JP3681526B2

JP3681526B2 - Emulsifying cosmetic

Info

Publication number: JP3681526B2
Application number: JP31582697A
Authority: JP
Inventors: 淳小島; 航也竹本
Original assignee: ホーユー株式会社
Priority date: 1997-10-30
Filing date: 1997-10-30
Publication date: 2005-08-10
Anticipated expiration: 2017-10-30
Also published as: JPH11130653A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
塗布面への延びやなじみ等の塗布感が良く、毛髪に対する親和性が良好でしっとり感が長続きする、安定なジェル状またはクリーム状の乳化型頭髪化粧料に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から安定なエマルションを得るために架橋型アクリル酸共重合体を使用することが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、架橋型アクリル酸共重合体を使用した乳化物は、皮膚または毛髪に処理したときには、「水っぽい」感じが強いためにさっぱりとしすぎ、油っぽさが少なすぎるために、延びやなじみ等の使用感に劣り、しっとり感が長続きしにくいものであった。
【０００４】
また、界面活性剤の使用量を少なくしたり、使用しない乳化方法としてアルキル変性カルボキシビニルポリマーを使用した方法が、特開平８−１２６８３１号等に開示されている。さらに、糖類等を配合することによる延びやなじみ等の使用感の改良方法が、特開平８−２１７６２４号に開示されている。
【０００５】
しかしながら、いずれも架橋型アクリル酸共重合体の乳化物の持つ独特の塗布感である「水っぽさ」やしっとり感の持続性を改良するには至っていない。
【０００６】
【発明を解決するための手段】
本発明者らは、上記問題点を解決すべく鋭意検討を行った結果、（Ａ）架橋型アクリル酸共重合体、（Ｂ）油分、（Ｃ）２−アミノ−２−メチル−１−プロパノール、（Ｄ）乳酸ナトリウム、及び（Ｅ）ノニオン活性剤を含有し、（Ｃ）成分と（Ｄ）成分を特定の重量比で配合することにより、塗布感が良く、毛髪に対する親和性が良好でしっとり感が長続きする、安定な乳化型頭髪化粧料を得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【０００７】
本発明に用いられる架橋型アクリル酸共重合体とは、例えばカーボポール９４０、９４１、９８０、９８１、９３４、２９８４、５９８４（ＢＦＧｏｏｄｒｉｃｈ社製）やハイビスワコー１０４、１０５（和光純薬社製）等の商品名が挙げられるカルボキシビニルポリマー（架橋型のポリアクリル酸）やカーボポール１３８２、ＥＴＤ−２０２０、ＰＥＭＵＬＥＮＴＲ−１、ＴＲ−２（ＢＦＧｏｏｄｒｉｃｈ社製）等の商品名が挙げられるアルキル変性カルボキシビニルポリマー（アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体）であり、このうちカルボキシビニルポリマーを使用すると本発明品の効果が高く、好ましい。
【０００８】
本発明品の組成物に配合される架橋型アクリル酸共重合体の配合量は、特に規定されるものでなく、組成物に求める粘性により配合量が変化するが、通常０．０５〜５重量％の範囲で使用される。
【０００９】
０．０５重量％より少ないと良好な乳化状態が得られず、また、５重量％より多く配合しても向上効果は得られないばかりかコスト面でのデメリットも多くなる。
【００１０】
本発明品に用いられる（Ｂ）油分については通常化粧料に用いられる各種の原料が使用できる。
【００１１】
例えば、液体天然油脂、固体油脂、ロウ類、エステル油、炭化水素、ステロール、シリコーン油、高級アルコール、脂肪酸等があげられる。
【００１２】
液体天然油脂としては、アマニ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、アボガド油、サザンカ油、ヒマシ油、サフラワー油、キョウニン油、シナモン油、ホホバ油、ブドウ油、ヒマワリ油、アルモンド油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚芽油、米胚芽油、米ヌカ油、綿実油、大豆油、落花生油、茶実油、月見草油、卵黄油等がある。
【００１３】
固体油脂としては、カツオ脂、ヤシ油、パーム油、パーム核油、牛脂、硬化乳脂、馬脂、硬化油、硬化ヒマシ油、モクロウ、シアバター等がある。
【００１４】
ロウ類としては、ミツロウ、ギャンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、カポックロウ、サトウキビロウ、ホホバロウ、セラックロウ等がある。
【００１５】
エステル油としては、オクタン酸セチル等のオクタン酸エステル、ラウリン酸ヘキシル等のラウリン酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル等のミリスチン酸エステル、パルミチン酸オクチル等のパルミチン酸エステル、ステアリン酸イソセチル等のステアリン酸エステル、イソステアリン酸イソプロピル等のイソステアリン酸エステル、イソパルミチン酸オクチル等のイソパルミチン酸エステル、オレイン酸イソデシル等のオレイン酸エステル、アジピン酸ジイソプロピル等のアジピン酸ジエステル、セバシン酸ジエチル等のセバシン酸ジエステル、リンゴ酸ジイソステアリル、トリオクタン酸グリセリン、トリイソステアリン酸グリセリン等のトリグリセライド、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン等のトリメチロールプロパン脂肪酸エステル、テトラオクタン酸ペンタエリスリット等のペンタエリスリトール脂肪酸エステル等がある。
【００１６】
炭化水素としては、流動パラフィン、オゾケライト、スクワラン、スクワレン、プリスタン、パラフィン、イソパラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等がある。
【００１７】
ステロールとしては、コレステロール、トステロール、フィトステロール、ラノステロール等がある。
【００１８】
シリコーン油としてはヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、メチルポリシロキサン、ヘキサメチルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルポリシクロシロキサン、アミノ変性シリコン、メチルフェニルポリシロキサン等が挙げられる。
【００１９】
高級アルコールとしては、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、２−ヘキシルデカノール及び２−オクチルドデカノール等がある。
【００２０】
脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸、ヒドロキシステアリン酸等が挙げられる。
【００２１】
これらの油分の配合量は化粧料中０．１〜３０重量％が好ましく、より好ましくは０．５〜２０重量％である。０．１重量％以下ではその効果は発揮されず、３０重量％を越えて配合してもその効果をさらに向上させることはできない。特に、常温（２５℃）で液状の油分（トリグリセライド、エステル等）及び常温で固体もしくはペースト状の油分（高級アルコール、ワックス類等）からなる群から選ばれる二種以上を併用すると、本発明の効果が著しく高まり、好ましい。
【００２２】
本発明に使用される（Ｃ）アルカリ剤としては、２−アミノ−２−メチル−１−プロパノールが挙げられる。配合量は、使用する架橋型アクリル酸共重合体を中和するのに十分な量で、本発明品がｐＨ５〜８に調整されるように配合する。
【００２３】
本発明に使用する（Ｄ）有機酸の金属塩としては、乳酸ナトリウムが挙げられる。
【００２４】
（Ｄ）成分の頭髪化粧料への配合量は０．０５〜５重量％、好ましくは０．１〜２重量％であり、（Ｃ）成分であるアルカリ剤との配合比が（Ｃ）／（Ｄ）＝０．３〜３．０であると本発明の効果を充分に発揮することができ、特に好ましい。
【００２５】
また、その他の成分として（Ｅ）ノニオン活性剤を配合すると乳化安定性が良くなる。特に種類が限定されることはないが常温で液体の活性剤が取り扱いが容易で好ましい。常温で液体の非イオン性界面活性剤としては例えばオキシエチレンの付加モル数が４０以下のポリオキシエチレン（以下、ＰＯＥと略す。）硬化ヒマシ油、オキシエチレンの付加モル数が１５以下のＰＯＥオクチルフェニルエーテル、ＰＯＥノニルフェニルエーテル、ＰＯＥステアリルアミン及びＰＯＥオレイルアミン、オキシエチレンの付加モル数が９以下のＰＯＥオレイルエーテル及びＰＯＥラウリルエーテル、オキシエチレンの付加モル数が２０以下であるＰＯＥソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。
【００２６】
さらに粘性改良やセット性を持たせる目的で高分子化合物を配合する事もある。高分子化合物としては、アラビアゴム、トラガカント、ガラクタン、グァーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード（マルメロ）、デンプン（コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ）等の植物系高分子、デキストラン、プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子、ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー、ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等の無機系水溶性高分子、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン／酢酸ビニル共重合体等のポリビニルピロリドン系高分子化合物、Ｎ−メタクリロイルエチルＮ,Ｎ−ジメチルアンモニウム・α−Ｎ−メチルカルボキシベタイン／メタクリル酸アルキル共重合体等の両性アクリル系高分子化合物等が挙げられる。
【００２７】
本発明の頭髪化粧料には、必要に応じて以下の成分を本発明の効果を損なわない範囲で添加できる。
【００２８】
アスコルビン酸、α−トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン及びブチルヒドロキシアニソール等の酸化防止剤、安息香酸、サリチル酸、石炭酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、ヘキサクロロフェン、塩化ベンザルコニウム、クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素及びフェノキシエタノール等の殺菌剤、パラアミノ安息香酸等の安息香酸系紫外線吸収剤、サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル及びサリチル酸ホモメチル等のサリチル酸系紫外線吸収剤、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パラメトキシケイ皮酸２−エチルヘキシル及びジパラメトキシケイ皮酸モノ−２−エチルヘキサン酸グリセリル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤、２，４−ジヒドロキシベンゾフェノン、２−ヒドロキシ−４−メトキシベンゾフェノン、２−ヒドロキシ−４−メトキシベンゾフェノン−５−スルホン酸及び２−ヒドロキシ−４−メトキシベンゾフェノン−５−スルホン酸ナトリウム等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、その他に香料、植物抽出物、蛋白質、蛋白誘導体等が挙げられる。
【００２９】
また、本発明の頭髪化粧料はヘアコンディショニング剤やヘアスタイリング剤等に用いることができる。
【００３０】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の頭髪化粧料のヘアクリームの実施例、及び比較例を示すが、本発明は以下の実施例の記述に限定されるものではない。
【００３１】
【実施例】
実施例１〜３
表１に示した実施例１〜３を、成分（Ｂ）を８０℃で加熱溶解後、成分（Ａ）、精製水及び成分（Ｃ）を加えて乳化し、最後に成分（Ｄ）を加えて冷却して調整した。
【００３２】
【表１】

【００３３】
表２に示した比較例１〜２を実施例１〜３と同様の方法で調整した。また、比較例３〜４は、成分（Ｂ）を８０℃で加熱溶解後、キサンタンガムあるいはヒドロキシエチルセルロース及び精製水を加えて乳化した後、冷却して調整した。
【００３４】
【表２】

【００３５】
以上、実施例１〜３及び比較例１〜４について、５０℃１ヶ月の保存安定性及び専門パネル２０名による使用時の塗布感の評価を行った。
評価基準を以下の様に設定した。
・５０℃、１ヶ月保存安定性
◎：油成分が分離せず、粘度低下がほとんどない。
○：油成分が分離していないが、粘度低下がみられる。
△：油成分の分離がわずかにみられる。
×：油成分の分離がみられる。
・使用時の感触
◎：しっとりとしてコクがある。
○：少しさらっとしている。
△：べたつきがある。
×：水っぽい。
結果を表３に示す。
【００３６】
【表３】

【００３７】
【発明の効果】
本発明により、塗布面への延びやなじみ等の塗布感が良く、毛髪に対する親和性が良好でしっとり感が長続きする、安定なジェル状またはクリーム状の乳化型頭髪化粧料を提供することができる。[0001]
[Industrial application fields]
Good coating feeling extends and familiar, etc. to the coating surface, affinity for hair, is long lasting moist feeling good, it relates to a stable gel-like or creamy emulsified hair cosmetic.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, it is known to use a cross-linked acrylic acid copolymer in order to obtain a stable emulsion.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, an emulsion using a cross-linked acrylic acid copolymer, when treated on the skin or hair, is too refreshing because it has a strong “watery” feeling, and too little oiliness, so that it is stretchy and familiar. It was inferior to the feeling of use, and the moist feeling did not last long.
[0004]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-126831 discloses a method using an alkyl-modified carboxyvinyl polymer as an emulsification method in which the amount of surfactant used is reduced or not used. Furthermore, Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-217624 discloses a method for improving the feeling of use such as elongation and familiarity by blending saccharides and the like.
[0005]
However, none of them has improved the durability of “wateriness” and moist feeling which are unique coating feelings of emulsions of cross-linked acrylic acid copolymers.
[0006]
[Means for Solving the Invention]
As a result of intensive studies to solve the above problems, the present inventors have (A) a cross-linked acrylic acid copolymer, (B) an oil component, and (C) 2-amino-2-methyl-1-propanol. , (D) milk Sanna thorium containing, and (E) a nonionic active agent, by blending component (C) and (D) a specific weight ratio of the components, good feeling coated, affinity for hair, The present inventors have found that a stable emulsified hair cosmetic composition having good properties and a long-lasting moist feeling can be obtained, and the present invention has been completed.
[0007]
Examples of the crosslinked acrylic acid copolymer used in the present invention include Carbopol 940, 941, 980, 981, 934, 2984, 5984 (manufactured by BFGoodrich), Hibiswako 104, 105 (manufactured by Wako Pure Chemical Industries, Ltd.), and the like. Alkyl-modified carboxyvinyl polymers having trade names such as carboxyvinyl polymer (cross-linked polyacrylic acid), Carbopol 1382, ETD-2020, PEMULENTR-1, TR-2 (manufactured by BFGoodrich) Of these, use of a carboxyvinyl polymer is preferable because the effect of the product of the present invention is high.
[0008]
The blending amount of the cross-linked acrylic acid copolymer blended in the composition of the present invention is not particularly specified, and the blending amount varies depending on the viscosity required for the composition, but is usually 0.05 to 5 wt. Used in the range of%.
[0009]
When the amount is less than 0.05% by weight, a good emulsified state cannot be obtained, and when the amount is more than 5% by weight, an improvement effect cannot be obtained, and cost disadvantages also increase.
[0010]
For the (B) oil used in the present invention, various raw materials that are usually used in cosmetics can be used.
[0011]
Examples thereof include liquid natural fats and oils, solid fats and oils, waxes, ester oils, hydrocarbons, sterols, silicone oils, higher alcohols, fatty acids and the like.
[0012]
Liquid oils include linseed oil, camellia oil, macadamia nut oil, corn oil, mink oil, olive oil, avocado oil, sasanqua oil, castor oil, saflower oil, kyounin oil, cinnamon oil, jojoba oil, grape oil, sunflower oil , Almond oil, rapeseed oil, sesame oil, wheat germ oil, rice germ oil, rice bran oil, cottonseed oil, soybean oil, peanut oil, tea seed oil, evening primrose oil, egg yolk oil and the like.
[0013]
Examples of solid fats include bonito fat, coconut oil, palm oil, palm kernel oil, beef tallow, hardened milk fat, horse fat, hardened oil, hardened castor oil, owl, and shea butter.
[0014]
Examples of the waxes include beeswax, gandelilla wax, cotton wax, carnauba wax, bayberry wax, ibotarou, whale wax, montan wax, nukarou, lanolin, reduced lanolin, hard lanolin, kapok wax, sugar cane wax, jojoba wax, shellac wax and the like.
[0015]
Ester oils include octanoic esters such as cetyl octanoate, lauric esters such as hexyl laurate, myristate esters such as isopropyl myristate and octyldodecyl myristate, palmitate esters such as octyl palmitate, isocetyl stearate, etc. Stearic acid ester, isostearic acid ester such as isopropyl isostearate, isopalmitic acid ester such as octyl isopalmitate, oleic acid ester such as isodecyl oleate, adipic acid diester such as diisopropyl adipate, sebacic acid such as diethyl sebacate Diester, diisostearyl malate, glyceryl trioctanoate, triglyceride such as glyceryl triisostearate, trimethylol triisostearate Trimethylolpropane fatty acid esters of bread, etc., pentaerythritol fatty acid esters such as tetra octanoate pentaerythritol.
[0016]
Examples of the hydrocarbon include liquid paraffin, ozokerite, squalane, squalene, pristane, paraffin, isoparaffin, ceresin, petrolatum, and microcrystalline wax.
[0017]
Examples of sterols include cholesterol, tosterol, phytosterol, and lanosterol.
[0018]
Examples of silicone oils include hexamethyldisiloxane, octamethyltrisiloxane, methylpolysiloxane, hexamethylcyclotrisiloxane, octamethylcyclotetrasiloxane, decamethylcyclopentasiloxane, methylpolycyclosiloxane, amino-modified silicon, methylphenylpolysiloxane, etc. Is mentioned.
[0019]
Examples of the higher alcohol include lauryl alcohol, myristyl alcohol, cetyl alcohol, stearyl alcohol, cetostearyl alcohol, behenyl alcohol, isostearyl alcohol, oleyl alcohol, 2-hexyldecanol, and 2-octyldodecanol.
[0020]
Examples of the fatty acid include lauric acid, myristic acid, stearic acid, oleic acid, behenic acid, hydroxystearic acid and the like.
[0021]
The blending amount of these oils is preferably 0.1 to 30% by weight, more preferably 0.5 to 20% by weight in the cosmetic. If the amount is less than 0.1% by weight, the effect is not exhibited. Even if the amount exceeds 30% by weight, the effect cannot be further improved. In particular, when two or more selected from the group consisting of oils (triglycerides, esters, etc.) that are liquid at room temperature (25 ° C.) and oils that are solid or pasty at room temperature (higher alcohols, waxes, etc.) are used in combination, The effect is remarkably enhanced, which is preferable.
[0022]
The (C) alkali agent used in the present invention include 2-amino-2-methyl-1-propanol. The blending amount is sufficient to neutralize the cross-linked acrylic acid copolymer to be used, so that the product of the present invention is adjusted to pH 5-8.
[0023]
The use in the present invention (D) metal salt of an organic acid, milk Sanna thorium.
[0024]
The blending amount of the component (D) in the hair cosmetic is 0.05 to 5% by weight, preferably 0.1 to 2% by weight, and the blending ratio with the alkaline agent (C) is (C) / (D) = 0.3 to 3.0 is particularly preferable because the effects of the present invention can be sufficiently exhibited.
[0025]
Moreover, when (E) nonionic activator is mix | blended as another component, emulsion stability will improve. The type is not particularly limited, but an activator that is liquid at room temperature is preferable because it is easy to handle. Examples of nonionic surfactants that are liquid at room temperature include polyoxyethylene (hereinafter referred to as POE) hydrogenated castor oil having an addition mole number of oxyethylene of 40 or less, and POE octyl having an addition mole number of oxyethylene of 15 or less. Phenyl ether, POE nonylphenyl ether, POE stearylamine and POE oleylamine, POE oleyl ether and POE lauryl ether having an addition mole number of oxyethylene of 9 or less, POE sorbitan fatty acid ester having an addition mole number of oxyethylene of 20 or less, etc. Can be mentioned.
[0026]
Furthermore, a polymer compound may be blended for the purpose of improving the viscosity or setting properties. High molecular weight compounds such as gum arabic, tragacanth, galactan, guar gum, caraya gum, carrageenan, pectin, agar, quince seed (quince), starch (rice, corn, potato, wheat), dextran, pullulan, etc. Microbial polymer, animal polymer such as collagen, casein, albumin, gelatin, starch polymer such as carboxymethyl starch, methylhydroxypropyl starch, methylcellulose, nitrocellulose, ethylcellulose, methylhydroxypropylcellulose, hydroxyethylcellulose, Cellulose polymers such as sodium cellulose sulfate, hydroxypropylcellulose, sodium carboxymethylcellulose, crystalline cellulose, cellulose powder, Alginic acid polymers such as sodium phosphate, propylene glycol alginate, polyoxyethylene polymers, polyoxyethylene polyoxypropylene copolymer polymers, polyethyleneimine, cationic polymer, bentonite, magnesium aluminum silicate, laponite, hector Inorganic water-soluble polymers such as light and silicic acid anhydride, polyvinyl pyrrolidone polymer compounds such as polyvinyl pyrrolidone and vinyl pyrrolidone / vinyl acetate copolymer, N-methacryloylethyl N, N-dimethylammonium α-N-methyl Examples include amphoteric acrylic polymer compounds such as carboxybetaine / alkyl methacrylate copolymer.
[0027]
The following components can be added to the hair cosmetic composition of the present invention as needed within a range not impairing the effects of the present invention.
[0028]
Antioxidants such as ascorbic acid, α-tocopherol, dibutylhydroxytoluene and butylhydroxyanisole, benzoic acid, salicylic acid, carboxylic acid, sorbic acid, paraoxybenzoic acid ester, parachlorometacresol, hexachlorophene, benzalkonium chloride, chlorhexidine, Bactericides such as trichlorocarbanilide, photosensitizer and phenoxyethanol, benzoic acid UV absorbers such as paraaminobenzoic acid, salicylic acid UV absorbers such as octyl salicylate, phenyl salicylate and homomethyl salicylate, isopropyl paramethoxycinnamate, para Cinnamic acid UV absorbers such as octyl methoxycinnamate, 2-ethylhexyl paramethoxycinnamate and glyceryl mono-2-ethylhexanoate diparamethoxycinnamate, 2, 4 Benzophenone UV absorbers such as dihydroxybenzophenone, 2-hydroxy-4-methoxybenzophenone, 2-hydroxy-4-methoxybenzophenone-5-sulfonic acid and sodium 2-hydroxy-4-methoxybenzophenone-5-sulfonate, and others A fragrance | flavor, a plant extract, protein, a protein derivative, etc. are mentioned.
[0029]
Further, the hair cosmetic composition of the present invention can be used for a hair conditioning agent, a hair styling agent, and the like .
[0030]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, although the Example of the hair cream of the hair cosmetics of this invention and the comparative example are shown, this invention is not limited to description of the following Examples.
[0031]
【Example】
Examples 1-3
In Examples 1 to 3 shown in Table 1, after component (B) was heated and dissolved at 80 ° C., component (A), purified water and component (C) were added and emulsified, and finally component (D) was added. And adjusted by cooling.
[0032]
[Table 1]

[0033]
Comparative Examples 1 and 2 shown in Table 2 were prepared in the same manner as in Examples 1 to 3. Comparative Examples 3 to 4 were prepared by heating and dissolving the component (B) at 80 ° C., adding and emulsifying xanthan gum or hydroxyethyl cellulose and purified water, and cooling to adjust.
[0034]
[Table 2]

[0035]
As described above, for Examples 1 to 3 and Comparative Examples 1 to 4, the storage stability at 50 ° C. for 1 month and the coating feeling during use by 20 professional panels were evaluated.
Evaluation criteria were set as follows.
-Storage stability at 50 ° C. for 1 month A: Oil components are not separated and there is almost no decrease in viscosity.
○: The oil component is not separated, but the viscosity is decreased.
Δ: Slight separation of oil component is observed.
X: Separation of oil components is observed.
・ Feeling during use ◎: Moist and rich.
○: Slightly frayed.
Δ: Sticky
X: Watery.
The results are shown in Table 3.
[0036]
[Table 3]

[0037]
【The invention's effect】
The present invention may be applied sense of extending and familiar, etc. to the coating surface, the affinity is long lasting moist feeling good for the hair, and to provide a stable gel-like or creamy emulsified hair cosmetic it can.

Claims

(A) crosslinked acrylic acid copolymer, containing (B) oil, (C) 2-amino-2-methyl-1-propanol, (D) milk Sanna thorium, and (E) a nonionic activator (C) component and (D) component mixing ratio (C) / (D) = 0.3-3.0 by weight ratio The gel-form or cream-form emulsified hair makeup characterized by the above-mentioned Fee.