JP3678585B2 - モータ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラジアルギャップ型のモータ構造に関し、特に詳しくは、小形化・軽量化・低価格化を図ったラジアルギャップ型のモータ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年各種OA機器の高性能化、特に高速度化の進歩は目覚ましいものが有り、これに伴い各種機器は、機能に応じた専用のモータを複数個使用する方式となっている。特に、小形DCモータでは、用途に応じて磁気効率を上げ、コギングトルクを下げ、電磁ノイズの少ない制御性の良いモータが望まれている。この対策として、コアのスロット数(突極数)を多くし、マグネットの磁極数を多くすることで、一つ一つの磁気回路長が短くなり磁気抵抗が下がる為、磁気効率が上がり、更に、コイルを集中巻として巻線効率を上げて対応している。
【0003】
図11は従来から使用されている積層タイプのインナーロータ型ブラシレスDCモータの構成を示しており、図12はその断面を示している。図中、1は引出線を示し、2は軟磁性鋼板を積層して構成したステータ8の突極13にボビン9を上下から挿入し、その上にマグネットワイヤーを巻回して構成したコイルを示す。3はロータ磁石を示し、4はロータ磁石とロータの回転中心となるシャフト5を接続するスリーブを示す。7はフランジで、中央にロータのシャフト5を支える軸受6を配して、ステータ8を両側から挟み込んでいる。尚、ここで突極10の先端はロータ磁石との鎖交磁束を多くする為とボビン(コイル)の保持の為、巻線部分より幅広く構成している。又、ステータ8の積層は、前述と同じ理由により、ロータ磁石3とほぼ同じ長さとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが多スロット化は、スロットの間隔を狭くするため巻線スペースが狭くなり、モータ寸法を大きくしない限り必要量の巻線を納めることが出来なくなっている。又、同一寸法では、必要量の巻線が出来ないため、コストアップとなるが磁気特性の高い永久磁石をロータに採用し所望のモータ特性を得るようにしている。又、従来の積層型ステータの構成では、突極とロータ磁石との対向面積確保の為に、ステータの積厚をロータ磁石の長さとほぼ同じ長さとせざるを得ない為、コイル1ターン当たりの線長が長くなり巻線の効率が悪くなっている。又、ロータ磁石と対向する突極の面は、対向面積確保とコイルの保持を兼ねて幅広となっている為、巻線の作業性も悪くなっている。特にインナーロータ型ではこの傾向が顕著に現れている。これと同時にステータが必要以上に有る為、重くて扱いずらいものとなっている。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、その目的は、ラジアルギャップの円筒型モータにおいて、モータ特性を損うことなく軽量化と多スロット化を図ることが出来るモータ構造を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の一態様によれば、界磁磁石を持ち、回転自在に保持されたロータと、ロータの界磁磁石と対向する突極を持つ固定磁極とからなるモータ構造において、前記固定磁極は、円筒状に形成され、内側上縁に総突極数の半数の上側突極を内側方向に均等の内角度で突出させると共に、内側下縁に総突極数の半数の下側突極を内側方向に均等の内角度でかつ上側突極と上下方向に重ならないように互い違いに突出させた軟磁性体からなる磁束密度調整用ヨークと、前記磁束密度調整用ヨークの上側に配置され、前記上側突極と重ね合わされる内側方向に突出した第1の突極を有する軟磁性体からなるカップ状の上側ステータヨークと、前記磁束密度調整用ヨークの下側に配置され、前記下側突極と重ね合わされる内側方向に突出した第2の突極を有する軟磁性体からなるカップ状の下側ステータヨークと、重ね合わせた前記上側突極および前記第1の突極に巻回される第1の駆動用コイルと、重ね合わせた前記下側突極および前記第2の突極に巻回される第2の駆動用コイルと、を具備してなることを特徴とするモータ構造を提供する。
また、本発明の一態様によれば、前記磁束密度調整用ヨークはシャフト方向に上下2分され、それぞれの磁束密度調整用ヨークは総突極数の半数の放射状で内側方向に突出した前記上側突極または前記下側突極を有し、上下の磁束密度調整用ヨークがそれぞれ有する前記上側突極および前記下側突極が互いに電気的に180度の位相差を生じる位置にずらして形成される。
また、本発明の一態様によれば、前記磁束密度調整用ヨークはシャフト方向に軟磁性電磁鋼板を積層して形成される。
また、本発明の一態様によれば、前記上側突極および前記下側突極は、電磁鋼板を周方向に積層して構成され、駆動用コイルの巻回部分は周方向に重ならないように配置される。
また、本発明の一態様によれば、前記第1の突極は、前記上側ステータヨークの内側面端部から内側方向に突出して配設され、前記第2の突極は、前記下側ステータヨークの内側面端部から内側方向に突出して配設される。
また、本発明の一態様によれば、前記界磁磁石に対向配置され、重ね合わせた前記上側突極および前記第1の突極の先端部に装着される第1の極子板と、前記界磁磁石に対向配置され、重ね合わせた前記下側突極および前記第2の突極の先端部に装着される第2の極子板と、を備える。
また、本発明の一態様によれば、前記第1および第2の極子板の軸方向の長さは、前記界磁磁石の軸方向の長さに略等しい。
また、本発明の一態様によれば、前記上側ステータヨークおよび前記下側ステータヨークの端面に配設され、前記ロータを回転自在に軸承する軸受を装着可能なフランジを備える。
また、本発明の一態様によれば、前記磁束密度調整用ヨークを軟磁性粉入りの高分子材料で構成する。
また、本発明の一態様によれば、前記磁束密度調整用ヨークを焼結金属にて構成する。
また、本発明の一態様によれば、前記上側ステータヨークおよび前記下側ステータヨークを軟磁性粉入りの高分子材料で構成する。
また、本発明の一態様によれば、前記上側ステータヨークおよび前記下側ステータヨークを焼結金属にて構成する。
また、本発明の一態様によれば、前記上側ステータヨーク、前記下側ステータヨーク、前記第1の駆動用コイル、前記第2の駆動用コイルおよび前記極子板をモールド成形にて一体化する。
また、本発明の一態様によれば、前記フランジの片側を高分子材としたインサートモールドにて前記上側ステータヨークおよび前記下側ステータヨークと一体化する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。図1及び図2は何れも本発明の実施形態を示すもので、図1は、その一部を破断して示した側面図であり、図2は同じくその一部を破断して示した上面図である。図中11は引出線を示し、12はマグネットワイヤーをボビン19に巻回して構成した駆動用コイルを示す。駆動用コイル12の端末は、中継板22に接続され、中継板22の中では、各駆動コイル12をデルタ結線するなどその中で必要な結線を行っている。13はロータ磁石を示し、14はロータ磁石13の回転中心となるシャフト15を接続するスリーブを示す。
【0008】
下側のステータヨーク20の端面にはフランジ17が中心にロータのシャフト15を回転自在に支える軸受16を配して固定されている。突極23の先端にはロータ磁石13との鎖交磁束を多く取るための極子板24が配され、突極23と嵌合している。ここでステータヨーク20は、図4に示す様に軟磁性鋼板をカップ状に絞り、その底面に放射状に突極23をモータとして必要とする数の半分だけ構成したものである。又、上側と下側のステータヨーク20の間にある磁束調整用ヨーク21は軟磁性粉を成形して構成されており、図3に示す様に円筒状で、その両端面には夫々これらステータヨーク20の突極23と同数の突極18が放射状に設けられている。これを軸方向から見ると、モータとして必要な突極数となる。また、磁束調整用ヨーク21を開いて見た場合、突極18は千鳥配置となっている。
【0009】
図5は、駆動用のコイル12を巻回したボビン19と該ボビン19の端部に固定された極子板24を示す拡大斜視図である。図5から分かるように、極子板24には突極18,突極23がはまり込む穴があけられ、この穴はボビン19の突極と突極が挿通する穴と連通している。図5では、突極18、と突極23がこの穴に挿通された場合の状態を示している。極子板24の長手方向の長さL1は、ロータを構成するロータ磁石13の長手方向の長さと略々等しい。
【0010】
本発明に係るモータの組立を簡単に説明すると、図1に示すように、磁束調整用ヨーク21を中心としてその上下にそれぞれ上下側のステータヨーク20を重ねる。このとき磁束調整用ヨーク21の突極18と上下のステータヨーク20の突極23とが重なるようにする。その後、コイル12を巻回したボビン19の端部に極子板24を固定したものを、図6に示すように、突極18、突極23が重なった部分に互い違いに挿入固定してゆく。なお、図6は、ステータを展開表示したものである。図13は図6に示されるものと同じ6つの磁極を同じ間隔で配列し、かつ突極を同一面に配置した従来例を示したものである。図6に示すように、本願発明においては、磁束調整用ヨーク21をステータヨーク20の間に配置しており、かつ磁束調整用ヨーク21の内側に設けた突極18を千鳥状に配置することにより各突極を上下方向に互い違いに配置できる。図13に示すように、突極を横一列に設けた従来のものは、ボビン19の横幅W2を突極間のピッチと同じとしなければならないのに対して、図6に示す本発明の実施形態では、ボビン19の横幅W1を各ステータ20の突極23の間隔、すなわち、図13に示す間隔W2の2倍の間隔(W1=2×W2)とすることができる。
【0011】
また、図13に示す従来例のモータ構造では、間隔2の幅でコイルの巻線スペースが決められボビンの縦方向の長さW3が決まってしまうが、図6に示す本発明のものは、W1=W4とすれば突極の縦方向の間隔W4と同じ大きさまで拡大できる。このため、従来のものよりも多くの巻線をボビンに施すことが出来る。そして、各ステータヨーク20の縦方向の長さ、磁束調整用ヨーク21の縦方向の長さを調整すれば、ボビンの縦と横の幅を同じ寸法、すなわち正方形とすることが出来、このボビンに対して、理想的なコイルを巻回する事が出来る。
【0012】
図7及び図8に示す実施の形態は、これまでの実施の態様と異なり、磁束調整用ヨーク25の上下にステータヨークを設けていないものである。この実施の形態では、磁束密度調整用ヨーク25全体を燒結金属あるいは軟磁性粉入りの高分子材で一体成型して構成する。この磁束密度調整用ヨーク25について説明すると、円筒状のヨーク部26を持ち、その上下端内側には、シャフトを軸承する軸受を保持するフランジが嵌合する溝27、28が形成されている。円筒状のヨーク部26の内側の中央C点より上側で、上縁の溝27との中間近辺には内方に延びる突極29、30、31が、総突極数(6極)の半数本だけ均等の内角度で設けられている。図7に示す断面図では、突極29のみが見えている。また、円筒状のヨーク部26の内側の中央C点より下側で、下縁の溝28との中間近辺には内方に延びる突極32、33、34が、総突極数(6極)の半数本だけ均等の内角度で設けられている。図7に示す断面図では、突極32、34の2本が見えている。この実施の形態では、前記の実施の形態と同じようにロータ磁石が設けられるが、重複するので、その詳細は省略する。以上この実施の形態では、磁束密度調整用ヨーク25の上下にステータを一体で構成しているので、構造が簡単となる。
【0013】
図9は、ボビン19に巻回した駆動用コイル12、極子板24を含めた固定子20と磁束密度調整用ヨーク21を一体的にインサートモールドしたものである。したがって図9から明らかなように、形成されていた空間には、インサートされた樹脂29、30、31が満たされる。なお、この実施の形態において、前記の実施の形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0014】
図10は、上記と同じくボビン19に巻回した駆動用コイル12、極子板24を含めた固定子20と磁束密度調整用ヨーク21を一体的にインサートモールドしたのみならず、下側の軸受16を保持するフランジ32をも樹脂にて構成した実施の形態を示すものである。なお、この実施の形態において、前記の実施の形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0015】
次に、図14に示す実施の形態は、図7に示した磁束密度調整用ヨーク25が上部ヨーク25―1と下部ヨーク25―2の2部分にセパレートされている。それぞれの高さl1とl2はそれぞれ等しい。上部ヨーク25―1から内方に突出している突極251と下部ヨーク25―2から内方に突出している突極252はシャフト方向に対して電気角で180度の位相差を生じる位置にずらして設けられている。なお、これらの上部ヨーク25−1と下部ヨーク25−2は軟磁性鋼板をシャフト方向に積層して構成している。このように、磁束密度調整用ヨーク25を上下部分にセパレートする事により、モータの組立が容易になる。
【0016】
さらに、図15に示す実施の形態では、磁束密度調整用ヨーク25の放射状で内側方向に突出する突極253は、電磁鋼板を週方向に積層して構成され、これに巻回される駆動用コイルの巻回部分は週方向に重ならないように配置されている。
【0017】
以上、本発明を上述の実施の形態により説明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が可能であり、これらの変形や応用を本発明の範囲から排除するものではない。
【0018】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明は、界磁磁石を持ち、回転自在に保持されたロータと、ロータの界磁磁石と対向する突極を持つ固定磁極とからなるモータ構造において、円筒状に形成され、内側上縁に総突極数の半数の上側突極を内側方向に均等の内角度で突出させると共に、内側下縁に総突極数の半数の下側突極を内側方向に均等の内角度でかつ上側突極と上下方向に重ならないように突出させた軟磁性体からなる磁束密度調整用ヨークと、上記上側突極と下側突極に巻回された駆動用コイルと、を具備してなることを特徴とするモータ構造を提供し、更に加えて、カップ状に形成され底部には内側方向に突出した突極を持ち、上記磁束密度調整用ヨーク上側に突極を合せて重なる軟磁性体からなる上側ステータヨークと、カップ状に形成され底部には内側方向に突出した突極を持ち、上記磁束密度調整用ヨーク下側に突極を合せて重なる軟磁性体からなる下側ステータヨークと、上記上側突極の重なり部分と下側突極の重なり部分にそれぞれ巻回された駆動用コイルと、を具備してなることを特徴とするモータ構造をも提供し、さらに上記磁束調整用ヨークステータヨークは軟磁性粉入りの高分子材料で構成したり、焼結金属にて構成することができる。そして、ステータ部分は、ヨーク、駆動コイルを含めて一体に樹脂モールド出来、場合によっては、軸受を保持するフランジをもこのモールド成型で形成することもできるモータ構造を提供する事によって、突極のボリュウムを必要最小限の量に出来、多スロット化(多極化)してもコイルスペースが大きく取れ、又、モータ寸法を小径化してもコイルスペースが確保出来るモータ構造となり、モータの軽量化と同時にロータ磁石等モータ構成材料の特性を限界まで引出せることから、高効率のモータを低コストで構成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態を示す一部破断側面図である。
【図2】図2は、本発明の一実施形態を示す一部破断平面図である。
【図3】図3は、磁束密度調整用ヨークの一部破断斜視図である。
【図4】図4は、ステータの斜視図である。
【図5】図5は、コイルを巻回し極子板を取り付けたボビンの斜視図である。
【図6】図6は、本発明のステータの展開図である。
【図7】図7は、発明の別の実施の形態の磁束密度調整用ヨークの断面図である。
【図8】図8は、図7に示す磁束密度調整用ヨークの平面図である。
【図9】図9は、発明の他の実施の形態でモールド成形にて構成したモータの断面図である。
【図10】図10は、モールド成形にて構成した他の実施形態を示す断面図である。
【図11】図11は、従来例の一部破断側面図である。
【図12】図12は、従来例の一部破断正面図である。
【図13】図13は、従来例のステータの展開図である。
【図14】図14は、本発明の他の実施の形態の磁束密度調整用ヨークの一部断面斜視図である。
【図15】図15は、本発明のもう一つ他の実施の形態の磁束密度調整用ヨークの一部断面斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・引出線
2・・・・・コイル
3・・・・・ロータ磁石
4・・・・・スリーブ
5・・・・・シャフト
6・・・・・軸受
7・・・・・フランジ
8・・・・・ステータ
9・・・・・ボビン
10・・・・・突極
11・・・・・引出線
12・・・・・コイル
13・・・・・ロータ磁石
14・・・・・スリーブ
15・・・・・シャフト
16・・・・・軸受
17・・・・・フランジ
18・・・・・突極
19・・・・・ボビン
20・・・・・ステータ
21・・・・・磁束密度調整用ヨーク
22・・・・・中継板
23・・・・・突極
24・・・・・極子板
25・・・・・磁束密度調整用ヨーク
26・・・・・ヨーク部
27・・・・・溝
28・・・・・溝
29・・・・・樹脂
30・・・・・樹脂
31・・・・・樹脂
32上部ヨーク25―1と下部ヨーク25―2フランジ
25―1・・・上部ヨーク
25―2・・・下部ヨーク
251・・・・突極
252・・・・突極
253・・・・突極

Claims (14)

  1. 界磁磁石を持ち、回転自在に保持されたロータと、ロータの界磁磁石と対向する突極を持つ固定磁極とからなるモータ構造において、
    前記固定磁極は、
    円筒状に形成され、内側上縁に総突極数の半数の上側突極を内側方向に均等の内角度で突出させると共に、内側下縁に総突極数の半数の下側突極を内側方向に均等の内角度でかつ上側突極と上下方向に重ならないように互い違いに突出させた軟磁性体からなる磁束密度調整用ヨークと、
    前記磁束密度調整用ヨークの上側に配置され、前記上側突極と重ね合わされる内側方向に突出した第1の突極を有する軟磁性体からなるカップ状の上側ステータヨークと、
    前記磁束密度調整用ヨークの下側に配置され、前記下側突極と重ね合わされる内側方向に突出した第2の突極を有する軟磁性体からなるカップ状の下側ステータヨークと、
    重ね合わせた前記上側突極および前記第1の突極に巻回される第1の駆動用コイルと、
    重ね合わせた前記下側突極および前記第2の突極に巻回される第2の駆動用コイルと、を具備してなることを特徴とするモータ構造。
  2. 前記磁束密度調整用ヨークはシャフト方向に上下2分され、それぞれの磁束密度調整用ヨークは総突極数の半数の放射状で内側方向に突出した前記上側突極または前記下側突極を有し、上下の磁束密度調整用ヨークがそれぞれ有する前記上側突極および前記下側突極が互いに電気的に180度の位相差を生じる位置にずらして形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ構造。
  3. 前記磁束密度調整用ヨークはシャフト方向に軟磁性電磁鋼板を積層して形成されていることを特徴とする請求項2に記載のモータ構造。
  4. 前記上側突極および前記下側突極は、電磁鋼板を方向に積層して構成され、駆動用コイルの巻回部分は方向に重ならないように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ構造。
  5. 前記第1の突極は、前記上側ステータヨークの内側面端部から内側方向に突出して配設され、
    前記第2の突極は、前記下側ステータヨークの内側面端部から内側方向に突出して配設されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のモータ構造。
  6. 前記界磁磁石に対向配置され、重ね合わせた前記上側突極および前記第1の突極の先端部に装着される第1の極子板と、
    前記界磁磁石に対向配置され、重ね合わせた前記下側突極および前記第2の突極の先端部に装着される第2の極子板と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のモータ構造。
  7. 前記第1および第2の極子板の軸方向の長さは、前記界磁磁石の軸方向の長さに略等しいことを特徴とする請求項に記載のモータ構造。
  8. 前記上側ステータヨークおよび前記下側ステータヨークの端面に配設され、前記ロータを回転自在に軸承する軸受を装着可能なフランジを備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のモータ構造。
  9. 前記磁束密度調整用ヨークを軟磁性粉入りの高分子材料で構成したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のモータ構造。
  10. 前記磁束密度調整用ヨークを焼結金属にて構成したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のモータ構造。
  11. 前記上側ステータヨークおよび前記下側ステータヨークを軟磁性粉入りの高分子材料で構成したことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のモータ構造。
  12. 前記上側ステータヨークおよび前記下側ステータヨークを焼結金属にて構成したことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のモータ構造。
  13. 前記上側ステータヨーク、前記下側ステータヨーク、前記第1の駆動用コイル、前記第2の駆動用コイルおよび前記極子板をモールド成形にて一体化したことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のモータ構造。
  14. 前記フランジの片側を高分子材としたインサートモールドにて前記上側ステータヨークおよび前記下側ステータヨークと一体化したことを特徴とする請求項に記載のモータ構造。
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