JP3663339B2

JP3663339B2 - Driving device for antitheft device for motorcycle

Info

Publication number: JP3663339B2
Application number: JP2000179996A
Authority: JP
Inventors: 通之鈴木
Original assignee: Asahi Denso Co Ltd
Current assignee: Asahi Denso Co Ltd
Priority date: 2000-06-15
Filing date: 2000-06-15
Publication date: 2005-06-22
Anticipated expiration: 2020-06-15
Also published as: JP2002002567A; TWM248693U

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、自動二輪車用の盗難防止装置を作動させる駆動装置に係わり、特に、キー孔とホイールを同時にロックするロック機構とシートロック機構を遠隔操作で作動させ得る自動二輪車用盗難防止装置の駆動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、自動二輪車用の盗難防止装置としては、例えば特開平１１−１１５８４１号公報に開示のものが知られている。この盗難防止装置は、イグニッションスイッチの近傍の車体フレーム側に、イグニッションスイッチのキー孔を近接して覆う保護位置と、キー孔が挿入可能になる開放位置との間で移動自在な保護部材を設け、この保護部材を操作レバーで保護位置に止め置く操作によって、キー孔を閉塞すると共に例えばホイールの回転を禁止して車両を走行不可能なロック状態とするようにしたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この盗難防止装置にあっては、保護部材によるキー孔の開放やホイールのアンロックへの操作が、盗難防止装置の側面に設けられたキー挿入部にイグニッションキーを差し込み、このキーを手動操作することによって行われるため、操作性が劣り、特に、夜間等においてその操作性が一層劣るという問題点があった。
【０００４】
また、自動二輪車の場合、イグニッションスイッチにシートを開放し得るシートロック機構が一般的に付加されているが、このシートロック機構によるシートのオープン操作も、イグニッションスイッチのキー孔にイグニッションキーを差し込んで所定方向に回転操作する手動操作によって行っている。
【０００５】
つまり、自動二輪車における前記ロック機構とシートロック機構は、ともにイグニッションスイッチの近傍に配置されるにも係わらず、それぞれ別々の駆動機構による手動操作で行っていて、操作性の面で劣り、イグニッションスイッチにキー操作に関連した各種ロック機能の付加（多機能化）と操作性の向上が要求されている昨今において、その改善が望まれているのが実状である。
【０００６】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、請求項１記載の発明の目的は、キー孔やホイールをロックするロック機構とシートロック機構のアンロック操作を遠隔操作できて、その操作性を向上させ得る自動二輪車用盗難防止装置の駆動装置を提供するとともに、正逆転可能なモータの使用により電動駆動ユニットの構成を簡略化し得る自動二輪車用盗難防止装置の駆動装置を提供することにある。請求項２記載の発明の目的は、請求項１記載の発明の目的に加え、ロック機構やシートロック機構のアンロック操作を手動操作できて操作性をより向上させ得る自動二輪車用盗難防止装置の駆動装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項１記載の発明は、イグニッションスイッチのロータのキー孔を閉塞すると共にホイールをロックし得るロック機構と、前記ロータの回転操作に応じてシートを開放し得るシートロック機構を備えた自動二輪車用盗難防止装置の駆動装置において、前記駆動装置が、前記イグニッションスイッチのボディに一体的に設けられ、前記ロック機構とシートロック機構をリモコンの遠隔操作によって駆動させて、そのロック状態を解除し得る電動駆動ユニットで形成されているとともに、当該電動駆動ユニットは、正逆転可能なモータを有し、該モータがリモコン操作で正転もしくは逆転することによって、前記ロック機構かもしくはシートロック機構のロック状態が解除されることを特徴とする。
【０００８】
このように構成することにより、ロック機構でロータのキー孔が閉塞されると共にホイールがロックされて、例えば車両が走行不可能な状態となり、自動二輪車の盗難防止が図れる。そして、このロック機構とシートロック機構のロック状態の解除が、イグニッションスイッチに一体的に設けられた電動駆動ユニットを、リモコンの遠隔操作で作動させることによって行われることから、解除を一々手動操作する必要がなくなると共に、一つの電動駆動ユニットでロック機構とシートロック機構を解除できて、両機構の操作性が向上する。また、ロック機構とシートロック機構のロック状態の解除が、電動駆動ユニットのモータの正転もしくは逆転によって行われることから、電動駆動ユニット内に一つのモータを配置すれば良く、該ユニット自体の構成が簡略化されて安価な駆動装置が得られる。
【００１０】
また、請求項２記載の発明は、ロック機構とシートロック機構のロック状態への操作が手動操作によって行われると共に、ロック状態の解除が手動操作によっても行い得ることを特徴とする。このように構成することにより、ロック機構のキー孔の開放とホイールの回転阻止解除が操作レバーによる手動操作で行えると共に、シートロック機構の解除操作がキー操作で行えることから、これらの解除操作を従来と同様の手動操作でも行うことができて、駆動装置の操作性がより向上する。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図１〜図８は、本発明に係わる駆動装置の一実施例を示し、図１が該駆動装置を使用したイグニッションスイッチの平面図、図２がその側面図、図３がその底面図、図４が図１のＡ矢視図、図５が電動駆動ユニットの横断面図、図６がその縦断面図、図７及び図８が電動駆動ユニットの動作説明図である。
【００１２】
図１〜図４において、イグニッションスイッチ１は、ボディ２を有し、このボデイ２内にはシートロックオープン機構が内蔵されたメインスイッチ３が配置されると共に、ボディ２の頭部側にはロック機構４が配置され、またボディ２の側面には電動駆動ユニット５が配置されている。
【００１３】
前記メインスイッチ３は、ボディ２の頭部側に回転可能に配置されたロータ６を有し、このロータ６のキー孔６ａにイグニッションキー７を差し込んで回転操作することにより、図１に示すオフ位置ａとオン位置ｂ及びロック位置ｃの各位置に設定されるように構成されている。そして、このメインスイッチ３は、オフ位置ａからオン位置ｂへの回転操作によってその接点が開閉される。
【００１４】
また、このメインスイッチ３は、イグニッションキー７をプッシュしない状態でオフ位置ａからロック位置ｃへ回転操作することにより、シートを閉じることで自動的にロック状態とされているシートロック機構がオープン（解除）状態とされる。また、このシートロック機構のオープン操作は、後述するリモコン操作によっても行われる。
【００１５】
前記ロック機構４は、ボディ２の頭部にネジ８で固定された本体９を有し、この本体９内には、ロータ６のキー孔６ａをレバー１０の操作によって開閉し得る図示しないシャッターが配置されている。また、シャッターにはケーブル１１の一端が連結され、このケーブル１１の他端は図示しないホイールロックに連結されている。
【００１６】
ロック機構４は、レバー１０を図１の実線位置に設定した際に、オープン状態とされてロータ６のキー孔６ａが開放され、レバー１０を矢印イの如く回動操作して二点鎖線の位置に設定した際に、シャッターでキー孔６ａが閉塞されると共に、ケーブル１１が引っ張られてホイールがロックされてロック状態に設定される。そして、このロック状態の解除は、本体９の側面に設けたキー挿入部１２のキー孔１２ａに、イグニッションキー７を差し込み所定方向に回転操作する手動操作と、後述するリモコン操作によって行われる。
【００１７】
このロック機構４と前記メインスイッチ３内に内蔵されたシートロック機構を作動させる電動駆動ユニット５は、次のように構成されている。すなわち、電動駆動ユニット５は、図５及び図６に示すように、複数に分割されたフレーム１３を有しており、このフレーム１３の一端側の開口部には正逆転可能なモータ１４がカバー１５で覆われた状態で配置されている。
【００１８】
モータ１４は、その回転軸１４ａが二重ギヤ１６に歯合し、この二重ギヤ１６はカムギヤ１７に歯合しており、またカムギヤ１７には、ロック機構４用のロッド１８とシートロック用のロッド１９がそれぞれ係合可能に配置されている。なお、二重ギヤ１６とカムギヤ１７は、フレーム１３に軸支されたシャフト２０、２１によってそれぞれ回転自在に支持されている。
【００１９】
前記ロッド１８は、その一端部にカムギヤ１７のカム部１７ａに係合し得る係合部１８ａが設けられると共に、長手方向に沿ってロックピン２２が係合する長孔１８ｂが形成されている。また、ロッド１８は、フレーム１３外に突出状態で設けられたスプリングピン１８ｃにロックバネ２３が係止されており、このロックバネ２３によって図５の矢印ロ方向に常時付勢されている。このロッド１８がカムギヤ１７の回転で矢印ロ方向に移動することによって、ロック機構４のロック状態が後述する如く解除される。
【００２０】
また、前記ロッド１９は、フレーム１３に設けられたシャフト２４に回転自在に軸支されると共に、その下部にはワイヤープーリ２６が同軸上に軸支されている。ワイヤープーリ２６は平面視略扇形状に形成され、その外周部にはシートロックワイヤー２７（図８参照）の一端部が係止される長孔２６ａが形成されると共に、メインスイッチワイヤー２８が係止される係止孔が形成されている。そして、ロッド１９はロッドバネ２９によって、また、ワイヤープーリ２６はプーリバネ３０によって、図５の矢印ハ方向（初期位置方向）に常時付勢されている。また、ロッド１９は、ワイヤープーリ２６と矢印ハ方向にのみ係合している。このロッド１９がカムギヤ１７のカム部１７ａに係合して所定方向に回動することによって、シートロック機構のロック状態が後述する如く解除される。
【００２１】
なお、ロック機構４のモータ１４は、コード３１を介してフレーム１３外に引き出されており、図２に示すように、コード３１の先端にはコネクタ３２が接続されている。そして、コネクタ３２がリモコン３３の信号を受信する制御盤３４に接続されることにより、リモコン操作でモータ１４が所定方向に回転するように構成されている。
【００２２】
また、電動駆動ユニット５のフレーム１３内には、カムギヤ１７の回転位置を検出するスイッチ３５（図６参照）が配設されており、このスイッチ３５の各端子も前記コード３１を介してコネクタ３２が接続されている。さらに、コード３１には、前記ロック機構４内の照明灯（図示せず）を点灯させるためのコード３７（図２参照）が結束されており、このコード３７の先端にもコネクタ３６が接続されている。
【００２３】
次に、このイグニッションスイッチ１の動作について説明する。先ず、ロック機構４のロック状態への設定は、レバー１０の操作でホイールロックをロック位置にすると共に、本体９内部のシャッターを回動させてロータ６のキー孔６ａを閉塞することによって行われる。そして、このロック機構４のロック状態の解除は、手動操作とリモコン操作で行うことができ、手動操作は、イグニッションキー７の回転操作で行われる。
【００２４】
つまり、イグニッションキー７をキー挿入部１２のキー孔１２ａに差し込み所定方向に回転操作すると、ロック機構４のシャッターに係合している図示しないロックバーが引っ込み、ロックバーに係合していたシャッターがケーブル１１で引っ張られて元の位置に復帰する。これにより、ロータ６のキー孔６ａが開放されると共に、シャッターに連結されているワイヤー１１の元位置への復帰で、ホイールロックがアンロック位置に設定され、ロック機構４がアンロック状態とされて車両が走行可能な状態になる。
【００２５】
一方、リモコン操作は次のようにして行われる。すなわち、リモコン３３のロック機構アンロック用の操作釦を押すと、対応した信号が制御盤３４に入力されて該制御盤３４からモータ１４に正転信号が出力される。モータ１４はこの正転信号で正転し、その回転軸１４ａの回転で互いに歯合している二重ギヤ１６も正転し、この二重ギヤ１６の回転で互いに歯合しているカムギヤ１７も正転する。このカムギヤ１７の正転で、図７（ａ）に示す初期位置にあったカム部１７ａが、反時計方向に回転して図７（ｂ）に示す位置となり、このカム部１７ａの回転に追従して、その係合部１８ａがカム部１７ａに係合しているロッド１８が、矢印ロ方向（図では右方向）に移動する。
【００２６】
そして、ロッド１８が移動すると、その長孔１８ｂの端部（図では左端部）に係合しているロックピン２２が同方向に引っ張られて移動し、ロックピン２２に係合している前記ロックバーが手動操作と同様に引き込まれ、ロックバーとシャッターの係合状態が解除されることにより、キー孔６ａが開放されると共にホイールロックがアンロック位置に設定されて、ロック機構４のロック状態が解除される。
【００２７】
なお、このリモコン操作によるロック機構４の解除の際において、モータ１４の正転時に、図８（ｃ）に示すように、カムギヤ１７のカム部１７ａがシートロック用のロッド１９先端に係合して該ロッド１９を矢印ニ方向に回動させようとする。しかし、このロッド１９は、ワイヤープーリ２６と矢印ハ方向（反矢印ニ方向）にのみ係合することから空回転してクラッチとなり、かつロッドバネ２９で初期位置に復帰した状態となることから、ロック機構４の解除がシートロック機構の状態に何等影響を与えることはない。また、モータ１４の正転方向（あるいは後述する逆転方向）の回転範囲の制御は、カムギヤ１７の回転位置がスイッチ３５で検出されることによって行われる。
【００２８】
以上がロック機構４の動作である。次に、シートロック機構の動作について説明する。シートロック機構のロック状態の解除は、イグニッシンキー７でロータ６をプッシュしないで反時計方向に回転させる手動操作によって行うことができる。一方、このシートロック機構のロック状態の解除をリモコン操作で行う場合は次のようにして行う。
【００２９】
すなわち、リモコン３３のシートロックオープン用の操作釦を押すと、対応した信号が制御盤３４に入力されて該制御盤３４から逆転信号がモータ１４に出力され、モータ１４はこの逆転信号で逆転し、これに追従して二重ギヤ１６及びカムギヤ１７も逆転する。そして、カムギヤ１７が図８（ａ）に示す位置から、逆転（図では時計方向に回転）すると、そのカム部１７ａがロッド１９を反時計方向に回動させ、これに追従してワイヤープーリ２６も同方向に回動する。
【００３０】
このワイヤープーリ２６の回動で、図８（ｂ）で示すように、シートロックワイヤー２７が矢印ホ方向に引っ張られ、シートロック機構がオープン（解除）される。なお、シートロック機構の解除におけるモータ１４の逆転時に、カムギヤ１７のカム部１７ａがロック装置４のロッド１８の係合部１８ａに係合して、図７（ｃ）に示すように、ロッド１８を矢印ヘ方向に所定距離移動させるが、この移動はロッド１８に設けられた長孔１８ｂの範囲内の移動となって空回転状態となり、モータ１４の逆転がロック機構４のロック状態に何等影響を与えることない。なお、シートロック機構のロック状態の解除は、イグニッションキー７の手動操作でメインスイッチワイヤー２８を引き、ワイヤープーリ２６を回動させることによっても行うことができる。
【００３１】
つまり、上記のイグニッションスイッチ１の場合、ロック機構４のロック状態の解除とシートロック機構のロック状態の解除をリモコン３３による遠隔操作と、従来と同様の手動操作の両操作で行え、かつ、ロック機構４のロック状態へのセットとシートロック機構のロック状態のセットは、従来と同様の手動操作によっても行われることになる。
【００３２】
このように、上記実施例のイグニッションスイッチ１によれば、ロータ６のキー孔６ａを閉塞すると共にホイールをロックするロック機構４のロック状態の解除と、シートロック機構のロック状態の解除をリモコン３３の遠隔操作で電動駆動ユニット５を作動させて自動的に行うことができるため、イグニッションキー７の差し込み回転操作が不要となり、盗難防止対策としての両機構の解除操作等の操作性を向上させることができる。また、ロック機構４やシートロック機構のロック状態の解除を従来と全く同様の手動操作でも行うことができることから、その操作性をより向上させることが可能になる。
【００３３】
また、電動駆動ユニット５のフレーム１３内に正逆転可能なモータ１４を配置し、このモータ１４の正転でロック機構４のロック状態を解除し、モータ１４の逆転でシートロック機構のロック状態を解除するように構成しているため、１台のモータ１４で２つの機構を作動させることができて、部品点数の削減によるコストダウンや電動駆動ユニット５の小型化と軽量化を図ることができ、結果として、安価でコンパクトなイグニッションスイッチ１を得ることが可能になる。
【００３４】
さらに、モータ１４の正転及び逆転が他の機構の解除動作に何等影響しないようにカムギヤ１７やロッド１８、１９等の形状が設定されると共に、カムギヤ１７の回転位置がスイッチ３５で検出されてモータ１４の回転範囲が制御されるため、ロック機構４やシートロック機構のロック状態の解除を確実かつ安定して行うことができる。また、電動駆動ユニット５がユニット化されているため、例えば既存のイグニッションスイッチ１のボディ２に、大きな変更を加えることなく容易に取り付けることができて、汎用性に優れた電動駆動ユニット５を得ることができる。
【００３５】
なお、上記各実施例における電動駆動ユニット５のボディ２への取付位置、電動駆動ユニット５自体の構成、モータ１４の回転方向、ロック機構４やシートロック機構の構成等は一例であって、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更することができる。
【００３６】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項１記載の発明によれば、イグニッションスイッチに、リモコンの遠隔操作でロック機構とシートロック機構のロック状態を解除させ得る電動駆動ユニットを一体的に設けているため、両機構のアンロック操作を一々手動操作で行う必要がなくなると共に、一つの電動駆動ユニットで両機構を解除できて、両機構の操作性を向上させることができる。また、ロック機構とシートロック機構のロック状態の解除が、電動駆動ユニットのモータの正転もしくは逆転によって行われるため、電動駆動ユニット内に一つのモータを配置すれば良く、電動駆動ユニット自体の構成が簡略されて安価な駆動装置を得ることができる。
【００３８】
また、請求項２記載の発明によれば、請求項１の発明の効果に加え、ロック機構のキー孔の開放とホイールの回転阻止解除が操作レバーによる手動操作でも行えると共に、シートロック機構の解除がキー操作でも行えることから、これらのロック状態の解除を従来と同様の操作で行うことができて、両機構の操作性をより向上させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係わる駆動装置を使用したイグニッションスイッチの一実施例を示す平面図
【図２】同その側面図
【図３】同その底面図
【図４】同図１のＡ矢視図
【図５】同電動駆動ユニットの横断面図
【図６】同その縦断面図
【図７】同電動駆動ユニットの動作説明図
【図８】同その他の動作説明図
【符号の説明】
１・・・・・・・イグニッションスイッチ
２・・・・・・・ボディ
３・・・・・・・メインスイッチ
４・・・・・・・ロック機構
５・・・・・・・電動駆動ユニット
６・・・・・・・ロータ
６ａ・・・・・・キー孔
７・・・・・・・イグニッションキー
９・・・・・・・本体
１０・・・・・・レバー
１１・・・・・・ケーブル
１３・・・・・・フレーム
１４・・・・・・モータ
１６・・・・・・二重ギヤ
１７・・・・・・カムギヤ
１７ａ・・・・・カム部
１８、１９・・・ロッド
２３・・・・・・ロッドバネ
２６・・・・・・ワイヤープーリ
２７・・・・・・シートロックワイヤー
２９・・・・・・ロッドバネ
３０・・・・・・プーリバネ
３３・・・・・・リモコン
３４・・・・・・制御盤
３５・・・・・・スイッチ[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a drive device for operating a motorcycle antitheft device, and more particularly, to drive a motorcycle antitheft device capable of remotely operating a lock mechanism and a seat lock mechanism for simultaneously locking a key hole and a wheel. Relates to the device.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as an antitheft device for a motorcycle, one disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-115842 is known. This anti-theft device is provided with a protective member that is movable between a protective position that covers the key hole of the ignition switch close to the ignition frame and an open position where the key hole can be inserted on the vehicle body frame side in the vicinity of the ignition switch. The key member is closed by the operation of stopping the protection member at the protection position with the operation lever, and for example, the rotation of the wheel is prohibited and the vehicle is brought into a locked state in which the vehicle cannot travel.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this anti-theft device, the key hole is opened by the protective member and the wheel unlocking operation is performed by inserting the ignition key into the key insertion portion provided on the side surface of the anti-theft device and manually inserting the key. Since the operation is performed by operation, the operability is inferior, and the operability is particularly inferior at night.
[0004]
In addition, in the case of a motorcycle, a seat lock mechanism that can open the seat is generally added to the ignition switch, but the seat opening operation by this seat lock mechanism is also performed by inserting the ignition key into the key hole of the ignition switch. It is performed by a manual operation that rotates in a predetermined direction.
[0005]
In other words, although the locking mechanism and the seat locking mechanism in the motorcycle are both arranged in the vicinity of the ignition switch, they are each manually operated by separate drive mechanisms, and are inferior in terms of operability. In recent years, when various lock functions related to key operations are added (multifunction) and operability is required to be improved, the improvement is desired.
[0006]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the invention according to claim 1 is that the lock mechanism for locking the keyhole and the wheel and the unlocking operation of the seat lock mechanism can be remotely operated. To provide a drive device for an antitheft device for a motorcycle that can improve operability, and to provide a drive device for an antitheft device for a motorcycle that can simplify the configuration of an electric drive unit by using a motor capable of forward and reverse rotation. It is in. The purpose of the invention according to claim 2, claim in addition to 1 Symbol mounting object of the invention, the locking mechanism and seat lock mechanism unlocked operating the manual operation can be operated with a motorcycle antitheft apparatus further can improve It is in providing the drive device of.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the invention according to claim 1 of the present invention is characterized in that the key hole of the rotor of the ignition switch is closed and the wheel can be locked, and the seat is opened in accordance with the rotation operation of the rotor. In a drive device for a motorcycle antitheft device having a seat lock mechanism that can be operated, the drive device is provided integrally with a body of the ignition switch, and the lock mechanism and the seat lock mechanism are driven by remote control of a remote controller. The electric drive unit can be released from the locked state, and the electric drive unit includes a motor that can be rotated forward and backward. The locked state of the lock mechanism or the seat lock mechanism is released .
[0008]
By configuring in this way, the key hole of the rotor is closed and the wheel is locked by the lock mechanism, so that, for example, the vehicle cannot run, and the motorcycle can be prevented from being stolen. Since the lock state of the lock mechanism and the seat lock mechanism is released by operating the electric drive unit provided integrally with the ignition switch by remote control of the remote controller, the release is manually operated one by one. It becomes unnecessary, and the lock mechanism and the seat lock mechanism can be released with one electric drive unit, so that the operability of both mechanisms is improved. In addition, since the unlocking state of the locking mechanism and the seat locking mechanism is performed by normal rotation or reverse rotation of the motor of the electric drive unit, a single motor may be arranged in the electric drive unit. Thus, an inexpensive drive device can be obtained.
[0010]
The invention according to claim 2 is characterized in that the lock mechanism and the seat lock mechanism can be manually operated, and the lock state can be released manually. With this configuration, the key hole of the lock mechanism and the wheel rotation prevention release can be manually operated by the operation lever, and the release operation of the seat lock mechanism can be performed by the key operation. Manual operation similar to the conventional one can also be performed, and the operability of the drive device is further improved.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 to 8 show an embodiment of a drive device according to the present invention. FIG. 1 is a plan view of an ignition switch using the drive device, FIG. 2 is a side view thereof, FIG. 3 is a bottom view thereof, FIG. 4 is a view taken in the direction of the arrow A in FIG. 1, FIG. 5 is a cross-sectional view of the electric drive unit, FIG. 6 is a vertical cross-sectional view thereof, and FIGS.
[0012]
1 to 4, the ignition switch 1 has a body 2, a main switch 3 in which a seat lock open mechanism is built in the body 2, and a lock on the head side of the body 2. A mechanism 4 is disposed, and an electric drive unit 5 is disposed on a side surface of the body 2.
[0013]
The main switch 3 has a rotor 6 rotatably disposed on the head side of the body 2, and an ignition key 7 is inserted into a key hole 6 a of the rotor 6 to rotate the main switch 3. The position a, the ON position b, and the lock position c are set. The contact of the main switch 3 is opened and closed by a rotation operation from the off position a to the on position b.
[0014]
In addition, the main switch 3 is operated by rotating from the off position a to the lock position c without pushing the ignition key 7, thereby opening the seat lock mechanism that is automatically locked by closing the seat ( Canceled) state. The opening operation of the seat lock mechanism is also performed by a remote control operation described later.
[0015]
The lock mechanism 4 has a main body 9 fixed to the head of the body 2 with a screw 8, and a shutter (not shown) that can open and close the key hole 6 a of the rotor 6 by operating the lever 10 in the main body 9. Has been placed. One end of a cable 11 is connected to the shutter, and the other end of the cable 11 is connected to a wheel lock (not shown).
[0016]
When the lever 10 is set to the solid line position in FIG. 1, the lock mechanism 4 is opened and the key hole 6a of the rotor 6 is opened. When the position is set, the key hole 6a is closed by the shutter, and the cable 11 is pulled to lock the wheel and set to the locked state. The unlocked state is released by a manual operation in which the ignition key 7 is inserted into the key hole 12a of the key insertion portion 12 provided on the side surface of the main body 9 and rotated in a predetermined direction, and a remote control operation to be described later.
[0017]
The electric drive unit 5 for operating the lock mechanism 4 and the seat lock mechanism built in the main switch 3 is configured as follows. That is, as shown in FIGS. 5 and 6, the electric drive unit 5 has a frame 13 that is divided into a plurality of parts, and a motor 14 that can be rotated forward and backward covers the opening on one end side of the frame 13. 15 in a state of being covered with 15.
[0018]
The rotating shaft 14a of the motor 14 meshes with a double gear 16, which meshes with a cam gear 17. The cam gear 17 includes a rod 18 for the lock mechanism 4 and a seat lock. The rods 19 are arranged to be engageable with each other. The double gear 16 and the cam gear 17 are rotatably supported by shafts 20 and 21 that are supported by the frame 13.
[0019]
One end of the rod 18 is provided with an engaging portion 18a that can be engaged with the cam portion 17a of the cam gear 17, and a long hole 18b with which the lock pin 22 is engaged is formed along the longitudinal direction. A lock spring 23 is engaged with a spring pin 18c provided in a protruding state outside the frame 13, and the rod 18 is constantly urged by the lock spring 23 in the direction indicated by the arrow B in FIG. As the rod 18 moves in the direction of the arrow B due to the rotation of the cam gear 17, the lock state of the lock mechanism 4 is released as will be described later.
[0020]
The rod 19 is rotatably supported on a shaft 24 provided on the frame 13, and a wire pulley 26 is coaxially supported on the lower portion thereof. The wire pulley 26 is formed in a substantially fan shape in plan view, and a long hole 26a for engaging one end of a seat lock wire 27 (see FIG. 8) is formed on the outer periphery of the wire pulley 26, and the main switch wire 28 is engaged. A locking hole to be stopped is formed. The rod 19 is constantly urged by a rod spring 29 and the wire pulley 26 is urged by a pulley spring 30 in the direction indicated by the arrow C in FIG. The rod 19 is engaged with the wire pulley 26 only in the direction of the arrow c. When the rod 19 engages with the cam portion 17a of the cam gear 17 and rotates in a predetermined direction, the locked state of the seat lock mechanism is released as described later.
[0021]
The motor 14 of the lock mechanism 4 is pulled out of the frame 13 via a cord 31 and a connector 32 is connected to the tip of the cord 31 as shown in FIG. When the connector 32 is connected to a control panel 34 that receives a signal from the remote controller 33, the motor 14 is configured to rotate in a predetermined direction by a remote controller operation.
[0022]
Further, a switch 35 (see FIG. 6) for detecting the rotational position of the cam gear 17 is disposed in the frame 13 of the electric drive unit 5, and each terminal of the switch 35 is also connected to the connector 32 via the cord 31. Is connected. Further, a cord 37 (see FIG. 2) for lighting an illuminating lamp (not shown) in the lock mechanism 4 is bound to the cord 31, and a connector 36 is also connected to the tip of the cord 37. ing.
[0023]
Next, the operation of the ignition switch 1 will be described. First, the lock mechanism 4 is set to the locked state by setting the wheel lock to the lock position by operating the lever 10 and rotating the shutter inside the main body 9 to close the key hole 6 a of the rotor 6. . The lock state of the lock mechanism 4 can be released by manual operation and remote control operation, and the manual operation is performed by rotating the ignition key 7.
[0024]
That is, when the ignition key 7 is inserted into the key hole 12a of the key insertion portion 12 and rotated in a predetermined direction, the lock bar (not shown) engaged with the shutter of the lock mechanism 4 is retracted, and the shutter engaged with the lock bar is retracted. Is pulled by the cable 11 to return to the original position. As a result, the key hole 6a of the rotor 6 is opened, the wheel lock is set to the unlock position by returning the wire 11 connected to the shutter to the original position, and the lock mechanism 4 is unlocked. The vehicle is ready to run.
[0025]
On the other hand, the remote control operation is performed as follows. That is, when an operation button for unlocking the lock mechanism of the remote controller 33 is pressed, a corresponding signal is input to the control panel 34 and a normal rotation signal is output from the control panel 34 to the motor 14. The motor 14 is rotated forward by this forward rotation signal, the double gear 16 meshed with each other by the rotation of the rotating shaft 14 a is also rotated forward, and the cam gear 17 meshed with each other by the rotation of the double gear 16. Also rotate forward. When the cam gear 17 rotates forward, the cam portion 17a that was at the initial position shown in FIG. 7A rotates counterclockwise to the position shown in FIG. 7B, and follows the rotation of the cam portion 17a. Then, the rod 18 whose engaging portion 18a is engaged with the cam portion 17a moves in the direction of arrow B (rightward in the figure).
[0026]
When the rod 18 moves, the lock pin 22 engaged with the end portion (the left end portion in the drawing) of the long hole 18b is pulled and moved in the same direction, and is engaged with the lock pin 22. When the lock bar is pulled in in the same manner as in the manual operation and the engagement state between the lock bar and the shutter is released, the key hole 6a is opened and the wheel lock is set to the unlock position, and the lock mechanism 4 is locked. The state is released.
[0027]
When the lock mechanism 4 is released by this remote control operation, the cam portion 17a of the cam gear 17 is engaged with the tip of the seat locking rod 19 as shown in FIG. Thus, the rod 19 is rotated in the direction of the arrow D. However, since the rod 19 is engaged with the wire pulley 26 only in the direction of the arrow C (counter arrow D direction), the rod 19 rotates idly to become a clutch, and the rod spring 29 returns to the initial position, so that the lock The release of the mechanism 4 does not affect the state of the seat lock mechanism. The rotation range of the motor 14 in the forward rotation direction (or the reverse rotation direction to be described later) is controlled by detecting the rotation position of the cam gear 17 with the switch 35.
[0028]
The above is the operation of the lock mechanism 4. Next, the operation of the seat lock mechanism will be described. The lock state of the seat lock mechanism can be released by a manual operation in which the rotor 6 is rotated counterclockwise without being pushed by the ignition key 7. On the other hand, when the lock state of the seat lock mechanism is released by remote control operation, it is performed as follows.
[0029]
That is, when the operation button for opening the seat lock of the remote controller 33 is pressed, a corresponding signal is input to the control panel 34, and a reverse rotation signal is output from the control panel 34 to the motor 14, and the motor 14 is reversely rotated by this reverse rotation signal. Following this, the double gear 16 and the cam gear 17 are also reversed. Then, when the cam gear 17 is reversely rotated (clockwise in the figure) from the position shown in FIG. 8 (a), the cam portion 17a rotates the rod 19 counterclockwise and follows this to follow the wire pulley 26. Also rotate in the same direction.
[0030]
With this rotation of the wire pulley 26, as shown in FIG. 8B, the seat lock wire 27 is pulled in the direction of the arrow E, and the seat lock mechanism is opened (released). Note that when the motor 14 is reversely rotated when the seat lock mechanism is released, the cam portion 17a of the cam gear 17 engages with the engaging portion 18a of the rod 18 of the locking device 4, and as shown in FIG. Is moved by a predetermined distance in the direction of the arrow, but this movement is within the range of the long hole 18 b provided in the rod 18, resulting in an idling state, and the reverse rotation of the motor 14 has no effect on the locking state of the locking mechanism 4. Never give. Note that the locked state of the seat lock mechanism can also be released by pulling the main switch wire 28 by manual operation of the ignition key 7 and rotating the wire pulley 26.
[0031]
That is, in the case of the ignition switch 1 described above, the lock mechanism 4 can be unlocked and the seat lock mechanism can be unlocked by both remote control by the remote controller 33 and manual operation similar to the conventional one, The setting of the mechanism 4 to the locked state and the setting of the locked state of the seat lock mechanism are also performed by a manual operation similar to the conventional one.
[0032]
Thus, according to the ignition switch 1 of the above-described embodiment, the remote control 33 cancels the lock state of the lock mechanism 4 that closes the key hole 6a of the rotor 6 and locks the wheel, and releases the lock state of the seat lock mechanism. Since the electric drive unit 5 can be automatically operated by remote control, the insertion / rotation operation of the ignition key 7 becomes unnecessary, and the operability such as the release operation of both mechanisms as an antitheft measure is improved. Can do. Further, since the lock state of the lock mechanism 4 and the seat lock mechanism can be released by the same manual operation as the conventional one, the operability can be further improved.
[0033]
Further, a motor 14 capable of forward / reverse rotation is disposed in the frame 13 of the electric drive unit 5, the lock state of the lock mechanism 4 is released by the forward rotation of the motor 14, and the lock state of the seat lock mechanism is changed by the reverse rotation of the motor 14. Since it is configured to be released, the two mechanisms can be operated by one motor 14, the cost can be reduced by reducing the number of parts, and the electric drive unit 5 can be reduced in size and weight. As a result, an inexpensive and compact ignition switch 1 can be obtained.
[0034]
Further, the shapes of the cam gear 17 and the rods 18 and 19 are set so that the normal rotation and reverse rotation of the motor 14 do not affect the releasing operation of other mechanisms, and the rotational position of the cam gear 17 is detected by the switch 35. Since the rotation range of the motor 14 is controlled, the lock state of the lock mechanism 4 and the seat lock mechanism can be reliably and stably released. Further, since the electric drive unit 5 is unitized, for example, the electric drive unit 5 that can be easily attached to the body 2 of the existing ignition switch 1 without making a large change and has excellent versatility is obtained. be able to.
[0035]
It should be noted that the mounting position of the electric drive unit 5 on the body 2, the configuration of the electric drive unit 5 itself, the rotation direction of the motor 14, the configuration of the lock mechanism 4 and the seat lock mechanism, etc. are examples. Various modifications can be made without departing from the scope of the invention.
[0036]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the first aspect of the present invention, the ignition switch is integrally provided with the electric drive unit that can release the lock state of the lock mechanism and the seat lock mechanism by remote control of the remote controller. In addition, it is not necessary to manually perform the unlocking operation of both mechanisms one by one, and both mechanisms can be released by one electric drive unit, and the operability of both mechanisms can be improved. In addition, since the unlocking state of the lock mechanism and the seat lock mechanism is performed by normal rotation or reverse rotation of the motor of the electric drive unit, it is only necessary to arrange one motor in the electric drive unit, and the configuration of the electric drive unit itself Thus, an inexpensive drive device can be obtained.
[0038]
According to the second aspect of the invention, in addition to the effect of the first aspect of the invention, the key hole of the lock mechanism and the rotation prevention of the wheel can be released by manual operation with the operation lever, and the release of the seat lock mechanism. Therefore, the lock state can be released by the same operation as in the prior art, and the operability of both mechanisms can be further improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing an embodiment of an ignition switch using a driving apparatus according to the present invention. FIG. 2 is a side view thereof. FIG. 3 is a bottom view thereof. FIG. 5 is a cross-sectional view of the electric drive unit. FIG. 6 is a longitudinal cross-sectional view of the electric drive unit. FIG. 7 is an operation explanatory view of the electric drive unit.
1 ... Ignition switch 2 ... Body 3 ... Main switch 4 ... Lock mechanism 5 ... Electric drive unit 6 .... Rotor 6a ... Key hole 7 ... Ignition key 9 ... Main body 10 ... Lever 11 ... ..Cable 13 ... Frame 14 ... Motor 16 ... Double gear 17 ... Cam gear 17a ... Cam parts 18, 19 ... · Rod 23 · · · Rod spring 26 · · · Wire pulley 27 · · · Seat lock wire 29 · · · Rod spring 30 · · · Pulley spring 33 · · · ..Remote control 34 ... Control panel 35 ... Switch

Claims

In a drive device for a motorcycle antitheft device comprising a lock mechanism capable of closing a key hole of a rotor of an ignition switch and locking a wheel, and a seat lock mechanism capable of opening a seat in accordance with a rotation operation of the rotor,
The drive device is provided integrally with the body of the ignition switch, and is formed of an electric drive unit that can drive the lock mechanism and the seat lock mechanism by remote control of a remote controller to release the lock state. The electric drive unit has a motor that can be rotated forward and backward, and the locked state of the lock mechanism or the seat lock mechanism is released when the motor is rotated forward or backward by remote control operation. Drive device for anti-theft device for motorcycles.

2. The antitheft device for a motorcycle according to claim 1, wherein the lock mechanism and the seat lock mechanism can be operated by a manual operation and can be released by a manual operation. Drive device.