JP3666459B2 - Electric water heater - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭毎の使用パターンを学習し、この使用パターンで動作する電気湯沸かし器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気湯沸かし器は、倹約保温タイマー機能を用いて、深夜等、使用状況が低い時には、使用者がタイマーを設定することにより、一定時間だけ低い保温温度設定に切り換え消費電力の低減を図っていた。
【0003】
また、例えば、複数の時刻を設定する時刻設定手段と、複数の湯温を設定する湯温設定手段を設け、これらにより使用者が予め使用パターンを設定することで、複数の時間毎に保温温度設定を切り換え、消費電力の低減を図るものがあつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の電気湯沸かし器では、使用者がタイマーを設定する、あるいは使用者が予め使用パターンを設定しなければならず、大変手間がかかるものである。更に、使用パターンを変更したい時もいちいち設定をやり直す必要があり、大変面倒であるという課題を有していた。
【0005】
本発明は前記従来の課題を解決するもので、家庭毎の使用パターンを学習し、この基本使用パターンに基づいて自動的に使用/不使用時で保温温度設定を切り換え、消費電力の低減を図り、更に、使用者の使用パターンが突然に変わっても自動的に基本使用パターンを補正して、使用者に所望のお湯を提供することができる電気湯沸かし器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の電気湯沸かし器は、所定期間の使用状態を記憶し、この使用状態に応じて基本使用パターンを設定する生活学習手段と、基本使用パターンを補正する補助学習手段を備え、基本使用パターンと補助学習手段で学習したパターンで動作するようにしたものである。
【0007】
この構成により、家庭毎の使用パターンを学習し、この基本使用パターンに基づいて自動的に使用/不使用時で保温温度設定を切り換え、消費電力の低減を図り、更に、使用者の使用パターンが突然に変わっても自動的に基本使用パターンを補正して、使用者に所望のお湯を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載した発明は、液体を収容する容器と、前記容器内の液体を加熱または保温する加熱手段と、所定期間の使用状態を記憶し、この使用状態に応じて基本使用パターンを設定する生活学習手段と、前記基本使用パターンを補正する補助学習手段を備え、前記基本使用パターンと前記補助学習手段で学習したパターンで動作し、前記補助学習手段は、使用があった時間帯から所定時間は保温温度を高くする電気湯沸かし器とすることにより、家庭毎の使用パターンを学習し、この基本使用パターンに基づいて自動的に使用/不使用時で保温温度設定を切り換え消費電力の低減を図り、更に、使用者の使用パターンが突然に変わっても自動的に基本使用パターンを補正して、使用者に所望のお湯を提供することができる。さらに、高温保温設定を時間延長するので、お湯が使用される可能性が高い時にも確実にお湯の温度を高くすることができ、使用者に所望のお湯を提供することができる。
【0009】
請求項2に記載した発明は、液体を収容する容器と、前記容器内の液体を加熱または保温する加熱手段と、所定期間の使用状態を記憶し、この使用状態に応じて基本使用パターンを設定する生活学習手段と、前記基本使用パターンを補正する補助学習手段を備え、前記基本使用パターンと前記補助学習手段で学習したパターンで動作し、前記補助学習手段は、再加熱スイッチによる湯沸し動作があった時間帯を記憶する電気湯沸かし器とすることにより、基本使用パターン以外で再加熱スイッチによる湯沸し動作があっても、湯沸し動作のあった時間帯に確実に所望のお湯を提供することができる。
【0010】
請求項3に記載した発明は、液体を収容する容器と、前記容器内の液体を加熱または保温する加熱手段と、所定期間の使用状態を記憶し、この使用状態に応じて基本使用パターンを設定する生活学習手段と、前記基本使用パターンを補正する補助学習手段を備え、前記基本使用パターンと前記補助学習手段で学習したパターンで動作し、前記補助学習手段が学習したパターンで使用があった時間帯は、所定の日数を記憶し、1日終了した更新時には1を減算し、0になるまで繰り返し、その所定の日数が経過する前にこの時間帯で使用があると、この時間帯の日数のカウントを所定の日数に戻す電気湯沸かし器とすることにより、使用者の使用パターンが大きく変わった場合でも確実に所望のお湯を提供することができる。
【0011】
請求項4に記載した発明は、液体を収容する容器と、前記容器内の液体を加熱または保温する加熱手段と、所定期間の使用状態を記憶し、この使用状態に応じて基本使用パターンを設定する生活学習手段と、前記基本使用パターンを補正する補助学習手段を備え、前記基本使用パターンと前記補助学習手段で学習したパターンで動作し、未使用時の保温温度設定を時間毎に変える電気湯沸かし器とすることにより、お湯が使用される可能性が高い時に保温温度設定が低温でも、所望のお湯を提供することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0013】
図1において、1は液体を収容する容器、2は容器1内の液体を加熱する加熱手段で、第1の加熱手段とこれよりワット出力の小さな第2の加熱手段とを有している。3は容器1に当接され容器1内の液体の温度を検知する温度検知手段、5は沸騰検知手段で、温度検知手段3から得られる温度上昇勾配が所定の温度上昇勾配(本実施例では30秒/0.5 ℃とする)よりも勾配が緩やかになったことで容器1内の液体の沸騰検知をする。
【0014】
6は制御手段であり、温度検知手段3が保温境界温度(本実施例では約90℃とする)未満を検知すると加熱手段2を駆動し、その後、沸騰検知手段5によって沸騰を検知し、加熱手段2を停止させるように構成されている。7は生活学習手段で、出湯動作、湯沸し動作、水が給水された場合等の使用状態を所定期間(本実施例では14日間とする)記憶し、基本使用パターンを設定する。8は保温中の液体を強制的に再加熱させる再加熱手段であり、この操作により制御手段6、加熱手段2を駆動し、再加熱するものである。9は補助学習手段で、1日分の使用状態を単位時間毎(本実施例では10分間とする)に記憶する(本実施例では1日分で144データからなる)。
【0015】
前記制御手段6は、生活学習手段7で設定された基本使用パターンを、補助学習手段9で学習したパターンで補正して作成した温度制御パターンの温度を維持するように、加熱手段2を自動制御するものである。
【0016】
10は出湯手段で、出湯スイッチ10bと、容器1の底部から外部まで液体を送り出す導水路10hと、この導水路中に構成され液体を外部まで送り出すポンプ10iから構成されている。14は報知手段であり、湯沸し中や保温中等の動作を表示、報知するものである。
【0017】
図2において、加熱手段2は、容器1内の液体を加熱する第1の発熱体2aと、第1の発熱体2aよりも加熱電力が小さく容器内の液体を加熱保温する第2の発熱体2bと、これに交流電源11と直列に接続されたリレー接点2c,2dと、このリレー接点2c,2dの制御を行うリレーコイル2e,2fで構成され、このリレーコイル2e,2fに電流を流し、前記リレー接点2c,2dを閉じるようになっている。
【0018】
温度検知手段3は、温度を抵抗値に変換する感温素子3aと、この感温素子3aと抵抗3bとで分圧電圧値をつくり、これを2進符号に変換するA/D変換器3cに入力される。A/D変換器3cは約30〜120℃の範囲を単位温度幅(本実施例では約0.5℃とする)の温度刻みにし、この単位温度上昇するごとの信号を出力している。
【0019】
再加熱手段8は、保温中の液体を強制的に再加熱するための入力手段であり、スイッチ8a、抵抗8b,8cで構成される。報知手段14は、ブザー14aによって沸騰終了等を報知し、LED14b,14cによって湯沸し中や保温中を表示するようになっている。
【0020】
出湯手段10は、出湯スイッチ10bの操作により電動ポンプ10iを駆動させるモーター10aと、このモーター10aと直列に接続された出湯スイッチ10b、トランジスタ10cおよびこのトランジスタ10cをオン状態にする信号を出力するロック解除スイッチ10eから構成されている。
【0021】
そして、出湯は、ロック解除スイッチ10eがオンで、トランジスタ10cがオンとなるロック解除状態で、出湯スイッチ10bがオンの時に行えるようになっている。従って、ロック解除スイッチ10eがオフで、トランジスタ10cがオフしたロック状態では出湯スイッチ10bをオンにしても出湯できないようになっている。更に、出湯終了から一定時間(本実施例では10秒とする)のあいだに次の出湯が行われなければ、前記トランジスタ10cは再びオフ状態となり出湯スイッチ10bをオンするだけでは出湯できないようになっている。
【0022】
13はマイクロコンピュータ(以後マイコンと略する)で、プログラムを実行することで前記生活学習手段7、前記沸騰検知手段5、前記補助学習手段9および前記制御手段6の動作を実現している。なお、12は直流電源である。
【0023】
図3は本発明の実施例におけるマイコン13に記憶されたプログラムの前記生活学習手段7と、前記補助学習手段9の動作をフローチャートに示したものである。
【0024】
まず、S100で使用状態が所定期間(14日間)を終了していないと、S101で生活学習手段7により使用状態を記憶して行き基本使用パターンを作成する。そして、S100で所定期間が終了すると基本使用パターンが完成する。次に、S102では、基本使用パターンと、補助学習手段9で学習したパターン(10分間毎の144データ/日)で制御手段6は加熱手段2を制御する。そして、S103で機器の使用状況として1日が終了したかどうかを判断し、終了したと判断すれば、この1日で補助学習手段9が記憶したパターンにより、S104で補助学習手段9の学習パターンを更新し、元のS100へ戻り、以下繰り返す。また、S103で1日が終了していなければ、S102に戻りこれまでどおり加熱手段2を制御するものである。
【0025】
ここで、図4に基づき詳細に動作を説明する。図4(a)は所定期間(14日間)における使用実態を示しているものである。これに基づいて図4(b)に示す基本使用パターンが設定される。基本使用パターンが設定されていない時は、生活学習手段7で、出湯動作、湯沸し動作、水が給水された場合等の使用状態を単位時間毎(本実施例では10分間とする)に使用時間帯を1、不使用時間帯を0として所定期間(本実施例では14日間とする)積算して記憶して行く。
【0026】
以下、基本使用パターンを設定するためのそれぞれの使用状態について説明する。
【0027】
使用状態が出湯動作の場合は、出湯スイッチ10bが押されるので、出湯スイッチ10bがオンの状態は「使用時間帯として1」、出湯スイッチ10bが押されていないオフの状態は「不使用時間帯として0」を記憶する。
【0028】
湯沸し動作の場合は、再加熱スイッチ8aが押されるので、再加熱スイッチ8aがオンの状態は「使用時間帯として1」、再加熱スイッチ8aが押されていないオフの状態は「不使用時間帯として0」を記憶する。
【0029】
水が給水された場合は、容器1内の液体の温度が低下するので、温度検出手段3が温度低下を検知すると「使用時間帯として1」、それ以外は「不使用時間帯として0」を記憶する。
【0030】
次に、所定期間が終了すると、それぞれの時間帯毎に積算された14日間のデータを所定時間毎に使用/不使用判定を行う。この場合、図4(a)に示すように、積算値が所定日数(本実施例では2日とする)以上使用があった時間帯を「使用時間帯として1」、それ以外を「不使用時間帯として0」となるようにして図4(b)の基本使用パターン(本実施例では10分間毎の144データ/日)を設定する。
【0031】
また、基本使用パターンを設定する方法として、上記以外に、生活学習手段7は使用時間帯を1、不使用時間帯を−1として、それぞれの時間帯毎に14日間データを積算で記憶し、所定時間毎の使用/不使用判定で、積算値が所定値(本実施例では1とする)以上の使用があった時間帯を「使用時間帯として1」、それ以外を「不使用時間帯として0」となる等、様々な基本使用パターン設定方法が考えられる。
【0032】
次に、補助学習手段9の動作について説明する。補助学習手段9は、1日分の使用状態を単位時間毎(本実施例では10分間とする)に記憶する(本実施例では10分間毎の144データ/日)。この単位時間を測定するタイマーは基本使用パターンの単位時間を測定するタイマーと同期している。ここで、使用状態は出湯動作、湯沸し動作、水が給水された場合等があるが、いずれかの組み合わせでも良い。以下にそれぞれの学習内容について説明する。この内、図4(b)に出湯動作の場合について示している。
【0033】
出湯動作の場合は、出湯スイッチ10bが押されるので、出湯スイッチ10bがオンの状態は「使用時間帯として1」、出湯スイッチ10bが押されていないオフの状態は「不使用時間帯として0」を記憶する。
【0034】
湯沸し動作の場合は、再加熱スイッチ8aが押されるので、再加熱スイッチ8aがオンの状態は「使用時間帯として1」、再加熱スイッチ8aが押されていないオフの状態は「不使用時間帯として0」を記憶する。
【0035】
水が給水された場合は、容器1内の液体の温度が低下するので、前記温度検出手段3が温度低下を検知すると「使用時間帯として1」、それ以外は「不使用時間帯として0」を記憶する。
【0036】
以上は、使用時間帯のみ1(高温保温設定)にしているが、使用動作があった時間帯とその前後の時間帯(本実施例ではそれぞれ10分間である)も1にする方法もある。この場合、使用動作を開始する10分前に高温保温設定に変更することは、使用動作があった時には確実にお湯の温度を高くすることが可能である。また、高温保温設定を10分間延長することは、お湯が使用される可能性が高い時にも確実にお湯の温度を高くすることが可能である。
【0037】
その他、使用動作があった時間帯から所定時間(本実施例では20分間とする)も1にする方法もある。この場合、高温保温設定を20分間延長することは、お湯が使用される可能性が高い時にも確実にお湯の温度を高くすることが可能である。
【0038】
次に、図4(d)に基づいて基本使用パターンを補正する方法について説明する。前述の図4(b)の基本使用パターンと、図4(c)の補助学習手段9で学習したパターンが完成すると、それぞれの時間帯で論理和することにより、図4(d)のように補正された温度制御パターンが完成する。
【0039】
そして、制御手段6は、図4(d)の温度制御パターンに基づき、1の使用時間帯では高温保温(本実施例では98℃とする)、0の不使用時間帯では低温保温(本実施例では60℃とする)となるように加熱手段2を自動制御する。
【0040】
ここで、所定期間である14日間が終了していない時は、図4(a)の基本使用パターンが完成していないので、予め用意している初期パターンを基本使用パターンとして使用することや、完成していない途中の基本使用パターンを使用しても良い。また、補助学習手段9での初日は、予め用意しているパターンを使用することや、全てを不使用時間帯にしておくことでも良い。そして、1日が過ぎると、この1日で補助学習手段9が記憶したパターンにより、図4(c)のパターンを更新する。
【0041】
以上の補助学習手段9は、使用状態を所定時間毎に「使用時間帯は1」、「不使用時間帯は0」で記憶していたが、使用状態を「使用時間帯は所定の日数(本実施例では3日とする)」、「不使用時間帯は0」に記憶する方法もある。この場合は、3日連続で使用時間帯と記憶される。そして、補助学習手段9が記憶したパターンの更新(図3におけるS104)では、それぞれの時間帯で0以外は1を減算する。つまり、1回使用があるとその時間帯に3が記憶されるので、1日終了した更新時には1を減算し、0になるまで3日間繰り返す。すなわち、所定の日数(3日)が経過するとこの時間帯の記憶が消去され時間帯は0となる。このように、1回使用があると、3日連続その時間帯を使用時間帯と学習できる。また、使用がない時はそのままの値を維持する。ここで、上記所定の日数が経過する前にこの時間帯で使用があると、再び使用状態を「使用時間帯は3」に戻して記憶するようにしている。
【0042】
このように、本発明の実施例では、補助学習手段9が記憶したパターンは順次更新されることにより、使用者の使用パターンが大きく変わった場合でも、基本使用パターンを補正し、確実に所望のお湯を提供することができる。
【0043】
更に、曜日毎に大きく変化させる場合は、前記補助学習手段9に時計・カレンダー機能を持たせて、曜日毎に使用状態を単位時間毎(本実施例では10分間とする)に学習する(本実施例では月曜から日曜の7日分である)。そして、前記制御手段6は、基本使用パターンを補助学習手段9で学習したそれぞれの曜日毎のパターンで補正する。これにより、使用者の使用パターンが曜日により大きく変わった場合でも確実に基本使用パターンを補正し、確実に所望のお湯を提供することができる。
【0044】
ところで、不使用時間帯での低温保温を一定の60℃としたが、時間毎に変更し、夜間であまりお湯を使用しない場合は60℃、昼間で良くお湯を使用する場合は85℃に保温温度設定とすることも可能である。これにより、お湯が使用される可能性が高い時にすばやく所望のお湯を提供することができる。
【0045】
なお、本実施例では図で示してはいないが、学習中に停電が起こった場合にはバックアップ電源により内部タイマーを動作させて学習を継続させる構成となっている。また、本実施例では、湯沸しを第1の発熱体2aのみで行うように制御しているが第2の発熱体2bも併用して湯沸しさせる構成も可能である。
【0046】
また、本実施例では、出湯動作は,出湯スイッチ10bの状態がオンであるときに記憶するようにしているが、ロック解除スイッチ10eの状態がオンであるときに記憶することや、モーター10aの動作状態を記憶することも可能である。
【0047】
また、本実施例では、所定期間、所定時間および所定時間毎という表現を用いているが、これはこれらの値が容器1の容量、形状、加熱手段出力等の設計上の要因によって異なるものであり、機種ごとに求める必要があるからである。
【0048】
以上、本実施例における各変形例は、目的に応じてそれぞれ自由に組み合わせて用いることができるものであって、必ずしも独立して存在するものではない。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、請求項1から4に記載の発明によれば、家庭毎の使用パターンを学習し、この基本使用パターンに基づいて自動的に使用/不使用時で保温温度設定を切り換えて、消費電力の低減を図り、更に、使用者の使用パターンが突然に変わっても自動的に基本使用パターンを補正して、使用者に所望のお湯を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における電気湯沸かし器のブロック図
【図2】 同電気湯沸かし器の回路図
【図3】 同電気湯沸かし器の動作を示すフローチャート
【図4】 (a)同電気湯沸かし器の使用状態を示す図
(b)同電気湯沸かし器の基本使用パターンを示す図
(c)同電気湯沸かし器の補正学習手段で学習したパターンを示す図
(d)同電気湯沸かし器の温度制御パターンを示す図
(e)同電気湯沸かし器の温度制御状態を示す図
【符号の説明】
1 容器
2 加熱手段
3 温度検出手段
5 沸騰検知手段
6 制御手段
7 生活学習手段
8 再加熱手段
9 補助学習手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electric water heater that learns a usage pattern for each household and operates according to this usage pattern.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of electric water heater uses a sparing heat retention timer function, and when the usage situation is low, such as at midnight, the user can set the timer to a low heat retention temperature setting for a certain period of time to reduce power consumption. I was planning.
[0003]
In addition, for example, a time setting means for setting a plurality of times and a hot water temperature setting means for setting a plurality of hot water temperatures are provided, and the user sets a use pattern in advance, so that the heat retention temperature is set at a plurality of times. Some have switched settings to reduce power consumption.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional electric water heater, the user must set a timer or the user must set a use pattern in advance, which is very time-consuming. Furthermore, when it is desired to change the usage pattern, it is necessary to redo the setting, and there is a problem that it is very troublesome.
[0005]
The present invention solves the above-described conventional problems, learns usage patterns for each home, and automatically switches the heat-retention temperature setting during use / non-use based on this basic usage pattern to reduce power consumption. It is another object of the present invention to provide an electric water heater that can automatically correct a basic use pattern even if a user's use pattern suddenly changes and can provide a user with desired hot water.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the electric water heater of the present invention stores a usage state for a predetermined period and sets a basic usage pattern according to the usage state, and an auxiliary learning unit for correcting the basic usage pattern. It is made to operate | move by the pattern learned by the basic usage pattern and the auxiliary learning means.
[0007]
With this configuration, the usage pattern for each home is learned, and based on this basic usage pattern, the temperature setting is automatically switched between use and non-use to reduce power consumption. Even if it suddenly changes, the basic usage pattern can be automatically corrected to provide the user with the desired hot water.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention described in
[0009]
The invention described in
[0010]
The invention described in
[0011]
The invention described in claim 4 stores a container for storing a liquid, heating means for heating or keeping the liquid in the container, and a use state for a predetermined period, and sets a basic use pattern according to the use state An electric water heater that operates in accordance with the basic use pattern and the pattern learned by the auxiliary learning means, and that changes the temperature setting when not in use every time Thus, when hot water is highly likely to be used, the desired hot water can be provided even if the heat retention temperature setting is low.
[0012]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0013]
In FIG. 1, 1 is a container for storing a liquid, 2 is a heating means for heating the liquid in the
[0014]
[0015]
The control means 6 automatically controls the heating means 2 so as to maintain the temperature of the temperature control pattern created by correcting the basic use pattern set by the life learning means 7 with the pattern learned by the auxiliary learning means 9. To do.
[0016]
A hot water supply means 10 includes a
[0017]
In FIG. 2, the heating means 2 includes a first heating element 2a for heating the liquid in the
[0018]
The
[0019]
The reheating
[0020]
The hot water discharge means 10 is a lock that outputs a
[0021]
The hot water can be discharged when the unlocking
[0022]
[0023]
FIG. 3 is a flowchart showing the operations of the life learning means 7 and the auxiliary learning means 9 of the program stored in the
[0024]
First, if the usage state does not end the predetermined period (14 days) in S100, the usage state is stored by the life learning means 7 in S101 to create a basic usage pattern. Then, when the predetermined period ends in S100, the basic usage pattern is completed. Next, in S102, the control means 6 controls the heating means 2 with the basic usage pattern and the pattern learned by the auxiliary learning means 9 (144 data / day every 10 minutes). Then, in S103, it is determined whether or not one day has ended as the usage status of the device. If it is determined that the device has ended, the learning pattern of the
[0025]
Here, the operation will be described in detail with reference to FIG. FIG. 4A shows the actual usage in a predetermined period (14 days). Based on this, the basic usage pattern shown in FIG. 4B is set. When the basic use pattern is not set, the life learning means 7 uses the hot water operation, the hot water operation, the use state such as when water is supplied, etc., at the usage time per unit time (in this embodiment, 10 minutes). The band is set to 1, and the non-use time zone is set to 0, and accumulated for a predetermined period (14 days in this embodiment) and stored.
[0026]
Hereinafter, each use state for setting the basic use pattern will be described.
[0027]
When the use state is the hot water operation, the
[0028]
In the case of the water heating operation, since the reheating
[0029]
When water is supplied, the temperature of the liquid in the
[0030]
Next, when the predetermined period ends, the data for 14 days accumulated for each time zone is used / not used for every predetermined time. In this case, as shown in FIG. 4A, a time zone in which the integrated value has been used for a predetermined number of days (in this embodiment, 2 days) or more is “1 as a usage time zone”, and other times are “not in use”. The basic usage pattern of FIG. 4B (144 data / day every 10 minutes in this embodiment) is set so that the time zone becomes “0”.
[0031]
Moreover, as a method of setting the basic usage pattern, in addition to the above, the life learning means 7 sets the usage time zone as 1, the non-use time zone as -1, and stores data for 14 days for each time zone, In the use / non-use determination at every predetermined time, a time zone in which the integrated value is greater than or equal to a predetermined value (1 in this embodiment) is “1 as a use time zone”, and other times are “non-use time zones” Various basic usage pattern setting methods are conceivable, such as “0”.
[0032]
Next, the operation of the auxiliary learning means 9 will be described. The auxiliary learning means 9 stores the usage state for one day every unit time (in this embodiment, 10 minutes) (144 data / day every 10 minutes in this embodiment). The timer for measuring the unit time is synchronized with the timer for measuring the unit time of the basic usage pattern. Here, the usage state may include a hot water operation, a hot water operation, a case where water is supplied, etc., but any combination may be used. Each learning content will be described below. Of these, FIG. 4B shows the case of the hot water operation.
[0033]
In the case of the hot water operation, since the
[0034]
In the case of the water heating operation, since the reheating
[0035]
When water is supplied, the temperature of the liquid in the
[0036]
In the above, only the usage time zone is set to 1 (high temperature heat retention setting), but there is also a method in which the usage time zone and the previous and next time zones (each 10 minutes in this embodiment) are also set to 1. In this case, changing to the high temperature heat retention setting 10 minutes before starting the use operation can surely increase the temperature of the hot water when the use operation is performed. Further, extending the high temperature heat retention setting for 10 minutes can surely increase the temperature of the hot water even when the possibility of using the hot water is high.
[0037]
In addition, there is a method in which the predetermined time (in this embodiment, 20 minutes) is set to 1 from the time zone in which the use operation was performed. In this case, extending the high temperature heat retention setting for 20 minutes can surely increase the temperature of hot water even when hot water is likely to be used.
[0038]
Next, a method for correcting the basic usage pattern will be described with reference to FIG. When the basic usage pattern shown in FIG. 4B and the pattern learned by the auxiliary learning means 9 shown in FIG. 4C are completed, logical OR is performed in the respective time zones, as shown in FIG. The corrected temperature control pattern is completed.
[0039]
Then, the control means 6 is based on the temperature control pattern of FIG. 4D, and is kept at a high temperature during the use time zone 1 (98 ° C. in this embodiment) and kept at a low temperature during the non-use time zone 0 (this implementation). In the example, the heating means 2 is automatically controlled so as to be 60 ° C.).
[0040]
Here, when the predetermined period of 14 days has not ended, the basic usage pattern of FIG. 4A is not completed, so that an initial pattern prepared in advance can be used as the basic usage pattern, A basic usage pattern that is not completed may be used. Also, on the first day of the auxiliary learning means 9, it is possible to use a pattern prepared in advance or leave all of them in a non-use time zone. And when one day passes, the pattern of FIG.4 (c) will be updated with the pattern which the auxiliary learning means 9 memorize | stored in this one day.
[0041]
The auxiliary learning means 9 described above stores the usage state for each predetermined time as “usage time zone is 1” and “non-use time zone is 0”. In this embodiment, it is assumed that 3 days) ”and“ the non-use time zone is 0 ”. In this case, the use time zone is stored for three consecutive days. In the update of the pattern stored by the auxiliary learning means 9 (S104 in FIG. 3), 1 is subtracted except for 0 in each time zone. In other words, 3 is stored in the time zone when there is a single use, so 1 is subtracted at the end of the day and it is repeated for 3 days until it reaches 0. That is, when a predetermined number of days (3 days) elapses, the storage of this time zone is erased and the time zone becomes zero. Thus, if there is a single use, the time zone can be learned as the usage time zone for 3 consecutive days. Also, when there is no use, the value is maintained as it is. Here, if there is a use in this time zone before the predetermined number of days elapses, the use state is returned to “
[0042]
As described above, in the embodiment of the present invention, the patterns stored by the auxiliary learning means 9 are sequentially updated, so that even if the user's usage pattern changes greatly, the basic usage pattern is corrected and the desired pattern is surely obtained. Hot water can be provided.
[0043]
Further, in the case of a large change for each day of the week, the auxiliary learning means 9 is provided with a clock / calendar function, and the usage state is learned every unit time (10 minutes in this embodiment) for each day of the week (this book) In the embodiment, it is seven days from Monday to Sunday). The control means 6 corrects the basic usage pattern with the pattern for each day of the week learned by the auxiliary learning means 9. Thereby, even when a user's usage pattern changes with day of the week, a basic usage pattern is correct | amended reliably and desired hot water can be provided reliably.
[0044]
By the way, although the low temperature insulation in the non-use time zone was set to a constant 60 ° C., it was changed every hour and kept at 60 ° C. when not using much hot water at night, and 85 ° C. when using hot water well in the daytime. It is also possible to set the temperature. Thereby, desired hot water can be provided quickly when hot water is highly likely to be used.
[0045]
In this embodiment, although not shown in the figure, when a power failure occurs during learning, an internal timer is operated by a backup power source to continue learning. Further, in the present embodiment, the boiling water is controlled to be performed only by the first heating element 2a, but a configuration in which the second heating element 2b is also used for boiling water is also possible.
[0046]
In this embodiment, the hot water operation is stored when the state of the
[0047]
Further, in this embodiment, the expressions “predetermined period, predetermined time, and predetermined time” are used, but these values differ depending on design factors such as the capacity, shape, heating means output, etc. This is because there is a need for each model.
[0048]
As mentioned above, each modification in a present Example can be freely combined and used according to the objective, and does not necessarily exist independently.
[0049]
【The invention's effect】
As described above, according to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of an electric water heater in an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a circuit diagram of the electric water heater. FIG. 3 is a flowchart showing the operation of the electric water heater. (B) The figure which shows the basic usage pattern of the electric water heater (c) The figure which shows the pattern learned by the correction learning means of the electric water heater (d) The figure which shows the temperature control pattern of the electric water heater (e) Diagram showing temperature control status of electric water heater 【Explanation of symbols】
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