JP3678656B2 - インタフェース回路、論理回路検証方法、論理装置、情報処理装置 - Google Patents

インタフェース回路、論理回路検証方法、論理装置、情報処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインタフェース回路に関し、特にインタフェース回路の論理検証を容易にするための制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシミュレーション高速化あるいは効率化方式は、例えば特開平11−96196号公報「回路変換方法及び回路設計支援装置」、特開平10−149385号公報「論理回路のシミュレーション装置及びそのシミュレーション方法」で開示されているようにシミュレーションの対象である論理回路の出力動作タイミングを変更することなく、データ転送回数を減少させるために論理回路を変換する手段や特定の組み合わせ回路を抽出してレジスタを削減しレジスタの割り付け位置を変更する手段、あるいは、クロック信号の簡略化、レジスタ信号の変数変換等を指定したりしてシミュレーションの高速化を図っていた。
【0003】
従来から用いられていた大規模回路のシミュレーション手法としてイベントドリブン方式とサイクルベース方式などが挙げられる。イベントドリブン法とは、ある時刻である素子の入力に変化があれば、次の時刻でその素子の論理演算を行い、変化がなければ何も行わない手法である。信号の値の変化(イベント)を検出して、順次信号値を伝搬させていき、全ての信号に変化が無くなった時に初めて、時刻の更新を行う。
【0004】
サイクルベース方式は、あらかじめシミュレーションモデルの処理に依存関係を静的に解析し、イベントドリブン方式でシミュレーションした場合とクロックの区切りで結果が一致するようにプロセス等の実行順序を決定して、1クロック毎に回路全体を決められた回数だけ評価する。サイクルベース方式のシミュレーションはタイミングを検証するために用いられるのではなく、機能の確認に目的を絞って高速に検証を行うために用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
例えば特開平11−96196号公報「回路変換方法及び回路設計支援装置」、特開平10−149385号公報「論理回路のシミュレーション装置及びそのシミュレーション方法」で開示されている上述の手段は、LSI等の設計対象ハードウェアの大規模化に伴って、シミュレーション高速化のため何れも特定回路の抽出行程や判定する要素が必要であり、そのプロセスに多大な設計工数を要する。また、ハードウェアモデルと異なる論理回路とは異なる回路を生成してシミュレートを実施することからその正当性を検証するためのデバッグに要す時間が発生する問題がある。
【0006】
サイクルベース方式は、クロック信号以外の信号の代入予約記述に書かれた遅延を許さないか、無視されることが多い。サイクルベース方式のシミュレーションは、イベントドリブン方式に較べて高速化することが可能であるが、装置あるはLSI内の動作サイクルと装置間またはLSI間の動作サイクル異なる構成においては、動作サイクルが遅いものに依存してシミュレーション時間がかかる。このことにより、例えば接続先の装置あるいはLSIの内部論理を検証するまでにシミュレーション時間を要することから、LSI内部論理の競合評価等が効率良く実施できない。
【0007】
本発明の目的は、本来の動作とは別に効率と高速化のための動作サイクル制御機構、例えば、nクロックで動作するインタフェースを4分の1の1/4nクロックで動作させる機構を用意し、この高速化機能を使用して論理検証または実機の評価を実施する場合には特定命令によりモードフラグを設定してデファイナ信号の制御を切り換えることにより高速転送を実施して論理検証または実機の評価を行い、また、実動作環境において、例えば装置間が数メートから数十メートルあるいはそれ以上のケーブルで接続される場合、上述した動作サイクル切り換え機構により動作可能なモードに設定し、パルスジェネレータ等の外部装置を用いて直接信号を入力し接続先装置の論理回路を高速かつ効率的に評価することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明第一のインタフェース回路は、シリアルバスからの命令とデータを入力する入力部と、前記シリアルバスへ前記命令の応答を出力する出力部から構成されるインタフェース回路であって、前記入力部と前記出力部はそれぞれ、インタフェース回路の動作サイクル高速モードあるいは通常モードに設定するためのモードフラグと、前記モードフラグの状態を判定するための判定手段と、上記モードフラグの状態によりデファイナクロックを切り換える手段と、前記デファイナクロックにより前記インタフェース回路の入出力信号を制御する手段と、前記命令をデコードする命令デコード回路と、転送回数を計数するカウンタと、前記カウンタの値へ1を加算する加算器と、前記データをビットシフトするシフトレジスタと、転送回数を保持する転送回数保持部と前記転送回数保持部と前記カウンタの値を比較する比較回路をから構成される動作サイクル制御機構を有する。
【0011】
本発明の論理装置は、本発明第のインタフェース回路と前記インタフェース回路からの命令を実行する内部論理回路を有する。
【0012】
本発明の情報処理装置は、本発明第のインタフェース回路をそれぞれが有する中央処理装置と入出力装置と記憶装置を相互に接続した。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、本発明の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。図1は、本発明実施の形態の動作サイクル制御機構9を有するインタフェース回路10を用いて相互に接続した論理装置1の構成と論理装置1のHDL記述のシミュレータ2へ入力を示すブロック図である。図1を参照すると、動作サイクル制御機構9を具備する装置A3と、それぞれ異なるクロックで動作し上記装置A3と同様に動作サイクル制御機構9を有するインタフェース回路10を具備するLSIA46、LSIB47、LSIC48から構成される装置B4と、装置A3と同様に動作サイクル制御機構9を有するインタフェース回路10を具備する複数のLSID51とLSIE52から構成される他接続装置5から構成され、それぞれ装置A3,装置B4,他接続装置5は装置B4と接続する装置間は同一あるいは異なる動作サイクルでデータ転送が行われる。動作サイクル制御機構9の具体的な機構は、図2と3を用いて説明する。
【0015】
それぞれ装置A3,装置B4,他接続装置5およびLSIA46、lSIB47、LSIC48、LSID51とLSIE52には全装置基本クロックと異種クロックが供給され、更に各装置あるいはLSI内部の保持あるいは格納するタイミングを規定するデファイナ信号により動作する。また、上記装置間のインタフェースの動作サイクルは、上記装置あるいは装置内の動作サイクルより同一あるいは遅い周波数で制御され動作する。
【0016】
上記の各装置の論理回路における論理検証を実施するため装置A3,装置B4,他接続装置5の論理回路のハードウェア記述言語(例えば、HDL 、Hardware description Language)で記述されたものより論理検証モデル1を作成し、上記論理検証モデルの動作検証をするためのシミュレータ2より動作検証を実施する。ハードウェア記述言語には、例えば、HDL(Hardware description Language)等を用いる。
【0017】
次に図2を参照し、上記動作サイクル制御機構9を含むインタフェース回路10に関して説明する。図2は、本発明実施の形態のインタフェース回路10の構成を示すブロック図である。図1における装置A3と装置B4あるいは装置B4と他接続装置5を接続するインタフェース回路10は次の要素から構成される。
【0018】
各装置間の入出力を制御する命令ストローブ、命令コード、シリアルバス使用要求信号を含む制御線102,制御線104、上記制御線102、制御線104に付随するアドレス、送信先コード、およびデータを転送するシリアルバス101、接続される装置の出力を制御線102と信号線103を介して受信する入力部12、入力部12で受信したコマンドコードをデコードする命令デコード回路14、信号線106を介して入力部12より送出される信号と信号線108を介して命令デコード回路14より出力される信号線109より、接続先の装置から送信される命令の転送回数を保持する転送回数保持部15、命令デコード回路14より信号線110を介し受信した各命令に応じて転送回数を計数し転送終了時にリセットされるカウンタ16、カウンタ16の値をカウントアップする加算回路17を有する。カウントアップの際に信号線112によりカウンタ16へ書き込まれる。
【0019】
また、信号線107を介して送信される命令コードおよび信号線108を介して送出されるアドレス(A)、送出先コード(C)、データ(D)をカウンタ16の値によりビットシフトしながら格納するシフトレジスタ19、信号線111を介して送出される転送回数保持部15の出力と信号線113を介して送信される値を比較する比較回路18を有する。比較回路18は転送回数保持部15とカウンタ16の値を比較し一致した場合は“1”を出力し、一致しない場合は“0”を出力する。比較回路18で“1”を出力した場合は、接続先の装置あるいはLSIが送出した命令を受信側の装置あるいはLSIが全データである命令コード、アドレス、送出先コード、データを受信完了とみなし、信号線114を介して受信した命令のストローブ信号を送信すると同時にシフトレジスタ19に格納された命令コード、アドレス、送信先コード、データを信号線115により内部論理回路11に送信する。
【0020】
さらに、判定回路22は、比較回路18の出力が“1”でかつシフトレジスタ19に格納された情報を判定し、左記出力は信号線116を介してよりモードフラグ21に設定される。モードフラグ21に設定された値は信号線117を介してデファイナ切り換え回路20に送信され、デファイナ切り換え回路20は信号線119を介して送信されるデファイナ信号を切り換える。デファイナ切り換え回路20の出力は信号線118を介して、動作サイクル制御機構9内の転送回数保持部15、カウンタ16、シフトレジスタ19、モードフラグ21、および入力部12に配信され制御する。
【0021】
出力部13は、入力部12より送信される信号を制御する動作サイクル制御機構9を具備しており、信号線120を介して送信されるスタート信号と信号線121を介して送信される命令コード、アドレス、送出先コード、データを受信し、信号線119を介して配信されるデファイナ信号を動作サイクル制御機構9内のデファイナ切り換え回路20により切り換えられ接続先への出力が制御される。出力処理部13の出力は、制御線104を介して命令ストローブ、命令コード、シリアルバス使用要求信号を含む信号を送信し、信号線105を介してシリアルバス101に接続し、各装置間あるいはLSI間で各々の命令が処理される。
【0022】
内部論理回路11は、格納部、論理算術機能部等を具備しており各命令処理を行う。
【0023】
図3は、本発明実施の形態のインタフェース回路10が有するデファイナ切り替え回路20の構成を示すブロック図である。デファイナ切り換え回路20は、信号線119を介して送信されるデファイナ信号をフリップフロップ30からフリップフロップ31へ、さらにフリップフロップ32に順次格納し、上記出力の各々と論理和回路33、論理和回路34および論理和回路35により論理和をとる。上記各々のフリップフロップ30からフリップフロップ31へ、さらにフリップフロップ32の出力および論理和回路33、論理和回路34および論理和回路35の出力は、信号線117を介して送信されるモードフラグ21の設定値によりデファイナ信号がセレクタ36により選択され、信号線118を介して動作サイクル制御機構9内の転送回数保持部15、カウンタ16、シフトレジスタ19、モードフラグ21、および入力部12に配信され制御する。
【0024】
次に図4を参照して装置間で転送される命令の一例を示す。図4は、本発明実施の形態のインタフェース回路10により転送される命令の例を示す図である。装置A3、装置B4、他接続装置5間では複数の命令が送受信されるが、ここでは8バイトライト命令実行時の転送サイクルに関して説明する。phase(相)は、各命令毎のデータ長により可変であり、装置間のインタフェースを占有する個々のサイクルの相を示す。ここでは、8バイトライト命令を一例としているため、計80phaseを要してデータ転送が実施される。16バイト命令では144,64バイトライト命令では528phaseを要する。
【0025】
Strobeは、シリアルバス使用要求が許可され、命令の有効信号を示し各命令の先頭Phaseに同期して”1”となる。尚、図中では明記していないが、Strobe信号が”1”のPhaseで命令コード(ここでは、8バイト命令のコード)が接続元の装置から送信される。Dataは、シリアルバス101を介して送信される8ビットの送信先コードC(0)からC(8)、8ビット幅のアドレスA(0)からA(8)、8バイト幅のデータD(0)からD(64)をビットシリアルに転送するケースでの転送サイクル毎の相を示している。
【0026】
次に、図5および図6を参照して装置間あるいはLSI間で実行される8バイトライト命令実行時の動作を説明する。図5は、本発明実施の形態のインタフェース回路10により転送される8バイトライト命令通常動作時のタイミングチャートを示す図である。ここでは、上述したことと同様に図3における装置A3と装置B4のLSIA46に関して説明する。装置A3の内部論理回路11およびLSIA46の内部回路はCLK1で動作するものとする。通常の装置A3とLSIA46間はCLK1の4分の1サイクルで動作すものとする。
【0027】
図5は、動作サイクル制御機構9のモードフラグ21にall”0”が設定される通常動作時のケースであり、装置およびLSIA46に取り込まれたデファイナ信号(DEF_OUT)が直接対応する回路に配信される。通常動作時は、T00=1,T04=1,T08=1の様に4Tに1回のサイクルで”1”となる。1TはCLK1の1クロック分を示す。STB1は、シリアルバス要求が許可され送信元の装置が命令を送信する有効信号である。この信号は、インタフェース仕様に準拠して4T間”1”となる。STB2は送信先で受信したストローブ信号でありT01〜T04で”1”となる。同時に命令コードが送信元の装置より送信される。CNTは、図1のカウンタ16に格納される値であり、各命令の図4におけるPhaseの値を示し、送信される転送回数に応じて加算回路17によりカウントアップする。
【0028】
DATA1は、送信元の装置がシリアルバス101を介して送出される送信先コード(C)、アドレス(A)、データ(D)である。DATA2は、受信側の装置が転送サイクルに従って順次データを受信しているものである。D63は8バイトライト命令のデータの最終ビットであり、受信側の装置はT321で全データを受信することとなる。STB3は、内部論理回路11に8バイト命令を出力するストローブ信号であり、カウンタ16と転送回数保持部15の値が一致したT321に”1”となる。同時にシフトレジスタ19に格納された送出先コード(C)、アドレス(A)、データ(D)が内部論理回路11に送信され各々の命令毎に処理される。つまり、通常動作時は321Tを要して8バイト命令が受信され処理される。
【0029】
次に動作サイクル制御機構9によりデータ高速化したケースを説明する。このケースは、動作検証を高速化する場合のみ使用するものである。実際の装置間では高速化モードは実行されないことから、前処理としてインタフェース仕様上でリザーブコードあるいは使用されていないアドレスにデファイナを切り換えるための命令を割り付ける。ここでは、アドレス=FF(hex)に割り当てることとする。初期動作は上述した動作と同様とであり4分の1Tのサイクルで転送され、受信した命令を判定回路22により、モードフラグ21をall”0”以外の高速モードに設定する。この場合、LSI内の内部論理回路11では上記命令(アドレス=FF(hex))を無効とする。装置元では既に設定が完了していることからモードフラグ21に設定された値に応じてデファイナ切り換え回路20により切り換えられ、その出力(DEF_OUT)により制御された動作がシミュレートされる。
【0030】
図6は、本発明実施の形態のインタフェース回路10により転送される8バイトライト命令高速モード動作時のタイミングチャートを示す図である。デファイナ(DEF_OUT)は、”1”のままレベル信号となる。よって、CLK1と同期して発行元より送信される命令が処理される。T01でPhase1の情報が受信され、T80で8バイト命令の全情報を受信し、T81より内部論理回路11で各命令の処理が実施される。
【0031】
高速モードにすることにより、321Tを要していたものが80Tに短縮されることから論理検証を効率的に実施することが可能であり、装置あるいはLSI内の内部論理回路11を通常時より短い時間で検証することが可能となる。高速モードにするための命令を既存のテストベクトルに追加するものであり、論理設計者の負担は殆どない。また、高速モードを実際のHWコーディングでインプリメントするが、LSI全体のHWボリュームからすると極めて少量であり問題とならない。また、従来の特定機能の抽出工程や論理回路変換工程が不要となり、左記工程に対するデバッグ作業がないことから高速かつ効率的な論理検証が実現可能である。本実施例では装置A3と装置B4ないのLSIA46に関して一例をあげたが、他の装置間に関しても上述した機構を具備して論理検証を実施することにより装置全体の論理検証の高速化と効率化を実現するものである。
【0032】
図7は、本発明実施の形態の動作サイクル制御機構9を有する論理装置1の外部装置60を使用した評価時の構成を示すブロック図である。図3の装置A3と装置B4が実動作環境において、例えば装置間が数メートから数十メートルあるいはそれ以上のケーブルで接続される場合、図3の装置A3の代わりにパルスジェネレータ等の外部装置60を使用し、上述した動作サイクル制御機構9により動作可能なデファイナ出力に切り換え、装置B4内のLSIおよび装置B4に接続される他装置の論理回路の動作検証を行う。
【0033】
つまり、装置間が数メートから数十メートあるいはそれ以上のケーブル接続され、データ転送に時間がかかるインタフェースにおいても、直接上記外部デバイス装置より信号の入力が可能となることから装置A3と直接接続をしなくても装置自体の論理回路における動作検証が可能となり効率的な評価が可能となる。よって、早期に品質を向上できると同時に短期開発が可能となる。
【0034】
図8は、本発明実施の形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。中央処理装置901、記憶装置902、入出力装置903それぞれがシリアルバス101により接続されており相互にデータ、命令の転送を行い処理を実行する。
【0035】
【発明の効果】
本発明の効果は、装置あるいはLSI間のインタフェースの信号線を変更することなく、比較的少量のHWで動作サイクルを制御する機構を付加することにより、接続先の装置あるいはLSI内部の論理検証を加速させ、論理検証時間を大幅に短縮する。
【0036】
また、異なる動作クロックで動作する装置間あるいはLSI間においても上述した機構を具備することにより容易にデファイナ信号を切り換え、最大限のデータ転送を実現することから高速かつ効率的な論理検証が可能となる。また、実動作環境において、例えば装置間が数メートから数十メートルあるいはそれ以上のケーブルで接続される場合、上述した動作サイクル切り換え機構により高速動作モードに設定し、外部装置(パルスジェネレータ)等を用いて直接信号を入力し接続先装置の論理回路を高速かつ効率的に評価が可能となる。
【0037】
上述の通り、本発明を実施することにより高速かつ効率的な論理回路の検証を実現し、論理回路の検証を加速させることから短期間で装置あるいはLSIの品質を向上することが可能であり、装置開発TATが短縮できる効果がある。つまり、装置あるいはLSI設計において、シミュレーションによる論理回路検証および開発後の実動作環境での論理検証回路検証を高速かつ効率的に実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の動作サイクル制御機構9を有するインタフェース回路10を用いて相互に接続した論理装置1の構成と論理装置1のHDL記述のシミュレータ2へ入力を示すブロック図である。
【図2】本発明実施の形態のインタフェース回路10の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明実施の形態のインタフェース回路10が有するデファイナ切り替え回路20の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明実施の形態のインタフェース回路10により転送される命令の例を示す図である。
【図5】本発明実施の形態のインタフェース回路10により転送される8バイトライト命令通常動作時のタイミングチャートを示す図である。
【図6】本発明実施の形態のインタフェース回路10により転送される8バイトライト命令高速モード動作時のタイミングチャートを示す図である。
【図7】本発明実施の形態の動作サイクル制御機構9を有する論理装置1の外部装置を使用した評価時の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明実施の形態の情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 論理装置
2 シミュレータ
3 装置A
4 装置B
5 他接続装置
9 動作サイクル制御機構
10 インタフェース回路
11 内部論理回路
12 入力部
13 出力部
14 命令デコード回路
15 転送回数保持部
16 カウンタ
17 加算回路
18 比較回路
19 シフトレジスタ
20 デファイナ切り替え回路
21 モードフラグ
22 判定回路
30 フリップフロップ
31 フリップフロップ
32 フリップフロップ
33 論理和回路
34 論理和回路
35 論理和回路
36 セレクタ
46 LSIA
47 LSIB
48 LSIC
51 LSID
52 LSIE
60 外部装置
101 シリアルバス
102 制御線
103 信号線
104 制御線
105 信号線
106 信号線
107 信号線
108 信号線
109 信号線
110 信号線
111 信号線
112 信号線
113 信号線
114 信号線
115 信号線
116 信号線
117 信号線
118 信号線
119 信号線
120 信号線
121 信号線
901 中央処理装置
902 記憶装置
903 入出力装置

Claims (3)

  1. シリアルバスからの命令とデータを入力する入力部と、前記シリアルバスへ前記命令の応答を出力する出力部から構成されるインタフェース回路であって、前記入力部と前記出力部はそれぞれ、インタフェース回路の動作サイクル高速モードあるいは通常モードに設定するためのモードフラグと、前記モードフラグの状態を判定するための判定手段と、上記モードフラグの状態によりデファイナを切り換える手段と、前記デファイナにより前記インタフェース回路の入出力信号を制御する手段と、前記命令をデコードする命令デコード回路と、転送回数を計数するカウンタと、前記カウンタの値へ1を加算する加算器と、前記データをビットシフトするシフトレジスタと、転送回数を保持する転送回数保持部と前記転送回数保持部と前記カウンタの値を比較する比較回路をから構成される動作サイクル制御機構を有することを特徴とするインタフェース回路。
  2. 請求項記載のインタフェース回路と前記インタフェース回路からの命令を実行する内部論理回路を有することを特徴とする論理装置。
  3. 請求項記載のインタフェース回路をそれぞれが有する中央処理装置と入出力装置と記憶装置を相互に接続したことを特徴とする情報処理装置。
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