JP3666465B2 - Proximity switch - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、被検出物を非接触で検出する近接スイッチに関する。この発明は特に、被検出物との距離に応じた出力が得られる近接スイッチであって、センサヘッド部とアンプ部とが分離されたアンプ分離型の近接スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
典型的な近接スイッチは、検出コイルとコンデンサとから成る共振回路と、この共振回路に接続されて所定の周波数で発振する発振回路とを有している。前記検出コイルに被検出物が近づくと、検出コイルの損失が増加して発振状態が変わり、それに伴い発振の振幅が変化する。
【0003】
図12は、被検出物との距離と発振の振幅との関係を示したものである。同図のAは、被検出物との距離が所定の距離になったときに発振の振幅が急激に変化する「硬発振」と呼ばれる発振動作を表している。被検出物の有無だけを検知する目的の近接スイッチは、この「硬発振」を利用したもので、発振の振幅を基準値と比較して被検出物の有無を判別する。
【0004】
同図のBは、被検出物との距離に比例して発振の振幅が緩やかに変化する「軟発振」と呼ばれる発振動作を表している。被検出物との距離を検出する目的の近接スイッチは、この「軟発振」を利用したもので、共振回路の共振インピーダンスに比例して変化する発振の振幅から被検出物との距離を検出する。
距離検出型の近接スイッチは、発振回路として、回路構成が簡単でありかつ周波数特性の良いコルピッツ発振回路等が用いられており、図13にその具体例が示してある。
【0005】
図13に示した近接スイッチは、検出コイルLを含むセンサヘッド部51と発振回路50を含むアンプ部52とが分離したアンプ分離型の近接スイッチである。センサヘッド部51とアンプ部52とはケーブル53により接続されている。
この近接スイッチでは、ケーブル53の影響(損失や安定性など)を低減するために、センサヘッド部51に共振回路54を構成する2個のコンデンサC1,C2が配置される。この共振回路54では、a点が共振電圧の取出点、c点が共振電流の帰還点である。
【0006】
図示の発振回路50において、共振回路54のコンデンサC2は電圧がVCCの直流電源より2個の抵抗R1,R0を通して流れる充電電流によって一定のバイアス電圧にチャージされる。このバイアス状態では共振電圧の取出点(a点)はトランジスタTR1のエミッタ側(b点)と同じ電位である。共振回路54にノイズが発生すると、a点のノイズ電圧を抵抗R0の値で割った大きさの電流がトランジスタTR1に印加される。その電流はトランジスタTR1を通って共振電流の帰還点(c点)に帰還される。
【0007】
この発振回路50は、トランジスタTR1のエミッタに共振電流を印加するための抵抗R0とトランジスタTR1のエミッタに接続される抵抗R1との値を調整することにより「軟発振」の発振動作を実現させ、被検出物とセンサヘッド部51との距離に比例してアナログ的に変化する共振電圧を得る。なお、この発振回路50は、上記したトランジスタTR1や抵抗R0,R1の他に、第2のトランジスタTR2と、この第2のトランジスタTR2のコレクタとベースの接続点とトランジスタTR1のベース間に接続される抵抗R3と、トランジスタTR1のベースとGNDとの間に接続される抵抗R2およびコンデンサC3とを含むものである。また、同図において、rDは被検出物が近づいたり離れたりすることにより変化する検出コイルLの損失抵抗である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の近接スイッチでは、共振回路54に直列に接続された少なくとも2個のコンデンサC1,C2を必要とし、複数の直列合成容量が共振コンデンサとなるため、C1,C2それぞれに容量の大きいコンデンサが必要になるので、センサヘッド部2が大型化する。また、共振電圧の取出点aと共振電流の帰還点cとが異なるため、共振回路54と発振回路50との接続にグランドラインを含めて3本の接続線55,56,57が必要となり、同軸ケーブルが使用できない。
【0009】
ところで、共振回路を検出コイルと1個のコンデンサとで構成し、共振回路と発振回路とを2本の接続線で接続することができる発振回路として、図14に示す負性コンダクタンス発振回路60がある。
この発振回路60は、インピーダンス変換回路として接続される増幅器66と、「軟発振」の発振動作を得るために第1のトランジスタTR1と、第1のトランジスタTR1のエミッタに抵抗Rsと直列に接続される定電流回路67と、第2のトランジスタTR2と第3のトランジスタTR3を有し、第2のトランジスタTR2のコレクタ電流と同じ電流を第3のトランジスタTR3のコレクタに発生させるための電流ミラー回路68とを含むもので、第3のトランジスタTR3のコレクタ電流を共振回路64の共振電圧の取出点に帰還させている。
【0010】
この発振回路60によれば、共振回路64は1個のコンデンサCで済み、しかも、共振電流の帰還点が共振電圧の取出点と一致するので、共振回路64と発振回路60とは2本の接続線65,66により接続でき、同軸ケーブルの使用が可能となる。なお、図中、61は検出コイルLおよびコンデンサCを含むセンサヘッド部、62は発振回路60を含むアンプ部である。そして、センサヘッド部61とアンプ部62とは同軸ケーブル63により接続されている。
【0011】
ところが、この発振回路60は、定電流回路67によって所定の電流値I0以上の電流を流さないようになっているので、共振回路64に帰還される電流Iは、図示のように、電流値I0によってクリップされた矩形状となる。その結果、電流Iの急峻な立ち上がり時にスパイクやオーバーシュートが発生し易く、動作が不安定となり、これが発振回路60の温度特性を悪くする要因となっている。
【0012】
この発明は、回路構成が簡単でありかつ周波数特性に優れたコルピッツ発振回路と同等の動作を行い、従って、コルピッツ発振回路が有する長所をもち、しかも、共振回路と発振回路とを2本の接続線で接続し得る近接スイッチを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明による近接スイッチは、検出コイルとコンデンサとで構成された共振回路と、被検出物との距離に応じた振幅で発振動作する発振回路とがケーブルで接続されて成る。前記発振回路は、ベース接地されたトランジスタと、前記共振回路の共振電圧を取り出してインピーダンス変換するインピーダンス変換回路と、前記インピーダンス変換により得られた電圧を前記トランジスタのエミッタに印加するために前記インピーダンス変換回路に直列に接続されたコンデンサおよび第1の抵抗と、前記トランジスタのエミッタに直流電源より電流を流すための第2の抵抗とを含み、前記トランジスタのコレクタ電流を前記共振回路に帰還させるものである。
【0014】
この発明の近接スイッチにおいて、発振回路のコンデンサは第1、第2の抵抗を流れる直流電源からの充電電流によりチャージされて所定の電圧にバイアスされる。共振回路にノイズが発生すると、インピーダンス変換回路を通して得られたノイズ電圧が第1の抵抗とコンデンサとを介してトランジスタのエミッタに印加され、このトランジスタのコレクタ電流が共振回路に帰還されて発振動作をする。
【0015】
この発明による第2の近接スイッチは、検出コイルとコンデンサとで構成された共振回路と、被検出物との距離に応じた振幅で発振動作する発振回路とがケーブルで接続されて成る。前記発振回路は、コレクタ接地された第1のトランジスタと、前記共振回路の共振電圧を取り出してインピーダンス変換するインピーダンス変換回路と、前記インピーダンス変換により得られた電圧を前記トランジスタのベースに印加するために前記インピーダンス変換回路に直列に接続された第1のコンデンサおよび第1の抵抗と、前記トランジスタのから負の直流電源へ電流を流すための第2の抵抗とを含み、前記トランジスタのエミッタ電流を第2のコンデンサと第3の抵抗とを介して前記共振回路に帰還させるものである。
【0016】
この発明の第2の近接スイッチにおいて、発振回路の第1、第2の各コンデンサはそれぞれ第1、第2の各抵抗を流れる充電電流によりチャージされてそれぞれ所定の電圧にバイアスされる。共振回路にノイズが発生すると、インピーダンス変換回路を通して得られるノイズ電圧が第1のコンデンサおよび第1の抵抗を介してトランジスタのベースに印加され、このトランジスタのエミッタ電流が第3の抵抗と第2のコンデンサとを介して共振回路に帰還されて発振動作をする。
【0017】
なお、この発明による近接スイッチの構成において、トランジスタはPNP、NPNのいずれのトランジスタであってもよい。
また、変換回路はボルテージ・フォロワをもって構成してもよく、また、トランジスタのエミッタ・フォロワをもって構成してもよい。
【0018】
この発明によれば、共振回路を検出コイルと1個のコンデンサとで構成するので、センサヘッド部が大型化しない。しかも、共振回路と発振回路とは2本の接続線で接続できるので、同軸ケーブルを使用できる。
また、発振回路は、回路構成が簡単であり、コルピッツ発振回路と同等の動作を行うので、帰還電流は負性コンダクタンス発振回路のような矩形状ではなく、コルピッツ発振回路の場合と同様に発振回路の動作が安定し、高い温度安定性を有する。
【0019】
この発明の好ましい一実施態様においては、前記発振回路は、直流電源の電圧とゼロ電圧との間に設定された中間電圧をグランドとして動作させるようにしており、これによって正の電源のみで発振回路を動作させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の一実施例である近接スイッチの回路構成を示す。
図示例の近接スイッチは、センサヘッド部1とアンプ部2とが分離したアンプ分離型の近接スイッチである。センサ部1には検出コイルLと1個のコンデンサCとで構成された共振回路4が、また、アンプ部2には発振回路5が、それぞれ含まれている。センサヘッド部1とアンプ部2との間は、2本の接続線6,7より成る同軸ケーブル3によって接続されている。なお、接続線7はグランドラインを構成する。
【0021】
前記共振回路4は検出コイルLとコンデンサCとが並列接続されたLC共振回路である。共振電圧の取出点と共振電流の帰還点とは同じライン上のc点である。なお、図中、rDは検出コイルLに発生する損失抵抗である。この損失抵抗rDは被検出物との距離に応じて変化する。
【0022】
前記発振回路5は、共振回路4の共振電圧を取り出してインピーダンス変換するインピーダンス変換回路としての増幅器8を有している。増幅器8は増幅率がkであり、この増幅器8にコンデンサCaと抵抗Raとが順次直列に接続されている。前記抵抗Raの他端は、ベース接地されたトランジスタTR1のエミッタに接続されている。増幅器8の出力である電圧vaは、コンデンサCaおよび抵抗Raを介してトランジスタTR1のエミッタに印加される。
なお、以下の説明では、増幅器8の出力側の点をa点、コンデンサCaと抵抗Raとの接続点をd点、トランジスタTR1のエミッタ側の点をb点とする。
【0023】
前記トランジスタTR1のエミッタには電圧がVccの直流電源よりトランジスタTR1のエミッタへ電流を流すための抵抗R1が接続されている。このトランジスタTR1はベース接地であり、そのエミッタへ印加された電流とコレクタより出る電流とはほぼ等しくなる。
【0024】
トランジスタTR1のベースには、このトランジスタTR1と同一特性であってペア特性を示す第2のトランジスタTR2のベースが接続されている。第2のトランジスタTR2は、そのエミッタに直流電源より電圧E0(ただし、Vcc>E0)が与えられている。トランジスタTR1がオン状態のとき、トランジスタTR1のエミッタは第2のトランジスタTR2のエミッタと同じ電圧E0となる。なお、第2のトランジスタTR2は、そのベースが自身のコレクタに接続され、そのコレクタに抵抗R2とコンデンサC1とが接続されている。
【0025】
前記トランジスタTR1のコレクタは共振電圧の取出点でありかつ共振電流の帰還点であるc点に接続され、トランジスタTR1のコレクタ電流iCを共振回路4に帰還させて発振させる。
【0026】
上記した発振回路5の動作を説明すると、バイアス状態では、電圧がVccの直流電源によって抵抗R1にバイアス電流I0が流れ、その電流I0はトランジスタTR1のエミッタに流れ込み、トランジスタTR1はオンしている。一方、トランジスタTR1のエミッタの電圧(b点の電圧)はE0であるから、コンデンサCaがチャージされ、d点の電圧V0は電圧E0にバイアスされる。
【0027】
いま、共振回路4に電圧eLのノイズが発生したとすると、a点にはKeLのノイズ電圧vaが生じる。d点は電圧E0にバイアスされているので、トランジスタTR1のエミッタにはノイズ電圧vaをコンデンサCaと抵抗RaとのインピーダンスZaで割った値の電流iaが流れ込む。前記電流iaとバイアス電流I0との関係が|ia|<I0のとき、トランジスタTR1はA級動作となり、電流iaとバイアス電流I0との和(ia+I0)がトランジスタTR1のコレクタ電流icとして共振回路4に帰還される。共振回路4の共振インピーダンスをRzとすると、共振電圧VLはRz・keL/Zaであり、k・Rz/Za>1であれば、ノイズが増幅されて発振の振幅が大きくなる。
【0028】
なお、トランジスタTR1がオン状態のとき、トランジスタTR1のエミッタの電圧(b点の電圧)は第2のトランジスタTR2のエミッタに与えられる直流電源の電圧E0と等しくなるが、電圧Vcc,E0の各直流電源は温度特性が安定しているので、共振回路4に帰還される電流は温度特性が一定となり、共振電圧VLも温度特性が安定したものとなる。
【0029】
発振振幅が大きくなって、前記電流iaとバイアス電流I0との関係が|ia|≧I0になると、トランジスタTR1はA級動作からB級動作、C級動作の方へ移行し、電流iaが負の値となるときは(ia+I0)<0となり、トランジスタTR1はオフ状態となる。トランジスタTR1がオフ状態になると、トランジスタTR1のエミッタの電圧(b点の電圧)は発振動作開始時の電圧E0を維持できなくなって下がるため、d点のバイアス電圧V0も、図2に示すように、電圧E0より小さな値に低下する。
【0030】
図2は、d点の電圧(va+V0)を示すもので、そのピークが電圧E0より少し高い値となっている。コレクタ電流icは、d点の電圧が電圧E0を越えるピーク位置でのみ流れることになり、その結果、振幅が大きくなるに従ってバイアス電圧V0は電圧E0より小さくなるように動作するので、共振回路4へ帰還されるコレクタ電流icはその実効値がほぼ一定となり、発振の振幅は共振回路4の共振インピーダンスRZに比例した振幅となる。
【0031】
なお、上記した実施例では、発振回路5の各トランジスタTR1,TR2はPNPトランジスタであるが、図3に示すように、NPNトランジスタを用いてもよい。同図の発振回路5では、電圧が−VEEの負の直流電源を用いており、トランジスタTR1のエミッタより負の直流電源へ電流を流すための抵抗R1が設けられている。なお、図3の実施例は、図1の実施例と構成および動作において本質的な差異がないので、対応する構成に図1の実施例と同じ符号を付することで説明を省略する。
【0032】
図4および図5は、図1および図3の各実施例において、インピーダンス変換回路としての増幅器8をそれぞれボルテージ・フォロワにした実施例である。
また、図6および図7の各実施例は、図4および図5のボルテージ・フォロワをトランジスタTR3のエミッタ・フォロワ(コレクタ接地)にしたもので、トランジスタTR3のエミッタに接続された抵抗R3より出力が取り出される。
なお、図4〜図7の各実施例は、図1または図3の実施例と構成および動作において本質的な差異がないので、対応する構成に図1または図3の実施例と同じ符号を付することで説明を省略する。
【0033】
図8は、この発明の他の実施例であるアンプ分離型の近接スイッチの回路構成を示す。図示例の近接スイッチは、センサ部1に検出コイルLと1個のコンデンサCとで構成された共振回路4が、アンプ部2に発振回路5が、それぞれ含まれている。センサヘッド部1とアンプ部2との間は、2本の接続線6,7(ただし、接続線7はグランドライン)より成る同軸ケーブル3によって接続されている。
【0034】
前記共振回路4は検出コイルLとコンデンサCとが並列接続されたLC共振回路である。共振電圧の取出点と共振電流の帰還点とは同じライン上のc点である。なお、図中、rDは検出コイルLに発生する損失抵抗である。この損失抵抗rDは被検出物との距離に応じて変化する。
【0035】
前記発振回路5は、共振回路4の共振電圧を取り出してインピーダンス変換するインピーダンス変換回路としての増幅器8を有している。増幅器8は増幅率がkであり、この増幅器8の出力側にコンデンサCaと抵抗Raとが順次直列に接続されている。前記抵抗Raの他端は、コレクタ接地されたトランジスタTR1のベースに接続されている。前記増幅器8の出力である電圧vaは、コンデンサCaおよび抵抗Raを介してトランジスタTR1のベースに印加される。
なお、以下の説明において、増幅器8の出力側の点をa点、コンデンサCaと抵抗Raとの接続点をd点、トランジスタTR1のエミッタ側の点をb点、トランジスタTR1のベース側の点をf点、後述するコンデンサCbと抵抗Rbとの接続点をg点とする。
【0036】
前記トランジスタTR1はNPNトランジスタであり、このトランジスタTR1のエミッタには電圧が−VEEの負の直流電源へ電流を流すための抵抗R1が接続されている。
【0037】
トランジスタTR1のベースには抵抗R4を介してこのトランジスタTR1と同一特性であってペア特性を有する第2のトランジスタTR2のベースが接続されている。第2のトランジスタTR2も同じNPNトランジスタであり、そのエミッタに直流電源より電圧E0が与えられている。トランジスタTR1がオン状態のとき、トランジスタTR1のエミッタの電圧(b点の電圧)は第2のトランジスタTR2のエミッタと同じ電圧E0となる。なお、第2のトランジスタTR2は、そのベースが自身のコレクタに接続され、そのコレクタには電圧がVCCの直流電圧との間に抵抗R2とコンデンサC1とが接続されている。
【0038】
前記トランジスタTR1のエミッタは、抵抗RbとコンデンサCbとが順次直列に接続された回路を介して共振電圧の取出点でありかつ共振電流の帰還点であるc点に接続され、トランジスタTR1のエミッタ電流を共振回路4に帰還させて発振させる。
【0039】
上記した発振回路5の動作を説明すると、バイアス状態では、抵抗R1にバイアス電流I1が流れてトランジスタTR1はオンしている。トランジスタTR1のエミッタの電圧(b点の電圧)はE0であり、ベースの電圧(f点の電圧)はE0+VBEである(ただしVBEはトランジスタTR1のベース−エミッタ間の電圧)。これにより充電電流が流れて各コンデンサCb,コンデンサCaがチャージされ、g点の電圧V0は電圧E0に、d点の電圧V1は電圧(E0+VBE)に、それぞれバイアスされる。
【0040】
いま、共振回路4に電圧eLのノイズが発生したとすると、a点にノイズ電圧vaとしてkeLが生じる。このノイズ電圧vaはコンデンサCaおよび抵抗Raを介してトランジスタTR1のベースに印加される。ここでR4/(Ra+R4)≒1とすると、トランジスタTR1のベースはエミッタ・フォロワのためインピーダンスが高く、トランジスタTR1のベースの電圧(f点の電圧)VBはva+(E0+VBE)となり、エミッタの電圧(b点の電圧)VEは(va+E0)となる。コンデンサCbと抵抗RbとのインピーダンスをZb、共振回路4の共振インピーダンスをRZとすると、共振電圧vS(c点の電圧)は、{RZ/(Zb+RZ)}・keLとなり、{RZ/(Zb+RZ)・k}>1であれば、ノイズが増幅されて発振の振幅が大きくなる。
【0041】
前記抵抗R1を流れる電流I1は(VE+VEE)/R1、コンデンサCbと抵抗Rbとを流れる電流(帰還電流)iCは(va−vS)/Zbであり、I1+iCがトランジスタTR1のエミッタ電流IEとなる。
いま、I1+iC<0になると、トランジスタTR1のエミッタ電流IEは負の電流となるため、トランジスタTR1はオフ状態になる。トランジスタTR1がオフ状態になると、電流iCは全て抵抗R1を流れることになり、ほぼ一定値となる。共振電圧vSが大きくなると、電流iCの正電流は大きくなり、一方、負電流は一定値となる結果、コンデンサCbは充電が放電より大きくなり、図9に示すように、g点のバイアス電圧V0は発振動作開始時の電圧E0より大きな値に上昇する。
【0042】
図9は、トランジスタTR1のエミッタの電圧(b点の電圧)とコンデンサCbと抵抗Rbとの接続点の電圧(g点の電圧)とを示すもので、b点の電圧がg点の電圧を越えるピーク位置でのみ、電流iCが流れることになる。その結果、振幅が大きくなるに従ってバイアス電圧V0は電圧E0より大きくなるように動作するので、共振回路4へ帰還される電流iCはその実効値がほぼ一定となり、発振の振幅は共振回路4の共振インピーダンスRZに比例した振幅となる。
【0043】
なお、上記した実施例では、発振回路5の各トランジスタTR1,TR2はNPNトランジスタであるが、図10に示すように、PNPトランジスタを用いてもよい。この図10の実施例は、図8の実施例と構成および動作において本質的な差異がないので、ここでは対応する構成に図8の実施例と同じ符号を付することで説明を省略する。
【0044】
また、この発明にかかる発振回路5は、図11に示す実施例のように、電圧がVCCの直流電源とゼロ電圧との間に中間電圧を設けて中間グランド(図中、IGNDで示す。)とし、それを基準に動作させるようにすれば、正の単電源のみで発振回路を動作させることができる。
【0045】
【発明の効果】
この発明によれば、共振回路と発振回路とを2本の接続線で接続し得る高い温度安定性を有する近接スイッチが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である近接スイッチの構成を示す電気回路図である。
【図2】図1の実施例の動作を示す波形説明図である。
【図3】NPNトランジスタを用いた実施例の構成を示す電気回路図である。
【図4】図1の実施例のインピーダンス変換回路をボルテージ・フォロワにした実施例の構成を示す電気回路図である。
【図5】図3の実施例のインピーダンス変換回路をボルテージ・フォロワにした実施例の構成を示す電気回路図である。
【図6】図4のボルテージ・フォロワをトランジスタのエミッタ・フォロワにした実施例の構成を示す電気回路図である。
【図7】図5のボルテージ・フォロワをトランジスタのエミッタ・フォロワにした実施例の構成を示す電気回路図である。
【図8】この発明の他の実施例である近接スイッチの構成を示す電気回路図である。
【図9】図8の実施例の動作を示す波形説明図である。
【図10】PNPトランジスタを用いた実施例の構成を示す電気回路図である。
【図11】正の単電源のみで発振回路を動作させるようにした実施例の構成を示す電気回路図である。
【図12】硬発振と軟発振とを示す説明図である。
【図13】コルピッツ発振回路が用いられた従来例の構成を示す電気回路図である。
【図14】負性コンダクタンス発振回路が用いられた従来例の構成を示す電気回路図である。
【符号の説明】
4 共振回路
5 発振回路
8 増幅器
L 検出コイル
C,Ca,Cb コンデンサ
TR1,TR2 トランジスタ
Ra,Rb,R1 抵抗[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a proximity switch that detects an object to be detected without contact. In particular, the present invention relates to a proximity switch capable of obtaining an output corresponding to the distance to the object to be detected, wherein the sensor head unit and the amplifier unit are separated from each other.
[0002]
[Prior art]
A typical proximity switch includes a resonance circuit including a detection coil and a capacitor, and an oscillation circuit that is connected to the resonance circuit and oscillates at a predetermined frequency. When an object to be detected approaches the detection coil, the loss of the detection coil increases and the oscillation state changes, and the oscillation amplitude changes accordingly.
[0003]
FIG. 12 shows the relationship between the distance to the object to be detected and the amplitude of oscillation. A in the figure represents an oscillation operation called “hard oscillation” in which the amplitude of oscillation changes abruptly when the distance to the object to be detected reaches a predetermined distance. A proximity switch for the purpose of detecting only the presence or absence of an object to be detected utilizes this “hard oscillation”, and compares the oscillation amplitude with a reference value to determine the presence or absence of the object to be detected.
[0004]
B in the figure represents an oscillation operation called “soft oscillation” in which the amplitude of oscillation gradually changes in proportion to the distance to the object to be detected. The proximity switch for detecting the distance to the object to be detected uses this “soft oscillation” and detects the distance to the object to be detected from the amplitude of oscillation that changes in proportion to the resonance impedance of the resonance circuit. .
The distance detection type proximity switch uses a Colpitts oscillation circuit or the like having a simple circuit configuration and good frequency characteristics as an oscillation circuit, and a specific example thereof is shown in FIG.
[0005]
The proximity switch shown in FIG. 13 is an amplifier separation type proximity switch in which the
In this proximity switch, in order to reduce the influence (loss, stability, etc.) of the
[0006]
In the
[0007]
The
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The proximity switch having the above configuration requires at least two capacitors C 1 and C 2 connected in series to the
[0009]
Incidentally, a negative
The
[0010]
According to the
[0011]
However, since the
[0012]
The present invention performs the same operation as the Colpitts oscillation circuit having a simple circuit configuration and excellent frequency characteristics, and therefore has the advantages of the Colpitts oscillation circuit, and furthermore, the resonance circuit and the oscillation circuit are connected in two. An object of the present invention is to provide a proximity switch that can be connected by a wire.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The proximity switch according to the present invention is formed by connecting a resonance circuit composed of a detection coil and a capacitor and an oscillation circuit that oscillates with an amplitude according to the distance from the object to be detected by a cable. The oscillation circuit includes a base-grounded transistor, an impedance conversion circuit that takes out a resonance voltage of the resonance circuit and converts the impedance, and the impedance conversion for applying the voltage obtained by the impedance conversion to the emitter of the transistor A capacitor and a first resistor connected in series with the circuit; and a second resistor for causing a current to flow from a DC power source to the emitter of the transistor, and feeding back the collector current of the transistor to the resonant circuit. is there.
[0014]
In the proximity switch of the present invention, the capacitor of the oscillation circuit is charged by a charging current from a DC power source flowing through the first and second resistors and biased to a predetermined voltage. When noise is generated in the resonance circuit, the noise voltage obtained through the impedance conversion circuit is applied to the emitter of the transistor through the first resistor and the capacitor, and the collector current of this transistor is fed back to the resonance circuit to oscillate. To do.
[0015]
The second proximity switch according to the present invention is formed by connecting a resonance circuit composed of a detection coil and a capacitor and an oscillation circuit that oscillates with an amplitude according to the distance from the object to be detected by a cable. The oscillation circuit includes: a first transistor whose collector is grounded; an impedance conversion circuit that takes out a resonance voltage of the resonance circuit and converts the impedance; and applies a voltage obtained by the impedance conversion to a base of the transistor A first capacitor and a first resistor connected in series to the impedance conversion circuit; and a second resistor for allowing a current to flow from the transistor to a negative DC power source. Feedback to the resonance circuit via the second capacitor and the third resistor.
[0016]
In the second proximity switch of the present invention, the first and second capacitors of the oscillation circuit are charged by the charging currents flowing through the first and second resistors, respectively, and are biased to predetermined voltages, respectively. When noise is generated in the resonance circuit, a noise voltage obtained through the impedance conversion circuit is applied to the base of the transistor through the first capacitor and the first resistor, and the emitter current of the transistor is supplied to the third resistor and the second resistor. Oscillating operation is performed by feeding back to the resonance circuit through the capacitor.
[0017]
In the configuration of the proximity switch according to the present invention, the transistor may be either PNP or NPN.
The conversion circuit may be configured with a voltage follower, or may be configured with a transistor emitter follower.
[0018]
According to the present invention, since the resonance circuit is constituted by the detection coil and one capacitor, the sensor head portion is not increased in size. In addition, since the resonance circuit and the oscillation circuit can be connected by two connection lines, a coaxial cable can be used.
In addition, the oscillation circuit has a simple circuit configuration and performs the same operation as the Colpitts oscillation circuit. Therefore, the feedback current is not rectangular like the negative conductance oscillation circuit, and the oscillation circuit is the same as in the Colpitts oscillation circuit. The operation is stable and has high temperature stability.
[0019]
In a preferred embodiment of the present invention, the oscillation circuit operates by using an intermediate voltage set between a voltage of a DC power supply and a zero voltage as a ground, whereby only the positive power supply is used. Can be operated.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows a circuit configuration of a proximity switch according to an embodiment of the present invention.
The proximity switch in the illustrated example is an amplifier separation type proximity switch in which the
[0021]
The
[0022]
The
In the following description, a point on the output side of the
[0023]
Connected to the emitter of the transistor TR1 is a resistor R1 for causing a current to flow from the DC power supply having a voltage of Vcc to the emitter of the transistor TR1. The transistor TR1 is grounded at the base, and the current applied to its emitter is substantially equal to the current output from the collector.
[0024]
The base of the transistor TR1 is connected to the base of a second transistor TR2 that has the same characteristics as the transistor TR1 and exhibits pair characteristics. The second transistor TR2 has a voltage E 0 (provided that V cc > E 0 ) from a DC power source at its emitter. When the transistor TR1 is in the on state, the emitter of the transistor TR1 has the same voltage E 0 as the emitter of the second transistor TR2. The base of the second transistor TR2 is connected to its own collector, and a resistor R2 and a capacitor C1 are connected to its collector.
[0025]
The collector of the transistor TR1 is connected to a point c which is a resonance voltage extraction point and a resonance current feedback point, and the collector current i C of the transistor TR1 is fed back to the
[0026]
Explaining the operation of the
[0027]
Assuming that noise of voltage e L is generated in the
[0028]
When the transistor TR1 is in the ON state, the voltage at the emitter of the transistor TR1 (the voltage at the point b) is equal to the voltage E 0 of the DC power supply applied to the emitter of the second transistor TR2, but the voltages V cc , E 0 Since each DC power source has a stable temperature characteristic, the current fed back to the
[0029]
When the oscillation amplitude increases and the relationship between the current i a and the bias current I 0 becomes | i a | ≧ I 0 , the transistor TR1 shifts from class A operation to class B operation and class C operation, When the current i a is a negative value, (i a + I 0 ) <0, and the transistor TR1 is turned off. When the transistor TR1 is turned off, the voltage at the emitter of the transistor TR1 (the voltage at the point b) decreases because the voltage E 0 at the start of the oscillation operation cannot be maintained, so the bias voltage V 0 at the point d is also shown in FIG. Thus, the voltage drops to a value smaller than the voltage E 0 .
[0030]
FIG. 2 shows the voltage (va + V 0 ) at the point d, the peak of which is a little higher than the voltage E 0 . The collector current i c flows only at the peak position where the voltage at the point d exceeds the voltage E 0 , and as a result, the bias voltage V 0 operates so as to become smaller than the voltage E 0 as the amplitude increases. The effective value of the collector current i c fed back to the
[0031]
In the embodiment described above, the transistors TR1 and TR2 of the
[0032]
FIGS. 4 and 5 are embodiments in which the
Each of the embodiments of FIGS. 6 and 7 uses the voltage follower of FIGS. 4 and 5 as the emitter follower (collector ground) of the transistor TR3, and outputs from the resistor R3 connected to the emitter of the transistor TR3. Is taken out.
Each of the embodiments in FIGS. 4 to 7 has no substantial difference in configuration and operation from the embodiment in FIG. 1 or FIG. The description is omitted by attaching.
[0033]
FIG. 8 shows a circuit configuration of an amplifier-separated proximity switch which is another embodiment of the present invention. In the proximity switch of the illustrated example, the
[0034]
The
[0035]
The
In the following description, a point on the output side of the
[0036]
The transistor TR1 is NPN transistor, the voltage on the emitter of the transistor TR1 is connected to the resistor R1 for flowing a current to the negative DC power source -V EE.
[0037]
The base of the transistor TR1 is connected to the base of a second transistor TR2 having the same characteristics as the transistor TR1 and having a pair characteristic via a resistor R4. The second transistor TR2 is also the same NPN transistor, and a voltage E 0 is applied to its emitter from a DC power supply. When the transistor TR1 is in the ON state, the voltage at the emitter of the transistor TR1 (the voltage at the point b) is the same voltage E 0 as that of the emitter of the second transistor TR2. The second transistor TR2 has its base connected to its collector, and resistor R2 and the capacitor C1 is connected between the DC voltage of the voltage at its collector V CC.
[0038]
The emitter of the transistor TR1 is connected to a point c which is a resonance voltage extraction point and a resonance current feedback point through a circuit in which a resistor Rb and a capacitor Cb are sequentially connected in series. Is fed back to the
[0039]
The operation of the
[0040]
Now, assuming that noise of voltage e L is generated in the
[0041]
The current I 1 flowing through the resistor R1 is (V E + V EE ) / R1, the current (feedback current) i C flowing through the capacitor Cb and the resistor Rb is (va−v S ) / Zb, and I 1 + i C is It becomes the emitter current I E of the transistor TR1.
Now, when I 1 + i C <0, the emitter current I E of the transistor TR1 becomes a negative current, so that the transistor TR1 is turned off. When the transistor TR1 is turned off, the current i C all flows through the resistor R1, and becomes a substantially constant value. As the resonant voltage v S increases, the positive current of the current i C increases, while the negative current becomes a constant value. As a result, the capacitor Cb is charged more than discharged, and as shown in FIG. The voltage V 0 rises to a value larger than the voltage E 0 at the start of the oscillation operation.
[0042]
FIG. 9 shows the voltage at the emitter of transistor TR1 (voltage at point b) and the voltage at the connection point between capacitor Cb and resistor Rb (voltage at point g). The voltage at point b is the voltage at point g. The current i C flows only at the peak position exceeding. As a result, the bias voltage V 0 operates so as to become larger than the voltage E 0 as the amplitude increases. Therefore, the effective value of the current i C fed back to the
[0043]
In the above-described embodiment, the transistors TR1 and TR2 of the
[0044]
Further, as in the embodiment shown in FIG. 11, the
[0045]
【The invention's effect】
According to the present invention, a proximity switch having high temperature stability that can connect a resonance circuit and an oscillation circuit with two connection lines can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an electric circuit diagram showing a configuration of a proximity switch according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a waveform explanatory diagram showing the operation of the embodiment of FIG. 1;
FIG. 3 is an electric circuit diagram showing a configuration of an embodiment using an NPN transistor.
4 is an electric circuit diagram showing a configuration of an embodiment in which the impedance conversion circuit of the embodiment of FIG. 1 is a voltage follower. FIG.
5 is an electric circuit diagram showing a configuration of an embodiment in which the impedance conversion circuit of the embodiment of FIG. 3 is a voltage follower.
6 is an electric circuit diagram showing a configuration of an embodiment in which the voltage follower of FIG. 4 is an emitter follower of a transistor.
7 is an electric circuit diagram showing a configuration of an embodiment in which the voltage follower of FIG. 5 is an emitter follower of a transistor.
FIG. 8 is an electric circuit diagram showing a configuration of a proximity switch according to another embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a waveform explanatory diagram showing the operation of the embodiment of FIG. 8;
FIG. 10 is an electric circuit diagram showing a configuration of an embodiment using a PNP transistor.
FIG. 11 is an electric circuit diagram showing a configuration of an embodiment in which an oscillation circuit is operated only by a positive single power source.
FIG. 12 is an explanatory diagram showing hard oscillation and soft oscillation.
FIG. 13 is an electric circuit diagram showing a configuration of a conventional example in which a Colpitts oscillation circuit is used.
FIG. 14 is an electric circuit diagram showing a configuration of a conventional example in which a negative conductance oscillation circuit is used.
[Explanation of symbols]
4
Claims (3)
前記発振回路は、ベース接地されたトランジスタと、前記共振回路の共振電圧を取り出してインピーダンス変換するインピーダンス変換回路と、前記インピーダンス変換により得られた電圧を前記トランジスタのエミッタに印加するために前記インピーダンス変換回路に直列に接続されたコンデンサおよび第1の抵抗と、前記トランジスタのエミッタに直流電源より電流を流すための第2の抵抗とを含み、前記トランジスタのコレクタ電流を前記共振回路に帰還させて成る近接スイッチ。A proximity switch comprising a resonance circuit composed of a detection coil and a capacitor, and an oscillation circuit that oscillates with an amplitude corresponding to the distance to the object to be detected, connected by a cable,
The oscillation circuit includes a base-grounded transistor, an impedance conversion circuit that takes out a resonance voltage of the resonance circuit and converts the impedance, and the impedance conversion for applying the voltage obtained by the impedance conversion to the emitter of the transistor A capacitor and a first resistor connected in series with the circuit; and a second resistor for causing a current to flow from a DC power source to the emitter of the transistor, and the collector current of the transistor is fed back to the resonant circuit. Proximity switch.
前記発振回路は、コレクタ接地された第1のトランジスタと、前記共振回路の共振電圧を取り出してインピーダンス変換するインピーダンス変換回路と、前記インピーダンス変換により得られた電圧を前記トランジスタのベースに印加するために前記インピーダンス変換回路に直列に接続された第1のコンデンサおよび第1の抵抗と、前記トランジスタのエミッタから負の直流電源へ電流を流すための第2の抵抗とを含み、前記トランジスタのエミッタ電流を第2のコンデンサと第3の抵抗とを介して前記共振回路に帰還させて成る近接スイッチ。A proximity switch comprising a resonance circuit composed of a detection coil and a capacitor, and an oscillation circuit that oscillates with an amplitude corresponding to the distance to the object to be detected, connected by a cable,
The oscillation circuit includes: a first transistor whose collector is grounded; an impedance conversion circuit that takes out a resonance voltage of the resonance circuit and converts the impedance; and applies a voltage obtained by the impedance conversion to a base of the transistor A first capacitor and a first resistor connected in series to the impedance conversion circuit; and a second resistor for causing a current to flow from the emitter of the transistor to a negative DC power source, and the emitter current of the transistor A proximity switch that is fed back to the resonance circuit via a second capacitor and a third resistor.
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