JP3665763B2 - 糖尿病網膜症の眼球模型 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、医師や看護婦、糖尿病療養指導士等の医療関係者が糖尿病患者に糖尿病網膜症の学習指導を行う際、患者が糖尿病網膜症の進行状態を立体的・解剖学的に理解でき、かつ眼科の定期通院の重要性を視覚的に体感・理解できるように指導していくための糖尿病網膜症の学習指導用として使用できる眼球模型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、医療関係者が糖尿病患者に糖尿病網膜症の学習指導を行う時は、糖尿病網膜症の眼底写真や図解で病気の進行状態の説明を行っていた。また糖尿病網膜症は自覚症状が出現していなくても病状が進行している場合があるため、眼科の定期通院は重要であるという事をパンフレットや口頭で説明を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
糖尿病網膜症は眼底の黄班部に病変が出現しない限り自覚症状が現れにくい疾患である。そのため黄班部周辺では病状が進行していても、糖尿病患者は自覚症状がないことから、「大丈夫であろう。」と眼科の定期通院を怠る事があり、突然眼底出血を来たして視力低下や失明に至る事例がある。このため糖尿病患者が糖尿病網膜症に対しての知識習得ができるように学習指導を行う事と、眼科の定期通院の重要性を理解できるように指導していく事は医療者にとって大変重要な役割である。しかしこれまでの学習指導方法には、次のような欠点があった。
(イ).糖尿病網膜症の進行状況を撮影した眼底写真や図解は平面的であり、糖尿病患者が眼底や網膜血管、黄班部の位置を解剖学的に理解しにくかった。
(ロ).糖尿病網膜症の眼底写真から見分ける事ができる病状や進行状況の変化は、患者にとっては理解しにくいものであった。
(ハ).糖尿病網膜症は黄班部に病変が出現しない限り自覚症状が現れにくいが、黄班部周囲では病状が進行している可能性がある。そのため自覚症状がなくても眼科の定期通院は重要であるという事をパンフレットや口頭で説明しても、患者は自分の事として捉えにくく、眼科定期通院を怠る事例があった。眼科通院を中断した患者は「だって自覚症状がなかったから・・・」と話す事が多い。
(ニ).糖尿病患者が増加している現代、糖尿病療養指導士や糖尿病看護認定看護師(見込み)が誕生し、糖尿病患者に対する適切な指導が期待されているにもかかわらず、糖尿病学習指導教材はまだ数が少ない。医療関係者にとっても糖尿病網膜症の学習指導時に、患者に眼底写真や図解から解かり易く説明する事は困難であった。
本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の糖尿病網膜症の眼球模型は、半球状の角膜側模型と半球状の眼底側模型に接続可能であり、眼底側模型の内周面である眼底部分に糖尿病網膜症の症状が表示され、眼底側模型の黄班部に穴8が開口され、その穴8の外側から覗いて角膜側模型の角膜を通して外部を透視できるようにしてある。本発明の前記眼球模型を、眼底部分に糖尿病網膜症の進行状態を段階ごとに表示した数個用意してある。この場合、複数の眼球模型に正常と失明の間の眼底症状を段階表示し、それら眼球模型を、眼底側模型内周面である眼底部分に単純網膜症の眼底症状が表示された単純網膜症眼球模型2、増殖前網膜症の眼底症状が表示された眼球模型3、増殖網膜症の眼底症状が表示された眼球模型4とし、必要に応じて正常網膜の眼底状況が表示された正常網膜眼球模型1と黄班部の病変により失明した網膜の眼底症状が表示された失明眼球模型5の双方又はいずれか一方をも備えたものとすることができる。前記眼球模型は、眼底側模型の内周面である眼底部分に眼底症状を立体的・解剖学的に表示してある。また、眼底部分に眼底症状名と眼底部位名の双方又は一方も表示することもできる。増殖網膜症の眼球模型4の黄班部の穴8に、眼のかすみの症状が表示されたフィルター6を脱着することもできる。
【0005】
【発明の実施の形態】
糖尿病網膜症の進行状態を、正常網膜眼球模型1、単純網膜症眼球模型2、増殖前網膜症の眼底症状が表示された眼球模型3、増殖網膜症の眼底症状が表示された眼球模型4、黄班部の病変により失明した網膜の眼底症状が表示された失明眼球模型5の計5つの眼球模型で示す。
【0006】
5つの眼球模型、各々に接続部7を設ける。そこを開けると眼底の網膜血管や黄班部の位置、糖尿病網膜症の進行状態が解剖学的に示されている。また、各々の眼球模型の、眼底の黄班部に穴8を設け、そこから患者が覗く事で、角膜9を通して物を見ることができるが、眼底部の糖尿病網膜症の進行状況を見る事はできない。各々の眼球模型の接続部7を開けてみる事で、眼底部の糖尿病網膜症の進行状況を、正常網膜の眼底11、単純網膜症の眼底12、増殖前網膜症の眼底13、増殖網膜症の眼底14、黄班部の病変により失明した眼底15の5段階に渡って見ることができる。また、各々の眼球模型の眼底の黄班部に穴8を設け、そこから覗いたり、眼のかすみを再現するフィルター6を増殖網膜症の眼底症状が表示された眼球模型4の黄班部の穴8に装着する事で、病状の進行状態を視覚的に体感し、学習する事ができる。黄班部の病変により失明した網膜の眼底症状が表示された失明眼球模型5の黄班部の穴には黒いフィルター16が装着されており、ものを見ることができず、失明の状態を示す。
【0007】
これらを見る事で患者は、糖尿病網膜症は、自覚症状が出現していなくても黄班部周囲では病状が進行している可能性があるという事を視覚的に学習し体感する事ができる。
【0008】
本発明は、以上のような構成からなる、糖尿病患者のための糖尿病網膜症の学習指導用眼球模型である。本発明の眼球模型は、えんどう豆型の収納ケース17に収納され、名称を“めだまんず”とする。
【0009】
本発明は以上のような構造で、これを使用する時の使用場面例を以下に示す。
<糖尿病教室において>
使用場面:糖尿病教室での『糖尿病の合併症とは』の講義の中の、「糖尿病網膜症」の項で使用する。
使用対象患者:糖尿病発症初期で、まだ糖尿病合併症の出現がみられていないか、出現初期の患者。
使用目的:a.糖尿病患者に糖尿病網膜症の進行状態を解剖学的・視覚的に理解してもらう。
b.病変の位置によっては、糖尿病網膜症は自覚症状がない。しかし病態は進行している可能性がある事と、自覚症状がなくても眼科定期検診は必要である事を理解してもらう。
使用方法:以下に糖尿病教室における本発明の使用例を示す。なお患者の台詞は予測される反応例を挙げた。
A.糖尿病教室で本発明をえんどう豆型収納ケース17のまま出す。
看護婦・糖尿病療養指導士などの医療関係者(以下指導者と略す):「これは何だと思いますか?」
患者:「さあ、何ですか?」
*ケースを開けると、5つの眼球模型が出てくる。(患者は笑い、教室の場が少し和む。)
指導者:「これは、“めだまんず”といって、糖尿病の合併症である糖尿病網膜症の病態を皆様に理解していただく為の眼球の模型なのです。今日はこれを使って糖尿病網膜症についてお話をしましょう。」
B.正常網膜眼球模型1を出す。
指導者:「まず皆さんに、正常網膜や網膜血管、そしてものを見るときにとても重要な部分である黄班部がどの位置にあるのかを説明いたします。」
正常網膜眼球模型1の接続部7を開け、眼底の網膜血管や黄班部の位置を説明する。模型を患者に触れてもらい立体的・解剖学的に理解できるようにする。
C.単純網膜症眼球模型2、増殖前網膜症の眼底症状が表示された眼球模型3、増殖網膜症の眼底症状が表示された眼球模型4を出す。
指導者:「皆さん、次に糖尿病網膜症の進行の様子についてご説明しましょう。これらは“単純網膜症”“増殖前網膜症”“増殖網膜症”の眼球の模型なのですが、どれがどれだかわかりますか?黄班部から覗いてみて見え方を比べてみても良いですよ。」
患者に(丸いままの)3つの眼球模型に触れてもらい、各々の黄班部の穴8から自己の眼球10で覗いてもらう。患者は黄班部の穴8から透明の材質でできている角膜9を通してものを見ることができる。しかし眼底の網膜症の進行状態は見えない。
指導者:「わかりましたか?」
患者:「よくわかりません。」
指導者:「そうですね。どれがどれだかよくわかりませんね。では見てみましょうか。」
D.単純網膜症眼球模型2、増殖前網膜症の眼底症状が表示された眼球模型3、増殖網膜症の眼底症状が表示された眼球模型4の各々の接続部7を開けて正常網膜の眼底11、単純網膜症の眼底12、増殖前網膜症の眼底13、増殖網膜症の眼底14を並べ、病気の進行状態を患者に示す。
指導者:「皆さんどうですか?わかりましたか?」
患者:「おおー。黄班部から覗いただけじゃわからないものですね。こんなに出血していたりするんですね。」
指導者:「皆さん、こうして並べてみると病気が進んでいくのがよくわかりますね。ですが、黄班部から覗いただけではどの“めだま”がどの段階の病期のものか良くわからなかったですよね。それは、どの“めだま”も黄班部が病気に犯されていなかったからなのです。皆さんが覗いた部分は、先ほども説明したように眼底の黄班部といいます。黄班部は、大変鋭敏な視覚野で、私たちが物を見る場合はこの部分に像がうつるように眼球を動かしているのです。ものを見るのに、とても重要な部分なのです。網膜のそれ以外の部分は視覚があまり鋭敏ではないので、この黄班部に病変がない限り、例え他の網膜の部分で病気が進行していても、自覚症状は現れにくいのです。だから『眼は良く見えているし、自覚症状はないから・・・』と眼科の定期検診をお休みしてしまう方がおられますが、それは良くない事なのです。黄班部が病気になってから『見えにくい』と慌てても、病状によっては治療を行っても、もう良くなる事がない場合があるのです。ですから、自覚症状がなくても、きちんと眼科の定期検診を受ける事は大切なのです。わかっていただけましたか?」
E.眼のかすみを再現できるフィルター6を増殖網膜症の眼底症状が表示された眼球模型4の黄班部の穴8に装着する。
指導者:「皆さん、病気が進んで黄班部に及んで増殖網膜症の時期になる頃、個人差はありますが、眼がぼんやりと見えにくくなったり、眼の前を虫が飛んでいるような自覚症状が出現する事があります。ごらんください。」
眼のかすみを再現できるフィルター6を増殖網膜症の眼底症状が表示された眼球模型4の黄班部の穴8に装着し、自己の眼球10で覗いていただく。
患者:「おおー。こういう症状が出てくることがあるんですね。」
指導者:「おわかりいただけましたか?でも自覚症状の出現の仕方には個人差があります。眼がかすんでいないからと安心できるものではないことをご理解くださいね。」
F.黄班部の病変により失明した網膜の眼底症状が表示された失明眼球模型5を出す。
指導者:「では、黄班部の病気が進んで、出血した時にはどうなるでしょうか。覗いてみてください。」
黄班部の病変により失明した網膜の眼底症状が表示された失明眼球模型5の黒いフィルター16が装着してある黄班部の穴から覗いてもらう。
患者:「おおー。こうなるんですね。(失明により真っ暗)眼科受診の大切さがわかりました。」
指導者:「皆さん、驚かれたかもしれませんね。しかし、この糖尿病網膜症はきちんと血糖のコントロールを行えば必ず防ぐ事ができるのです。きちんと血糖管理と眼科受診を行って大切な眼を守っていきましょうね。何か質問はございますか?」
以降は質問などに答えていく。
以上、糖尿病教室における本発明の使用例である。
【0010】
【発明の効果】
このように、糖尿病患者が眼底の網膜血管や黄班部の位置、また糖尿病網膜症の進行状況の変化を解剖学的に理解しやすくなった。また糖尿病網膜症は黄班部に病変が出現しない限り自覚症状が現れにくいが、黄班部周囲では病状が進行している可能性があることを黄班部の穴から覗く事で患者が体感し、自覚症状がなくても眼科の定期通院は重要であるという事を実感してもらう事ができる。また指導者にとっても、患者にその重要性を指導しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は(1)〜(5)の番号シールが貼ってある5種類の眼球模型の斜視図、(b)は目のかすみを再現するフィルター。
【図2】 本発明の眼球模型を看者の目で覗いている状態の側面図。
【図3】 本発明の眼球模型における半球状の角膜側模型の背面図。
【図4】 本発明の眼球模型に目のかすみを再現するフィルターを装着した状態の背面図。
【図5】 本発明の眼球模型に失明を体感する黒いフィルターを装着した状態の背面図。
【図6】 本発明の眼球模型を開いた半球状の眼底側模型の眼底部を示す図であり、正常網膜の網膜血管や黄班部の位置がシールで示してある。
【図7】 本発明の眼球模型を開いた半球状の眼底側模型の眼底部を示す図であり、単純網膜症の特徴である『硬性白斑』や『点状出血』がみられ、それらをシールで示してある。
【図8】 本発明の眼球模型を開いた半球状の眼底側模型の眼底部を示す図であり、増殖前網膜症の特徴である『軟性白斑』や『網膜浮腫』がみられ、それらをシールで示してある。
【図9】 本発明の眼球模型を開いた半球状の眼底側模型の眼底部を示す図であり、増殖網膜症の特徴である『新生血管』や『増殖膜』がみられ、それらをシールで示してある。また黄班部以外の部位で眼底出血が見られている。
【図10】 本発明の眼球模型を開いた半球状の眼底側模型の眼底部を示す図であり、黄班部の病変により、黄班部に出血をきたしている。
【図11】 本発明の眼球模型がえんどう豆型収納ケースに収納されている図である。
【符号の説明】
1 正常網膜眼球模型
2 単純網膜症眼球模型
3 増殖前網膜症の眼底症状が表示された眼球模型
4 増殖網膜症の眼底症状が表示された眼球模型
5 黄班部の病変により失明した網膜の眼底症状が表示された失明眼球模型
6 眼のかすみを再現するフィルター
7 接続部
8 眼底の黄班部の穴
9 角膜
10 患者の眼球
11 正常の眼底模型
12 単純網膜症の眼底模型
13 増殖前網膜症の眼底模型
14 増殖網膜症の眼底模型
15 黄班部の病変により失明した眼底模型
16 失明を体感する黒いフィルター
17 えんどう豆型収納ケース
Claims (6)
- 半球状の角膜側模型と半球状の眼底側模型に接続可能であり、眼底側模型の内周面である眼底部分に糖尿病網膜症の症状が表示され、眼底側模型の黄班部に穴(8)が開口され、その穴(8)の外側から覗いて角膜側模型の角膜を通して外部を透視できることを特徴とする糖尿病網膜症の眼球模型。
- 角膜側模型と眼底側模型に接続可能であり、眼底側模型内周面である眼底部分に糖尿病網膜症の進行状態を段階ごとに表示された眼球模型を備え、それら眼底側模型の黄班部に穴(8)が開口され、その穴(8)の外側から覗いて角膜側模型の角膜を通して外部を透視できることを特徴とする糖尿病網膜症の眼球模型。
- 請求項1又は請求項2記載の糖尿病網膜症の眼球模型において、正常と失明の間の眼底症状が段階表示された眼球模型が、眼底側模型内周面である眼底部分に単純網膜症の眼底症状が表示された単純網膜症眼球模型(2)、増殖前網膜症の眼底症状が表示された眼球模型(3)、増殖網膜症の眼底症状が表示された眼球模型(4)を備え、正常網膜の眼底状況が表示された正常網膜眼球模型(1)と黄班部の病変により失明した網膜の眼底症状が表示された失明眼球模型(5)の双方又はいずれか一方をも備えたことを特徴とする糖尿病網膜症の眼球模型。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の糖尿病網膜症の眼球模型において、眼底側模型の内周面である眼底部分に眼底症状が立体的・解剖学的に表示されたことを特徴とする糖尿病網膜症の眼球模型。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の糖尿病網膜症の眼球模型において、眼底部分に、眼底症状名と眼底部位名の双方又は一方も表示されたことを特徴とする糖尿病網膜症の眼球模型。
- 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の糖尿病網膜症の眼球模型において、増殖網膜症の眼球模型(4)の黄班部の穴(8)に、眼のかすみの症状が表示されたフィルター(6)を脱着できることを特徴とする糖尿病網膜症の眼球模型。
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