JP3671289B2 - 多段式圧造成形機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、機台の一側より供給された素材を順次圧造成形して所定形状の製品を形成するようにした多段式圧造成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ボルトやナット、あるいはその他の各種パーツを形成する多段式圧造成形機は、機台に並設され、かつそれぞれがダイとパンチとからなる複数の圧造ステーションと、上記機台の一側部に設けられ、棒状素材を所定長さに切断する素材切断用カッターと、該カッターで切断された切断ブランクを上記圧造ステーションにわたって移送する移送装置と、上記機台の他側部に設けられ、上記両手段を操作する操作部とを備えた構成となっている。そして、機台一側部より供給された棒状素材を、上記カッターにより所定長さに切断し、切断ブランクを相対向するダイとパンチとにより構成される複数の圧造ステーションで粗から精に段階的に圧造成形するようになっている。
【0003】
ところで、作業の開始に当たり、圧造成形時に欠落部が生じたりすることがないように、またパンチの打ち込み面による打ち込みが正確に行えるように、予め上記したカッターにより切断された切断ブランクを圧造ステーションに送り込むことなく取出し、該ブランクの切断面の形状や長さ及び重量などの検査を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した多段式圧造成形機にあっては、複数の圧造ステーションを有する構造上大型となっているため、上記切断ブランクの検査時には、一人の作業者が操作部を操作する一方、もう一人の作業者が、カッターで切断され、かつ移送装置を介することなくカッターから押し出されて落下する切断ブランクを酌などにより受け取り、酌から取り出して該ブランクの切断面の形状や長さ及び重量などの検査を行っている。そのため、切断ブランクの検査時には、二人の作業者を必要とし、しかも、切断ブランクの取り出し作業が非常に煩雑となる問題があった。
【0005】
そこで本発明は、切断ブランクはもとより圧造ステーションで圧造成形された任意の半成形品や最終成形品についても作業者の手元近くへ自動的に送り込めるようにして、一人の作業者で切断ブランクや半成形品及び最終成形品の形状や重量などの検査が簡単容易に行なえるようにし、しかも、圧造ステーションがトリーマー機能を有する圧造ステーションであっても、常時はトリーマー加工により生じる打ち抜き屑を排出ルートに案内し、検査時にはトリーマー加工された半成形品又は最終成形品を操作部への送りルートに選択的に案内することができる多段式圧造成形機の提供を課題とする。
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の発明は、機台に並設され、かつそれぞれがダイとパンチとからなる複数の圧造ステーションと、上記機台の一側部に設けられ、棒状素材を所定長さに切断する切断手段と、該切断手段で切断された切断ブランクを上記圧造ステーションにわたって移送するチャック式移送手段と、上記機台の近くに設けられ、上記両手段を操作する操作部とを備えた多段式圧造成形機であって、上記切断手段で切断された切断ブランクが該切断手段から押し出されるときに、上記移送手段における切断ブランク挟持用チャックをリモコン指示により開放して切断ブランクを落下させるチャック開放機構と、各圧造ステーションで圧造成形された半成形品又は最終成形品が各圧造ステーションから押し出されるときに、上記移送手段における半成形品又は最終成形品挟持用チャックをリモコン指示により選択的に開放して任意の半成形品又は最終成形品を落下させるチャック開放機構とが備えられていると共に、落下する切断ブランク又は半成形品又は最終成形品を圧造ステーションよりも下方で受け取って上記操作部の近くに送る送り手段と、該送り手段の終端から排出される切断ブランク又は半成形品又は最終成形品を受け取るトレイと、該トレイを操作部近くに上昇させるトレイ昇降手段とが設けられている一方、圧造ステーションのいずれかにトリーマー機能が備えられ、かつ、その圧造ステーションの前面下方で上記送り手段の上方位置に、トリーマー加工された際に生じる抜き打ち屑の排出ルートへの案内と、半成形品又は最終成形品のトレイへの案内とを選択的に切り換える案内部材と、該案内部材を駆動する駆動手段とが設けられていることを特徴とする。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、機台に並設され、かつそれぞれがダイとパンチとからなる複数の圧造ステーションと、上記機台の一側部に設けられ、棒状素材を所定長さに切断する切断手段と、該切断手段で切断された切断ブランクを上記圧造ステーションにわたって移送するチャック式移送手段と、上記機台の近くに設けられ、上記両手段を操作する操作部とを備えた多段式圧造成形機であって、上記切断手段で切断された切断ブランクが該切断手段から押し出されるときに、上記移送手段における切断ブランク挟持用チャックをリモコン指示により開放して切断ブランクを落下させるチャック開放機構と、各圧造ステーションで圧造成形された半成形品又は最終成形品が各圧造ステーションから押し出されるときに、上記移送手段における半成形品又は最終成形品挟持用チャックをリモコン指示により選択的に開放して任意の半成形品又は最終成形品を落下させるチャック開放機構とが備えられていると共に、落下する切断ブランク又は半成形品又は最終成形品を圧造ステーションよりも下方で受け取って上記操作部の近くに送るシュートと、該シュートの終端から排出される切断ブランク又は半成形品又は最終成形品を受け取るトレイと、該トレイを操作部近くに上昇させるトレイ昇降手段とが設けられている一方、圧造ステーションのいずれかにトリーマー機能が備えられ、かつ、上記シュートの終端側に、該シュートの一部を構成して切断ブランク又は半成形品又は最終成形品のトレイへの案内とトリーマー加工された際に生じる抜き打ち屑の排出ルートへの案内とを選択的に切り換える揺動式のダンパーと、該ダンパーを駆動する駆動手段とが設けられていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、複数の圧造ステーションを備えた多段圧造成形機1を示し、該圧造成形機1における機台2の所定位置にはダイブロック3が設けられ、このダイブロック3に粗から精に至る複数個のダイ4…4が所定間隔で配置されていると共に、これらのダイ4…4に向かって進退するラム5の前面に同数のパンチ(図示せず)がこれらのダイ4…4に対向して配置されている。これらのダイ4…4とパンチとによって複数の圧造ステーションが構成され、かつ、ラム5によるパンチの進退移動によって、パンチとダイ4…4との間で切断ブランクX1を粗から精に順次段階的に圧造成形するようになされている。
【0012】
また、図2に示すようにダイブロック3の一側部には、上記ダイ4とパンチとにより構成される圧造ステーションに線材からなる素材Xを供給するための素材供給用クイル6と該クイル6より供給された素材Xを一定寸法に切断するための切断用カッター7と、該カッター7で切断された切断ブランクX1をカッター7から押し出すプッシャ8とが設けられている。
【0013】
また、上記ダイブロック3の上方側には、切断ブランクX1を各圧造ステーションにかけて順次搬送するチャック式移送装置9が装備されている。この移送装置9は、切断ブランク挟持用チャック9aと複数の半成形品又は最終成形品挟持用チャック9b…9eを備えた構成となっており、通常はラム5の進退動に同期して各チャックが隣接する圧造ステーション間を移動し、切断ブランクX1を切断ブランク挟持用チャック91が、また半成形品又は最終成形品を半成形品又は最終成形品挟持用チャック92…95がそれぞれ挟持して順次下流側に搬送するようになっている。これらのチャック9a…9eにはそれぞれチャック開放機構91…95が設けられ、後記する操作部でのリモコン操作により選択的にチャック9a…9eを強制的に開放状態に維持できるように構成されている。なお、チャック開放機構91…95としては、たとえばリモコン操作によりそれぞれ独立して作動する複数の電磁弁(図示せず)を用い、通常は往復移動に対応して所定のタイミングで開閉する各チャック9a…9eを、上記電磁弁の作動により強制的に開放状態に維持できるようになっている。このチャック開放機構91…95は既知の構造であり、その具体的な説明については省略する。また、上記各圧造ステーションで圧造された半成形品又は最終成形品は、各ダイ4…4内にそれぞれ内装されたノックアウトピン(図示せず)により各ダイから排出され、移送装置9の各チャック9a…9eに受け取られることになる。
【0014】
一方、上記機台2の他側部には、上記クイル6、カッター7、移送装置9、ラム6などの各作動装置及びチャック開放機構91…95をリモコン操作する操作部10をもつ作業台11が設けられている。
【0015】
なお、図2において12は最終圧造ステーションで圧造成形され、移送装置9の最終側チャック9eを介して取り出された最終成形品を製品回収部13へ移送する移送コンベアである。
【0016】
そして、上記ダイブロック3の前面下方には、切断用カッター7から押し出されて落下する切断ブランクX1を圧造ステーションよりも下方で第1シュート14を介して受け取って作業台11の近くに搬送させる搬送コンベア15が設けられている。また、作業台11の近くには、該コンベア15の終端から排出される切断ブランクX1を第2シュート16を介して受け取るトレイ17と、この切断ブランクX1を受け取った後のトレイ17を作業台11の操作部10近くに上昇させるエアーシリンダ18とが設けられている。
【0017】
また、搬送コンベア15は、移送装置9を介することなく、つまり該移送装置9における任意のチャックが開放されて圧造ステーションから押し出されて落下する半成形品や最終成形品の受け取りが可能なように各圧造ステーションにおける各台の前面下方にわたって配設されている。
【0018】
以上のように構成された多段式圧造成形機によれば、作業開始に当り、切断用カッター7により切断された切断ブランクX1を取り出して、該ブランクX1の切断面やその長さ及び重量などを検査する場合には次のように行う。まず、作業者は、操作部10をしてのリモコン操作によりチャック開放機構91を作動して素材移送装置9の切断ブランク挟持用チャック91を開放し、その開放状態のもとで素材切断用カッター7により素材Xを切断する。次に、その切断ブランクX1をプッシャー8で該カッター7から押し出して落下させる。これにより切断ブランクX1は、第1シュート14に落下し、該シュート14に案内されて搬送コンベア15上に移動する。そして、この搬送コンベア15により切断ブランクX1は、作業台11の近くに搬送され、搬送コンベア15の搬送後端部から第2シュート16に落下し、該シュート16に案内されてトレイ17内に落下する。その後、トレイ17がエアーシリンダ18の伸張動作により上昇され、操作部10近くで作業者の手元に送られることになる。
【0019】
これにより、切断ブランクX1を作業台11上に位置する作業者の手元へ自動的に搬送でき、一人の作業者で切断ブランクX1の切断面やその長さ及び重量などの検査を簡単容易に行うことができる。そして、作業者は、切断ブランクX1の検査結果をもとに必要に応じて操作部10などを操作して適宜装置の調整などを行うことになる。
【0020】
また、上記搬送コンベア15を、各圧造ステーションの下方にわたって配設されているから、各圧造ステーションで圧造成形された半成形品又は最終成形品についても作業台11上にて操作部10を操作する作業者の手元へ自動的に搬送でき、一人の作業者で上記半成形品又は最終成形品の検査が簡単容易に行える。
【0021】
つまり、切断ブランクX1を検査する場合と同様に、作業者は、操作部10でのリモコン操作により検査すべき圧造ステーションに対応するチャック開放機構92…95を選択的に作動して任意の半成形品又は最終成形品挟持用チャック9b…9eを開放する。その開放状態のもとで、任意の半成形品又は最終成形品をノックアウトピンで押し出してダイから落下させる。これにより、半成形品又は最終成形品は、搬送コンベア15上に落下し、該搬送コンベア15により成形品は作業台11の近くに搬送され、搬送コンベア15の搬送終端部から第2シュート16に案内されてトレイ17内に落下する。その後、トレイ17がエアーシリンダ18の伸張動作により上昇され、作業者のいる操作部10近くに上昇されることになる。
【0022】
したがって、作業台11上にて操作部10を操作する作業者一人で、上記半成形品又は最終成形品の検査についても簡単容易に行うことができ、作業者は、その検査結果をもとに必要に応じて操作部10などを操作し、適宜装置の調整などを迅速に行うことが可能となる。
【0023】
また、図3,4は別の実施の形態を示すもので、トリーマー機能を有する圧造ステーションが備えられた多段式圧造成形機にも上記した検査手段が適用できるようにしたものである。つまり、圧造成形時に発生したバリなどを取り除くトリーマー機能を有する圧造ステーションを備える場合には、後記するダンパー(案内部材)を用い、該ダンパーにより常時はトリーマー加工により生じる打ち抜き屑(バリ)Yを特設した排出ルートに案内し、検査時は半成形品や最終成形品を選択的に上記搬送コンベア15へ案内するようにしたものである。
【0024】
そして、図2に示す実施の形態では、最終段の圧造ステーションに圧造成形時に発生したバリなどを取り除くトリーマー機能が備えられており(図示せず)、この圧造ステーションの前面下方で搬送ベルト15の上方にトリーマー加工された際に生じる打ち抜き屑(バリ)Yの排出装置20が設けられる。この排出装置20は、図3に示すようにダンパー21、リンク22、シリンダ23を有している。ダンパー21は、通常図3の実線で示す位置にあり、常時はトリーマー加工により生じる打ち抜き屑Yを排出シュート24へと案内する。また、検査時はシリンダ23のロッド23aが伸長されてリンク22を介して連結されているダンパー21を図中点線で示す位置に起立させる。これにより、最終圧造ステーションで加圧された最終成形品は、ダンパー21によって搬送ベルト15へと案内されることになる。その場合、ダンパー21は上記リモコン指示によるチャック開放機構95の開放動作に連動する信号でシリンダ23が入力されて起立作動、つまり開放され、トリーマー加工された最終成形品を搬送コンベア15上に落下させるようになっている。
【0025】
一方、移送装置9の移動で最終成形品を移送ベルト12へ移送する通常の場合は、シリンダ23への信号が発進されずダンパー21は図3の実線で示す閉鎖位置にあるため、トリーマー加工された際に発生する抜き打ち屑は排出シュート24を通って屑ケース25へと排出されることになる。
【0026】
したがって、トリーマー機能を有する圧造ステーションであっても、上記ダンパー21により常時はトリーマー加工により生じる打ち抜き屑Yを排出ルートに案内することができながら、検査時は半成形品や最終成形品を選択的に搬送コンベア15へ案内して、作業者のいる操作部近くに搬送することができる。
【0027】
また、以上の実施の形態では、第1シュート14と搬送ベルト15と第2シュート16とにより送り手段を構成したけれども、構造の簡素化を図るために搬送ベルト15を用いず、図4に示すように1つのシュート26で送り手段を構成してもよい。その場合、シュート26の終端側に該シュートの一部を構成する揺動式のダンパー27と、該ダンパー27を駆動する駆動手段(図示せず)とを設けて、常時は、駆動手段により該ダンパー27を開いて、つまりシュート26の終端側を開いてトリーマー加工により生じる打ち抜き屑(バリ)Yを排出ルートを介して屑ケース28に案内し、また、検査時にはダンパー27を閉じて切断ブランクX1、半成形品又はトリーマー加工された最終成形品をトレイ17へ案内するように構成している。このように構成すれば、排出ルートの簡素化を図ることができる。さらに、図4に示すように最終成形品の落下衝撃を緩衝する補助シュート29を設けてもよい。また、図4において30は移送コンベア12で移送される最終成形品をその移送途中で取り出すための開閉板である。
【0028】
なお、上記した実施の形態では、いずれも最終圧造ステーションにトリーマー機能をもたせた構造のものについて説明したけれども、何ら斯かる構造に限定されるものではなく、例えば前段側の圧造ステーションにトリーマー機能をもたせた場合についても、同様に適用できることは勿論である。
【0029】
以上のように本発明によれば、上記したチャック開放機構と送り手段とトレイとトレイ昇降手段を備えることにより、切断ブランク又は半成形品又は最終成形品を操作部を操作する作業者の手元近くへ自動的に送り込むことができ、一人の作業者で切断ブランク又は半成形品又は最終成形品の検査を簡単容易に行うことができる。しかも、その場合圧造ステーションがトリーマー機能を有するも、その圧造ステーションの前面下方で送り手段の上方位置に、送り手段の上部にトリーマー加工された際に生じる抜き打ち屑の排出ルートへの案内と半成形品又は最終成形品のトレイ(送り手段)への案内とを選択的に切り換える案内部材と、該案内部材を駆動する駆動手段とを設けることにより、常時はトリーマー加工により生じる打ち抜き屑をトレイ(送り手段)ではなく排出ルートに案内することができながら、検査時にトリーマー加工された半成形品や最終成形品を選択的にトレイ(送り手段)へ案内して、作業者のいる操作部近くに送り込むことができる。
【0030】
また、送り手段としてシュートを用いる一方、該シュートの終端側に、該シュートの一部を構成して切断ブランク又は半成形品又は最終成形品のトレイへの案内とトリーマー加工された際に生じる抜き打ち屑の排出ルートへの案内とを選択的に切り換える揺動式のダンパーと、該ダンパーを駆動する駆動手段とを設けた構成とすれば、送り手段の簡素化と抜き打ち屑の排出ルートの簡素化をより一層図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に斯かる多段式圧造成形機の要部の概略斜視図である。
【図2】 図1のA−A線矢視図である。
【図3】案内装置の拡大縦断面図である。
【図4】送り手段及び案内手段の別の実施形態を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 多段式圧造成形機
2 機台
4 ダイ
7 切断用カッター(切断手段)
9 移送装置
10 操作部
11 作業台
14 第1シュート(送り手段)
15 搬送コンベア(送り手段)
16 第2シュート(送り手段)
17 トレイ
18 エアーシリンダ(トレイ昇降手段)
21 ダンパー(案内部材)
22 シリンダ(駆動手段)
Claims (2)
- 機台に並設され、かつそれぞれがダイとパンチとからなる複数の圧造ステーションと、上記機台の一側部に設けられ、棒状素材を所定長さに切断する切断手段と、該切断手段で切断された切断ブランクを上記圧造ステーションにわたって移送するチャック式移送手段と、上記機台の近くに設けられ、上記両手段を操作する操作部とを備えた多段式圧造成形機であって、上記切断手段で切断された切断ブランクが該切断手段から押し出されるときに、上記移送手段における切断ブランク挟持用チャックをリモコン指示により開放して切断ブランクを落下させるチャック開放機構と、各圧造ステーションで圧造成形された半成形品又は最終成形品が各圧造ステーションから押し出されるときに、上記移送手段における半成形品又は最終成形品挟持用チャックをリモコン指示により選択的に開放して任意の半成形品又は最終成形品を落下させるチャック開放機構とが備えられていると共に、落下する切断ブランク又は半成形品又は最終成形品を圧造ステーションよりも下方で受け取って上記操作部の近くに送る送り手段と、該送り手段の終端から排出される切断ブランク又は半成形品又は最終成形品を受け取るトレイと、該トレイを操作部近くに上昇させるトレイ昇降手段とが設けられている一方、圧造ステーションのいずれかにトリーマー機能が備えられ、かつ、その圧造ステーションの前面下方で上記送り手段の上方位置に、トリーマー加工された際に生じる抜き打ち屑の排出ルートへの案内と、半成形品又は最終成形品のトレイへの案内とを選択的に切り換える案内部材と、該案内部材を駆動する駆動手段とが設けられていることを特徴とする多段式圧造成形機。
- 機台に並設され、かつそれぞれがダイとパンチとからなる複数の圧造ステーションと、上記機台の一側部に設けられ、棒状素材を所定長さに切断する切断手段と、該切断手段で切断された切断ブランクを上記圧造ステーションにわたって移送するチャック式移送手段と、上記機台の近くに設けられ、上記両手段を操作する操作部とを備えた多段式圧造成形機であって、上記切断手段で切断された切断ブランクが該切断手段から押し出されるときに、上記移送手段における切断ブランク挟持用チャックをリモコン指示により開放して切断ブランクを落下させるチャック開放機構と、各圧造ステーションで圧造成形された半成形品又は最終成形品が各圧造ステーションから押し出されるときに、上記移送手段における半成形品又は最終成形品挟持用チャックをリモコン指示により選択的に開放して任意の半成形品又は最終成形品を落下させるチャック開放機構とが備えられていると共に、落下する切断ブランク又は半成形品又は最終成形品を圧造ステーションよりも下方で受け取って上記操作部の近くに送るシュートと、該シュートの終端から排出される切断ブランク又は半成形品又は最終成形品を受け取るトレイと、該トレイを操作部近くに上昇させるトレイ昇降手段とが設けられている一方、圧造ステーションのいずれかにトリーマー機能が備えられ、かつ、上記シュートの終端側に、該シュートの一部を構成して切断ブランク又は半成形品又は最終成形品のトレイへの案内とトリーマー加工された際に生じる抜き打ち屑の排出ルートへの案内とを選択的に切り換える揺動式のダンパーと、該ダンパーを駆動する駆動手段とが設けられていることを特徴とする多段式圧造成形機。
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