JP3672497B2 - リンク輻輳判定方法及びその実施装置並びにその処理プログラムと記録媒体 - Google Patents

リンク輻輳判定方法及びその実施装置並びにその処理プログラムと記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワーク上で輻輳が発生しているかどうかを判定するリンク輻輳判定装置に関し、特にIPネットワークのリンクの輻輳状態を検出するリンク輻輳判定装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々のデータ処理でIP(Internet Protocol)ネットワークが用いられる様になってきており、IPネットワークの重要性が高まってきている。その様なIPネットワークが多くの処理で用いられ、ネットワーク上を送受信されるパケットの数が増加すると、入力パケット量がリンクの帯域を越え輻輳が生じる場合がある。この輻輳はネットワークの機能に多大な悪影響を与える為、ネットワーク上で輻輳が発生している場合にはこれをできるだけ早く検出し、これを解消する必要がある。
現状のIPネットワーク管理においては、あるリンクが輻輳しているか否かは主にリンク使用率から判定している。またリンクを通過するフローのスループットを測定し、その平均等の統計値がある閾値以下になった場合を輻輳状態と判定する方法も考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のIPネットワーク管理において、あるリンクが輻輳しているか否かをリンク使用率から判定した場合、リンク使用率とユーザの体感するスループット等の品質との関連が不明である為、輻輳状態と判定する使用率を具体的に特定することが困難であった。
【0004】
またリンクを通過するフローのスループットを測定し、その平均等の統計値がある閾値以下になった場合を輻輳状態と判定する方法では、1)スループットの測定は、当該リンク上を通過する全てのパケットをキャプチャしフローを組み上げてスループットを算出するか、若しくは当該リンクの前段か後段若しくは両方に試験パケット送受信機を設置して、試験パケットを送信することによってスループット測定を能動的に行う必要があり、一般的にこれは困難である、2)当該リンクがボトルネックでない場合であっても、当該リンクを通過するフローが通過する前後のネットワークの状態によって平均スループットはネットワーク毎に異なり、具体的な閾値の特定が困難である、という問題があった。
【0005】
本発明の目的は上記問題を解決し、リンクが輻輳しているか否かや品質の劣化原因が当該リンクであるか否かを的確に判定することが可能な技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ネットワーク上で輻輳が発生しているかどうかを判定するリンク輻輳判定装置において、予め定められた時間間隔におけるリンク平均使用率とそのリンクを通過する平均同時接続フロー数を観測してリンク輻輳状態を判定するものである。
【0007】
本発明では上記の目的を達成する為、あるリンクを通過するフローのスループットの平均は当該リンクがボトルネックとなっていない場合には負荷に係わらず一定であり、かつ同時接続フロー数とリンク平均使用率は比例関係となること、また当該リンクがボトルネックとなる場合には平均スループットの劣化が観測され、同時接続フロー数がリンク平均使用率に対して、非線形的に増加するという現象を用いて、同時接続フロー数とリンク平均使用率の関係を観測することにより、当該リンクがボトルネックか否かを判定する。
【0008】
すなわち本発明では、予め定められた時間間隔におけるリンク平均使用率を算出すると共に、前記リンクを通過する平均同時接続フロー数を算出し、前記算出したリンク平均使用率が、予め定められた、ボトルネックと成りえない第1のリンク平均使用率未満である場合に、リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出しておく。
【0009】
次に、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第2のリンク平均使用率以上であり、前記算出した平均同時接続フロー数が、前記算出したリンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数と前記算出したリンク平均使用率との積よりも大きい場合に当該リンクが輻輳状態であると判定する。
【0010】
また当該リンクにおけるパケット損失率を用い、そのリンクにおけるパケット損失率が予め定められた第1のパケット損失率未満の場合に前記リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出したり、そのリンクにおけるパケット損失率が予め定められた第2のパケット損失率以上である場合にリンク輻輳状態と判定することとしても良い。
【0011】
またパケットヘッダ中の送信IPアドレス、受信IPアドレス、送信ポート番号、受信ポート番号及びトランスポートプロトコルが同一であるものを同一フローと識別し、また同一フローに属するパケットが予め定められた時間以内に検出されない場合に当該フローが終了したと見なすことによって前記平均同時接続フロー数を算出したり、TCP(Transmission Control Protocol)パケット中のSYNパケット及びFINパケットを検出することによって前記平均同時接続フロー数を算出することとしても良い。
【0012】
以上の様に本発明のリンク輻輳判定装置によれば、予め定められた時間間隔におけるリンク平均使用率とそのリンクを通過する平均同時接続フロー数を観測してリンク輻輳状態を判定するので、リンクが輻輳しているか否かや品質の劣化原因が当該リンクであるか否かを的確に判定することが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下にネットワーク上で輻輳が発生しているかどうかを判定する一実施形態のリンク輻輳判定装置について説明する。
【0014】
図1は本実施形態のIPネットワークの基本構成の一例を示す図である。図1に示す様にリンク輻輳判定装置100はノード間のリンクに挿入される形態で利用され、予め定められた時間間隔におけるリンク平均使用率とそのリンクを通過する平均同時接続フロー数を観測してリンク輻輳状態を判定する。
【0015】
図2は本実施形態のリンク輻輳判定装置100の概略構成を示す図である。図2に示す様に本実施形態のリンク輻輳判定装置100は、パケットヘッダ解析部201と、リンク使用率算出部202と、同時接続フロー数算出部203と、同時接続フロー数/使用率採用可否判断部204と、使用率当たりの同時接続フロー数算出部205と、リンク輻輳判定部206とを有している。
【0016】
パケットヘッダ解析部201は、前段ノードから到着したパケットのヘッダを解析してヘッダ情報を読み取った後に当該パケットを後段ノードへ送信する処理部である。リンク使用率算出部202は、予め定められた時間間隔におけるリンク平均使用率を算出する処理部である。
【0017】
同時接続フロー数算出部203は、前記リンクを通過する平均同時接続フロー数を算出する処理部である。同時接続フロー数/使用率採用可否判断部204は、前記算出したリンク平均使用率が予め定めておいた第1のリンク平均使用率未満かどうかをチェックする処理部である。
【0018】
使用率当たりの同時接続フロー数算出部205は、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第1のリンク平均使用率未満である場合に、リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出する処理部である。
【0019】
リンク輻輳判定部206は、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第2のリンク平均使用率以上であり、前記算出した平均同時接続フロー数が、前記算出したリンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数と前記算出したリンク平均使用率との積よりも大きい場合にリンク輻輳状態と判定する処理部である。
【0020】
リンク輻輳判定装置100をパケットヘッダ解析部201、リンク使用率算出部202、同時接続フロー数算出部203、同時接続フロー数/使用率採用可否判断部204、使用率当たりの同時接続フロー数算出部205及びリンク輻輳判定部206として機能させる為のプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。また前記プログラムを当該記録媒体から情報処理装置にインストールして使用しても良いし、ネットワークを通じて当該記録媒体にアクセスして前記プログラムを使用するものとしても良い。
【0021】
図3は本実施形態のパケットヘッダ解析処理の処理手順を示すフローチャートである。図3に示す様にリンク輻輳判定装置100のパケットヘッダ解析部201は、前段ノードから到着したパケットのヘッダを解析してヘッダ情報を読み取った後に当該パケットを後段ノードへ送信する処理を行う。
【0022】
ステップ301でリンク輻輳判定装置100のパケットヘッダ解析部201は、前段ノードからパケットが到着しているかどうかを調べ、パケットが到着している場合にはステップ302へ進む。
【0023】
ステップ302では、前記到着したパケットのパケットヘッダを解析して、パケットサイズ、送信IPアドレス、受信IPアドレス、トランスポートプロトコル種別、送信ポート番号、受信ポート番号、TCPフラグ等のヘッダ情報を読み取る。ステップ303では、前記ヘッダ情報の読み取りを行ったパケットを後段ノードへ送信する。
【0024】
ステップ304では、前記読み取ったパケットサイズをリンク使用率算出部202へ通知する。ステップ305では、前記読取った送信IPアドレス、受信IPアドレス、トランスポートプロトコル種別、送信ポート番号、受信ポート番号、TCPフラグといったヘッダ情報を同時接続フロー数算出部203に通知する。
【0025】
図4は本実施形態のリンク使用率算出処理の処理手順を示すフローチャートである。図4に示す様にリンク輻輳判定装置100のリンク使用率算出部202は、予め定められた時間間隔におけるリンク平均使用率を算出する処理を行う。
【0026】
ステップ401でリンク輻輳判定装置100のリンク使用率算出部202は、パケットヘッダ解析部201からパケットサイズが通知されているかどうかを調べ、パケットサイズが通知されている場合にはステップ402へ進む。ステップ402では、前記通知されたパケットサイズと以前に通知されているパケットサイズとの和を求める。
【0027】
ステップ403では、予め定められた所定の時間t0が経過しているかどうかを調べ、所定の時間t0が経過している場合にはステップ404へ進む。
ステップ404では、所定の時間t0の間に通過したパケットサイズの和をt0で割ったものを更にリンク帯域で割ることによってt0毎のリンク平均使用率ρを算出する。ステップ405では、前記算出したリンク平均使用率ρを、同時接続フロー数/使用率採用可否判断部204及びリンク輻輳判定部206に通知する。ステップ406では、前記算出したパケットサイズの和を格納している変数を初期化してステップ401へ戻る。
【0028】
図5は本実施形態の同時接続フロー数算出処理の処理手順を示すフローチャートである。図5に示す様にリンク輻輳判定装置100の同時接続フロー数算出部203は、前記リンクを通過する平均同時接続フロー数を算出する処理を行う。
【0029】
ステップ501でリンク輻輳判定装置100の同時接続フロー数算出部203は、パケットヘッダ解析部201から送信IPアドレス、受信IPアドレス、トランスポートプロトコル種別、送信ポート番号、受信ポート番号、TCPフラグといったヘッダ情報が通知されているかどうかを調べ、前記ヘッダ情報が通知されている場合にはステップ502へ進む。
【0030】
ステップ502では、前記通知されたヘッダ情報と以前に通知されたヘッダ情報とを比較して、前記通知された送信IPアドレス、受信IPアドレス、トランスポートプロトコル種別、送信ポート番号、受信ポート番号の5つの値が新規のものであるかどうかを調べ、新規のものである場合には新しいフローの発生と判断してステップ503へ進み、ステップ503では、同時接続フロー数カウンタを「1」増加させる。
【0031】
ステップ504では、既存フローに属するパケットが予め定めておいたt_fl時間到着していないかどうかを調べ、前記パケットがt_fl時間到着していない場合には当該フローが終了したと判断してステップ505へ進み、同時接続フロー数カウンタを「1」減ずる。
【0032】
ステップ506では、予め定められた所定の時間t0が経過しているかどうかを調べ、所定の時間t0が経過している場合にはステップ507へ進む。ステップ507では、前記の同時接続フロー数カウンタの平均値を算出して平均同時接続フロー数Nとし、ステップ508では、前記算出した平均同時接続フロー数Nを同時接続フロー数/使用率採用可否判断部204及びリンク輻輳判定部206に通知する。
【0033】
図6は本実施形態の使用率当たりの同時接続フロー数算出処理の処理手順を示すフローチャートである。図6に示す様にリンク輻輳判定装置100の使用率当たりの同時接続フロー数算出部205は、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第1のリンク平均使用率未満である場合に、リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出する処理を行う。
【0034】
ステップ601でリンク輻輳判定装置100の同時接続フロー数/使用率採用可否判断部204は、リンク使用率算出部202や同時接続フロー数算出部203からリンク平均使用率ρ及び平均同時接続フロー数Nが通知されているかどうかを調べ、リンク平均使用率ρ及び平均同時接続フロー数Nが通知されている場合にはステップ602へ進む。
【0035】
ステップ602では、前記通知されたリンク平均使用率ρが予め定めておいた第1のリンク平均使用率である閾値ρ_0未満であるかどうかを調べ、リンク平均使用率ρが閾値ρ_0未満である場合にはステップ603へ進む。ここで前記閾値ρ_0はボトルネックと成り得ないリンク平均使用率であるものとする。ステップ603では、前記通知された値(ρ、N)を使用率当たりの同時接続フロー数算出部205に通知する。
【0036】
ステップ604で使用率当たりの同時接続フロー数算出部205は、前記通知されたリンク平均使用率ρ及び平均同時接続フロー数Nを以下の数1に代入し、リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数Rを更新する。ここで数1のaは平滑化パラメータである。
【0037】
【数1】
R←(1−a)×R+N/ρ×a
【0038】
図7は本実施形態のリンク輻輳判定処理の処理手順を示すフローチャートである。図7に示す様にリンク輻輳判定装置100のリンク輻輳判定部206は、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第2のリンク平均使用率以上であり、前記算出した平均同時接続フロー数が、前記算出したリンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数と前記算出したリンク平均使用率との積よりも大きい場合にリンク輻輳状態と判定する処理を行う。
【0039】
ステップ701でリンク輻輳判定装置100のリンク輻輳判定部206は、リンク使用率算出部202や同時接続フロー数算出部203からリンク平均使用率ρ及び平均同時接続フロー数Nが通知されているかどうかを調べ、リンク平均使用率ρ及び平均同時接続フロー数Nが通知されている場合にはステップ702へ進む。
【0040】
ステップ702では、前記通知されたリンク平均使用率ρが予め定めておいた第2のリンク平均使用率である閾値ρ_1以上であるかどうかを調べ、リンク平均使用率ρが閾値ρ_1以上である場合にはステップ703へ進む。ここで閾値ρ_1は前記閾値ρ_0よりも大きい値であるものとするが、閾値ρ_0と同じ値を用いても良い。
【0041】
ステップ703では、前記通知された平均同時接続フロー数Nが以下の数2を満たすかどうかを調べ、数2を満たす場合にはステップ704へ進む。ここで、数2のRは使用率当たりの同時接続フロー数算出部205によって算出されたリンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数であり、εは予め定めておいた定数である。
【0042】
【数2】
N≧ρ×R×(1+ε)
【0043】
ステップ704では、当該リンクが輻輳状態であると判定し、そのリンクが輻輳状態であることを示す判定結果をリンク輻輳判定装置100の出力装置に出力する。
【0044】
図8は本実施形態のパケット損失率を考慮した使用率当たりの同時接続フロー数算出処理の処理手順を示すフローチャートである。図8に示す様にリンク輻輳判定装置100の使用率当たりの同時接続フロー数算出部205は、そのリンクにおけるパケット損失率が予め定められた第1のパケット損失率未満であるかを考慮して、リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出する処理を行っても良い。
【0045】
すなわちステップ801で使用率当たりの同時接続フロー数算出部205は、リンク輻輳判定装置100に接続されているノードから通知されたパケット損失率Lが予め定めておいた第1のパケット損失率である閾値L0未満であるかどうかを調べ、パケット損失率Lが閾値L0未満である場合にはステップ603へ進む。なお他の処理ステップは図6で説明したものと同様の処理を行うものとする。
【0046】
図9は本実施形態のパケット損失率を考慮したリンク輻輳判定処理の処理手順を示すフローチャートである。図9に示す様にリンク輻輳判定装置100のリンク輻輳判定部206は、そのリンクにおけるパケット損失率が予め定められた第2のパケット損失率以上であるかを考慮して、リンク輻輳状態の判定を行っても良い。
【0047】
すなわちステップ901でリンク輻輳判定部206は、リンク輻輳判定装置100に接続されているノードから通知されたパケット損失率Lが予め定めておいた第2のパケット損失率である閾値L1以上であるかどうかを調べ、パケット損失率Lが閾値L1以上である場合にはステップ703へ進む。ここで閾値L1は前記閾値L0よりも大きい値であるものとするが、閾値L0と同じ値を用いても良い。なお他の処理ステップは図7で説明したものと同様の処理を行うものとする。また図8のパケット損失率を考慮した使用率当たりの同時接続フロー数算出処理と、図9のパケット損失率を考慮したリンク輻輳判定処理とを組み合わせても良い。
【0048】
図10は本実施形態のSYNパケット及びFINパケットの検出による同時接続フロー数算出処理の処理手順を示すフローチャートである。図10に示す様にリンク輻輳判定装置100の同時接続フロー数算出部203は、トランスポートプロトコルがTCPである場合にSYNパケット及びFINパケットを検出して前記リンクを通過する平均同時接続フロー数を算出しても良い。
【0049】
すなわちステップ1001でリンク輻輳判定装置100の同時接続フロー数算出部203は、パケットヘッダ解析部201から送信IPアドレス、受信IPアドレス、トランスポートプロトコル種別、送信ポート番号、受信ポート番号、TCPフラグといったヘッダ情報が通知されているかどうかを調べ、前記ヘッダ情報が通知されている場合にはステップ1002へ進む。
【0050】
ステップ1002では、前記通知されたヘッダ情報のTCPフラグ中のSYNビットがセットされているかどうかを調べ、SYNビットがセットされている場合には新しいフローの発生と判断してステップ1003へ進み、ステップ1003では、同時接続フロー数カウンタを「1」増加させる。
【0051】
ステップ1004では、前記通知されたヘッダ情報のTCPフラグ中のFINビットがセットされているかどうかを調べ、FINビットがセットされている場合には当該フローが終了したと判断してステップ1005へ進み、同時接続フロー数カウンタを「1」減ずる。
【0052】
ステップ1006では、予め定められた所定の時間t0が経過しているかどうかを調べ、所定の時間t0が経過している場合にはステップ1007へ進む。ステップ1007では、前記の同時接続フロー数カウンタの平均値を算出して平均同時接続フロー数Nとし、ステップ1008では、前記算出した平均同時接続フロー数Nを同時接続フロー数/使用率採用可否判断部204及びリンク輻輳判定部206に通知する。
【0053】
図11は本実施形態のSYNパケット及びFINパケットの検出による同時接続フロー数カウンタ増減の一例を示す図である。図11に示す様にこの方法ではSYNパケットが検出された場合には同時接続フロー数カウンタを「1」増加させ、FINパケットが検出された場合には同時接続フロー数カウンタを「1」減少させる。
【0054】
図12は本実施形態のあるリンクを通過するフローの同時接続数、その平均スループット、使用率の関係を示す図である。図12に示した関係は、現在のインターネット上のリンクにおいて上記3個の値を測定した場合に一般的に得られるものである。
【0055】
あるリンクがボトルネックとなっていない、使用率がある値以下の領域では、当該リンクを通過するフローのスループットの平均は一定であり、かつ同時接続フロー数と使用率はほぼ比例関係となり、また当該リンクがボトルネックとなる、高使用率の領域では平均スループットが劣化し、同時接続フロー数が使用率に対して非線形的に増加する。従って、本実施形態において説明した様に、リンクが輻輳しているか否かは使用率と同時接続フロー数の関係を分析することによって判定可能である。
【0056】
前記の様に本実施形態では、観測が簡易な同時接続フロー数とリンク平均使用率、若しくはパケット損失率という値のみからそれらの関係を算出することにより、当該リンクが輻輳しているか否か品質の劣化原因が当該リンクであるか否かを判定するリンク輻輳判定装置を提供することができる。
【0057】
以上説明した様に本実施形態のリンク輻輳判定装置によれば、予め定められた時間間隔におけるリンク平均使用率とそのリンクを通過する平均同時接続フロー数を観測してリンク輻輳状態を判定するので、リンクが輻輳しているか否かや品質の劣化原因が当該リンクであるか否かを的確に判定することが可能である。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば予め定められた時間間隔におけるリンク平均使用率とそのリンクを通過する平均同時接続フロー数を観測してリンク輻輳状態を判定するので、リンクが輻輳しているか否かや品質の劣化原因が当該リンクであるか否かを的確に判定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のIPネットワークの基本構成の一例を示す図である。
【図2】本実施形態のリンク輻輳判定装置100の概略構成を示す図である。
【図3】本実施形態のパケットヘッダ解析処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態のリンク使用率算出処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態の同時接続フロー数算出処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態の使用率当たりの同時接続フロー数算出処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本実施形態のリンク輻輳判定処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】本実施形態のパケット損失率を考慮した使用率当たりの同時接続フロー数算出処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態のパケット損失率を考慮したリンク輻輳判定処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本実施形態のSYNパケット及びFINパケットの検出による同時接続フロー数算出処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】本実施形態のSYNパケット及びFINパケットの検出による同時接続フロー数カウンタ増減の一例を示す図である。
【図12】本実施形態のあるリンクを通過するフローの同時接続数、その平均スループット、使用率の関係を示す図である。
【符号の説明】
100…リンク輻輳判定装置、201…パケットヘッダ解析部、202…リンク使用率算出部、203…同時接続フロー数算出部、204…同時接続フロー数/使用率採用可否判断部、205…使用率当たりの同時接続フロー数算出部、206…リンク輻輳判定部。

Claims (20)

  1. ネットワーク上で輻輳が発生しているかどうかを判定するリンク輻輳判定方法において、
    予め定められた時間間隔におけるリンク平均使用率を算出するステップと、前記リンクを通過する平均同時接続フロー数を算出するステップと、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第1のリンク平均使用率未満である場合に、リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出するステップと、
    前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第2のリンク平均使用率以上であり、前記算出した平均同時接続フロー数が、前記算出したリンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数と前記算出したリンク平均使用率との積よりも大きい場合にリンク輻輳状態と判定するステップとを有することを特徴とするリンク輻輳判定方法。
  2. 前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第1のリンク平均使用率未満であり、当該リンクにおけるパケット損失率が予め定められた第1のパケット損失率未満の場合に、前記リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出することを特徴とする請求項1に記載されたリンク輻輳判定方法。
  3. 前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第2のリンク平均使用率以上であり、当該リンクにおけるパケット損失率が予め定められた第2のパケット損失率以上で、前記算出した平均同時接続フロー数が、前記算出したリンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数と前記算出したリンク平均使用率との積よりも大きい場合にリンク輻輳状態と判定することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載されたリンク輻輳判定方法。
  4. パケットヘッダ中の送信IPアドレス、受信IPアドレス、送信ポート番号、受信ポート番号及びトランスポートプロトコルが同一であるものを同一フローと識別し、また同一フローに属するパケットが予め定められた時間以内に検出されない場合に当該フローが終了したと見なすことによって前記平均同時接続フロー数を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載されたリンク輻輳判定方法。
  5. TCPパケット中のSYNパケット及びFINパケットを検出することによって前記平均同時接続フロー数を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載されたリンク輻輳判定方法。
  6. ネットワーク上で輻輳が発生しているかどうかを判定するリンク輻輳判定装置において、
    予め定められた時間間隔におけるリンク平均使用率を算出するリンク使用率算出部と、前記リンクを通過する平均同時接続フロー数を算出する同時接続フロー数算出部と、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第1のリンク平均使用率未満である場合に、リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出する使用率当たりの同時接続フロー数算出部と、
    前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第2のリンク平均使用率以上であり、前記算出した平均同時接続フロー数が、前記算出したリンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数と前記算出したリンク平均使用率との積よりも大きい場合にリンク輻輳状態と判定するリンク輻輳判定部とを備えることを特徴とするリンク輻輳判定装置。
  7. 前記使用率当たりの同時接続フロー数算出部は、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第1のリンク平均使用率未満であり、当該リンクにおけるパケット損失率が予め定められた第1のパケット損失率未満の場合に、前記リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出するものであることを特徴とする請求項6に記載されたリンク輻輳判定装置。
  8. 前記リンク輻輳判定部は、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第2のリンク平均使用率以上であり、当該リンクにおけるパケット損失率が予め定められた第2のパケット損失率以上で、前記算出した平均同時接続フロー数が、前記算出したリンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数と前記算出したリンク平均使用率との積よりも大きい場合にリンク輻輳状態と判定するものであることを特徴とする請求項6または請求項7のいずれかに記載されたリンク輻輳判定装置。
  9. 前記同時接続フロー数算出部は、パケットヘッダ中の送信IPアドレス、受信IPアドレス、送信ポート番号、受信ポート番号及びトランスポートプロトコルが同一であるものを同一フローと識別し、また同一フローに属するパケットが予め定められた時間以内に検出されない場合に当該フローが終了したと見なすことによって前記平均同時接続フロー数を算出するものであることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載されたリンク輻輳判定装置。
  10. 前記同時接続フロー数算出部は、TCPパケット中のSYNパケット及びFINパケットを検出することによって前記平均同時接続フロー数を算出するものであることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載されたリンク輻輳判定装置。
  11. ネットワーク上で輻輳が発生しているかどうかを判定するリンク輻輳判定装置としてコンピュータを機能させる為のプログラムにおいて、予め定められた時間間隔におけるリンク平均使用率を算出するリンク使用率算出部と、前記リンクを通過する平均同時接続フロー数を算出する同時接続フロー数算出部と、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第1のリンク平均使用率未満である場合に、リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出する使用率当たりの同時接続フロー数算出部と、
    前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第2のリンク平均使用率以上であり、前記算出した平均同時接続フロー数が、前記算出したリンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数と前記算出したリンク平均使用率との積よりも大きい場合にリンク輻輳状態と判定するリンク輻輳判定部としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 前記使用率当たりの同時接続フロー数算出部は、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第1のリンク平均使用率未満であり、当該リンクにおけるパケット損失率が予め定められた第1のパケット損失率未満の場合に、前記リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出するものであることを特徴とする請求項11に記載されたプログラム。
  13. 前記リンク輻輳判定部は、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第2のリンク平均使用率以上であり、当該リンクにおけるパケット損失率が予め定められた第2のパケット損失率以上で、前記算出した平均同時接続フロー数が、前記算出したリンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数と前記算出したリンク平均使用率との積よりも大きい場合にリンク輻輳状態と判定するものであることを特徴とする請求項11または請求項12のいずれかに記載されたプログラム。
  14. 前記同時接続フロー数算出部は、パケットヘッダ中の送信IPアドレス、受信IPアドレス、送信ポート番号、受信ポート番号及びトランスポートプロトコルが同一であるものを同一フローと識別し、また同一フローに属するパケットが予め定められた時間以内に検出されない場合に当該フローが終了したと見なすことによって前記平均同時接続フロー数を算出するものであることを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれか1項に記載されたプログラム。
  15. 前記同時接続フロー数算出部は、TCPパケット中のSYNパケット及びFINパケットを検出することによって前記平均同時接続フロー数を算出するものであることを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれか1項に記載されたプログラム。
  16. ネットワーク上で輻輳が発生しているかどうかを判定するリンク輻輳判定装置としてコンピュータを機能させる為のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    予め定められた時間間隔におけるリンク平均使用率を算出するリンク使用率算出部と、前記リンクを通過する平均同時接続フロー数を算出する同時接続フロー数算出部と、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第1のリンク平均使用率未満である場合に、リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出する使用率当たりの同時接続フロー数算出部と、
    前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第2のリンク平均使用率以上であり、前記算出した平均同時接続フロー数が、前記算出したリンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数と前記算出したリンク平均使用率との積よりも大きい場合にリンク輻輳状態と判定するリンク輻輳判定部としてコンピュータを機能させる為のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 前記使用率当たりの同時接続フロー数算出部は、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第1のリンク平均使用率未満であり、当該リンクにおけるパケット損失率が予め定められた第1のパケット損失率未満の場合に、前記リンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数を算出するものであることを特徴とする請求項16に記載されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 前記リンク輻輳判定部は、前記算出したリンク平均使用率が予め定められた第2のリンク平均使用率以上であり、当該リンクにおけるパケット損失率が予め定められた第2のパケット損失率以上で、前記算出した平均同時接続フロー数が、前記算出したリンク平均使用率当たりの平均同時接続フロー数と前記算出したリンク平均使用率との積よりも大きい場合にリンク輻輳状態と判定するものであることを特徴とする請求項16または請求項17のいずれかに記載されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 前記同時接続フロー数算出部は、パケットヘッダ中の送信IPアドレス、受信IPアドレス、送信ポート番号、受信ポート番号及びトランスポートプロトコルが同一であるものを同一フローと識別し、また同一フローに属するパケットが予め定められた時間以内に検出されない場合に当該フローが終了したと見なすことによって前記平均同時接続フロー数を算出するものであることを特徴とする請求項16乃至請求項18のいずれか1項に記載されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 前記同時接続フロー数算出部は、TCPパケット中のSYNパケット及びFINパケットを検出することによって前記平均同時接続フロー数を算出するものであることを特徴とする請求項16乃至請求項18のいずれか1項に記載されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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