JP3670881B2 - Dishwasher arm mounting structure - Google Patents
Dishwasher arm mounting structure Download PDFInfo
- Publication number
- JP3670881B2 JP3670881B2 JP09896899A JP9896899A JP3670881B2 JP 3670881 B2 JP3670881 B2 JP 3670881B2 JP 09896899 A JP09896899 A JP 09896899A JP 9896899 A JP9896899 A JP 9896899A JP 3670881 B2 JP3670881 B2 JP 3670881B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- support shaft
- water
- hole
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器等を洗浄する食器洗い機に関する。特に、洗浄水を噴射する噴射口を有するアームを洗浄室に取り付けるためのアームの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
食器洗い機は、例えば、密閉された洗浄室の内部に食器籠を配置し、この食器籠の中に食器を入れて洗浄する。洗浄時には、水が、食器籠の下方にある、中空状のアームに設けられた噴射口から噴射される。アームは、洗浄室の底部に回動自在に設けられて、アーム内には、洗浄室の下方に設けられたポンプから水が圧送される。
【0003】
アームは、以下のように取り付けられている。すなわち、洗浄室の底部に形成された孔に、筒状の支持軸が固定される。また、アームには、支持軸が挿通し上下に延びた貫通孔が設けられている。支持軸に、アームの貫通孔を通すと、この状態で、支持軸の上端部は、アームの上方へ抜け出ている。支持軸の上端部には雄ねじが形成されており、この雄ねじにナットをねじ込み、ナットにより上方からアームを支持軸から抜けないように固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ナットをねじ込み固定する構造では、ねじの締め込みが固くなって、ナットを取り外し難くなる場合がある。このような場合、アームを取り外すのは困難であり、食器洗い機の掃除もし難い。
また、ナットの製造には、例えば、樹脂成形する場合に複雑な金型を必要とすることから、製造コストを低減し難く、このような部品を使わずに済ませることができれば好ましい。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、アームを容易に着脱できて、しかも製造コストを低減できる食器洗い機のアームの取付構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のアームの取付構造は、食器洗い機の洗浄室内で水を噴射する噴射口を有するアームを、洗浄室の底部に取り付けているアームの取付構造であって、 洗浄室の底部は、立設された支持軸を有し、この支持軸は、アームの下面に形成された孔内に入れられ、アームは、洗浄室の底部において支持軸回りに取り外し可能に回転自在に支持されており、アームの上方には、食器籠が配置され、この食器籠の下面とアームの上面との間には所定の間隔が開けられ、この所定の間隔よりも長い距離で、支持軸がアームの孔内へ入り込んでいることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、アームの孔内に支持軸を入れて、アームを支持軸回りに支持させると、アームは支持軸により水平方向に位置規制されて、噴射口から水を噴射することができる。水が噴射されると、その反力がアームを下方に押すので、アームが外れることが防止される。
万一、アームが水圧により持ち上げられる場合であったとしても、食器籠の下面とぶつかることにより、持ち上げ量が規制されるので、アームが外れることを確実に防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態の食器洗い機を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、上述の食器洗い機の概略構成の側面断面図である。
食器洗い機1は、外形を形成するキャビネット2を有している。このキャビネット2の前面下部には、食器洗い機1を操作するための操作パネル(図示せず)が設けられている。この操作パネルは、キャビネット2の前面下部に配置されたケース22の前面に水密状態で設けられ、その背後となるケース22の内部には、食器洗い機1を運転するための回路基板24等が収容されている。ケース22の上方に、開閉扉21が開閉機構27により開閉自在に取り付けられている。開閉扉21の奥となるキャビネット2の内部に、食器を洗浄するための洗浄室3が配置されている。
【0019】
洗浄室3は、箱状に形成され、前部開口を有している。この前部開口が洗浄時に開閉扉21により密閉される。洗浄室3の内部には、食器を保持する食器籠4が着脱自在に配置され、この食器籠4の下方には、複数の噴射口5aを有するアーム5が配置されている。アーム5の各噴射口5aから洗浄水が噴射される。
洗浄室3の後方には、管11、電磁弁12が設けられ、これらにより水道等の外部の給水設備(図示せず)から洗浄水を洗浄室3内に供給することができる。洗浄室3の底部3aは、容器状に形成されており、ここに洗浄水を溜めることができる。洗浄室3の底部3aは一段低い凹部3bを有し、この凹部3bが管13を介して洗浄ポンプ14に接続され、この洗浄ポンプ14の吐出口は、管15を介してアーム5へとつながっている。洗浄ポンプ14が運転されると、洗浄水は、洗浄室3の凹部3bから吸い込まれてアーム5へ圧送される。アーム5は、鉛直方向に延びる支持軸6回りに回転自在に支持されており、洗浄水が噴射されるときの反力、特にその水平方向成分により回転しながら、噴射口5aから洗浄水を食器に吹き付けて、食器をむらなく洗浄する。その後、洗浄水は洗浄室3の底部3aに戻り、洗浄ポンプ14、アーム5へと循環しながら、洗浄が行われる。洗浄後、洗浄水は、排水ポンプ16により排水管17を通して排水される。
【0020】
アーム5は、内部に水を通す中空構造を有し、水平方向に延びている。アーム5は、上面部51と、下面部52とを有している。上面部51および下面部52の周縁部は互いに接合され、その間に通水することができる。上面部51に、上述の各噴射口5aが設けられ、水を上方や斜め上方に向けて互いに異なる向きに噴射するようになっている。
【0021】
ところで、アーム5を取り外して、アーム5等の水路や洗浄室3内部を清掃できることが望ましい。本実施の形態では、食器籠4を洗浄室3内から取り外した状態で、アーム5は、以下の取付構造Cにより洗浄室3の底部3aに容易に着脱することができる。
以下、詳細に説明する。
【0022】
取付構造Cでは、洗浄室3の底部3aは一段高い凸部3cを有し、この凸部3cに支持軸6が立設されている。支持軸6は、洗浄室3の底部3aからアーム5内へ水を送るための筒形状の管部材であり、これとともに、アーム5を洗浄室3の底部3aにある回転中心位置に位置決めしつつ回転自在に支持する。図2に示すように、支持軸6が、アーム5の中央部の内部に、アーム5の下面部52に形成された孔5bを通じて差し入れられている。支持軸6とアーム5とは、互いに嵌め合わされているが、通常の嵌合隙間に比べて大きな隙間とされている。この状態で、アーム5は洗浄室3の凸部3cにある載置部3eに取り外し可能に載せられている。
【0023】
特に、アーム5は、洗浄室3の底部3aに載せられただけの状態であり、ねじ止め等の上方への抜け止めは施されずに、取り外し可能な状態とされ、この状態でアーム5内に通水される。
洗浄室3の底部3aの凸部3cには、筒部3jが下方へ延びている。筒部3jの外周面に、管15が取付金具18により固定されている。また、筒部3jには、内周面からなり支持軸6が嵌まる取付孔3kが形成され、この取付孔3kの上端周縁部に環状凸部3dが形成されている。この環状凸部3dの頂部に、上述の載置部3eが形成され、アーム5の下面部52の当接部52eと当接する。
【0024】
取付孔3kは、その上下方向の中央部にあって円周面からなる第1周面3fと、第1周面3fの上方にあって第1周面3fよりも大径の第2周面3gと、第2周面3gと第1周面3fとの間に形成される段差面3hと、第1周面3fの下端部にある係止凹部3iとを有している。この係止凹部3iは、周方向の複数箇所に形成され、支持軸6の係止爪6iと係合している。
【0025】
支持軸6は、取付孔3kに固定されている下部と、アーム5内部の水路に臨む中部と、アーム5の上面部51に嵌め込まれる上部とで構成されている。支持軸6の上部および中部が、アーム5内に挿入されている。
支持軸6は、その中部および上部の境界近傍に、内部を上下に仕切る仕切部材6aを有している。仕切部材6aよりも下方となる支持軸6の内部は水を通す水路とされ、下端には、管15と連通するための開口6cが形成されている。また、支持軸6の中部の周面には、仕切部材6aの下方を流れる水を径方向の外方へ流出させる開口6bが形成されている。
【0026】
支持軸6の下部の外周面には、下方から第1周面6fと、この第1周面6fに隣接し第2周面6gを含む環状のフランジ6dとが形成されている。また、支持軸6の中部および上部には、フランジ6dに隣接する第3周面6mと、第3周面6mと開口6bを挟んで設けられた第4周面6nと、第4周面6nの上端部から径方向の内方に延びる環状の載置部6oと、載置部6oの内周縁から上方に延びる第5周面6pとが形成されている。また、第5周面6pの内側には、仕切部材6aの上面の外周縁部から上方に延びる第6周面6qが形成されている。載置部6oには、アーム5の上面部51が載せられている。また、これら第1周面6f〜第6周面6qの各周面は、同芯に形成されている。
【0027】
支持軸6の第1周面6fは、取付孔3kの第1周面3fと隙間をほぼ除去された状態で嵌合する。第1周面6fには、下方に延びる舌片6jの上端部が接続され、この舌片6jの下端部に、鉤状の係止爪6iが径方向の外方に突出している。舌片6jの下端部は径方向に弾性変形可能に構成されているので、支持軸6が取付孔3kに上方から嵌め込まれる際には、係止爪6iは内側へ弾性変形し、邪魔にならずに、取付孔3kの奥にまで嵌め込まれて、取付孔3kの係止凹部3iに弾性力により入り込む。この弾性力を利用して、係止爪6iと係止凹部3iとは、確実に係止されている。
【0028】
フランジ6dの第2周面6gは、第1周面6fよりも大径に形成されている。第2周面6gは、取付孔3kの第2周面3gと嵌合し、支持軸6を水平方向にがたつきなく位置決めする。また、フランジ6dの下面6hは、取付孔3kの段差面3hに当接して、支持軸6を上下方向に位置決めする。
開口6bは、フランジ6dの上方にアーム5内に臨んで形成され、周方向の複数箇所に設けられている。開口6bの上端縁に、仕切部材6aの下面6tがつながっている。
【0029】
仕切部材6aは、円錐形状を有し、その外周寄り部分が内周寄り部分よりも上方に位置している。仕切部材6aの中央部には、仕切部材6aの上方と下方とを連通する連通孔6uが形成され、仕切部材6aの上面6sは、水が溜まらないように、連通孔6uに向けて下り傾斜している。また、仕切部材6aの下面6tは、上面6sとほぼ平行に形成され、下方を流れる水圧を受け止めつつ、傾斜面により、水の流れの向きを上方から水平方向に変えて開口6bにスムーズに案内し、水をアーム5内に流出させる。このように、仕切部材6aは、下方の水圧を受け止める圧受け部材であり、水を案内する案内部材でもある。
【0030】
アーム5の下面部52は、その中央部に上述の孔5bを有している。この孔5bは、上下方向に延びる内周面52mの内部に形成されている。内周面52mは、支持軸6の第3周面6mに対向している。また、内周面52mの周縁部には、下方へ突出した環状の当接部52eが形成され、洗浄室3の底部3aの載置部3eに当接している。
【0031】
アーム5の上面部51は、支持軸6の上部を取り囲む以下の各部を有している。すなわち、支持軸6の仕切部材6aの連通孔6uの上方を取り囲む内筒部51bと、この内筒部51bの上端部から径方向の外方に向けて水平に延びる頂面部51cと、頂面部51cの周縁から下方に向けて延びる外筒部51dとが設けられている。外筒部51dは、下端部を相対的に大径に形成されており、相対的に小径の上部内周面51pと、相対的に大径の下部内周面51nと、上部内周面51pと下部内周面51nとを接続する環状の当接部51oとを有している。これらの各部は、アーム5の内側に下方に開く凹部を形成し、この凹部に支持軸6の上部が嵌め込まれている。
【0032】
外筒部51dの当接部51oは、支持軸6の載置部6oに当接している。この2つの面が当接することを除き、上面部51の凹部と支持軸6の上部とは、面同士の間に隙間が設けられている。また、下部内周面51nは支持軸6の第4周面6nに、また、上部内周面51pは支持軸6の第5周面6pに対向している。内筒部51bの外周面51qは、下部が小径となるテーパ状に形成され、支持軸6の第6周面6qに対向している。
【0033】
これらの互いに対向する各周面、すなわち、アーム5の下面部52の内周面52mおよび支持軸6の第3周面6mと、アーム5の上面部51の下部内周面51nおよび支持軸6の第4周面6nと、上部内周面51pおよび支持軸6の第5周面6pと、上面部51の内筒部51bの外周面51qおよび支持軸6の第6周面6qとは、互いに嵌合し合う一対の嵌合面をそれぞれ構成している。
【0034】
これらの各一対の嵌合面の間には、所定の隙間Sが開けられている。この隙間Sは、嵌合し易く、且つ嵌め合わせたときにアーム5を支持軸6に回転自在に支持でき、且つ隙間を水が通ることのできるように設定されている。
また、一対の嵌合面は、上下方向に沿った嵌合長さを所定値に設定されている。ここで、一対の嵌合面の嵌合長さとは、各嵌合面を嵌合状態から相対移動させて嵌合解除状態にするときの相対移動距離である。例えば、上面部51の内筒部51bの外周面51qおよび支持軸6の第6周面6qの嵌合長さL1は、アーム5の頂面部51cと食器籠4の下面4aとの間の上下方向に測ったときの間隔L2よりも長く(L1>L2)設定されている。また、上面部51の上部内周面51pおよび支持軸6の第5周面6pの嵌合長さL3も同様にL3>L2に設定されている。
【0035】
また、アーム5の上面部51には、図3の平面図に示すように、支持軸6の上方に複数、例えば、5つの圧抜き孔51f,51gが形成されている。これらの圧抜き孔51f,51gは、連通孔6uおよび、上述の隙間Sを通った洗浄水を通し、この洗浄水による上向きの水圧を逃がすためのものである。
圧抜き孔51fは、連通孔6uの直上に位置し、内筒部51bの内側に形成されている。圧抜き孔51fは、傾斜面を有し、この傾斜面では、下部の直径(図2の寸法DB)よりも出口となる上部の直径(図2の寸法DC)が大きく(DC>DB)なっている。圧抜き孔51fの下端部は、平面視で楕円形状である。楕円形状の小径(図2の寸法DB)は、連通孔6uの直径(図2の寸法DA)よりも大きく(DB>DA)形成されている。また、圧抜き孔51fの下端部は、連通孔6uに接近している。これにより、連通孔6uからの水を圧抜き孔51fに入り易くし、且つ上述の隙間Sに入り難くできるので、アーム5の頂面部51cに水圧がかかることを抑制することができる。
【0036】
また、圧抜き孔51gは、圧抜き孔51fを取り囲んで頂面部51cに形成されている。各圧抜き孔51gは、上述の隙間Sの上方に位置し、円形状に形成されている。また、各圧抜き孔51gの直径(図2の寸法DE)は、連通孔6uの直径DAよりも大きく(DE>DA)されている。これにより、異物が連通孔6u、隙間Sを通ったとしても、圧抜き孔51gを確実に通り、異物が詰まることを防止することができる。
【0037】
次に動作を説明する。
洗浄運転中、洗浄ポンプ14により、洗浄水は支持軸6の内部を上方へ向けて圧送される。洗浄水の大部分は、仕切部材6aにより流れの向きを変えて、アーム5内に流入して各噴射口5aから噴射される。また、洗浄水の一部は、連通孔6uから圧抜き孔51fを通り、斜め方向を含む上方に噴出する。また、洗浄水の別の一部は、連通孔6uから隙間Sと、圧抜き孔51gとを通り、上方に吹き出される。
【0038】
ところで、本実施の形態では、アーム5は洗浄室3の底部3aに載置されているだけであるので、洗浄ポンプ14からの水圧によりアーム5が外れるかもしれないと心配されるが、そのようなことはない。というのは、水圧は支持軸6の仕切部材6aに上向きに作用するが、支持軸6は洗浄室3の底部3aに固定されているので、支持軸6が上方に外れることはない。また、水圧は、アーム5内では全方向に等しく作用するので、アーム5が上方に外れる虞はない。さらに、洗浄水が噴射口5aから上方に向けて噴射されるときには、噴射の反力が下方に向けてアーム5に作用するので、アーム5は押しつけられて安定して支持される。
【0039】
また、洗浄開始時には、上述の噴射の反力は作用しないことから、アーム5は上方に抜け易いと想定される。この状態であっても問題ない。というのは、万一、水が、仕切部材6aの上方に入ったとしても、圧抜き孔51f,51gにより水圧は弱められるし、仮に、アーム5が押し上げられるとしても、食器籠4の下面4aにぶつかり、外れることはない。
【0040】
このように本実施の形態の取付構造Cによれば、支持軸6をアーム5の孔5b内に入れて、アーム5を底部3aにある載置部3eや載置部6oに載せると、アーム5は水平方向に位置決めされて、噴射口5aから水を噴射することができる。
アーム5は底部3aに載せられているだけなので、取り外しが容易で、掃除の手間も少なくすることができる。
【0041】
また、載せるだけの簡素な構造で済むので、抜け止めのための構造を省略できる結果、部品点数を少なくして構造も簡素化できる。例えば、アームの抜け止めのためのナットが従来設けられていたが、本実施の形態では省略されている。しかも、組立時には、アーム5を載せるだけで済むので、組立の手間もかからず、製造コストを低減することができる。
【0042】
支持軸6に圧受け部材である仕切部材6aを設けたので、支持軸6の内部に上向きにかかる水圧を支持軸6を介して洗浄室3の底部3aで受け止めることができる。その結果、アーム5が外れることを防止することができる。さらに、万一、仕切部材6aの上方で上向きの水圧がアーム5にかかる場合にも、水圧は圧抜き孔51f,51gを通じて逃がされるので、アーム5が外れることを確実に防止することができる。ここで、圧受け部材としては、水圧を受け止める部材に限らず、上向きの水圧がかかる部材であればよく、この部材が水を案内する等の機能を有していても構わない。
【0043】
また、圧抜き孔51f,51gは、仕切部材6aの背後にあるので、アーム5内へ送る水圧の低下を防止しつつ、アーム5が外れる方向へ働く水圧を緩和することができる。
また、各噴射口5aからの水に加えて、圧抜き孔51f,51gから吹き出す水により、洗浄力を高めることができる。
【0044】
仕切部材6aの下面の、周縁に向かって上り傾斜した傾斜面により、洗浄時には、アーム5の噴射口5aへ水をスムーズに送って、効率よく洗浄することができる。
また、洗浄時の水が仕切部材6aの上に溜まることが想定されるが、このように溜まる水を、運転停止時に連通孔6uを通じて下方へ排水できるので、仕切部材6aの上面6sに水が溜まることを防止できる。その結果、溜まった水に起因した異臭が発生する虞がない。
【0045】
また、各圧抜き孔51f,51gは連通孔6uよりも大きいので(図2で寸法DB>寸法DA,寸法DE>寸法DA)、万一、連通孔6uをゴミや汚れ等の異物が通ったとしても、圧抜き孔51f,51gからスムーズに排出される結果、異物の詰まりを防止することができる。
また、上述の一対の嵌合面が支持軸6の上端近傍に設けられる場合には、アーム5を載せるときの最後に嵌合すればよく作業し易い。さらに、一対の嵌合面の間に隙間がある場合には、嵌合し易く、より一層作業し易い。
【0046】
特に、圧抜き孔51gは、嵌合面の間の隙間Sの上方に設けられたので、洗浄時に、水が隙間Sを通るとしても、アーム5にかかる水圧を弱める結果、アーム5が外れることをより一層確実に防止することができる。さらに、洗浄時に、水中の異物が隙間Sに入るとしても、隙間Sから圧抜き孔51gを通って排出されるので、異物が隙間Sに詰まることを防止することができる。その結果、アーム5の回転が阻害される虞はない。
【0047】
また、斜面のある圧抜き孔51fであれば、水を斜面に沿って斜め方向に広がらせながら吹き出すことができるので、アーム5の回転に伴い広い範囲に向けて水を吹き出せる結果、真上だけに水を吹き出す場合に比べて、洗浄能力を高めることができる。
また、圧抜き孔51fの出口を入口よりも広くしたので(図2の寸法DC>寸法DB)、異物が圧抜き孔51fをスムーズに通過できる結果、異物が詰まることを防止できる。
【0048】
また、支持軸6がアーム5の孔5b内へ入り込む距離(図2の寸法L5)は、食器籠4の下面4cとアーム5の上面部51の頂面部51cとの間隔L2よりも長くされている。これにより、万一、アーム5が水圧により持ち上げられる場合であったとしても、食器籠4の下面4aとぶつかることにより、持ち上げ量が規制され、アーム5が外れることをより一層確実に防止することができる。
【0049】
さらに、支持軸6の上端近傍にある一対の嵌合面の嵌合長さL1,L3は、上述の間隔L2よりも長くされている場合には、万一、アーム5が水圧により持ち上げられ食器籠4の下面4aとぶつかるときに、嵌合を維持できるので、水の噴射の反力がアーム5を下方に押すと、アーム5は自律的にもとの状態に確実に戻ることができる結果、洗浄を支障なく行うことができる。
【0050】
ここで、アーム5がもとの状態に戻るには、押し上げられたときに傾かないことが好ましいので、支持軸6の上端近傍にある一対の嵌合面同士の嵌合長さであって、最も短い嵌合長さ、例えば、嵌合長さL3が、上述の間隔L2よりも長いのが好ましい。
また、支持軸6とアーム5とは、軸方向に離れた位置にある複数箇所で嵌合しているので、アーム5は、水平に維持され易くもとの状態に戻り易い。
【0051】
ところで、本食器洗い機1の前面にあるケース22は、図4および図5に示すように、開閉扉21の開閉機構27を介してキャビネット2の底部構造材26に取り付けられている。
ケース22は、後方に開放された箱形状に形成されている。すなわち、ケース22は、操作パネルが設けられる前面部22aと、この前面部22aの周縁部から後方に向けて延びる上面部22b、下面部22c、左側面部22d(図6参照)および右側面部22eとを有し、これらは一体に樹脂材により形成されている。このケース22の固定は、以下のようになされる。ケース22の裏面側の、ケース22の前面部22aおよび左右側面部22d,22eとの間の隅部には、上面部22bと略平行な取付板部22fが一体に形成されている。この取付板部22fは、上面部22bと所定距離下方の位置に左右に一対で設けられ、係止孔22gをそれぞれ有している。この係止孔22gが、開閉機構27の支持部材73の引っ掛け凸部73gに嵌め込まれている。また、ケース22の下面部22cには挿通孔22hが形成され、この挿通孔22hにビス28が通される。ビス28は、キャビネット2の底部構造材26の前端部に形成された雌ねじ孔にねじ込まれ、ケース22の下面部22cが底部構造材26に固定されている。
【0052】
このように、ケース22を係止するための係止孔22gが、上面部22bの下方に設けられたので、上面部22bに係止孔を開口せずに済む結果、上面部22bの防水性を高めて、ケース22の内部にある回路基板24等に水がかかることを確実に防止することができる。従って、回路基板24等の防水構造を簡素化することができる。
【0053】
また、孔のない上面部22bであれば、ケース22の見栄えもよい。特に、上面部22bと取付板部22fとが離れて設けられている場合には、上面部22bの肉厚が厚くならずに済むので、樹脂成形に好ましい。なお、従来のケースでは、上面部に係止孔が開口するので、この係止孔を通じて開閉扉から垂れ落ちる水がケース内部に侵入する虞があった。
【0054】
また、係止孔22gはケース22の内側に配置されるので、開閉扉21の邪魔にならずに引っ掛け凸部73gとの引っ掛け長さを長くできる結果、ケース22を確実に係止することができる。なお、従来のケースでは、上面部に係止孔があったので、係止孔に嵌まった状態の引っ掛け凸部が開閉扉に引っかからないように、引っ掛け長さも抑制されていた。
【0055】
また、開閉機構27は、開閉扉21に取付金具71,74を介して取り付けられた左右方向に延びた回動中心軸72、この回動中心軸72の周囲に巻き付けられて開閉扉21を閉じるように付勢するつるまきばね75、および回動中心軸72に係合つつ回動可能に支持する支持部材73とを有している。これら各部は、開閉扉21の左右に一対で設けられている。支持部材73は、キャビネット2の底部構造材26の前寄りの左右に立設された支持柱部の外側の側面に、複数のビス76(一部のみ図示)を雌ねじ孔26jにねじ込むことにより固定されている。
【0056】
支持部材73は、板状の主体部73aと、主体部73aの前端にあって回動中心軸72を回動自在に保持する軸保持部73bと、つるまきばね75の一端75aが引っ掛けられる引っ掛け係合部73cと、主体部73aの頂部に折り曲げ状に形成されて取付金具74の端部74aと当接する係止部73dと、底部構造材26に固定するための複数のビス76の挿通孔73eと、ケース22の係止孔22gに嵌め込まれる引っ掛け凸部73gとを有している。主体部73aが底部構造材26に固定され、この状態で、開閉扉21を開閉すると、取付金具74の端部74aは、支持部材73の表面に沿って変位し、開閉扉21の開成状態で係止部73dと当接して開成状態を安定して維持することができる。また、開成状態では、つるまきばね75の復元力が開閉扉21に閉じる方向に作用し、開閉扉21を容易に閉じることができる。
【0057】
引っ掛け係合部73cは、複数、例えば、2箇所に設けられ、各引っ掛け係合部73cは、上下方向に並んでいる。これは、つるまきばね75を異なるものに変更するためのものである。というのは、開閉扉21の重量が異なる場合には、つるまきばね75の仕様、例えば、巻き数や端部75aの長さ等が異なるつるまきばね75に変更して、その復元力を異ならせることがあるからである。このように、複数の引っ掛け係合部73cを設けたので、単一の支持部材73で、複数の異なるつるまきばね75に対応することができる。
【0058】
また、ケース22の裏面側には、ここに配置される回路基板24を覆うカバー29が固定されている。このカバー29には、図6の後面図に示すように、回路基板24から延びる多数のリード線を束ねた線材束24aを固定するための線材止め具29bが設けられている。
線材止め具29bは、カバー29の側面29aに一体に弾性変形可能な樹脂により形成されている。線材止め具29bはカバー29の側面29aとの間に線材束24aを挟持する主体板部29cと、この主体板部29cの両端からカバー29の側面29aに延びる一対の脚部29d,29eとを有している。一方の脚部29dは、主体板部29cの一端と側面29aとをつないでいる。他方の脚部29eの一端は主体板部29cの他端につながり、カバー29の側面29a寄りにある脚部29eの他端には、鉤部29fが形成されている。この鉤部29fと係合可能な鉤部29gが、カバー29の側面29aに立設されている。一対の鉤部29f,29gが離れた状態で、各部は一体に形成されている(この状態を一点鎖線で図示した。)。また、線材止め具29bを弾性変形させて、一対の鉤部29f,29gを係合させることで、一対の脚部29d,29eと、主体板部29cと、側面29aとで囲まれる内部に線材束24aを収容し、この線材束24aを主体板部29cと側面29aとの間に挟持して、確実に保持することができる(この状態を図6に図示した。)。
【0059】
特に、本実施の形態の主体板部29cは、2つの傾斜状の部分29h,29iからなり、これらの各部分29h,29iは、主体板部29cの中央で接続されている。主体板部29cは、中央部がカバー29の側面29aに向けて張り出し、各部分29h,29iは、互いにつながる部位から脚部29d,29eに向かう程に、カバー29の側面29aに対して遠ざかるように形成されている。線材止め具29bは、全体として略M字形状に形成されている。
【0060】
この形状の線材止め具29bであれば、線材束24aの固定高さL4(カバー29の側面29aからこの側面29aと反対側となる線材束24aの部分の距離)を抑制することができる。というのは、線材束24aが挟持されると、主体板部29cの中央部を反挟持方向に押し出すこととなる。このとき、仮に主体板部29cの中央部が押し出されても、主体板部29cの中央部は反挟持方向へ凹んでいるので、この中央部は脚部29d,29e寄り部分に比べて反挟持方向に突出することが防止される。また、主体板部29cの中央部がカバー29の側面29aに向けて突出しているので、線材束24aは中央部よりも脚部29d,29e寄りで収容され易い結果、主体板部29cの中央部にかかる押し出し力を低減することができる。また、略V字状の主体板部29cは、その形状を真っ直ぐにするようにV字の頂部を押されるときには、その形状を保てる間であれば、真っ直ぐな板形状のものに比べて、撓み難くなるからである。
【0061】
上述のように線材束24aの固定高さを抑制できるので、線材束24aを固定するために要するスペースを少なくできる。その結果、例えば、回路基板24等を配置するためのスペースを大きくすることができるので、従来2枚必要とされた回路基板24を1枚にすることができ、部品点数を低減でき、構造を簡素化することができる。
【0062】
従来の線材止め具では、主体板部が平板形状や、反挟持方向に張り出すような円弧形状に形成されていた。この場合には、多数の線材を挟持する際に、線材が主体板部を反挟持方向に押し出して、線材束の固定高さが大きくなる傾向にあり、固定のためのスペースも広く必要であった。
なお、上述の実施の形態では、洗浄室3には、凸部3cの載置部3eと、支持軸6の載置部6oとが設けられていたが、アーム5を載置するためには、少なくとも一方があればよい。また、アーム5は、支持軸6以外の洗浄室3の底部3aに設けられた部材を介して載せられていてもよい。
【0063】
その他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【0064】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、アームの取り外しが容易で掃除の手間も少なくできる。また、少ない部品点数で構造を簡素化でき、組立に手間もかからず、製造コストを低減することができる。
アームの孔に支持軸を、アームの上面と食器籠の下面との間隔よりも長い距離で入れたので、アームが外れることを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す食器洗い機の概略構成の側面断面図である。
【図2】図1に示す食器洗い機のアームの取付構造の側面断面図である。
【図3】図2に示すアームの中央部の平面図である。
【図4】図1に示す食器洗い機の開閉扉近傍の側面断面図である。
【図5】図4に示す開閉機構の分解斜視図である。
【図6】図1に示す食器洗い機のケースの後面図である。
【符号の説明】
3 洗浄室
3a 洗浄室の底部
4 食器籠
5 アーム
5a 噴射口
5b 孔
6 支持軸(軸)
6a 仕切部材(圧受け部材)
6b,6c 開口
6p 第5周面(上端近傍部分)
6q 第6周面(上端近傍部分)
6t 仕切部材の下面(傾斜面)
6u 連通孔
51 上面部
51f,51g 圧抜き孔
C 取付構造
L2 食器籠の下面とアームの上面との間隔
S 隙間[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a dishwasher for washing dishes and the like. In particular, the present invention relates to an arm mounting structure for mounting an arm having an injection port for spraying cleaning water to a cleaning chamber.
[0002]
[Prior art]
In the dishwasher, for example, a dish bowl is placed inside a sealed washing room, and the dish is put into the dish bowl for cleaning. At the time of washing, water is sprayed from a spray port provided in a hollow arm below the tableware bowl. The arm is rotatably provided at the bottom of the cleaning chamber, and water is pumped into the arm from a pump provided below the cleaning chamber.
[0003]
The arm is attached as follows. That is, a cylindrical support shaft is fixed in a hole formed in the bottom of the cleaning chamber. The arm is provided with a through hole through which the support shaft is inserted and extends vertically. When the through-hole of the arm is passed through the support shaft, the upper end portion of the support shaft protrudes upward from the arm in this state. A male screw is formed on the upper end portion of the support shaft, and a nut is screwed into the male screw, and the arm is fixed by the nut so as not to come off the support shaft from above.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the structure in which the nut is fixed by screwing, the screw is hard to be tightened, and it may be difficult to remove the nut. In such a case, it is difficult to remove the arm and it is difficult to clean the dishwasher.
Further, for example, a complicated mold is required for the production of the nut, so that it is difficult to reduce the production cost, and it is preferable that such a part can be eliminated.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to solve the above technical problem and to provide an arm attachment structure for a dishwasher that can easily attach and detach an arm and reduce manufacturing costs.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The arm mounting structure according to claim 1 is an arm mounting structure in which an arm having an injection port for injecting water in a washing room of a dishwasher is attached to the bottom of the washing room, and the bottom of the washing room is EstablishedSupport shaftHave thisSupport shaftIs placed in a hole formed in the lower surface of the arm, and the arm isThe table bowl is disposed above the arm so as to be detachably rotatable around the support shaft, and a predetermined interval is provided between the lower surface of the table bowl and the upper surface of the arm. The support shaft enters the hole of the arm at a distance longer than the predetermined interval.It is characterized by that.
[0007]
According to this configuration, in the hole of the armSupport shaftPut the armWhen supported around the support axis,ArmSupport shaftThus, the position is regulated in the horizontal direction, and water can be ejected from the ejection port. When water is jetted, the reaction force pushes the arm downward, so that the arm is prevented from coming off.
Even if the arm is lifted by water pressure, the amount of lift is restricted by colliding with the lower surface of the tableware bowl, so that the arm can be reliably prevented from coming off.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a dishwasher according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a side sectional view of a schematic configuration of the above-described dishwasher.
The dishwasher 1 has a
[0019]
The
A
[0020]
The
[0021]
By the way, it is desirable to be able to remove the
This will be described in detail below.
[0022]
In the mounting structure C, the
[0023]
In particular, the
A
[0024]
The mounting
[0025]
The support shaft 6 includes a lower part fixed to the
The support shaft 6 has a
[0026]
On the outer peripheral surface of the lower portion of the support shaft 6, a first
[0027]
The first
[0028]
The second
The
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
The contact portion 51o of the
[0033]
These peripheral surfaces facing each other, that is, the inner
[0034]
A predetermined gap S is opened between each of the pair of fitting surfaces. The gap S is set so that it can be easily fitted and the
Moreover, the fitting length along the up-down direction is set to a predetermined value for the pair of fitting surfaces. Here, the mating length of the pair of mating surfaces is a relative movement distance when the mating surfaces are relatively moved from the mating state to the mating released state. For example, the fitting length L1 of the outer
[0035]
In addition, as shown in the plan view of FIG. 3, a plurality of, for example, five pressure relief holes 51 f and 51 g are formed on the
The
[0036]
Further, the
[0037]
Next, the operation will be described.
During the cleaning operation, the cleaning water is pumped by the cleaning
[0038]
By the way, in the present embodiment, since the
[0039]
Further, since the above-described reaction force of the injection does not act at the start of cleaning, it is assumed that the
[0040]
As described above, according to the mounting structure C of the present embodiment, when the support shaft 6 is placed in the
Since the
[0041]
In addition, since a simple structure that only needs to be placed is sufficient, the structure for preventing the removal can be omitted. As a result, the number of parts can be reduced and the structure can be simplified. For example, a nut for preventing the arm from coming off has been conventionally provided, but is omitted in the present embodiment. Moreover, since it is only necessary to mount the
[0042]
Since the
[0043]
Moreover, since the pressure release holes 51f and 51g are behind the
Moreover, in addition to the water from each
[0044]
Due to the inclined surface inclined upward toward the periphery of the lower surface of the
In addition, it is assumed that the water at the time of washing is collected on the
[0045]
Further, since the pressure release holes 51f and 51g are larger than the
Further, when the pair of fitting surfaces described above are provided in the vicinity of the upper end of the support shaft 6, it is easy to work by fitting them at the end when the
[0046]
In particular, since the
[0047]
Further, if the
Further, since the outlet of the
[0048]
The distance (the dimension L5 in FIG. 2) that the support shaft 6 enters into the
[0049]
Furthermore, when the fitting lengths L1 and L3 of the pair of fitting surfaces in the vicinity of the upper end of the support shaft 6 are longer than the above-described distance L2, the
[0050]
Here, in order for the
Further, since the support shaft 6 and the
[0051]
Incidentally, the
The
[0052]
As described above, since the
[0053]
Moreover, if it is the
[0054]
Further, since the
[0055]
Further, the opening /
[0056]
The
[0057]
The
[0058]
A
The
[0059]
In particular, the
[0060]
With this shape of the
[0061]
As described above, since the fixing height of the
[0062]
In the conventional wire rod stopper, the main plate portion is formed in a flat plate shape or an arc shape protruding in the anti-clamping direction. In this case, when a large number of wires are clamped, the wires tend to push out the main plate portion in the anti-clamping direction, and the fixing height of the wire bundle tends to increase, and a large space for fixing is necessary. It was.
In the above-described embodiment, the
[0063]
In addition, various design changes can be made without changing the gist of the present invention.
[0064]
【The invention's effect】
According to the invention described in claim 1,Arm'sRemoval is easy and less time is required for cleaning. In addition, the structure can be simplified with a small number of parts, and it takes less time to assemble, and the manufacturing cost can be reduced.
Since the support shaft is placed in the hole of the arm at a distance longer than the distance between the upper surface of the arm and the lower surface of the tableware, it is possible to reliably prevent the arm from coming off.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view of a schematic configuration of a dishwasher showing an embodiment of the present invention.
2 is a side cross-sectional view of the mounting structure of the arm of the dishwasher shown in FIG. 1. FIG.
3 is a plan view of a central portion of the arm shown in FIG. 2. FIG.
4 is a side sectional view of the vicinity of an opening / closing door of the dishwasher shown in FIG.
5 is an exploded perspective view of the opening / closing mechanism shown in FIG.
6 is a rear view of the case of the dishwasher shown in FIG. 1. FIG.
[Explanation of symbols]
3 Cleaning room
3a Bottom of cleaning room
4 Tableware bowl
5 arm
5a injection port
5b hole
6 Support shaft (shaft)
6a Partition member (pressure receiving member)
6b, 6c opening
6p 5th peripheral surface (upper end vicinity part)
6q 6th circumference (near the top)
6t Underside of the partition member (inclined surface)
6u communication hole
51 Upper surface
51f, 51g Pressure release hole
C Mounting structure
L2 Distance between the lower surface of the tableware and the upper surface of the arm
S clearance
Claims (1)
洗浄室の底部は、立設された支持軸を有し、
この支持軸は、アームの下面に形成された孔内に入れられ、
アームは、洗浄室の底部において支持軸回りに取り外し可能に回転自在に支持されており、
アームの上方には、食器籠が配置され、
この食器籠の下面とアームの上面との間には所定の間隔が開けられ、
この所定の間隔よりも長い距離で、支持軸がアームの孔内へ入り込んでいることを特徴とするアームの取付構造。An arm mounting structure in which an arm having an injection port for jetting water in a washing room of a dishwasher is attached to the bottom of the washing room,
The bottom of the cleaning chamber has an upright support shaft ,
This support shaft is put in a hole formed in the lower surface of the arm,
The arm is rotatably supported so as to be removable around the support shaft at the bottom of the cleaning chamber ,
A tableware bowl is placed above the arm,
A predetermined interval is opened between the lower surface of the tableware bowl and the upper surface of the arm,
A mounting structure for an arm , wherein the support shaft enters the hole of the arm at a distance longer than the predetermined interval .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09896899A JP3670881B2 (en) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | Dishwasher arm mounting structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09896899A JP3670881B2 (en) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | Dishwasher arm mounting structure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000287905A JP2000287905A (en) | 2000-10-17 |
JP3670881B2 true JP3670881B2 (en) | 2005-07-13 |
Family
ID=14233868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09896899A Expired - Fee Related JP3670881B2 (en) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | Dishwasher arm mounting structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3670881B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004053143A1 (en) * | 2004-10-29 | 2006-05-04 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Spray arm bearing and dishwasher with a Sprüharmanordnung |
JP5116575B2 (en) * | 2008-06-23 | 2013-01-09 | ホシザキ電機株式会社 | Dishwasher |
JP2014079489A (en) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Panasonic Corp | Dishwasher |
-
1999
- 1999-04-06 JP JP09896899A patent/JP3670881B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000287905A (en) | 2000-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101054117B1 (en) | Dishwasher with water guide detachable structure | |
EP1543761B1 (en) | Dishwasher | |
KR101054115B1 (en) | Door sealing gasket structure of the dishwasher | |
KR100457573B1 (en) | Nozzle of dish washer | |
CA2442292C (en) | Dishwasher | |
JP3670881B2 (en) | Dishwasher arm mounting structure | |
KR101782651B1 (en) | Dish washer and a sump thereof | |
KR101135851B1 (en) | A sump mounting structure of a dish washer | |
US20040177869A1 (en) | Tub lip alignment system for a dishwasher | |
KR101054134B1 (en) | Door locks in the dishwasher | |
US20050145269A1 (en) | Warewash machine with wrap-around hood and multi-position splash guard, and drip flange for warewash machine | |
KR101768229B1 (en) | Dish washer and a sump cleaning apparatus thereof | |
AU2020224973A1 (en) | Dishwasher | |
KR100662156B1 (en) | A water guide assembly of a dish washer | |
JP3849275B2 (en) | dishwasher | |
JP3394695B2 (en) | Dishwashing equipment | |
KR101070104B1 (en) | A door locking apparatus of a dish washer | |
KR101178651B1 (en) | Dish washer | |
JP7148367B2 (en) | Dishwasher | |
JP4327664B2 (en) | Dishwasher | |
KR20060085972A (en) | Filter cleansing structure of the sump for dish washer | |
KR20240002875A (en) | Dish washer | |
KR20240002850A (en) | Dish washer | |
JP6087331B2 (en) | Dishwasher | |
JP2604766Y2 (en) | Washer housing structure |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040715 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040928 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050415 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090422 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |