JP3668896B2 - タクローボール - Google Patents
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Description
セパタクローは、対抗するチームがプレイヤーの足、ひざ、頭、肩など、手と腕を除くあらゆる部分を用いて胸より高いネット越しにタクローボールを行き来させて競技される。ゲームの目的はボールを相手のコートに落とすことであり、ゲームのルールはバレーボールに類似している。タクローのもう一つの形式はフープタクローで、一度に一つのチームのみがプレイし、プレイヤーが協同してボールを地上5m程度の高さに垂直に向けられたフープ(輪)の中に入れるものである。
英国特許第2196861号(Lorhpipat)には、縦に裂けた籐の帯材を球形のバスケットの形状に編むことにより従来のタクローボールを製造する方法と、樹脂製の帯材を輪の形状に織り込むことによりタクローボールを製造する方法が記載されている。図1に示されるように、タクローボール1は開口部2が規則的に並ぶように編み込まれた球形の構造を有している。
出来るだけ弾性がないようにすることがタクローボールの基本的な特徴であり、これは、出来るだけ遠く、速くあるいは高い飛行または弾道を描くようにボールが打たれたときに最大のエネルギー伝達をなすためである。タクローボールの反発特性は、スカッシュボールとラケットとの間の弾性衝突ではなく、ビリヤードのボール間の非弾性衝突に基本的に近いものである。タクローボールの編み込み構造によって反発特性が変化し、帯材間に少量の相対移動があって、これによりボールの基本的な“感触”が与えられ、これがなければタクローボールとは言えない。
タクローボールは、以下のパラメータによって定義されている。
重量:100〜250g
円周:380〜460mm
反発特性:330cmの高さから自由落下させたときに100〜150cmの高さまで跳ね上がる。
試合用のセパタクローボールは、次のパラメータを有していなければならない。
重量:170〜180g
円周:420〜440mm
反発特性:330cmの高さから自由落下させたときに15°の角度内で130〜135cmの高さまで跳ね上がる。
従来の籐製のタクローボールと上述した樹脂製のタクローボールの欠点は、その基本的な非弾力性によりボールが固くなり、特に初心者にとって競技するのが痛いことである。このため、参加するスポーツとしてゲーム人口が限られてしまう。さらに、タクローボールの固さは危険でもある。従来のボールにおいては、籐が予期せずに壊れるあるいは裂けてプレイヤーの皮膚を切ることがある。同様に、樹脂製のタクローボールも壊れ得る。タクローは、試合会場の体育館の床でなくても、ほとんどどのような表面上でも競技することができるが、コンクリートのような表面は、どちらのタイプのボールの表面をもすぐに摩耗し、これによりボールが破損する。
米国特許第5224959号(Kasper)には、“中空球形の骨組みの格子に編み込まれた複数のループからなるボールで、ボールは開口された外面を有し、ユーザの指がその外面を通ってループを握るのに適した”編み込みの骨組みだけのボールが開示されている(コラム7、第66行〜コラム8、第2行参照)。この骨組みボールは、“比較的少量の小さな開口を有するほぼ閉じられた滑らかな表面”を持つと述べられている(コラム2、第37〜39行参照)タクローボールではない。この骨組みボールが、タクローボールとして機能せず、あるいは使用し得ないことは明らかである。このボールの変形性または形状変化特性は、非弾性的な反発特性を有していないことを意味している。多分、全く反発特性を有していないものと思われるが、これに対してタクローボールは衝突後も元の球形形状に復帰しなければならない。
米国特許第5224959号は、構成材料を開示している(図3C及び3Dとコラム5、第8〜27行の関連の記載参照)が、本願発明で要求されるような反発特性を得るための材料の選択はもちろんのこと、反発し得る骨組みボールについては開示がない。
ボールの基本的な特性を保持しながらも、より柔らかいタクローボールを提供することが、この発明の一つの目的である。従来のタクローボールは、腐敗を防止し且つ籐のもろさを低減させるため、すなわちより柔らかく且つより競技しやすくするために、ココナッツオイルで処理されていた。より柔軟な材料から樹脂製のタクローボールを作成しようとする試みは、必要な反発特性が達成されず、競技したときに編み込み構造を維持できずに帯材が移動して互いに重なってしまうことから、不成功に終わっている。
この発明の他の目的は、より安全なタクローボールを提供することにある。
この発明によれば、タクローボールは、少なくとも主要部が、柔軟な材料からなる部分と弾性的な材料からなる他の部分とを有する複合帯材から編み込まれ、柔軟な材料と弾性的な材料は所定の反発特性を生じるように選択される。ここで、弾性的とは、基本的に堅いが、負荷を受けて変形しても元の形状または位置に戻るような弾性を有する材料を意味している。
この発明の実施の形態によれば、複合帯材が、ボールの形状に編み込まれるときに少なくともボールの露出する外面が柔軟な部分から構成されるように形成され配置される。この実施の形態に係るタクローボールは、公知のタクローボールよりもかなり柔軟な外面を有しながら基本的に同じ反発特性を有している。このようなボールは例えばサッカーボールのような表面の柔軟性を有し、競技しやすいものである。
この発明の他の実施の形態によれば、複合帯材の柔軟な部分が連続的である。
この発明のさらに他の実施の形態によれば、複合帯材の柔軟な部分は不連続的であり、編み込まれるときにボールの露出する外面を構成する複合帯材の領域のみに限られている。これにより、複合帯材の柔軟な部分は編み込みの重ね合わせの部分に存在しなくなる。したがって、より高い摩擦係数の柔軟な材料を使用することができる。ボールが撥ねたり打たれたときに編み込みの重ね合わせの部分に生じる相対移動は、摩擦係数の低い弾性的な部分の間で起こる。
柔軟な部分は、ボールが破損することからプレーヤーを守る安全表面層を備えることができる。弾性的な部分は、もろく、破損しやすく、弾性的な表面は鋭い弾性的部分が表面から突出するのを防ぐことができる。
この発明のさらに他の実施の形態によれば、複合帯材の柔軟な部分は弾性的な外層のための裏板層の形または弾性体内のコアの形を有している。これにより、従来のように堅いタクローボールが形成されるが、柔軟あるいはフレキシブルな裏板層またはコアが帯材を保持している。
複合帯材は、二つの異なる形、
弾性的な裏板を備えた柔軟な材料の連続あるいは不連続の外層、または
柔軟な本体の内部に埋設された弾性的コア
をとる。
弾性的材料の例としては、
弾性金属、ナイロンファイバ、グラスファイバ、カーボンファイバ、工学的プラスチック
がある。
柔軟な材料の例としては、
ゴム、エラストマー、サーモプラスチックエラストマー(TPE)、ポリウレタン、シリコンゴム
がある。
タクローボールは、この発明に係る複合帯材から形成することができ、英国特許第2196861号に記載された形状を有する。また、この発明により、タクローボールは、合成籐の複合帯材から従来と同様に編み込まれる。
この発明の上記の特徴及び他の特徴が図面に示されている。
図2は、この発明の一実施形態における側部フープ複合帯材の断面図、
図3は、図2の側部フープ複合帯材のためのスプリングの平面図、
図4〜6は、それぞれ図2の側部フープ複合帯材の平面図、側断面図及び底面図、
図7は、実施形態における中央フープ複合帯材の断面図、
図8は、図7の中央フープ複合帯材のためのスプリングの平面図、
図9及び10は、それぞれ図7の中央フープ複合帯材の平面図及び底面図、
図11は、他の側部フープ複合帯材の拡大断面図、
図12は、この発明の他の実施形態における不連続外層側部フープ複合帯材の平面図、
図13は、図12の側部フープ複合帯材の側断面図、
図14は、他の実施形態における不連続外層中央フープ複合帯材の平面図、
図15は、図14の中央フープ複合帯材の側断面図、
図16は、側部フープ複合帯材の第2の形態を示す断面図、
図17は、中央フープ複合帯材の第2の形態を示す断面図、
図18は、側部フープ複合帯材の第3の形態を示す断面図、
図19は、この発明のさらに他の実施形態における複合合成籐帯材の断面図、
図20は、図19の合成帯材から編み込まれたタクローボールを示す図、
図21は、複合合成籐帯材の第2の形態を示す断面図、
図22は、複合合成籐帯材の第3の形態を示す断面図、
図23は、種々のタクローボールの自由落下における最初の跳ね上がり高さを示すグラフである。
図2に示されるように、側部フープ複合帯材20は、例えば工学的樹脂材からなる薄く平坦な弾性のある裏板22と、例えばTPEからなる柔軟な外層材24とを備えており、弾性のある裏板はこの側部帯材の幅方向全体にわたって延びている。弾性のある裏板22の平面形状が図3に示されている。側部フープ帯材20は、モールド内に弾性板を吊り下げ、この弾性板の上に外層材を射出することにより形成され、このようにして形成された側部フープ複合帯材の最終的な形状が図4、5及び6に示されている。弾性板と外層材は、射出成型工程において互いに接合される。
図7に示されるように、中央複合帯材26は、柔軟な外層材30を有する薄く平坦な弾性のある裏板28を備えている。弾性のある裏板28は、中央帯材26の幅方向全体にわたって延びている。弾性のある裏板28の平面形状が図8に示されている。この弾性板は、側部帯材の裏板22と同じ材料から形成されている。外層材30は側部帯材の外層材24と同じ材料から形成されており、この中央帯材もまた射出成型されて図9及び10に示されるような最終的形状を有している。
側部帯材20と中央帯材26は編み込まれて、英国特許第2196861号に記載されたものと同様の方法でタクローボールを形成する。このようにして形成されたタクローボールは、図1に示したタクローボールと外観が類似しているが、層材24及び30から形成された柔軟な外部カバーを有している。この柔軟な外面は、従前の樹脂性タクローボールの表面よりかなり柔らかく、したがって、容易に競技することができる。さらに、柔軟な外層により、編み込まれた帯I,II及びIIIが重ね合わせ部分IVでより密に且つきつく係合し(図1参照)、ボールの球形形状がより優れたものとなる。
図11は、複合材料間の他の接合法を示している。弾性のある裏板22または28の上面32が切り取り部34を有するような形状を呈し、これにより外層24または30が裏板に機械的に締結される。
図12〜15は、側部フープ帯材及び中央フープ帯材の柔軟な外層36及び38が不連続であるような他の実施形態を示している。外層36は、図面に砂地で示されているように、各裏板22及び28の上で5個の領域に分けられている。このことの効果は、外層が連続的で編み込みボールの重ね合わせ部分が四つの層(柔、弾性、柔、弾性)を有している図2〜11の実施形態とは異なり、編み込みの重ね合わせ部分で裏板のみが交差することである。これにより、適合し得る柔軟な材料の範囲が大きく広がり、摩擦係数が高くて耐摩耗性に優れた、あるいはより柔らかい材料を選択することができる。摩擦係数の低い弾性裏板材料を用いれば、編み込みの重ね合わせ部分で帯材が互いに容易にスライドすることができる。
図16は、柔軟体44の内部に埋設された四つのスチールワイヤ弾性コア42を備えた、他の形態に係る側部複合帯材40を示している。側部帯材40は、モールド内に弾性コアを吊り下げ、この弾性コアの回りに柔軟体の材料を射出することにより形成され、このようにして形成された側部複合帯材の最終的な形状は図4、5及び6に示されたものと基本的に同一である。この場合、弾性コアと柔軟体とを接合する必要はなく、コアは柔軟体の内部に埋設される。
図17は、柔軟体50の内部に埋設された二つのスチールワイヤ弾性コア48を備えた、他の形態に係る中央複合帯材46を示しており、弾性コアの回りに柔軟体を押し出すことにより形成される。このようにして形成された中央複合帯材の最終的な形状は図10及び11に示されたものと同一である。また、弾性コアと柔軟体とを接合する必要はなく、押し出し工程により弾性コアの上に柔軟体がきつく収縮して弾性コアを堅く保持する。弾性コアと柔軟体との間の機械的な締結をさらに向上させるために、弾性コアの表面を粗面に仕上げることもできる。
図18は、図2の側部フープ複合帯材の他の変形例52を示す。この変形例では、弾性体54が弾性スチールの帯材からなり、コアとして柔軟体56内に完全に埋設され、柔軟体内に機械的に保持されている。弾性帯材の平面形状は側部が湾曲した単純な弓形から複雑な形状まで変化させることができる。相応の中央フープ複合帯材(図示せず)が提供され得る。
もちろん、異なった側部フープ帯材と中央フープ帯材との組み合わせ、例えば側部フープ帯材20と中央フープ帯材46とを組み合わせることによりタクローボールを編み込むことも可能である。側部フープ帯材と中央フープ帯材とに異なった複合材料を用いることもできる。
従来のように編み込まれたタクローボールを製造するための合成の籐帯材が図19に示されており、柔軟な外層60と弾性裏板層62とを有する、ほぼ矩形の断面の複合体58からなっている。二つの層は、共に射出され、射出工程中に互いに接合されるようにそれらの材料が選択される。裏板層の上面は外層と機械的に締結するような形状にすることができる。複合帯材58は、縦に裂けた籐の茎と同じ大きさ、すなわちほぼ3〜4mmの幅と厚さを有している。この合成籐帯材の長さは、従来の方法でタクローボール形状に編み込んで、図20に示したようなタクローボールを作成することができるような長さである。
この合成籐材料から編み込まれたタクローボールは、樹脂性タクローボールの特性等の利点をすべて備えており、プレーヤーに優しい柔軟で安全な外部カバーを有し、従来のタクローボールの正確な模写であり、従ってタクローを輪に通す競技に適したものとなる。さらに、外層の変形によりボールをより均一な球形に編み込むことができる。
図21は、合成籐帯材64の他の形態を示しており、中央フープ帯材46と同様にして、外部柔軟体66が弾性スチールワイヤからなる内部コア68の回りに射出される。
図22は、合成籐帯材70のさらに他の形態を示しており、外部柔軟体72がU字形チャンネルの弾性体74内にモールドされる。
上記のすべての合成籐は連続した外部材を有している。編み込みの重ね合わせ部分で裏板層のみが直接接触するように不連続な外部材を有する合成籐帯材を製造することもできる。
上述したように、タクローボールが摩耗すると、ボールの破損及びプレーヤーを傷つける危険性につながる。上述した複合帯材のいずれかの外層に、例えば色が変わるような摩耗のインディケータを設け、ボールが摩耗して危険になったときを表示することもできる。
図23は、従来のタクローボール及びこの発明のタクローボールの自由落下における最初の跳ね上がり高さを示すグラフであり、その表を以下に示す。
ここで、“ポリオレフィンブレンド”という用語は、ポリエチレンとポリプロピレンを含む均等質の混合物を示すために用いられており、その特性は初心者、アマチュアからプロの競技プレーヤーに至るまでの、タクローボールが使用される対象に適合するように変えられる。
この発明に係るタクローボールのうち、型MT201/N及びMT201/Wは、ワイヤで補強された複合合成の籐で従来のように編み込まれたタクローボールであり、型MT301/N、MT301/C及びMT201/Cは、編み込まれたフープから形成された複合帯材の樹脂製タクローボールである。双方の型の複合帯材タクローボールは跳ね上がり高さの要求を満たしている。
この発明の図示しない他の適用例においては、複合帯材の外層あるいは外部材が樹脂性タクローボールに使用された、固く、弾性的なポリオレフィンブレンドからなり、裏板またはコアがナイロン等の柔軟な材料からなる。このようにすれば、外層あるいは外部材が壊れた場合にもボールを維持することができる。
二つの異なる部分からなる複合帯材について記載したが、複合帯材の定義の中に、二つの異なる材料の特性、例えば柔軟性と弾力性を示す一つの材料から形成された帯材を含むようにすることもできる。
Claims (15)
- 弾性材の帯材(20,26,40,46,52,58,64,70)から編み込まれたタクローボール(1)であって、
前記帯材(20,26,40,46,52,58,64,70)の少なくとも主要部が、柔軟な材料からなる部分(24,30,36,38,44,50,56,60,66,72)と弾性的な材料からなる他の部分(22,28,42,48,54,62,68,74)とを有する複合帯材であり、柔軟な材料と弾性的な材料は所定の反発特性を生じるように選択されることを特徴とするタクローボール。 - 複合帯材(20,26,40,46,52,58,64,70)は、ボール(1)に編み込まれる際に、ボールの少なくとも露出する外面が前記柔軟な部分(24,30,36,38,44,50,56,60,66,72)から構成される請求項1に記載のタクローボール。
- 複合帯材(20,26,40,46,52,58,64,70)の前記柔軟な部分(24,30,44,50,56,60,66,72)は連続的である請求項2に記載のタクローボール。
- 複合帯材(20,26,40,46,52,58,64,70)の前記柔軟な部分(36,38)は不連続的であり、編み込まれるときにボールの露出する外面を構成する複合帯材の領域のみに限られている請求項2に記載のタクローボール。
- 複合帯材(20,26,58,70)は弾性的な裏板(22,28,62,74)を有する柔軟な材料の層(24,30,36,38,60,72)から形成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載のタクローボール。
- 柔軟な材料(24,30,36,38,72)は弾性的な裏板(22,28,74)にモールドされる請求項5に記載のタクローボール。
- 複合帯材(40,46,52,64)は柔軟な材料の本体(44,50,56,66)内に埋設された一以上の弾性的なコア(42,48,54,68)から形成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載のタクローボール。
- 本体(44,50,56,66)は弾性的なコア(42,48,54,68)の回りにモールドされる請求項7に記載のタクローボール。
- 柔軟な材料(24,30,36,38)と弾性的な材料(22,28)はモールド工程の結果として互いに接合する請求項6または8に記載のタクローボール。
- 弾性的な裏板(22,28,74)が外層(24,30,72)に機械的に締結される(32,34)請求項5または6に記載のタクローボール。
- 弾性的なコア(42,48,54,68)は本体(44,50,56,66)内に機械的に保持される請求項7または8に記載のタクローボール。
- 複合帯材の柔軟な部分は弾性的な外層のための裏板層の形または弾性体内のコアの形を有する請求項1に記載のタクローボール。
- 100〜250gの重量、380〜460mmの円周、及び330cmの高さから自由落下させたときに100〜150cmの跳ね返りを有する請求項1〜12のいずれか一項に記載のタクローボール。
- 柔軟な材料(24,30,36,38,44,50,56,60,66,72)はゴム、エラストマー、サーモプラスチックエラストマー、ポリウレタンあるいはシリコンゴムからなる請求項1〜13のいずれか一項に記載のタクローボール。
- 弾性的な材料(22,28,42,48,54,62,68,74)は弾性金属、ナイロンファイバ、グラスファイバ、カーボンファイバ、工学的プラスチックあるいはポリオレフィンブレンドからなる請求項1〜14のいずれか一項に記載のタクローボール。
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