JP3674770B2 - 電子ドラム装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、パッド体の打撃による振動を検出し、その検出信号に基づいてドラム音を発生する電子ドラム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パッド体の被打撃面の打撃で生じる振動を例えばパッド体下方に配設したピエゾ型のセンサ部で検出し、その出力信号をトリガとして電子音源を指示してドラム音を発生するようにした電子ドラム装置が知られている。この種の電子ドラム装置では、センシングの不均一、すなわち1パッド内で打撃位置によって出力が変動する「感度むら」が発生しやすいため、これを抑える工夫が必要とされる。
【0003】
例えば、従来の電子ドラム装置(特開平9−297576号公報)では、パッド板の外周部近傍を複数の弾性保持体によってケースに結合してパッド体を保持すると共に、板状部材で構成したセンサ板の中央部にセンサ本体を載置し、該中央部から半径方向外側で3方向に延びるブリッジ体の先端部に、パッド板の外周部近傍をスタッドで結合している。この装置によれば、ブリッジ体がパッド板の外周部近傍をセンサ本体につなげていること、及び複数の経路(3本のブリッジ体)を通じてパッドの打撃振動がセンサ部に伝達されることから、感度むらが減少している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の電子ドラム装置では、パッド板は、その外周部近傍で、弾性保持体によってケースに結合されるだけでなく、ブリッジ体にもスタッドで結合されるので、ブリッジ体やスタッドと複数の弾性保持体との干渉を避けなければならず、設計上不利であった。また、特開平9−297576号公報で例示されているような、ブリッジ体が3本で弾性保持体が4本のような場合は、ブリッジ体とこれに近接する弾性保持体との距離が遠いものや近いものが混在し、不均一であるため、スタッドを通じた打撃振動の伝達も打撃位置によって不均一となる傾向がある。すなわち、スタッドの数や配置によっては、新たな感度むらの原因となるおそれがあった。従って、感度むらを効果的に減少させるには不十分であるという問題があった。
【0005】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、打撃位置による感度むらを効果的に少なくすることができる電子ドラム装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1の電子ドラム装置は、ケース体と、被打撃面を有するパッド体と、該パッド体の下方に設けられたセンサ支持体と、前記パッド体の略中央近傍で前記センサ支持体によって支持され前記パッド体の被打撃面に対する打撃で生じる振動を検出するセンサ部とを備え、前記センサ部の出力に応じて楽音信号を発生する電子ドラム装置であって、前記パッド体の外縁下部近傍から延設され、前記パッド体と前記センサ支持体とを結合する帯状弾性ブリッジ体(14)を備え、前記帯状弾性ブリッジ体の外周側端部を前記パッド体の外縁下部と連結すると共に、前記帯状弾性ブリッジ体の内周側端部を前記センサ支持体と連結し、前記センサ支持体を前記ケース体に対して固着したことを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、パッド体の被打撃面の打撃による振動は、帯状弾性ブリッジ体及びセンサ支持体を通じてセンサ部に伝達され、打撃検出がなされる。前記帯状弾性ブリッジ体は、パッド体の外縁下部近傍から延設され、その外周側端部がパッド体の外縁下部と連結されると共に、内周側端部がセンサ支持体と連結されているので、周縁から回り込むように広い経路で打撃振動が伝わり、打撃位置によって出力が変動する「感度むら」が効果的に防止され、打撃位置に拘わらず均一な出力が得られる。また、前記センサ支持体をケース体に対して固着したことで、前記パッド体が前記帯状弾性ブリッジ体及び前記センサ支持体を介して前記ケース体に支持されるので、前記パッド体を保持部材等でケース体に直接固定する場合に比し、設計の自由度が増すことから、前記帯状弾性ブリッジ体の広い幅を確保できると共に、感度むらを増大させる要因を減少させることができる。よって、打撃位置による感度むらを効果的に少なくすることができる。
【0008】
同じ目的を達成するために本発明の請求項2の電子ドラム装置は、ケース体と、被打撃面を有するパッド体と、該パッド体の下方に設けられたセンサ支持体と、前記パッド体の略中央近傍で前記センサ支持体によって支持され前記パッド体の被打撃面に対する打撃で生じる振動を検出するセンサ部とを備え、前記センサ部の出力に応じて楽音信号を発生する電子ドラム装置であって、前記パッド体の全周に亘る外縁下部近傍から延設され、前記パッド体と前記センサ支持体とを結合するドーナツ状弾性ブリッジ体(214)とを備え、前記ドーナツ状弾性ブリッジ体の外周側端部を前記パッド体の外縁下部と連結すると共に、前記ドーナツ状弾性ブリッジ体の内周側端部を前記センサ支持体と連結し、前記センサ支持体を前記ケース体に対して固着したことを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、パッド体の被打撃面の打撃による振動は、ドーナツ状弾性ブリッジ体及びセンサ支持体を通じてセンサ部に伝達され、打撃検出がなされる。ドーナツ状弾性ブリッジ体は、パッド体の全周に亘る外縁下部近傍から延設され、その外周側端部がパッド体の外縁下部と連結されると共に、内周側端部がセンサ支持体と連結されているので、周縁から回り込むように広い経路で打撃振動が伝わり、打撃位置によって出力が変動する「感度むら」が一層効果的に防止され、打撃位置に拘わらず均一な出力が得られる。また、前記センサ支持体をケース体に対して固着したことで、前記パッド体が前記ドーナツ状弾性ブリッジ体及び前記センサ支持体を介して前記ケース体に支持されるので、前記パッド体を保持部材等でケース体に直接固定する場合に比し、設計の自由度が増すことから、前記ドーナツ状弾性ブリッジ体のような構成を容易に採用できると共に、感度むらを増大させる要因を減少させることができる。よって、打撃位置による感度むらを効果的に少なくすることができる。
【0010】
同じ目的を達成するために本発明の請求項3の電子ドラム装置は、ケース体と、被打撃面を有するパッド体と、該パッド体の下方に設けられたセンサ支持体と、該センサ支持体によって支持され前記パッド体の被打撃面に対する打撃で生じる振動を検出するセンサ部とを備え、前記センサ部の出力に応じて楽音信号を発生する電子ドラム装置であって、前記パッド体と前記センサ支持体とをブロー成形された中空体を介して結合すると共に、前記センサ支持体を前記ケース体に対して固着したことを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、パッド体の被打撃面の打撃による振動は、ブロー成形された中空体及びセンサ支持体を通じてセンサ部に伝達され、打撃検出がなされる。前記中空体は、ブロー成形で中空に形成されているので、弾性に富み、しかも中空体の外周から回り込むように広い経路で打撃振動が伝わり、打撃位置によって出力が変動する「感度むら」が効果的に防止され、打撃位置に拘わらず均一な出力が得られる。加えて、ブロー成形によって、通常2部品以上で構成される中空部を1部品で構成できるので、構成の簡単化、及び部品点数削減によるコストダウンを図ることができる。さらに構成を簡単にし、コストを削減することができる。また、前記センサ支持体をケース体に対して固着したことで、前記パッド体が前記中空体及び前記センサ支持体を介して前記ケース体に支持されるので、前記パッド体を保持部材等でケース体に直接固定する場合に比し、設計の自由度が増すことから、感度むらを増大させる要因を減少させることができる。よって、打撃位置による感度むらを効果的に少なくすることができ、さらに構成を簡単にし、コストを削減することができる。
【0012】
同じ目的を達成するために本発明の請求項4の電子ドラム装置は、上記請求項3記載の構成において、前記中空体は、その中空部が前記パッド体の外縁部近傍まで形成されていることを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、中空体の中空部がパッド体の外縁部近傍まで形成されているので、前記パッド体の周縁から中空体を通じて回り込むように広い経路でセンサ支持体に打撃振動が伝わる。よって、打撃位置による感度むらを一層効果的に少なくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子ドラム装置の外観図である。
【0016】
本装置は、上ケース6(ケース体)上に複数(4個)のパッド体10を備える。パッド体10の外周には環状の発光ユニット20が配設される。発光ユニット20は光源部30を含んでいる。後述するように、本装置では、例えばパッド体10を打撃することで、各パッド毎に割り当てた音色(スネアドラム、バスドラム、シンバル等)が電子的に発音されると共に、光源部30を除く発光ユニット20の部分が光ってみえるようになっている。複数のパッド体10及び発光ユニット20の大きさは異なるものもあるが基本的構成はいずれも同様である。
【0017】
本装置にはさらに、液晶または7セグメントLED等で構成され各種情報を表示する表示部1、電源の入り切りを行うためのスライド型の電源スイッチ部2、パラメータ設定で用いる回転型のパラメータ設定用ロータリーエンコーダ3、音量やテンポ等の各種パラメータを設定するための機能スイッチ部4、及びドラム音等を発音するスピーカ部5が設けられている。
【0018】
図2は、本実施の形態におけるパッド体10の平面図、図3は発光ユニット20を斜め上方からみた外観斜視図、図4は図1のA−A線に沿う部分断面図、図5は図1のB−B線に沿う部分断面図である。なお、図2において表示したA−A線、B−B線は、図1のものに対応している。
【0019】
図4、図5に示すように、パッド体10は、パッド表皮体11及びパッド板12で構成される。パッド板12は鉄、アルミニウム等の金属または硬質樹脂等で円盤状に形成される。パッド表皮体11はゴム等の弾性体で構成され、その上面である打撃面11a(被打撃面)が叩打される。パッド表皮体11の下面4箇所には、先端が鉤状の突起部15が突設され、パッド板12の対応する位置に設けた穴に突起部15を挿通嵌合することでパッド表皮体11がパッド板12に固着される。なお、パッド表皮体11はパッド板12に接着等で固着するようにしてもよい。
【0020】
パッド体10の下方には、有膜弾性体42及びセンサ支持体40が配設されている(図4、図5)。有膜弾性体42は、弾性を有し振動を伝達しにくい合成樹脂(例えばポリプロピレン)等で構成される。有膜弾性体42は円盤状に形成され、その半径方向略中央部は肉厚部42bとなっている。肉厚部42bから半径方向外側部分は薄膜部42aとなっている。薄膜部42aの厚みは例えば0.3mm程度である。薄膜部42aの作用については後述する。
【0021】
センサ支持体40は有膜弾性体42の下面に接着されている。センサ支持体40は剛性を有する板状部材で円盤状に形成され、その外縁部が有膜弾性体42の肉厚部42bの外周部近傍まで延びている。
【0022】
なお、有膜弾性体42の肉厚部42bは、厚肉にすることなく、薄膜部42aと同じ厚さの薄肉部としてもよい。これは、センサ支持体40と後述するブリッジ体14の下端部14bとで挟持されネジ止めされることから、強度面、保守面からも問題がないからである。
【0023】
センサ支持体40は有膜弾性体42と共にブリッジ体14(帯状弾性ブリッジ体)によってパッド体10と結合されている(図4、図5)。ブリッジ体14は、弾性を有する材料で円周方向に幅広の帯状に形成され、例えば3箇所に等間隔に設けられる(図2)。
【0024】
ブリッジ体14は、その上端部14aがパッド体10に連結されて構成される。パッド板12が金属で構成される場合はパッド板12本体からの切り起こしにより形成され、樹脂で構成される場合はスライドコアタイプの金型によって板本体と一体に成形される。
【0025】
ブリッジ体14は、その内周側の下端部14bとセンサ支持体40とで有膜弾性体42の肉厚部42bをサンドイッチする形で取り付けられる。下端部14bは、各ブリッジ体14につき2個のネジ13によってセンサ支持体40及び有膜弾性体42に固着されている。ブリッジ体14は、パッド体10の打撃による振動をセンサ支持体40に伝達する。ブリッジ体14は、上記のようにパッド体10の外縁下部近傍から延設され円周方向に幅広に形成されているので、パッド体10の周縁から回り込むように広い経路で打撃振動が伝わり、打撃位置によって出力が変動する「感度むら」が効果的に防止される。
【0026】
センサ支持体40の略中央下部にはセンサ部41が設けられている。センサ部41は、ピエゾ型圧電センサ等で構成され、ブリッジ体14及びセンサ支持体40を通じて伝わる打撃振動を検出する。
【0027】
図3に示すように、発光ユニット20は、導光体21、反射用カバー23及び光源部30で構成される。導光体21及び反射用カバー23は、光源部30が配設されるスペースだけ外周の一部を切り欠いた略円環状に形成される。反射用カバー23は断面凹状で凹部(開口部)が上方を向き、導光体21は断面凸状で凸部が下方を向いている。反射用カバー23の凹部に導光体21の凸部が嵌合され、合わせ面SF1、SF2で接着されている(図4)。
【0028】
なお、反射用カバー23の底面を、上ケース6の導光体21及び反射用カバー23に対応する環状溝RMの底面RM1にまで延長するように構成してもよい。そのようにすれば、合わせ面SF1、SF2で接着せずとも圧着嵌合するだけでよく、組み付け、保守点検、交換が容易となる。
【0029】
導光体21は光を透過するポリカーボネート、アクリル等の透明体樹脂で構成される。後述するように、導光体21の一端部は光が入射される始端面21a、他端部は光が到達する終端面21bとなっており、始端面21aと終端面21bとの間に光源部30が嵌合される。
【0030】
図6は、光源部30に上ケース6の一部を併せて示した図である。同図(a)は、光源部30を反転させて斜め上方からみた分解斜視図であり、同図(b)は上ケース6の光源部30が取り付けられる部分を切り出して斜め上方からみた部分斜視図である。
【0031】
光源部30はLED31及びLEDカバー32等から構成される(同図(a))。LEDカバー32には、U字状の溝M1が形成されている。この溝M1内に発光体であるLED31が遊挿される。LEDカバー32の内側面(発光ユニット20の内周方向を向く面)32cにはフック部33が設けられる。このフック部33は、上ケース6から上方に突設された外周側環状リブ6bの外周面側への取り付けのために設けられる。フック部33の先端には爪33aが形成されている。
【0032】
一方、上ケース6はポリスチレン等で構成され、下ケースのボス7に支持される。上ケース6には、発光ユニット20の内周側で環状リブ6bよりも内周側において内周側環状リブ6aが形成されている。なお環状リブ6bによって、ケース側環状溝RMが全周に亘って形成される(図4、図5、図6(b))。上ケース6の光源部30が取り付けられる外側の環状リブ6bの外側面には、係止用溝M2が形成されている(図6(b))。
【0033】
発光ユニット20は上ケース6のケース側環状溝RM内に配置される。光源部30を図6(a)の状態から反転し、LEDカバー32を上ケース6のケース側環状溝RMに挿入しつつ、フック部33の爪33aを上ケース6の係止用溝M2に係止することで、LEDカバー32の外側面32dがフック部33の弾性により溝RMの外側壁RM0(図6(b))側に押しつけられ、光源部30が上ケース6に固定される。光源部30が取り付けられた状態では、LEDカバー32の始端側面32a、終端側面32bが導光体21の始端面21a、終端面21bとそれぞれ当接状態となる。そのとき、LED31は導光体21の始端面21aと対向する。また、LEDカバー32は、光を反射しやすい白色系の合成樹脂等で構成される。従って、LED31が発光すると、光は始端面21aから導光体21に効率良く入射される。
【0034】
反射用カバー23もLEDカバー32と同様に、白色系の合成樹脂等で構成される。また、導光体21の外周面21d及び内周面21eは高い面粗さに(鏡面のように)処理されている。従って、反射用カバー23の凹部と導光体21の凸部との当接面や、外周面21d、内周面21eでは、光が反射しやすく、特に導光体21の内部を透過する光が所定角度以下で高面粗度の面に向かうときはほぼ全反射する。これにより、LED31からの入射光は、いわゆる光ファイバの光伝搬原理で導光体21の軸方向に沿って効率良く導光される。
【0035】
LEDカバー32は、導光体21の鏡面加工部を保護するためだけでなく、光伝搬効率をさらに上げるためにも用いられる。すなわち、コストダウン等のため鏡面加工率を抑えることによる光漏れを、LEDカバー32の白色面で光を反射させ、導光体21に再入力させて少なくするために用いられる。特に、導光体21の始端面21a近傍では、壁面(外周面21d、内周面21e)に対する光投入角が直角に近いため、導光体21単独では鏡面であっても光が漏れやすい。しかし、LEDカバー32の白色面によって、光再入力が可能になっている。
【0036】
また、上述したように、LEDカバー32の終端側面32bは導光体21の終端面21bと当接しており、しかもLEDカバー32は白色系であるので、軸線に沿って終端面21bまで到達した入射光は、ほぼ全反射して逆方向(始端面21a側)に向かう。このことと、LEDカバー32の作用によって、導光体21の始端面21aから終端面21bまでの全長に亘りかなり均一な明るさで放光面21cを発光させることができる。
【0037】
一方、導光体21の上面は、視認性のため外周方向に向かってやや下方に傾斜しており、面粗度を少し粗く(すりガラスのように)した放光面21cとして形成されている。放光面21cを粗面処理したことで、導光体21の内部から放光面21cに向かう光は乱反射しやすくなり、放光面21cへの入射角が小さい光でも一部が全反射することなく外部に漏れる。漏れる分だけ始端面21a、終端面21bから離れた位置ではわずかに輝度が落ちるが、奏者からみると、放光面21cが光っているように見える。なお、粗面処理は、例えば、ビーズブラスト法によりなされる。
【0038】
導光体21には、発光ユニット20を上ケース6に取り付けるためのステイ22が3個設けられている。ステイ22は、導光体21の内周面21eに一体に形成され、ブリッジ体14と隣接するブリッジ体14との間に位置するように等間隔で設けられる。ステイ22は、ステイ22の下面と環状リブ6aの上面とで有膜弾性体42の薄膜部42aをサンドイッチするようにして、ネジ24で環状リブ6aに固定される(図4)。これにより、発光ユニット20が上ケース6に固定される。
【0039】
また、ステイ22の上面22aには、スポンジ、ウレタンゴム等からなる緩衝材22bが貼り付けられている(図4)。組み付け後の非打撃時には、ステイ22の上面22aとパッド体10の下面10aとは僅かに離間し、この離間した部分に緩衝材22bが介在する。緩衝材22bの上面は、パッド体10の下面10aとは僅かに離間させてもよい。一方、パッド体10の打撃時には、ステイ22及び緩衝材22bがパッド体10に対するストッパ的役割を果たすことで、パッド体10の過剰な変位が抑制される。緩衝材22bの作用によって、上面22aとパッド体10との間で生じる衝撃音も抑制される。なお、パッド体10の外周部も導光体21とは僅かに離間している。
【0040】
結局、最終組み付け後の非打撃時には、パッド体10は発光ユニット20とは実質的に離間状態となっている。従って、パッド体10、センサ部41、センサ支持体40等が、有膜弾性体42の薄膜部42aだけを介して上ケース6に結合され、上ケース6に対して浮設された形となっている。これにより、振動伝達に限っていえば、パッド体10、センサ部41、センサ支持体40等が、上ケース6から独立してあたかも宙に浮いているかのように作用する。すなわち、上ケース6からの衝撃や振動(例えば、他パッドの打撃や上ケース6自体の打撃によるもの)は薄膜部42aでほぼ吸収、遮断され、センサ部41への振動伝達が効果的に抑えられるので、構造的に飛び付きが防止される。
【0041】
その一方、パッド体10とセンサ支持体40とはブリッジ体14で連結されており、パッド体10は打撃により自由に振動して、自パッドの打撃による振動は、ブリッジ体14及びセンサ支持体40を通じてセンサ部41に伝達されるので、打撃検出には支障がない。また、打撃時にはステイ22及び緩衝材22bによってパッド体10の過剰な変位が抑制される結果、破損や故障が防止されると共に、ドラム音源として不適ノイズの発生が排除される。なお、上ケース6とパッド体10とが常に非当接的関係を維持することができるならば、緩衝材22bを不要にすることができる。
【0042】
本装置は次のようにして製造される。
【0043】
まず、センサ支持体40にセンサ部41を貼着する。次に、薄膜部42aの外周部を上ケース6の環状リブ6a上に載置する。一方、導光体21と反射用カバー23とを嵌着する。そして、薄膜部42aを挟んでステイ22を環状リブ6aにネジ24で固定する。その後、裏返したパッド体10に、装置本体を裏返してかぶせ、センサ支持体40を有膜弾性体42に位置合わせしながら載置し、ネジ13でブリッジ体14の下端部14bに固着する。次いで、装置本体を表側にし、光源部30を上ケース6に取り付ける。光源部30は導光体21の始端面21a及び終端面21b間にちょうど嵌合される。
【0044】
楽音制御及び発光ユニット20の発光制御は次のようにしてなされる。
【0045】
図7は、本装置の制御系の主要部の構成を示すブロック図である。4個のパッド体10における各センサ部41からの打撃検出信号は、CPU8に入力され、成形され、音源指示信号として音源部9に出力され、これをトリガとして、ドラム音が発生する。その際、打撃されたパッド体10の周りの発光ユニット20も同時に発光する。
【0046】
図8は、本実施の形態におけるメイン処理のフローチャートを示す図である。まず、初期化を行い(ステップS101)、音色等楽音パラメータの(変更)設定処理を行う(ステップS102)。次いで、パッド処理、すなわちパッド体10の打撃検出信号に基づき、上記設定された楽音の発生とLED31の発光処理とを行って(ステップS103)、前記ステップS102に戻る。
【0047】
なお、従来では通常、飛び付き防止や打撃検出感度の均一化のため、ソフトウェアによる補正処理等を前記ステップS103において行うようにしていた。しかし、本実施の形態では、構造的に飛び付きが抑制されると共に、ブリッジ体14によって感度むらが低減されているので、ソフト的に対応する必要がない。
【0048】
なお、発光ユニット20の発光は打撃時に限ることなく、光鍵盤のように、練習用の打撃指示のために発光させてもよい。また、装飾として常時発光するようにしてもよいし、もぐらたたきのようなゲームができるように応用してもよい。
【0049】
本実施の形態によれば、ブリッジ体14は、パッド体10の外縁下部近傍から延設され円周方向に幅広の帯状に形成されているので、周縁から回り込むようにより広い経路で打撃振動が伝わり、「感度むら」が効果的に防止され、打撃位置に拘わらず均一な出力が得られる。また、センサ支持体40を上ケース6に対して固着したことで、パッド体10がブリッジ体14及びセンサ支持体40を介して上ケース6に支持されるので、パッド体10を保持部材等で上ケース6に直接固定する場合に比し、設計の自由度が増すことから、ブリッジ体14の広い幅を確保できると共に、感度むらを増大させる要因を減少させることができる。よって、打撃位置による感度むらを効果的に少なくすることができる。
【0050】
また、パッド体10、センサ支持体40及びセンサ部41等が、振動伝達を抑制し得る薄膜部42aで上ケース6に浮設支持されるので、振動伝達に関して上ケース6からの独立性を確保することができる。従って、他パッドの打撃や上ケース6自身の打撃に起因する飛び付きが防止される。
【0051】
また、発光ユニット20では、光ファイバの光伝搬原理を利用して導光体21の軸方向に沿ってLED31からの入射光が導かれると共に、放光面21cから適当に放光されるようにしたので、最小限の発光体で発光ユニット20の一部を除く全周を光らせることができ、簡単な構成、低コストで、ドラム装置に合った装飾的な発光を実現することが容易である。また、打撃指示表示、いわゆるナビゲート表示に適しており、もぐらたたき等のゲーム機能を実現することも容易である。さらに、故障が少なく耐久性もあるだけでなく、光源部30の取り付け取り外しが容易であることから、メンテナンスやLED31の色の変更も容易であり、設計変更も行いやすい。
【0052】
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、パッド体とセンサ支持体との結合方式、及び発光ユニットの構成等が第1の実施の形態と異なる。装置の外観は第1の実施の形態と同様である。
【0053】
図9は、本実施の形態に係る電子ドラム装置の構成を示す部分断面図であり、第1の実施の形態における図1のA−A線に沿う部分断面図に対応する。
【0054】
発光ユニット120は、導光体121、反射用カバー123及び光源部30で構成される。導光体121は、第1の実施の形態における導光体21に対してステイ22がない点で相違する。反射用カバー123は、第1の実施の形態における反射用カバー23に対して位置決め用突条部123aを有する点で相違する。導光体121と反射用カバー123との嵌合態様、光源部30の構成、及び発光ユニット120が略円環状である点は第1の実施の形態と同様である。
【0055】
位置決め用突条部123aは、反射用カバー123の外周部下部に全周に亘って形成され、これと嵌合的な溝部が上ケース206に形成されている。発光ユニット120は、外周面及び位置決め用突条部123aで上ケース206に接着嵌合されて固定される。装着時には、位置決め用突条部123aによって、仮止めの機能を果たすと共に、上ケース206に対して位置決めがされ、しかも上ケース206との固着強度が向上している。
【0056】
第1の実施の形態では、導光体21のステイ22と上ケース6の環状リブ6aとで有膜弾性体42の薄膜部42aをサンドイッチするようにしたが、本第2の実施の形態では、上ケース206と下ケース50とでサンドイッチする。下ケース50は、ポリスチレン等で構成され、センサ部41の下方における底部に、センサ部41のリード線43を通すための穴51が設けられている。
【0057】
パッド兼中空体100は、パッド表皮体11及び中空体60で構成される。パッド表皮体11はゴム等の弾性体で構成され、その上面である打撃面11aが叩打される。中空体60は弾性を有する材料(例えば、ポリプロピレン)で、ブロー成形により形成され、上板部60aと底板部60bとの間に中空部61が形成される。パッド表皮体11は、中空体60の上板部60aに接着剤で固着される。中空体60の底板部60bには、複数箇所(例えば等間隔に4箇所)に、下方に凸状の位置決め用突起部62が形成されている。
【0058】
一方、パッド兼中空体100の下方には、有膜弾性体142及びセンサ支持体140が配設されている。有膜弾性体142は、第1の実施の形態における有膜弾性体42と同じ材料で構成される。有膜弾性体142は円盤状に形成され、位置決め用突起部62に対応する位置には位置決め用突起部62の貫通用に穴142bが形成されている。薄膜部142aの厚みも薄膜部42aと同様である。
【0059】
センサ支持体140は、剛性を有する板状部材で円盤状に形成され、中空体60の底板部60bの平坦な部分と略同じ外径を有する。センサ支持体140の位置決め用突起部62に対応する位置には、位置決め用突起部62に嵌合的な凹部140aが形成されている。センサ部41の配置及び構成は第1の実施の形態と同様である。
【0060】
パッド兼中空体100、有膜弾性体142及びセンサ支持体140を組み付ける際は、これらを裏返して、上からパッド兼中空体100、有膜弾性体142、センサ支持体140の順に積層する(裏返し状態ではこの逆順)。その際、中空体60の位置決め用突起部62が有膜弾性体142の穴142bを貫通し、センサ支持体140の凹部140aに嵌合するように位置合わせをしてから、ネジ113で共締めすることで、3者が固着される。
【0061】
中空体60は、外周部がパッド表皮体11よりも外周側にやや張り出し、中空部61はパッド表皮体11の外縁部近傍まで形成される。また、中空体60の外周部からセンサ支持体140の外縁部に向かって側板部60cが縮径し、下すぼまりの形をしている。このような形状により、パッド兼中空体100の打撃振動は、中空体60の外縁部から回り込むように広い経路でセンサ支持体140に伝わり、しかも中空体60はブロー成形で中空に形成され、弾性に富むことから、「感度むら」が効果的に防止される。
【0062】
有膜弾性体142の薄膜部142aは、その外周部が上ケース206の薄膜保持部206aの下面と下ケース50の薄膜保持部50aの上面とでサンドイッチされる。そして、ネジ124で薄膜部142aが固着される。これにより、有膜弾性体142が上ケース206及び下ケース50に固定される。
【0063】
本実施の形態では、上ケース206の薄膜保持部206aは打撃時においてもパッド兼中空体100と当接することはなく、従って、パッド兼中空体100のストッパ的機能を果たすものはない。これは、中空体60が弾性材料でブロー成形されて中空部61を有するため、弾性が大きく、打撃による衝撃を効率よく吸収するので、ストッパを不要にすることができるからである。
【0064】
なお、楽音制御及び発光ユニット120の発光制御は第1の実施の形態と同様である。
【0065】
本装置は次のようにして製造される。
【0066】
まず、上述したような手順でパッド兼中空体100、有膜弾性体142及びセンサ支持体140を組み付けたアッセンブリを作り、次に、上ケース206を裏返し、上ケース206の大穴206bにパッド兼中空体100が嵌合するように、また薄膜部142aの外周部が上ケース206の薄膜保持部206aに載るように、上記アッセンブリを取り付け位置に裏返し状態で配置する。次に、下ケース50の薄膜保持部50aが薄膜部142aの外周部を薄膜保持部206aとで挟むように下ケース50を置き、ネジ124で共締めする。導光体121及び反射用カバー123は、上記アッセンブリの取り付け前または後のいずれかに、上ケース206に取り付ければよい。光源部30の取り付けは第1の実施の形態と同様である。
【0067】
本実施の形態によれば、中空体60は、ブロー成形で中空に形成されているので、弾性に富み、しかも中空体60の中空部がパッド表皮体11の外縁部近傍まで形成されているので、パッド表皮体11の周縁から中空体60を通じて回り込むように広い経路でセンサ支持体140に打撃振動が伝わる。従って、「感度むら」が効果的に防止され、打撃位置に拘わらず均一な出力が得られる。加えて、ブロー成形によって、通常2部品以上で構成される中空部を1部品で構成できるので、構成が簡単となるだけでなく、部品点数削減によりコストダウンを図ることができる。また、センサ支持体140を上ケース206に対して固着したことで、パッド兼中空体100がセンサ支持体140を介して上ケース206に支持されるので、パッド兼中空体100を保持部材等でケース体に直接固定する場合に比し、設計の自由度が増すことから、感度むらを増大させる要因を減少させることができる。よって、打撃位置による感度むらを一層効果的に少なくすることができる。
【0068】
また、パッド兼中空体100、センサ支持体140及びセンサ部41等のアッセンブリが、振動伝達を抑制し得る薄膜部142aで上ケース206及び下ケース50に浮設支持される。従って、振動伝達に関して上ケース206、下ケース50からの独立性を確保することができる。よって、飛び付きの発生防止に関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0069】
また、中空体60を下すぼまりの形にしたことで、中空体60の側板部60cと上ケース206との間に空間Qが形成されるので(図9)、有膜弾性体142の薄膜部142aがその機能(振動伝達抑制)を十分に発揮することができる。
【0070】
さらに、発光ユニット120によって、装飾的な発光に関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0071】
また、下ケース50には小さな穴51しか空いておらず気密性が高く、また形状的にも制約が少ないことから、下ケース50をスピーカボックスとしての機能を兼用させることが容易にでき、構成を簡単にすることができるだけでなく、大穴をなくすことができるので、音質向上にも寄与する。
【0072】
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、第1の実施の形態に対し、ブリッジ体の構成が異なり、その他は第1の実施の形態と同様である。
【0073】
図10は、第3の実施の形態に係る電子ドラム装置の図1のB−B線に沿う部分断面図である。図10は図5に対応するものである。
【0074】
第1の実施の形態では、ブリッジ体14は帯状に形成され3個設けられたが、本実施の形態では、ブリッジ体214(ドーナツ状弾性ブリッジ体)はドーナツ状に形成された一体ものとして形成される。
【0075】
センサ支持体40は有膜弾性体42と共にブリッジ体214によってパッド体10と結合されている。ブリッジ体214の外周側上端部がパッド板12に固着され、内周側下端部が有膜弾性体42の肉厚部42bに固着される。導光体21の上ケース6への取り付けは、第1の実施の形態と同様にステイ22を介してなされるが、図示は省略する。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
【0076】
本実施の形態によれば、ブリッジ体214を、ブリッジ体14に対してその幅を全周に亘って延設したドーナツ形状としたので、周縁から回り込むようにより広い経路で打撃振動が伝わり、「感度むら」が一層効果的に防止され、打撃位置に拘わらず一層均一な出力が得られる。
【0077】
なお、第1の実施の形態では、光源部30のLED31は1個という構成を採用したが、これに限るものではない。例えば、互いに背向する2個のLEDを設けてもよい。図11に光源部の他の構成例(光源部30’)を示す。
【0078】
図11に示す光源部は、電子ドラムにおける打撃指示表示(ナビゲート機能表示)及び/又は打撃したことを視認して教習効果を上げるため、また発光機能効率を上げるための他の構成例であって、一言で言えばLED等の光源の光を導光体21の始端面21a及び終端面21bの双方に入射するようにした実施例を示すものである。図中、光源部30と同一の要素は図6と同一の番号を付してその説明を略する。
【0079】
図11(a)に示すように、光源部30’のLEDカバー320には、一端面32auから他端面32buにかけて、直線的に断面がほぼ一様なU字溝MUが設けられている。溝MUの中央にはドラム外側壁下端部(同図では上端部)においてバイポールLEDである双頭発光ダイオードBLDの挿着後の抜け止め突起M2が設けられており、その対向部壁面には上下方向に延びるBLDガイド溝M3が設けられている。
【0080】
カバー320へのBLD挿着において、BLDの一側面に設けた被ガイド突起BL1が溝M3にガイドされて溝MUにBLDが挿入され、完全に嵌合されたところで、BLDの下端面BLD2が突起M2に係止される。この状態で天地逆にして光源部30’を上述した光源部30の場合と同様に発光ユニット20に嵌着させる。
【0081】
ところで上記BLDは、2つの発光ダイオードを図11(b)に示すように内部で結線し、外側を樹脂で固めてなるもので、外観は同図(a)または(c)のように構成される。BLDの長手方向両端部は大砲の弾の先端部の形をなしており、これがレンズの役目を果たし、収光角度(立体角)20度〜80度となるように成形されている。
【0082】
この双頭発光ダイオードBLDは、市販されていない場合は特注となる。コストダウンするためには、同図(d)に示すように、LEDカバーをLEDカバー324のような構成としてもよい。同図(d)は、カバー324を下方からみた裏面図である。例えば、カバー320に相当するものとこれに左右対称に構成されたものとを、カバー320の他端面32buに相当する面同士を連結部として連結して構成される。この場合、フック部33は1つでよいので、中央に1つ設けた構成としている。この構成において、左右2つのLED31、31を同図のように溝M1に嵌着させると、双頭発光形の光源部ができあがる。
【0083】
図11の構成によれば、図6の構成に比し、より明るく、且つより均一な輝度を確保することができる。
【0084】
なお、第1の実施の形態において、ステイ22は同様の構成のものを均等間隔で3つ設けるようにしたが、数や形態はこれに限るものではない。例えば、3箇所のうちの1箇所にはステイ22を2つ併設したり、他のステイ22とは形状を異ならせたりしてもよい。これにより、導光体21と上ケース6との円周方向の位置関係が一義的に決まるため、位置決めがやりやすくなり、組み付け作業が容易になる。また、ステイ22が多数となることで、壊れにくくなる。
【0085】
なお、第1、第2、第3の実施の形態において、放光面(21c等)に、メーカー名、「BONGO」、「KONGA」等の楽器名、「ナビゲート機能を」、「使って1,2,3,4」等の代表機能の説明等、各種文字を書く(彫り込む、浮きだたせる)ようにしてもよい。これにより、発光時に際立ち、視認効果を増大させることができる。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、打撃位置による感度むらを効果的に少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る電子ドラム装置の外観図である。
【図2】 同形態におけるパッド体の平面図である。
【図3】 同形態における発光ユニットを斜め上方からみた外観斜視図である。
【図4】 図1のA−A線に沿う部分断面図である。
【図5】 図1のB−B線に沿う部分断面図である。
【図6】 光源部に上ケースの一部を併せて示した図である。
【図7】 同装置の制御系の主要部の構成を示すブロック図である。
【図8】 同形態におけるメイン処理のフローチャートを示す図である。
【図9】 第2の実施の形態に係る電子ドラム装置の構成を示す図1のA−A線に沿う部分断面図である。
【図10】 第3の実施の形態に係る電子ドラム装置の図1のB−B線に沿う部分断面図である。
【図11】 光源部の他の構成例を示す図である。
【符号の説明】
6、206 上ケース(ケース体)、 10 パッド体、 11 パッド表皮体、 12 パッド板、 14 ブリッジ体(帯状弾性ブリッジ体)、 214 ブリッジ体(ドーナツ状弾性ブリッジ体)、 20、120 発光ユニット、 21、121 導光体、 21a 始端面、 21b 終端面、 21c 放光面、 22 ステイ、 23、123 反射用カバー、 30 光源部、 31 LED、 32 LEDカバー、 40 センサ支持体、 41 センサ部、 42、142 有膜弾性体、 42a、142a 薄膜部、 50 下ケース、 60 中空体、 61 中空部、 100 パッド兼中空体

Claims (4)

  1. ケース体と、被打撃面を有するパッド体と、該パッド体の下方に設けられたセンサ支持体と、前記パッド体の略中央近傍で前記センサ支持体によって支持され前記パッド体の被打撃面に対する打撃で生じる振動を検出するセンサ部とを備え、前記センサ部の出力に応じて楽音信号を発生する電子ドラム装置であって、
    前記パッド体の外縁下部近傍から延設され、前記パッド体と前記センサ支持体とを結合する帯状弾性ブリッジ体(14)を備え、
    前記帯状弾性ブリッジ体の外周側端部を前記パッド体の外縁下部と連結すると共に、前記帯状弾性ブリッジ体の内周側端部を前記センサ支持体と連結し、
    前記センサ支持体を前記ケース体に対して固着したことを特徴とする電子ドラム装置。
  2. ケース体と、被打撃面を有するパッド体と、該パッド体の下方に設けられたセンサ支持体と、前記パッド体の略中央近傍で前記センサ支持体によって支持され前記パッド体の被打撃面に対する打撃で生じる振動を検出するセンサ部とを備え、前記センサ部の出力に応じて楽音信号を発生する電子ドラム装置であって、
    前記パッド体の全周に亘る外縁下部近傍から延設され、前記パッド体と前記センサ支持体とを結合するドーナツ状弾性ブリッジ体(214)とを備え、
    前記ドーナツ状弾性ブリッジ体の外周側端部を前記パッド体の外縁下部と連結すると共に、前記ドーナツ状弾性ブリッジ体の内周側端部を前記センサ支持体と連結し、
    前記センサ支持体を前記ケース体に対して固着したことを特徴とする電子ドラム装置。
  3. ケース体と、被打撃面を有するパッド体と、該パッド体の下方に設けられたセンサ支持体と、該センサ支持体によって支持され前記パッド体の被打撃面に対する打撃で生じる振動を検出するセンサ部とを備え、前記センサ部の出力に応じて楽音信号を発生する電子ドラム装置であって、
    前記パッド体と前記センサ支持体とをブロー成形された中空体を介して結合すると共に、
    前記センサ支持体を前記ケース体に対して固着したことを特徴とする電子ドラム装置。
  4. 前記中空体は、その中空部が前記パッド体の外縁部近傍まで形成されていることを特徴とする請求項3記載の電子ドラム装置。
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