JP3685440B2 - Kitchen garbage processing equipment - Google Patents

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JP3685440B2
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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、厨房領域の生ゴミ処理装置に関し、更に詳しくは、ホテル、旅館、レストラン等の厨房領域から大量に間断なく発生しバケットに入れられてそこまで運搬される生ゴミを処理するために厨房領域又はその近辺に設置される厨房領域の生ゴミ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホテル、旅館、レストラン等の厨房領域では、大量の生ゴミが発生する。その大量の生ゴミは、厨房が大規模になれば、間断なく発生する。このような生ゴミを地方自治体又は民間業者のゴミ収集日時まで貯留するためには、広い貯留場所が必要である。このように貯留したために夏場では数時間で発する悪臭は、ホテル、旅館、レストランでは特に嫌われ、衛生管理上からも絶対に回避されることが要求されている。
【0003】
乾燥機を含む生ゴミ処理機が、このような要求に応じて、ゴミ発生領域内に設備されている。生ゴミ処理場では、焼却炉が用いられ、その焼却炉にトラックで運搬されてきた生ゴミを搬入するクレーン等が用意され、焼却処理までの待ち時間がある。
【0004】
ホテル、旅館、レストラン等の厨房領域には、このようなクレーンはなく、間断なく生じる生ゴミを発生と同時に処理することが要求されている。発生した生ゴミは、即座にバケットに入れられる。搬送車であるバケットは、生ゴミ処理機の乾燥機に投入される。厨房用の公知の処理機は、乾燥機、気体と粉体を分離するサイクロン、粉体と揮発性・水溶性の気体を水に吸収させる水洗器とから構成されている。このようなシステムは、外食が加速度的に進む昨今、バケットの使いやすさに焦点が当てられた改善が要請されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、バケットに対する対応から乾燥器本体が固定されるシステムの厨房領域の生ゴミ処理装置を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、バケットを傾斜させて用いるシステムの厨房領域の生ゴミ処理装置を提供することにある。
【0007】
本発明の更に他の目的は、バケットを傾斜させて用いるシステムにおいて乾燥が均質に行われる厨房領域の生ゴミ処理装置を提供することにある。
【0008】
本発明の更に他の目的は、バケットの使い易さを考慮しバケットを無操作で傾斜させる厨房領域の生ゴミ処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による厨房領域の生ゴミ処理装置は、生ゴミ排出領域で移動自在なバケットと、前記バケットを支持して傾斜させる傾斜手段と、前記傾斜手段により傾斜させられた前記バケットの中の生ゴミを受容して後記熱風乾燥器に供給するための受容供給器と、前記受容供給器から前記生ゴミを受け取る熱風による乾燥器である回転しない熱風乾燥器と、前記熱風乾燥器から前記熱風を排出する排出通路の途中に配置される水洗器と、前記水洗器と水タンクとの間で水を循環させるための循環通路とからなり、前記熱風乾燥器は、不動の乾燥器本体と、熱風を前記乾燥器本体の中に供給するための供給管と、前記供給管を回転駆動するための原動機とを備え、前記受容供給器は前記生ゴミを粉砕するための粉砕機を備える。
【0010】
熱風乾燥器の外壁である本体は固定されているため、常時にその本体に生ゴミを投入することができる。粉砕機に粉砕された生ゴミ断片は乾燥し熱風流に煽られて舞い上がる乾燥粉体は、空気流に乗って恒常的に乾燥器本体から排出されるが、水洗器内蔵のサイクロン中でその粉体は気体から分離され水洗される。有害な揮発性気体と粉体は水タンクに貯留される。水タンク中の粉体と有害気体は、それらの濃度が飽和濃度に達する前に、下水道に排出される。
【0011】
熱風乾燥器が生ゴミを受け取る位置は、乾燥器本体の上半部分特にその頂部に設けられることが好ましい。供給管は、概ね水平方向に向く回転軸心線を有することが好ましい。その軸心線方向に並ぶ複数の熱風供給口は供給管と共に回転する。排出通路の入口側は乾燥器本体の上半部分に設けられていることが好ましい。
【0012】
水洗器は、これに導入される気体と粉体を分離するために水洗器の中で気体の勢力により気体の渦流を発生させ、その渦流の中心域の気体を鉛直上方に排出する渦流発生構造を有している。このような構造は、サイクロンといわれる。このサイクロンは、その中心域から放射方向に水を放出するための水流発生構造を有している。
【0013】
供給管は、概ね水平方向に向く回転軸心線を有し回転する回転部分を備え、その回転部分は回転軸心線から概ね放射方向に延びる攪拌翼を備えていることが好ましい。その攪拌翼の端部は熱風放出口として形成されている。その供給管は回転軸心線方向に延びる熱風供給通路を有し、熱風放出口は熱風供給通路に接続されていることが好ましい。
【0014】
供給管は、固定された内側管と回転する外側管とを備える2重管構造を持つことが好ましい。その外側管は概ね水平方向に向く回転軸心線を有し回転する回転部分を備え、その回転部分は回転軸心線から概ね放射方向に延びる攪拌翼を備え、その攪拌翼の端部は熱風放出口として形成され、その内側管は回転軸心線方向に延びる熱風供給通路を有し、内側管は外側管の特定回転位置で熱風放出口が熱風供給通路に接続される接続口である熱風供給口を有していることが好ましい。熱風は間欠的に勢いよく放出され乾燥中のゴミを攪乱しながらそれを乾燥させる。投入直後の生ゴミは、攪拌翼により攪拌され、生ゴミと熱風との間で効率よく熱交換が行われる。その際に発生する熱水蒸気は、サイクロン中で水に捕獲される。
【0015】
傾斜手段は、その使いやすさにおいて特別に工夫されることが好ましい。バケットの中の生ゴミを熱風乾燥器の側に排出するためにバケットを往復運動させるための往復運動手段が設けられている。往復運動手段は、これにより往復運動させられる往復運動体と、往復運動体をバケットに係合させるための係合手段とを備え、往復運動は、一定位置のバケットを上昇させる上昇運動と、上昇運動の後のバケットを正方向に傾斜させる正回転運動と、正回転運動の後のバケットを負方向に傾斜させる負回転運動と、負回転運動の後のバケットを降下させる降下運動とから形成され、係合手段は、往復運動体に形成される往復運動体側係合手段と、バケットに形成されるバケット側係合手段とから形成され、往復運動体側係合手段は、一定位置のバケットの上下方向に離隔する2位置で係合する往復運動体側上側係合部位と往復運動体側下側係合部位を備え、バケット側係合手段は、往復運動体側上側係合部位に係合するバケット側上側係合部位と往復運動体側下側係合部位に係合するバケット側下側側係合部位とを備え、往復運動体側上側係合部位と往復運動体側下側係合部位との間に離隔用付勢手段が介設されていることが好ましい。
【0016】
このような係合手段は、バケットを往復運動体に係合する操作が不要である。人手が足りない厨房で人の手間を省くことは重要であるが、ゴミで汚れやすい側にある係合部分に手で触れることがなく衛生管理上特に好ましく、言い換えると、このような係合手段は、マンマシンシステムのインタフェースとして特に好ましく、固定本体を持つ乾燥機にふさわしいシステムである。
【0017】
【発明の効果】
本発明による厨房領域の生ゴミ処理装置は、移動自在なバケットと乾燥機の乾燥器とのインタフェースが合理的に設計され、無休運転が可能である。バケットのマンマシンシステムのインタフェースは、固定された乾燥器本体に対してバケットを傾斜させることと整合している。このインタフェースは、バケットの無操作を可能にする。攪拌翼と熱風噴射により、乾燥は均質に行われる。
【0018】
生ゴミの乾燥器への投入は上方側から落下式に行われ、乾燥器は回転しないので、連続投入が容易である。バケットの上昇傾斜運動により、バケットから直接に受容供給部に生ゴミを供給することができるので、搬送経路が単純化される。処理は焼却によらないので、連続処理が可能である。連続式のために熱風を用いるが、気流に乗って排出される粉体は水洗される。このような技術の集積により、厨房でのゴミ処理技術が確立する。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による厨房領域の生ゴミ処理装置の実施の形態のマンマシンシステムを示している。厨房領域の生ゴミ処理装置は、乾燥器1と、サイクロン型式の水洗器2と、水タンク3と、受容供給器4と、傾斜手段5と、バケット6とから構成されている。その他には、熱風排出通路、水の循環通路などが設けられている。
【0020】
[乾燥器1]
乾燥器1は、乾燥器の胴体、外壁を形成する乾燥器本体11を備えている。乾燥器本体11は、直方体状又は円筒状に形成されている。以下、乾燥器本体11は上半部分が直方体状であり下半部分が円筒状である場合について述べられる。乾燥器本体11の天井12には、生ゴミを取り入れるための取入口13が開けられている。乾燥器本体11の中には高さ方向に概ね中央に位置する供給管14が、乾燥器本体11に支持されている。
【0021】
供給管14は、概ね水平方向に向く回転軸心線を有している。供給管14は、軸心線方向に並ぶ複数の熱風供給口15を有している。供給管14は、固定された内側管16と回転する外側管17とを備えている。外側管17と内側管16とは、同一の軸心線を共有している。外側管17は、供給管14の回転部分に相当する。外側管17の一端部は、乾燥器本体11の外側に配置されている原動機121の出力軸に結合している。
【0022】
外側管17は、乾燥器本体11の両側壁に回転自在に支持されている。内側管16は、相対的に回転自在に外側管17に支持されている。内側管16の内側は、軸心線方向に延びる軸線方向熱風供給通路120を形成している。内側管16の一端部は、乾燥器本体11の外側で熱風供給源18に接続されている。熱風供給源18は、慣用手段であり、ガス燃焼器、送風機などから構成されている。攪拌翼19は、外側管17に固定され放射方向に延びている。軸線方向の同じ位置で、3体の攪拌翼が120度の位相差で配置されている。
【0023】
図2は、供給管14と攪拌翼19との関係を示している。外側管17と内側管16との間には、スペーサとしての環体122が介設されている。環体122は、外側管17に対してキー123により軸方向に移動しないように固定されている。攪拌翼19は、固定具124により外側管17の外周面に接合して固定されている。
【0024】
攪拌翼19は、管構造に形成されその内部は、熱風が通る放射方向熱風供給通路125を形成している。放射方向熱風供給通路125を中心方向に延長する延長領域が外側管17と環体122と内側管16にそれぞれに貫通する部位に、第1通路口126、第2通路口127、第3通路口128がそれぞれに開けられている。
【0025】
第1通路口126と第2通路口127と第3通路口128が形成する接続口である熱風供給口15は、放射方向熱風供給通路125と軸線方向熱風供給通路120を接続している。このような熱風供給口15は、同じ軸心線方向位置で、複数箇所に設けることができるが、図示される実施の形態では、最下端位置に1箇所だけ設けられている。
【0026】
図3,4は、一対3体の攪拌翼19のそれぞれの形態を示している。攪拌翼19は、図4に示すように、攪拌翼本体129と攪拌羽根131と熱風放出口134を形成するノズル形成部材133とから構成されている。攪拌翼本体129は、既述の通り、円筒体であり内部に放射方向熱風供給通路125を形成している。攪拌翼本体129の放射端は、閉じられているが、放射端部の円筒部分に小さい断面積の熱風放出口134が開けられている。
【0027】
ノズル形成部材133は、熱風放出口134を囲むように互いに直交する面上に配置され、放射方向に延びる2枚の板材である。攪拌羽根131が攪拌作用を主に有するが、攪拌翼本体129とノズル形成部材133も攪拌作用を従に有する。攪拌羽根131の1面136は、回転軌跡線である円135に概ね直交している。
【0028】
熱風放出口134は、攪拌翼本体129の中心線に対して攪拌羽根131と反対側に配置されている。ノズル形成部材133を構成する2枚の板材は、攪拌羽根131の1面136に対してそれぞれに45度ほど傾斜しているので、ノズル形成部材133が放出する気流は、供給管14の軸心線に直交する鉛直面に対して概ね45度傾斜した方向に向く。
【0029】
図5に示すように、ノズル形成部材133の放射端は閉じられている。攪拌翼本体129とノズル形成部材133は、攪拌羽根131の放射端137まで延長することができる。ノズル形成部材133の2枚の板材及びその角度は、熱風放出口134を粉体から防御しその目詰まりを防止する。このような攪拌翼19の一対は、隣り合う1対の攪拌翼に対して、図1に示すように、更に位相がずれている。
【0030】
[サイクロン型式の水洗器2]
水洗器2は、排出通路71を介して乾燥器1に接続されている。排出通路71の入口側である吸引口138は、乾燥器本体11の天井12に配置されている。排出通路71には、吸引送風機72が介設されている。水洗器2は、サイクロンであり、円筒状本体21を備えている。排出通路71は、円筒状本体21の円筒壁に接続されている。
【0031】
吸引送風機72は、乾燥器本体11の中の気体を吸引して円筒状本体21の中に勢いよく導入する。円筒状本体21に導入される気体は渦流を形成する。その渦流の中心域に、水放出器22が設置されている。水放出器22の中心部に気体放出管23が内装されている。気体放出管23の上下端は開放されている。
【0032】
渦流は、下方にも向き螺旋状に回転して渦流の中心域の流体は気体放出管23の下端開放口から気体放出管23に流れ込み、その上端開放口から大気中に放出される。水放出器22は、その外周面上で開口する複数の水放出ノズルを備えている。その水放出ノズルから射出される水流は、概ね水平面上で流れる。円筒状本体21から射出される水は、円筒状本体21の下方絞り円錐状壁24を流下する。
【0033】
乾燥器1の中に存在する物質は、乾燥して熱風流に巻き上げられる有機物粉末、高温中で生ゴミから発生する揮発性有機物質気体、乾燥器本体11に導入される熱風である酸素ガス、炭酸ガス、水蒸気、その他の空気成分である。無害である空気成分、炭酸ガスは、円筒状本体21の中の霧状水の間を通り抜けて、大気中に放出される。有害有機気体、水蒸気、粉体などは、水に溶解し又は粘着して下記水タンク3に搬出される。
【0034】
[水タンク3]
水タンク3は、円筒状本体21の下端開放口に接続されている。水タンク3と水放出器22との間が接続され、水放出器22又は水洗器2と水タンク3は、水の循環通路の中に介設されている。その循環通路の中に循環ポンプ25が介設されている。循環する水タンク3の中の水は、円筒状本体21の中で有害有機気体、水蒸気、粉体などを繰り返して捕獲するので、水タンク3中の有害有機気体、水蒸気、粉体などはそれらの濃度を高める。飽和濃度になる前に、水タンク3中の水は、排液管26により下水道に排出される。
【0035】
[受容供給器4]
受容供給器4は、引込誘導部41と粉砕部42と送出部43とから形成されている。引込誘導部41は、傾斜振動式動床(図示せず)などで形成されている。傾斜振動式動床の上面に投入された生ゴミを緩速度で粉砕部42に誘導する。粉砕部42は、回転式カッタ(図示せず)等を含み、生ゴミを細かく破砕する。破砕された生ゴミは、送出部43に繰り出され、取入口13からから重力で落下して乾燥器本体11の中に投下される。
【0036】
[傾斜手段5とバケット6]
バケット6は、傾斜手段5に対して離脱自在である。バケット6と傾斜手段5の係合・離脱は、無操作であることが好ましい。その無操作性は、衛生管理、厨房作業の機動性の両面で、機械的にすぐれたマンマシンインタフェースを実現する。バケットBは、図1に示すように、容器本体63と、手押し用ハンドル64と、猫車型式の後側2輪のみからなる走行車輪65と、接地具66とを備えている。バケット6は、人が手押し用ハンドル64を握って、容器本体を傾斜させて接地具66を床Fから浮かし、手押し用ハンドル64を手押しして、いわゆる猫車のように走行する運搬車である。
【0037】
傾斜手段5は、図6に示されるように、上下のスプロケット51,52と、一方のスプロケット52を駆動するための電動機(図示せず)と、スプロケット51,52を周回する無端チェーン53とから構成されている。
【0038】
バケット6と傾斜手段5との関係は、係合手段である。その係合手段は、バケット6とバケット6を支持する支持部材との間に設けられる。図7は、そのような支持部材としてプレート54示している。図7には、スプロケット51が現れている。スプロケット51は、1鉛直面に対して面対称に左右に2体が設けられている。フレーム55に回転軸56が回転自在に支持されている。
【0039】
スプロケット51は、回転軸56に固定されている。無端チェーン53の要素リンク57に要素ピン58が貫通している。要素リンク57は、軌道面に摺動しその軌道面に対して一定の角度を保持する。
【0040】
図7は、要素ピン58がスプロケット51の周面である波形状の凹凸面を形成する凹溝513に嵌合し始めた位置状態を示している。各要素ピン58は、スプロケット51の凹溝513に嵌まりスプロケット51により駆動され円運動する。左右の要素ピン58は、連結軸511により同軸に結合している。連結軸511に左右2体の腕512が固定されている。2体の腕512の前端面に1枚のプレート54が固着されている。
【0041】
図8に示すように、フレーム55は、左右に2体が設けられている。腕512が左右対称に2体1組が設けられ、且つ、上下に2組が設けられている。プレート54は、4体の腕により4点で無端チェーン53に吊り下げられて支持されされている。
【0042】
図6に特定の1本の要素ピン58の運動範囲の両端位置を点Pと点Qで示している。その中間点を点Rで示している。線分RQは鉛直線分であり、線分PRは円弧である。特定点の運動は、点Qから点Rに向かう鉛直方向上昇運動、点Rから点Pに向かう正方向円運動、点Pから点Rに向かう負方向円運動、点Rから点Qに向かう鉛直方向下降運動との4つの運動から形成される往復運動である。
【0043】
図9は、プレート54とバケット6との係合関係を示している。その係合手段は、往復運動体であるプレート54に形成される往復運動体側係合手段514U,Dと、バケット6に形成されるバケット側係合手段61U,Dとから形成されている。往復運動体側係合手段514U,Dは、一定位置のバケットの上下方向に離隔する2位置で係合する往復運動体側上側係合部位514Uと往復運動体側下側係合部位514Dを備えている。
【0044】
バケット側係合手段61U,Dは、往復運動体側上側係合部位514Uに係合するバケット側上側係合部位61Uと往復運動体側下側係合部位514Dに係合するバケット側下側係合部位61Dとを備えている。バケット側上側係合部位61Uは、バケット6の前端部(傾斜手段5の位置から見て後端部)の上縁部で下方に突出する部分として形成されている。
【0045】
バケット側下側係合部位61Dは、バケット6の前端部の下方寄り部で前方に(傾斜手段5の位置から見て後方に)突出する2箇所の部分に両端が支持され水平方向に延びるピン部材として形成されている。
【0046】
往復運動体側上側係合部位514Uは、プレート54の前面側に固定されている。往復運動体側下側係合部位514Dは、プレート54に対して可動に設けられている。プレート54の後面にばね支持部材515が固定されている。可動体516は、図10に示すように、左右の案内体517に案内されて鉛直方向に昇降する(図6に示す点Qと点Rとの間にある場合)。
【0047】
往復運動体側下側係合部位514Dは、可動体516に固定され、図9に示されるように、プレート54に開けられている窓531を通って前方に突出している。往復運動体側下側係合部位514Dは、窓531の下端に当たってそこより下方には降下しない。プレート54の後記する特定高さ位置では、可動体516は、地面に固定されているストッパのストッパ面518に当たってそこより下方には降下しない。ばね支持部材515と可動体516の上端面との間に離隔用付勢手段である離隔ばね519が介設されている。ばね支持部材515の下端面に案内ピン521が固定され鉛直方向に延びている。案内ピン521は、可動体516の上側部分及び離隔ばね519の中心域を貫通している。
【0048】
バケット6は、猫車型式の後2輪の走行車輪(図示せず)と、接地具66と手押し用ハンドルを備えている。人は、接地具66が床から離れるようにバケット6を傾けて手押し用ハンドル64で押して後2輪で走行させることが好ましい。
【0049】
[動作の説明]
図11は、特定点が図6の点Qにあり、無端チェーン53が始動位置にあって、プレート54が最下端位置にある始動前の停止状態を示している。この停止状態では、ストッパ522に当たって可動体516は、下方限界位置で停止している。プレート54の停止位置は、無端チェーン53の停止位置で定まり可動体516はストッパ522の位置で定まるので、往復運動体側上側係合部位514Uの位置と往復運動体側下側係合部位514Dの位置が定まり、従って、往復運動体側上側係合部位514Uと往復運動体側下側係合部位514Dとの間の離隔距離もある設計定数として定まっている。
【0050】
バケット6は、図11に示すように、厨房の調理員によりプレート54の前の定位置に誘導されてくる。この定位置では、バケット側上側係合部位61Uは往復運動体側上側係合部位514Uより完全に上方にあり互いに離脱して係合していない。同時に、バケット側下側係合部位61Dは往復運動体側上側係合部位514Uより完全に下方にあり互いに離脱して係合していない。
【0051】
無端チェーン53を距離Dだけ上昇させると、図12に示すように、プレート54も距離Dだけ上昇して、往復運動体側上側係合部位514Uはバケット側上側係合部位61Uに完全に係合する。しかし、可動体516は、プレート54に対して離隔ばね519により下方に押されストッパ522に当接していてその位置は不変であるから、往復運動体側下側係合部位514Dの位置も不変更であり、往復運動体側下側係合部位514Dとバケット側下側係合部位61Dの相対的距離も不変である。
【0052】
更に、無端チェーン53を距離Dだけ上昇させると、図13に示されるように、プレート54も距離Dだけ上昇して、往復運動体側上側係合部位514Uはバケット側上側係合部位61Uと同体に距離Dだけ上昇してその係合関係を変えない。バケット側下側係合部位61Dも距離Dだけ上昇するが、往復運動体側下側係合部位514Dは離隔ばね519により更に下方に押され仮にストッパ522により制止されていても、往復運動体側下側係合部位514Dとバケット側下側係合部位61Dの相対的距離は縮まって、バケット側下側係合部位61Dが往復運動体側下側係合部位514Dに対して距離Dだけ上昇して、バケット側下側係合部位61Dも往復運動体側下側係合部位514Dに完全に係合する。
【0053】
このように、無端チェーン53が距離2Dだけ上昇すると、往復運動体下側係合部位514Dと往復運動体側下側係合部位514Dの離隔距離は2Dだけ増加して、バケット側上側係合部位61Uとバケット側下側係合部位61Dの離隔距離に等しいか概ね一致する。この後に更に無端チェーン53が上昇し続ける間、往復運動体側上側係合部位514Uと往復運動体側下側係合部位514Dの離隔距離は一定値に増大したままである。バケット6とプレート54は、上下位置で係合しているから、プレート54とバケット6の相対的姿勢関係は不変である。
【0054】
特定点が図6の点Rを越えると、無端チェーン53の搬送面上に位置して搬送方向に異なる2位置の腕512を結ぶ直線は傾斜し始める。この直線の傾斜角度は、円弧PR上の点でその円に接する接線の傾斜角度に概ね一致する。この傾斜角度は、プレート54の傾斜角度にも概ね一致する。図6に示すように、特定点が点Pに進むと、バケット6は転倒して傾斜し、始動前の位置のバケット6の上端開放面が下側になる。このように転倒したバケット6は、プレート54から落下することはない。バケット6は、そのバケット側下側係合部位61Dが往復運動体側下側係合部位514Dに係合しているから、プレートから落下することはない。
【0055】
図1に示すように、バケット6の中の生ゴミは、受容供給器4の引込誘導部41に投入され、粉砕部42で粉砕され送出部43から乾燥器1の乾燥器本体11にその天井域から投入される。攪拌翼19の攪拌羽根131により生ゴミは攪拌される。熱風供給源18から供給される内側管16に導入される熱風は、図2に示す第1通路口126、第2通路口127、第3通路口128を介して放射方向熱風供給通路125に放出される。
【0056】
図3,4に示す熱風放出口134から乾燥室に放出される。第1通路口126は、図14に示すように、内側管16の最下端位置に1箇所だけ設けられているので、1体の攪拌翼19は、1周する間に1回だけ熱風を乾燥室内に放出する。攪拌翼19は、同一軸線方向位置で3体が設けられているので、供給管14が1周する間に同じ位置で3回の熱風の噴射が行われる。
【0057】
図15に示す供給管14の回転位置では、熱風の噴射は行われない。図1に示すように、軸方向位置が異なる複数の攪拌翼19は互いに位相が異なっており、軸方向に異なる熱風噴射位置は、交番的に移動する。熱風は鉛直面に対して斜め向き上方に噴射され、乾燥器本体11の中で渦流となる。
【0058】
乾燥度が進んだ粉体ゴミは、熱風に煽られてその一部は吸引送風機72により吸引され、吸引口138から水洗器2に向かうが、水洗器2の水洗作用を受けて水タンク3に貯留される。酸素、窒素、炭酸ガス、水蒸気などの無害ガスは、水放出器22の中心孔を通って大気中に放出される。
【0059】
生ゴミの乾燥器への投入は上方側から落下式に行われ、乾燥器は回転しないので、連続投入が容易である。バケットの上昇傾斜運動により、バケットから直接に受容供給部に生ゴミを供給することができるので、搬送経路が単純化される。処理は焼却によらないので、連続処理が可能である。連続式のためねい熱風を用いるが、気流に乗って排出される粉体は水洗される。このような技術の集積により、厨房でのゴミ処理技術が確立する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による厨房領域の生ゴミ処理装置の実施の形態を示す断面図である。
【図2】図2は、供給管を示す断面図である。
【図3】図3は、乾燥器の側面断面図である。
【図4】図4は、図3の一部の断面図である。
【図5】図5は、攪拌翼を示す斜軸投影図である。
【図6】図6は、傾斜手段を示す正面図である。
【図7】図7は、傾斜手段を示す平面図である。
【図8】図8は、傾斜手段を示す側面図である。
【図9】図9は、係合手段を示す正面図である。
【図10】図10は、係合手段を示す側面図である。
【図11】図11は、係合過程を示す正面図である。
【図12】図12は、他の係合過程を示す正面図である。
【図13】図13は、更に他の係合過程を示す正面図である。
【図14】図14は、供給管の断面図である。
【図15】図15は、供給管の他の位置を示す断面図である。
【符号の説明】
1…乾燥器
2…水洗器
3…水タンク
4…受容供給器
5…傾斜手段
6…バケット
11…乾燥器本体
14…供給管
15…熱風供給口
16…内側管
17…外側管
18…熱風供給源
19…攪拌翼
22…水放出器
42…粉砕部
53…無端チェーン
54…プレート
57…要素リンク
58…要素ピン
61U…バケット側上側係合部位
61D…バケット側下側係合部位
71…排出通路
72…吸引送風機
125…放射方向熱風供給通路
129…攪拌翼本体
131…攪拌羽根
132…熱風放出口
133…ノズル形成部材
134…熱風放出口
511…転輪
514U…往復運動体側上側係合部位
514D…往復運動体側下側係合部位
516…可動体
518…ストッパ面
519…離隔ばね(離隔用付勢手段)
[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a kitchen garbage processing apparatus, and more particularly, to process garbage generated in a large amount from a kitchen area of a hotel, inn, restaurant, etc. without interruption, and then carried to a bucket. The present invention relates to a garbage disposal apparatus for a kitchen area installed in or near the kitchen area.
[0002]
[Prior art]
In kitchen areas such as hotels, inns and restaurants, a large amount of garbage is generated. The large amount of garbage is generated without interruption when the kitchen becomes large. In order to store such raw garbage until the date of garbage collection by local governments or private companies, a large storage area is required. The bad odor that is generated in a few hours in the summer due to such storage is particularly disliked in hotels, inns, and restaurants, and it is required to be avoided in terms of hygiene management.
[0003]
A garbage processing machine including a dryer is installed in the garbage generation area in response to such a request. In the garbage disposal site, an incinerator is used, and a crane or the like for preparing the garbage to be transported by a truck is prepared in the incinerator, and there is a waiting time until the incineration process.
[0004]
Kitchen areas such as hotels, inns, restaurants, etc. do not have such cranes and are required to dispose of garbage generated without interruption at the same time as it is generated. The generated garbage is immediately put into the bucket. The bucket which is a conveyance vehicle is thrown into the dryer of a garbage disposal machine. A known processing machine for a kitchen is composed of a dryer, a cyclone that separates gas and powder, and a washing machine that absorbs the powder and volatile / water-soluble gas into water. Such a system has been demanded to be improved with the focus on the ease of use of buckets as dining out has accelerated.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a kitchen garbage processing apparatus in a kitchen area of a system in which a dryer main body is fixed in response to a bucket.
[0006]
Another object of the present invention is to provide a garbage disposal apparatus in a kitchen area of a system that uses a bucket inclined.
[0007]
Still another object of the present invention is to provide a kitchen garbage processing apparatus in a kitchen area in which drying is performed uniformly in a system that uses an inclined bucket.
[0008]
Still another object of the present invention is to provide a kitchen garbage processing apparatus in a kitchen area in which the bucket is inclined without operation in consideration of the ease of use of the bucket.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The kitchen area garbage processing apparatus according to the present invention includes a bucket that is movable in the garbage discharge area, an inclination means that supports and tilts the bucket, and a garbage in the bucket that is inclined by the inclination means. Receiving hot water dryer for receiving the raw garbage from the receiving feeder, a non-rotating hot air dryer that is a hot air dryer receiving the garbage from the receiving feeder, and discharging the hot air from the hot air dryer And a circulation passage for circulating water between the flushing device and the water tank, and the hot air dryer comprises a stationary dryer body and hot air. A supply pipe for supplying into the dryer main body and a prime mover for rotationally driving the supply pipe are provided, and the receiving supply unit includes a pulverizer for pulverizing the garbage.
[0010]
Since the main body, which is the outer wall of the hot air dryer, is fixed, garbage can be put into the main body at any time. Garbage fragments that have been crushed by the crusher are dried and blown up by a hot air stream, and the dry powder that floats up is continually discharged from the dryer body in the air stream. The body is separated from the gas and washed with water. Harmful volatile gases and powders are stored in water tanks. Powder and harmful gases in the water tank are discharged into the sewer before their concentration reaches saturation.
[0011]
The position where the hot air dryer receives the garbage is preferably provided at the upper half of the dryer body, particularly at the top thereof. It is preferable that the supply pipe has a rotation axis centering in a substantially horizontal direction. A plurality of hot air supply ports arranged in the axial direction rotate with the supply pipe. The inlet side of the discharge passage is preferably provided in the upper half of the dryer body.
[0012]
The water washer is a eddy current generating structure in which gas vortex is generated by the force of gas in the water washer to separate the gas and powder introduced into this, and the gas in the central area of the vortex is discharged vertically upward. have. Such a structure is called a cyclone. This cyclone has a water flow generating structure for discharging water in the radial direction from its central region.
[0013]
Preferably, the supply pipe includes a rotating portion having a rotation axis centered substantially in the horizontal direction and rotating, and the rotation portion includes a stirring blade extending substantially radially from the rotation axis line. The end of the stirring blade is formed as a hot air discharge port. The supply pipe preferably has a hot air supply passage extending in the direction of the rotational axis, and the hot air discharge port is preferably connected to the hot air supply passage.
[0014]
The supply pipe preferably has a double pipe structure comprising a fixed inner pipe and a rotating outer pipe. The outer tube has a rotating part having a rotation axis centered in a substantially horizontal direction and rotating. The rotating part has a stirring blade extending in a radial direction from the rotation axis, and the end of the stirring blade has hot air The inner tube has a hot air supply passage extending in the direction of the rotation axis, and the inner tube is a hot air that is a connection port where the hot air discharge port is connected to the hot air supply passage at a specific rotation position of the outer tube. It is preferable to have a supply port. Hot air is released intermittently and vigorously to dry the garbage while disturbing it. The raw garbage immediately after being charged is stirred by a stirring blade, and heat exchange is efficiently performed between the raw garbage and hot air. The hot water vapor generated at that time is captured by water in the cyclone.
[0015]
It is preferable that the inclination means is specially devised in terms of ease of use. A reciprocating means for reciprocating the bucket is provided to discharge the garbage in the bucket to the hot air dryer side. The reciprocating means includes a reciprocating body that can be reciprocated by the reciprocating means, and an engaging means for engaging the reciprocating body with the bucket. It is composed of a positive rotation motion that tilts the bucket after the motion in the positive direction, a negative rotation motion that tilts the bucket after the positive rotation motion in the negative direction, and a downward motion that lowers the bucket after the negative rotation motion. The engaging means is formed of a reciprocating body side engaging means formed on the reciprocating body and a bucket side engaging means formed on the bucket. A reciprocating body-side upper engaging portion and a reciprocating-body-side lower engaging portion that are engaged at two positions separated in a direction, and the bucket-side engaging means engages with the reciprocating-body-side upper engaging portion. Engagement part And a bucket side lower side engaging part that engages with the reciprocating body side lower engaging part, and a separating biasing means between the reciprocating body side upper engaging part and the reciprocating body side lower engaging part Is preferably interposed.
[0016]
Such an engagement means does not require an operation of engaging the bucket with the reciprocating body. Although it is important to save human labor in a kitchen where there is not enough manpower, it is particularly preferable in terms of hygiene management because it does not touch the engaging portion on the side that is easily contaminated with dust, in other words, such engaging means Is particularly preferable as an interface of a man-machine system, and is a system suitable for a dryer having a fixed body.
[0017]
【The invention's effect】
In the kitchen area garbage processing apparatus according to the present invention, the interface between the movable bucket and the dryer of the dryer is rationally designed, so that it can be operated continuously. The bucket man-machine system interface is consistent with tilting the bucket relative to a fixed dryer body. This interface allows no operation of the bucket. Drying is performed uniformly by the stirring blade and hot air jet.
[0018]
The raw garbage is thrown into the dryer in a dropping manner from the upper side, and the dryer does not rotate, so that continuous feeding is easy. By the upward tilting movement of the bucket, the garbage can be supplied directly from the bucket to the receiving supply unit, so that the conveyance path is simplified. Since the treatment does not depend on incineration, continuous treatment is possible. Hot air is used for the continuous type, but the powder discharged in the air stream is washed with water. The accumulation of such technologies establishes garbage disposal technology in the kitchen.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a man-machine system according to an embodiment of a kitchen garbage processing apparatus according to the present invention. The kitchen garbage processing apparatus in the kitchen area includes a dryer 1, a cyclone-type water washer 2, a water tank 3, a receiving / supplying device 4, an inclination means 5, and a bucket 6. In addition, a hot air discharge passage, a water circulation passage, and the like are provided.
[0020]
[Dryer 1]
The dryer 1 includes a dryer body 11 that forms a body and an outer wall of the dryer. The dryer body 11 is formed in a rectangular parallelepiped shape or a cylindrical shape. Hereinafter, the case where the dryer main body 11 has a rectangular parallelepiped upper half portion and a cylindrical lower half portion will be described. In the ceiling 12 of the dryer main body 11, an intake 13 for taking in raw garbage is opened. In the dryer main body 11, a supply pipe 14 positioned substantially in the center in the height direction is supported by the dryer main body 11.
[0021]
The supply pipe 14 has a rotation axis center line that is substantially horizontal. The supply pipe 14 has a plurality of hot air supply ports 15 arranged in the axial direction. The supply pipe 14 includes a fixed inner pipe 16 and a rotating outer pipe 17. The outer tube 17 and the inner tube 16 share the same axis. The outer tube 17 corresponds to a rotating portion of the supply tube 14. One end of the outer tube 17 is coupled to the output shaft of the prime mover 121 disposed outside the dryer body 11.
[0022]
The outer tube 17 is rotatably supported on both side walls of the dryer body 11. The inner tube 16 is supported by the outer tube 17 so as to be relatively rotatable. The inner side of the inner tube 16 forms an axial hot air supply passage 120 extending in the axial direction. One end of the inner tube 16 is connected to a hot air supply source 18 outside the dryer body 11. The hot air supply source 18 is a conventional means, and includes a gas combustor, a blower, and the like. The stirring blade 19 is fixed to the outer tube 17 and extends in the radial direction. At the same position in the axial direction, three stirring blades are arranged with a phase difference of 120 degrees.
[0023]
FIG. 2 shows the relationship between the supply pipe 14 and the stirring blade 19. An annular body 122 as a spacer is interposed between the outer tube 17 and the inner tube 16. The ring body 122 is fixed to the outer tube 17 by the key 123 so as not to move in the axial direction. The stirring blade 19 is joined and fixed to the outer peripheral surface of the outer tube 17 by a fixture 124.
[0024]
The stirring blade 19 is formed in a tube structure, and the inside thereof forms a radial hot air supply passage 125 through which hot air passes. The first passage port 126, the second passage port 127, and the third passage port are provided at portions where extended regions extending in the center direction of the radial hot air supply passage 125 penetrate the outer tube 17, the ring body 122, and the inner tube 16, respectively. 128 are opened in each.
[0025]
The hot air supply port 15, which is a connection port formed by the first passage port 126, the second passage port 127, and the third passage port 128, connects the radial hot air supply passage 125 and the axial hot air supply passage 120. Such hot air supply ports 15 can be provided at a plurality of locations at the same axial direction position, but in the illustrated embodiment, only one location is provided at the lowest end position.
[0026]
3 and 4 show the respective forms of the pair of three stirring blades 19. As illustrated in FIG. 4, the stirring blade 19 includes a stirring blade body 129, a stirring blade 131, and a nozzle forming member 133 that forms a hot air discharge port 134. As described above, the stirring blade body 129 is a cylindrical body and has a radial hot air supply passage 125 formed therein. The radiating end of the stirring blade body 129 is closed, but a hot air discharge port 134 having a small cross-sectional area is opened in the cylindrical portion of the radiating end.
[0027]
The nozzle forming member 133 is two plates that are disposed on surfaces orthogonal to each other so as to surround the hot air discharge port 134 and extend in the radial direction. The stirring blade 131 mainly has a stirring action, but the stirring blade body 129 and the nozzle forming member 133 also have a stirring action. One surface 136 of the stirring blade 131 is substantially orthogonal to a circle 135 that is a rotation locus line.
[0028]
The hot air outlet 134 is disposed on the opposite side of the stirring blade 131 with respect to the center line of the stirring blade body 129. Since the two plate members constituting the nozzle forming member 133 are inclined by about 45 degrees with respect to the one surface 136 of the stirring blade 131, the air flow emitted from the nozzle forming member 133 is the axial center of the supply pipe 14. It faces in a direction inclined by approximately 45 degrees with respect to a vertical plane perpendicular to the line.
[0029]
As shown in FIG. 5, the radiating end of the nozzle forming member 133 is closed. The stirring blade body 129 and the nozzle forming member 133 can be extended to the radiation end 137 of the stirring blade 131. The two plate members of the nozzle forming member 133 and the angle thereof protect the hot air discharge port 134 from powder and prevent clogging. Such a pair of stirring blades 19 is further out of phase with respect to a pair of adjacent stirring blades, as shown in FIG.
[0030]
[Cyclone type flushing machine 2]
The water washer 2 is connected to the dryer 1 via the discharge passage 71. A suction port 138 that is the inlet side of the discharge passage 71 is disposed on the ceiling 12 of the dryer body 11. A suction blower 72 is interposed in the discharge passage 71. The water washer 2 is a cyclone and includes a cylindrical main body 21. The discharge passage 71 is connected to the cylindrical wall of the cylindrical main body 21.
[0031]
The suction blower 72 sucks the gas in the dryer body 11 and vigorously introduces it into the cylindrical body 21. The gas introduced into the cylindrical main body 21 forms a vortex. A water discharger 22 is installed in the central region of the vortex. A gas discharge pipe 23 is provided in the center of the water discharger 22. The upper and lower ends of the gas discharge pipe 23 are open.
[0032]
The vortex flows downward and spirals so that the fluid in the central region of the vortex flows into the gas discharge pipe 23 from the lower end opening of the gas discharge pipe 23 and is released into the atmosphere from the upper end opening. The water discharger 22 includes a plurality of water discharge nozzles that open on the outer peripheral surface thereof. The water flow injected from the water discharge nozzle flows on a substantially horizontal plane. The water ejected from the cylindrical main body 21 flows down the downward conical conical wall 24 of the cylindrical main body 21.
[0033]
Substances present in the dryer 1 are organic powder that is dried and rolled up into a hot air stream, volatile organic substance gas generated from garbage at high temperature, oxygen gas that is hot air introduced into the dryer body 11, Carbon dioxide, water vapor, and other air components. The harmless air component, carbon dioxide, passes between the mist water in the cylindrical body 21 and is released into the atmosphere. Harmful organic gas, water vapor, powder, etc. are dissolved or adhered to water and carried out to the water tank 3 below.
[0034]
[Water tank 3]
The water tank 3 is connected to the lower end opening of the cylindrical main body 21. The water tank 3 and the water discharger 22 are connected to each other, and the water discharger 22 or the water washer 2 and the water tank 3 are interposed in the water circulation passage. A circulation pump 25 is interposed in the circulation passage. Since the water in the circulating water tank 3 repeatedly captures the harmful organic gas, water vapor, powder, etc. in the cylindrical body 21, the harmful organic gas, water vapor, powder, etc. in the water tank 3 Increase the concentration. Before reaching the saturated concentration, the water in the water tank 3 is discharged to the sewer through the drain pipe 26.
[0035]
[Receiver / Supplier 4]
The receiving / supplying device 4 is formed of a pulling-in guiding portion 41, a pulverizing portion 42 and a sending portion 43. The lead-in guide part 41 is formed of an inclined vibration type moving bed (not shown) or the like. The garbage thrown into the upper surface of the inclined vibration type moving bed is guided to the crushing section 42 at a slow speed. The crushing part 42 includes a rotary cutter (not shown) and the like, and crushes the garbage finely. The crushed garbage is fed out to the delivery unit 43, dropped from the intake port 13 by gravity, and dropped into the dryer main body 11.
[0036]
[Inclination means 5 and bucket 6]
The bucket 6 is detachable from the tilting means 5. The engagement / disengagement between the bucket 6 and the tilting means 5 is preferably non-operational. Its non-operational nature realizes a man-machine interface that is excellent in terms of both hygiene management and mobility of kitchen work. As shown in FIG. 1, the bucket B includes a container body 63, a handle for hand pushing 64, a traveling wheel 65 including only two rear wheels of a cat cart type, and a grounding device 66. The bucket 6 is a transport vehicle that travels like a so-called cat car by a person holding the handle for hand pushing 64, tilting the container body to float the grounding tool 66 from the floor F, and pushing the handle for hand pushing 64. .
[0037]
As shown in FIG. 6, the tilting means 5 includes upper and lower sprockets 51, 52, an electric motor (not shown) for driving one of the sprockets 52, and an endless chain 53 that goes around the sprockets 51, 52. It is configured.
[0038]
The relationship between the bucket 6 and the tilting means 5 is the engaging means. The engaging means is provided between the bucket 6 and a support member that supports the bucket 6. FIG. 7 shows a plate 54 as such a support member. In FIG. 7, a sprocket 51 appears. Two sprockets 51 are provided on the left and right in plane symmetry with respect to one vertical plane. A rotation shaft 56 is rotatably supported on the frame 55.
[0039]
The sprocket 51 is fixed to the rotating shaft 56. An element pin 58 passes through the element link 57 of the endless chain 53. The element link 57 slides on the raceway surface and maintains a certain angle with respect to the raceway surface.
[0040]
FIG. 7 shows a position state in which the element pin 58 starts to be fitted into the concave groove 513 that forms a wavy uneven surface that is the peripheral surface of the sprocket 51. Each element pin 58 fits into the concave groove 513 of the sprocket 51 and is driven by the sprocket 51 to make a circular motion. The left and right element pins 58 are coaxially coupled by a connecting shaft 511. The left and right arms 512 are fixed to the connecting shaft 511. One plate 54 is fixed to the front end surfaces of the two arms 512.
[0041]
As shown in FIG. 8, two frames 55 are provided on the left and right. Two pairs of arms 512 are provided symmetrically, and two sets are provided vertically. The plate 54 is supported by being suspended from the endless chain 53 at four points by four arms.
[0042]
In FIG. 6, the positions of both ends of the movement range of one specific element pin 58 are indicated by points P and Q. The intermediate point is indicated by point R. The line segment RQ is a vertical line segment, and the line segment PR is an arc. The movement of a specific point is a vertical upward movement from point Q to point R, a positive circular movement from point R to point P, a negative circular movement from point P to point R, and a vertical movement from point R to point Q. It is a reciprocating motion formed from four motions, a direction downward motion.
[0043]
FIG. 9 shows the engagement relationship between the plate 54 and the bucket 6. The engaging means is composed of reciprocating body side engaging means 514U, D formed on the plate 54, which is a reciprocating body, and bucket side engaging means 61U, D formed on the bucket 6. The reciprocating body side engaging means 514U, D includes a reciprocating body side upper engaging portion 514U and a reciprocating body side lower engaging portion 514D that are engaged at two positions separated in the vertical direction of the bucket at a fixed position.
[0044]
The bucket side engagement means 61U, D are a bucket side lower engagement part that engages with a bucket side upper engagement part 61U that engages with a reciprocating body side upper engagement part 514U and a reciprocation body side lower engagement part 514D. 61D. The bucket-side upper engagement portion 61U is formed as a portion protruding downward at the upper edge of the front end of the bucket 6 (the rear end as viewed from the position of the tilting means 5).
[0045]
The bucket-side lower engagement portion 61D is a pin extending in the horizontal direction with both ends supported by two portions protruding forward (backward as viewed from the position of the tilting means 5) near the lower portion of the front end portion of the bucket 6. It is formed as a member.
[0046]
The reciprocating body side upper engagement portion 514 </ b> U is fixed to the front side of the plate 54. The reciprocating body side lower engagement portion 514 </ b> D is provided to be movable with respect to the plate 54. A spring support member 515 is fixed to the rear surface of the plate 54. As shown in FIG. 10, the movable body 516 is guided by the left and right guide bodies 517 and moves up and down in the vertical direction (when it is between the point Q and the point R shown in FIG. 6).
[0047]
The reciprocating body side lower engagement portion 514D is fixed to the movable body 516 and protrudes forward through a window 531 opened in the plate 54 as shown in FIG. The reciprocating body side lower engagement portion 514 </ b> D hits the lower end of the window 531 and does not descend below. At a specific height position described later on the plate 54, the movable body 516 hits the stopper surface 518 of the stopper fixed to the ground and does not descend below. A separation spring 519, which is a separation biasing means, is interposed between the spring support member 515 and the upper end surface of the movable body 516. A guide pin 521 is fixed to the lower end surface of the spring support member 515 and extends in the vertical direction. The guide pin 521 passes through the upper part of the movable body 516 and the central region of the separation spring 519.
[0048]
The bucket 6 includes two rear traveling wheels (not shown) of a cat car type, a grounding tool 66, and a handle for pushing. It is preferable that the person travels with the rear two wheels by tilting the bucket 6 so that the grounding tool 66 is separated from the floor and pushing the handle 6 with the hand pushing handle 64.
[0049]
[Description of operation]
FIG. 11 shows a stop state before starting in which the specific point is at the point Q in FIG. 6, the endless chain 53 is in the starting position, and the plate 54 is in the lowest end position. In this stopped state, the movable body 516 hits the stopper 522 and stops at the lower limit position. The stop position of the plate 54 is determined by the stop position of the endless chain 53, and the movable body 516 is determined by the position of the stopper 522. Therefore, the position of the reciprocating body side upper engaging part 514U and the position of the reciprocating body side lower engaging part 514D are Therefore, the separation distance between the reciprocating body side upper engaging portion 514U and the reciprocating body side lower engaging portion 514D is also determined as a design constant.
[0050]
As shown in FIG. 11, the bucket 6 is guided to a fixed position in front of the plate 54 by a kitchen cook. In this fixed position, the bucket-side upper engagement portion 61U is completely above the reciprocating body-side upper engagement portion 514U and is not separated from each other and engaged. At the same time, the bucket-side lower engagement portion 61D is completely below the reciprocating body-side upper engagement portion 514U and is not detached and engaged with each other.
[0051]
When the endless chain 53 is raised by the distance D, the plate 54 is also raised by the distance D as shown in FIG. 12, and the reciprocating body side upper engagement portion 514U is completely engaged with the bucket side upper engagement portion 61U. . However, since the movable body 516 is pressed downward by the separation spring 519 with respect to the plate 54 and is in contact with the stopper 522 and its position is unchanged, the position of the reciprocating body side lower engagement portion 514D is also unchanged. In addition, the relative distance between the reciprocating body side lower engagement portion 514D and the bucket side lower engagement portion 61D is also unchanged.
[0052]
Further, when the endless chain 53 is raised by the distance D, as shown in FIG. 13, the plate 54 is also raised by the distance D, so that the reciprocating body side upper engagement portion 514U and the bucket side upper engagement portion 61U become the same body. The distance D is raised and the engagement relationship is not changed. The bucket-side lower engagement portion 61D also rises by the distance D. However, even if the reciprocating body-side lower engagement portion 514D is pushed further downward by the separation spring 519 and temporarily stopped by the stopper 522, the reciprocating-body lower side The relative distance between the engagement part 514D and the bucket-side lower engagement part 61D is reduced, and the bucket-side lower engagement part 61D is raised by the distance D with respect to the reciprocating body-side lower engagement part 514D. The lower side engaging portion 61D is also completely engaged with the reciprocating body side lower engaging portion 514D.
[0053]
As described above, when the endless chain 53 is raised by the distance 2D, the separation distance between the reciprocating body lower engagement portion 514D and the reciprocating body lower engagement portion 514D increases by 2D, and the bucket side upper engagement portion 61U. And substantially equal to the separation distance between the bucket-side lower engagement portion 61D. After that, while the endless chain 53 continues to rise, the separation distance between the reciprocating body side upper engaging portion 514U and the reciprocating body side lower engaging portion 514D remains increased to a constant value. Since the bucket 6 and the plate 54 are engaged in the vertical position, the relative posture relationship between the plate 54 and the bucket 6 is unchanged.
[0054]
When the specific point exceeds the point R in FIG. 6, a straight line connecting the arms 512 at two positions that are located on the transport surface of the endless chain 53 and differ in the transport direction starts to be inclined. The inclination angle of this straight line substantially coincides with the inclination angle of the tangent line that touches the circle at a point on the arc PR. This inclination angle substantially coincides with the inclination angle of the plate 54. As shown in FIG. 6, when the specific point advances to the point P, the bucket 6 falls over and tilts, and the upper end open surface of the bucket 6 at the position before starting is on the lower side. The bucket 6 that has fallen in this way does not fall from the plate 54. The bucket 6 does not fall from the plate because the bucket side lower engagement portion 61D is engaged with the reciprocating body side lower engagement portion 514D.
[0055]
As shown in FIG. 1, the raw garbage in the bucket 6 is put into a pulling-in guiding part 41 of the receiving / supplying device 4, pulverized by the pulverizing unit 42, and the ceiling from the sending unit 43 to the dryer main body 11 of the dryer 1. From the area. The garbage is stirred by the stirring blade 131 of the stirring blade 19. The hot air introduced into the inner pipe 16 supplied from the hot air supply source 18 is discharged to the radial hot air supply passage 125 through the first passage port 126, the second passage port 127, and the third passage port 128 shown in FIG. Is done.
[0056]
It is discharged from the hot air discharge port 134 shown in FIGS. As shown in FIG. 14, the first passage port 126 is provided only at one position at the lowermost position of the inner pipe 16, so that one stirring blade 19 dries hot air only once during one round. Release into the room. Since the three stirring blades 19 are provided at the same axial position, the hot air is jetted three times at the same position while the supply pipe 14 makes one round.
[0057]
At the rotational position of the supply pipe 14 shown in FIG. 15, hot air is not injected. As shown in FIG. 1, the plurality of stirring blades 19 having different axial positions have phases different from each other, and the hot air injection positions different in the axial direction move alternately. The hot air is jetted obliquely upward with respect to the vertical plane and becomes a vortex in the dryer body 11.
[0058]
The powdered dust whose degree of dryness has advanced is blown by hot air, and a part of the dust is sucked by the suction blower 72 and travels from the suction port 138 to the water washer 2. Stored. Harmless gases such as oxygen, nitrogen, carbon dioxide, and water vapor are released into the atmosphere through the central hole of the water discharger 22.
[0059]
The raw garbage is thrown into the dryer in a dropping manner from the upper side, and the dryer does not rotate, so that continuous feeding is easy. By the upward tilting movement of the bucket, the garbage can be supplied directly from the bucket to the receiving supply unit, so that the conveyance path is simplified. Since the treatment does not depend on incineration, continuous treatment is possible. Although hot hot air is used because it is continuous, the powder discharged in the air stream is washed with water. The accumulation of such technologies establishes garbage disposal technology in the kitchen.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an embodiment of a kitchen garbage processing apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a supply pipe.
FIG. 3 is a side cross-sectional view of a dryer.
4 is a partial cross-sectional view of FIG. 3;
FIG. 5 is an oblique axis projection view showing a stirring blade.
FIG. 6 is a front view showing a tilting means.
FIG. 7 is a plan view showing a tilting means.
FIG. 8 is a side view showing the tilting means.
FIG. 9 is a front view showing the engaging means.
FIG. 10 is a side view showing the engaging means.
FIG. 11 is a front view showing an engagement process.
FIG. 12 is a front view showing another engagement process.
FIG. 13 is a front view showing still another engagement process.
FIG. 14 is a cross-sectional view of a supply pipe.
FIG. 15 is a cross-sectional view showing another position of the supply pipe.
[Explanation of symbols]
1 ... Dryer
2 ... water washer
3 ... Water tank
4 ... Receiving feeder
5 ... Inclination means
6 ... bucket
11 ... Dryer body
14 ... Supply pipe
15 ... Hot air supply port
16 ... Inner tube
17 ... Outer tube
18 ... Hot air supply source
19 ... stirring blade
22 ... Water discharger
42 ... Grinding section
53 ... Endless chain
54 ... Plate
57 ... Element links
58 ... element pin
61U ... Bucket side upper engagement part
61D ... Bucket side lower engagement part
71 ... Discharge passage
72 ... Suction blower
125 ... Radial hot air supply passage
129 ... stirring blade body
131 ... stirring blade
132 ... Hot air outlet
133 ... Nozzle forming member
134 ... Hot air outlet
511 ... rolling wheels
514U: Reciprocating body side upper engagement portion
514D: Reciprocating body side lower engagement portion
516 ... movable body
518 ... Stopper surface
519 ... separation spring (biasing means for separation)

Claims (7)

生ゴミ排出領域で移動自在なバケットと、
前記バケットを支持して傾斜させる傾斜手段と、
前記傾斜手段により傾斜させられた前記バケットの中の生ゴミを受容して後記熱風乾燥器に供給するための受容供給器と、
前記受容供給器から前記生ゴミを受け取る熱風による乾燥器である回転しない熱風乾燥器と、
前記乾燥器から前記熱風を排出する排出通路の途中に配置される水洗器と、
前記水洗器と水タンクとの間で水を循環させるための循環通路とからなり、
前記熱風乾燥器は、
不動の乾燥器本体と、
熱風を前記乾燥器本体の中に供給するための供給管と、
前記供給管を回転駆動するための原動機とを備え、
前記受容供給器は前記生ゴミを粉砕するための粉砕機を備える
厨房領域の生ゴミ処理装置。
A bucket that can move freely in the garbage discharge area,
Tilting means for supporting and tilting the bucket;
A receiving supply for receiving the garbage in the bucket inclined by the inclination means and supplying it to the hot air dryer described later;
A non-rotating hot air dryer that is a dryer with hot air that receives the garbage from the receiving supply;
A water washer disposed in the middle of a discharge passage for discharging the hot air from the dryer;
A circulation passage for circulating water between the water washer and the water tank,
The hot air dryer is
A stationary dryer body,
A supply pipe for supplying hot air into the dryer body;
A prime mover for rotationally driving the supply pipe,
The receiving / feeding device is a kitchen garbage processing apparatus including a pulverizer for pulverizing the garbage.
請求項1において、
前記熱風乾燥器が前記生ゴミを受け取る位置は、前記乾燥器本体の上半部分に設けられている
ことを特徴とする厨房領域の生ゴミ処理装置。
In claim 1,
The kitchen area garbage processing apparatus, wherein the hot air dryer receives the garbage in the upper half of the dryer body.
請求項2において、
前記供給管は概ね水平方向に向く回転軸心線を有し、前記軸心線方向に並ぶ複数の熱風供給口であり前記供給管と共に回転する熱風供給口を有し、
前記排出通路の入口側は前記乾燥器本体の上半部分に設けられている
ことを特徴とする厨房領域の生ゴミ処理装置。
In claim 2,
The supply pipe has a rotation axis centered in a substantially horizontal direction, a plurality of hot air supply ports arranged in the axis direction, and a hot air supply port that rotates together with the supply pipe,
A kitchen garbage processing apparatus, wherein an inlet side of the discharge passage is provided in an upper half portion of the dryer main body.
請求項3において、
前記水洗器は、
前記水洗器に導入される気体と粉体を分離するために前記水洗器の中で前記気体の勢力により前記気体の渦流を発生させ、前記渦流の中心域の前記気体を鉛直上方に排出する渦流発生構造と、
前記中心域から放射方向に前記水を放出するための水流発生構造とを備えている
ことを特徴とする厨房領域の生ゴミ処理装置。
In claim 3,
The water washer is
In order to separate the gas and the powder introduced into the water washer, a swirl of the gas is generated by the force of the gas in the water washer, and the gas in the central region of the swirl is discharged vertically upward. Generation structure,
A kitchen garbage processing apparatus, comprising: a water flow generating structure for discharging the water in a radial direction from the central area.
請求項1において、
前記供給管は、概ね水平方向に向く回転軸心線を有し回転する回転部分を備え、
前記回転部分は前記回転軸心線から概ね放射方向に延びる攪拌翼を備え、
前記攪拌翼の端部は熱風放出口として形成され、
前記供給管は前記回転軸心線方向に延びる熱風供給通路を有し、
前記熱風放出口は前記熱風供給通路に接続されている
ことを特徴とする厨房領域の生ゴミ処理装置。
In claim 1,
The supply pipe includes a rotating part having a rotation axis centered in a substantially horizontal direction and rotating,
The rotating portion includes a stirring blade extending in a generally radial direction from the rotation axis,
The end of the stirring blade is formed as a hot air outlet,
The supply pipe has a hot air supply passage extending in the direction of the rotation axis,
The apparatus for treating garbage in a kitchen area, wherein the hot air discharge port is connected to the hot air supply passage.
請求項1において、
前記供給管は、固定された内側管と回転する外側管とを備え、
前記外側管は概ね水平方向に向く回転軸心線を有し回転する回転部分を備え、
前記回転部分は前記回転軸心線から概ね放射方向に延びる攪拌翼を備え、
前記攪拌翼の端部は熱風放出口として形成され、
前記内側管は前記回転軸心線方向に延びる熱風供給通路を有し、
前記内側管は前記外側管の特定回転位置で前記熱風放出口が前記熱風供給通路に接続される接続口を有している
ことを特徴とする厨房領域の生ゴミ処理装置。
In claim 1,
The supply pipe comprises a fixed inner pipe and a rotating outer pipe,
The outer tube has a rotating part having a rotation axis centered in a substantially horizontal direction and rotating,
The rotating portion includes a stirring blade extending in a generally radial direction from the rotation axis,
The end of the stirring blade is formed as a hot air outlet,
The inner tube has a hot air supply passage extending in the direction of the rotation axis,
The kitchen waste treatment apparatus according to claim 1, wherein the inner pipe has a connection port through which the hot air discharge port is connected to the hot air supply passage at a specific rotation position of the outer tube.
請求項1において、
前記傾斜手段は、
前記バケットの中の生ゴミを前記熱風乾燥器の側に排出するために前記バケットを往復運動させるための往復運動手段と、
前記往復運動手段により往復運動させられる往復運動体と、
前記往復運動体を前記バケットに係合させるための係合手段とを備え、
前記往復運動は、一定位置の前記バケットを上昇させる上昇運動と、前記上昇運動の後の前記バケットを正方向に傾斜させる正回転運動と、前記正回転運動の後の前記バケットを負方向に傾斜させる負回転運動と、前記負回転運動の後の前記バケットを降下させる降下運動とから形成され、
前記係合手段は、前記往復運動体に形成される往復運動体側係合手段と、前記バケットに形成されるバケット側係合手段とから形成され、
前記往復運動体側係合手段は、前記一定位置の前記バケットの上下方向に離隔する2位置で係合する往復運動体側上側係合部位と往復運動体側下側係合部位を備え、
前記バケット側係合手段は、前記往復運動体側上側係合部位に係合するバケット側上側係合部位と前記往復運動体側下側係合部位に係合するバケット側下側係合部位とを備え、前記往復運動体側上側係合部位と前記往復運動体側下側係合部位との間に離隔用付勢手段が介設されている
ことを特徴とする厨房領域の生ゴミ処理装置。
In claim 1,
The tilting means is
Reciprocating means for reciprocating the bucket to discharge garbage in the bucket to the hot air dryer side;
A reciprocating body that is reciprocated by the reciprocating means;
Engagement means for engaging the reciprocating body with the bucket,
The reciprocating motion includes an upward motion that raises the bucket at a fixed position, a positive rotational motion that tilts the bucket after the upward motion in a positive direction, and a tilting the bucket after the positive rotational motion in a negative direction. A negative rotation motion that causes the bucket to move down the bucket after the negative rotation motion,
The engaging means is formed of a reciprocating body side engaging means formed on the reciprocating body, and a bucket side engaging means formed on the bucket,
The reciprocating body side engaging means includes a reciprocating body side upper engaging portion and a reciprocating body side lower engaging portion that are engaged at two positions spaced apart in the vertical direction of the bucket at the fixed position,
The bucket side engagement means includes a bucket side upper engagement portion that engages with the reciprocating body side upper engagement portion and a bucket side lower engagement portion that engages with the reciprocating body side lower engagement portion. The kitchen area garbage processing apparatus, wherein a separating biasing means is interposed between the reciprocating body side upper engaging portion and the reciprocating body side lower engaging portion.
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