JP3668023B2 - Small-diameter throwaway drill - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は穴加工用の小径スローアウェイドリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
穴加工を行うドリル工具として、工具本体の先端部に相互の回転軌跡が交叉するように外周側の外刃インサートと内周側の内刃インサートが着脱自在に装着されたものが通常用いられてきた。
【0003】
図5は、そのようなスローアウェイドリルTを示す。
【0004】
このスローアウェイドリルTに装着されるドリルインサート20は、上面21の稜辺部に切刃が形成され、同図に示すように一本のスローアウェイドリルTの工具本体に2個が、それぞれ外刃インサート22、内刃インサート23として、同一回転方向に上面21を向けて装着される。また、外刃インサート22、内刃インサート23に形成された切刃のうち底切刃25となった切刃の回転軌跡が交わり、且つ、スローアウェイドリルTの中心軸T1から側面T2までカバーする。
【0005】
これに対して、φ10以下の小径穴加工の場合には、ネジを非常に小さくしなくてはならず、強度的にこのような形状のものを用いることができなかったので、薄板状のインサート1枚を前端部に装着するものが用いられてきた。図6は、このような小径加工用のスローアウェイドリルSを示し、同図に示すように、薄板状のインサート30は、ホルダー径よりも巾が大きく、前端の上稜辺と下稜辺に内切刃と外切刃が一体化した切刃31が形成されがものであった。
【0006】
ところが、上記小径加工用のスローアウェイドリルSの問題点として、インサート30の後端部がホルダー内に隠れて見えにくいので、インサートの後端面がホルダーの対向する面に当接しているか否かに関する位置決めが目視では確認できず、そのため、インサートのボルトの孔の径を非常に高い精度で制御するべく、研磨等の工程が必要であり、製造上のコストが余計にかかってしまうという問題点があった。
【0007】
そこで本発明者は、ホルダーの前端部に設けたスリット内に、板状体のドリルインサートを固定用ボルトでもって装着してなる小径のスローアウェイドリルにおいて、スプリング等の弾性体により付勢された位置決め用のボールと、これに対応する円錐状のディンプルとの係合摺接を利用する小径のスローアウェイドリルを開発した。
【0008】
具体的には、ホルダーの内部に、前記ドリルインサートの対向する面に対しスプリング等の弾性体で付勢された位置決め用のボールを回動自在に装着する。そして、上記ドリルインサートの対向面には、上記ボールに対応する部位に円錐状のディンプルを備えたものであり、固定用ボルト締結時に上記位置決め用のボールと円錐状のディンプルが係合摺接することにより、ドリルインサートを奥方に引き込むよう構成した。なお、前記位置決め用のボールの頂点より前記円錐状のディンプルの円錐頂点(底点)が後ろ側になるように配置することにより、ドリルインサートを所定位置に設置したものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者自身による前記従来技術は、それまでの小径ボーリングエンドミルの前記課題を有効に解決したものであったが、次の点での改善が望ましいことを見出した。
【0010】
すなわち、加工中の切削抵抗によってヤング率の低い材料からなるホルダが撓みやすいのに対して、ヤング率の高い超硬のチップは撓みにくく、ドリル加工の捩れ負荷がインサート上下面に非常に大きくかかっており、インサートにかかるこの捩れ負荷を低減すれば、結果的にインサート破損を起こり難くし、ドリルの機械的強度、耐抗折力を向上せしめることができる。
【0011】
したがって、本発明は加工中にインサートにかかる捩れ負荷を低減し、ドリルの耐抗折力を向上せしめることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、ホルダーの前端部に設けたスリット内に、多角形状の板状体の前端に加工穴の内周側を切削する内切刃と外周側を切削する外切刃を兼備したインサートを、一本の固定用ボルトで装着してなるスローアウェイドリルであって、前記スリットの対向内壁面から奥端面にかけて、前記インサートが奥方の対向内壁面に対して浮いた状態となる、インサートとホルダーとが接触しない非当接間隙領域を設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】
本発明の小径スローアウェイドリルは、スリットの対向内壁面から奥端面にかけてインサートとホルダーとの非当接間隙領域を設けてなる。
【0014】
これによりドリルインサートは、スリットの奥方の対向内壁面に対して浮いた状態であり、ドリルの軸方向におけるドリルインサートとスリットの対向内壁面の当接長さが短くなるのでホルダが捩れ易い。そして、ホルダが捩れ易いので加工中の捩れ負荷の大部分がホルダにかかり、インサートにかかる上記捩れ負荷は非常に小さい。
【0015】
要するに、長軸方向におけるインサートとホルダの当接距離が小であるのでインサートへの負荷を大幅に低減する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図によって説明する。
【0017】
図1は本実施例によるドリルインサート1を示し、このドリルインサート1は、多角形状をした板状体の前端に加工穴の内周側を切削する内切刃2と外周側を切削する外切刃3を兼備してなるドリルインサート1であって、上記板状体の全厚みH分の中間位置に内切刃2と外切刃3をほぼ同一高さで形成するため、それぞれ内切刃2と外切刃3のすくい面4、5が段下がりに設けられている。また、上記内切刃2が中間位置でラジアル方向に屈曲するように形成してある。
【0018】
加えて、上記ドリルインサート1の外切刃3には、その隅角部に一対のコーナーR部6、7が設けられ、これにより前方に若干突き出た突出部8が形成されている。
【0019】
なお、ここで、上記コーナーR部6、7とは曲線部分に連続する直線がなす角が直角に近く、60°〜105°の範囲のものを言う。
【0020】
また、ドリルインサート1の外切刃3に連なるすくい面5から大きく段上がった平坦面9には、ボルト固定孔9aが形成されている。他方、ドリルインサート1の内切刃2のすくい面4の側には、該すくい面4から大きく段上がった平坦面9が設けられ、それぞれの平坦面の後ろ側には後端面に連続する凹部9bを設けてなる。
【0021】
図2乃至図4は、上記ドリルインサート1を装着した小径スローアウェイドリル10を示し、この小径スローアウェイドリル(以下、ドリルと略称する)10は、ホルダー11の前端部12に形成したスリット15内に前記ドリルインサート(以下、インサートと略称する)1を1本の固定用ボルト13でもって装着してなり、上記インサート1の巾をホルダー11の径より小さくするとともに、図3に示すように上記固定用ボルト13の固定中心13aをホルダー11の中心軸11aから外切刃3の方向に位置ズレさせている。
【0022】
また上記ドリル10は、前述のように固定用ボルト13を外切刃3の方向に位置ズレさせたため、図2に示すように内切刃2のすくい面4の回転方向側に非常に大きな切屑排出用のポケット14を確保することが可能となる。しかも、内切刃2がラジアル方向に屈曲角γ=10°〜20°で屈曲しているので、上記ポケット14がより大きく取れる。なお、上記屈曲角γが10°未満の場合、切屑排出性が悪くなってしまう恐れがある他に、後述の、ラジアル荷重の合成力を外切刃3の側に向けることによりホルダー11を外切刃3側に撓ませる作用が弱くなる恐れがある。他方、屈曲角γが20°を越えると内切刃2の下側厚みが小さくなり、その結果、機械的強度が小さくなってしまう恐れがある。
【0023】
また、外切刃3と内切刃2の高さが大きく異なると、インサート1の厚みが大きくなるので、ホルダー11の機械的強度が低下してしまう恐れがある。
【0024】
また、図4に示すように前記インサート1の上記凹部9b及び/又はスリット15の凹部15aにより、スリット15の奥端面15bにかけて上記凹部9bがスリット15の対向内壁面15cに対して浮いた状態となることを特徴とする非当接間隙領域Aが生まれる。これによりドリル10の軸方向におけるドリルインサート1とスリット15の対向内壁面15cの当接長さが短くなりホルダ11が捩れ易くなる。そして、ホルダ11が捩れ易いので加工中の捩れ負荷の大部分がホルダ11にかかり、インサート1にかかる上記捩れ負荷は非常に小さい。
【0025】
要するに、長軸方向におけるインサート1とホルダ11の当接長さが小になるのでインサート1への負荷を大幅に低減する。なお、この非当接間隙領域Aを生じさせるため、インサート1の凹部9bとスリット15の凹部15aの両者を備える形態の他に、インサート1の凹部9bかスリット15の凹部15aのどちら一方のみを備えた形態としても良い。
【0026】
因みに、インサート1の長軸方向長さLに対する前記非当接間隙領域Aの軸方向長さlの比l/Lは0.1〜0.7の範囲であることが好ましく、特に0.4〜0.7の範囲がより好ましい。この比l/Lを大きくし過ぎると(当接長さ小)ホルダ11が変形してしまう恐れがあり、インサート1の拘束力も小さくなりビビリが発生し易くなる恐れがある。他方、比l/Lを小さくし過ぎると(当接長さ大)、インサート1が受ける捩れ負荷が大きくなり、インサート1が破損し易くなる恐れがある。
【0027】
また、スリット15の奥端面15bにおいて対向内壁面15cとインサート1間に0.05mm以上の間隙dについては、少なくとも0.05mm以上であることが望ましい。隙間dが0.05mm未満の場合、ホルダー11に備えるスリット15の対向内壁面と前記凹部9bが接してしまい、凹部9bの作用、効果を奏することができなくなる恐れがある。なお、前記凹部9bはテーパー状であってもよく、その場合でも後端での間隙dが0.05mm以上であることが望ましい。
【0028】
ところで、ドリル10は前記外切刃3の突出部8を最外周側に備えている。この突出部8は一対の前記コーナーR部6、7を備えているが、これにより、外切刃3のラジアル荷重の方向を回転方向側に変える作用がある。この結果、図3に示すように内切刃2のラジアル荷重と外切刃3のラジアル荷重の合成力方向がホルダーの中心軸11aから外切刃3の方に向かうこととなり、ホルダー11は外切刃3の側に撓む。したがって、加工径が大きくなり、ドリル10を加工穴から引き抜く際に、外切刃3と穴壁とが接触することなく引き抜くことができるので、加工面を良好なものとすることができる。
【0029】
なお、図2に示すように上記内切刃2は中間部位でラジアル方向に屈曲しているが、この屈曲により内切刃2のラジアル荷重を幾分、外切刃3の側に向けることができ、上記突出部8の作用を補強している。
【0030】
以上、本発明の実施形態を図により例示したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものでなく、発明の目的を逸脱しない限り任意の形態とすることができることは言うまでもない。
【0031】
【実験例】
以下、本発明に基づく実験例を説明する。
【0032】
図1乃至図4に示す前記ドリルインサート1であって、前記l/Lおよびdを表1に示すように設定したドリルインサート1を用い下記の条件で送りを順次上げていき、インサートが破損する前の最大の送りを限界送り条件とし、その値が0.15以上の場合に合格とした。
【0033】
実験条件
f=0.1,0.12,0.15,0.2
V=120m/min
内部給油
ドリル:φ10
材種:京セラ(株)製PR660
【0034】
【表1】
【0035】
この実験の結果を表1に示す。
【0036】
表1に示す如く、本発明の範囲外である試料1(l/Lが0.7より大きい)と試料3(dが0.05mmより小さい)はいずれも不合格であったのに対して、残りの本発明品はすべて合格であった。
【0037】
【発明の効果】
叙上のように本発明によれば、ホルダーの前端部に設けたスリット内に板状体のインサートを装着してなるスローアウェイドリルであって、上記スリットの対向内壁面から奥端面にかけてインサートとホルダーとの非当接間隙領域を設けたことにより、加工中にインサートにかかる捩れ負荷を低減し、もってドリルの耐抗折力を向上せしめることができた。また、ホルダーがよく撓むので、被削材への食いつきのときにインサートにかかる衝撃も緩和され、刃先寿命が長くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小径スローアウェイドリルを構成するドリルインサートの斜視図である。
【図2】本発明の小径スローアウェイドリルの斜視図である。
【図3】図2のX矢視図である。
【図4】図3のY視図である。
【図5】2枚のインサートを装着した従来のスローアウェイドリルの平面図である。
【図6】1枚のインサートを装着した従来の小径加工用のスローアウェイドリルの平面図である。
【符号の説明】
1 ドリルインサート
2 内切刃
3 外切刃
4、5 すくい面
6、7 コーナーR部
8 突出部
9a ボルト固定孔
9b 凹部
10 スローアウェイドリル
11 ホルダー
11a 中心軸
12 前端部
13 固定用ボルト
13a 固定中心
14 ポケット
15 スリット
15b 奥端面
15c 対向内壁面
A 非当接間隙領域
H 全厚み
γ 屈曲角
β テーパー角度
d 間隙[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a small diameter throw-away drill for drilling.
[0002]
[Prior art]
As a drill tool for drilling holes, a tool in which an outer peripheral outer blade insert and an inner peripheral inner blade insert are detachably mounted so that the rotational trajectories of the tool body intersect each other has been generally used. It was.
[0003]
FIG. 5 shows such a throw-away drill T.
[0004]
The drill insert 20 to be mounted on the throw-away drill T has a cutting edge formed on the ridge portion of the
[0005]
On the other hand, in the case of machining a small-diameter hole of φ10 or less, the screw has to be very small, and such a shape could not be used because of its strength. One that attaches one piece to the front end has been used. FIG. 6 shows such a throw-away drill S for small-diameter processing. As shown in FIG. 6, the thin plate-
[0006]
However, as a problem of the throw-away drill S for small diameter machining, since the rear end portion of the
[0007]
Therefore, the present inventor is biased by an elastic body such as a spring in a small-diameter throwaway drill in which a plate-shaped drill insert is mounted with a fixing bolt in a slit provided in the front end portion of the holder. We have developed a small-diameter throw-away drill that uses engagement sliding contact between a positioning ball and the corresponding conical dimple.
[0008]
Specifically, a positioning ball urged by an elastic body such as a spring with respect to the opposing surface of the drill insert is rotatably mounted inside the holder. The opposing surface of the drill insert is provided with a conical dimple at a portion corresponding to the ball, and the positioning ball and the conical dimple are engaged and slidably contacted when the fixing bolt is fastened. Thus, the drill insert was configured to be pulled back. The drill insert was installed at a predetermined position by arranging the conical dimple so that the conical apex (bottom point) of the conical dimple is located behind the apex of the positioning ball.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
The prior art by the inventor himself has effectively solved the above-mentioned problems of the small-diameter boring end mills, but has found that the following improvements are desirable.
[0010]
That is, a holder made of a material having a low Young's modulus is easily bent due to cutting resistance during processing, whereas a carbide tip having a high Young's modulus is not easily bent, and a torsional load during drilling is very large on the upper and lower surfaces of the insert. If the torsional load applied to the insert is reduced, the insert is hardly damaged as a result, and the mechanical strength and bending resistance of the drill can be improved.
[0011]
Accordingly, an object of the present invention is to reduce the torsional load applied to the insert during machining and to improve the bending resistance of the drill.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides an inner cutting edge that cuts the inner peripheral side of a machining hole at the front end of a polygonal plate-like body and an outer cutting that cuts the outer peripheral side in a slit provided at the front end of the holder. the insert having both cutting edge, a throwaway drill comprising attached by a single fixing bolt, toward the rear end surface from the opposite inner wall surfaces of the slit, the insert floats against deeper in opposed inner wall surfaces the state, and wherein the the insert and the holder are only set the non-contact gap region not contacting.
[0013]
[Action]
The small-diameter throw-away drill of the present invention is provided with a non-contact gap region between the insert and the holder from the inner wall surface facing the slit to the back end surface.
[0014]
Thereby, the drill insert is in a state of floating with respect to the opposing inner wall surface at the back of the slit, and the contact length between the drill insert and the opposing inner wall surface of the slit in the axial direction of the drill is shortened, so that the holder is easily twisted. Since the holder is easily twisted, most of the torsional load during processing is applied to the holder, and the torsional load applied to the insert is very small.
[0015]
In short, since the contact distance between the insert and the holder in the long axis direction is small, the load on the insert is greatly reduced.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 1 shows a
[0018]
In addition, the outer cutting edge 3 of the
[0019]
Here, the
[0020]
Further, a
[0021]
2 to 4 show a small-diameter throw-
[0022]
Further, since the
[0023]
Moreover, since the thickness of the
[0024]
Further, as shown in FIG. 4, the
[0025]
In short, since the contact length between the
[0026]
Incidentally, the
[0027]
Further, the gap d of 0.05 mm or more between the opposed
[0028]
By the way, the
[0029]
As shown in FIG. 2, the
[0030]
As mentioned above, although embodiment of this invention was illustrated with the figure, this invention is not limited to the above-mentioned embodiment, It cannot be overemphasized that it can be set as arbitrary forms, unless it deviates from the objective of invention.
[0031]
[Experimental example]
Hereinafter, experimental examples based on the present invention will be described.
[0032]
The
[0033]
Experimental condition f = 0.1, 0.12, 0.15, 0.2
V = 120m / min
Internal lubrication drill: φ10
Grade: PR660 manufactured by Kyocera Corporation
[0034]
[Table 1]
[0035]
The results of this experiment are shown in Table 1.
[0036]
As shown in Table 1, sample 1 (l / L is greater than 0.7) and sample 3 (d is less than 0.05 mm), both outside the scope of the present invention, failed. All the remaining products of the present invention passed.
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is a throw-away drill in which a plate-like insert is mounted in a slit provided at the front end portion of the holder, and the insert extends from the opposing inner wall surface to the back end surface of the slit. By providing a non-contact gap area with the holder, the torsional load applied to the insert during machining can be reduced, thereby improving the bending resistance of the drill. In addition, since the holder bends well, the impact applied to the insert when biting the work material was alleviated, and the life of the cutting edge was prolonged.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a drill insert constituting a small diameter throw-away drill according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a small diameter throw-away drill according to the present invention.
FIG. 3 is a view taken in the direction of the arrow X in FIG. 2;
4 is a Y view of FIG. 3;
FIG. 5 is a plan view of a conventional throw-away drill equipped with two inserts.
FIG. 6 is a plan view of a conventional throw-away drill for small diameter machining equipped with one insert.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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