JP3853784B2 - データ通信管理方法 - Google Patents
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Description
次に、cwnd<ssthreshであるか判断し、真であればスロースタートアルゴリズムである処理1へ、偽であれば輻輳回避アルゴリズムである処理2へ移る(図2のステップS14)。
Delta<alphaでなければ、Delta<betaであるか判断し(図4のステップS34)、真であれば処理は終了、偽であればcwndを1減少させて(図4のステップS35)、cwnd<2であるか判断し(回3のステップS36)、真であればcwndの値を2として(図4のステップS37)処理を終了する。
Lawrence S. Brakmo, Larry L.Peterson,″TCP Vegas: End to End Consgestion Avoidance on a Global Internet″, IEEE Journal on Selected Areas in Communication, vol. 13, no.8,October 1995, pages 1465−1480 GO Hasegawa, Masayuki Murata, and Hideo Miyahara,″Fairness and Stability of Congestion Control Mechanism of TCP″,Proc. of IEEE INFOCOM, Mar. 1999, pages 1329−1336
図1は本実施の形態の構成を表している。端末装置1−1〜1−nと、端末装置2−1〜2−nと、端末装置3−1〜3−nとはシェーパ11と、シェーパ12と、シェーパ13とを経由してデータの送受信を行うパソコンである。
シェーパ12と、シェーパ13とはシェーパ11と同様の機能を備える。
図1において、まず、端末装置1−1(第1の端末装置)はシェーパ11(第1のルータ装置)へ、データの端末装置2−1(第2の端末装置)への送信を要求する。シェーパ11は端末装置1−1からデータを入力し、現在時刻をデータ送信時刻として記憶領域に格納し、記憶領域からintervalを読み込み、パケットの送信間隔時間“0”を適用して、シェーパ12(第2のルータ装置)を経由してデータを端末装置2−1へ送信する。
端末装置2−1はシェーパ11から、シェーパ12を経由してデータを受信する。端末装置2−1はデータを受信したことを端末装置1−1に通知するために、ACKの端末装置1−1への送信をシェーパ12に要求する。
次に、シェーパ11はbaseRTTの値である“10000”を記憶領域から読み出してRTTと比較し、先ほどのデータ送信が今までのデータ送信時間と比べて最も早い時間で完了したか否かをチェックする(ステップS41)。シェーパ11は先ほどのデータ送信が今までのデータ送信時間と比べて最も早い時間で完了したものであることを検知し、baseRTTにRTTを設定する(ステップS42)。ここで、baseRTTのほうが短い時間である場合には、baseRTTの更新は行わない。
そして、Expectedと、Actualとの差分をとって、最も効率よくデータの送信ができた場合と、実際のデータの送信との送信速度の差を計算し、“0”を得る。この差分に対してシェーパ11は記憶領域から所定の閾値であるalphaの値“6”を読み出し、比較する(ステップS44)。この結果、シェーパ11はalphaのほうが大きいことを検知し、もっと1回に送信するデータを増やしても良いと判断する。このため、シェーパ11はcwndに1を加えて“7”を得て、これを記憶領域に書き込む(ステップS46)。
例えば、シェーパ11はシェーパ12へデータを送信する際に送信時刻をデータに付加して送信し、シェーパ12はシェーパ11からデータを受信した際に現在時刻から送信時刻を引いてデータの送信時間を計測し、RTTを得る方法がある。シェーパ12はRTTを得てシェーパ11に送信し、シェーパ11はこのRTTをもとに図5の処理を行う。これにより、受信端末装置2−1での処理時間は除外されるため、端末装置2−1の性能に依存しないQoS制御が可能となる。
また、端末装置において標準的に実装されているTCP Renoコネクションに関して本実施の形態を適用し、同一優先度の複数コネクションのパケットを1つのシェーパに集約して処理する方法もある。これにより、既存のコネクションと、新規のコネクションとの間でのウインドウサイズの差異は解消される。また、パケットの送信間隔時間についても既存のコネクションと、新規のコネクションとの間での差異は発生しない。
また、本実施の形態においては端末装置1−1〜1−nと、端末装置2−1〜2−nと、端末装置3−1〜3−nとをパソコンとしたが、これらはPDA(Personal Data Asistant)や、ネットワーク機能を備えたゲーム機などであっても良い。
11,12,13…シェーパ
Claims (5)
- 第1の端末装置と、第2の端末装置とがそれぞれ第1のルータ装置と、第2のルータ装置とを経由してデータの送受信を行うデータ通信管理システムにおいて、
前記第1のルータ装置が、
前記第1の端末装置から前記第2の端末装置への送信データを受けた際に、前記送信データを前記第2のルータ装置経由で第2の端末装置へ送信すると共に、データの送信時刻を記憶領域に格納し、
前記第2の端末装置から前記第2のルータ装置経由で送信された応答信号を受信する際に、受信時刻を記憶領域に格納し、
前記受信時刻と、前記送信時刻との差分であるデータ送信時間を計算し、
データを送信する毎にデータ送信時間をチェックして最短のデータ送信時間を検知し、最短データ送信時間として記憶領域に格納し、
送信対象のデータの送信経路と、前記送信対象のデータに予め設定された優先度との組み合わせ毎に設定される当該優先度の優先順位に応じた大きさの値を有するデータの分割送信単位量を、前記データ送信時間で除算して実際のデータ送信速度を得て、
前記最短データ送信時間で前記データの分割送信単位量を除算して最速データ送信速度を得て、
前記最速データ送信速度から前記実際のデータ送信速度を減算して速度差分を得て、
前記速度差分が、前記送信経路及び前記優先度との組み合わせ毎に予め設定される当該優先度の優先順位に応じた大きさの値を有する所定のデータ送信速度差閾値よりも小さい場合には前記データの分割送信単位量を増やし、
前記速度差分が前記データ送信速度差閾値よりも大きい場合には前記データの分割送信単位量を削減し、
前記データ送信時間を前記データの分割送信単位量で除算してパケット送信間隔時間を得て、記憶領域に格納する
ことを特徴とするデータ通信管理方法。 - 第1の端末装置と、第2の端末装置とがそれぞれ第1のルータ装置と、第2のルータ装置とを経由してデータの送受信を行うデータ通信管理システムにおいて、
前記第1のルータ装置が、
前記第1の端末装置から前記第2の端末装置への送信データを受けた際に、前記送信データを前記第2のルータ装置経由で第2の端末装置へ送信すると共に、データの送信時刻を記憶領域に格納し、
前記第2の端末装置から前記第2のルータ装置経由で送信された応答信号を受信する際に、受信時刻を記憶領域に格納し、
前記受信時刻と、前記送信時刻との差分であるデータ送信時間を計算し、
データを送信する毎にデータ送信時間をチェックして最短のデータ送信時間を検知し、最短データ送信時間として記憶領域に格納し、
送信対象のデータの送信経路と、前記送信対象のデータに予め設定された優先度との組み合わせ毎に設定される当該優先度の優先順位に応じた大きさの値を有するデータの分割送信単位量を、前記データ送信時間で除算して実際のデータ送信速度を得て、
前記最短データ送信時間で前記データの分割送信単位量を除算して最速データ送信速度を得て、
前記最速データ送信速度から前記実際のデータ送信速度を減算して速度差分を得て、
前記速度差分が、前記送信経路及び前記優先度との組み合わせ毎に予め設定される当該優先度の優先順位に応じた大きさの値を有する所定のデータ送信速度差閾値よりも小さい場合には前記データの分割送信単位量を増やし、
前記速度差分が前記データ送信速度差閾値よりも大きい場合には前記データの分割送信単位量を削減し、
前記データ送信時間を前記データの分割送信単位量で除算し、この結果を前記送信経路と、前記優先度との組み合わせ毎のパケット送信間隔時間として記憶領域に格納する
ことを特徴とするデータ通信管理方法。 - 第1の端末装置と、第2の端末装置とがそれぞれ第1のルータ装置と、第2のルータ装置とを経由してデータの送受信を行うデータ通信管理システムにおいて、
前記第1のルータ装置は、前記第1の端末装置から前記第2の端末装置への送信データを入力し、前記送信データに送信時の時刻を加えて前記第2のルータ装置へ送信し、
前記第2のルータ装置は、前記第1のルータ装置から前記送信データを受信し、現在時刻から前記送信時の時刻を引いてデータ送信時間を得て前記第1のルータ装置へ送信し、
前記第1のルータ装置が、
前記第2のルータ装置から前記データ送信時間を受信し、
データを送信する毎にデータ送信時間をチェックして最短のデータ送信時間を検知し、最短データ送信時間として記憶領域に格納し、
送信対象のデータの送信経路と、前記送信対象のデータに予め設定された優先度との組み合わせ毎に設定される当該優先度の優先順位に応じた大きさの値を有するデータの分割送信単位量を、前記データ送信時間で除算して実際のデータ送信速度を得て、
前記最短データ送信時間で前記データの分割送信単位量を除算して最速データ送信速度を得て、
前記最速データ送信速度から前記実際のデータ送信速度を減算して速度差分を得て、
前記速度差分が、前記送信経路及び前記優先度との組み合わせ毎に予め設定される当該優先度の優先順位に応じた大きさの値を有する所定のデータ送信速度差閾値よりも小さい場合には前記データの分割送信単位量を増やし、
前記速度差分が前記データ送信速度差閾値よりも大きい場合には前記データの分割送信単位量を削減し、
前記データ送信時間を前記データの分割送信単位量で除算してパケット送信間隔時間を得て、記憶領域に格納する
ことを特徴とするデータ通信管理方法。 - 第1の端末装置と、第2の端末装置とがそれぞれ第1のルータ装置と、第2のルータ装置とを経由してデータの送受信を行うデータ通信管理システムにおいて、
前記第1のルータ装置は、前記第1の端末装置から前記第2の端末装置への送信データを入力し、前記送信データに送信時の時刻を加えて前記第2のルータ装置へ送信し、
前記第2のルータ装置は、前記第1のルータ装置から前記送信データを受信し、現在時刻から前記送信時の時刻を引いてデータ送信時間を得て前記第1のルータ装置へ送信し、
前記第1のルータ装置が、
前記第2のルータ装置から前記データ送信時間を受信し、
データを送信する毎にデータ送信時間をチェックして最短のデータ送信時間を検知し、最短データ送信時間として記憶領域に格納し、
送信対象のデータの送信経路と、前記送信対象のデータに予め設定された優先度との組み合わせ毎に設定される当該優先度の優先順位に応じた大きさの値を有するデータの分割送信単位量を、前記データ送信時間で除算して実際のデータ送信速度を得て、
前記最短データ送信時間で前記データの分割送信単位量を除算して最速データ送信速度を得て、
前記最速データ送信速度から前記実際のデータ送信速度を減算して速度差分を得て、
前記速度差分が、前記送信経路及び前記優先度との組み合わせ毎に予め設定される当該優先度の優先順位に応じた大きさの値を有する所定のデータ送信速度差閾値よりも小さい場合には前記データの分割送信単位量を増やし、
所定のデータ送信速度差閾値よりも小さい場合には前記データの分割送信単位量を増やし、
前記速度差分が前記データ送信速度差閾値よりも大きい場合には前記データの分割送信単位量を削減し、
前記データ送信時間を前記データの分割送信単位量で除算して、この結果を前記送信経路と、前記優先度との組み合わせ毎のパケット送信間隔時間として記憶領域に格納する
ことを特徴とするデータ通信管理方法。 - コネクションレス型通信方式のプロトコルでデータの送信を行う場合には、前記パケット送信間隔時間に対して所定の固定値を設定することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のデータ通信管理方法。
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