【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート型枠間に配置される建築用セパレータ同士を固定するための固定金具に関し、特に直交方向に伸びるセパレータ同士を固定するための固定金具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の一般的なセパレータの固定金具は、同一方向に伸びるセパレータ同士を固定し得るだけであり、直交方向に伸びるセパレータ同士を固定することができなかった。コンクリート建造物にドア部や窓部等の開口部を設ける場合には、壁面を形成するための一対の対向するコンクリート型枠と、壁面の開口面を形成するための前記各コンクリート型枠と直交するコンクリート型枠とが必要になるが、従来の固定金具は直交方向に伸びるセパレータ同士を固定することができないので、このように配置されたコンクリート型枠をセパレータで支持することはできなかった。
【０００３】
このため従来では、一対の対向するコンクリート型枠はセパレータで支持し、これと直交するコンクリート型枠については、開口部分にサポートと称される支持部材を縦横に配置して支持していた。ところがこの構成によると、開口部分がサポートによって閉塞された状態になるので、コンクリート建造物を構築中に、この開口部分を通過して作業することができないという不都合があった。この不都合を解消するには、三方向のコンクリート型枠をセパレータによって支持すればよいのであるが、そのためには、直交方向に伸びるセパレータ同士を固定し得る固定金具が必要である。
【０００４】
この要望に応えるものとして、既に、本願出願人らが提案した図１２及び図１３に示す二つの固定金具がある。まず、図１２に示す固定金具１０１は、ブロック状本体１０２に互いに直交方向に伸びる透孔１０３とねじ孔１０４とを設けたものである。また、図１３に示す固定金具１１１は、一対の平行板１１２ａ，１１２ｂを有するＵ字状本体１１２に、前記平行板１１２ａ，１１２ｂにねじ孔１１４ａ，１１４ｂを設けたもので、前記各ねじ孔１１４ａ，１１４ｂと直交方向に貫通する貫通部１１３を有している。そして、透孔１０３と貫通部１１３はセパレータを貫通するためのものであり、一方、ねじ孔１０４と各ねじ孔１１４ａ，１１４ｂはセパレータの端部に設けたねじ部を螺合するためのものである。
【０００５】
上述した固定金具１０１は、図１４に示すように、あらかじめ固定金具１０１の透孔１０３を貫通させたセパレータ２０４の両端ねじ部２０４ａ，２０４ｂを、対向配置されたコンクリート型枠２０１，２０２に長ナット２０５とボルト２０６によりそれぞれ固定する一方、セパレータ２０７の一端ねじ部２０７ｂを固定金具１０１のねじ孔１０４に螺合して固定したうえ、他端ねじ部２０７ａを、前記コンクリート型枠２０１，２０２と直交して配置された、開口部側のコンクリート型枠２０３に長ナット２０５とボルト２０６により固定することにより、直交方向のセパレータ２０４，２０７を固定することができる。
【０００６】
各セパレータ２０４，２０７は、一般にＢＣセパレータと称される両端のねじ部の長さが異なるタイプのものか、一般にＢセパレータと称される両端のねじ部の長さが等しいタイプのものが使用される。ＢＣセパレータの場合には、各ねじ部２０４ｂ，２０７ｂの方が各ねじ部２０４ａ，２０７ａよりも長いねじ部となるように使用した方が、作業が容易となる。なお、図１４中、２０８はコンクリート型枠を支持するための一般に単管と称される支持管、２０９はコンクリート型枠が突き合わされる角部を押さえるための桟木である。
【０００７】
また、固定金具１１１も、固定金具１０１と同様にして直交方向のセパレータ２０４，２０７を固定することができる。すなわち、この固定金具１１１は、前記固定金具１０１の透孔１０３に対してその貫通部１１３を、前記固定金具１０１のねじ孔１０４に対してその各ねじ孔１１４ａ，１１４ｂを、それぞれ対応するようにして使用するものである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、これら固定金具１０１，１１１は、直交する一方のセパレータ２０７のねじ部２０７ｂをねじ孔１０４あるいは各ねじ孔１１４ａ，１１４ｂと螺合して固定するので、これら固定金具１０１，１１１を配置する位置に制約があり、前記セパレータ２０７のねじ部２０７ｂと対応する位置に直交するセパレータ２０４を設けなければならない。このため、コンクリート型枠２０１，２０２，２０３内に配置する鉄筋の構成によっては、コンクリート型枠２０１，２０２，２０３の所望の位置に各セパレータ２０４，２０７を固定することができず、これら固定金具１０１，１１１を使用できない場合があるという不都合を生じる。
【０００９】
本発明は、上述した従来の固定金具１０１，１１１が有している不都合を解消した、コンクリート型枠間に配置される、特に直交方向に伸びるセパレータ同士を固定するのに好適な固定金具を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明の請求項１に記載した建築用セパレータの固定金具は、セパレータを挿通し得る間隔をおいて対向配置するとともに一端側を連結した一対の平行体に、前記セパレータと直交方向にセパレータを挿通するための挿通孔をそれぞれ設ける一方、前記一対の平行体間に挿通したセパレータが連結側とは反対側端から離脱するのを防止する離脱防止手段、例えば、開口端側を一体的あるいは別体の部材を介して、連結して開口部分を閉塞してなる離脱防止手段や、係止部を設けたり、開口端側を接近するよう湾曲形成して、開口端の間隔を狭くしてなる離脱防止手段を設け、前記連結部分には固定用のねじ孔を設けてなる金具本体と、この金具本体の前記各挿通孔に挿通したセパレータを前記各挿通孔面に圧接して固定すべく前記固定用のねじ孔に螺合するための固定ねじとからなることを特徴とする。
【００１１】
本発明の請求項２に記載した建築用セパレータの固定金具は、セパレータを挿通し得る間隔をおいて対向配置するとともに一端側を連結した一対の平行体に、前記セパレータと直交方向にセパレータを挿通するための挿通孔をそれぞれ設ける一方、前記一対の平行体間に挿通したセパレータが連結側とは反対側端から離脱するのを防止するために連結側とは反対側端の間隔を狭め、前記連結部分には固定用のねじ孔を設けてなる金具本体と、この金具本体の前記各挿通孔に挿通したセパレータを前記各挿通孔面に圧接して固定すべく前記固定用のねじ孔に螺合するための固定ねじとからなることを特徴とする。
【００１２】
本発明の請求項３に記載した建築用セパレータの固定金具は、セパレータを挿通し得る間隔をおいて対向配置するとともに両端側を連結した一対の平行体に、前記セパレータと直交方向にセパレータを挿通するための挿通孔を二対設ける一方、前記各連結部分には固定用のねじ孔を設けてなる金具本体と、この金具本体の前記各挿通孔に挿通したセパレータを前記各挿通孔面に圧接して固定すべく前記固定用のねじ孔に螺合するための固定ねじとからなることを特徴とする。
【００１３】
本発明の請求項４に記載した建築用セパレータの固定金具は、セパレータを挿通し得る間隔をおいて対向配置するとともに一端側を連結した一対の平行体に、前記セパレータと直交方向にセパレータを挿通するための挿通孔と、さらに他のセパレータのねじ部を螺合するためのねじ孔とを設け、前記連結部分には固定用のねじ孔を設けてなる金具本体と、この金具本体の前記各挿通孔に挿通したセパレータを前記各挿通孔面に圧接して固定すべく前記固定用のねじ孔に螺合するための固定ねじとからなることを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態を添付図面の図１〜図１１に基づいて詳細に説明する。ここにおいて、図１〜図３は第１の実施形態を示し、図１は固定金具の分解拡大斜視図、図２はその使用状態を示す概略的な平面図、図３は同じく一部を断面としセパレータのねじ部を省略して示す部分拡大側面図、図４〜図７は第２の実施形態を示し、図４は固定金具の分解拡大斜視図、図５は金具本体の拡大縦断面図、図６はその使用状態を一部を断面としセパレータのねじ部を省略して示す部分拡大側面図、図７は他の使用状態を一部を断面としセパレータのねじ部を省略して示す部分拡大側面図、図８〜図１１は第３の実施形態を示し、図８は固定金具の分解拡大斜視図、図９はその使用状態を示す一部を断面とした部分拡大側面図、図１０は他の使用状態を示す一部を断面とした部分拡大側面図、図１１はさらに他の使用状態を示す一部を断面とした部分拡大側面図である。
【００１５】
まず、第１の実施形態を図１〜図３に基づいて説明する。図１に示すように、固定金具１は、セパレータの直径よりは若干大きく、セパレータを挿通し得る間隔をおいて対向配置した一対の平行体たる平行板２ａ，２ｂの一端側を連結してＵ字状に形成した金具本体２と、この金具本体２に螺合する固定ねじ６とからなる。この金具本体２の前記平行板２ａ，２ｂには、これらの間を挿通するセパレータと直交方向にセパレータを挿通するための挿通孔３ａ，３ｂをそれぞれ設ける一方、これら平行板２ａ，２ｂの開口端（非連結端）には係止部４ａ，４ｂを一体的に設けて開口間隔を狭め、前記平行板２ａ，２ｂ間を挿通したセパレータが開口端から離脱するのを防止している。
【００１６】
一方。固定ねじ６は、金具本体２のＵ字状の底部にあたる連結部分に設けた固定用のねじ孔５に螺合するよう構成している。この固定ねじ６は、前記金具本体２の各挿通孔３ａ，３ｂに挿通したセパレータを、前記各挿通孔３ａ，３ｂ面の係止部４ａ，４ｂ側に圧接して固定するためのものである。
【００１７】
次に、上述した固定金具１の使用方法を図２及び図３に基づいて説明する。前記固定金具１を開口端が上方に位置する状態として、その平行板１２ａ，１２ｂ間にセパレータ１３を挿通し、このセパレータ１３の両端ねじ部１３ａ，１３ｂを、対向配置されたコンクリート型枠１２ａ，１２ｂにＰコン１５，１６の雌ねじ部に螺合して固定する。そして、コンクリート型枠１２ｂを貫通した前記Ｐコン１６のボルト部にはホームタイ１９を取り付け、支持管１８を締め付けて型枠１２ａ，１２ｂを支持している。なお、図２中、２０は桟木である。
【００１８】
一方、セパレータ１４の一端ねじ部１４ｂ側を固定金具１の各挿通孔３ａ，３ｂに挿通し、このセパレータ１４の他端ねじ部１４ａは、コンクリート型枠１２ａ，１２ｂと直交して配置された開口部側のコンクリート型枠１１にＰコン１７の雌ねじ部に螺合して固定する。この際、固定金具１はセパレータ１３に沿って移動可能であり、また、係止部４ａ，４ｂに規制される範囲内で上下にも移動可能であるから、前記ねじ部１４ｂ側を各挿通孔３ａ，３ｂに挿通する作業は容易になされる。そして、ねじ孔５に固定ねじ６を螺合し、前記セパレータ１４の一端ねじ部１４ｂ側を各挿通孔３ａ，３ｂ面に圧接して固定する。これによって、直交方向のセパレータ１３，１４を固定することができる。
【００１９】
続いて、図４〜図７に基づいて、第２の実施形態を説明する。図４及び図５に示すように、固定金具２１は、セパレータの直径より若干大きい、セパレータを挿通し得る間隔をおいて対向配置した一対の平行体たる平行板２２ａ，２２ｂの両端側を連結してなる縦長リング状の金具本体２２と、固定ねじ２６ａ，２６ｂとからなる。前記各平行板２２ａ，２２ｂには、これらの間に挿通したセパレータと直交方向にセパレータを挿通するための二対の挿通孔２３ａ，２３ｂ，２４ａ，２４ｂを、セパレータの直径と略同一の間隔をおいて上下に設けている。
【００２０】
一方、固定ねじ２６ａ，２６ｂは、上下の各連結部分に設けた固定用のねじ孔２５ａ，２５ｂに螺合するよう構成している。これらの固定ねじ２６ａ，２６ｂは、第１の実施形態と同様に、金具本体２２の各挿通孔２３ａ，２３ｂ，２４ａ，２４ｂに挿通したセパレータを、前記各挿通孔２３ａ，２３ｂ，２４ａ，２４ｂ面のねじ孔２５ａ，２５ｂとは反対側に圧接して固定するためのものである。
【００２１】
次に、上述した固定金具２１の使用方法を図６及び図７に基づいて説明する。図６に示す使用方法は、上述した第１の実施形態と同様なので、図２を参照しながら、この図２に示すセパレータ１３，１４を固定するものとして説明する。まず、前記固定金具２１の平行板２２ａ，２２ｂ間にセパレータ１３を挿通し、このセパレータ１３の両端ねじ部１３ａ，１３ｂを、対向配置されたコンクリート型枠１２ａ，１２ｂにＰコン１５，１６の雌ねじ部に螺合して固定する。
【００２２】
一方、セパレータ１４の一端ねじ部１４ｂ側を固定金具２１の各挿通孔２４ａ，２４ｂに挿通し、このセパレータ１４の他端ねじ部１４ａは、コンクリート型枠１１にＰコン１７の雌ねじ部に螺合して固定する。この際、固定金具２１はセパレータ１３に沿って移動可能であり、また、金具本体部２２で規制される範囲内で上下にも移動可能であるから、前記ねじ部１４ｂ側を各挿通孔２４ａ，２４ｂに挿通する作業は容易になされる。そして、ねじ孔２５ａに固定ねじ２６ａを螺合し、前記セパレータ１４の一端ねじ部１４ｂ側を各挿通孔２４ａ，２４ｂ面に圧接して固定する。これによって、直交方向のセパレータ１３，１４を固定することができる。
【００２３】
また、図７に示す使用方法は、基本的には平行に伸びるセパレータ同士を固定する場合の使用方法であり、２本の互いに平行に伸びるセパレータ２７，２８を、それぞれ挿通孔２３ａ，２３ｂ，２４ａ，２４ｂに挿通し、前記セパレータ２７，２８の所望位置（通常はコンクリート型枠とは反対側に位置するねじ部端）に金具本体２２を移動し、ねじ孔２５ａ，２５ｂに固定ねじ２６ａ，２６ｂを螺合し、前記各セパレータ２７，２８を各挿通孔２３ａ，２３ｂ，２４ａ，２４ｂ面に圧接して固定するものである。
【００２４】
この使用方法は、互いの反対側端をコンクリート型枠に固定した各セパレータ２７，２８のコンクリート型枠固定端とは反対側の自由端同士を固定する場合、あるいは、互いの同一側端をコンクリート型枠に固定した各セパレータ２７，２８のコンクリート型枠固定端とは反対側の自由端同士を固定する場合に適している。また、前記各セパレータ２７，２８の間に、これらセパレータ２７，２８とは直交方向に伸び、両端を固定したセパレータ２９を、挿通するように配置した状態で固定することもできる。
【００２５】
さらに続いて、第３の実施形態を図８〜図１１に基づいて説明する。図８に示すように、固定金具３１は、セパレータの直径より若干大きい、セパレータを挿通し得る間隔をおいて対向配置した一対の平行体たる平行板３２ａ，３２ｂの一端側を連結してＵ字状に形成した金具本体３２と、固定ねじ３６とからなる。前記金具本体３２の前記平行板３２ａ，３２ｂには、これらの間を挿通するセパレータと直交方向にセパレータを挿通するための挿通孔３２ａ，３２ｂとねじ孔３４ａ，３４ｂとをそれぞれ設けている。これらねじ孔３４ａ，３４ｂにねじ部材、例えば端部にねじ部をも設けたセパレータやねじ軸を螺合して、平行板３２ａ，３２ｂの開口端（非連結端）を閉塞し、前記平行板３２ａ，３２ｂ間に挿通したセパレータが開口端から離脱するのを防止する。
【００２６】
一方、固定ねじ３６は、金具本体３２のＵ字状の底部にあたる連結部分に設けた固定用のねじ孔３５に螺合するよう構成している。この固定ねじ３６は、前記金具本体２の各挿通孔３３ａ，３３ｂに挿通したセパレータを、前記各挿通孔３３ａ，３３ｂ面の開口端側に圧接して固定するためのものである。
【００２７】
次に、上述した固定金具３１の使用方法を図９〜図１１に基づいて説明する。まず、図９に示す使用方法は、基本的には平行に伸びるセパレータ同士を固定する場合の使用方法であり、前記固定金具３１を開口端が上方に位置する状態として、その挿通孔３３ａ，３３ｂにセパレータ３７を挿通し、これと平行に伸びるセパレータ３８を、その一端側のねじ部３８ａを各ねじ孔３４ａ，３４ｂに螺合して固定する一方、固定用のねじ孔３５ａに固定ねじ３６を螺合し、前記セパレータ３７を各挿通孔３３ａ，３３ｂ面に圧接して固定するものである。
【００２８】
この使用方法は、互いの反対側端をコンクリート型枠に固定した各セパレータ３７，３８のコンクリート型枠固定端とは反対側の自由端同士を固定する場合、あるいは、互いの同一側端をコンクリート型枠に固定した各セパレータ３７，３８のコンクリート型枠固定端とは反対側の自由端同士を固定する場合に適している。しかし、一方のセパレータ３８のねじ部３８ａが、ねじ孔３４ａ，３４ｂに対応しなければならないという制約がある。そして、金具本体３２を上下反対にして使用することもできる。また、前記各セパレータ３７，３８の間に、これらセパレータ３７，３８とは直交方向に伸び、両端を固定したセパレータ３９を、挿通するように配置した状態で固定することもできる。
【００２９】
次に、図１０に示す使用方法は、図９に示す使用方法の変形であり、セパレータ３８の代わりに、２本のセパレータ３９，４０を、各一端ねじ部３９ａ，４０ａを金具本体３２のねじ孔３４ａ，３４ｂにそれぞれ螺合して固定したものである。
【００３０】
さらに、図１１に示す使用方法は、固定ねじ３６を使わずに、互いに直交する２本のセパレータ３８，４０を固定する方法であり、まず、固定金具３１を開口端が上方に位置する状態として、その平行板３２ａ，３２ｂ間にセパレータ４０を挿通し、このセパレータ４０の両端ねじ部を、対向配置されたコンクリート型枠に固定する。一方、セパレータ３８の一端ねじ部３８ｂをねじ孔３４ａ，３４ｂに螺合して固定することによって、直交方向のセパレータ３８，４０を固定することができる。なお、前記セパレータ４０を固定ねじ３６をねじ孔３５に螺合して、前記セパレータ３８に圧接して固定することも可能である。
【００３１】
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、例えば金具本体２，２２，３２の連結部分を直状に伸びるよう構成してもよい。また、係止部４ａ，４ｂの形状も種々変更可能であり、一対の平行板２ａ，２ｂ，２２ａ，２２ｂ，３２ａ，３２ｂの幅方向全体に及ぶ必要はない。
【００３２】
【発明の効果】
以上のように、本発明の建築用セパレータの固定金具によれば、簡単な構成によって、直交方向に伸びる２本のセパレータを確実に固定することができるほか、挿通孔と固定ねじを利用して行うセパレータの固定部分は両端のねじ部に限定されないので、固定作業が容易になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施形態の固定金具の分解拡大斜視図。
【図２】同じくその使用状態を示す概略的な平面図。
【図３】同じく一部を断面としセパレータのねじ部を省略して示す部分拡大側面図。
【図４】第２の実施形態の固定金具の分解拡大斜視図。。
【図５】同じく金具本体の拡大縦断面図。
【図６】同じくその使用状態を一部を断面としセパレータのねじ部を省略して示す部分拡大側面図
【図７】同じく他の使用状態を示す一部を断面としセパレータのねじ部を省略して示す部分拡大側面図。
【図８】第３の実施形態をの固定金具の分解拡大斜視図。
【図９】同じくその使用状態を示す一部を断面とした部分拡大側面図。
【図１０】同じく他の使用状態を示す一部を断面とした部分拡大側面図。
【図１１】同じくさらに他の使用状態を示す一部を断面とした部分拡大側面図。
【図１２】従来の固定金具を示す斜視図。
【図１３】従来の他の固定金具を示す斜視図。
【図１４】従来の使用状態を示す概略的な平面図。
【符号の説明】
１，２１，３１ 固定金具
２，２２，３２ 金具本体
２ａ，２ｂ，２２ａ，２２ｂ，３２ａ，３２ｂ 平行板
３ａ，３ｂ，２３ａ，２３ｂ，２４ａ，２４ｂ，３３ａ，３３ｂ 挿通孔４ａ，４ｂ 係止部
５，２５ａ，２５ｂ，３５ ねじ孔
６，２６ａ，２６ｂ，３６ 固定ねじ
１３，１４，２９，３９ セパレータ
３４ａ，３４ｂ ねじ孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a fixture for fixing building separators arranged between concrete molds, and more particularly to a fixture for fixing separators extending in an orthogonal direction.
[0002]
[Prior art]
A conventional fixing metal fitting for a separator can only fix separators extending in the same direction, and cannot fix separators extending in an orthogonal direction. When an opening such as a door or window is provided in a concrete building, a pair of opposing concrete molds for forming a wall surface and orthogonal to each of the concrete molds for forming an opening surface of the wall surface However, since the conventional fixtures cannot fix the separators extending in the orthogonal direction, the concrete molds thus arranged cannot be supported by the separators.
[0003]
For this reason, conventionally, a pair of opposing concrete molds are supported by a separator, and the concrete molds orthogonal to the pair are supported by arranging support members called supports in the opening portion vertically and horizontally. However, according to this configuration, since the opening portion is closed by the support, there is a disadvantage that it is impossible to work through the opening portion during construction of a concrete building. In order to eliminate this inconvenience, the concrete formwork in three directions may be supported by the separator. For this purpose, a fixing bracket capable of fixing the separators extending in the orthogonal direction is necessary.
[0004]
In response to this demand, there are already two fixtures shown in FIGS. 12 and 13 proposed by the applicants of the present application. First, the fixing metal fitting 101 shown in FIG. 12 has a block-shaped main body 102 provided with a through hole 103 and a screw hole 104 extending in a direction orthogonal to each other. 13 has a U-shaped main body 112 having a pair of parallel plates 112a and 112b provided with screw holes 114a and 114b in the parallel plates 112a and 112b. , 114b and a penetrating portion 113 penetrating in a direction orthogonal to the vertical direction. And the through-hole 103 and the penetration part 113 are for penetrating a separator, On the other hand, the screw hole 104 and each screw hole 114a, 114b are for screwing together the screw part provided in the edge part of a separator. is there.
[0005]
As shown in FIG. 14, the fixing bracket 101 described above has long nuts 204 a and 204 b of the separator 204 that have passed through the through-hole 103 of the fixing bracket 101 in advance on the concrete molds 201 and 202 that are opposed to each other. 205 and bolts 206 are fixed to each other, and one end screw portion 207b of the separator 207 is screwed and fixed to the screw hole 104 of the fixing bracket 101, and the other end screw portion 207a is orthogonal to the concrete molds 201 and 202. The separators 204 and 207 in the orthogonal direction can be fixed by fixing them with the long nuts 205 and the bolts 206 to the concrete mold 203 on the opening side, which is arranged as described above.
[0006]
Each of the separators 204 and 207 is of a type in which screw lengths at both ends generally called BC separators are different, or a type in which the length of screw portions at both ends generally called B separators is equal. The In the case of the BC separator, it is easier to use the screw portions 204b and 207b so that the screw portions are longer than the screw portions 204a and 207a. In FIG. 14, reference numeral 208 denotes a support pipe generally referred to as a single pipe for supporting the concrete formwork, and 209 denotes a crosspiece for holding a corner portion against which the concrete formwork is abutted.
[0007]
The fixing bracket 111 can also fix the separators 204 and 207 in the orthogonal direction in the same manner as the fixing bracket 101. That is, the fixing metal 111 corresponds to the through hole 113 of the fixing metal 101 and the screw holes 114 a and 114 b to the screw hole 104 of the fixing metal 101. Used.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, the fixing brackets 101 and 111 are fixed by screwing the screw portions 207b of one orthogonal separator 207 with the screw holes 104 or the screw holes 114a and 114b. There are restrictions on the position of the separator, and the separator 204 orthogonal to the position corresponding to the threaded portion 207b of the separator 207 must be provided. For this reason, depending on the configuration of the reinforcing bars arranged in the concrete molds 201, 202, 203, the separators 204, 207 cannot be fixed at desired positions of the concrete molds 201, 202, 203. 101, 111 may not be used in some cases.
[0009]
The present invention provides a fixing bracket suitable for fixing separators arranged between concrete molds, particularly extending in the orthogonal direction, which has solved the disadvantages of the conventional fixing brackets 101 and 111 described above. The purpose is to do.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the fixing bracket for a building separator according to claim 1 of the present invention is arranged in a pair of parallel bodies arranged opposite to each other with an interval through which the separator can be inserted, and connected at one end side. A separation preventing means for preventing the separator inserted between the pair of parallel bodies from separating from the end opposite to the connection side, while providing an insertion hole for inserting the separator in a direction orthogonal to the separator, for example, The opening end side is connected through an integral or separate member, and the opening prevention part is formed by closing the opening part, a locking part is provided, or the opening end side is curved so as to approach the opening. Detachment prevention means having a narrow end interval is provided, and a metal fitting body in which a screw hole for fixing is provided in the connecting portion, and a separator inserted into each insertion hole of the metal fitting body is connected to each insertion hole surface. Pressure Characterized in that is composed of a fixing screw for screwing into the screw hole of the fixing to fix it.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a metal separator for a building separator, wherein the separator is inserted in a pair of parallel bodies arranged opposite to each other with an interval through which the separator can be inserted and connected at one end side in a direction orthogonal to the separator. While providing an insertion hole for each, to prevent the separator inserted between the pair of parallel bodies from detaching from the end opposite to the connection side, the interval between the side opposite to the connection side is narrowed, A metal fitting body having a fixing screw hole in the connecting portion, and a separator inserted into each insertion hole of the metal fitting body are screwed into the fixing screw hole so as to be pressed against the insertion hole surface. It is characterized by comprising a fixing screw for mating.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, there is provided a metal separator for a building separator, wherein the separator is inserted in a direction perpendicular to the separator through a pair of parallel bodies arranged opposite to each other with an interval through which the separator can be inserted, and having both ends connected. While two pairs of insertion holes are provided, a metal fitting body in which a screw hole for fixing is provided at each connection portion, and a separator inserted into each insertion hole of the metal fitting body are pressed against each insertion hole surface. And a fixing screw for screwing into the fixing screw hole to be fixed.
[0013]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a fixing metal fitting for a separator for construction, wherein the separator is inserted in a direction orthogonal to the separator into a pair of parallel bodies that are arranged to face each other with an interval through which the separator can be inserted. And a metal fitting body provided with a screw hole for fixing at the connecting portion, and each of the metal fitting bodies. The separator is characterized by comprising a fixing screw for screwing into the fixing screw hole so as to fix the separator inserted through the insertion hole in pressure contact with the surface of each insertion hole.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. 1 to 3 show a first embodiment, FIG. 1 is an exploded enlarged perspective view of a fixing bracket, FIG. 2 is a schematic plan view showing a use state thereof, and FIG. FIG. 4 to FIG. 7 show a second embodiment, FIG. 4 is an exploded enlarged perspective view of a fixing metal fitting, and FIG. 5 is an enlarged vertical sectional view of the metal fitting main body. FIG. 6 is a partially enlarged side view showing a part of the use state in a cross section and omitting the thread portion of the separator, and FIG. 7 is a part showing another use state in a cross section and omitting the thread portion of the separator. 8 to 11 show a third embodiment, FIG. 8 is an exploded enlarged perspective view of a fixing bracket, FIG. 9 is a partially enlarged side view with a part of the section showing a use state thereof, and FIG. Fig. 11 is a partially enlarged side view with a cross section showing a part of another use state, and Fig. 11 shows another use state. Part is a partially enlarged side view of a cross-section.
[0015]
First, a first embodiment will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 1, the fixture 1 is slightly larger than the diameter of the separator and connects one end side of a pair of parallel plates 2a and 2b facing each other with an interval through which the separator can be inserted. It consists of a metal fitting body 2 formed in a letter shape and a fixing screw 6 screwed into the metal fitting body 2. The parallel plates 2a and 2b of the metal fitting body 2 are provided with insertion holes 3a and 3b for inserting the separators in a direction orthogonal to the separators inserted between the parallel plates 2a and 2b, respectively. Locking portions 4a and 4b are integrally provided at the (non-connected end) to narrow the opening interval, thereby preventing the separator inserted between the parallel plates 2a and 2b from being detached from the opening end.
[0016]
on the other hand. The fixing screw 6 is configured to be screwed into a fixing screw hole 5 provided in a connecting portion corresponding to a U-shaped bottom of the metal fitting body 2. The fixing screw 6 is for fixing the separator inserted through the insertion holes 3a and 3b of the metal fitting body 2 by pressing against the engaging portions 4a and 4b of the surfaces of the insertion holes 3a and 3b. .
[0017]
Next, the usage method of the fixing metal fitting 1 mentioned above is demonstrated based on FIG.2 and FIG.3. With the fixing bracket 1 in a state where the opening end is positioned upward, a separator 13 is inserted between the parallel plates 12a and 12b, and both end screw portions 13a and 13b of the separator 13 are placed opposite to each other in the concrete mold 12a, 12b is screwed into the female threads of the P-con 15 and 16, and fixed. A home tie 19 is attached to the bolt portion of the P-conc 16 penetrating the concrete mold 12b, and the support pipes 18 are tightened to support the molds 12a and 12b. In FIG. 2, 20 is a pier.
[0018]
On the other hand, the one end threaded portion 14b side of the separator 14 is inserted into the insertion holes 3a, 3b of the fixing bracket 1, and the other end threaded portion 14a of the separator 14 is an opening disposed orthogonal to the concrete molds 12a, 12b. It is fixed to the concrete formwork 11 on the part side by screwing into the female thread portion of the P-con 17. At this time, the fixing bracket 1 can move along the separator 13 and can move up and down within a range regulated by the locking portions 4a and 4b. The operation | work penetrated to 3a, 3b is made | formed easily. Then, the fixing screw 6 is screwed into the screw hole 5, and the one end screw portion 14b side of the separator 14 is pressed and fixed to the surfaces of the insertion holes 3a and 3b. Thereby, the separators 13 and 14 in the orthogonal direction can be fixed.
[0019]
Next, a second embodiment will be described based on FIGS. As shown in FIGS. 4 and 5, the fixing bracket 21 connects both end sides of a pair of parallel plates 22 a and 22 b which are a little larger than the diameter of the separator and are opposed to each other with an interval through which the separator can be inserted. A vertically long ring-shaped metal fitting body 22 and fixing screws 26a and 26b. Each of the parallel plates 22a and 22b has two pairs of insertion holes 23a, 23b, 24a, and 24b for inserting the separator in a direction orthogonal to the separator inserted between them, and a distance substantially the same as the diameter of the separator. Are provided above and below.
[0020]
On the other hand, the fixing screws 26a and 26b are configured to be screwed into fixing screw holes 25a and 25b provided in the upper and lower connecting portions. As in the first embodiment, these fixing screws 26a and 26b are provided on the surfaces of the insertion holes 23a, 23b, 24a, and 24b through the separators inserted into the insertion holes 23a, 23b, 24a, and 24b of the metal fitting body 22, respectively. The screw holes 25a and 25b are pressed against and fixed to the opposite side.
[0021]
Next, a method of using the above-described fixing bracket 21 will be described with reference to FIGS. Since the usage method shown in FIG. 6 is the same as that of the first embodiment described above, the separators 13 and 14 shown in FIG. 2 will be described as being fixed with reference to FIG. First, the separator 13 is inserted between the parallel plates 22a and 22b of the fixing bracket 21, and both end screw portions 13a and 13b of the separator 13 are connected to the concrete molds 12a and 12b disposed opposite to each other with female screws of P-con 15 and 16 respectively. Screw into the part and fix.
[0022]
On the other hand, the one end threaded portion 14b side of the separator 14 is inserted into the respective insertion holes 24a, 24b of the fixing bracket 21, and the other end threaded portion 14a of the separator 14 is screwed into the concrete mold 11 and the female threaded portion of the P-con 17. And fix. At this time, the fixing bracket 21 is movable along the separator 13 and can also be moved up and down within a range regulated by the bracket main body 22, so that the threaded portion 14 b side is connected to each insertion hole 24 a, The operation of inserting through 24b is easily performed. Then, a fixing screw 26a is screwed into the screw hole 25a, and the one end screw portion 14b side of the separator 14 is pressed and fixed to the surfaces of the insertion holes 24a and 24b. Thereby, the separators 13 and 14 in the orthogonal direction can be fixed.
[0023]
Moreover, the usage method shown in FIG. 7 is basically a usage method when fixing separators extending in parallel to each other, and two separators 27 and 28 extending in parallel with each other are inserted through holes 23a, 23b, and 24a, respectively. , 24b, the bracket body 22 is moved to a desired position of the separators 27, 28 (usually the screw end located on the opposite side of the concrete mold), and the fixing screws 26a, 26b are inserted into the screw holes 25a, 25b. , And the separators 27 and 28 are fixed in pressure contact with the surfaces of the insertion holes 23a, 23b, 24a and 24b.
[0024]
This usage method is used when fixing the free ends of the separators 27 and 28 opposite to the concrete mold fixing ends of the separators 27 and 28 having the opposite ends fixed to the concrete mold, or the same side ends of the separators are fixed to the concrete mold. This is suitable for fixing the free ends of the separators 27 and 28 fixed to the mold frame on the opposite side to the concrete mold frame fixing ends. Further, between the separators 27 and 28, a separator 29 extending in a direction orthogonal to the separators 27 and 28 and fixed at both ends may be fixed in a state where the separators 29 are inserted.
[0025]
Subsequently, a third embodiment will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 8, the fixing metal 31 is connected to one end side of a pair of parallel plates 32 a and 32 b which are slightly larger than the diameter of the separator and arranged to face each other with an interval through which the separator can be inserted. It consists of a metal fitting body 32 formed in a shape and a fixing screw 36. The parallel plates 32a and 32b of the metal fitting body 32 are provided with insertion holes 32a and 32b and screw holes 34a and 34b for inserting the separators in a direction orthogonal to the separators inserted between them. A screw member, for example, a separator or a screw shaft provided with a screw portion at its end is screwed into these screw holes 34a and 34b, and the open ends (non-connected ends) of the parallel plates 32a and 32b are closed. The separator inserted between 32a and 32b is prevented from detaching from the open end.
[0026]
On the other hand, the fixing screw 36 is configured to be screwed into a fixing screw hole 35 provided in a connecting portion corresponding to a U-shaped bottom portion of the metal fitting body 32. The fixing screw 36 is used to fix the separator inserted through the insertion holes 33a and 33b of the metal fitting body 2 in pressure contact with the opening end sides of the surfaces of the insertion holes 33a and 33b.
[0027]
Next, a method of using the above-described fixing bracket 31 will be described with reference to FIGS. First, the usage method shown in FIG. 9 is a usage method when fixing separators that extend in parallel to each other, and the fixing bracket 31 is in a state in which the opening end is positioned upward, and its insertion holes 33a and 33b are used. The separator 37 is inserted into the separator 38, and a separator 38 extending parallel to the separator 37 is fixed by screwing the screw portion 38a on one end thereof into the screw holes 34a, 34b, while the fixing screw 36 is inserted into the fixing screw hole 35a. The separator 37 is screwed and fixed to the surfaces of the through holes 33a and 33b by pressing.
[0028]
This usage method is used when fixing the free ends of the separators 37 and 38 opposite to the concrete mold fixing ends of the separators 37 and 38 having the opposite ends fixed to the concrete mold, or the same side ends of the separators are fixed to the concrete mold. This is suitable for fixing the free ends of the separators 37 and 38 fixed to the mold frame on the opposite sides to the concrete mold frame fixing ends. However, there is a restriction that the threaded portion 38a of one separator 38 must correspond to the threaded holes 34a and 34b. And it can also be used with the metal fitting body 32 upside down. In addition, a separator 39 that extends in a direction orthogonal to the separators 37 and 38 and has both ends fixed may be fixed between the separators 37 and 38 in a state where the separators 39 are inserted.
[0029]
Next, the usage method shown in FIG. 10 is a modification of the usage method shown in FIG. 9. Instead of the separator 38, two separators 39, 40 are used, and each one end threaded portion 39 a, 40 a is a screw of the metal fitting body 32. The holes 34a and 34b are respectively screwed and fixed.
[0030]
Furthermore, the method of use shown in FIG. 11 is a method of fixing two separators 38 and 40 orthogonal to each other without using the fixing screw 36. First, the fixing bracket 31 is set in a state where the opening end is positioned upward. Then, the separator 40 is inserted between the parallel plates 32a and 32b, and the screw portions at both ends of the separator 40 are fixed to the concrete molds arranged to face each other. On the other hand, the separators 38 and 40 in the orthogonal direction can be fixed by screwing and fixing the one end threaded portion 38b of the separator 38 into the screw holes 34a and 34b. The separator 40 may be fixed by screwing the fixing screw 36 into the screw hole 35 and press-contacting the separator 38.
[0031]
In addition, this invention is not limited to each embodiment mentioned above, For example, you may comprise so that the connection part of metal fitting main bodies 2,22,32 may extend straight. Moreover, the shape of the latching | locking part 4a, 4b can also be changed variously, and does not need to extend to the whole width direction of a pair of parallel plate 2a, 2b, 22a, 22b, 32a, 32b.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the fixing bracket for building separator of the present invention, the two separators extending in the orthogonal direction can be reliably fixed with a simple configuration, and the insertion hole and the fixing screw can be used. Since the fixing portion of the separator to be performed is not limited to the screw portions at both ends, the fixing operation is facilitated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded enlarged perspective view of a fixing bracket according to a first embodiment.
FIG. 2 is a schematic plan view showing the usage state.
FIG. 3 is a partially enlarged side view showing a part of the separator and omitting a thread portion of the separator.
FIG. 4 is an exploded enlarged perspective view of a fixture according to a second embodiment. .
FIG. 5 is an enlarged vertical sectional view of the metal fitting body.
FIG. 6 is a partially enlarged side view showing a part of the use state in a cross section and omitting the threaded part of the separator. FIG. 7 is a partly showing a part of the other use state in cross section and omitting the threaded part of the separator. FIG.
FIG. 8 is an exploded enlarged perspective view of a fixture according to a third embodiment.
FIG. 9 is a partially enlarged side view, partly in section, showing the state of use.
FIG. 10 is a partially enlarged side view, partly in section, showing another use state.
FIG. 11 is a partially enlarged side view, partly in section, showing still another use state.
FIG. 12 is a perspective view showing a conventional fixing bracket.
FIG. 13 is a perspective view showing another conventional fixing bracket.
FIG. 14 is a schematic plan view showing a conventional use state.
[Explanation of symbols]
1, 21, 31 Fixing bracket 2, 22, 32 Bracket body 2a, 2b, 22a, 22b, 32a, 32b Parallel plates 3a, 3b, 23a, 23b, 24a, 24b, 33a, 33b Insertion holes 4a, 4b Locking portion 5, 25a, 25b, 35 Screw hole 6, 26a, 26b, 36 Fixing screw 13, 14, 29, 39 Separator 34a, 34b Screw hole
