JP3683419B2 - PC foundation beam member and concrete cloth foundation construction method - Google Patents

PC foundation beam member and concrete cloth foundation construction method Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地盤上に水平方向に連続して敷設した基礎コンクリート上に立設して住宅、事務所等の建築物の布基礎を構築する工場生産による直方体状のプレキャストコンクリート基礎梁部材(以下PC基礎梁部材という)、およびコンクリート製布基礎の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、住宅、事務所等の建築物の布基礎構造の基礎部分に、工場生産によるPC基礎梁部材を使用して場所打ちコンクリートを極力少なくし、工事期間を短縮するとともに部材の信頼性を高めたPC基礎梁構造が広く採用されている。
一例として、特開昭48-32309号公報に記載のPC基礎梁部材による布基礎を図28、29に示す。図28はこの布基礎の斜視図、図29は横断方向断面図で、1は直方体状のPC基礎梁部材、3はプレキャストコンクリート製の礎版、Sは砂である。この布基礎は、まず地盤を根切りして底面に砂Sを水平に敷き均し、その上に礎版3を長手方向に隣接させながら水平に敷設し、その上面の幅方向中央付近に直方体状のPC基礎梁部材1を縦姿勢に配設し、G.L.で示す線まで土を埋め戻して構成される。
【0003】
隣接するPC基礎梁部材相互の結合手段としては、PC基礎梁部材内に上下底面に平行して所定のかぶり厚だけ隔てて埋め込まれた引張り用の水平鉄筋の両端にピン孔を有する継手を設け、これにピンを打ち込んで接合するのが一般的である。
従来のPC基礎梁部材の一例を図30、31により説明する。図30はPC基礎梁部材の正面図、図31は同じく平面図である。PC基礎梁部材1には上下2段に水平鉄筋11およびこれらを連結するあばら筋などの配筋が埋め込まれ、水平鉄筋11の両端にピン孔を有する継手12、13が取り付けられている。継手12、13はPC基礎梁部材1の水平方向端面中央に鉛直方向に設けられた縦溝17から突出しており、一方の継手12はピン孔を有する鋼板が2枚に分かれた受け手、他方の継手13は同様の形状の鋼板1枚でなる差し手となっており、継手12の2枚の鋼板の中間に継手13が挿入された状態でピン孔にピンを挿通することにより隣接するPC基礎梁部材が連結される。
【0004】
接合構造の一例を図32により説明する。この図は隣接するPC基礎梁部材1、1、の接合部分を水平方向に切断して示す部分断面図である。図32において上側を建築物基礎における外面、下側を内面とすれば、接続部隙間25は通常 2mm程度となるように施工される。PC基礎梁部材1のピンを打ち込む側(通常内側)の両端部分上下位置は、ピン打ち込みのために切り欠き面20により切り欠かれており、両側の切り欠き面20により接続部隙間25よりも広い開口が形成される。この開口から、継手12、13のピン孔にピン14を打ち込む。
【0005】
ピン14を打ち込んだ後、必要によって反対側の接続部隙間25に接着テープ等で目張りをし、ピン14には止め板15をかぶせてナット16で固定し、接続部空間内にモルタル(図示せず)を充填する。
このように、接続部分に連結のためのピンを打ち込む作業があるので、従来のPC基礎梁部材には片面の4隅に切り欠きがあり、反対側の面にはそれがない。したがってPC基礎梁部材を配置するに際しては切り欠きのある側がピンの打ち込み側となるように注意する必要がある。
【0006】
ところで図33に示すように、PC基礎梁部材にはこれまでに説明した(a)の直線状のもののほか、(b)に示すL字形、(c)に示すT字形、(d)に示す十字形などさまざまな平面形状のものが必要である。PC基礎梁部材自体に内面側、外面側が決まっていると、例えばコーナー部に使用する(b)のL字形のものの場合、そのコーナーがいわゆる入り隅か外隅かでピンの打ち込み側が逆になるから、それに合ったものを使用しなければならないが、前記したように継手にも差し手、受け手の区別があり、これらを考慮すると一見類似のものでも細部の異なる多くの種類のPC基礎梁部材を準備し、かつそれらを間違いなく配置していかなければならないという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1に目的とするところは、製造段階におけるPC基礎梁部材の形状を統一して種類を減らし、製造コストを切り下げるとともに施工を容易にすることである。
また、このようなPC基礎梁部材による布基礎は、従来の場所打ちコンクリートのみによるものと比較して品質の信頼性や施工性等においてすぐれているが、コスト的に割高となったり、施工現場が重量トラックの進入できない場所である等の事情により採用できないことがある。このような場合に鑑み、PC材の利点を生かしつつ部材を軽量化して現地施工のコンクリートを併用する布基礎の設置方法を実現することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のPC基礎梁部材は、表面および裏面が横長の長方形状で、厚みがこの長方形の高さに等しいかそれ以下である直方体状のPC基礎梁部材において、このPC基礎梁部材の上下底面に平行して所定のかぶり厚だけ隔てて埋め込まれた水平鉄筋を備えるとともに、前記PC基礎梁部材の水平方向端面中央に鉛直方向に設けられた縦溝の両側部分の前記水平鉄筋位置を中心とする高さ方向に、このPC基礎梁部材表面および裏面側に薄い隔壁を残してこの隔壁の内側に窪み部を形成したことを特徴とし、あるいは、このPC基礎梁部材を長手方向中央位置で左右に2分割した分割PC基礎梁部材複数個、前記分割位置で互いに直角方向に接続してなるものであり、望ましくはPC基礎梁部材の底部あるいは側面に、埋め込みナットを埋め込んでなり、あるいはPC基礎梁部材の表面および裏面下部に水平方向に水平溝を有するか、またPC基礎梁部材の上面に、これよりやや高い段丘部を設けてなる前記PC基礎梁部材である。
【0009】
また本発明のPC基礎梁部材の接続方法は、前記水平鉄筋の両端に継手を取り付けるとともに、水平方向端面で接続するPC基礎梁部材の表面側あるいは裏面側いずれかの前記隔壁を切り欠いて接続部分に開口を形成し、この開口から前記継手にピンを打ち込むことを特徴とする。
さらに本発明のコンクリート製布基礎の施工方法は、長手方向中央に嵌入溝が形成され、その両側にこれに対して垂直に水平ボルトを前記嵌入溝に向けて設けた礎版を、根切りした地盤の底面に配置し、前記のPC基礎梁部材を前記嵌入溝内に縦姿勢で敷設し、前記水平ボルトにより礎版と結合して逆T字形布基礎を形成することを特徴とするものであり、あるいは、地盤を根切りして、その底面に仮受け部材を配置し、この仮受け部材で前記のPC基礎梁部材を打設しようとするべた基礎の厚みに相当する高さに仮受けしたままべた基礎のコンクリートを打設し、PC基礎梁部材とべた基礎とを一体に結合して逆T字形布基礎を形成することを特徴とするものである
【0010】
なお、前記仮受け部材は、下部プレートと、この下部プレートに取り付けられ上部プレートを支持する脚と、この上部プレートを貫通して上方へ突出するアンカーボルトとからなるもの、あるいは下部プレートと、この下部プレートの上面に頭部を接合したアンカーボルトと、このアンカーボルトにねじこまれたナットと、このナットの上面に接合された上部プレートとからなるものであるのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明のPC基礎梁部材は、長方形状のPC基礎梁部材の上下底面に平行して所定のかぶり厚だけ隔てて埋め込まれた水平鉄筋を備えるとともに、このPC基礎梁部材の水平方向端面中央に鉛直方向に設けられた縦溝の両側部分の前記水平鉄筋位置を中心とする高さ方向に、このPC基礎梁部材表面および裏面側に薄い隔壁を残してその内側に窪み部を形成してあるので、PC基礎梁部材は製造段階では原則として同一形状であり、布基礎を施工するに当たってはPC基礎梁部材を種類や向きを考慮することなく配置でき、接続に際してピンを打ち込む位置についてのみ前記の薄い隔壁を切り欠いて開口を形成するようにした。
【0012】
また、このPC基礎梁部材を用いて断面逆T字形の布基礎を施工する場合、工場生産によるPC礎版を敷設してそれに載置する方法、PC基礎梁部材を所定の高さに仮受けしてコンクリートを打設し、べた基礎と一体化する方法、あるいはまた工場生産によるPC側壁を捨て型枠として布基礎を形成する方法などがあるが、いずれもPC部材を多用するため寸法出し等の作業が極めて能率的で、かつ型枠ばらし等の作業も不要で外観もよく、型枠用木材等の使用量が削減されるので省資源にも寄与するばかりでなく、現地におけるコンクリート打設量を最小限としているから、信頼性が高く、工期が短縮できるなどの利点がある。
【0013】
【実施例】
以下本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
〔実施例1〕
まず本発明のPC基礎梁部材の1実施例を説明する。図1は本発明のPC基礎梁部材の一実施例を一部断面で示す正面図、図2は同じく平面図で、1はPC基礎梁部材、11はその内部に埋め込まれた水平鉄筋、17はPC基礎梁部材1の水平方向両端面中央に鉛直方向に設けられた縦溝、23はPC基礎梁部材1の下面に埋め込まれた例えばM12の埋め込みナット、24は同じくPC基礎梁部材1の側面に埋め込まれた埋め込みナットである。これらの役割については追って説明するが、埋め込みナット23は下面の幅方向中央で長手方向中央に1か所ないしその両脇を加えて3か所程度、埋め込みナット24は片側あるいは両側側面の高さ方向略中央に長手方向に200 ないし300 mmピッチで複数箇所設けるのがよい。
【0014】
図1に示すPC基礎梁部材1は直線部分の基礎に使用するもので、長方形状の表面および裏面と、この長方形の高さに等しいかそれ以下の厚みを有する直方体状で、寸法例を示せば図1における左右の長さが 900mmあるいは1800mm、上下の高さが 600mm、厚みが 120mmあるいは 150mmである。
このPC基礎梁部材1の上下底面に平行して所定のかぶり厚だけ隔てて埋め込まれた水平鉄筋の両端は前記PC基礎梁部材の水平方向端面中央に鉛直方向に設けられた縦溝内に突出しており、施工に際してこの両側部分に継手12、13をねじ込み等により取り付ける。継手12、13はさきに図30ないし図32で説明したものと同様に一方が受け手、他方が差し手であるが、PC基礎梁部材に予め取り付けられておらず、施工の際に取り付けるので、PC基礎梁部材はこの点についても方向性がなく、施工が容易である。後に説明する図6に示すように、水平鉄筋11の両端部分には捨てナット11a が取り付けてあり、これがちょうど埋め込まれる位置に位置決めしておく。
【0015】
図3は図1に符号Aで示すPC基礎梁部材1の継手高さの水平方向端部を示す部分拡大図、図4は同じく図2に符号Bで示すPC基礎梁部材1の水平方向端部の部分拡大図である。すなわち図4に見るとおり、PC基礎梁部材1の外表面は表面側、裏面側とも端部一杯まで伸びているが、水平鉄筋11の位置を中心とする高さ方向に、表面および裏面側に薄い隔壁19を残してこの隔壁のすぐ内側(縦溝17寄りの側)に窪み部18が形成されている。この形状は厚み方向に対称、すなわち表面側、裏面側とも同様であるから、施工に際してどちら側を表に向けるかを考慮せずにPC基礎梁部材1を配置できる。設置後、ピンを打ち込む側についてのみ、図4に破線で示す切り欠き面20に沿ってハンマ等でコンクリートを割って開口を形成し、片面に開口のある従来のPC基礎梁部材と同様の形状とし、この開口から継手に向けてピンを打ち込むのである。図5は手前側の隔壁19を切り欠き面20に沿って除去した状態で示す同じ部分の斜視図(但し継手は図示せず)である。
【0016】
ピンを打ち込んで接合した状態を図6により説明する。さきに説明した図32と同様、この図は隣接するPC基礎梁部材1、1、の接合部分を水平方向に切断して示す部分断面図である。図において上側を建築物基礎における外側、下側を内側とする。接続部隙間25は前記したように通常 2mm程度である。PC基礎梁部材1の隔壁19は、前記したようにピンを打ち込む位置で切り欠き面20により切り欠かれ、両側の切り欠き面20により広い開口が形成されている。この開口から、継手12、13のピン孔にピン14を打ち込む。ピン14を打ち込んだ後、止め板15をかぶせてナット16で固定し、接続部空間内にモルタル(図示せず)を充填する。
【0017】
このように本発明のPC基礎梁部材は裏表(内面側、外面側)の相違がなく厚み方向に対称の形状に製造するので、製造の際のコンクリートの型枠ならびに製品の種類が少なくて済むのが最大の利点である。そして、施工途中においてピンを打ち込む側の隔壁を切り欠いて開口を形成する。したがって隔壁は容易に割ることのできる程度の厚みであることが望ましく、たとえば本体寄りの厚い側で 8mm、端面寄りの薄い側で 6mm程度とする。この厚みであれば、コンクリート打設の際にも隔壁の内部に大きな骨材が進入しないので、切り欠くことがいっそう容易である。
【0018】
窪み部18、隔壁19の形状は図3ないし図5に示すものに限定されるわけではない。他の形状の1例を図7に示す。図7は、図5に相当する部分を示す部分斜視図で、窪み部18はピン打ち込みに十分な寸法、例えば半径15mmの半円形断面となっており、隔壁19の厚みは例えば 3mmである。窪み部18の位置は、いうまでもなく水平鉄筋11の高さである。
【0019】
図8はこのPC基礎梁部材1の表面を示す正面図で、21は表面に形成される模様溝、22は表面下部に水平方向に形成される水平溝である。PC基礎梁部材1は継手12、13を取り付けた状態を示してある。
模様溝21はこのPC基礎梁部材1が建築物の基礎部分として見える状態のまま残るものであるから美観のため設けたものでこの例では縦溝であるが、縦溝に限らず斜め溝や波形などどのようなものでも構わない。そして本発明のPC基礎梁部材1は製造段階ではどちら側が外側に使用されるかわからないから、模様溝21も両面に設けるのがよい。
【0020】
水平溝22の役割については追って説明する。
図9は、PC基礎梁部材1の上面に、これよりやや高い段丘部1aを設けた例を示す正面図である。例えばこの図においてPC基礎梁部材1の左右方向の長さ約910 mmに対して中央部分約440 mmにわたって高さ20mmの段丘部1aを設けるようにする。図10はこれを連続して敷設した施工例を示す正面図である。この基礎上に上部構造Hを設置した場合、それぞれのPC基礎梁部材1の段丘部1aによって基礎梁上方に空間Dが形成され、通風口となる。従来、同様の目的で段丘部1aに相当するかませものを挿入していたのに比較すると施工性がよく、またアンカーボルトF等との取り合い寸法も正確になるなどの利点がある。
〔実施例2〕
つづいて、本発明のコンクリート製布基礎の施工方法の実施例について説明する。
【0021】
まず、さきに説明した従来の技術と同様に礎版を使用する場合の実施例を、図11ないし13により説明する。PC基礎梁部材は従来のように水平に敷設した礎版上に単に載置するのみでも、自重ならびにその上部に構築される建築物の重量による摩擦力によって安定しているが、地震等の大きな水平力やモーメント、浮き上がり等が予想される場合にはこれでは不十分であり、礎版に対して強固に固定する構造が好ましい。そこでPC基礎梁部材には、図8に示したように表面下部に水平方向に水平溝22を形成する。一方、例えば図11に示すように、礎版3の長手方向中央の嵌入溝31の両側にこれに対して垂直に水平ボルト32を配置し、その先端を前記のPC基礎梁部材の水平溝22と係合させてPC基礎梁部材を固定すればよい。
【0022】
あるいは図12、13に示すように、礎版3の長手方向中央の嵌入溝31の両側にこれと平行して突出部33を設けてこの内面に水平溝34を形成し、PC基礎梁部材1の水平溝22との間にコッタ35を打ち込んだりモルタルを充填してPC基礎梁部材を固定することもできる。PC基礎梁部材1の水平溝22は、このように布基礎下部との結合手段により必要に応じて設けるものである。
〔実施例3〕
現地の地形等により、掘削して礎版を敷設するよりもコンクリートを打設して「べた基礎」とする方が有利な場合がある。この場合の基礎とPC基礎梁部材1の結合構造について説明する。
【0023】
図14はこの実施例の布基礎を示す断面図で、地盤を根切りしてその底面に必要に応じてコンクリート板等の敷板Lを敷き、その上に仮受け金物4を置いて打設するべた基礎の厚みに相当する高さにPC基礎梁部材1を仮受けしておいてべた基礎のコンクリートCを打設するのである。PC基礎梁部材1に水平溝22が設けてあれば、コンクリートCが食い込むので結合が強化される。
【0024】
図15は仮受け金物4の一例を示す正面図である。頭部に下部プレート41を接合し、胴部に直角方向に水平筋44を取り付けたボルト45をねじ部を上向きにし、上面に上部プレート42を接合したナット46をねじ込んで構成される。一方、PC基礎梁部材1の下面には埋め込みナット23が埋め込まれている。埋め込みナット23は長ナットを使用し、アンカー筋でPC基礎梁部材1に強固に接合することが望ましい。
【0025】
仮受け金物4のねじ部をこの埋め込みナット23にねじ込んでPC基礎梁部材1と結合する。水平筋44をハンドルにしてボルト45を回転させれば、仮受け状態でもPC基礎梁部材1の高さを調整することができる。コンクリート打設後、仮受け金物4はコンクリート中に埋め殺しとなり、そのままPC基礎梁部材1をべた基礎と結合する結合手段となる。水平筋44はボルト45と直角方向の配筋となり、さらに他の配筋を支持するのにも利用できる。
【0026】
仮受けの際、水平方向に順次PC基礎梁部材1を連結して行けば、PC基礎梁部材に対して仮受け金物はそれぞれ1個でもよいが、少なくとも最初に配置する1個については仮受け金物は2個取り付けた方がよい。このためPC基礎梁部材の下面に埋め込む埋め込みナット23の数は3個とし、中央1個または両脇2個を使用するようにするのがよい。これら埋め込みナット23はPC基礎梁部材を運搬する際の吊りボルト孔としても利用できるから、べた基礎でない現場に使用するPC基礎梁部材にも一応設けておくと便利である。
【0027】
なお、図16に示すように、高さを一定としたコンクリート製等のブロックMでPC基礎梁部材1の接合部を支持するようにすれば、仮受け金物4は頭部が敷板から浮いた状態とし、べた基礎との結合金物としてのみ使用することも可能である。
図17は仮受け金物4の他の例を示す斜視図である。下部プレート41の上方に脚43を介して上部プレート42が配置され、これら2枚の鋼板の距離をべた基礎の厚みにしてある。脚43の中間高さに水平筋44が取り付けられ、また上部プレート42の下側からこれを貫通して上方に向けてボルト45が取り付けられ、そのねじ部がPC基礎梁部材1の埋め込みナット23にねじ込まれる。
【0028】
べた基礎とする場合の変形例を図18により説明する。地形によって、基礎部分の内側と外側で根切りするレベルを変えた方が有利な場合がある。図18の例では基礎梁に向かって右側を浅く根切りしている。このようなときは浅い側のべた基礎にはPC基礎梁部材1の側面に埋め込んだ埋め込みナット24を利用してこれに差し筋8aをねじ込み、鉄筋8bを接続して配筋することができる。
〔実施例4〕
図19は本発明の第4の実施例の布基礎を示す横断方向断面図で、後に説明する図25におけるZZ断面に相当する。これまでに説明したものについては同じ符号を使用している。5はPC側壁、6は下部梯子形鉄筋、8はこの下部梯子形鉄筋6を結んで配置される長手鉄筋である。
【0029】
長手方向に連続する布基礎の例で説明すると、地盤を根切りしてその底面に1対のL形断面のPC側壁5を底面フランジを向かい合わせにして平行に、長手方向に隣接させながら水平に敷設し、これを横断する方向に下部梯子形鉄筋6を適当な間隔で配置して両側のPC側壁に接続させ、この下部梯子形鉄筋6の略中央部に直方体状のPC基礎梁部材1を縦姿勢に立設する。PC基礎梁部材1は、例えば図6で示したようなピン継手により長手方向に接続する。PC基礎梁部材1の底面には埋め込みナット23を埋め込んであるので、これにボルト45をねじ込み、下部梯子形鉄筋6上に載置して下部のPC側壁5の内面にコンクリートCを打設し、PC基礎梁部材1と、打設したコンクリートCと、PC側壁5とを一体に結合して、逆T字形布基礎を形成する。
【0030】
図20はPC側壁5の平面図、図21は正面図、図22(a)は図21のXX矢視による断面図、同じく(b)は図21のYY矢視による断面図で、51は底面フランジ、52は縦フランジで、底面フランジ51の延びる方向を内面とする。53は縦フランジ52から底面フランジ51上へ突出した突出部、54は突出部先端縦方向に2か所設けられた丸孔、55a は縦フランジ52内面に水平方向に設けられたコッタ溝、55b は突出部53の側面に縦方向に設けられたコッタ溝、56は縦フランジの上端部に設けられた薄肉部である。
【0031】
PC側壁5は底面フランジ51と縦フランジ52によりL字形に構成され、縦フランジ52の内面には適宜底面フランジ51上部一杯までの突出部53が形成されている。突出部53の先端面には縦方向に2か所の丸孔54が設けてあり、この中に下部梯子形鉄筋6の両端が挿入される。コッタ溝55a 、55b はいずれもコンクリートが注入された際の付着を強化するためのものである。薄肉部56は、直角方向の布基礎と接続する場合等に簡単に除去することができるように設けてある。注入コンクリートとPC側壁とが一体になってしまえば、薄肉による強度低下のおそれは全くない。
【0032】
PC側壁5の寸法はこの布基礎が支持する構造物のモジュールや荷重等により適宜決定すればよいが、一例を示せば、PC側壁5の長さが 910mm、底面フランジ11の幅90mm、厚み25mm、縦フランジ52の高さ 150mm、厚み30mmで、長手方向中間にピッチ 228mmで4か所の突出部13が設けられている。
図23は下部梯子形鉄筋6の正面図で、61は上弦材、62は下弦材、63はこれらを複数箇所で上下に連結する連結筋、64は長さ中央付近に同じく上弦材61、下弦材62を結んで縦に取り付けられるパイプ部材で、この中に前記のボルト45が挿入される。
【0033】
寸法例を示すと、各鉄筋には異形棒鋼D10を使用し、上弦材61、下弦材62の長さは 330mm、間隔は60mm、中央のパイプ部材64には黒管(配管用炭素鋼鋼管)呼び径10mmのものを使用する。組み立てはスポット溶接である。両端15mmがPC側壁5の突出部53に挿入されるとすれば、1対のPC側壁5の内側間隔は 300mmとなる。連結筋63のうち1対のものを型枠の内側あるいは外側になるように配置して位置決めに利用する。このため、頭部をやや突出させる。
【0034】
図24は、下部梯子形鉄筋6の端部とPC側壁5の突出部53との接続部分を示す部分断面図で、(a)はこれまで説明した図19ないし23に対応するものである。(b)はその変形例で、下部梯子形鉄筋6の上弦材61、下弦材62のうち少なくとも一方、この図では上弦材61をPC側壁5を突き抜ける長さにするとともに先端にねじを設け、外側からナット65をねじ込むことによりPC側壁5の間隔を調整できるようにしたものである。
【0035】
図25は、この実施例においてコンクリートを打設する前の状態を示す平面図である。PC基礎梁部材1の底部はPC側壁5上面よりもやや下がった高さにあるが、この図ではPC基礎梁部材1がたまたまT字状に接続されているので、支障となるPC側壁5の上縁部分については図22(b)に示した薄肉部56を切り欠いてある。
【0036】
なお、以上の実施例1ないし4においてPC基礎梁部材を直方体状のもの、すなわちさきの図33における(a)に相当するもので説明したが、このPC基礎梁部材を長手方向中央で左右に2分割した分割PC基礎梁部材を複数個、前記分割位置で互いに直角方向に接続した形状、すなわち図33における(b)以下のそれぞれの平面形状のものについても特徴部分である端部の形状についてはすべて同様であるから、これらに本発明が実施できることはいうまでもなく、また前記したように、入り隅、外隅のいずれにおいても同じものを使用できるから、種類を削減できる効果においてはこれらの方がさらに大きい。
〔実施例5〕
これまでの各実施例と異なり、PC基礎梁部材を使用しない施工例について説明する。図26は本発明の第5の実施例の布基礎を示す横断方向断面図である。これまでの説明と共通するものについては同一符号を使用したほか、7は下部梯子形鉄筋6の中央付近に立設される丸鋼製の支柱、9は支柱7に支持される長手方向でかつ鉛直姿勢の上部梯子形鉄筋、Pは下部梯子形鉄筋6の上面に所定の間隔を隔てて上部梯子形鉄筋の両側にこれと平行に立設される一対の型枠である。
【0037】
地盤を根切りしてその底面に1対のPC側壁5を長手方向に隣接させながら水平方向に敷設し、これを横断する方向に下部梯子形鉄筋6を適当な間隔で配置するところまでは、第4の実施例と全く同様である。
つぎに、下部梯子形鉄筋6の略中央に支柱7を立設してこの支柱7で支持させて上部梯子形鉄筋9を鉛直姿勢で連続して取り付ける。
【0038】
図27はこの段階における布基礎の斜視図である。つづいて1対の型枠Pを同様に長手方向に隣接させながら上部梯子形鉄筋9と平行に立設し、1対の型枠Pの内側にコンクリートCを注入する。なお特に図示しないが、上部梯子形鉄筋9から上方に向けて適宜アンカーボルト等を植え込んでおくとよい。コンクリートCは型枠Pの内面を通ってさらに下部に流れ、1対のPC側壁5の内面に充填されてこれと一体に結合して、下部の水平部分に対しては下部梯子形鉄筋6および長手鉄筋8、上部立ち上がり部分に対しては上部梯子形鉄筋9を補強鉄筋とする逆T字形のRC構造の布基礎が形成される。
【0039】
図26に示したように、下部梯子形鉄筋6の連結筋63のうち1対のものを型枠の内側あるいは外側になるように配置して位置決めに利用すると好都合である。このためには、頭部をやや突出させるとよい。
支柱7、長手鉄筋8、上部梯子形鉄筋9についてはあらためて図示しないが、市販の棒鋼等を適宜組み合わせて使用する。呼び径10mmのパイプ部材64にはたとえば外径12mmの丸鋼がよい。なお、長手方向に上部梯子形鉄筋9を接続させれば、この実施例では下部の長手鉄筋8は使用しなくてもよい。
【0040】
型枠Pの間隔は例えば 120mmまたは 150mmである。
なお、本実施例の布基礎も長手方向に連続する直線状のもののみではなく、このような直線状のものを直角方向に適宜組み合わせることにより、コーナー部分や十字部分を含むあらゆる基礎構造を実現することができるのは、いうまでもない。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、PC基礎梁部材の端面形状を統一して種類を減らすことにより、製造コストが切下げられるとともに施工に際して向きを考慮して配置する必要がなくなり能率が向上するなどのすぐれた効果を奏する。
また、本発明によれば、搬入する部材の単重が減少して大型トラックの進入できない住宅地等における作業性が向上する上、PC材の利点を生かしながら現地施工のコンクリートを最小限に併用することで低コストをはかり、かつ信頼性の高い布基礎を実現することができるという、すぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPC基礎梁部材の一実施例を一部断面で示す正面図である。
【図2】本発明のPC基礎梁部材の一実施例を示す平面図である。
【図3】図1のA部を示す部分拡大正面図である。
【図4】図1のB部を示す部分拡大平面図である。
【図5】図3、4と同じ部分を示す部分斜視図である。
【図6】本発明のPC基礎梁部材の接合部を示す部分断面図である。
【図7】変形例について図5と同じ部分を示す部分斜視図である。
【図8】本発明のPC基礎梁部材の表面を示す正面図である。
【図9】本発明のPC基礎梁部材の変形例を示す正面図である。
【図10】図9に示したPC基礎梁部材を使用した施工例を示す正面図である。
【図11】本発明の布基礎に使用する礎版の一例を示す平面図である。
【図12】本発明の布基礎に使用する礎版の他の例を示す斜視図である。
【図13】図12に示した礎版の使用状態を示す部分断面図である。
【図14】本発明の第3の実施例の布基礎を示す横断方向断面図である。
【図15】本発明に使用する仮受け金物を示す正面図である。
【図16】本発明の仮受け金物の変形使用例を示す正面図である。
【図17】本発明に使用する仮受け金物の他の例を示す斜視図である。
【図18】本発明の第3の実施例の布基礎の変形例を示す横断方向断面図である。
【図19】本発明の第4の実施例の布基礎を示す横断方向断面図である。
【図20】本発明の実施例におけるPC側壁を示す平面図である。
【図21】本発明の実施例におけるPC側壁を示す正面図である。
【図22】図21におけるXX矢視およびYY矢視によるPC側壁の断面図である。
【図23】本発明の第5の実施例における下部梯子形鉄筋を示す正面図である。
【図24】本発明の実施例におけるPC側壁と下部梯子形鉄筋との接続部分を示す部分断面図である。
【図25】本発明の第4の実施例の布基礎の中間段階を示す平面図である。
【図26】本発明の第5の実施例の布基礎を示す横断方向断面図である。
【図27】本発明の第5の実施例の布基礎の中間段階を示す斜視図である。
【図28】従来の技術を示す布基礎の斜視図である。
【図29】図27に示す布基礎の断面図である。
【図30】従来のPC基礎梁部材の一例を示す正面図である。
【図31】従来のPC基礎梁部材の一例を示す平面図である。
【図32】従来のPC基礎梁部材の接合部の一例を示す断面図である。
【図33】従来のPC基礎梁部材の形状を示す平面図である。
【符号の説明】
1 PC基礎梁部材
1a 段丘部
3 礎版
4 仮受け金物
5 PC側壁
6 下部梯子形鉄筋
7 支柱
8 長手鉄筋
8a 差し筋
8b 鉄筋
9 上部梯子形鉄筋
11 水平鉄筋
11a 捨てナット
12 受手(継手)
13 差手(継手)
14 ピン
15 止め板
16 ナット
17 縦溝
18 窪み部
19 隔壁
20 切り欠き面
21 模様溝
22 水平溝
23、24 埋め込みナット
25 接続部隙間
31 嵌入溝
32 水平ボルト
33 突出部
34 水平溝
35 コッタ
41 下部プレート
42 上部プレート
43 脚
44 水平筋
45 ボルト
51 底面フランジ
52 縦フランジ
53 突出部
54 丸孔
55 コッタ溝
56 薄肉部
61 上弦材
62 下弦材
63 連結筋
64 パイプ部材
65 ナット
C コンクリート
D 空間
H 上部構造
L 敷板
M ブロック
P 型枠
S 砂
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a rectangular parallelepiped precast concrete foundation beam member (hereinafter referred to as a rectangular parallelepiped-shaped precast concrete foundation beam member which is erected on a foundation concrete laid continuously in the horizontal direction on the ground to construct a fabric foundation for a building such as a house or office. PC foundation beam member) and a concrete cloth foundation construction method.
[0002]
[Prior art]
In recent years, cast-in-place concrete has been reduced as much as possible by using factory-produced PC foundation beam members in the foundations of fabric foundations for buildings such as houses and offices, shortening the construction period and increasing the reliability of the members. PC foundation beam structure is widely adopted.
As an example, FIGS. 28 and 29 show a fabric foundation using a PC foundation beam member described in JP-A-48-32309. FIG. 28 is a perspective view of this fabric foundation, FIG. 29 is a cross-sectional view in the transverse direction, 1 is a rectangular parallelepiped PC foundation beam member, 3 is a foundation plate made of precast concrete, and S is sand. First, the fabric foundation is rooted, sand S is horizontally spread on the bottom surface, and the foundation 3 is laid horizontally while adjoining in the longitudinal direction, and a rectangular parallelepiped near the center of the upper surface in the width direction. PC-shaped foundation beam members 1 are arranged in a vertical posture, and the soil is backfilled up to the line indicated by GL.
[0003]
As a coupling means between adjacent PC foundation beam members, joints having pin holes at both ends of a horizontal reinforcing bar embedded in the PC foundation beam member parallel to the top and bottom surfaces and separated by a predetermined cover thickness are provided. In general, a pin is driven into and joined to this.
An example of a conventional PC foundation beam member will be described with reference to FIGS. 30 is a front view of the PC foundation beam member, and FIG. 31 is a plan view of the same. In the PC foundation beam member 1, horizontal reinforcing bars 11 and reinforcing bars such as a stirrup connecting them are embedded in two stages, and joints 12 and 13 having pin holes are attached to both ends of the horizontal reinforcing bar 11. The joints 12 and 13 protrude from a vertical groove 17 provided in the vertical direction at the center of the horizontal end face of the PC foundation beam member 1. One joint 12 is a receiver in which a steel plate having a pin hole is divided into two pieces, The joint 13 is a hand made of a single steel plate of the same shape, and the adjacent PC foundation is inserted by inserting a pin into the pin hole with the joint 13 inserted between the two steel plates of the joint 12. Beam members are connected.
[0004]
An example of the joining structure will be described with reference to FIG. This figure is a partial cross-sectional view showing a joint portion between adjacent PC foundation beam members 1 and 1 cut in the horizontal direction. In FIG. 32, if the upper side is the outer surface of the building foundation and the lower side is the inner surface, the connection gap 25 is normally constructed to be about 2 mm. The upper and lower positions of both ends of the PC foundation beam member 1 on the side where the pin is driven (usually the inner side) are notched by the notch surface 20 for pin driving, and the notch surfaces 20 on both sides are larger than the connection gap 25. A wide opening is formed. From this opening, the pin 14 is driven into the pin holes of the joints 12 and 13.
[0005]
After driving the pin 14, if necessary, the connection gap 25 on the opposite side is covered with adhesive tape or the like, the pin 14 is covered with a stopper plate 15 and fixed with a nut 16, and a mortar (not shown) in the connection space. )).
As described above, since there is an operation of driving a connecting pin into the connecting portion, the conventional PC foundation beam member has cutouts at four corners on one side, and there is no such on the opposite side. Therefore, when placing the PC foundation beam member, care must be taken so that the notched side is the pin driving side.
[0006]
Incidentally, as shown in FIG. 33, the PC foundation beam member has the L-shape shown in (b), the T-shape shown in (c), and the (d) shown in FIG. Various plane shapes such as a cross shape are required. If the PC base beam member itself has an inner surface side and an outer surface side, for example, in the case of the L shape of (b) used for the corner portion, the corner of the corner is the so-called entering corner or the outer corner, and the pin driving side is reversed. However, as mentioned above, there are different types of joints and receivers as mentioned above. Considering these, many kinds of PC foundation beam members with different details even though they are similar at first glance There was a problem that we had to prepare and arrange them without fail.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The first object of the present invention is to unify the shapes of the PC foundation beam members in the manufacturing stage to reduce the types, cut down the manufacturing cost and facilitate the construction.
In addition, the fabric foundation made of such PC foundation beam members is superior in quality reliability and workability compared to conventional cast-in-place concrete only, but it is expensive and the construction site May not be adopted due to circumstances such as the location where heavy trucks cannot enter. In view of such a case, the second object is to realize a cloth foundation installation method that uses the advantages of the PC material while reducing the weight of the member and using the locally applied concrete together.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The PC foundation beam member of the present invention is , table Front and back Is a horizontally long rectangular shape with a thickness of Less than or equal to the height of this rectangle Is The rectangular parallelepiped PC foundation beam member is provided with horizontal reinforcing bars that are embedded in parallel with the upper and lower bottom surfaces of the PC foundation beam member and separated by a predetermined cover thickness, and is vertically oriented at the center of the horizontal end face of the PC foundation beam member. In the height direction centering on the horizontal reinforcing bar position on both sides of the vertical groove provided in the bottom of the PC foundation beam member, a recess is formed on the inner side of the partition wall, leaving a thin partition wall on the front and back sides. Characteristic or this PC foundation beam member in the longitudinal center position Split PC foundation beam divided into left and right by Double several The Connected at right angles to each other at the split position What Preferably, embedded bottom nuts are embedded in the bottom or side of the PC foundation beam member, or there are horizontal grooves in the lower part of the front and back surfaces of the PC foundation beam member, or on the upper surface of the PC foundation beam member. The PC foundation beam member having a terrace portion slightly higher than this.
[0009]
In the connecting method of the PC foundation beam member of the present invention, joints are attached to both ends of the horizontal rebar, and the partition wall on either the front surface side or the back surface side of the PC foundation beam member to be connected at the horizontal end face is cut out for connection. An opening is formed in the portion, and a pin is driven into the joint from the opening.
Furthermore, in the construction method of the concrete fabric foundation of the present invention, an insertion groove is formed in the center in the longitudinal direction, and a foundation plate provided with a horizontal bolt toward the insertion groove perpendicular to the insertion groove is formed on both sides thereof. It is arranged on the bottom surface of the ground, the PC foundation beam member is laid in the fitting groove in a vertical posture, and is connected to the foundation plate by the horizontal bolt to form an inverted T-shaped fabric foundation. Yes, or root the ground Temporary receiving member Place ,this Temporary receiving member Before PC foundation beam member To a height corresponding to the thickness of the solid foundation to be placed Placing the concrete of the solid foundation as it is temporarily received, and connecting the PC foundation beam member and the solid foundation together to form an inverted T-shaped fabric foundation Ruko And features Is a thing .
[0010]
The temporary receiving member includes a lower plate, legs that are attached to the lower plate and support the upper plate, and anchor bolts that protrude upward through the upper plate. thing Or a lower plate, an anchor bolt having a head joined to the upper surface of the lower plate, a nut screwed into the anchor bolt, and an upper plate joined to the upper surface of the nut. thing Is preferred.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The PC foundation beam member of the present invention includes horizontal rebars embedded in parallel with the upper and lower bottom surfaces of the rectangular PC foundation beam member and spaced apart by a predetermined cover thickness, and at the center of the horizontal end face of the PC foundation beam member. In the height direction centering on the horizontal reinforcing bar position of the both sides of the vertical groove provided in the vertical direction, a hollow is formed inside the PC foundation beam member, leaving a thin partition wall on the front and back sides. Therefore, the PC foundation beam members have the same shape in principle at the manufacturing stage, and when constructing the fabric foundation, the PC foundation beam members can be arranged without considering the type and orientation, and only the positions where the pins are driven in when connecting are described above. A thin partition was cut out to form an opening.
[0012]
In addition, when constructing a fabric foundation with an inverted T-shaped cross section using this PC foundation beam member, a method of laying and placing a PC foundation plate produced at the factory, and temporarily receiving the PC foundation beam member at a predetermined height There is a method of placing concrete and integrating it with a solid foundation, or a method of forming a fabric foundation using the PC side wall made by factory production as a discarded formwork. Work is extremely efficient, and there is no need to disassemble the formwork, the appearance is good, and the amount of wood used for formwork is reduced. Since the amount is minimized, there are advantages such as high reliability and shortening the construction period.
[0013]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
[Example 1]
First, one embodiment of the PC foundation beam member of the present invention will be described. FIG. 1 is a front view showing a partial cross-sectional view of an embodiment of a PC foundation beam member of the present invention, FIG. 2 is a plan view of the same, 1 is a PC foundation beam member, 11 is a horizontal reinforcing bar embedded therein, 17 Is a vertical groove provided in the vertical direction at the center of both horizontal end faces of the PC foundation beam member 1, 23 is an embedded nut, for example, M12 embedded in the lower surface of the PC foundation beam member 1, and 24 is also the PC foundation beam member 1. It is an embedded nut embedded in the side. These roles will be explained later. The embedded nut 23 is located at the center of the bottom surface in the width direction, with one or three sides in the longitudinal center, and the embedded nut 24 has a height on one or both sides. It is preferable to provide a plurality of locations at a pitch of 200 to 300 mm in the longitudinal direction in the center of the direction.
[0014]
The PC foundation beam member 1 shown in FIG. 1 is used for the foundation of a straight portion, and is a rectangular parallelepiped shape having a rectangular front and back surfaces and a thickness equal to or less than the height of the rectangle. For example, the horizontal length in FIG. 1 is 900 mm or 1800 mm, the vertical height is 600 mm, and the thickness is 120 mm or 150 mm.
Both ends of the horizontal rebar embedded parallel to the upper and lower bottom surfaces of the PC foundation beam member 1 and spaced apart by a predetermined cover thickness project into vertical grooves provided in the vertical direction at the center of the horizontal end surface of the PC foundation beam member. At the time of construction, joints 12 and 13 are attached to both sides by screwing or the like. The joints 12 and 13 are similar to those described in FIGS. 30 to 32 above, one is a receiver and the other is a hand, but it is not attached in advance to the PC foundation beam member, so it is attached at the time of construction. The PC foundation beam member also has no direction in this respect and is easy to construct. As shown in FIG. 6, which will be described later, a discard nut 11a is attached to both ends of the horizontal rebar 11 and is positioned at a position where it is just embedded.
[0015]
FIG. 3 is a partially enlarged view showing a horizontal end of the joint height of the PC foundation beam member 1 indicated by symbol A in FIG. 1, and FIG. 4 is a horizontal end of the PC foundation beam member 1 indicated by symbol B in FIG. It is the elements on larger scale of a part. That is, as seen in FIG. 4, the outer surface of the PC foundation beam member 1 extends to the full end on both the front side and the rear side, but in the height direction centering on the position of the horizontal rebar 11, A recessed portion 18 is formed on the inner side of this partition wall (the side closer to the longitudinal groove 17), leaving a thin partition wall 19. Since this shape is symmetrical in the thickness direction, that is, the same for both the front surface side and the back surface side, the PC foundation beam member 1 can be arranged without considering which side faces the front during construction. After installation, only on the side where the pin is driven, the shape is the same as that of a conventional PC foundation beam member in which an opening is formed by splitting concrete with a hammer or the like along the notch surface 20 shown by a broken line in FIG. Then, a pin is driven from the opening toward the joint. FIG. 5 is a perspective view of the same portion shown in a state where the front partition wall 19 is removed along the notch surface 20 (however, the joint is not shown).
[0016]
The state in which the pins are driven and joined will be described with reference to FIG. Similar to FIG. 32 described above, this figure is a partial cross-sectional view showing a joint portion between adjacent PC foundation beam members 1 and 1 cut in the horizontal direction. In the figure, the upper side is the outside of the building foundation, and the lower side is the inside. As described above, the connection gap 25 is usually about 2 mm. The partition wall 19 of the PC foundation beam member 1 is notched by the notch surface 20 at the position where the pin is driven as described above, and wide openings are formed by the notch surfaces 20 on both sides. From this opening, the pin 14 is driven into the pin holes of the joints 12 and 13. After the pins 14 are driven in, the stopper plate 15 is covered and fixed with the nut 16, and the connecting space is filled with mortar (not shown).
[0017]
As described above, the PC foundation beam member of the present invention is manufactured to have a symmetrical shape in the thickness direction without any difference between the front and back surfaces (inner surface side, outer surface side), and therefore, the number of types of concrete formwork and products during the manufacturing can be reduced. The biggest advantage is. Then, the partition on the side into which the pin is driven is cut out during the construction to form an opening. Therefore, it is desirable that the partition wall has a thickness that can be easily broken, for example, 8 mm on the thick side near the main body and about 6 mm on the thin side near the end face. With this thickness, a large aggregate does not enter the partition even when placing concrete, so it is easier to cut out.
[0018]
The shapes of the recess 18 and the partition wall 19 are not limited to those shown in FIGS. An example of another shape is shown in FIG. FIG. 7 is a partial perspective view showing a portion corresponding to FIG. 5. The recess 18 has a semi-circular cross section having a dimension sufficient for pin driving, for example, a radius of 15 mm, and the thickness of the partition wall 19 is, for example, 3 mm. Needless to say, the position of the depression 18 is the height of the horizontal rebar 11.
[0019]
FIG. 8 is a front view showing the surface of the PC foundation beam member 1, 21 is a pattern groove formed on the surface, and 22 is a horizontal groove formed in the horizontal direction below the surface. The PC foundation beam member 1 is shown with joints 12 and 13 attached.
The pattern groove 21 is provided for the sake of beauty because the PC foundation beam member 1 remains visible as the foundation part of the building. In this example, the pattern groove 21 is a vertical groove. Anything such as a waveform may be used. Since the PC foundation beam member 1 of the present invention does not know which side is used on the outside at the manufacturing stage, the pattern grooves 21 are preferably provided on both sides.
[0020]
The role of the horizontal groove 22 will be described later.
FIG. 9 is a front view showing an example in which a terrace portion 1 a slightly higher than this is provided on the upper surface of the PC foundation beam member 1. For example, in this figure, a terrace portion 1a having a height of 20 mm is provided over a central portion of about 440 mm with respect to a length of about 910 mm in the left-right direction of the PC foundation beam member 1. FIG. 10 is a front view showing a construction example in which these are continuously laid. When the upper structure H is installed on this foundation, a space D is formed above the foundation beam by the terrace portion 1a of each PC foundation beam member 1 and becomes a ventilation opening. Conventionally, there is an advantage that the workability is better and that the size of the engagement with the anchor bolts F is accurate compared to the case where a kana equivalent to the terrace portion 1a is inserted for the same purpose.
[Example 2]
Next, an embodiment of the concrete cloth foundation construction method of the present invention will be described.
[0021]
First, an embodiment in which the foundation is used as in the conventional technique described above will be described with reference to FIGS. PC foundation beam members are stabilized by their own weight and the frictional force due to the weight of the building built above them, even if they are simply placed on a foundation slab laid horizontally as in the past. This is not sufficient when horizontal force, moment, lift, etc. are expected, and a structure that is firmly fixed to the foundation is preferred. Therefore, in the PC foundation beam member, as shown in FIG. 8, a horizontal groove 22 is formed in the horizontal direction at the lower surface. On the other hand, for example, as shown in FIG. 11, horizontal bolts 32 are arranged on both sides of the insertion groove 31 at the center in the longitudinal direction of the foundation plate 3 so as to be perpendicular to the insertion groove 31, and the tip of the horizontal bolt 22 is the horizontal groove 22 of the PC foundation beam member. And the PC foundation beam member may be fixed.
[0022]
Alternatively, as shown in FIGS. 12 and 13, protrusions 33 are provided on both sides of the insertion groove 31 at the center of the longitudinal direction of the foundation plate 3 in parallel with this to form a horizontal groove 34 on the inner surface, and the PC foundation beam member 1 The PC foundation beam member can be fixed by driving a cotter 35 between the horizontal grooves 22 or filling mortar. The horizontal grooves 22 of the PC foundation beam member 1 are thus provided as necessary by means of coupling with the lower part of the fabric foundation.
Example 3
Depending on the local topography and the like, it may be more advantageous to cast concrete to make a “solid foundation” than to dig and lay a foundation. A connection structure between the foundation and the PC foundation beam member 1 in this case will be described.
[0023]
FIG. 14 is a cross-sectional view showing the fabric foundation of this embodiment. The ground is rooted, and a base plate L such as a concrete plate is laid on the bottom surface as necessary, and a temporary support metal 4 is placed thereon and placed. The PC foundation beam member 1 is temporarily received at a height corresponding to the thickness of the solid foundation, and the concrete C of the solid foundation is placed. If the horizontal groove 22 is provided in the PC foundation beam member 1, since the concrete C bites in, the connection is strengthened.
[0024]
FIG. 15 is a front view showing an example of the provisional metal fitting 4. The lower plate 41 is joined to the head, the bolt 45 having the horizontal stripes 44 attached to the trunk portion in the direction perpendicular to the screw portion is turned upward, and the nut 46 is joined to the upper surface to which the upper plate 42 is joined. On the other hand, an embedded nut 23 is embedded in the lower surface of the PC foundation beam member 1. It is desirable that the embedded nut 23 is a long nut and is firmly joined to the PC foundation beam member 1 with an anchor bar.
[0025]
The threaded portion of the temporary support metal 4 is screwed into the embedded nut 23 and coupled to the PC foundation beam member 1. If the bolt 45 is rotated using the horizontal bar 44 as a handle, the height of the PC foundation beam member 1 can be adjusted even in a temporarily received state. After the concrete is placed, the temporary support 4 is buried in the concrete and becomes a coupling means for coupling the PC foundation beam member 1 to the solid foundation as it is. The horizontal bars 44 are arranged in a direction perpendicular to the bolts 45 and can be used to support other bars.
[0026]
If the PC foundation beam members 1 are sequentially connected in the horizontal direction at the time of provisional reception, each of the PC foundation beam members may have only one provisional metal fitting, but at least one provisional arrangement is initially provided. It is better to attach two hardware. Therefore, the number of embedded nuts 23 embedded in the lower surface of the PC foundation beam member is three, and it is preferable to use one center or two on both sides. Since these embedded nuts 23 can also be used as suspension bolt holes when the PC foundation beam member is transported, it is convenient to provide it for the PC foundation beam member used in the field that is not a solid foundation.
[0027]
In addition, as shown in FIG. 16, if the joint part of the PC foundation beam member 1 is supported by a block M made of concrete or the like having a constant height, the head part of the temporary receiver 4 is lifted from the floor plate. It is also possible to use it only as a joint hardware with a solid foundation.
FIG. 17 is a perspective view showing another example of the provisional metal fitting 4. An upper plate 42 is arranged above the lower plate 41 via legs 43, and the distance between these two steel plates is the thickness of the foundation. A horizontal bar 44 is attached to the intermediate height of the leg 43, and a bolt 45 is attached to the upper plate 42 from below the upper plate 42. The screw 45 is attached to the embedded nut 23 of the PC foundation beam member 1. Screwed into.
[0028]
A modification in the case of a solid foundation will be described with reference to FIG. Depending on the terrain, it may be advantageous to change the level of rooting inside and outside the foundation. In the example of FIG. 18, the right side is shallowly rooted toward the foundation beam. In such a case, the shallow solid foundation can be arranged by using the embedded nut 24 embedded in the side surface of the PC foundation beam member 1 and screwing the reinforcing bar 8a to the reinforcing base 8b.
Example 4
FIG. 19 is a transverse sectional view showing a fabric foundation according to a fourth embodiment of the present invention, and corresponds to a ZZ section in FIG. 25 described later. The same reference numerals are used for those described so far. Reference numeral 5 denotes a PC side wall, 6 denotes a lower ladder-shaped reinforcing bar, and 8 denotes a longitudinal reinforcing bar arranged by connecting the lower ladder-shaped reinforcing bars 6.
[0029]
In the example of the fabric foundation that is continuous in the longitudinal direction, the ground is rooted and a pair of L-shaped PC side walls 5 are parallel to each other with the bottom flanges facing each other in parallel with the bottom flange facing horizontally. The lower ladder-type reinforcing bars 6 are arranged at appropriate intervals in a direction crossing the PC and are connected to the PC side walls on both sides. In a vertical position. The PC foundation beam member 1 is connected in the longitudinal direction by, for example, a pin joint as shown in FIG. Since the embedded nut 23 is embedded in the bottom surface of the PC foundation beam member 1, a bolt 45 is screwed into this and placed on the lower ladder rebar 6, and concrete C is placed on the inner surface of the lower PC side wall 5. The PC foundation beam member 1, the cast concrete C, and the PC side wall 5 are integrally coupled to form an inverted T-shaped fabric foundation.
[0030]
20 is a plan view of the PC side wall 5, FIG. 21 is a front view, FIG. 22 (a) is a cross-sectional view taken along arrow XX in FIG. 21, and (b) is a cross-sectional view taken along arrow YY in FIG. The bottom flange 52 is a vertical flange, and the extending direction of the bottom flange 51 is the inner surface. 53 is a protrusion protruding from the vertical flange 52 onto the bottom flange 51, 54 is a round hole provided in two vertical directions at the tip of the protrusion, 55a is a cotter groove provided horizontally on the inner surface of the vertical flange 52, 55b Is a cotter groove provided in the vertical direction on the side surface of the projecting portion 53, and 56 is a thin wall portion provided at the upper end of the vertical flange.
[0031]
The PC side wall 5 is formed in an L shape by a bottom flange 51 and a vertical flange 52, and a protrusion 53 is formed on the inner surface of the vertical flange 52 up to the top of the bottom flange 51 as appropriate. Two round holes 54 are provided in the front end surface of the projecting portion 53 in the vertical direction, and both ends of the lower ladder-shaped reinforcing bar 6 are inserted therein. The cotter grooves 55a and 55b are for reinforcing adhesion when concrete is poured. The thin portion 56 is provided so that it can be easily removed, for example, when it is connected to a fabric foundation in a perpendicular direction. If the poured concrete and the PC side wall are integrated, there is no risk of strength reduction due to the thin wall.
[0032]
The dimensions of the PC side wall 5 may be appropriately determined depending on the module of the structure supported by the cloth foundation, the load, etc. For example, the PC side wall 5 has a length of 910 mm, the bottom flange 11 has a width of 90 mm, and a thickness of 25 mm. The vertical flange 52 has a height of 150 mm and a thickness of 30 mm, and four protrusions 13 are provided in the middle in the longitudinal direction at a pitch of 228 mm.
FIG. 23 is a front view of the lower ladder-shaped reinforcing bar 6, 61 is an upper chord material, 62 is a lower chord material, 63 is a connecting bar that connects these members up and down at multiple points, and 64 is an upper chord material 61 and a lower chord near the center of the length. It is a pipe member that is attached vertically by connecting the material 62, and the bolt 45 is inserted therein.
[0033]
As an example of dimensions, each bar uses a deformed steel bar D10, the length of the upper chord material 61 and lower chord material 62 is 330 mm, the interval is 60 mm, and the central pipe member 64 is a black pipe (carbon steel pipe for piping) Use a nominal diameter of 10 mm. Assembly is spot welding. If both ends of 15 mm are inserted into the protrusions 53 of the PC side wall 5, the inner distance between the pair of PC side walls 5 is 300 mm. A pair of connecting bars 63 are arranged so as to be inside or outside the formwork and used for positioning. For this reason, the head is slightly protruded.
[0034]
FIG. 24 is a partial cross-sectional view showing a connection portion between the end portion of the lower ladder-shaped reinforcing bar 6 and the protruding portion 53 of the PC side wall 5. FIG. 24A corresponds to FIGS. 19 to 23 described so far. (B) is a modification thereof, and at least one of the upper chord member 61 and the lower chord member 62 of the lower ladder-shaped reinforcing bar 6, in this figure, the upper chord member 61 has a length that penetrates the PC side wall 5 and is provided with a screw at the tip. The interval between the PC side walls 5 can be adjusted by screwing a nut 65 from the outside.
[0035]
FIG. 25 is a plan view showing a state before placing concrete in this embodiment. The bottom of the PC foundation beam member 1 is slightly lower than the top surface of the PC side wall 5, but in this figure, the PC foundation beam member 1 happens to be connected in a T shape. About the upper edge part, the thin part 56 shown in FIG.22 (b) is notched.
[0036]
In the first to fourth embodiments described above, the PC foundation beam member has been described as having a rectangular parallelepiped shape, that is, the one corresponding to (a) in FIG. Regarding the shape of the end portion which is a characteristic part of a shape in which a plurality of divided PC foundation beam members divided into two are connected at right angles to each other at the dividing position, that is, each planar shape shown in FIG. These are all the same, and it goes without saying that the present invention can be applied to them, and as described above, the same can be used at both the entering corner and the outer corner, so that these can be used in the effect of reducing the types. Is even bigger.
Example 5
Unlike the previous examples, a construction example in which no PC foundation beam member is used will be described. FIG. 26 is a transverse sectional view showing the fabric foundation of the fifth embodiment of the present invention. The same reference numerals are used for items that are the same as those described so far, 7 is a round steel column that is erected near the center of the lower ladder rebar 6, and 9 is a longitudinal direction supported by the column 7 and An upper ladder rebar, P, in a vertical posture is a pair of molds erected on both sides of the upper ladder rebar at a predetermined interval on the upper surface of the lower ladder rebar 6.
[0037]
Up to the point where the ground is rooted and a pair of PC side walls 5 are laid horizontally on the bottom surface while adjoining in the longitudinal direction, and the lower ladder-shaped reinforcing bars 6 are arranged at appropriate intervals in a direction crossing the ground. This is exactly the same as in the fourth embodiment.
Next, a support column 7 is erected substantially at the center of the lower ladder-shaped reinforcing bar 6 and supported by the support column 7 so that the upper ladder-shaped reinforcing bar 9 is continuously attached in a vertical posture.
[0038]
FIG. 27 is a perspective view of the fabric foundation at this stage. Subsequently, a pair of molds P are similarly erected in parallel with the upper ladder rebar 9 while adjoining in the longitudinal direction, and concrete C is injected into the inside of the pair of molds P. Although not particularly illustrated, it is preferable to implant anchor bolts or the like as appropriate upward from the upper ladder-shaped reinforcing bar 9. Concrete C flows to the lower part through the inner surface of the mold P, is filled into the inner surfaces of the pair of PC side walls 5, and is integrally joined thereto. For the lower horizontal part, the lower ladder-shaped reinforcing bars 6 and For the longitudinal reinforcing bar 8 and the upper rising part, a fabric base having an inverted T-shaped RC structure having the upper ladder-shaped reinforcing bar 9 as a reinforcing reinforcing bar is formed.
[0039]
As shown in FIG. 26, it is advantageous to use a pair of connecting bars 63 of the lower ladder-shaped reinforcing bar 6 so as to be inside or outside the formwork and used for positioning. For this purpose, it is better to make the head slightly protrude.
Although the support 7, the longitudinal rebar 8, and the upper ladder rebar 9 are not shown again, a commercially available steel bar or the like is used in appropriate combination. For the pipe member 64 having a nominal diameter of 10 mm, for example, a round steel having an outer diameter of 12 mm is preferable. If the upper ladder-shaped reinforcing bar 9 is connected in the longitudinal direction, the lower longitudinal reinforcing bar 8 may not be used in this embodiment.
[0040]
The interval between the molds P is, for example, 120 mm or 150 mm.
In addition, the fabric foundation of the present embodiment is not limited to a linear shape continuous in the longitudinal direction, and any basic structure including a corner portion and a cross portion can be realized by appropriately combining such linear shapes in a perpendicular direction. Needless to say, you can.
[0041]
【The invention's effect】
According to the present invention, by reducing the types by unifying the end face shapes of the PC foundation beam members, it is possible to cut down the manufacturing cost, and it is not necessary to consider the orientation during construction, thereby improving efficiency. Play.
In addition, according to the present invention, the unit weight of the members to be carried is reduced and the workability in a residential area where a large truck cannot enter is improved, and the concrete of the local construction is used together with the advantage of the PC material. By doing so, an excellent effect is achieved that a low-cost and highly reliable fabric foundation can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view partially showing a cross-section of an embodiment of a PC foundation beam member of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing an embodiment of the PC foundation beam member of the present invention.
FIG. 3 is a partially enlarged front view showing a part A of FIG. 1;
4 is a partially enlarged plan view showing a portion B in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a partial perspective view showing the same part as in FIGS.
FIG. 6 is a partial cross-sectional view showing a joint portion of a PC foundation beam member according to the present invention.
7 is a partial perspective view showing the same part as that of FIG. 5 in a modified example. FIG.
FIG. 8 is a front view showing the surface of the PC foundation beam member of the present invention.
FIG. 9 is a front view showing a modification of the PC foundation beam member of the present invention.
10 is a front view showing a construction example using the PC foundation beam member shown in FIG. 9; FIG.
FIG. 11 is a plan view showing an example of a foundation used for the fabric foundation of the present invention.
FIG. 12 is a perspective view showing another example of a foundation used for the fabric foundation of the present invention.
13 is a partial cross-sectional view showing a usage state of the foundation plate shown in FIG.
FIG. 14 is a transverse sectional view showing a fabric foundation according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a front view showing a temporary metal fitting used in the present invention.
FIG. 16 is a front view showing a modified use example of the provisional metal fitting of the present invention.
FIG. 17 is a perspective view showing another example of the temporary metal fitting used in the present invention.
FIG. 18 is a cross-sectional view in the transverse direction showing a modification of the fabric foundation of the third embodiment of the present invention.
FIG. 19 is a transverse cross-sectional view showing a fabric foundation according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 20 is a plan view showing a PC side wall in the embodiment of the present invention.
FIG. 21 is a front view showing a PC side wall in the embodiment of the present invention.
22 is a cross-sectional view of a PC side wall as viewed in the direction of arrows XX and YY in FIG. 21.
FIG. 23 is a front view showing a lower ladder-type reinforcing bar according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 24 is a partial cross-sectional view showing a connection portion between the PC side wall and the lower ladder-shaped reinforcing bar in the embodiment of the present invention.
FIG. 25 is a plan view showing an intermediate stage of the fabric foundation according to the fourth embodiment of the present invention.
FIG. 26 is a transverse sectional view showing a fabric foundation according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 27 is a perspective view showing an intermediate stage of the fabric foundation according to the fifth embodiment of the present invention.
FIG. 28 is a perspective view of a fabric foundation showing a conventional technique.
29 is a cross-sectional view of the fabric foundation shown in FIG. 27. FIG.
FIG. 30 is a front view showing an example of a conventional PC foundation beam member.
FIG. 31 is a plan view showing an example of a conventional PC foundation beam member.
FIG. 32 is a cross-sectional view showing an example of a joint portion of a conventional PC foundation beam member.
FIG. 33 is a plan view showing the shape of a conventional PC foundation beam member.
[Explanation of symbols]
1 PC foundation beam member
1a Terrace
3 Foundation version
4 Provisional hardware
5 PC side wall
6 Lower ladder type reinforcing bars
7 Prop
8 Long bar
8a Incisor
8b rebar
9 Upper ladder rebar
11 Horizontal rebar
11a Throw nut
12 Receiver (Fitting)
13 Hand (Fitting)
14 pin
15 Stop plate
16 nuts
17 Vertical groove
18 depression
19 Bulkhead
20 Notched surface
21 Pattern groove
22 Horizontal groove
23, 24 Embedded nut
25 Connection gap
31 Insertion groove
32 horizontal bolts
33 Protrusion
34 Horizontal groove
35 cotters
41 Lower plate
42 Top plate
43 legs
44 Horizontal streaks
45 volts
51 Bottom flange
52 Vertical flange
53 Protrusion
54 round holes
55 Cotta groove
56 Thin section
61 Upper chord
62 Lower chord material
63 Connecting bars
64 Pipe member
65 nuts
C concrete
D space
H Superstructure
L flooring
M block
P formwork
S sand

Claims (12)

面および裏面が横長の長方形状で、厚みがこの長方形の高さに等しいかそれ以下である直方体状のPC基礎梁部材(1)において、このPC基礎梁部材(1)の上下底面に平行して所定のかぶり厚だけ隔てて埋め込まれた水平鉄筋(11)を備えるとともに、前記PC基礎梁部材(1)の水平方向端面中央に鉛直方向に設けられた縦溝(17)の両側部分の前記水平鉄筋(11)位置を中心とする高さ方向に、このPC基礎梁部材(1)表面および裏面側に薄い隔壁(19)を残してこの隔壁(19)の内側に窪み部(18)を形成したことを特徴とするPC基礎梁部材。 Front surface and back surface in landscape rectangular shape, parallel in the thickness is equal to or less than the height of the rectangular parallelepiped PC foundation beam member (1), above and below the bottom of the PC foundation beam member (1) The horizontal reinforcing bar (11) embedded with a predetermined cover thickness is provided, and both side portions of the vertical groove (17) provided in the vertical direction at the center of the horizontal end face of the PC foundation beam member (1) are provided. In the height direction centering on the position of the horizontal rebar (11), the PC foundation beam member (1) has a thin partition wall (19) on the front and back sides, and a recess (18) inside the partition wall (19). PC foundation beam member characterized by forming. 請求項1に記載のPC基礎梁部材(1)を長手方向中央位置で左右に2分割した分割PC基礎梁部材複数個、前記分割位置で互いに直角方向に接続してなるPC基礎梁部材。PC based division PC foundation beam portions several Zaifuku was divided into two right and left PC foundation beam member (1) according to the longitudinal direction center to claim 1, ing connected at right angles to one another at the dividing position Beam member. PC基礎梁部材(1)の底部に、埋め込みナット(23)を埋め込んでなる請求項1または2に記載のPC基礎梁部材。  The PC foundation beam member according to claim 1 or 2, wherein a buried nut (23) is embedded in the bottom of the PC foundation beam member (1). PC基礎梁部材(1)の側面に、埋め込みナット(24)を埋め込んでなる請求項1ないし3のいずれかに記載のPC基礎梁部材。  The PC foundation beam member according to any one of claims 1 to 3, wherein an embedded nut (24) is embedded in a side surface of the PC foundation beam member (1). PC基礎梁部材(1)の表面および裏面下部に水平方向に水平溝(22)を有する請求項1ないし4のいずれかに記載のPC基礎梁部材。  The PC foundation beam member according to any one of claims 1 to 4, wherein the PC foundation beam member (1) has a horizontal groove (22) in a horizontal direction at a lower portion of the front surface and the back surface of the PC foundation beam member (1). PC基礎梁部材(1)の上面に、これよりやや高い段丘部(1a)を設けてなる請求項1ないし5のいずれかに記載のPC基礎梁部材。  The PC foundation beam member according to any one of claims 1 to 5, wherein a terrace (1a) slightly higher than this is provided on the upper surface of the PC foundation beam member (1). 前記水平鉄筋(11)の両端に継手(12、13)を取り付けるとともに、水平方向端面で接続するPC基礎梁部材の表面側あるいは裏面側いずれかの前記隔壁を切り欠いて接続部分に開口を形成し、この開口から前記継手にピンを打ち込むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のPC基礎梁部材の接続方法。  Attach joints (12, 13) to both ends of the horizontal rebar (11), and cut out the partition on either the front or back side of the PC foundation beam member to be connected at the horizontal end face to form an opening in the connection part 7. A method for connecting PC foundation beam members according to claim 1, wherein a pin is driven into the joint from the opening. 長手方向中央に嵌入溝(31)が形成され、その両側にこれに対して垂直に水平ボルト(32)を前記嵌入溝(31)に向けて設けた礎版(3)を、根切りした地盤の底面に配置し、請求項1ないし6のいずれかに記載のPC基礎梁部材(1)を前記嵌入溝(31)内に縦姿勢で敷設し、前記水平ボルト(32)により礎版(3)と結合して逆T字形布基礎を形成することを特徴とするコンクリート製布基礎の施工方法。  The ground where the insertion groove (31) is formed in the center in the longitudinal direction, and the foundation plate (3) provided with the horizontal bolt (32) toward the insertion groove (31) perpendicularly to the both sides of the insertion groove (31) The PC foundation beam member (1) according to any one of claims 1 to 6 is laid in a vertical posture in the fitting groove (31), and a foundation plate (3) is formed by the horizontal bolt (32). ) To form an inverted T-shaped fabric foundation. 地盤を根切りして、その底面に仮受け部材を配置し、この仮受け部材で請求項1ないし6のいずれかに記載のPC基礎梁部材を打設しようとするべた基礎の厚みに相当する高さに仮受けしたままべた基礎のコンクリートを打設し、PC基礎梁部材とべた基礎とを一体に結合して逆T字形布基礎を形成するコンクリート製布基礎の施工方法。The soil was Excavation, corresponds to the thickness of the mat foundation arranged temporary supporting member on its bottom surface, to be pouring a PC foundation beam member according to any one of the temporary supporting to no Motomeko 1 member 6 A concrete fabric foundation construction method in which a solid foundation concrete is cast while being temporarily received at a height, and a PC foundation beam member and a solid foundation are joined together to form an inverted T-shaped fabric foundation. 前記仮受け部材が下部プレートと、この下部プレートに取り付けられ上部プレートを支持する脚と、この上部プレートを貫通して上方へ突出するアンカーボルトとからなるものである請求項9に記載のコンクリート製布基礎の施工方法。 The temporary supporting member, and a lower plate, according a leg for supporting the upper plate attached to the bottom plate, to claim 9 is made of an anchor bolt which projects upwardly through the upper plate concrete Construction method for fabric foundation. 前記仮受け部材が下部プレートと、この下部プレートの上面に頭部を接合したアンカーボルトと、このアンカーボルトにねじこまれたナットと、このナットの上面に接合された上部プレートとからなるものである請求項9に記載のコンクリート製布基礎の施工方法。 What the temporary receiving member, consisting of a lower plate, and an anchor bolt joining the head to the upper surface of the lower plate, and a nut which is screwed to the anchor bolt, and an upper plate bonded to the upper surface of the nut The method for constructing a concrete cloth foundation according to claim 9. 地盤を根切りして、その底面に1対のL形断面のPC側壁を底面フランジを向かい合わせにして平行に、かつ長手方向に隣接させながら水平に敷設し、この相対するPC側壁の内側にこれを横断する方向に下部梯子形鉄筋を適当な間隔で配置して両側のPC側壁に接続する一方、この下部梯子形鉄筋の中央付近に請求項1ないし6のいずれかに記載のPC基礎梁部材を長手方向に接続させながら縦姿勢に立設し、前記PC側壁の内面にコンクリートを打設し、打設したコンクリートと前記PC基礎梁部材とPC側壁とを一体に結合して逆T字形布基礎を形成するすることを特徴とするコンクリート製布基礎の施工方法。  After cutting the ground, a pair of L-shaped PC side walls are laid horizontally on the bottom surface with the bottom flanges facing each other in parallel and in the longitudinal direction, and inside the opposite PC side walls. The PC foundation beam according to any one of claims 1 to 6, wherein the lower ladder-type reinforcing bars are arranged at an appropriate interval in a direction crossing the PC and connected to the PC side walls on both sides, and near the center of the lower ladder-type reinforcing bars. Standing in a vertical position while connecting the members in the longitudinal direction, placing concrete on the inner surface of the PC side wall, and connecting the placed concrete, the PC foundation beam member, and the PC side wall together, is an inverted T-shape. A method for constructing a concrete fabric foundation, characterized by forming a fabric foundation.
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