JP3669572B2 - 照明装置の輝度調整方法及びそれを用いた照明付電波修正時計 - Google Patents

照明装置の輝度調整方法及びそれを用いた照明付電波修正時計 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LED等を用いた照明装置における輝度を自動調整する方法と、その照明機能を有し、且つ時刻信号を含む標準電波(時刻標準電波信号)を受信し、その時刻信号に基づいて時刻をセットする照明付電波修正時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、時計等に用いられている照明装置は、電源として使用している電池の電圧低下によって輝度が低下し、照明が暗くなることがあった。このような照明の輝度低下に対して、定電圧回路や定電流回路を設けて駆動することにより、照明が暗くなることを防止していた。
【0003】
また、実用新案登録第2502683号公報に示されているように、エレクトロルミネッセンスによる照明の輝度低下を防ぐため、その発光した光をセンサで検出し、その検出した輝度に基づいて輝度を高めるように駆動周波数を可変して昇圧することにより輝度を一定に保つものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術のように定電圧回路や定電流回路を用いる場合、これらの回路を安定した状態で動作させるためには、通常必要とされる電圧よりも高い電圧で動作させることが必要となる。このため、電池寿命が短くなるという課題があった。
【0005】
また、輝度を検出して一定に保つものにおいては、照明の輝度を検出するセンサを、昼夜を判別するため周囲の明るさを検出するセンサと兼用することが合理的であり、この場合、安価で電流を大きく取ることができるCdSセンサを用いることが多い。しかしながら、このCdSセンサは、光量−抵抗特性のバラツキが大きく、全ての製品における照明輝度の測定を均一にすることが困難であった。このため、製品によっては輝度調整がうまくいかず、明る過ぎてまぶしく、電池寿命が短くなったり、暗過ぎて照明として用を成さないことがあった。
【0006】
更に、従来の輝度調整においては、発光手段としてのLEDの抵抗値のバラツキによる輝度のバラツキや点灯状態の変化についても全く考慮されていなかった。
【0007】
また、電波修正時計においても、暗所での時刻の判読が可能なように照明を設けて、時刻表示部を照明する照明付のものがある。このような照明付電波修正時計においては、CdSセンサにて明暗を検出し、その検出結果に応じて照明を点灯又は消灯させるものとなっている。この照明にはLED等が使用されており、消費電力を少なくするため、目で判別できない程度にパルス信号で点灯・消灯が繰り返されるように駆動されている。このような照明が設けられていると、その点灯・消灯時にノイズが発生し、このノイズにより電波の受信ができなくなることがある。このような受信不良を防ぐため、照明を消灯させて受信状態を良くすることが行われたが、暗所での時刻の読み取りに支障をきたすという問題があった。
【0008】
本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなされたもので、発光手段としてのLEDや明暗センサとしてのCdSセンサの個々の特性に応じて駆動することにより、電池寿命に影響を与えることなく、LEDやCdSセンサのバラツキによる明るさの違いをなくし、電波修正時計において電波受信中でも照明を点灯させておくことを可能にした照明装置の輝度調整方法及びそれを用いた照明付電波修正時計を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の照明装置の輝度調整方法は、電力が供給されると発光して照明する発光手段からの光を明暗センサで受光して前記発光手段の輝度を調整する照明装置において、前記発光手段の順方向電圧を測定し、測定した前記順方向電圧に基づいて前記発光手段に供給する電流を補正し、前記発光手段を補正した電流で駆動して点灯させ、前記明暗センサの電圧特性を測定し、測定した前記電圧特性に基づいて前記明暗センサの電圧レベルが設定値になるまで前記発光手段に供給する電流を調整することである。また、この輝度調整方法においては、測定した前記順方向電圧を標準品における順方向電圧と対比することにより前記発光手段に供給する電流を補正し、測定した前記電圧特性が標準品の電圧特性から外れた分を補正するように前記発光手段に供給する電流を調整している。
【0010】
また、本発明の照明付電波修正時計は、明暗センサが暗状態を検出すると発光手段を発光させて時刻表示部を照明する電波修正時計において、前記発光手段に電流を供給して前記発光手段を駆動する照明駆動手段と、前記明暗センサが暗状態を検出すると前記照明駆動手段を制御して前記発光手段を駆動させる照明駆動制御手段と、前記発光手段の順方向電圧を測定し、測定した前記順方向電圧に基づいて、前記照明駆動手段から前記発光手段に供給する電流を補正する電流補正手段と、前記明暗センサの電圧特性を測定し、測定した前記電圧特性に基づいて、前記明暗センサの電圧レベルが設定値になるまで前記照明駆動手段から前記発光手段に供給する電流を調整する電流調整手段と、を有している。この照明付電波修正時計における前記電流補正手段は、測定した前記順方向電圧を標準品における順方向電圧と対比することにより前記照明駆動手段から供給する電流を補正し、前記電流調整手段は、測定した前記電圧特性が標準品の電圧特性から外れた分を補正するように前記照明駆動手段から供給する電流を調整している。また、この照明付電波修正時計における前記照明駆動手段は、前記発光手段にパルス電流を供給するパルス駆動と設定された直流電流を供給するDC駆動により前記発光手段を駆動し、前記照明駆動制御手段は、暗状態になると前記照明駆動手段に前記発光手段をパルス駆動させ、暗状態における電波受信時には前記照明駆動手段に前記発光手段をDC駆動させるものとなっている。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の照明装置の輝度調整方法においては、LED等の発光手段の順方向電圧を測定し、測定した順方向電圧に基づいて発光手段に供給する電流を補正して発光手段のバラツキに対処している。
【0012】
また、CdSセンサ等の明暗センサの電圧特性を測定し、測定した電圧特性に基づいて設定値を設定し、電圧レベルが設定値になるまで発光手段に供給する電流を徐々に増加させる等の調整を施し、明暗センサのバラツキに対処しつつ輝度を調整する。
【0013】
照明付電波修正時計においては、上記輝度調整方法を、暗状態における電波受信時に発光手段を駆動するDC駆動に応用している。即ち、発光手段をパルス駆動とDC駆動により切換駆動することが可能な照明駆動手段を設け、照明駆動制御手段によって切り換えることにより、電波受信時には受信を阻害するノイズの発生がないDC駆動を行う。
【0014】
また、電流補正手段を設け、発光手段の順方向電圧を測定し、それに基づいて照明駆動手段から発光手段に供給する電流を補正する。更に、電流調整手段を設け、補正した電流を用いて明暗センサの電圧特性を測定し、それに基づいて設定値を設定して、設定値に電圧レベルが近付くように照明駆動手段から発光手段に供給する電流を調整する。
【0015】
上記電流補正手段による電流補正と電流調整手段による設定値の設定は、測定した順方向電圧及び測定した電圧特性をそれぞれ標準品の順方向電圧及び電圧特性と対比することにより行っている。これにより、LED等の発光手段と、CdSセンサ等の明暗センサのバラツキによる影響をなくしている。
【0016】
【実施例】
以下、図面に基いて本発明の実施例を説明する。図1は本発明の一実施例に係る照明付電波修正時計の要部の機能構成図であり、図2はその概略回路構成を示す回路図である。
【0017】
はじめに、図2に基づいて照明付電波修正時計の回路構成を説明する。図2に示すように、本実施例における照明付電波修正時計は、マイクロコンピュータからなる制御回路2を中心として受信部、指針駆動及び修正部、照明部等の各回路や機構が設けられており、制御回路2に設定された機能と、各回路等の機能が互いに作用することにより表示部を照明し且つその輝度を調整したり、電波信号を自動受信し、指針位置を検出して修正を行うものである。即ち、電波を受信する受信部としては、アンテナ4にて受信した電波信号を電気信号に変換する受信回路6が設けられている。
【0018】
また、指針駆動及び修正部としては、時刻のマニュアル修正用の時分修正ボタン8及び強制受信用の受信ボタン10と、モータ駆動回路12と、ムーブメント14内に設けられ秒針用の輪列を駆動する秒針用モータ16と、時及び分針用の輪列を駆動する時・分針用モータ18と、輪列の状態から指針位置を検出するためのフォトセンサ20が設けられている。
【0019】
また、照明部としては、後に構成を詳述する照明駆動回路22,24と、この照明駆動回路22,24から供給される電流により駆動されるLEDからなる発光手段26,28が設けられている。暗状態においては、この発光手段26,28により、指針による時刻表示部又は表示内容が切り換わるデジタル式の表示部を照明して時刻を判読できるようにしている。
【0020】
更に、CdSからなる明暗センサ30と、その駆動用トランジスタ32及び電流制限用の抵抗34等からなる明暗センサ駆動回路36が設けられている。尚、抵抗34を後に構成を詳述する照明駆動回路22,24のDC駆動回路130のようにバイナリ・ウエイト型回路に変更して、明暗センサ30の電圧特性を測定するように構成することもできる。
【0021】
また、発光手段26,28及び明暗センサ30の電圧を測定する際に、順次、制御回路2のA−D変換入力ADIに各端子を切換接続するマルチプレクサ38が設けられている。
【0022】
この他、LED及びその駆動用トランジスタ等からなる受信状態表示装置40が設けられている。この受信状態表示装置40は、制御回路2からの信号により、電波の受信が正常に行われた場合に、2秒に1回点滅し、電波受信できなかった場合又は修正中においては消灯するものとなっている。
【0023】
次に、図1に基づいて上記回路構成からなる照明付電波修正時計の要部の機能構成を説明する。42は基準信号発生手段であり、基準信号としての所定周波数のパルス信号を供給するものである。
【0024】
44は受信手段であり、受信回路6及び制御回路2の一機能を含むものである。この受信手段44が機能することにより電波信号を受信して時刻情報を読み込むことになる。この受信手段44は、予め設定された複数の時刻(本実施例では12,1,2,3,4,8時)に自動受信を行うように設定されている。
【0025】
46は秒針を駆動する秒針駆動手段、48は時針及び分針を駆動する時分針駆動手段であり、それぞれモータ駆動回路12、秒針用モータ16、時・分針用モータ18、後に詳述する輪列及び制御回路2の一機能を含んでいる。秒針駆動手段46は、秒針を駆動するための駆動パルスの出力、停止や修正時の修正パルスの供給を制御する駆動パルス制御手段50と、この駆動パルス制御手段50からの駆動パルスにより作動して秒針を駆動する秒針駆動機構部52を有している。また、時分針駆動手段48は、時針及び分針を駆動するための駆動パルスの出力や修正時の修正パルスの供給を制御する駆動パルス制御手段54と、この駆動パルス制御手段54からの駆動パルスにより作動して時針及び分針を駆動する時分針駆動機構部56を有している。
【0026】
上記秒針駆動機構部52と時分針駆動機構部56は、特開2000−162335号公報に示されているものと同様に次のように構成されている。秒針駆動機構部52は、図3に示すように、第1ステッピングモータ68と、そのロータピニオン68aに大径歯車70aが噛合した第1の5番車70と、この第1の5番車70の小径歯車70bに噛合した秒針車72とにより構成されている。また、時分針駆動機構部56は、図3に示すように、第2ステッピングモータ74と、そのロータピニオン74aに大径歯車76aが噛合した第2の5番車76と、この第2の5番車76の小径歯車76bに大径歯車78aが噛合した3番車78と、この3番車78の小径歯車78bに大径歯車80aが噛合した分針車80と、この分針車80の小径歯車80bに大径歯車82aが噛合した日の裏車82と、この日の裏車82の小径歯車82bに噛合した時針車84とにより構成されている。
【0027】
フォトセンサ20は上述した構成からなる秒針駆動機構部52と時分針駆動機構部56における歯車の動作から指針位置を示すパターンからなる検出信号を出力するものである。このフォトセンサ20は、図3に示すように、上ケース3等に取り付けられた発光素子20aと、この発光素子20aに対向するように、下ケース1等に取り付けられた受光素子20bとを有している。また、このフォトセンサ20は、図3に示すように、第1の5番車70、秒針車72、3番車78、分針車80、時針車84の全てが同時に重なる位置に配置されている。そして、第1の5番車70の透孔70c、3番車78の透孔78c、秒針車72の透孔72c、分針車80の透孔80c、時針車84の透孔84cが重なり合ったときに、発光素子20aから発せられた検出光が受光素子20bにより受光され、各歯車の回転による透孔の移動で検出光が遮られることが繰り返されて、受光の有無による所定パターンの検出信号を出力する。
【0028】
また、図1において、58は修正制御手段であり、制御回路2の機能からなるものである。この修正制御手段58は、上述したフォトセンサ20からの検出信号が予め設定された時刻を示すときのパターンと一致するか否かを判断し、電波を受信することにより受信手段44が得た時刻情報に基づく現在時刻と指針が設定時刻に達したときの時刻とを比較してその差を算出し、算出した差に基いて修正用の駆動パルスの出力を駆動パルス制御手段50,54に指示するものである。
【0029】
60は時刻等を計時する計時手段であり、制御回路2の一機能と時刻カウンタ等を含むものである。この計時手段60は、受信した時刻情報に基づいて常時正しい時刻に更新されている。
【0030】
62は指針による時刻表示部の他に設けられたデジタル表示部等の表示部である。この表示部62は、計時手段60から送られる時刻、日付、曜日等のカレンダ情報を表示するものである。
【0031】
64は表示部62の表示内容を切り換える表示切換手段であり、制御回路2の一機能で構成されている。この表示切換手段64は、明暗センサ30が暗状態を検出すると、表示部62の表示内容を切り換えるものである。
【0032】
86はLEDからなる発光手段26,28に電流を供給して点灯させる照明駆動手段であり、照明駆動回路22,24で構成されている。この照明駆動手段86は、発光手段26,28をパルス電流を供給して断続的に駆動するパルス駆動と、直流電流を供給して断続的に駆動するDC駆動が可能なものとなっている。即ち、この照明駆動手段86を構成する照明駆動回路22,24は、例えば、図4に示すように、発光手段26(28)に直列に接続されたトランジスタ100と抵抗102からなるパルス駆動回路128と、トランジスタ104〜114とこのトランジスタ104〜114にそれぞれ対応して設けられた抵抗116〜126が互いに並列で発光手段26(28)に対して直列に接続されたバイナリ・ウエイト型のDC駆動回路130と、から構成されている。トランジスタ100のベースは制御回路2のパルス駆動制御出力P0に接続されており、トランジスタ104〜114のベースはそれぞれ制御回路2のDC駆動制御出力D5〜D0に接続されている。抵抗116〜126は、抵抗116の抵抗値をRとすると、抵抗118〜126の抵抗値が2,4,8,16,32倍となるように設定されており、パルス駆動用の抵抗102はRよりも小さい値に設定されている。
【0033】
この照明駆動回路22(24)を用いることにより、パルス駆動する場合には、トランジスタ100をオン・オフすることによりパルス電流を発光手段26(28)に供給して点灯させ、DC駆動する場合にはトランジスタ104〜114を適宜オン又はオフすることにより抵抗116〜126を組み合わせて電流を可変する。例えば、抵抗116〜126の抵抗値が80,160,320,640,1280,2560オームであると、出力D5〜D0全てをオンとしたときの合成抵抗RTは、1/(1/2560 + 1/1280 + 1/640 + 1/320 + 1/160 + 1/80)=40.63オームとなり、出力D5のみオンとしたときの抵抗RTは、2560オームとなる。従って、例えば電源電圧Vが3V、LEDからなる発光手段26(28)の順方向電圧VFが2.0Vであると、発光手段26(28)を流れる最大電流Imaxと最小電流Iminは、Imax=(3-2)/40.63=24.6 mA、Imin=(3-2)/2560=0.4 mAとなり、この0.4〜24.6mAの範囲で64段階に電流を切り換えて供給することができる。尚、パルス駆動回路128によりLEDを駆動する場合には、単に平均電流に相当するデューティ比で駆動すると、DC駆動よりも明るくなってしまう。このため、視覚に合せて予め補正したデューティ比に設定することが好ましい。
【0034】
また、図1における88は照明駆動制御手段であり、制御回路2の一機能で構成され、明暗センサ30が暗状態を検出すると、照明駆動手段86を構成する照明駆動回路22,24の動作を制御して発光手段26,28に上述したようにパルス電流を供給したり電流を可変して供給することを制御するものである。
【0035】
90は電流補正手段であり、発光手段26,28の順方向電圧を測定し、その値に応じてDC駆動の際に照明駆動手段86から発光手段26(28)に供給する電流を補正するものであり、制御回路2の一機能で構成されている。この電流補正手段90は、次のように電流の補正を行う。図5に示すように、前述したDC駆動回路130の抵抗をRx、この抵抗Rxの端子間電圧をVx、発光手段26(28)の順方向電圧をVfx、電流をIfx、電源電圧をVccとすると、電流Ifxは、Ifx=(Vcc-Vfx)/Rxとなる。一方、図6に示すように、発光手段等に標準品を使用したときの標準電流Ifsは、Ifs=(Vcc-Vfs)/Rsとなる。このような標準電流Ifsと実際の電流Ifxとを対比してその関係を求めると、次のようになる。(Vcc-Vfs)/(Vcc-Vfx)=Rs/Rx=Vs/Vx=a, (Ifs・Rs)/(Ifx・Rx)=a, Rs/Rx=a・Ifx/Ifs, Rs/Rx=Vs/Vx,これはほぼIfx/Ifsとなるため Ifx=Ifs・Vs/Vx, Ifx=Ifs・(Vcc-Vfs)/(Vcc-Vfx)この関係式に基づいて標準品の電流、電圧と発光手段26(28)の順方向電圧Vfxから補正した電流Ifxを求めることができる。
【0036】
例えば、Vcc=3.0V, Vfs=2.0V, Vfx=2.3Vであると、(3-2)/(3-2.3)=1/0.7=Ifx/Ifs, Ifx=Ifs/0.7となりほぼ1.4・Ifsとなる。このように測定した順方向電圧Vfxが標準値Vfsよりも高いと供給電流Ifxも標準値Ifsより高めにしなければ標準品と同等の輝度を得ることができないことが判る。このことから、If1=Ifs・Vs/V1, If2=Ifs・Vs/V2, …のように発光手段の順方向電圧Vfx(=V1,V2…)に対応する補正電流Ifx(=If1,If2…)を予め64個のデータとして記憶し、順方向電圧Vfxの測定値に対応した補正電流Ifxをその中から指定して補正する。
【0037】
また、図1における92は電流調整手段であり、明暗センサ30の電圧特性を測定し、その特性に応じてDC駆動の際に照明駆動手段86から発光手段26(28)に供給する電流を調整するものであり、制御回路2の一機能で構成されている。この電流調整手段92は、CdSセンサからなる明暗センサ30の端子間電圧Vcdsと発光手段26(28)に供給される電流Ifとの関係から設定値Vs'を設定し、この設定値Vs'に電圧Vcdsを近付けるように電流を調整する。即ち、明暗センサ30の抵抗値は、発光手段26(28)に供給される電流Ifが増加して明るさが増すと減少する。このため、明暗センサ30の電圧Vcdsは電流Ifの増加に伴って減少することになる。このような電圧Vcds−If特性は、製品のバラツキにより標準品に比べて様々な態様を示す。例えば、図7に示すように測定したVcds(特性グラフM)が標準品の電圧(特性グラフS)より大きい場合、図8に示すように測定したVcdsが標準品より小さい場合、図9に示すようにVcdsの変化率が標準品より大きい場合、図10に示すようにVcdsの変化率が標準品より小さい場合、及びそれらの組み合わせの場合等がある。
【0038】
図7に示すように、測定した電圧Vcds(特性グラフM)が標準品の電圧(特性グラフS)より大きい場合、発光手段26(28)に供給される電流Ifが標準品と同一(明るさが同一)でも測定される電圧Vcdsは標準品より高くなり、標準品より暗いと判断されてしまうことになる。このため、電流調整手段92においては、同一の明るさに対する標準品の電圧Vsに対する補正値Vs'を設定し、一定の明るさになるように発光手段26(28)に供給する電流Ifを加減して、電圧Vcdsが補正値Vs'になるようにする。この結果、電流Ifは、標準品の場合における電圧Vsに対応する電流Ifsになり、この電流Ifsを保つことにより発光手段26(28)の明るさを一定に保つことができる。尚、電源電圧が低下して発光手段26(28)が暗くなり電圧Vcdsが電圧Vc'になった場合、図7のように測定した特性Mが標準品の特性Sより大きいものにおいては、標準品の電圧Vsに対する補正値Vs'を高く設定し、この電圧Vs'になるように電流Ifを増加させることにより、電流をIfsに調整することができる。また、この場合、図8のように測定した特性Mが標準品の特性Sより小さいものにおいては、標準品の電圧Vsに対する補正値Vs'を低く設定し、この電圧Vs'になるように電流Ifを増加させることにより、電流をIfs一定に調整することができる。その他の態様においても適宜補正値Vs'を設定することにより、電流をIfsに保つことができ、これにより発光手段26(28)の明るさを一定に保っている。
【0039】
また、図1において94は明暗センサ駆動手段であり、明暗センサ駆動回路36及び制御回路2の一機能で構成されている。
【0040】
次に、上記機能構成からなる照明付電波修正時計の動作を図11及び図12に示すフローチャートに基づいて説明する。はじめに、電池交換等により電源を投入すると(ステップST1)、マイクロコンピュータが初期設定を行い(ステップST2)、ここで発光手段26,28の各順方向電圧Vfを測定して前述したように電流の補正を行う(ステップST3)。その後、電源投入による強制受信動作を受信手段44が行う(ステップST4)。
【0041】
ここで、修正制御手段58等が時分修正ボタン8(図2)が操作されたか判断し(ステップST5)、操作されていない場合には受信手段44等が受信時間を計測して一定時間内に受信できたか判断し(ステップST6)、時間内である場合には修正制御手段58がフォトセンサ20からの信号により指針位置を検出し(ステップST8)、強制受信した電波信号による時刻情報に基づいて時分針駆動手段48を早送り修正する(ステップST9)。一方、時分修正ボタン8が操作されるか又は一定時間内に受信完了しない場合には、修正制御手段58により指針位置だけが検出され(ステップST7)、使用者が時分修正ボタン8を操作することにより時分針駆動手段48を作動させてマニュアル操作による修正が行われる。その後、受信できたか否かにより受信状態がセットされて受信状態表示装置40(図2)が点灯又は非点灯される(ステップST10)。
【0042】
上記のような初期状態における時刻修正が行われた後、通常の時計動作が始まることになる。即ち、計時手段60にて計時が行われ、1秒目であるか判断することで1分毎に時刻カウンタを加算し(ステップST11,ST12)、秒針駆動手段46は1秒毎に秒針を駆動し、時分針駆動手段48は10秒毎に時・分針を駆動する通常運針動作を始める(ステップST13)。
【0043】
その後、一定時間毎(例えば1秒毎)に時分修正ボタン8が操作されたか判断し(ステップST14)、操作されていない場合には、明暗センサ30の検出状態が判断される(ステップST15)。
【0044】
ここで、明暗センサ30が明状態(オン状態)であることを検出すると、発光手段26,28が点灯している場合には照明駆動制御手段88により消灯され(ステップST16)、表示切換手段64が表示部62の表示を時刻表示からカレンダ表示に切り換える(ステップST17)。そして、受信手段44にて予め設定された時刻12,1,2,3,4,8時の何れか判断し(ステップST18)、何れの時刻でもない場合にはステップST11に戻って通常の動作を行い、設定された何れかの時刻である場合には受信手段44が自動受信を行う(ステップST19)。ここで、時分修正ボタン8が操作されたか判断し(ステップST20)、操作されていなければ受信時間が設定時間内であるか判断される(ステップST21)。そして、受信が設定時間内に行われていると、修正制御手段58により時刻修正が行われる(ステップST22)。この修正制御手段58による時刻修正は、前述したように、指針が示す時刻と受信した時刻との差に応じて駆動パルス制御手段50,54からパルスを出力させて、時刻修正を行う。また、時分修正ボタン8が操作された場合には、その操作に応じて時刻を修正するボタン修正動作が行われる(ステップST23)。そして、受信状態がセットされ、受信したか否かを表示する(ステップST24)。その後は、再び通常の時計動作を行うことになる。
【0045】
また、ステップST15にて、明暗センサ30が暗状態(オフ状態)であることを検出すると、これが初回の検出であるか電流調整手段92が判断し(ステップST25)、初回の場合には前述したように明暗センサ30の特性を測定する(ステップST26)。ここで、発光手段26,28が消灯している場合にはそれらに電流を照明駆動手段86が供給して点灯させる(ステップST27)。このときに、補正された照明するのに必要な最小限の平均電流(最低電流)が供給されて、発光手段26,28が点灯する。尚、自動受信が行われていない場合にパルス電流が供給され、自動受信が行われている場合に補正された電流が供給されるように設定することもできる。また、このときに、表示部62の表示はカレンダ表示から時刻表示に切り換わる(ステップST28)。そして、電流調整手段92が明暗センサ30の電圧が所定レベルであるか判断し(ステップST29)、所定レベルに達していない場合(例えば図7の電圧Vc'の場合)には発光手段26,28に供給する電流を1段階ずつ増加して行く(ステップST30)。その結果、設定したレベルに明暗センサ30の電圧が達して発光手段26,28が所定の明るさになると、その後は、前述した明状態における受信・修正動作と同様に、受信手段44が自動受信を行い、時分修正ボタン8の操作と受信時間を判断しつつ修正制御手段58が時刻修正を行い、受信状態がセットされる(ステップST18〜ST24)。そして、再び通常の時計動作がステップST11から行われる。
【0046】
尚、明暗センサ30の検出結果による判断が行われる前に、時分修正ボタン8を操作すると(ステップST14,ST31)、発光手段26,28の消灯、点灯、表示部62の切換、時刻の判断等が行われずに、受信していないことだけがセットされ(ステップST24)、通常の時計動作へ戻ることになる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、LED等の発光手段やCdSセンサ等の明暗センサのバラツキを補正しながら輝度を一定に保っているので、低電流でも確実に発光手段を点灯させることができ、また、その明るさも明る過ぎたり暗過ぎることがなく、更に、定電圧回路や定電流回路のように電圧を高く設定する必要もないので、電池寿命に影響を与えることなく輝度を一定に保つことができる。
【0048】
また、電波受信に影響を及ぼさないDC駆動で発光手段を点灯させて照明しているので、電波受信中であっても時刻表示部を照明することができる。特に、パルス駆動の場合にはLEDのバラツキがあっても照明するのに必要な最小限の平均電流(最低電流)で点灯させることが可能であるが、DC駆動の場合、最低電流で駆動すると、LEDのバラツキにより点灯しないことがある。、本発明においては、LEDのバラツキに応じて供給する電流を補正しているので、補正した最低電流で駆動すれば確実に点灯させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る照明付電波修正時計の要部の機能構成を示す機能説明図である。
【図2】図1に示す照明付電波修正時計の概略回路構成を示す回路図である。
【図3】図1及び図2に示す指針駆動機構の構成を示す断面図である。
【図4】図2に示す照明駆動回路の回路構成を示す回路図である。
【図5】図4に示すDC駆動回路と発光手段を示す概要回路図である。
【図6】図5に示す回路を標準品で構成したときの概要回路図である。
【図7】明暗センサの電圧特性を示すグラフである。
【図8】明暗センサの電圧特性を示すグラフである。
【図9】明暗センサの電圧特性を示すグラフである。
【図10】明暗センサの電圧特性を示すグラフである。
【図11】図1に示す照明付電波修正時計の動作を示すフローチャートである。
【図12】図1に示す照明付電波修正時計の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 制御回路
6 受信回路
12 モータ駆動回路
16 秒針用モータ
18 時分針用モータ
20 フォトセンサ
22,24 照明駆動回路
26,28 発光手段
30 明暗センサ
36 明暗センサ駆動回路
40 受信状態表示装置
42 基準信号発生手段
44 受信手段
46 秒針駆動手段
48 時分針駆動手段
58 修正制御手段
60 計時手段
62 表示部
64 表示切換手段
86 照明駆動手段
88 照明駆動制御手段
90 電流補正手段
92 電流調整手段
94 明暗センサ駆動手段

Claims (5)

  1. 電力が供給されると発光して照明する発光手段からの光を明暗センサで受光して前記発光手段の輝度を調整する照明装置において、
    前記発光手段の順方向電圧を測定し、
    測定した前記順方向電圧に基づいて前記発光手段に供給する電流を補正し、
    前記発光手段を補正した電流で駆動して点灯させ、
    前記明暗センサの電圧特性を測定し、
    測定した前記電圧特性に基づいて前記明暗センサの電圧レベルが設定値になるまで前記発光手段に供給する電流を調整することを特徴とする照明装置の輝度調整方法。
  2. 測定した前記順方向電圧を標準品における順方向電圧と対比することにより前記発光手段に供給する電流を補正し、
    測定した前記電圧特性が標準品の電圧特性から外れた分を補正するように前記発光手段に供給する電流を調整することを特徴とする請求項1記載の照明装置の輝度調整方法。
  3. 明暗センサが暗状態を検出すると発光手段を発光させて時刻表示部を照明する電波修正時計において、
    前記発光手段に電流を供給して前記発光手段を駆動する照明駆動手段と、
    前記明暗センサが暗状態を検出すると前記照明駆動手段を制御して前記発光手段を駆動させる照明駆動制御手段と、
    前記発光手段の順方向電圧を測定し、測定した前記順方向電圧に基づいて、前記照明駆動手段から前記発光手段に供給する電流を補正する電流補正手段と、
    前記明暗センサの電圧特性を測定し、測定した前記電圧特性に基づいて、前記明暗センサの電圧レベルが設定値になるまで前記照明駆動手段から前記発光手段に供給する電流を調整する電流調整手段と、
    を有することを特徴とする照明付電波修正時計。
  4. 前記電流補正手段は、測定した前記順方向電圧を標準品における順方向電圧と対比することにより前記照明駆動手段から供給する電流を補正し、
    前記電流調整手段は、測定した前記電圧特性が標準品の電圧特性から外れた分を補正するように前記照明駆動手段から供給する電流を調整することを特徴とする請求項3記載の照明付電波修正時計。
  5. 前記照明駆動手段は、前記発光手段にパルス電流を供給するパルス駆動と設定された直流電流を供給するDC駆動により前記発光手段を駆動し、
    前記照明駆動制御手段は、暗状態になると前記照明駆動手段に前記発光手段をパルス駆動させ、暗状態における電波受信時には前記照明駆動手段に前記発光手段をDC駆動させることを特徴とする請求項3又は4記載の照明付電波修正時計。
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