JP3671787B2

JP3671787B2 - Power monitoring system

Info

Publication number: JP3671787B2
Application number: JP36618499A
Authority: JP
Inventors: 裕明湯浅; 浩道井上; 省互一村; 勝美横山; 誠中山
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1999-12-24
Filing date: 1999-12-24
Publication date: 2005-07-13
Anticipated expiration: 2019-12-24
Also published as: JP2001183399A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分電盤の外部に配設された表示器で負荷の使用電力及び積算電力量を表示する電力監視システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般の電力量計は、電気事業者が需要家の一軒当たりの積算電力を検出するために用いられている。この種の積算電力計は戸外に設置されていることが多く、使用者にとっては使用電力を確認するために戸外に出るのは面倒であるから、最近では分電盤に内蔵するための電力計も提案されている。
【０００３】
また、特開平１１−２２５４４２号公報には、太陽電池を用いて発電する分散電源と商用電源との系統連係を行い、分電電源で発電した電力に余剰が生じるときに商用電源側に売電が行われる太陽光発電システムにおいて、分電盤とは別に配設した表示器に負荷での使用電力を表示させることが開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記公報に開示されたものでは、負荷の使用電力を屋内で確認することができるという利点があるが、使用電力が多すぎるか否かを需要家が判別するのが難しいという不具合があった。
【０００５】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、負荷の使用電力や積算電力量が多いか否かを需要家が容易に判別することができる電力監視システムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、上記目的を達成するために、分電盤内に配設されて負荷の使用電力を検出する電力検出手段と、分電盤とは別に配設される表示器とを備え、前記表示器は、電力検出手段により検出された使用電力を積算して積算電力量を求める積算手段と、使用電力の目標値とする目標電力及び積算電力量の目標値とする目標積算電力量を記憶する記憶部と、電力検出手段により検出された使用電力及び積算手段により求められた積算電力量及び前記目標電力及び前記目標積算電力量を表示可能な表示部とを有することを特徴とするものであり、表示器を分電盤とは別に屋内に配設すれば使用電力及び積算電力量及び目標電力及び目標積算電力量を屋内で視認することができるので、需要家がリアルタイムで使用電力と目標電力とを比較したり、積算電力量と目標積算電力量とを比較することができ、使用電力や積算電力量がそれぞれの目標値に対して多いか否かを需要家が容易に判別することができる。
また、請求項１の発明は、前記表示器が、現在日時の管理を行う時計部と、時計部の出力に基づいて積算手段を積算開始時点から１ヶ月経過毎に積算電力量をリセットさせる処理手段とを備えるので、１ヶ月単位での積算電力量を需要家が簡単に知ることができる。
また、請求項１の発明は、前記処理手段が、積算手段で求められた積算電力量を１ヶ月単位で記憶部に記憶させるとともに、記憶部に記憶された過去の積算電力量を表示部に適宜表示させるので、１ヶ月単位での過去の積算電力量を表示部に表示することができるから、積算電力量に関して現在の月と過去の月との比較を需要家が容易に行うことができる。
また、請求項１の発明は、前記処理手段が、記憶部に少なくとも過去１年間の積算電力量を月毎に記憶させ、積算手段をリセットさせる際に、電力検出開始後１年未満のときには前１ヶ月間の積算電力量がリセット後の目標積算電力量として設定され、電力検出開始後１年以上のときには前年同月の積算電力量がリセット後の目標積算電力量として設定されるので、前月の積算電力量又は前年同月の積算電力量を当月の積算電力量の目安とすることができる。
【０００７】
請求項２の発明は、請求項１の発明において、前記表示器は、目標電力及び目標積算電力量を設定する設定手段が設けられているので、目標電力及び目標積算電力量を需要家が適宜設定することができる。
【０００８】
請求項３の発明は、請求項１または請求項２の発明において、前記表示器は、使用電力と目標電力とを表示部へ同時に表示する電力表示モードと、積算電力量と目標積算電力量とを表示部へ同時に表示する積算電力量表示モードとを有し、電力表示モードと積算電力量表示モードとを選択する選択手段を備えるので、使用電力と目標電力とが同時に表示され、また、積算電力量と目標積算電力量とが同時に表示されるので、目標値と実績との比較が容易になる。
【０００９】
請求項４の発明は、請求項３の発明において、前記表示器は、目標積算電力量に対する積算電力量の割合及び積算電力量を表示部へ同時に表示する割合表示モードを有し、前記選択手段は、割合表示モードを選択可能なので、選択手段により割合表示モードが選択されることで、表示部へ目標積算電力量に対する積算電力量の割合及び積算電力量が表示されるから、現在の積算電力量が目標積算電力量に対してどの位に達しているのか需要家が容易に判別することができる。
【００１５】
請求項５の発明は、請求項１乃至請求項４の発明において、前記処理手段は、時計部の出力に基づいて前年同月の積算電力量から求めた１時間当たりの電力量に前年同月の同日同時間までの時間を乗じた値を積算目安電力量として求める演算手段を備え、演算手段により求められた積算目安電力量を目標積算電力量として表示部へ表示させるので、例えば現在日時が４月３日午後３時の場合には、前年の４月１日から４月３日午後３時までの積算目安電力量が目標積算電力量として表示されるから、現在時点での積算電力量と目標積算電力量との比較が容易になる。
【００１６】
請求項６の発明は、請求項１乃至請求項５の発明において、前記表示器は、使用電力が目標電力を越えた状態、積算電力量が目標積算電力量を越えた状態の少なくとも一方の状態になると外部へ報知する報知部が設けられているので、使用電力が目標電力を越えた状態、積算電力量が目標積算電力量を越えた状態の少なくとも一方の状態になると報知部による報知が行われるから、使用電力や目標積算電力量がそれぞれの目標値を越えたことを需要家が容易に認識することができ、需要家が省エネルギ化を推進しやすくなる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
本実施形態の電力監視システムは、図３に示すように、単相３線の商用電源（図示せず）から電流制限器（以下、リミッタと称す）１１及び導電ブレーカよりなる主幹ブレーカ１２を介して接続されている電圧線Ｌ１，Ｌ２及び中性線Ｎに中継端子台１４を介して電力検出手段たる電力検出器２０を接続している。また、電力検出器２０には３芯ケーブル（例えば、ＣＰＥＶ用３芯ケーブル、ＡＥ用３芯ケーブルなど）１５を介して表示器３０が接続されている。リミッタ１１は需要家の負荷電流を電力会社との間の契約値以下に制限するために設けられたブレーカである。主幹ブレーカ１２と中継端子台１４との間においては、電圧線Ｌ１・中性線Ｎ間および電圧線Ｌ２・中性線Ｎ間に、それぞれ分岐ブレーカ１３を介して複数の分岐回路が接続されている。すなわち、分岐ブレーカ１３を介して負荷への電源が供給される。
【００１８】
リミッタ１１、主幹ブレーカ１２、分岐ブレーカ１３、中継端子台１４、電力検出器２０は分電盤（住宅盤）１に収納され、表示器３０は分電盤１とは別に屋内に設置される。
【００１９】
また、分電盤１には、リミッタ１１と主幹ブレーカ１２との間において電圧線Ｌ１，Ｌ２それぞれを流れる電流を検出する２個のカレントトランスＣＴ１，ＣＴ２が設けてあり、カレントトランスＣＴ１，ＣＴ２で検出した電流の瞬時値と電圧線Ｌ１・中性線Ｎ間、電圧線Ｌ２・中性線Ｎ間それぞれの線間電圧の瞬時値とを用いて電力を求める信号変換回路２１（図５参照）を有する上記電力検出器２０が設けられている。なお、図３及び図４に示すように、各カレントトランスＣＴ１，ＣＴ２は、それぞれ電線（例えば、ＡＷＧ用電線）１６，１６を介して電力検出器２０に接続されている。
【００２０】
信号変換回路２１は、図５に示す構成を有するものであり、各カレントトランスＣＴ１，ＣＴ２により検出した各電流値それぞれと上記各線間電圧それぞれととの積を求める２つの乗算器２４ａ，２４ｂと、乗算器２４ａ，２４ｂの出力値を加算する加算器２５と、加算器２５の出力を平滑化する積分器２６と、積分器２６の出力電圧を当該出力電圧に応じた周波数の矩形波信号に電圧−周波数変換して出力するＶ／Ｆコンバータ２７とを備えている。
【００２１】
Ｖ／Ｆコンバータ２７から出力される矩形波信号は３芯ケーブル１５の信号線Ｌｓ及び接地線Ｌａを介して表示器３０へ伝送される。また、電力検出器２０は、電圧線Ｌ１・中性線Ｎ間の線間電圧から信号変換回路２１用の直流電圧を得る電源回路２８を備え、電源回路２８は３芯ケーブル１５の電源線Ｌｅ及び接地線Ｌａを介して表示器３０へも電源供給するようになっている。
【００２２】
表示器３０は、図１に示す構成を有するものであり、電力検出器２０のＶ／Ｆコンバータ２６からの矩形波信号を周波数−電圧変換するＦ／Ｖコンバータ３９と、使用電力の目標値とする目標電力及び積算電力量の目標とする目標積算電力量などの各種データを記憶する記憶部３６と、Ｆ／Ｖコンバータ３９の出力に基づいて使用電力及び積算電力量を演算する演算処理部３８と、演算処理部３８により求められた使用電力（つまり、電力検出器２０により求められた使用電力）及び積算電力量及び前記目標電力及び前記目標積算電力量などを表示可能な表示部３２と、表示部３２への表示内容を選択したり各種の設定を行うための操作部３４と、現在日時を管理する時計部３７と、使用電力量と積算電力量とのうちの少なくとも一方がそれぞれの目標値を越えた時に外部報知を行う発光ダイオード（警告ＬＥＤ）よりなる報知部３３と、異常時や商用電源の停電時に電源を供給するバックアップ用電源回路３５とを備えている。ここにおいて、演算処理部３８は、Ｆ／Ｖコンバータ３９の出力や記憶部３６から読み出したデータに適宜演算を行い演算結果を表示部３２に表示させるものである。なお、演算処理部３８は、Ｆ／Ｖコンバータ３９の出力及び時計部３７の出力に基づいて積算電力量を求める（つまり、電力検出器２０により検出された使用電力を積算して積算電力量を求める）積算手段を備えている。
【００２３】
表示器３０は、図２に示す外観を有し、大角連用形の配線器具における２連モジュール寸法（３個モジュール寸法の２倍幅であって２個用のスイッチボックスに１個取り付けることができる寸法）の器体３１が用いられている。つまり、埋込型の配線器具と同様に取付枠を用いて取付施工がなされるものであり、取付枠をスイッチボックスに固定することによって壁面に取り付けたり、取付枠を壁面に木ねじで直付けしたり、壁パネルに設けた取付孔の周部を取付枠に引っ掛けた挟み金具と取付枠との間で挟持したりするなどの施工方法が採用可能となっている。この取付枠はＪＩＳ規格により規格化されているものを流用する。ここにおいて、図２には、上記取付枠に表示器３０の器体３１を取着して該取付枠の前面側に埋込型の配線器具用のプレート５０を装着した状態の外観を示してある。プレート５０は、上記取付枠にプレートねじ（図示せず）を用いて取り付けられる矩形枠状のプレート枠５２と、２連モジュール寸法の埋込型の配線器具の前面（ここでは、器体３１の前面）を露出させる開口窓５１ａを有しプレート枠５２の前面を覆う形でプレート枠５２に取り付けられる化粧プレート枠５１とで構成されている。
【００２４】
上述した表示器３０は、分電盤１とは別に壁面に取り付けることができるものであるから、住宅内の任意の場所に設置することが可能であって、使い勝手がよい。
【００２５】
表示器３０の器体３１の前面には、上記表示部３２、現在日時や各種データなどの各設定項目を設定したり選択する際に用いる設定送りスイッチＳＷ１、各設定項目の数値を増加させる数値増加設定スイッチＳＷ２、各設定項目の数値を減少させる数値減少設定スイッチＳＷ３が設けられている。また、器体３１の前面には、表示部３２の表示を切り替える第１の表示切替スイッチＳＷ４、表示部３２の表示を切り替える第２の表示切替スイッチＳＷ５、上記報知部３３を構成する発光ダイオード（以下、警告用ＬＥＤと称す）の前方に配置された透光部３３ａも設けてある。なお、上記操作部３４は、上記スイッチＳＷ１〜ＳＷ５により構成されている。また、本実施形態では、設定送りスイッチＳＷ１と数値増加設定スイッチＳＷ２と数値減少設定スイッチＳＷ３とで、目標電力及び目標積算電力量を設定する設定手段を構成している。
【００２６】
以下、表示器３０の演算処理部３８の動作について図６を参照しながら説明する。
【００２７】
電源が投入されると（Ｓ１）、演算処理部３８は表示部３２に時計設定用の表示を行わせる（Ｓ２）。上記操作部３４の操作により現在日時の設定（時計設定）が終了すると（Ｓ３）、使用電力（瞬時電力）の演算を行い（Ｓ４）、続いて積算電力量の演算を行う（Ｓ５）。その後、データ設定処理（Ｓ６）、データ保存処理（Ｓ７）、データ比較処理（Ｓ８）、データ表示処理（Ｓ９）が順次行われ、Ｓ４に戻る。
【００２８】
ここにおいて、データ設定処理（Ｓ６）では図７に示す処理が行われる。
【００２９】
すなわち、演算処理部３８は、操作部３４からの出力を監視することにより目標電力の設定を許可するか否かを判断し（Ｓ６２）、目標電力の設定を許可した場合には操作部３４の操作により目標電力が設定され（Ｓ６２）、設定が完了すると（Ｓ６３）、操作部３４からの出力を監視することにより目標積算電力量の設定を許可するか否かを判断する（Ｓ６４）。目標積算電力量の設定を許可した場合には、時計部３４の出力に基づいて電力検出開始後１年以上経過しているか否かを判別し（Ｓ６５）、電力検出開始後１年以上経過しているときには前年同月の積算電力量（前年同月の積算電力量があらかじめ記憶部３６に記憶されている）を目標積算電力量の初期値として表示部３２へ表示させる（Ｓ６７）。一方、Ｓ６５において電力検出開始後１年未満のときには前月実績（前月の積算電力量があらかじめ記憶部３６に記憶されている）を目標積算電力量の初期値として表示部３２へ表示させる（Ｓ６６）。そして、Ｓ６６又はＳ６７により目標積算電力量が表示部３２に表示された状態で目標積算電力量が初期値から変更（この変更は操作部３４の操作により行われる）されたか否かが判断され（Ｓ６８）、初期値から変更された場合には目標積算電力量が変更され（Ｓ６９）、設定を完了させる（Ｓ１６１）。Ｓ６８において初期値から変更なしと判断された場合には設定を完了させる（Ｓ１６１）。
【００３０】
また、データ保存処理（Ｓ７）では図８に示す処理が行われる。
【００３１】
すなわち、演算処理部３８は時計部３７の出力に基づいて積算手段による積算開始時点から１ヶ月が経過したか否かを判断し（Ｓ７１）、１ヶ月が経過したときに積算手段による積算電力量をリセットさせるとともに過去データとして記憶部３６に保存させる（Ｓ７２）。データ設定が完了したか否かが判断され（Ｓ７３）、データ設定が完了したときには、目標電力を記憶部３６に保存させ（Ｓ７４）、目標積算電力量を記憶部３６に保存させる（Ｓ７５）。なお、本実施形態では、演算処理部３８が積算手段による積算電力量を１ヶ月経過毎にリセットさせる処理手段を構成しており、記憶部３６に過去２４ヶ月間の積算電力量を月毎に記憶させるようになっている。
【００３２】
また、データ比較処理（Ｓ８）では図９に示す処理が行われる。
【００３３】
すなわち、演算処理部３８は、使用電力と目標電力との比較を行い（Ｓ８１）、使用電力が目標電力を越えている場合には報知部３３の警告ＬＥＤを点灯させる（Ｓ８２）。また、積算電力量と目標積算電力量との比較を行い（Ｓ８３）、積算電力量が目標積算電力量を越えている場合には報知部３３の警告ＬＥＤを点灯させる（Ｓ８４）。また、月間の積算電力量の目安から現時点までの積算目安電力量を演算して求め（Ｓ８５）、積算電力量と積算目安電力量との比較を行う（Ｓ８６）。そして、積算電力量が積算目安電力量を越えている場合には報知部３３の警告ＬＥＤを点灯させる（Ｓ８７）。一方、積算電力量が積算目安電力量を越えていない場合にはデータ比較を終了する。
【００３４】
また、データ表示処理（Ｓ９）では図１０に示す処理が行われる。
【００３５】
演算処理部３８は、操作部３４の操作などにより表示モードが決定され（Ｓ９１）、該決定された表示モードに応じて表示部３２へ、Ｓ９２のように使用電力及び目標電力を同時に表示させたり（電力表示モード）、Ｓ９４のように積算電力量及び目標積算電力量を同時に表示させたり（積算電力表示モード）、Ｓ９５のように積算電力量及び積算目安電力量を表示させたり、Ｓ９６のように過去の積算電力量を表示させたり（過去データ表示モード）、Ｓ９７のように現在日時を時計表示させたり（時計表示モード）する。
【００３６】
次に、表示部３２の表示状態の切り替わりについて図１１を参照しながら説明する。
【００３７】
電源が投入されると（Ｓ２１）、まず、現在日時設定を行うための表示がなされる（Ｓ２２）。そして、現在日時の設定が終了すると表示部３２に現在日時が表示される（Ｓ２３）。
【００３８】
その後、第１の表示切替スイッチＳＷ４を押すと、現在の使用電力（瞬時電力）及び目標電力が同時に表示され（Ｓ２４）、次に、第１の表示切替スイッチＳＷ４を押すと、今月の現時点での積算電力量及び目標積算電力量が同時に表示され（Ｓ２５）る。さらにその後、第１の表示切替スイッチＳＷ４を押すと、今月の現時点での積算電力量及び月間の積算目安電力量が表示され（Ｓ２６）、続いて第１の表示切替スイッチＳＷ４を押すと、目標積算電力量及び目標積算電力量に対する現在までの積算電力量の割合が同時に表示され（Ｓ２７）、次に第１の表示切替スイッチＳＷ４を押すと、現在日時の表示（Ｓ２３）に戻る。つまり、第１の表示切替スイッチＳＷ１を押すことにより次の表示モードへ移行するようになっており、第１の表示切替スイッチＳＷ１が表示モードを選択する選択手段を構成している。ただし、Ｓ２５，Ｓ２６，Ｓ２７の表示がされている状態で２分間以上にわたって操作部３４が操作されない場合には、Ｓ２４の表示モードへ戻るようになっている。ここにおいて、Ｓ２６の積算目安電力量は、演算処理部３８により構成される上記処理手段に設けられる演算手段により求められる。この演算処理手段は、時計部３７及び記憶部３６の出力に基づいて前年同月の積算電力量から該前年同月における１時間当たりの電力量を求め、該電力量に前年同月の同日同時間までの時間を乗じた値を積算目安電力量として求める。
【００３９】
なお、現在日時が表示されている状態（Ｓ２３）で設定送りスイッチＳＷ１を所定時間（２秒）以上押すと、現在日時設定を行うための表示がなされる（Ｓ２２）。また、現在の使用電力及び目標電力が同時に表示されている状態（Ｓ２４）で設定送りスイッチＳＷ１を押すと、目標電力を設定するための表示がなされ（Ｓ２８）、目標電力を設定するための表示がされている状態（Ｓ２８）で設定送りスイッチＳＷ１を押すと現在の使用電力及び目標電力の表示状態（Ｓ２４）に戻る。また、（Ｓ２３〜Ｓ２７）が表示されている状態で第２の表示切替スイッチＳＷ５を押すと積算電力量の過去のデータが表示され（Ｓ２９）、過去の積算電力量が表示されている状態（Ｓ２９）で第１の表示切替スイッチＳＷ４を押すと前回表示していた状態に戻る。また、今月の現時点での積算電力量及び月間の積算目安電力量（目標積算電力量）が表示されている状態（Ｓ２６）で設定送りスイッチＳＷ１を押すと月間の目標積算電力量を設定するための表示がなされ（Ｓ３０）、目標積算電力量を設定するための表示がされている状態（Ｓ３０）で設定送りスイッチＳＷ１を押すと今月の現時点での積算電力量及び月間の積算目安電力量が表示されている状態（Ｓ２６）に戻る。
【００４０】
なお、Ｓ２７のように目標積算電力量及び目標積算電力量に対する現在までの積算電力量の割合が同時に表示される表示モードを割合表示モードと称す。
【００４１】
以下、表示器３０における表示部３２の表示状態について図１２〜図３１を参照しながら説明する。なお、表示部３２は数値表示がセグメント式のものであり、表示している情報の種別は、上欄に設けた種別表示領域Ｄ１又は下欄に設けた種別表示領域Ｄ３に文字で表示され、数値は数値表示領域Ｄ２又はＤ４に表示される。また、数値表示領域Ｄ２，Ｄ４に表示されている数字のうち白抜きの数字は当該数字が点滅していることを示している。
【００４２】
まず、現在日時を設定する際の表示部３２の表示について説明するが、ここでは、一例として電源投入後に図１２に示すような日時「９９年７月２２日８時３分」を表示させる場合について説明する。
【００４３】
電源が投入されると、図１３（ａ）にような表示が行われ、年の数値「９９」が点滅する。ここで、設定送りスイッチＳＷ１を押すと、図１３（ｂ）のように月の数値「１」が点滅するので、数値増加設定スイッチＳＷ２，数値減少設定スイッチＳＷ３を適宜操作することにより、図１３（ｃ）のように月の数値を「７」に合わせる。そして、設定送りスイッチＳＷ１を押すと、図１３（ｄ）のように日の数値「１」が点滅するので、数値増加設定スイッチＳ２，Ｓ３を適宜操作することにより、図１３（ｅ）のように日の数値を「２２」に合わせる。そして、設定送りスイッチＳＷ１を押すと、図１３（ｆ）のように時の数値「０」が点滅するので、数値増加設定スイッチＳＷ２，数値減少設定スイッチＳＷ３を適宜操作することにより、図１４（ａ）のように時の数値を「８」に合わせる。そして、設定送りスイッチＳＷ１を押すと、図１４（ｂ）のように分の数値「００」が点滅するので、数値増加設定スイッチＳ２，数値減少設定スイッチＳ３を適宜操作することにより、図１４（ｃ）のように分の数値を「０３」に合わせる。そして、設定送りスイッチＳＷ１を２秒以上継続して押すことにより、図１５（ａ）のように年、月、日、時、分の全てが確定した状態になり、第１の表示切替スイッチＳＷ４を押すことにより、図１６のように現在の使用電力が数値表示領域Ｄ２に表示されるとともに、目標電力が数値表示領域Ｄ４に表示される。
【００４４】
一方、図１４（ｃ）のように分の数値を「０３」に合わせた後に、設定送りスイッチＳＷ１を２秒よりも短い時間だけ押すと、図１５（ｂ）のように年の数値「９９」が点滅する。要するに、設定送りスイッチＳＷ１を２秒よりも短い時間だけ押すことにより、年、月、日、時、分の各設定項目が順に選択される。また、月、日、時、分のいずれかの数値が点滅している状態においても設定送りスイッチＳＷ１を２秒以上押すことにより、日時が確定される。
【００４５】
次に、現在日時を変更する場合の表示部３２の表示について説明するが、ここでは、一例として「９９年７月２２日８時３分」を「９９年８月２日９時８分」に変更する場合について説明する。
【００４６】
図１７（ａ）にような表示がされた状態で設定送りスイッチＳＷ１を２秒以上押すと、図１７（ｂ）のように年の数値「９９」が点滅する。ここで、設定送りスイッチＳＷ１を押すと、図１７（ｃ）のように月の数値「７」が点滅するので、数値増加設定スイッチＳＷ２，数値減少設定スイッチＳＷ３を適宜操作することにより、図１７（ｄ）のように月の数値を「８」に合わせる。そして、設定送りスイッチＳＷ１を押すと、図１７（ｅ）のように日の数値「２２」が点滅するので、数値増加設定スイッチＳＷ２，数値減少設定スイッチＳＷ３を適宜操作することにより、図１７（ｆ）のように日の数値を「２」に合わせる。そして、設定送りスイッチＳＷ１を押すと、図１８（ａ）のように時の数値「８」が点滅するので、数値増加設定スイッチＳＷ２，数値減少スイッチＳＷ３を適宜操作することにより、図１８（ｂ）のように時の数値を「９」に合わせる。そして、設定送りスイッチＳＷ１を押すと、図１８（ｃ）のように分の数値「０３」が点滅するので、数値増加設定スイッチＳ２，数値減少設定スイッチＳ３を適宜操作することにより、図１８（ｄ）のように分の数値を「０８」に合わせる。そして、設定送りスイッチＳＷ１を２秒以上継続して押すことにより、図１８（ｅ）のように年、月、日、時、分の全てが確定した状態になり、第１の表示切替スイッチＳ４を押すことにより、上記図１６のように現在の使用電力が数値表示領域Ｄ２に表示されるとともに、目標電力が数値表示領域Ｄ４に表示される。
【００４７】
次に、現在の使用電力及び目標電力の表示例について図１９を参照しながら説明する。使用電力及び目標電力が表示される電力表示モードでは、図１９のように、表示部３２の上欄の種別表示領域Ｄ１に「現在電気使用量」という文字が表示され、上欄の数値表示領域Ｄ２に現在の使用電力が表示される。また、表示部３２の下欄の種別表示領域Ｄ２に「おやすみ時使用量目安」の文字が表示され、下欄の数値表示領域Ｄ４に目標電力が表示される。
【００４８】
ここに、目標電力（おやすみ時使用量目安）を設定する場合の表示部３２の表示例について説明するが、ここでは、目標電力を「１．２ＫＷ」から「１．４ＫＷ」に変更する場合について説明する。
【００４９】
図２０（ａ）のように数値表示領域Ｄ２に使用電力が表示されるとともに数値表示領域Ｄ４に目標電力が表示された状態で設定送りスイッチＳＷ１を２秒以上押すと、図２０（ｂ）のように数値表示領域Ｄ４に表示されている数値「１．２」が点滅する。ここで、数値増加設定スイッチＳＷ２を押し続けると数値表示領域Ｄ２に表示される数値が連続的に増加し、数値表示領域Ｄ４に例えば図２０（ｃ）のように数値「２．０」が点滅し、数値減少設定スイッチＳＷ３を押し続けると数値が連続的に減少し、数値表示領域Ｄ４に例えば図２０（ｄ）のように数値「１．５」が点滅する。そして、数値減少設定スイッチＳＷ３を１回押すことにより、図２０（ｅ）のように数値「１．４」が点滅する。そして、設定送りスイッチＳＷ１を２秒以上押すことにより、図２１のように現在の使用電力及び目標電力が同時に表示されるとともに目標電力が「１．４ＫＷ」に確定する。
【００５０】
また、図２２及び図２３は、今月の現時点での積算電力量及び目標積算電力量が同時に表示される場合の表示例を示したものである。ここに、図２２は演算処理部３８による電力検出を開始した月の翌々月以降であって目標積算電力量が設定されている場合の表示例であり、種別表示領域Ｄ１に「今月電気使用量」の文字が表示され、数値表示領域Ｄ２に今月の現時点までの積算電力量の数値「１４６」が表示され、種別表示領域Ｄ３に「今月現在使用量目安」の文字が表示され、数値表示領域Ｄ４に今月の現時点までの目標積算電力量の数値「１７８」が表示される。ここにおいて、数値表示領域Ｄ４には、演算処理部３８による電力検出を開始して３ヶ月目から１２ヶ月目までは当月の１ヶ月前の積算電力量が表示され、演算処理部３８による電力検出を開始して１３ヶ月目からは１年前の同月の積算電力量が表示される。図２２の表示状態では、２分間以上にわたって上記スイッチＳＷ１〜ＳＷ５が操作されないと、自動で現在の使用電力及び目標電力が表示される電力表示モードへ移行し、図２２の表示状態で第１の表示切替スイッチＳＷ４を押すと、次の表示モードへ移行する。
【００５１】
また、図２３は演算処理部３８による電力検出を開始した月及び翌月以降であって目標電力が設定されていない場合の表示例であり、種別表示領域Ｄ１に「今月電気使用量」の文字が表示され、数値表示領域Ｄ２に今月の現時点での積算電力量の数値「１４６」が表示され、種別表示領域Ｄ３に「今月現在使用量目安」の文字が表示され、数値表示領域Ｄ４に数値「０」が表示される。図２３の表示状態では、２分間以上にわたって上記スイッチＳＷ１〜ＳＷ５が操作されないと、自動で現在の使用電力及び目標電力が表示される電力表示モードへ移行し、図２３の表示状態で第１の表示切替スイッチＳＷ４を押すと、次の表示モードへ移行する。
【００５２】
また、図２４及び図２５は、当月の現時点での積算電力量及び当月の１ヶ月間の目標積算電力量が同時に表示される場合の表示例を示したものである。図２４は演算処理部３８による電力検出を開始した月の翌々月以降であって１ヶ月の目標積算電力量が設定されている場合の表示例であり、種別表示領域Ｄ１に「今月現在電気使用量」の文字が表示され、数値表示領域Ｄ２に今月の現時点までの積算電力量の数値「１４６」が表示され、種別表示領域Ｄ３に「今月月間使用量目安」の文字が表示され、数値表示領域Ｄ４に当月の１ヶ月の目標積算電力量の数値「４７８」が表示される。ここにおいて、数値表示領域Ｄ４には、演算処理部３８による電力検出を開始して３ヶ月目から１２ヶ月目まではその月の１ヶ月前の１ヶ月間の積算電力量が表示され、演算処理部３８による電力検出を開始して１３ヶ月目からは１年前の同月の１ヶ月間の積算電力量が表示される。図２４の表示状態では、２分間以上にわたって上記スイッチＳＷ１〜ＳＷ５が操作されないと、自動で現在の使用電力及び目標電力が表示される電力表示モードへ移行し、また、第１の表示切替スイッチＳＷ４を押すと、次の表示モードへ移行する。また、設定送りスイッチＳＷ１を２秒以上押すと、今月の目標積算電力量を設定するための表示へ移行する。
【００５３】
また、図２５は演算処理部３８による電力検出を開始した月及び翌月であって目標積算電力量が設定されていない場合の表示例であり、種別表示領域Ｄ１に「今月電気使用量」の文字が表示され、数値表示領域Ｄ２に今月の現時点までの積算電力量の数値「１４６」が表示され、種別表示領域Ｄ３に「今月月間使用量目安」の文字が表示され、数値表示領域Ｄ４に数値「０」が表示される。図２５の表示状態では、２分間以上にわたって上記スイッチＳＷ１〜ＳＷ５が操作されないと、自動で現在の使用電力及び目標電力が表示される電力表示モードへ移行し、また、第１の表示切替スイッチＳＷ４を押すと、次の表示モードへ移行する。
【００５４】
ところで、図２６（ａ）のように今月の現時点での積算電力量（１８６ｋＷｈ）が今月現時点までの目標積算電力量（１７８ｋＷｈ）を越えると、報知部３３を構成する警告ＬＥＤが点灯して発光表示部３３ａによる報知がなされる（図２６（ａ）において発光表示部３３ａにハッチングを施しているのは警告ＬＥＤが点灯していることを示す）。ただし、目標積算電力量が設定されていない場合には、電源投入が投入した月の翌々月からこのような報知が可能となる。
【００５５】
図２６（ａ）のように発光表示部３３ａにより報知がなされた状態（警告ＬＥＤが点灯した状態）で、第２の表示切替スイッチＳＷ５を押すと、図２６（ｂ）のように警告ＬＥＤが消灯して発光表示部３３ａによる報知がない状態へ移行する。ただし、翌日の午前６時以降に積算電力量が目標積算電力量を越えていれば警告ＬＥＤが再点灯する。
【００５６】
また、図２７（ａ）のように表示部３２に現在の使用電力及び目標電力が表示された状態で、第２の表示切替スイッチＳＷ５を押すと、図２７（ｂ）のように過去の積算電力量が表示される。すなわち、種別表示領域Ｄ１に「過去月間電気使用量」の文字が表示され、数値表示領域Ｄ２に１ヶ月前の１ヶ月間の積算電力量の数値「４９９」が表示され、数値表示領域Ｄ４に前月の年、月それぞれの数値「９９」、「６」が表示される。また、図２７（ｂ）の表示状態で第１の表示切替スイッチＳＷ４を押すと、図２７（ａ）のような現在の使用電力及び目標電力が同時に表示された状態に戻るが、２分間以上にわたって上記スイッチＳＷ１〜ＳＷ５が操作されないと、自動で現在の使用電力及び目標電力が表示される電力表示モードへ移行する。
【００５７】
ところで、上述の第２の表示切替スイッチＳＷ５を操作することにより、過去２４ヶ月の各月の月間の積算電力量を表示させることができるようになっている。いま現在が９９年７月とすると、図２８（ａ）のように１ヶ月前（９９年６月）の月間の積算電力量が表示された状態で、第２の表示切替スイッチＳＷ５を押すと、図２８（ｂ）のように２ヶ月前の月間の積算電力量が表示され、さらに第２の表示切替スイッチＳＷ５を押すと、図２８（ｃ）のように３ヶ月前の月間の積算電力量が表示される。同様にして第２の表示切替スイッチＳＷ５を押す度に表示されている前の月の月間の積算電力量が表示され、図２８（ｄ）のように２４ヶ月前（９８年８月）の月間の積算電力量が表示された状態で、第２の表示切替スイッチＳＷ５を押すと、図２８（ｅ）のように１ヶ月前（９９年６月）の月間の積算電力量が表示された状態に戻る。
【００５８】
次に、月間の目標積算電力量を設定する場合の表示例について説明する。
【００５９】
いま、図２９（ａ）のように今月の現時点の積算電力量及び月間の目標積算電力量が表示されている状態で設定送りスイッチＳＷ１を２秒以上押すと、図２９（ｂ）のように種別表示領域Ｄ３に「月間使用量目安」の文字が表示され、数値表示領域Ｄ４に１ヶ月前の積算電力量の数値「４５０」が表示される。
【００６０】
ここにおいて、月間の目標積算電力量を設定する際の表示部３２の表示例について説明する。
【００６１】
図３０（ａ）のように数値表示領域Ｄ２に月間の目標積算電力量が表示された状態で、設定送りスイッチＳＷ１を２秒以上押すと、図３０（ｂ）のように数値表示領域Ｄ４の数値「４５０」が点滅し、その後、数値増加設定スイッチＳＷ２を押し続けることにより数値表示領域Ｄ４の数値が連続的に増加し（数値減少設定スイッチＳＷ３を押し続ければ数値が連続的に減少する）、数値表示領域Ｄ４に例えば図３０（ｃ）のように数値「４５９」が点滅する。さらに、数値増加設定スイッチＳＷ２を押し続けることにより数値表示領域Ｄ４の数値が連続的に増加し、数値表示領域Ｄ４に例えば図３０（ｄ）のように数値「４９８」が点滅する。その後、数値増加設定スイッチＳＷ２を２回押すことにより数値表示領域Ｄ４の数値が２だけ増加して、図３０（ｅ）のように数値「５００」が点滅する。そして、設定送りスイッチＳＷ１を２秒以上押すことにより、図３１のように今月の現時点での積算電力量が数値表示領域Ｄ２に表示されるとともに今月の月間の目標積算電力量の数値が「５００」で確定して数値表示領域Ｄ４に表示される。この図３１の表示状態で２分間以上にわたって上記スイッチＳＷ１〜ＳＷ５が操作されないと、自動で現在の使用電力及び目標電力が表示される電力表示モードへ移行する。
【００６２】
以上説明した本実施形態の電力監視システムでは、表示器３０を分電盤１とは別に屋内に配設することで、使用電力及び積算電力量及び目標電力及び目標積算電力量を屋内で視認することができるので、需要家がリアルタイムで使用電力と目標電力とを比較したり、積算電力量と目標積算電力量とを比較することができ、使用電力や積算電力量がそれぞれの目標値に対して多いか否かを需要家が容易に判別することができ、省エネルギ化を推進しやすくなる。例えば、睡眠時の使用電力を目標電力として設定しておき、次の日の睡眠時に確認することにより、電気の消し忘れなどを発見することができる。
【００６３】
ここに、表示器３０には、目標電力及び目標積算電力量を設定する上記設定手段が設けられているので、目標電力及び目標積算電力量を需要家が適宜設定することができる。したがって、使用電力や積算電力量が多い月と少ない月とで目標値を容易に設定変更することができる。
【００６４】
しかも、本実施形態における表示部３０には、使用電力と目標電力とが同時に表示され、また、積算電力量と目標積算電力量とが同時に表示されるので、目標値と実績との比較が容易になる。また、表示器３０へ割合表示モードで表示させることで、表示部３０へ目標積算電力量に対する積算電力量の割合及び積算電力量が表示されるから、現在の積算電力量が目標積算電力量に対してどの位に達しているのか需要家が容易に判別することができる。
【００６５】
また、本実施形態では、上記積算手段による積算電力量が積算開始時点から１ヶ月経過毎にリセットされるので、１ヶ月単位での積算電力量を需要家が簡単に知ることができる。しかも、１ヶ月単位での過去の積算電力量を表示部３２に表示することができるので、積算電力量に関して現在の月と過去の月との比較を需要家が容易に行うことができる。また、積算手段のリセット前の積算電力量をリセット後の目標積算電力量として記憶部３６に記憶させることにより、前月の積算電力量を当月の積算電力量の目安とすることができる。また、上記処理手段では、上記積算手段をリセットさせる際に、前年同月の積算電力量をリセット後の目標積算電力量として設定することにより、前年同月の積算電力量を当月の積算電力量の目安とすることができる。また、演算手段により求められた積算目安電力量を目標積算電力量として表示部３２へ表示させることができるので、例えば現在日時が４月３日午後３時の場合には、前年の４月１日から４月３日午後３時までの積算目安電力量が目標積算電力量として表示されるから、現在時点での積算電力量と目標積算電力量との比較が容易になる。
【００６６】
また、使用電力が目標電力を越えた状態、積算電力量が目標積算電力量を越えた状態の少なくとも一方の状態になると報知部３３による報知が行われるから、使用電力や目標積算電力量がそれぞれの目標値を越えたことを需要家が容易に認識することができ、需要家が省エネルギ化を推進しやすくなる。
【００６７】
【発明の効果】
請求項１の発明は、分電盤内に配設されて負荷の使用電力を検出する電力検出手段と、分電盤とは別に配設される表示器とを備え、前記表示器は、電力検出手段により検出された使用電力を積算して積算電力量を求める積算手段と、使用電力の目標値とする目標電力及び積算電力量の目標値とする目標積算電力量を記憶する記憶部と、電力検出手段により検出された使用電力及び積算手段により求められた積算電力量及び前記目標電力及び前記目標積算電力量を表示可能な表示部とを有するものであり、表示器を分電盤とは別に屋内に配設すれば使用電力及び積算電力量及び目標電力及び目標積算電力量を屋内で視認することができるので、需要家がリアルタイムで使用電力と目標電力とを比較したり、積算電力量と目標積算電力量とを比較することができ、使用電力や積算電力量がそれぞれの目標値に対して多いか否かを需要家が容易に判別することができるという効果がある。
また、請求項１の発明は、前記表示器が、現在日時の管理を行う時計部と、時計部の出力に基づいて積算手段を積算開始時点から１ヶ月経過毎に積算電力量をリセットさせる処理手段とを備えるので、１ヶ月単位での積算電力量を需要家が簡単に知ることができるという効果がある。
また、請求項１の発明は、前記処理手段が、積算手段で求められた積算電力量を１ヶ月単位で記憶部に記憶させるとともに、記憶部に記憶された過去の積算電力量を表示部に適宜表示させるので、１ヶ月単位での過去の積算電力量を表示部に表示することができるから、積算電力量に関して現在の月と過去の月との比較を需要家が容易に行うことができるという効果がある。
また、請求項１の発明は、前記処理手段が、記憶部に少なくとも過去１年間の積算電力量を月毎に記憶させ、積算手段をリセットさせる際に、電力検出開始後１年未満のときには前１ヶ月間の積算電力量がリセット後の目標積算電力量として設定され、電力検出開始後１年以上のときには前年同月の積算電力量がリセット後の目標積算電力量として設定されるので、前月の積算電力量又は前年同月の積算電力量を当月の積算電力量の目安とすることができるという効果がある。
【００６８】
請求項２の発明は、請求項１の発明において、前記表示器は、目標電力及び目標積算電力量を設定する設定手段が設けられているので、目標電力及び目標積算電力量を需要家が適宜設定することができるという効果がある。
【００６９】
請求項３の発明は、請求項１または請求項２の発明において、前記表示器は、使用電力と目標電力とを表示部へ同時に表示する電力表示モードと、積算電力量と目標積算電力量とを表示部へ同時に表示する積算電力量表示モードとを有し、電力表示モードと積算電力量表示モードとを選択する選択手段を備えるので、使用電力と目標電力とが同時に表示され、また、積算電力量と目標積算電力量とが同時に表示されるので、目標値と実績との比較が容易になるという効果がある。
【００７０】
請求項４の発明は、請求項３の発明において、前記表示器は、目標積算電力量に対する積算電力量の割合及び積算電力量を表示部へ同時に表示する割合表示モードを有し、前記選択手段は、割合表示モードを選択可能なので、選択手段により割合表示モードが選択されることで、表示部へ目標積算電力量に対する積算電力量の割合及び積算電力量が表示されるから、現在の積算電力量が目標積算電力量に対してどの位に達しているのか需要家が容易に判別することができるという効果がある。
【００７６】
請求項５の発明は、請求項１乃至請求項４の発明において、前記処理手段は、時計部の出力に基づいて前年同月の積算電力量から求めた１時間当たりの電力量に前年同月の同日同時間までの時間を乗じた値を積算目安電力量として求める演算手段を備え、演算手段により求められた積算目安電力量を目標積算電力量として表示部へ表示させるので、例えば現在日時が４月３日午後３時の場合には、前年の４月１日から４月３日午後３時までの積算目安電力量が目標積算電力量として表示されるから、現在時点での積算電力量と目標積算電力量との比較が容易になるという効果がある。
【００７７】
請求項６の発明は、請求項１乃至請求項５の発明において、前記表示器は、使用電力が目標電力を越えた状態、積算電力量が目標積算電力量を越えた状態の少なくとも一方の状態になると外部へ報知する報知部が設けられているので、使用電力が目標電力を越えた状態、積算電力量が目標積算電力量を越えた状態の少なくとも一方の状態になると報知部による報知が行われるから、使用電力や目標積算電力量がそれぞれの目標値を越えたことを需要家が容易に認識することができ、需要家が省エネルギ化を推進しやすくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施形態を示し、表示器のブロック図である。
【図２】同上の表示器の外観を示し、（ａ）は正面図、（ｂ）は下面図、（ｃ）は側面図である。
【図３】実施形態を示す電力監視システムのシステム構成図である。
【図４】同上の要部構成図である。
【図５】同上の電力検出器のブロック図である。
【図６】同上の表示器の動作説明図である。
【図７】同上の表示器の動作説明図である。
【図８】同上の表示器の動作説明図である。
【図９】同上の表示器の動作説明図である。
【図１０】同上の表示器の動作説明図である。
【図１１】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図１２】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図１３】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図１４】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図１５】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図１６】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図１７】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図１８】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図１９】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図２０】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図２１】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図２２】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図２３】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図２４】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図２５】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図２６】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図２７】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図２８】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図２９】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図３０】同上の表示器の表示例の説明図である。
【図３１】同上の表示器の表示例の説明図である。
【符号の説明】
３２表示部
３３報知部
３４操作部
３５演算回路
３６記憶部
３７時計部
３８演算処理部
３９Ｆ／Ｖコンバータ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a power monitoring system that displays load power consumption and integrated power consumption with a display device provided outside a distribution board.
[0002]
[Prior art]
A general watt-hour meter is used for an electric power company to detect an integrated power per customer. This type of integrating wattmeter is often installed outdoors, and it is troublesome for users to go outside to check the power consumption. Has also been proposed.
[0003]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-225442 discloses a system linkage between a distributed power source that generates power using a solar cell and a commercial power source, and sells power to the commercial power source side when surplus is generated in the power generated by the distribution power source. In the photovoltaic power generation system in which the power is used, it is disclosed that the power used in the load is displayed on a display device provided separately from the distribution board.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, although what was disclosed by the said gazette has the advantage that the electric power used of load can be checked indoors, there was a fault that it was difficult for a consumer to judge whether electric power used was too much. It was.
[0005]
The present invention has been made in view of the above-mentioned reasons, and an object thereof is to provide a power monitoring system that allows a consumer to easily determine whether or not there is a large amount of power used or accumulated power. It is in.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 includes a power detection means that is disposed in the distribution board and detects the power used by the load, and a display that is disposed separately from the distribution board. And the display unit integrates the used power detected by the power detecting means to obtain an integrated power amount, a target power that is a target value of the used power, and a target integrated power that is a target value of the integrated power amount A storage unit that stores the amount; a power that is detected by the power detection unit; an integrated power amount that is obtained by the integration unit; and a display unit that can display the target power and the target integrated power amount. If the indicator is installed indoors separately from the distribution board, the power used, integrated power, target power, and target integrated power can be viewed indoors, so consumers can use it in real time. Compare power with target power Or, it is possible to compare the cumulative power amount and the target integrated amount of power, can be used power and integral power consumption is large whether the customer for each target value easily determined.
  Further, according to the first aspect of the present invention, the display unit resets the integrated electric energy every one month from the integration start time based on the output of the clock unit that manages the current date and time, and the clock unit. Means, it is possible for the consumer to easily know the integrated electric energy in units of one month.
  In the invention according to claim 1, the processing means stores the integrated power amount obtained by the integrating means in the storage unit in units of one month, and the past integrated power amount stored in the storage unit is displayed on the display unit. Since it is displayed appropriately, the past accumulated power amount in units of one month can be displayed on the display unit, so that the consumer can easily compare the current month and the past month with respect to the accumulated power amount. .
  According to the first aspect of the present invention, when the processing unit stores the accumulated power amount of at least the past one year in the storage unit every month and resets the integrating unit, if the processing unit is less than one year after the start of power detection, Since the integrated power amount for one month is set as the target integrated power amount after resetting, and the integrated power amount for the same month of the previous year is set as the target integrated power amount after resetting when it is more than one year after the start of power detection, The accumulated power amount or the accumulated power amount of the same month of the previous year can be used as a standard for the accumulated power amount of the current month.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, since the display device is provided with setting means for setting the target power and the target integrated power amount, the consumer appropriately determines the target power and the target integrated power amount. Can be set.
[0008]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the display device includes a power display mode for simultaneously displaying the used power and the target power on the display unit, the integrated power amount, and the target integrated power amount. And a power consumption display mode for simultaneously displaying the power on the display unit, and a selection means for selecting the power display mode and the cumulative power consumption display mode is provided, so that the used power and the target power are displayed at the same time. Since the electric energy and the target integrated electric energy are displayed at the same time, it is easy to compare the target value with the actual results.
[0009]
The invention according to claim 4 is the invention according to claim 3, wherein the indicator has a ratio display mode for simultaneously displaying a ratio of the integrated electric energy to the target integrated electric energy and the integrated electric energy on the display unit, Since the ratio display mode can be selected, when the ratio display mode is selected by the selecting means, the ratio of the integrated power amount to the target integrated power amount and the integrated power amount are displayed on the display unit. The consumer can easily determine how much the amount has reached the target integrated power amount.
[0015]
  Claim5Claimed inventionClaims 1 to 4In the invention, the processing means uses a value obtained by multiplying the amount of power per hour obtained from the accumulated power amount of the same month of the previous year based on the output of the clock unit by the time until the same time of the same month of the previous year as the accumulated reference power amount. Since the integrated calculation power amount calculated by the calculation means is displayed on the display unit as the target integrated power amount, for example, when the current date and time is 3 p.m. Since the integrated reference power amount from the day to April 3 at 3:00 pm is displayed as the target integrated power amount, it becomes easy to compare the integrated power amount at the current time point with the target integrated power amount.
[0016]
  Claim6The invention of claim 1 to claim 15In the present invention, the indicator is provided with a notification unit for notifying the outside when at least one of the state where the used power exceeds the target power and the state where the integrated power amount exceeds the target integrated power amount. When the power consumption exceeds the target power and when the integrated power amount exceeds at least one of the target integrated power amounts, the notification unit notifies that the used power and the target integrated power amount The consumer can easily recognize that the value has been exceeded, and the consumer can easily promote energy saving.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As shown in FIG. 3, the power monitoring system of the present embodiment includes a single-phase, three-wire commercial power supply (not shown) from a current limiter (hereinafter referred to as a limiter) 11 and a main breaker 12 including a conductive breaker. A power detector 20 serving as a power detection unit is connected to the voltage lines L1 and L2 and the neutral line N connected to each other via the relay terminal block 14. The power detector 20 is connected to a display 30 via a three-core cable (for example, a CPEV three-core cable, an AE three-core cable, etc.) 15. The limiter 11 is a breaker provided to limit the load current of the customer to a contract value or less with the electric power company. Between the main breaker 12 and the relay terminal block 14, a plurality of branch circuits are connected between the voltage line L1 and the neutral line N and between the voltage line L2 and the neutral line N via the branch breaker 13, respectively. Yes. That is, power is supplied to the load via the branch breaker 13.
[0018]
The limiter 11, the main breaker 12, the branch breaker 13, the relay terminal block 14, and the power detector 20 are housed in the distribution board (residential board) 1, and the display 30 is installed indoors separately from the distribution board 1.
[0019]
In addition, the distribution board 1 is provided with two current transformers CT1 and CT2 for detecting currents flowing through the voltage lines L1 and L2 between the limiter 11 and the main breaker 12, respectively. A signal conversion circuit 21 for obtaining power using the detected instantaneous value of the current and the instantaneous value of the line voltage between the voltage line L1 and the neutral line N and between the voltage line L2 and the neutral line N (see FIG. 5). The power detector 20 is provided. As shown in FIGS. 3 and 4, the current transformers CT <b> 1 and CT <b> 2 are connected to the power detector 20 via electric wires (for example, AWG electric wires) 16 and 16, respectively.
[0020]
The signal conversion circuit 21 has the configuration shown in FIG. 5 and includes two multipliers 24a and 24b for obtaining the product of each current value detected by each current transformer CT1 and CT2 and each line voltage. , An adder 25 for adding the output values of the multipliers 24a and 24b, an integrator 26 for smoothing the output of the adder 25, and an output voltage of the integrator 26 into a rectangular wave signal having a frequency corresponding to the output voltage. And a V / F converter 27 that performs voltage-frequency conversion and outputs the result.
[0021]
The rectangular wave signal output from the V / F converter 27 is transmitted to the display 30 via the signal line Ls and the ground line La of the three-core cable 15. The power detector 20 includes a power supply circuit 28 that obtains a DC voltage for the signal conversion circuit 21 from the line voltage between the voltage line L1 and the neutral line N. The power supply circuit 28 is a power supply line Le of the three-core cable 15. The display 30 is also supplied with power via the ground line La.
[0022]
The display 30 has the configuration shown in FIG. 1, and includes an F / V converter 39 that performs frequency-voltage conversion on a rectangular wave signal from the V / F converter 26 of the power detector 20, and a target value of power used. A storage unit 36 that stores various data such as a target power and a target integrated power amount that is a target of the integrated power amount, and an arithmetic processing unit 38 that calculates the used power and the integrated power amount based on the output of the F / V converter 39. A display unit 32 capable of displaying the power used by the arithmetic processing unit 38 (that is, the power used by the power detector 20), the integrated power amount, the target power, the target integrated power amount, and the like; At least one of an operation unit 34 for selecting display contents on the display unit 32 and performing various settings, a clock unit 37 for managing the current date and time, and an electric energy used and an integrated electric energy is selected. It includes a notification unit 33 composed of light emitting diodes for performing external notification (warning LED), and a backup power circuit 35 for supplying power during a power outage event of failure or a commercial power supply when it exceeds the target value of les. Here, the arithmetic processing unit 38 appropriately calculates the output of the F / V converter 39 and the data read from the storage unit 36 and causes the display unit 32 to display the calculation result. The arithmetic processing unit 38 obtains the integrated power amount based on the output of the F / V converter 39 and the output of the clock unit 37 (that is, the integrated power amount is obtained by integrating the used power detected by the power detector 20). (Required) integrating means.
[0023]
The display unit 30 has the appearance shown in FIG. 2 and has a double module size (a size that is twice the width of the three module size and can be attached to one switch box for a large angle continuous type wiring device. ) Is used. In other words, the installation work is performed using the mounting frame in the same manner as the embedded wiring device. The mounting frame is fixed to the wall by fixing it to the switch box, or the mounting frame is directly attached to the wall with wood screws. In addition, it is possible to adopt a construction method such as sandwiching the periphery of the mounting hole provided in the wall panel between the mounting bracket and the mounting frame. This mounting frame is diverted according to JIS standards. Here, FIG. 2 shows the external appearance of the state in which the container 31 of the display device 30 is attached to the mounting frame and the embedded wiring device plate 50 is mounted on the front side of the mounting frame. is there. The plate 50 includes a rectangular frame-shaped plate frame 52 attached to the mounting frame using a plate screw (not shown), and a front surface (in this case, the body 31 of the embedded module) having a double module size. The decorative plate frame 51 has an opening window 51a that exposes the front surface and is attached to the plate frame 52 so as to cover the front surface of the plate frame 52.
[0024]
Since the display device 30 described above can be attached to the wall surface separately from the distribution board 1, it can be installed at any place in the house and is easy to use.
[0025]
On the front surface of the body 31 of the display 30, the display unit 32, a setting feed switch SW <b> 1 used when setting or selecting each setting item such as the current date and time, various data, and the numerical value for increasing the numerical value of each setting item. An increase setting switch SW2 and a numerical decrease setting switch SW3 for decreasing the numerical value of each setting item are provided. In addition, on the front surface of the body 31, a first display switch SW4 for switching the display of the display unit 32, a second display switch SW5 for switching the display of the display unit 32, and a light-emitting diode ( Hereinafter, a translucent portion 33a disposed in front of the warning LED) is also provided. The operation unit 34 includes the switches SW1 to SW5. In the present embodiment, the setting feed switch SW1, the numerical value increase setting switch SW2, and the numerical value decrease setting switch SW3 constitute setting means for setting the target power and the target integrated power amount.
[0026]
Hereinafter, the operation of the arithmetic processing unit 38 of the display 30 will be described with reference to FIG.
[0027]
When the power is turned on (S1), the arithmetic processing unit 38 causes the display unit 32 to display a clock setting (S2). When the current date and time setting (clock setting) is completed by the operation of the operation unit 34 (S3), the power consumption (instantaneous power) is calculated (S4), and then the integrated power consumption is calculated (S5). Thereafter, a data setting process (S6), a data storage process (S7), a data comparison process (S8), and a data display process (S9) are sequentially performed, and the process returns to S4.
[0028]
Here, in the data setting process (S6), the process shown in FIG. 7 is performed.
[0029]
That is, the arithmetic processing unit 38 determines whether or not the setting of the target power is permitted by monitoring the output from the operation unit 34 (S62). The target power is set by the operation (S62), and when the setting is completed (S63), it is determined whether or not the setting of the target integrated power amount is permitted by monitoring the output from the operation unit 34 (S64). When the setting of the target integrated power amount is permitted, it is determined whether one year or more has elapsed since the start of power detection based on the output of the clock unit 34 (S65), and one year or more has elapsed since the start of power detection. If it is, the integrated power amount of the same month of the previous year (the integrated power amount of the same month of the previous year is stored in advance in the storage unit 36) is displayed on the display unit 32 as the initial value of the target integrated power amount (S67). On the other hand, when it is less than one year after the start of power detection in S65, the previous month actual result (the accumulated power amount of the previous month is stored in advance in the storage unit 36) is displayed on the display unit 32 as the initial value of the target accumulated power amount (S66). . Then, it is determined whether or not the target integrated power amount is changed from the initial value in a state where the target integrated power amount is displayed on the display unit 32 in S66 or S67 (this change is performed by operating the operation unit 34) ( (S68) When the initial value is changed, the target integrated power amount is changed (S69), and the setting is completed (S161). If it is determined in S68 that there is no change from the initial value, the setting is completed (S161).
[0030]
In the data storage process (S7), the process shown in FIG. 8 is performed.
[0031]
That is, the arithmetic processing unit 38 determines whether or not one month has elapsed since the integration start time by the integrating unit based on the output of the clock unit 37 (S71), and the integrated electric energy by the integrating unit when one month has elapsed. And is stored in the storage unit 36 as past data (S72). It is determined whether or not the data setting is completed (S73). When the data setting is completed, the target power is stored in the storage unit 36 (S74), and the target integrated power amount is stored in the storage unit 36 (S75). In the present embodiment, the processing unit 38 constitutes a processing unit that resets the integrated power amount by the integrating unit every month, and the storage unit 36 stores the integrated power amount for the past 24 months for each month. It comes to memorize.
[0032]
In the data comparison process (S8), the process shown in FIG. 9 is performed.
[0033]
That is, the arithmetic processing unit 38 compares the used power with the target power (S81), and turns on the warning LED of the notification unit 33 when the used power exceeds the target power (S82). Further, the integrated power amount and the target integrated power amount are compared (S83), and when the integrated power amount exceeds the target integrated power amount, the warning LED of the notification unit 33 is turned on (S84). In addition, the integrated standard power amount from the standard of the monthly integrated power amount to the present time is calculated and obtained (S85), and the integrated power amount and the integrated standard power amount are compared (S86). When the integrated power amount exceeds the integrated reference power amount, the warning LED of the notification unit 33 is turned on (S87). On the other hand, if the integrated power amount does not exceed the integrated reference power amount, the data comparison is terminated.
[0034]
In the data display process (S9), the process shown in FIG. 10 is performed.
[0035]
The arithmetic processing unit 38 determines the display mode by operating the operation unit 34 (S91), and causes the display unit 32 to display the used power and the target power at the same time as in S92 according to the determined display mode. (Power display mode), the integrated power amount and the target integrated power amount are displayed simultaneously as in S94 (integrated power display mode), the integrated power amount and the integrated standard power amount are displayed as in S95, or as in S96. The past accumulated power amount is displayed (past data display mode), and the current date and time is displayed in a clock (clock display mode) as in S97.
[0036]
Next, switching of the display state of the display unit 32 will be described with reference to FIG.
[0037]
When the power is turned on (S21), first, a display for setting the current date and time is displayed (S22). When the setting of the current date and time is completed, the current date and time are displayed on the display unit 32 (S23).
[0038]
Thereafter, when the first display changeover switch SW4 is pressed, the current used power (instantaneous power) and the target power are displayed at the same time (S24). Next, when the first display changeover switch SW4 is pressed, the current month's current power is displayed. The integrated power amount and the target integrated power amount are simultaneously displayed (S25). After that, when the first display changeover switch SW4 is pressed, the current accumulated power amount and the current monthly estimated power amount are displayed (S26). Subsequently, when the first display changeover switch SW4 is pressed, the target The ratio of the integrated electric energy up to the present with respect to the integrated electric energy and the target integrated electric energy is simultaneously displayed (S27), and then when the first display changeover switch SW4 is pressed, the display returns to the current date and time display (S23). That is, the first display changeover switch SW1 is pressed to shift to the next display mode, and the first display changeover switch SW1 constitutes a selection means for selecting the display mode. However, when the operation unit 34 is not operated for 2 minutes or more in the state where S25, S26, and S27 are displayed, the display mode returns to S24. Here, the integrated reference power amount of S26 is obtained by a calculation means provided in the processing means constituted by the calculation processing unit 38. This arithmetic processing means obtains the amount of power per hour in the same month of the previous year based on the output of the clock unit 37 and the storage unit 36 based on the output of the same month of the previous year, A value obtained by multiplying the time is obtained as an integrated reference power amount.
[0039]
If the setting feed switch SW1 is pressed for a predetermined time (2 seconds) or longer in the state where the current date is displayed (S23), a display for setting the current date is displayed (S22). Further, when the setting feed switch SW1 is pressed in the state where the current power consumption and the target power are displayed simultaneously (S24), a display for setting the target power is made (S28), and a display for setting the target power. When the setting feed switch SW1 is pressed in the state (S28) in which the current power is used, the display returns to the current use power and target power display state (S24). Further, when the second display changeover switch SW5 is pressed in a state where (S23 to S27) is displayed, past data on the accumulated power amount is displayed (S29), and the past accumulated power amount is displayed (S29). When the first display changeover switch SW4 is pressed in S29), the state displayed last time is restored. In addition, when the setting feed switch SW1 is pressed in a state where the current integrated power amount of this month and the monthly integrated guide power amount (target integrated power amount) are displayed (S26), the target integrated power amount for the month is set. Is displayed (S30), and the setting feed switch SW1 is pressed in a state where the display for setting the target integrated power amount is displayed (S30), the current integrated power amount for this month and the total estimated power amount for the month are displayed. Return to the displayed state (S26).
[0040]
A display mode in which the target integrated power amount and the ratio of the integrated power amount up to the present with respect to the target integrated power amount are simultaneously displayed as in S27 is referred to as a ratio display mode.
[0041]
  Hereinafter, the display state of the display unit 32 in the display 30StateThis will be described with reference to FIGS. In addition, the display unit 32 is a segment type numerical display, and the type of information being displayed is displayed in characters in the type display area D1 provided in the upper column or the type display area D3 provided in the lower column, The numerical value is displayed in the numerical value display area D2 or D4. Further, among the numbers displayed in the numerical value display areas D2 and D4, white numbers indicate that the numbers are blinking.
[0042]
First, the display on the display unit 32 when setting the current date and time will be described. Here, as an example, the date and time “July 22, 1999 8: 3” as shown in FIG. 12 is displayed after the power is turned on. Will be described.
[0043]
When the power is turned on, the display as shown in FIG. 13A is performed, and the numerical value “99” of the year blinks. When the setting feed switch SW1 is pressed, the numerical value “1” of the month blinks as shown in FIG. 13B. Therefore, by appropriately operating the numerical value increase setting switch SW2 and the numerical value decrease setting switch SW3, FIG. As shown in (c), set the month value to “7”. Then, when the setting feed switch SW1 is pressed, the numerical value “1” of the day flashes as shown in FIG. 13D. Therefore, by appropriately operating the numerical increase setting switches S2 and S3, as shown in FIG. Set the day value to “22”. When the setting feed switch SW1 is pressed, the hour value “0” blinks as shown in FIG. 13 (f). Therefore, by appropriately operating the value increase setting switch SW2 and the value decrease setting switch SW3, FIG. Set the hour value to “8” as shown in a). When the setting feed switch SW1 is pressed, the minute value “00” blinks as shown in FIG. 14B. Therefore, by appropriately operating the numerical value increase setting switch S2 and the numerical value decrease setting switch S3, FIG. As shown in c), set the minute value to “03”. Then, by continuously pressing the setting feed switch SW1 for 2 seconds or more, the year, month, day, hour and minute are all determined as shown in FIG. 15A, and the first display changeover switch SW4 By pressing, the current power consumption is displayed in the numerical value display area D2 as shown in FIG. 16, and the target power is displayed in the numerical value display area D4.
[0044]
On the other hand, if the minute value is set to “03” as shown in FIG. 14C and then the setting feed switch SW1 is pressed for a time shorter than 2 seconds, the year value “99” as shown in FIG. 15B. Flashes. In short, by pressing the setting feed switch SW1 for a time shorter than 2 seconds, the setting items of year, month, day, hour, and minute are selected in order. Even when the numerical value of any of month, day, hour, and minute is blinking, the date and time is determined by pressing the setting feed switch SW1 for 2 seconds or more.
[0045]
Next, the display on the display unit 32 when the current date and time are changed will be described. Here, “July 22, 1999, 8: 3” is used as an example, “August 2, 1999, 9:08”. The case of changing to will be described.
[0046]
When the setting feed switch SW1 is pressed for 2 seconds or more with the display as shown in FIG. 17A, the year value “99” blinks as shown in FIG. 17B. Here, when the setting feed switch SW1 is pressed, the numerical value “7” of the month blinks as shown in FIG. 17C. Therefore, by appropriately operating the numerical value increase setting switch SW2 and the numerical value decrease setting switch SW3, FIG. Set the month number to “8” as shown in (d). When the setting feed switch SW1 is pressed, the numerical value “22” of the day flashes as shown in FIG. 17E. Therefore, by appropriately operating the numerical value increase setting switch SW2 and the numerical value decrease setting switch SW3, FIG. Set the day value to “2” as shown in f). When the setting feed switch SW1 is pressed, the hour value “8” blinks as shown in FIG. 18A. Therefore, by appropriately operating the value increase setting switch SW2 and the value decrease switch SW3, FIG. ) Set the hour value to “9”. Then, when the setting feed switch SW1 is pressed, the minute value “03” blinks as shown in FIG. 18C, so that the numerical value increase setting switch S2 and the numerical value decrease setting switch S3 are appropriately operated, so that FIG. The numerical value of the minute is set to “08” as in d). Then, by continuously pressing the setting feed switch SW1 for 2 seconds or more, the year, month, day, hour, and minute are all determined as shown in FIG. 18E, and the first display changeover switch S4 By pressing, the current power usage is displayed in the numerical value display area D2 and the target power is displayed in the numerical value display area D4 as shown in FIG.
[0047]
Next, a display example of the current power usage and target power will be described with reference to FIG. In the power display mode in which the used power and the target power are displayed, as shown in FIG. 19, the characters “current power consumption” are displayed in the upper display type display area D1 of the display section 32, and the upper display is the numerical display area. The current power consumption is displayed in D2. In addition, characters of “good night use amount” are displayed in the type display area D2 in the lower column of the display unit 32, and the target power is displayed in the numerical value display area D4 in the lower column.
[0048]
Here, a display example of the display unit 32 in the case of setting the target power (the amount of sleep usage) will be described. Here, the target power is changed from “1.2 kW” to “1.4 kW”. explain.
[0049]
When the set feed switch SW1 is pressed for 2 seconds or more in a state where the used power is displayed in the numerical display area D2 and the target power is displayed in the numerical display area D4 as shown in FIG. Thus, the numerical value “1.2” displayed in the numerical value display area D4 blinks. Here, if the numerical value increase setting switch SW2 is continuously pressed, the numerical value displayed in the numerical value display area D2 continuously increases, and the numerical value “2.0” blinks in the numerical value display area D4 as shown in FIG. 20C, for example. When the numerical value reduction setting switch SW3 is continuously pressed, the numerical value decreases continuously, and the numerical value “1.5” blinks in the numerical value display area D4 as shown in FIG. 20D, for example. Then, by pressing the numerical value reduction setting switch SW3 once, the numerical value “1.4” blinks as shown in FIG. Then, by pressing the setting feed switch SW1 for 2 seconds or longer, the current power consumption and the target power are simultaneously displayed as shown in FIG. 21, and the target power is fixed to “1.4 kW”.
[0050]
FIGS. 22 and 23 show display examples when the current integrated power amount and the target integrated power amount at the current time of the month are displayed at the same time. Here, FIG. 22 is a display example when the target integrated power consumption is set after the month after the month when the power detection by the arithmetic processing unit 38 is started, and “electricity consumption this month” is displayed in the type display area D1. Is displayed, the numerical value “146” of the integrated power amount up to the present time of the current month is displayed in the numerical value display area D2, the characters “reference amount of current month usage” are displayed in the type display area D3, and the numerical value display area D4 The numerical value “178” of the target integrated electric energy up to the present time of this month is displayed. Here, in the numerical value display area D4, the integrated power amount one month before the current month is displayed from the third month to the twelfth month after the power detection by the arithmetic processing unit 38 is started. From the thirteenth month after starting, the accumulated electric energy of the same month one year ago is displayed. In the display state of FIG. 22, when the switches SW1 to SW5 are not operated for 2 minutes or more, a transition is made to a power display mode in which the current used power and target power are automatically displayed, and the first display state in the display state of FIG. When the display switch SW4 is pressed, the next display mode is entered.
[0051]
  FIG. 23 is a display example when the target power is not set after the month when the power detection by the arithmetic processing unit 38 is started and after the next month, and the characters “electricity consumed this month” are displayed in the type display area D1. Displayed in the numeric display area D2 this monthCurrentA numerical value “146” of the accumulated electric energy at the point is displayed, a character “current use amount standard for this month” is displayed in the type display area D3, and a numerical value “0” is displayed in the numerical value display area D4. In the display state of FIG. 23, when the switches SW1 to SW5 are not operated for 2 minutes or more, the display automatically shifts to the power display mode in which the current power consumption and the target power are displayed. In the display state of FIG. When the display switch SW4 is pressed, the next display mode is entered.
[0052]
FIG. 24 and FIG. 25 show display examples when the current integrated power amount of the current month and the target integrated power amount for the current month are displayed at the same time. FIG. 24 is a display example when the target integrated power amount for one month is set after the month following the month when the power detection by the arithmetic processing unit 38 is started. ”Is displayed, the numerical value“ 146 ”of the accumulated electric energy up to the present time of the current month is displayed in the numerical value display area D2, the characters“ Guidely used monthly amount ”is displayed in the type display area D3, and the numerical value display area A numerical value “478” of the target integrated power consumption for one month of the current month is displayed in D4. Here, in the numerical value display area D4, from the third month to the twelfth month from the start of power detection by the arithmetic processing unit 38, the integrated electric energy for one month one month before that month is displayed. From the thirteenth month after the power detection by the unit 38 is started, the integrated electric energy for one month of the same month one year ago is displayed. In the display state of FIG. 24, when the switches SW1 to SW5 are not operated for 2 minutes or more, the mode automatically shifts to the power display mode in which the current used power and the target power are displayed, and the first display changeover switch SW4. Press to move to the next display mode. When the setting feed switch SW1 is pressed for 2 seconds or longer, the display shifts to a display for setting the target integrated power amount for this month.
[0053]
FIG. 25 is a display example when the target integrated power consumption is not set in the month and the next month when the power detection by the arithmetic processing unit 38 is started. In the type display area D1, the characters “electricity consumed this month” are displayed. Is displayed, the numerical value “146” of the accumulated electric energy up to the present time of the current month is displayed in the numerical value display area D2, the characters “Guideline for monthly usage” are displayed in the type display area D3, and the numerical value is displayed in the numerical value display area D4. “0” is displayed. In the display state of FIG. 25, when the switches SW1 to SW5 are not operated for 2 minutes or more, the mode automatically shifts to the power display mode in which the current used power and the target power are displayed, and the first display changeover switch SW4. Press to move to the next display mode.
[0054]
By the way, as shown in FIG. 26 (a), when the current integrated power amount (186 kWh) of this month exceeds the target integrated power amount (178 kWh) up to the current month, the warning LED constituting the notification unit 33 is turned on and emits light. Notification is made by the display unit 33a (hatching the light emitting display unit 33a in FIG. 26A indicates that the warning LED is lit). However, when the target integrated power amount is not set, such notification can be made from the month following the month when the power is turned on.
[0055]
When the second display changeover switch SW5 is pressed in a state where the notification is given by the light emitting display unit 33a as shown in FIG. 26A (the warning LED is lit), the warning LED is turned on as shown in FIG. It goes off and shifts to a state where there is no notification by the light emitting display section 33a. However, if the integrated power amount exceeds the target integrated power amount after 6 am on the next day, the warning LED is turned on again.
[0056]
In addition, when the second display changeover switch SW5 is pressed in a state where the current use power and target power are displayed on the display unit 32 as shown in FIG. 27A, past integration is performed as shown in FIG. 27B. The amount of power is displayed. That is, the characters “Amount of electricity used in the past month” are displayed in the type display area D1, the numerical value “499” of the accumulated electric energy for the previous month is displayed in the numerical display area D2, and the numerical display area D4 is displayed. The numerical values “99” and “6” for the year and month of the previous month are displayed. In addition, when the first display changeover switch SW4 is pressed in the display state of FIG. 27B, the state returns to the state where the current used power and the target power are simultaneously displayed as shown in FIG. If the switches SW1 to SW5 are not operated for a long time, the mode automatically shifts to the power display mode in which the current used power and the target power are displayed.
[0057]
By the way, by operating the above-mentioned second display changeover switch SW5, it is possible to display the integrated electric energy for each month of the past 24 months. Assuming that the current month is July 1999, when the second display changeover switch SW5 is pressed in a state where the accumulated electric energy for one month before (June 1999) is displayed as shown in FIG. 28 (a). As shown in FIG. 28 (b), the integrated electric energy for the month two months ago is displayed, and when the second display switch SW5 is pressed, the integrated electric power for the month three months ago is displayed as shown in FIG. 28 (c). The amount is displayed. Similarly, every time the second display changeover switch SW5 is pressed, the accumulated power amount of the previous month displayed is displayed, and the month of 24 months ago (August 1998) is displayed as shown in FIG. 28 (d). When the second display changeover switch SW5 is pressed in a state where the accumulated power amount is displayed, the accumulated power amount for the month one month ago (June 1999) is displayed as shown in FIG. Return to.
[0058]
Next, a display example when setting the monthly target integrated power amount will be described.
[0059]
Now, when the set feed switch SW1 is pressed for 2 seconds or more in a state where the current integrated power amount of this month and the target integrated power amount of the current month are displayed as shown in FIG. 29A, as shown in FIG. 29B. The characters “Guide for monthly usage” are displayed in the type display area D3, and the numerical value “450” of the integrated electric energy one month ago is displayed in the numerical display area D4.
[0060]
Here, a display example of the display unit 32 when setting the monthly target integrated power amount will be described.
[0061]
When the set feed switch SW1 is pressed for 2 seconds or longer in a state where the monthly target integrated power amount is displayed in the numerical display area D2 as shown in FIG. 30A, the numerical display area D4 is displayed as shown in FIG. 30B. The numerical value “450” blinks, and then the numerical value in the numerical value display area D4 increases continuously by continuing to press the numerical value increase setting switch SW2 (the numerical value decreases continuously if the numerical value decrease setting switch SW3 is kept pressed). For example, the numerical value “459” blinks in the numerical value display area D4 as shown in FIG. Further, by continuously pressing the numerical value increase setting switch SW2, the numerical value in the numerical value display area D4 continuously increases, and the numerical value “498” blinks in the numerical value display area D4 as shown in FIG. 30D, for example. Thereafter, by pressing the numerical value increase setting switch SW2 twice, the numerical value in the numerical value display area D4 increases by 2, and the numerical value “500” blinks as shown in FIG. Then, by pressing the setting feed switch SW1 for 2 seconds or longer, the current integrated power amount of the current month is displayed in the numerical value display area D2 as shown in FIG. 31, and the target integrated power amount for the current month is set to “500”. "Is confirmed and displayed in the numerical value display area D4. If the switches SW1 to SW5 are not operated for 2 minutes or more in the display state of FIG. 31, the mode automatically shifts to the power display mode in which the current power consumption and target power are displayed.
[0062]
In the power monitoring system of the present embodiment described above, the display 30 is disposed indoors separately from the distribution board 1 so that the used power, the integrated power amount, the target power, and the target integrated power amount are visually recognized indoors. As a result, consumers can compare the used power with the target power in real time, or compare the integrated power amount with the target integrated power amount. The customer can easily determine whether or not there is a large amount, and it becomes easy to promote energy saving. For example, by setting the power used during sleep as the target power and confirming it during sleep the next day, it is possible to discover that the user has forgotten to turn off the power.
[0063]
Here, since the display 30 is provided with the setting means for setting the target power and the target integrated power amount, the customer can appropriately set the target power and the target integrated power amount. Therefore, it is possible to easily change the setting of the target value between a month with a large amount of power used and an amount of integrated power and a month with a small amount.
[0064]
In addition, the display unit 30 in the present embodiment displays the used power and the target power at the same time, and displays the integrated power amount and the target integrated power amount at the same time, so that the target value and the actual result can be easily compared. become. Moreover, since the ratio of the integrated power amount with respect to the target integrated power amount and the integrated power amount are displayed on the display unit 30 by causing the display 30 to display in the ratio display mode, the current integrated power amount becomes the target integrated power amount. On the other hand, the customer can easily determine how much has been reached.
[0065]
Moreover, in this embodiment, since the integrated electric energy by the said integration means is reset for every one month progress from the integration start time, a consumer can know the integrated electric energy per month easily. In addition, since the past integrated power amount in units of one month can be displayed on the display unit 32, the consumer can easily compare the current month and the past month with respect to the integrated power amount. In addition, by storing the integrated power amount before resetting the integration means in the storage unit 36 as the target integrated power amount after resetting, the integrated power amount of the previous month can be used as a standard for the integrated power amount of the current month. In addition, when the processing means is reset, the integrated power amount of the same month of the previous year is set as a target integrated power amount after resetting when the integrated means is reset, so that the integrated power amount of the same month of the previous year can be used as a guideline It can be. Further, since the integrated reference power amount obtained by the calculation means can be displayed on the display unit 32 as the target integrated power amount, for example, when the current date and time is 3 pm on April 3, April 1 of the previous year. Since the integrated reference power amount from the day to April 3 at 3:00 pm is displayed as the target integrated power amount, it becomes easy to compare the integrated power amount at the current time point with the target integrated power amount.
[0066]
Further, when at least one of the state where the used power exceeds the target power and the state where the integrated power amount exceeds the target integrated power amount is notified by the notification unit 33, the used power and the target integrated power amount are respectively The customer can easily recognize that the target value is exceeded, and the customer can easily promote energy saving.
[0067]
【The invention's effect】
  The invention of claim 1 includes power detection means arranged in the distribution board for detecting the power used by the load, and a display arranged separately from the distribution board. An integration unit that integrates the power used detected by the detection unit to obtain an integrated power amount, a storage unit that stores a target power that is a target value of the used power and a target integrated power amount that is a target value of the integrated power amount; A display unit capable of displaying the used power detected by the power detecting means, the integrated power amount obtained by the integrating means, the target power, and the target integrated power amount; If it is installed indoors, the used power, accumulated power amount, target power, and target accumulated power amount can be visually confirmed indoors. And target integrated power consumption Rukoto can, there is an effect that it is possible to use power and integral power consumption is large whether the customer for each target value easily determined.
  Further, according to the first aspect of the present invention, the display unit resets the integrated electric energy every one month from the integration start time based on the output of the clock unit that manages the current date and time, and the clock unit. Provided with the means, there is an effect that the consumer can easily know the integrated electric energy per month.
  In the invention according to claim 1, the processing means stores the integrated power amount obtained by the integrating means in the storage unit in units of one month, and the past integrated power amount stored in the storage unit is displayed on the display unit. Since it is displayed appropriately, the past accumulated power amount in units of one month can be displayed on the display unit, so that the consumer can easily compare the current month and the past month with respect to the accumulated power amount. There is an effect.
  According to the first aspect of the present invention, when the processing unit stores the accumulated power amount of at least the past one year in the storage unit every month and resets the integrating unit, if the processing unit is less than one year after the start of power detection, The accumulated energy for one month is set as the target accumulated energy after reset, and the accumulated energy for the same month of the previous year is set as the target accumulated energy for the previous month when it is more than one year after the start of power detection. There is an effect that the integrated electric energy or the integrated electric energy of the same month of the previous year can be used as a standard for the integrated electric energy of the current month.
[0068]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, since the display device is provided with setting means for setting the target power and the target integrated power amount, the consumer appropriately determines the target power and the target integrated power amount. There is an effect that it can be set.
[0069]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the display device includes a power display mode for simultaneously displaying the used power and the target power on the display unit, the integrated power amount, and the target integrated power amount. And a power consumption display mode for simultaneously displaying the power on the display unit, and a selection means for selecting the power display mode and the cumulative power consumption display mode is provided, so that the used power and the target power are displayed at the same time. Since the power amount and the target integrated power amount are displayed at the same time, there is an effect that it becomes easy to compare the target value with the actual results.
[0070]
The invention according to claim 4 is the invention according to claim 3, wherein the indicator has a ratio display mode for simultaneously displaying a ratio of the integrated electric energy to the target integrated electric energy and the integrated electric energy on the display unit, Since the ratio display mode can be selected, when the ratio display mode is selected by the selecting means, the ratio of the integrated power amount to the target integrated power amount and the integrated power amount are displayed on the display unit. There is an effect that the consumer can easily determine how much the amount has reached the target integrated power amount.
[0076]
  Claim5Claimed inventionClaims 1 to 4In the invention, the processing means uses a value obtained by multiplying the amount of power per hour obtained from the accumulated power amount of the same month of the previous year based on the output of the clock unit by the time until the same time of the same month of the previous year as the accumulated reference power amount Since the integrated calculation power amount calculated by the calculation means is displayed on the display unit as the target integrated power amount, for example, when the current date and time is 3 p.m. Since the integrated reference power amount from the day to April 3 at 3:00 pm is displayed as the target integrated power amount, it is easy to compare the integrated power amount at the current time point with the target integrated power amount.
[0077]
  Claim6The invention of claim 1 to claim 15In the present invention, the indicator is provided with a notification unit for notifying the outside when at least one of the state where the used power exceeds the target power and the state where the integrated power amount exceeds the target integrated power amount. When the power consumption exceeds the target power and when the integrated power amount exceeds at least one of the target integrated power amounts, the notification unit notifies that the used power and the target integrated power amount There is an effect that the consumer can easily recognize that the value has been exceeded, and the consumer can easily promote energy saving.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a display device according to an embodiment.
FIGS. 2A and 2B are external views of the above-described display, in which FIG. 2A is a front view, FIG. 2B is a bottom view, and FIG. 2C is a side view;
FIG. 3 is a system configuration diagram of the power monitoring system according to the embodiment.
FIG. 4 is a main part configuration diagram of the above.
FIG. 5 is a block diagram of the same power detector.
FIG. 6 is a diagram for explaining the operation of the above-described display device.
FIG. 7 is an operation explanatory diagram of the above-described display device.
FIG. 8 is an operation explanatory diagram of the above-mentioned display.
FIG. 9 is a diagram for explaining the operation of the display unit.
FIG. 10 is a diagram for explaining the operation of the display unit.
FIG. 11 is an explanatory diagram of a display example of the above-mentioned display device.
FIG. 12 is an explanatory diagram of a display example of the above-mentioned display device.
FIG. 13 is an explanatory diagram of a display example of the above-mentioned display device.
FIG. 14 is an explanatory diagram of a display example of the display unit of the above.
FIG. 15 is an explanatory diagram of a display example of the display unit.
FIG. 16 is an explanatory diagram of a display example of the display unit of the above.
FIG. 17 is an explanatory diagram of a display example of the above-mentioned display device.
FIG. 18 is an explanatory diagram of a display example of the display unit of the above.
FIG. 19 is an explanatory diagram of a display example of the display unit of the above.
FIG. 20 is an explanatory diagram of a display example of the above-described display device.
FIG. 21 is an explanatory diagram of a display example of the above-described display device.
FIG. 22 is an explanatory diagram of a display example of the above-described display device.
FIG. 23 is an explanatory diagram of a display example of the above-described display device.
FIG. 24 is an explanatory diagram of a display example of the display unit of the above.
FIG. 25 is an explanatory diagram of a display example of the display unit of the above.
FIG. 26 is an explanatory diagram of a display example of the above-described display device.
FIG. 27 is an explanatory diagram of a display example of the display unit of the above.
FIG. 28 is an explanatory diagram of a display example of the display unit of the above.
FIG. 29 is an explanatory diagram of a display example of the display unit.
FIG. 30 is an explanatory diagram of a display example of the display unit according to the embodiment.
FIG. 31 is an explanatory diagram of a display example of the above-described display device.
[Explanation of symbols]
32 Display section
33 Notification unit
34 Operation unit
35 Arithmetic circuit
36 Memory unit
37 Clock part
38 Arithmetic processing part
39 F / V converter

Claims

A power detection means disposed in the distribution board for detecting the power used by the load; and a display disposed separately from the distribution board, wherein the display is used by the power detection means. Integrating means for accumulating electric power to obtain an integrated electric energy, a storage unit for storing a target electric power as a target value of used electric power, a target integrated electric energy as a target value of the integrated electric energy, and a power detecting means as well as it has a display capable of displaying portions of the integrated electricity and the target power and the target integrated power amount obtained by using the power and integrating means, a clock unit for managing the current date and time, based on the output of the clock unit And a processing means for resetting the integrated power amount every one month from the integration start time of the integrating means, and the processing means stores the integrated power amount obtained by the integrating means in the storage unit in units of one month. , In the memory Less than one year after the start of power detection when the past accumulated electric energy is displayed on the display unit as appropriate, and at least the accumulated electric energy for the past year is stored in the storage unit every month and the integrating means is reset. In the case of, the integrated power amount for the previous month is set as the target integrated power amount after resetting, and the integrated power amount for the same month of the previous year is set as the target integrated power amount after resetting for more than one year after the start of power detection. Power monitoring system characterized by

The power monitoring system according to claim 1, wherein the indicator is provided with setting means for setting a target power and a target integrated power amount.

The indicator has a power display mode for simultaneously displaying the used power and the target power on the display unit, and a cumulative power amount display mode for simultaneously displaying the integrated power amount and the target integrated power amount on the display unit. 3. The power monitoring system according to claim 1, further comprising selection means for selecting a display mode and an integrated power amount display mode.

The indicator has a ratio display mode for simultaneously displaying the ratio of the integrated power amount to the target integrated power amount and the integrated power amount on the display unit, and the selection means can select the ratio display mode. The power monitoring system according to claim 3.

The processing means is a computing means for obtaining a value obtained by multiplying the amount of power per hour obtained from the accumulated power amount of the same month of the previous year based on the output of the clock unit by the time until the same time of the same month of the previous year as the accumulated reference power amount. 5. The power monitoring system according to claim 1 , wherein the display unit displays the integrated reference power amount obtained by the calculation unit as the target integrated power amount .

The indicator is provided with a notification unit for notifying the outside when at least one of a state where the used power exceeds the target power and a state where the integrated power amount exceeds the target integrated power amount. The power monitoring system according to any one of claims 1 to 5 .