JP3681172B2 - Extrusion method and apparatus for resin composition - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂組成物の押出方法及び装置に関し、特に、樹脂系材料の製造工程において、溶融した樹脂及びそれに各種充填材・添加剤を含んだ樹脂組成物の製造工程において、押出機や混練機、モノフィラ等の紡糸装置、重合缶などの吐出部に使用される口金吐出孔から異物(熱や酸化で劣化変色し、目やにと称する状態になる前に)を、すみやかに、溶融樹脂に連続又は間欠的に付着除去及び吹き飛ばすための新規な改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ペレット化するための樹脂系材料を製造するには、重合缶中でモノマーからポリマーを重合するか、あるいは押出機や混練機中でポリマーと各種充填材・添加剤などを配合・混練し、所定の大きさの吐出孔をもった口金から溶融した樹脂組成物を押出してカッティングし、ペレット化する方法が用いられている。
このような方法に用いられている口金は、金属製及びセラミックス製、又は、前記の両者を組合わせた(金属製台座本体にセラミックス製チップ状ノズル組込タイプ)口金や、各吐出孔表面にメッキ等の加工を施した口金で、単数あるいは複数の吐出孔を有している吐出孔表面の加工としてセラミックスを用いたり、メッキなどの表面被覆があるが、セラミックスとしては、特開平4−235015号公報、特開平5−077305号公報、特開平6−335950号公報、特開平7−186237号公報、特開平7−186239号公報、特開平7−256728号公報が挙げられる。クロムメッキとしては、特開平5−024097号公報、特開平7−314526号公報、その他のメッキとしては、特開昭63−237923号公報、特開平9−099468号公報、特開平9−187856号公報、フッ素系被覆としては、特開昭56−095637号公報、特開昭58−012743号公報、特開平5−220812号公報の構成が提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の樹脂系材料の製造工程は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、前記押出機や混練機、紡糸装置、重合缶などの溶融状態の樹脂系材料の吐出部分に使用されている口金は樹脂系材料を連続して吐出していると、口金吐出孔出口近傍に異物が付着し、時間が経つにつれ、熱や酸化により劣化し変色する。
この目やに状の劣化し変色した異物(以下「目やに」と称する)は、樹脂中に含まれる残モノマーや残オリゴマーの昇華物であったり、各種添加剤の揮発分の凝縮物であったり、強度や寸法精度向上などを目的に使用されるガラス繊維などのフィラーであったり、樹脂そのもの又はこれらの混合物(樹脂組成物)であったりする。
さらに、これらはまた、口金吐出孔にわずかづつ付着を繰り返し、口金に加えられた熱や酸化により、時間が経つにつれ更に、劣化・変色した状態で堆積し、時として吐出している溶融樹脂表面に目やに(劣化変色した異物)が付着し製品の外観を損ねることになる。又、連続操業しているうちに口金吐出孔近傍でさらに成長した目やにの塊は、やがて口金より剥落して連続吐出している樹脂組成物に付着する。
このような目やにが付着した樹脂系材料が、そのままペレタイズされ製品化されると、それを射出成形などの方法により成形品にした場合、変色した目やにが、成形品の表面に現れたりして、製品の外観をはじめとする製品品質を損なうなどの問題があり、著しく商品価値を下げる結果となっていた。従来、このような目やにの製品中への混入防止は、口金吐出面の定期清掃や、ペレタイズ前のストランドからのかき落とし、製品中に混入した目やにの選別、除去などの方法をとってきたが、その作業は極めて困難で、除去率が低かったり、選別に膨大な時間を要するなどの理由で充分とはいえず、樹脂系材料製造者にとって、その課題の解決が切望されていた。
【0004】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、樹脂系材料の製造工程において溶融した樹脂及びそれに各種充填材・添加剤を含んだ樹脂組成物の製造工程において、押出機や混練機、紡糸装置、重合缶などの吐出部に使用される口金吐出孔近傍に発生する異物を劣化し目やにとなる前に、すみやかに気体で連続又は間欠的に溶融樹脂に付着除去及び吹き飛ばすようにした樹脂組成物の押出方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による樹脂組成物の押出方法は、押出装置のシリンダの先端のダイホルダに設けられた口金の口金吐出孔から溶融樹脂を押出すようにした樹脂組成物の押出方法において、前記溶融樹脂が前記口金吐出孔から吐出する際、前記ダイホルダのカバー体内部を通る気体通路を介し、前記口金吐出孔外周に位置する気体吹出口へ気体を排出する樹脂組成物の押出方法において、前記気体通路の上流側に逆止弁を有する常時気体流れ供給部と圧縮気体貯蔵室を設けると共に、前記圧縮気体貯蔵室と前記気体吹出口との間に設けられた気体通路遮断弁を有し、前記逆止弁を介して前記常時気体流れ供給部からの気体を前記気体吹出口へ供給している状態で、前記気体通路遮断弁を開閉することにより前記圧縮気体貯蔵室からの圧縮気体が間欠的に間欠高圧気体として前記気体と合流して前記気体吹出口へ排気される方法であり、また、本発明による樹脂組成物の押出装置は、押出装置のシリンダの先端のダイホルダに設けられた口金の口金吐出孔から溶融樹脂を押出すようにした樹脂組成物の押出装置において、前記溶融樹脂が前記口金吐出孔から吐出する際、前記ダイホルダのカバー体内部を通る気体通路を介し、前記口金吐出孔外周に位置する気体吹出口へ気体を排出する樹脂組成物の押出装置において、前記気体通路の上流側に逆止弁を有す る常時気体流れ供給部と圧縮気体貯蔵室を設けると共に、前記圧縮気体貯蔵室と前記気体吹出口との間に設けられた気体通路遮断弁を有し、前記逆止弁を介して前記常時気体流れ供給部からの気体を前記気体吹出口へ供給している状態で、前記気体通路遮断弁を開閉することにより前記圧縮気体貯蔵室からの圧縮気体が間欠的に間欠高圧気体として前記気体と合流して前記気体吹出口へ排気されるようにした構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明による樹脂組成物の押出方法及び装置の好適な実施の形態について説明する。
図1は、押出装置100(すなわち、シリンダ1を有する樹脂組成物製造装置であるが、混練機及び重合缶などを含む)の全体を示す断面構成図、図2は図1の要部を示す拡大断面構成図、図3、図4、図5及び図6は気体吹出口の形状の模式図である。
図1において符号1で示されるものは押出装置100のシリンダであり、このシリンダ1の外周辺にはヒータ(加熱媒体)2、及びダイホルダ5の外周辺にはヒータ(加熱媒体)2aが配設されていると共に、このシリンダ1の軸心に形成された中心内孔3内には、スクリュ4が回転及び前後進自在に設けられている。
【0007】
前記シリンダ1の先端に設けられたダイホルダ5の先端部には口金吐出孔7(1個の場合又は複数個の場合がある)を有する口金8が設けられており、この口金吐出孔7と前記中心内孔3とは前記ダイホルダ5に形成された樹脂流路9を介して連通されている。
前記口金8の口金吐出孔7の周囲には、カバー体10が取付けられ、このカバー体10と口金吐出孔7の外周との間には、この口金吐出孔7の外周に位置して、輪状スリット形をなす、気体吹出口11が形成されている。
【0008】
前記ダイホルダ5の外周のヒータ(加熱媒体)2aの外周位置には、気体を案内するための気体室14が設けられており、この気体室14は弁15を介し、前記口金吐出孔7の外周面と前記カバー体10の内周面との間に形成された前記最終気体室12に気体通路16により連通し、更に気体吹出口11に通じている。
【0009】
前記最終気体室12内には、例えば、リング板等からなる気体通路絞り13が配設されており、この気体通路絞り13によって、この最終気体室12内を通過する気体の流量を絞ることができるように構成されている。従って、この気体通路絞り13の形状はその流量に応じて選択されるように構成されている。
【0010】
前記気体室14内の気体は、前記ヒータ(加熱媒体)2aによって加熱されるように構成され、この気体室14の上流側には、流入方向のみに常時気体が供給されるように逆止弁20を有する常時気体流れ供給部20Aが設けられた気体通路16、及び気体通路遮断弁18を介して圧縮気体貯蔵室19が設けられている。尚、この弁15、気体通路16、気体室14及び圧縮気体貯蔵室19はダイホルダ5の外部に設けられる場合を示しているが、ダイホルダ5の内部に設ける場合もある。また、気体室14及び圧縮気体貯蔵室19内の気体及び圧縮気体は、ヒータ2a、2に限らず、液体又は気体等の気体加熱用媒体2Aで加熱することもできる。
この圧縮気体貯蔵室19は前記シリンダ1の外周に位置するヒータ2の外側位置に保持枠体21を介して保持され、この圧縮気体貯蔵室19内の圧縮気体がヒータ2によって加熱されるように構成されている。
前記圧縮気体貯蔵室19は、安全弁22及び逆止弁23を介してブースタとしての高圧圧縮気体製造器24に接続されている。
【0011】
従って、前記気体通路遮断弁18を閉とし、気体室14に気体を逆止弁20を介して供給すると、気体はヒータ2aで加熱されて弁15を経て常時連続的に気体吹出口11から排出される。なお、この状態で気体通路遮断弁18を開閉することにより、圧縮気体が間欠的に間欠高圧気体25として前記気体と合流してより大きい排気圧を伴って前記気体吹出口11から排気されるように構成されている。尚、前記逆止弁20を経由した連続供給の気体を用いることなく、前記圧縮気体からなる間欠高圧気体25のみを用いて気体吹出口11から排出させることもできる。
【0012】
前記カバー体10の開口のテーパー角度(流入角度)は、シリンダ軸を中心に、ほぼ対称に60゜〜120゜となるように形成されるのが好ましく、気体吹出口11の開口の外側端面と口金吐出孔7の外側端面は、気体吹出口11の外側端面の方が樹脂組成物101の流れ方向に対して、0.1〜3mm引っ込んだ位置に設定されているのが好ましく、気体吹出口11の最終吹出スキマは、樹脂組成物101の流れ方向と垂直方向での幅が0.1〜1.0mmに設定されているのが好ましい。そして、この気体吹出口11の最終排出角度は、0゜(平行)〜30゜に設定されている。
従って、本発明における樹脂組成物の押出方法及び装置は、溶融状態の樹脂からなる樹脂組成物101が口金吐出孔7から吐出する際、ダイホルダ5を通る気体通路16を介し、口金吐出孔7の外周に加工された気体吹出口11へ気体を排出して、口金吐出孔7に20℃(常温)〜420℃に加熱した気体を3〜50L.Normal/minの風量かつ3〜100m/sの風速で気体を吹き付ける。
さらに場合によっては、圧縮された圧縮気体を高圧で間欠的に吹き付けて合流することによって、前記口金吐出孔7に発生する前記溶融樹脂の目やにを吹き飛ばすことができる。
また、本発明における前述の「樹脂組成物101」とは射出成形、押出成形等の成形に用いられる樹脂(単独樹脂)、樹脂と他の樹脂の組成物(樹脂アロイ)、これらの単独樹脂または樹脂アロイに強化樹脂、充填材、添加剤などを添加した組成物等を含む総称である。
また、前述の「押出装置100」とは単軸や二軸、又はそれ以上の多軸の押出スクリュを有する混練・押出装置及び重合缶などを含む樹脂組成物製造装置の総称である。さらに、「口金8」とは、前記樹脂組成物101を溶融して吐出する際の吐出部に使用されるものであって、樹脂組成物101をペレット化するためのストランドを吐出する口金、繊維を吐出する紡糸口金、フィルムを吐出する口金、電線被覆層を形成する口金、あるいはパイプなど異形押出する口金などを含む総称である。
【0013】
本発明における「加熱した気体」とは、ダイホルダ5内部もしくは外部に設けた気体室14及び圧縮気体貯蔵室19(ボンベ状圧力容器)で、必要に応じて電気ヒータなどの加熱媒体により20℃(常温)〜420℃の範囲に、より好ましくは20℃(常温)〜350℃、更に好ましくは20℃(常温)〜200℃の範囲に加熱された気体のことを言う。例えば300℃付近の温度範囲は、樹脂組成物101の製造時の口金8の温度に近く、口金8に目詰まりが起こりにくいが、排出する気体の温度があまり高温であると、作業者が火傷をしたり、特別な装備をする必要があるので、作業環境や作業性を考え、20℃(常温)〜200℃という範囲の低い温度でも、特に問題はない。この気体としては、エア、窒素ガス、スチームなどがあるが、特に限定されるものではない。しかしながら、本発明の効果を発揮させる上で、コスト的な面も考慮すれば、エアが最も好ましい。
【0014】
また、気体吹出口11は、口金8の口金吐出孔7に気体が、均等に吹き付けられるような形状を有していることが好ましい。気体吹出口11の形状としては、口金吐出孔7に気体が均等に吹き付けられるようになっていれば、特に制限は無く、図3から図6に示すような、円形状、スリット状、又は不連続なピンホール状などが挙げられる。また、円形状の場合の外径やスリット幅や気体排出角度なども吐出した樹脂組成物101に当たれば特に限定はないが、円形状の場合、好ましくは口金吐出孔7と気体吹出口11の最終吹出しスキマは、0.1〜1.0mm(片スキマ)で、気体が誘導される流入角度はシリンダ軸を中心にほぼ対称な角度の60゜〜120゜(全角)であり、大きな流入口から最終排出角度が0゜(平行)〜30゜(半角)の気体吹出口11へ更に気体を誘導し、口金吐出孔7に吹き付けるのが良い。また、気体吹き付けは、口金吐出孔7の先端(口金吐出孔7の外側端面)より0.1〜3mm引っ込んだ位置の気体吹出口11(気体吹出口11の開口の外側端面が樹脂組成物101の流れ方向に対して0.1〜3mm引っ込んだ位置)から気体を吹き付けるのが良い。また、本発明において、気体を吹き付ける風量としては口金吐出孔7の出口近傍で発生し、この口金吐出孔7に付着・堆積する目やにの中でも昇華物を多く含んだものや揮発分の多いものは、1つの口金吐出孔7(複数の場合もある)当たり3〜50L.Normal/minの気体を吹き付けることが好ましい。この風量より小さいと、時間が経つにつれ口金吐出孔7の近傍に昇華物に起因した目やにが堆積しやすくなり、この風量より大きいと、ストランド切れなどの操業上の問題を引き起こしやすくなる。
【0015】
風速としては通常、口金吐出孔7に対して3〜100m/sの風速の気体を吹き付けることが好ましい。この風速より小さいと、目やにを吹き飛ばすことが困難になり、大きい風速になるとストランド切れなどの問題を引き起こしやすい。
ここで、気体吹き付けの際の吹き付け時間や休止時間は目やにが堆積、剥落して、製品に混入しない程度の時間であれば特に限定はない。さらに、気体を間欠的に供給することにより瞬間的に口金8に気体が吹き付けられるため目やにが吹き飛び易くなる。気体の連続供給の目やにの吹き飛びは、間欠供給ほどではないが、気体吹き付けにより、異物は口金吐出孔7の面上に完全密着せず、目やにとなる前に、溶融樹脂に連続的に付着し常時更新されるため、異物の熱劣化や酸化劣化による変色が驚くほど抑えられ、目やに発生防止の効果が認められる。
吹き付ける風量は、1つの口金吐出孔7当たり3〜50L.Normal/minの範囲が好ましく、より好ましくは、3〜30L.Normal/minの範囲であり、風速が3〜100m/sの範囲が好ましく、より好ましくは3〜30m/sの範囲であり、かつ目やにが堆積、剥落して、製品に混入しない程度の間隔で、間欠的に気体を吹き付け、目やにを吹き飛ばすことが好適である。
【0016】
次に、動作について述べる。まず、樹脂組成物101の製造工程において、押出機や混練機、重合缶などの樹脂組成物製造装置100の吐出部に使用される口金8の口金吐出孔7の出口近傍に目やにが発生し、付着・堆積する。この目やには、吐出された樹脂組成物101中の昇華物や揮発分の凝縮物やガラス繊維などのフィラーや樹脂そのものなどが、口金吐出孔7の近傍に付着し、吐出面上で熱劣化や酸化劣化して変色堆積したり、樹脂組成物101の表面が削り取られて付着・堆積するものである。
従って、昇華物・揮発分やフィラーなどを多く含んだ口金吐出孔7の雰囲気が、1つの口金吐出孔7当たり3〜50L.Normal/minの範囲の風量の気体を連続的又は間欠的もしくはその組み合わせで吹き付けることで常時更新され、昇華物や揮発分の凝縮物の口金吐出孔7への付着・堆積の発生が防止できると考えられる。
【0017】
また、ガラス繊維強化グレードのように、その表面が口金吐出孔7で削り取られることで発生した目やには、ダイホルダ5内部もしくは外部に設けられた圧縮気体貯蔵室19の出口付近に位置する気体通路遮断弁18を適度な間隔で開放することにより、この圧縮気体貯蔵室19で充分に圧縮された気体を気体通路16経由で、口金吐出孔7外周に加工された気体吹出口11へと導き、気体を例えば、20〜30m/sの範囲の風速で口金吐出孔7に間欠的に吹き付ける事が出来る。そのため、その瞬発力で口金吐出孔7表面から吹き飛ばすことができ、目やにの製品への混入を防止できる。
さらに、ここで使用する気体として、20℃(常温)〜420℃の範囲に、より好ましくは20℃(常温)〜350℃、特に好ましくは20℃(常温)〜200℃の温度の気体を用いることで、以上の効果を充分に発揮させながら、かつ、口金吐出孔7の冷却による口金吐出孔7の目詰まりやストランド切れなどの操業上の問題を引き起こすこともない。
【0018】
気体には必要な気体温度に応じて、電気ヒータなどの気体加熱用媒体2Aも使用するが、樹脂組成物製造装置100の加熱媒体2、2aを利用して高温になったダイホルダ5の内部もしくは外部に設けられた気体室14や圧縮気体貯蔵室19を通過する為、予め気体を加熱する媒体を必要としない場合も有るため、設備やコストなどの面でも有益である。
従って、外部から供給された高圧気体は、連続的に気体室14、気体通路16を通過しながら、ダイホルダ5、ヒータ2a及び必要に応じて高効率の気体加熱用媒体2Aにより加熱されながら、先ず、弁15による絞り調整を受けた後、最終気体室12へと入り、この部位で気体通路絞り13にて再度の絞り調整を受け、必要とする均等な風量、圧力になり口金吐出孔7の外周に加工されたスリット状の気体吹出口11から高温、且つ、所定の風量、風速を持つ気体として、連続的に吹出すことにより、前述のような目やに防止の効果を発揮することができる。さらに、目やに防止効果を高め、確実な物にするため、高圧圧縮気体製造器(気体増圧装置)24を経て供給された気体を一時的に圧縮気体貯蔵室19にヒータ加熱しながら貯え、適度な間隔で気体通路遮断弁18を開閉することにより、より高圧、大量の気体を前述と同様な気体通路16を経て、間欠的に吹出し、さらに効果的に目やにを吹き飛ばすことができる。
【0019】
実施例1〜5
二軸押出機でナイロン6:70重量部とガラス繊維(Eガラスのチョップドストランド):30重量部を溶融混練後、押出してストランドを形成し、これをカッティングし、ペレット化した。吐出部の口金として吐出孔径4.5mm、吐出孔数55で、吐出孔1つ1つに気体が吹き付けられるように輪状スリット形をなす気体吹出口を設けた細孔を持った気体吹き付けノズルを配設した。気体としてはエアを用い、ヒータは市販の電気加熱式熱風発生器を使用した。
目やには、製品への混入を重量で測定した。
結果は以下の表1の第1表に示す通りである。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】
本発明による樹脂組成物の押出方法及び装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、樹脂組成物の製造工程において、押出機や混練機、重合缶などの吐出部に使用される口金において口金吐出孔にあらかじめ加熱した気体を吐出部全面に吹き付けられる構造にすることで、目やに状態になる前に、溶融樹脂に連続的に異物を付着させることで更新しながら、更に、目やにを口金吐出孔から吹き飛ばし、口金吐出孔近傍への目やにの付着・堆積が防止できることで、目やにの製品への混入が無く、目やに混入による製品の商品価値低下を防ぐことができるという効果が得られる。
又、気体の風量を1つの口金吐出孔当たり、3〜50L.Normal/min、風速を口金吐出孔に対して3〜100m/s、気体温度を、20℃〜420℃にすることで、口金吐出孔の目詰まりやストランド切れを引き起こすことなく、目やにの製品への混入も防止できる。但し、気体温度を上げるほど、作業性が悪くなる為、特に好ましくは20℃(常温)〜200℃の温度範囲、気体の風量は、1つの口金吐出孔当たり、3〜30L.Normal/min、風速は口金吐出孔に対して、3〜30m/sの範囲にすると作業性も良く、目やにの製品への混入が防止でき、目やにの混入による、製品の商品価値低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による樹脂組成物の押出装置を示す断面構成図である。
【図2】 図1の要部の拡大断面図である。
【図3】 本発明の押出装置における、口金吐出孔(1個)周辺に設けられる気体吹出口の形状を、模式的に表した図である。
【図4】 本発明の押出装置における、口金吐出孔(1個)周辺に設けられる気体吹出口の形状を、模式的に表した図である。
【図5】 本発明の押出装置における、口金吐出孔(1個)周辺に設けられる気体吹出口の形状を、模式的に表した図である。
【図6】 本発明の押出装置における、口金吐出孔(1個)周辺に設けられる気体吹出口の形状を、模式的に表した図である。
【符号の説明】
1 シリンダ
2A 気体加熱用媒体
2、2a ヒータ
3 中心内孔
4 スクリュ
5 ダイホルダ
7 口金吐出孔
8 口金
9 樹脂流路
10 カバー体
11 気体吹出口
12 最終気体室
13 気体通路絞り
14 気体室
15 弁
16 気体通路
18 気体通路遮断弁
19 圧縮気体貯蔵室
20 逆止弁
21 保持枠体
22 安全弁
23 逆止弁
24 高圧圧縮気体製造器
25 間欠高圧気体
100 押出装置(樹脂組成物製造装置)
101 樹脂組成物[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a resin composition extrusion method and apparatus, and in particular, in a resin-based material manufacturing process, in a manufacturing process of a molten resin and a resin composition containing various fillers and additives, an extruder and a kneading machine. Foreign materials (before deterioration or discoloration due to heat or oxidation, and the state called the eye) are immediately transferred to the molten resin from the nozzle discharge hole used in the discharge unit of a spinning machine such as a spinning machine, monofila, or superposition can. Or, it relates to a novel improvement for intermittently removing and blowing off.
[0002]
[Prior art]
Generally, in order to produce a resin material for pelletization, a polymer is polymerized from monomers in a polymerization can, or a polymer and various fillers / additives are blended and kneaded in an extruder or a kneader. A method of extruding, cutting, and pelletizing a molten resin composition from a die having discharge holes of a predetermined size is used.
The base used in such a method is made of metal and ceramics, or a combination of the above (metal base body with ceramic chip-like nozzle built-in type), and each discharge hole surface. A base that has been subjected to processing such as plating, and ceramics are used for processing the surface of the discharge hole having one or a plurality of discharge holes, and there are surface coatings such as plating. And JP-A-5-077305, JP-A-6-335950, JP-A-7-186237, JP-A-7-186239, and JP-A-7-256728. As chrome plating, JP-A-5-024097 and JP-A-7-314526, and as other plating, JP-A-63-237923, JP-A-9-099468, JP-A-9-187856. Japanese Laid-Open Patent Publication No. 56-095637, Japanese Laid-Open Patent Publication No. 58-012743, and Japanese Laid-Open Patent Publication No. 5-220812 have been proposed as the fluorine-based coating.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Since the conventional manufacturing process of the resin-based material is configured as described above, the following problems exist.
That is, when the die used in the molten resin-based material discharge portion of the extruder, kneader, spinning device, polymerization can, etc. is continuously discharging the resin-based material, the vicinity of the die discharge hole outlet Foreign matter adheres to the surface, and over time, it deteriorates and discolors due to heat and oxidation.
The deteriorated and discolored foreign matter (hereinafter referred to as “eyes”) is a sublimate of residual monomers and oligomers contained in the resin, a volatile condensate of various additives, strength Or a filler such as glass fiber used for the purpose of improving dimensional accuracy, or the resin itself or a mixture thereof (resin composition).
In addition, these also repeatedly adhere to the base discharge holes little by little, and the molten resin surface that accumulates in a deteriorated and discolored state over time due to heat and oxidation applied to the base and sometimes discharges. The eyes (deteriorated and discolored foreign matter) adhere to the eyes and the appearance of the product is impaired. Further, the eyes and the lump further grown in the vicinity of the die discharge hole during continuous operation eventually fall off the die and adhere to the continuously discharged resin composition.
When the resin-based material with such eyes and eyes adhered is pelletized as it is and commercialized, when it is made into a molded product by a method such as injection molding, the discolored eyes and eyes appear on the surface of the molded product, There have been problems such as loss of product quality, including the appearance of the product, resulting in a significant reduction in product value. Conventionally, such prevention of mixing into the product in the eye has taken methods such as periodic cleaning of the base discharge surface, scraping off the strand before pelletizing, sorting and removing the eye mixed in the product, The work is extremely difficult, and it cannot be said that the removal rate is low or the time required for sorting is enormous. Thus, the resin material manufacturer has been eager to solve the problem.
[0004]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and in particular, in the process of manufacturing a resin composition containing a molten resin and various fillers and additives in the process of manufacturing a resin material, Immediately or intermittently removes the foreign matter generated near the nozzle discharge holes used in the discharge parts of extruders, kneaders, spinning devices, polymerization cans, etc., and adheres to the molten resin continuously or intermittently with gas And it aims at providing the extrusion method of the resin composition made to blow away.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The method for extruding a resin composition according to the present invention is a method for extruding a molten resin from a die discharge hole of a die provided in a die holder at a tip of a cylinder of an extrusion apparatus, wherein the molten resin is In the extrusion method of the resin composition for discharging gas to the gas outlet located on the outer periphery of the die discharge hole via the gas passage passing through the inside of the cover body of the die holder when discharging from the die discharge hole , Rutotomoni provided compressed gas storage chamber always a gas flow supply unit having a check valve on the side, has a gas passage shutoff valve provided between said compressed gas storage chamber and the gas outlet, the non-return The compressed gas from the compressed gas storage chamber is intermittently opened and closed by opening and closing the gas passage shut-off valve in a state where the gas from the constant gas flow supply unit is supplied to the gas outlet through a valve. In this method, the resin composition extrusion apparatus according to the present invention joins with the gas as a deficient high-pressure gas and is exhausted to the gas outlet, and the die of the die provided at the die holder at the tip of the cylinder of the extrusion apparatus In a resin composition extrusion apparatus configured to extrude a molten resin from a discharge hole, when the molten resin is discharged from the base discharge hole, an outer periphery of the base discharge hole via a gas passage passing through the inside of the cover body of the die holder with the extrusion apparatus of the resin composition for discharging the gas to the gas outlet port located, provided a compressed gas storage chamber always a gas flow supply unit that having a check valve on the upstream side of the gas passage, the compressed gas In the state which has the gas passage cutoff valve provided between the storage room and the gas outlet, and supplies the gas from the regular gas flow supply part to the gas outlet via the check valve , Compressed gas from the compressed gas storage chamber by opening and closing the serial gas passage shutoff valve is a structure in which to be merges with the gas as intermittent intermittent high pressure gas discharge to the gas outlet.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of a method and an apparatus for extruding a resin composition according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a cross-sectional configuration diagram illustrating the entire extrusion apparatus 100 (that is, a resin composition manufacturing apparatus having a
1 is a cylinder of the extrusion apparatus 100. A heater (heating medium) 2 is disposed around the outer periphery of the
[0007]
A die 8 having a die discharge hole 7 (one or a plurality of cases) is provided at the tip of the die
A
[0008]
A gas chamber 14 for guiding gas is provided at the outer peripheral position of the heater (heating medium) 2 a on the outer periphery of the
[0009]
In the final gas chamber 12, for example, a
[0010]
The gas in the gas chamber 14 is configured to be heated by the heater (heating medium) 2a, and a check valve is provided on the upstream side of the gas chamber 14 so that the gas is always supplied only in the inflow direction. A compressed
The compressed
The compressed
[0011]
Accordingly, when the gas passage shut-off valve 18 is closed and the gas is supplied to the gas chamber 14 via the check valve 20, the gas is heated by the
[0012]
The taper angle (inflow angle) of the opening of the
Therefore, the extrusion method and apparatus of the resin composition in the present invention is such that when the resin composition 101 made of molten resin is discharged from the
Further, in some cases, the compressed compressed gas can be blown intermittently at high pressure to join together, thereby blowing the eyes of the molten resin generated in the
In addition, the above-mentioned “resin composition 101” in the present invention is a resin (single resin) used for molding such as injection molding or extrusion molding, a resin and other resin composition (resin alloy), these single resins or It is a generic term that includes a composition in which a reinforced resin, a filler, an additive and the like are added to a resin alloy.
The above-mentioned “extrusion apparatus 100” is a general term for a resin composition production apparatus including a kneading / extrusion apparatus having a single screw, a biaxial or more multi-screw extrusion screw, a polymerization can, and the like. Further, the “
[0013]
In the present invention, the “heated gas” refers to the gas chamber 14 and the compressed gas storage chamber 19 (cylinder-shaped pressure vessel) provided inside or outside the
[0014]
Moreover, it is preferable that the
[0015]
As the wind speed, it is usually preferable to blow a gas having a wind speed of 3 to 100 m / s against the
Here, there is no particular limitation on the spraying time and the resting time at the time of gas spraying as long as the eyes are deposited and peeled off and are not mixed into the product. Furthermore, since the gas is instantaneously blown onto the
The amount of air blown is 3 to 50 L. per
[0016]
Next, the operation will be described. First, in the production process of the resin composition 101, an eye is generated near the outlet of the
Therefore, the atmosphere of the nozzle discharge holes 7 containing a large amount of sublimates, volatile components, fillers, and the like is 3 to 50 L. per
[0017]
Further, as in the case of glass fiber reinforced grade, the gas passage block located near the outlet of the compressed
Furthermore, as the gas used here, a gas having a temperature of 20 ° C. (normal temperature) to 420 ° C., more preferably 20 ° C. (normal temperature) to 350 ° C., and particularly preferably 20 ° C. (normal temperature) to 200 ° C. is used. As a result, the above effects can be sufficiently exhibited, and operation problems such as clogging of the nozzle discharge holes 7 and strand breakage due to cooling of the nozzle discharge holes 7 can be prevented.
[0018]
Depending on the required gas temperature, a gas heating medium 2A such as an electric heater is also used as the gas, but the inside of the
Accordingly, the high-pressure gas supplied from the outside is continuously heated by the
[0019]
Examples 1-5
In a twin-screw extruder, nylon 6:70 parts by weight and glass fiber (E glass chopped strand): 30 parts by weight were melt-kneaded and extruded to form strands, which were cut and pelletized. A gas blowing nozzle having a fine hole provided with a gas outlet having a ring-like slit shape with a discharge hole diameter of 4.5 mm and a discharge hole number of 55 as a base of the discharge part so that gas can be blown to each discharge hole. Arranged. Air was used as the gas, and a commercially available hot air generator was used as the heater.
In the eyes, the contamination of the product was measured by weight.
The results are as shown in Table 1 of Table 1 below.
[0020]
[Table 1]
[0021]
【The invention's effect】
Since the method and apparatus for extruding the resin composition according to the present invention are configured as described above, the following effects can be obtained.
That is, in the manufacturing process of the resin composition, in the base used in the discharge part of an extruder, a kneader, a polymerization can, etc., a structure in which a gas heated in advance to the base discharge hole is blown over the entire discharge part, Before it becomes a state, it is renewed by continuously adhering foreign matter to the molten resin, and further, the eye and the eye can be blown off from the mouth discharge hole to prevent adhesion and accumulation on the eye near the mouth discharge hole. There is no mixing in the product, and the effect of preventing a reduction in the product value of the product due to mixing in the eyes can be obtained.
Further, the gas flow rate is 3 to 50 L. per nozzle discharge hole. Normal / min, 3 to 100 m / s of wind speed with respect to the nozzle discharge hole, and gas temperature of 20 ° C. to 420 ° C., so that the nozzle discharge hole is not clogged and strand breakage is achieved. Can also be prevented. However, since the workability deteriorates as the gas temperature is raised, the temperature range of 20 ° C. (normal temperature) to 200 ° C. is particularly preferable, and the gas flow rate is 3 to 30 L. per nozzle discharge hole. Normal / min, wind speed in the range of 3 to 30 m / s with respect to the nozzle discharge hole, workability is good, and it is possible to prevent the product from entering the eye and prevent the product value of the product from being reduced due to the eye. Can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional configuration diagram showing an apparatus for extruding a resin composition according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view of a main part of FIG.
FIG. 3 is a diagram schematically showing the shape of a gas outlet provided around a die discharge hole (one piece) in the extrusion apparatus of the present invention.
FIG. 4 is a diagram schematically showing the shape of a gas outlet provided around the mouthpiece discharge hole (one piece) in the extrusion apparatus of the present invention.
FIG. 5 is a diagram schematically showing the shape of a gas outlet provided around a die discharge hole (one piece) in the extrusion apparatus of the present invention.
FIG. 6 is a diagram schematically showing the shape of a gas outlet provided around the die discharge hole (one piece) in the extrusion apparatus of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
101 Resin composition
Claims (2)
前記気体通路(16)の上流側に逆止弁 (20) を有する常時気体流れ供給部 (20A) と圧縮気体貯蔵室(19)を設けると共に、前記圧縮気体貯蔵室(19)と前記気体吹出口(11)との間に設けられた気体通路遮断弁(18)を有し、前記逆止弁 (20) を介して前記常時気体流れ供給部 (20A) からの気体を前記気体吹出口 (11) へ供給している状態で、前記気体通路遮断弁 (18) を開閉することにより前記圧縮気体貯蔵室 (19) からの圧縮気体が間欠的に間欠高圧気体 (25) として前記気体と合流して前記気体吹出口 (11) へ排気されることを特徴とする樹脂組成物の押出方法。 In the extrusion method of the resin composition, the molten resin is extruded from the die discharge hole (7) of the die (8) provided in the die holder (5) at the tip of the cylinder (1) of the extrusion device (100). When the molten resin is discharged from the die discharge hole (7) , the gas blower located on the outer periphery of the die discharge hole (7) through the gas passage (16) passing through the inside of the cover body (10) of the die holder (5). In the extrusion method of the resin composition for discharging gas to the outlet (11) ,
The constant gas flow supply unit and (20A) compressed gas storage chamber (19) is provided Rutotomoni, the compressed gas storage chamber (19) gas having a check valve (20) upstream of the gas passage (16) A gas passage shutoff valve (18) provided between the air outlet (11) and the gas from the constant gas flow supply section (20A) through the check valve (20) In the state of being supplied to (11) , by opening and closing the gas passage shut-off valve (18) , the compressed gas from the compressed gas storage chamber (19) intermittently becomes the high-pressure gas (25) as the gas and A method for extruding a resin composition, characterized by joining and exhausting to the gas outlet (11) .
前記気体通路The gas passage (16)(16) の上流側に逆止弁Check valve upstream of (20)(20) を有する常時気体流れ供給部Continuous gas flow supply unit with (20A)(20A) と圧縮気体貯蔵室And compressed gas storage chamber (19)(19) を設けると共に、前記圧縮気体貯蔵室And the compressed gas storage chamber (19)(19) と前記気体吹出口And the gas outlet (11)(11) との間に設けられた気体通路遮断弁Gas passage shut-off valve provided between (18)(18) を有し、前記逆止弁The check valve (20)(20) を介して前記常時気体流れ供給部Through the continuous gas flow supply unit (20A)(20A) からの気体を前記気体吹出口Gas from the gas outlet (11)(11) へ供給している状態で、前記気体通路遮断弁In the state of supplying to the gas passage shut-off valve (18)(18) を開閉することにより前記圧縮気体貯蔵室The compressed gas storage chamber by opening and closing (19)(19) からの圧縮気体が間欠的に間欠高圧気体Compressed gas from intermittently intermittent high pressure gas (25)(twenty five) として前記気体と合流して前記気体吹出口As the gas outlet (11)(11) へ排気されるように構成したことを特徴とする樹脂組成物の押出装置。An apparatus for extruding a resin composition, wherein the apparatus is configured to be exhausted.
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