panel is relatively moved, and the plant planting panel is liquid when the relative movement from the liquid level position to the dipping position is performed. Reduce the resistance received from Plant dipping apparatus is provided, characterized in that.
[0012]
Further, from the viewpoint of effective pest control in consideration of the types of plants and pests, the climate, etc., an external input unit for inputting immersion conditions may be provided in the control means. Here, the immersion condition is preferably at least one of immersion time, immersion interval, and immersion time. In addition, since the growth status of plants and the occurrence of pests change from day to day, an additional immersion input unit that performs additional immersion treatment between the set immersion treatment and the immersion treatment from the viewpoint of adapting to the changes in a flexible manner. In addition, it is preferable to further provide at least one of the immersion blow-out input unit that does not execute the next set immersion process in the external input unit.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As a result of intensive studies on whether or not the dipping treatment can be performed more easily and reliably in the apparatus for exterminating the pests attached to the plant by the dipping treatment, the inventors have made the plant planting panel relatively to the dipping position. The present inventors have found that it is sufficient to provide a moving means for moving and a control means for controlling the moving means.
[0017]
In FIG. 1, the longitudinal cross-sectional view which shows an example of the plant immersion apparatus of this invention is shown. The
[0018]
A
[0019]
The
[0020]
Position detection means 16a is provided at the end of the
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
Next, the operation of the soaking process in the plant soaking apparatus having such a configuration will be described. When a pest is generated in the plant P or when it is desired to prevent the generation of the pest, the user first sets the immersion time on the
[0024]
At the soaking position, the
[0025]
And when the set immersion time passes, the
[0026]
When it is desired to forcibly return the
[0027]
The size of the
[0028]
In FIG. 7, the top view which shows an example of the
[0029]
In FIG. 9, a
[0030]
The size and number of the
[0031]
In addition, in the said embodiment, it was the structure which moved the
[0032]
Next, another embodiment of the plant planting apparatus of the present invention will be described. FIG. 10 shows an example when the worm gear is not used. Except for the gear portion, the description is omitted because it is the same as the embodiment.
[0033]
In the apparatus of FIG. 10, the rotation of the
[0034]
As an operation in the dipping process, first, since the
[0035]
Still another embodiment of the plant planting apparatus of the present invention will be described. FIG. 11 shows an operation panel as an example of the external input unit. The
[0036]
As a specific input method, first, when the immersion
[0037]
Further, when it is desired to add the immersion treatment once depending on the state of the pests attached to the plant, the
[0038]
On the other hand, when it is desired to reduce the number of times of immersion depending on the state of pest attachment to the plant, the
[0039]
Still another embodiment of the plant planting apparatus of the present invention will be described. FIG. 12 shows an operation panel as an example of the external input unit. This operation panel is obtained by replacing the setting of the immersion interval of the operation panel in FIG. 11 with the current time and the immersion time. A specific operation method will be described. The operation panel includes a current
[0040]
In the operation panel apparatus shown in FIG. 12, it is of course possible to provide an
[0041]
【The invention's effect】
The plant dipping apparatus of the present invention includes a moving means for relatively moving the plant planting panel from the liquid level position to the dipping position and a control means for controlling it, so that the plant planting panel can be easily dipped. And it can be done reliably. Moreover, since the holding means which hold | maintains a plant planting panel in an immersion position is further provided, an immersion process can be performed more safely and reliably. Moreover, since the control means is further provided with an external input unit for inputting start / stop of the immersion treatment, effective pest control can be appropriately performed in consideration of the type of plant, pest, climate, and the like. Furthermore, since the plant planting panel covers the entire liquid level of the cultivation layer and has at least one of a notch and a through hole, when the plant planting panel moves, while suppressing the generation of algae in the cultivation tank The resistance received from the liquid can be reduced, and the load on the moving means can be reduced. In addition, a lid member is provided in the notch and the through-hole so that the liquid can be circulated when the plant planting panel is relatively moved. It can be further suppressed.
[0042]
In addition, if the control means is further provided with an external input unit for inputting immersion conditions such as immersion time, immersion interval, and immersion time, more detailed and effective pest control in consideration of the types of plants, pests, climate, etc. It can be performed appropriately. Furthermore, an additional immersion input unit that additionally performs an immersion process between the set immersion process and the immersion process, or an immersion skip input unit that does not execute the next set immersion process is further provided as an external input unit. If it is provided, it will be able to respond flexibly according to the growing situation of plants and the occurrence of pests that change daily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an example of a plant immersion apparatus of the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view when a plant planting panel is moved to a dipping position.
FIG. 3 is a partial cross-sectional view showing an example of a circumferential protrusion provided on the inner wall of the planting hole.
FIG. 4 is a block diagram showing an example of a plant immersion apparatus according to the present invention.
FIG. 5 is an enlarged plan view of an operation panel unit.
FIG. 6 is a configuration diagram for absorbing slack of a wire.
FIG. 7 is a plan view showing an example of a plant planting panel used in the present invention.
8 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG.
9 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
FIG. 10 is a longitudinal sectional view showing an example of moving means used in the present invention.
FIG. 11 is a plan view showing an example of an operation panel used in the present invention.
FIG. 12 is a plan view showing another example of the operation panel used in the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
17
19 Through
102 Operation panel (external input unit)
Claims (2)
該栽培槽内の液面に浮かべる植物植設パネルと、
前記植物植設パネルを浸漬位置に保持する保持手段と、
少なくとも液面位置から浸漬位置に前記植物植設パネルを相対的に移動させる移動手段と、該移動手段の動作を制御する制御手段と、
前記制御手段が、浸漬処理の開始・停止および/または浸漬条件を入力するための外部入力部とを備える植物浸漬装置において、
前記植物植設パネルが、前記栽培層の液面全体を覆うものであって、切欠きおよび貫通穴の少なくとも一方を有し、
前記の切欠きおよび貫通穴の開口部に、前記植物植設パネルの相対的移動の際に液体の流通が可能となる蓋部材を設け、
液面位置から浸漬位置への相対的移動の際に前記植物植設パネルが液体から受ける抵抗を小さくした植物浸漬装置。A cultivation tank filled with liquid,
A plant planting panel floating on the liquid surface in the cultivation tank;
Holding means for holding the plant planting panel in a dipping position;
Moving means for relatively moving the plant planting panel from at least a liquid surface position to a dipping position; and control means for controlling the operation of the moving means ;
In the plant dipping apparatus, wherein the control means includes an external input unit for inputting / starting dipping treatment start / stop and / or dipping conditions,
The plant planting panel covers the entire liquid level of the cultivation layer, and has at least one of a notch and a through hole,
In the opening of the notch and the through-hole, provided with a lid member that allows the liquid to flow during relative movement of the plant planting panel,
A plant dipping device in which the resistance that the plant planting panel receives from the liquid during relative movement from the liquid surface position to the dipping position is reduced .
前記外部入力部が、設定されている浸漬処理と浸漬処理との間で浸漬処理を追加実行させる浸漬追加入力部、および設定されている次の浸漬処理を不実行とする浸漬飛ばし入力部の少なくとも一方をさらに備えている請求項1記載の植物浸漬装置。 The immersion condition is at least one of immersion time, immersion interval, and immersion time;
The external input unit is an immersion additional input unit that additionally executes an immersion process between the set immersion process and the immersion process, and at least an immersion skip input unit that does not execute the next immersion process that is set The plant immersion apparatus according to claim 1 , further comprising one side .
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